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近頃、Lisaの睡眠パターンが確立してきており、授乳は朝方に一度のみとなってきた。それに伴い、母乳量が増えているのか、母乳パットが一度の授乳でびしょびしょ。授乳毎に交換しなければならないので、使い捨てのパットから洗濯して使い回しが何度もできるコットンパットを購入。また、一度の排泄量が増し、紙オムツの使用回数が増えてきたのと、中国の義父母から山のような布オムツが送られてきた事もあり、布オムツへ変更。そういうわけで、母は、目下”洗濯ばあさん”と化している。さて、そんな時にあったある夜のできごと。←かなりつまらん話Lisaの最初の寝かしつけに少々時間がとられ、寝られずにいた私の横で、セイはグーグーお休みモード。と、そのとき、セイがムクっと顔を上げ、何やらわけの分からないことを話しかけてきた。セイ: もう、パッキングは済んだの?私: パッキングって…、私たち、どこかに行くの?セイ: 山に行くんだよ。私: ああ、山って中国の山にいくの?…この時点では、まだ、セイが冗談でパッキングやなんやと言っているものだと思い込んでいた私は、ジョークめかして”中国の山?”と聞いてみたのだが…セイは、まじめな顔で続けたのだった。セイ: 違うよ。ここの(イギリスの)山だよ。私: …そして、何言ってんねん、コイツ…、と言おうと思った瞬間、ぐおぉぉぉぉぉ~と、またセイがゴジラ顔負けのイビキを掻きだしたのだった。前回同様その場に一人取り残された私は、あっけにとられてものも言えない状態。次の日、セイに確かめてみると、予想通り何も覚えていなかった。昔何かのテレビシリーズで”寝言”についての研究がなされていたが、寝言を言っている人に本当は話しかけてはいけないらしい。なぜかというと、寝言を言っている本人がそれに受け答えすることは、膨大なエネルギーを使うことになるからだそうだ。そうとは知っていても、やめられないセイとの寝言会話。次回は、どんな話題が飛び出してくるのか… I can’t wait!
2004.05.31
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妊娠前、妊娠期間を通して、ほぼ土日はパブに行ってパブランチを食べていた私たち。イギリスの食事は、まずいことで有名だが、パブの食事は唯一例外と言える。パスタ類からサンドイッチ、ハンバーガー、ジャックポテトにカレーなどなど、バラエティーにも富んでおりボリュームも豊富、そして値段もお手ごろだ。さて、出産後はLisaのお世話に子育てビンボーも助けて、パブに行く機会には恵まれなかったのだが、先日パブ日和が訪れた。-たまたまオックスフォードの友人がLisaを見に遊びに来てくれたので、パブランチを食べに行こうということになったのだ。タウンセンターには、パブが大体3,4あるが、私たちがいつも行くのは全国チェーンのYATE's。ここは、なかなかモダンで中も広く居心地抜群なのだ。パブに入ると、遊びに来てくれたユンとともに、二階に上がりオーダーを決める。セイはハムエッグ、私はパスタ、そしてユンはカレー。オーダーを決めると、一階のカウンターに行き、テーブルナンバーを伝えてオーダーする。さて、私とセイが一階に注文しにカウンターに近づくと、店員の女の子たち3人が私たちをジロジロと見ている。チラっと見る、という感じではなく、本当に”ジロジロ”と見ているのだ。と、そのとき、店員の一人が話しかけてきた。「What do you have?」かなり離れたところからオーダーを聞いてくるんだなぁと思いつつ、「ハムエッグと~…」と、言ったところで、彼女たちはゲラゲラ笑い出した。「No,no. You're not pregnant anymore, are you?」…なんと、彼女たちは、妊娠時代に常連だった私のへこんだおなかを見て、男の子か女の子か、どちらだったのかという意味で、”What do you have?" と聞いてきたのだ。それを"ハムエッグ"と答えてしまったものだから、こちらもおかしくて、ゲラゲラ笑い出してしまった。まさか、彼女たちまで私が妊娠していたことを覚えているとは思ってもいなかった。今度は、Lisaを連れてPUBに来ますよ~、とフレンドリーな彼女たちに告げて、その後、おいしいパブランチを楽しんだ。
2004.05.24
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Lisaは、この世に生を受けて、早5週間が経とうとしている。この時期の赤ちゃんはめまぐるしい変化を遂げると一般に言われているが、Lisaも例外ではなく、まさに七変化とも言わんばかりの変化を遂げた。今日は、その変化を追っていきたいと思う。生後1日。”赤ちゃん”と言うだけのことはあって、生まれたてのLisaは赤かった。出産という大イベントを終えたばかりで、まだ顔全体が腫れており、体も細い。体重、2650g。取り柄は4つ。-「泣く」「ミルクを飲む」「寝る」「排泄する」…要するに、基本的欲求のみ、であった。手は不随意に動いており、爪による傷が体中に付いていた。生後2週間。顔にすこし変化がみられ、腫れが引いてほっそりとした面持ち。体はまだ細い。体重、2950g。手の不随意の動きはまだ変わらず、手袋をはめたことによって引っかき傷はなくなった。相変わらず、基本的欲求中心の生活だが、目の焦点が少し定まってきたか。夜鳴きが減り、夜間の睡眠時間が少しずつ増えてきた。生後3週間。体重が少しずつ増え始め、ふっくらしてきている。母乳は3から4時間ごと。大きな変化は、オナラとうOこを分けてできるようになったこと!生後4週間。このころになると、体重はほぼ3500g、肥満傾向+++体幹から四肢、そして顔もふっくらと赤ちゃんらしくなってきている。私と母の声を聞き分けている様子で、私の声を聞くと泣いておっぱいをほしがるようになる。また、今までは泣いていてもチマメ(人工乳首)で対処できていたが、空腹時はチマメで騙せなくなってきた。直視、そして、追視ができるようになった。生後5週間。4週間目と比べても、夜の睡眠時間が格段に増え、授乳の休止が入る事を除けば夜間だけで8時間は寝ている(授乳も夜間1度のみ)。それと同時に、昼間に起きている時間が増えた。また、”あ~”、”う~”、とおしゃべりをするようになり、時々笑うようになった。布オムツの使用を開始。ほぼ1,2時間ごとに交換が必要なので、夜間のみ紙おむつを使用することにした。そうやって、Lisaはこの5週間を駆け抜けた。変化が多いこの時期だからこそ、忙しさの中にも母親として一つ一つの彼女の変化に気づき、喜びを分かち合っていきたい。そして、彼女を授かった感動をいつも心に留めておけるように…。
2004.05.23
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うちの母は、大ボケだ。あまりの大ボケぶりに、本当に老人ボケにでもなったのかと心配になることもしばしば…。今回の母の渡英は、もちろん産前産後の子守ヘルプがメインだが、それに加えて「英語」を勉強したいという兼ねてからの思いもあり、留学生気分もちょっと(かなり?)混じっている。日本からはしっかり英語学習ドリルを持参、眠前にはお経のように階下から母のドリルを音読する声が響く毎日だ。しかも、彼女はこの環境を最大限に利用しようと、事あるごとに、「英語で話してよ!」と私に言ってくる。その割りに、私が渋々「じゃあ…」、と英語で話し出すと、「それ、どういう意味?」と、日本語で聞いてくる。…それじゃ私が英語で話してる意味ないじゃん…##そういうわけで、3センテンスも続かないうちに、結局日本語に戻ってしまうのだ。まあ、そうは言っても母も何とか工夫して固くなった頭に少しでも単語を詰め込もうと必死。親しみやすい日本語の単語を宛がえたりして、日々頭に叩き込んでいる。さて、それが起こったのは、ある朝、母がセイを見送ったあと。母がセイを駅までお見送りに行くのが日々の日課になっているのだが、母も何とか英語で会話をしようと話題探しに必死だ。そこで、私の車のフロントのディスプレイには外気温が表示されているので、気温の話をしたい、と思ったらしい母は、セイを送って帰ってきた後に私に質問してきた。母: 「レイ、”気温”って英語で何ていうの?」私: 「テンプラチャー(TEMPERATURE)だよ」母: 「長いなぁ~。なんか、いい覚え方ないかなぁ…。そうや、”テンプラちゃん”って覚えたらいいやん。簡単やん」私: 「…」母: 「これで、カンペキや。」私: 「…勝手にどうぞ」さて次の日、案の定、セイを車で送って帰ってきた母が、「気温って、なんやったっけ?」と、再度聞いてきた。私は、ほら、もう忘れてるやん、とツッコミを入れる一秒前。ところが、そのとき…母: 「あ!思い出した!”テンプラらんち”や、てんぷららんち!」私は、ちびまるこちゃんの青筋顔さながら、「お母さん…ちがう。”テンプラちゃん”でしょうが。なんで、”てんぷららんち”になるん…」私はあまりにもおかしくて、言い終わる前にふき出さずにはいられない。母も自分の大ボケぶりに、ふき出し、二人でしばらく笑いが止まらなかった。次の日。意を決して、「テンプラちゃん(テンプラチャー)」の話題を行きの車の中でしようと思った母だったが、前日、私がセイに上記の笑い話をすでにしていたものだから、「お母さん、”テンプラちゃん”じゃなくて、”てんぷらランチ”でしょ?」とセイに言われてしまい、返す言葉がなかったらしい。帰ってきて、二人で再度大笑いするハメになったのは、言うまでもない。この母のボケボケぶりは、どこまでエスカレートするだろうか。第二弾に期待せずにはいられない。
2004.05.16
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赤ちゃんの沐浴は子育ての中でも特に楽しいひとときだ-ただし、アレさえ起こらなければ。DAY 1アレが起こったのは、昨日。ナースの友人と電話で会話したちょうど後だった。友人:「赤ちゃんの沐浴中にアレ起こったことある?」麗秋:「アレって…もしかして…」友人:「そう、赤ちゃんよくするからね」麗秋:「アレは、幸いながら、まだないわ~。昨日、小さいほうされたけど。ほら、うちのLisaは、お行儀がいいから~」そんな会話の後、沐浴態勢に入った。ところで、うちのプリンセスは、機嫌が悪いと何をするのも大変。沐浴なんて、できたもんじゃない。そういうわけで、いつもプリンセスのご機嫌タイムを狙って沐浴をするのだが、その日もご機嫌ムードのおちょぼ口(←なぜか、ご機嫌モードになるとおちょぼ口になる)。ふむ、いい調子、いい調子。顔→頭→体、と順調にいつもどおりの楽しい沐浴時間が過ぎ去り、最後の差し湯の時間。Lisaの頭とおしりをしっかり持って脇に寄せる。と、そのとき…×○△▼◎▽■!!!←アレの音その凄まじい噴射音とともにアレ(しかも、この時期の赤ちゃんのアレは、固体ではない…)が湯船一面に広がった ― ご想像通り、プリンセスのお尻を支えていた私の右手はまともに被害を食らい、苦労してきれいに仕上げたプリンセスの体もアレだらけ、そして、黄色いアレの破片が湯船全体をぷかぷかと浮遊しているという、まさに惨状が目の前に広がっていた…。私は、あまりの惨状にパニクりながら、「早く、早く、お湯からあげないと!」と、大焦りするも、幸いにも差し湯中でまったく被害に遭わなかった母は、「もう、いいやん。そのまま漬けとき。せっかく差し湯したばっかりやし」と、まるで他人事。そういうわけで、結局プリンセスはアレと共に湯上げされたのだった…。DAY 2そして、今日。いつもどおりにご機嫌タイムを狙って、楽しい、楽しい沐浴~♪…のはずが。1度あることは、2度ある、というが、まさか、二日連続の惨劇を見るとは予想だにしなかった。そう。まさに、デ・ジャ・ヴとでも言わんばかりの、昨日と全く同じタイミング、同じ光景が差し湯直後の湯船に起きていた。…そして、私の右手も昨日同様の被害を被っていた…。「2度あることは、3度ある」、と言うが…、さて、今日の楽しい(?)沐浴は、どうなるでしょうか。こうご期待あれ。
2004.05.14
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Lisaはとうとう3Weeks Oldになった。生活は相変わらず、プリンセスのわがまま・気まま生活に付き合う付き人状態が続いている。さて、昨夜は、疲れがピークに達した日。(←まだ、これからピークの限界は塗り替えられていくだろうけど…)夜の10時から寝かし付けに明け暮れること3時間。(最初の1時間半は母に助けてもらってはいたが…)…原因の一つは、セイのイビキ。Lisaがうとうと~っとしかけても、セイのイビキで直ぐに目覚めてしまうのだ。仕方ないと分かっていても…う、う、うるしゃ~い!!!せっかく、Lisaが寝たのにぃ!!!と、何度叫びたくなったか…ちなみに、あまりにイビキ音が限界に達すると足蹴りを加えるものの、一瞬止まってまたぐおぉぉぉ~っと始まってしまう…##疲れも助けて、あぁ、限界や…、と思いかけた1時過ぎ、ようやくLisaが深い眠りに入った。揺らしても起きない。よし!絶好のチャンス!とばかり、ベビーベッドにプリンセスおいたその瞬間…ピーピー・ピ・ピ・ピーピー・ピ・ピ…と、セイの携帯の「ミッションインポッシブル」のテーマが高らかに、静寂を打ち破った。「!!!!」そして、その携帯音で努力の末よ~う~や~く熟眠に入っていたプリンセスが目覚めて泣き出した…。私は、その鳴き声を聞きながら、疲れの限界も助け、キレる一秒前。中国語で何やら話しているセイをジロリと睨みつけ、彼が話し終わった瞬間、怒りが爆発した。私:「せっかく、ようやく寝かしつけたのに!!あんたの友達は一体今何時やと思ってんのよ!!」(←なぜか、関西弁の訳)セイ:「友達やないって。クライエントや」私:「常識がないにもほどがある!!!」確かに、セイのクライエントの何人かは、中華レストランなどで働いていて、終るのは深夜。今までもこういう時間に電話が掛かってきたことがなかったわけではない。でも、今夜に限って、タイミングが悪すぎた。泣き叫び出したLisaをベッドから抱き上げながら、やっとのこと怒りを抑えて、またLisaの寝かせ付けに入った私に向かって、「まだ、お腹空いてるんちゃう?もっとお乳あげたらどうや?」と、セイが後ろから言ってくる。これまでの経験から、Lisaが十分過ぎるくらいお乳を飲んでいることは明らかだった。もちろん、寝ていたセイには知る由もない。「十分飲んでるんやから。飲ませたら、またゲップ出しからしないかんし、その後しばらく座らせておかんといかんし」と、反論するも、私の焦りも助けてか、あやしてもあやしてもLisaはさらに泣き声をあげるばかり。セイ:「お腹空いてるんやって。どうして、腹いっぱいって分かるんや!」私:「寝てて、全然知らんくせに!だいたい、セイのイビキでLisaが全然寝えへんかったんやから!」そう。それは、セイのせいではない、と分かっていた。セイが前日の仕事で相当疲れていることも知っていた(そういう時は、特にイビキってかいてしまうもの)。でも、言わずにはいられなかった。そして、言ってしまった後、自分への情けなさと後悔の念、そして疲労感からとうとう涙がぽろぽろとこぼれてきた。「お乳あげたら、僕が寝かしつけるから。レイ、疲れてるんやって。休んだ方がいいよ」そんなセイの労わりの声に、さらに情けなさが増して、しばらく涙が止まらなかった。結局、そのあとの授乳後、セイの努力でLisaは深い眠りに入り、私もしばしの眠りにつけた。朝方には、母がLisaの子守を引き継いでくれた。子育てって、本当に大変。だから、自分の思い通りに行かなくても、マイペースで、時には家族におんぶに抱っこになっていいと思う。昨夜は、本当にしんどかったけど、家族のありがたさを感じた夜でもあった。
2004.05.08
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最近、日記をさぼりがち…。というか、言い訳をすると、プリンセスのお世話に生活の調子が狂いまくり、一日中睡魔と闘っている状態なのだ。特に、夜の授乳は気が付くとLisaを抱いたまま熟睡モードに入っているときも…←かなり危険本当に、子育ては思った以上に大変…。←今さら実感さて、先週は、助産師のクリスに変わって、地域保健師のアニーが家庭訪問に来てくれた。彼女は、ウエーリッシュ(ウエールズ人)のすごくフレンドリーな細身(珍しい!)の保健師さんで、Lisaのレッドブック(日本の母子手帳のようなもの)を手渡してくれた。Lisaの体重は、2960gと着実に増加、もうすぐ3キロ突破も夢ではない。というわけで確実に重力を増しているプリンセス。ちなみに、彼女の体重増加に伴って、母の腰痛が再発傾向にある←一難去ってまた一難…ところで、プリンセスの体重グラフと相反するように、私の体重は(かなり)ゆる~いカーブながら減少傾向にある。妊娠期間中に+15キロという増加を見たわりに、Lisaは出生時2.6キロしかなかったため、出産後、依然+10キロにかなりのショックを受けたが(一体どこに10キロも付いたのやら…)、幸いにも母乳育児を選択したため、体から出て行くカロリーは一日500kcal。つまり、普段どおり食べていてもカロリーオーバーにはならないのだ。わっはっは。←と、調子に乗って食べていると後で痛い目を見る…そういうわけで、楽しく眠い育児生活は続いていくのであった…
2004.05.04
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