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Feb 19, 2010

火曜日に彼から例のメールが届き

昨日の木曜日

仕事の終わりごろに彼に手紙を書き
会えるかどうかも分からないまま、彼の家まで行きました

結論から言うと、彼には会えませんでした
私が家に帰るための終電は23:54
そのぎりぎりまで家の前にいたのですが帰ってきませんでした

今の時期、職業柄とても忙しく

もうそれについてとやかく言うつもりはない

毎日毎日こんな時間に帰宅しながら私の相手をしてくれていたのね

電話は拒否されている
メールは必要なことしか返ってこない（荷物を送る件とか）
でも読んでいるか分からないし、どうしても少ない文字の中では
攻撃的に読めてしまうような気がして
紙の手紙を書いて、ポストに挟んできました。

お人好しだとか、馬鹿だといわれるかもしれないけれど

何億人いる中で出会った人
8ヶ月という時間を最高に楽しいものにしてくれた人
風邪を引いたらご飯を作ってくれた人

彼がこの決断をしたことに対して、もう責めたくはなく
どうしてもお礼を言いたかった

同じ地域にいたらまた偶然でも会えるかもしれないけど
遠い遠い地へ行ってしまう彼に、もう一度会える確立はとても低い
できたらもう一度会いたいとは書いてきたけれど

悲しいけれど
すごく悲しいけど
今までの関係が嘘でないなら、彼も同じ気持ちなのだろう
そう思いたい

2月7日、彼が最後に家に来てくれたとき
『お昼ごはんと夕ご飯を作ってあげるから、食べたいもの教えて』
と朝メールが届き、お昼はカレー、夜は鶏鍋を作ってくれた

そのときにはもう何となく感じていたので聞いた
『私と付き合っていて我慢していることって何？』

『お前は何でそんな難しいことを聞くんだよ』と
今までに見たことのない表情
悲しいのか怒ったのかみたいな顔をして
ギューッと抱きしめられた

今考えると、それが彼の答えだったんだ

自分の気持ちを伝えたら落ち着いてきた
でもなかなかしっかり眠れないし食事もできない
うっかりすると涙が出そう

ネクタイは弟に送りました
昨日届いたみたいで、今朝メールが来た
『すげぇ綺麗なネクタイだね。ありがとう』
と書いてあった
そりゃそうさ、大好きな彼に送るはずだったのだから
弟もこのネクタイの意味は知っているのでそれ以上は何も言わないけれど

仕事が終わって19：30から23：40まで
彼の家の前にずっと立っていました
体の心まで冷えてとても寒かった
でも・・・時間が過ぎるのがとても早かった
あと30分しかないんだ。。。って最後にはため息まで出た

彼の終電はそこから1時間後
そこまでいたところで、きっといい結果にはならないと思ったから
もう諦めて帰ってきました

私の頭の中では槇原敬之の『花水木』がずっとずっと流れている

もし神様がいるのなら、もう一度だけでいいから彼に会わせてください

最後のデートも
同じ場所で待ち合わせよう
花水木の通りの終り
線路沿いの空地でハザード出してるよ
何かを見つけた
子供のよに指をさして
こいのぼりのようだと言ってた
ペインターをぼくは選んではいた

5月でまた1つ年をとり
大人になった気分でいたけど
愛してる人に愛してることを
伝えきれないようじゃ
まだまだだめかもしれない

君の幸せを
はかれるものがもしあったなら
世界中のどこでも
僕はまだきっと探しに行く

2人でどこかへ
行くことに慣れてきても
すぐに車に乗りこまないで
運転席の僕を確かめにきていた
気がつけば今も
窓をあけてずっと待ってる
しばらくはまだ君がのこした
小さなくせで思いだすかも

うれしそうに笑う君の顔が
いつでも僕の自慢だったけど
さよなら言うことに迷いつづけて
つかれてるのに笑ってくれた
君は僕の誇り

最後のデートも
同じ場所で待ち合わせよう
新しい地図を君にあげるよ
今日が最後のナビゲイター

花水木の通りの終り
線路沿いの空地でハザード出してるよ

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