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全日本大会が終わり、10日余りが経った。 結果は周知の通りである。外人も日本人もない。大きいも小さいもない。稽古をした者が勝つのである。ただひたすら、人の何倍もの稽古をした者が勝つのである。 26日は、大山総裁の命日である。その大山総裁がいつも言っていた言葉である。 私は、大山総裁から、組手に関して事細かく指導を受けた事はない。ただひたすら、稽古に専念出来る環境を作ってもらったのである。ある日、大山総裁の機嫌の良い時に、「どうしたら組手が強くなりますか」と聞いたら、急に風向きが変わり、「そんな事は自分で考えろ」と言われた。それは、後になってみると、弟子を一人前にしてやりたいのだと思った。自身で考え、自身で試して、自身の組手を作り上げなさい、という事が分かった。 型に関しても、一つの型は3千回と常に言っていた。自分の肌で心で、体で、修得しなさいという意味が、後になって分かった。人が作った型でも、3千回やると自分の型になると、常に言っていた。 こんな私でも、良い所は師の言った言葉を迷い無く心に刻み込む所である。それが今になって、本当に良かったと思っている。師弟の関係は一時的のものでなく、師が亡くなっても教えがある限り、生涯に亘るものなのである。 私が入門した時、大山総裁は45才。まだ、組織の長になる前の、空手家大山倍達である。呼び名も、先生、館長、総裁と変わっていった。私の心の中には、空手家大山倍達と、極真会館総裁大山倍達と、二人の大山倍達がいるのである。どちらも私の師である。どちらも大好きである。しかし、私の心の中に刻み込まれた多くの言葉は、私が白帯の時から黒帯にかけて、即ち、空手家大山倍達の言葉である。 「千人か二千人の弟子はいらない。一人強いのがいればよい」。白帯の時の私は、この言葉に燃えたものである。 あれから48年になろうとしている。あの時の風景も、大山先生の顔も、はっきり覚えている。 追伸 今、大切な弟子が熊本地震によって大変な目に遭っている。無力な私は、ここから一日も早い復旧を祈るしかない。
2016.04.28

デンマーク指導遠征・第1回世界総極真欧州会議 3月31日~4月4日 長谷川範士・大石範士(随行:柴田師範、高橋師範、門馬師範、橘師範)がデンマークに指導遠征されると共に、第1回の世界総極真欧州会議に出席されました。デンマークのブーツ師範・オランダのルオール師範を始め、欧州各国の責任者や重鎮が顔を揃え、来る世界大会に向けてや今後の事について、長時間に亘るディスカッションが連日行われました。また、大石範士による基本と型、長谷川範士による組手技術のセミナーも、連日行われました。 ↑各国のオフィシャルスーツで会議に(ブーツ師範の道場にて) ↑ブーツ師範の開会の挨拶 ↑セミナーにて、型・三戦を披露される大石範士 ブーツ師範(左端)、ルオール師範(右端)
2016.04.08
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