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さすがに普通の日本人も公的負債の巨大さに恐れをなしたのか、安倍政権の緊縮財政を支持しているようですね。GDP比率を悪化させないという事で、このまま低金利とセットでだらだら行きそうです。まあ、これで地方の土建屋以外は一安心というところですが、米国経済の崩壊もちょっと先だし、変化のほしい投資家にはちょっと退屈な日が続きそうです。こういう変化に乏しい時は落ち着いて長期予想するのが良いですね。というか長期的にぼちぼち何を買って行くか、ですね。公的債務は封じ込めたと言っても無くなったわけではないし、不動産・為替がどうなるか、円を離れて金・外貨か、十分に重い課題ですね。しかし、私はこの負債の封じ込めには、将来インフレで負債自身を目減りさせようという暗黙の了解を感じます。プライマリーバランスが達成された時、将来の政府はインフレを許容するのでしょうね。とすれば皺寄せは年金生活者という事です。本当に昭和20年代産まれは受難の世代です。まあ、能力も無いのにエスカレーターで出世した時にポジティブな部分を喰ってしまったのでそのツケを払う、そんなところでしょうか。努力して、能力をたかめた人が報われる、本当にフェアーな良い時代になりました。
Sep 28, 2006
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大学生の時、父にお金を使う事しか考えていないと言われてそれ以外に考える事が有るのかわからなかったのを覚えています。お金が無い時はお金を使う事ばかり考え、お金が有ると増やす事を考えるようになる、そんな気がします。労働の対価としての賃金は増やそうと思ってもすぐにそう増えるものではありません。貯蓄にしたところで、おそろしく気の長い話です。しかし、余裕資金の有る人は増やそうと思わないでも増えて来ます。例えば円からの逃避で2ヶ月前外貨に変えたNZDなど1割近くも増えてしまいました。短期的な差益を目的にしないのにこんな事が起こるのです。秋の夜長のFXなんて広告が出ていますが、FXに夜長は要りません。趣味と実益で数ヶ月の大きな波で売買すれば毎日チャートを5分見て数ヶ月に10分しかかかりません。もちろん暴落リスクはあるわけですが、そこは何かに使ったお金か娯楽費と思う割り切りは必要でしょう。ただ、こうやってあまりに簡単にお金がお金を生むのに慣れると労働が馬鹿馬鹿しくなってくる気持ちには気を付けなければいけません。こんな事で生活自身を崩壊させては元も子もありません。FXなどある程度の知力が必要ですが、知力の有る人が知力を使わないのは宝の持ち腐れでしょう。ローソク足・ストキャス・ボリンジャーバンド理解するのに1時間もかかりません。競争優位な能力を使う、現在の社会で勝つ為には重要な事です。知力の有る人が無い人と同じようにくだらないTVを見ていてはいけません。能力を使って競争に勝つ、こうやって得意なところで淡々と勝てば人生はもっと面白くなってくるはずです。楽しまないで何が人生。こう言われた高僧がおられましたね。
Sep 27, 2006
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本田さんのユダヤ大富豪の話にどうせ使わないのだから貯金通帳に0を4つ書けば億万長者の気持ちになるよ。という話がありましたが、この部分はとても気に入りました。だいたいこの年になると気前よくお金を使っていた知人は皆どこかへ消えてしまいます。財産を相続して毎晩札入れに100万円持って遊んでいた知人もいましたが、数年持ちませんでした。そう、だいたい生き残っている連中はメリヘリが効いていて渋い所は渋い連中です。結局億なんて金はベンツ・ロレックス・カルチェ・LVと欲望を開放したらあっという間に使えてしまうのです。築く時は血と汗の結晶、というほどたいへんなのに、使う事の簡単な事、馬鹿馬鹿しい限りです。まあ、私などブランドというのはエントロピーが如く集まった財を拡散する装置と思っていますが、相変わらずこれを崇拝している庶民はかわいいものです。人生はネゲエントロピー、力の蓄積と維持です。この基本を常に忘れないようにしないと消費という欲望に負けてしまいます。7~8年前に50代では遅過ぎるというエッセイを書きましたが、自分が後少しで50歳になる今となってみると、確かに遅過ぎると感じます。私のような馬鹿でも、もう大きなリスクがとれない、これが致命的です。おそらく、若者の無謀、これに勝る力は無いでしょう。皆さん、多くの人達のように不完全燃焼のままで中年になってはいけませんよ。結果はどうであれ完全燃焼すればそれは悔いの無い思い出になるでしょう。そう、億万長者になろうがなれまいがどうせ使わないお金があるかどうかの違いだけなのです。まずは、挑戦、これが若者の特権ですよ。
Sep 26, 2006
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ラビ バトラさんの予測を読みました。バブルには生命が有る、上手い言い方ですね。そういえば日本でもなかなか死ななかったですね。投機マネーをエネルギーにして独自の生命を持つ、何か癌細胞みたいです。とはいえ、後3年で世界経済が後退、これは避ける事はできないでしょう。しかし、その時日本経済は問題が多過ぎて、いったい何がどうなるのか訳がわかりません。というか、正統的なインフレヘッジで十分かどうか不安ですね。まあ、円安と変動金利の上昇には対策がMUSTでしょうが。しかし、派遣社員の人は正社員になっていた方が良いでしょうね。派遣は雇用調整のバッファーに使われますからねえ。正直、餓死なんて死語も復活するのではないかと思います。まさか蛍の墓がまた再現されるとは、子供は可哀想ですね。しかし、10年前はある種脅威を強調する為にこんな話をしていましたが、ここまで現実味をおびてくると、私自身平常心を失います。この日本経済の足元からがらがらと崩壊する、いったいどこに立っていれば良いのでしょう、これは正直難題です。まあ、皆さん死なないように少しでも高所にいてください。これから3年、借金と浪費は厳禁ですよ。起業ももう駄目ですよ、急速な需要の低迷で生き残りはたいへんでしょう。起業資金は外貨にでも避難しておいて、混乱の後の起業の方が良いのではないでしょうか。備え有れば憂いなし。とにかく、リスクを最小とするようにしてください。
Sep 25, 2006
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なぜどんどん経済的に上手くゆかない人が増えて来ているか?この大きな原因は経済環境の悪化です。乱暴な言い方をすれば、個人の問題ではなく社会の問題です。しかし、彗星が落ちたのは自分が原因では無いと言っても、自分が生き残る為には自分が環境の変化に合わせるしかありません。彗星が悪いんだと言い張っていても来るのは自分の餓死だけなのです。実際にはこういう人が多いのですね。供給過剰が過当競争を生み、競争力の無い非効率の部分は退場しかありません。これはもはや物理現象のように避ける事ができない法則になってしまっているのです。エンジンの止まった飛行機が重力に逆らえないようなものです。しかし、まだ多くの人達は自分の事として捉えていないようですね。昔、3000万世帯皆グラディエーターみたいな事を言いましたが、どんどんそういう方向に寄って来ています。競争力の無い人間にはおそらく毎日が不得意なゲームをやるような苦痛ではないかと想像します。とにかく種銭を作って、得意なものを見つけてこつこつと成長する事です。もし、生き残っていれば将来億万長者でしょう。しかし、リスクをとらずエンプロイーに甘んじていたら99%億万長者になる事はありません。私自身、バブル崩壊による大損失、常に億を超える借り入れ、勤め先の破綻危機等、10年間くらい生きた心地はしなかったですが、おかげで定年後の資金繰りで悩む事はなくなりました。現在の安逸に安住する者には、将来報われる事の無い試練が待っています。それよりも現在、将来報われる挑戦をする方が良いと老兵は思うのですが、凡夫はその時が来て追い詰められないとわからないのです。昨晩蜜蝋琥珀の108の数珠がとれました。引退したら、風神雷神柄の作務衣に長い数珠をしてひなびた庵で精神世界で遊びたいと思っているのですが、こう社会の変化が大きいと投資の方は死ぬまで引退できそうにないですね。まあ、資産が無くて生活費で悩むよりは、資産の保全の為にアセット アロケーションで悩む方が同じ悩むのなら良いのでしょうが。気を抜けば負けるとわかっているだけにプレッシャーがかかります。まあ、このプレッシャーと緊張感を楽天的に捉える事が重要です。ペシミストには投資の為に億の借金はできませんからね。しかし、若い頃の無謀は頼もしいですね。競争相手のほとんどは退場してしまいましたが、今思うにポジション&リスクコントロールとキャッシュフローを限界まで詰めて利益の最大化をはかるのが鍵かなあと思います。まあ、妻には生活費を詰めてだいぶひんしゅくを買いましたが。
Sep 21, 2006
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やはり連休の間は狙い目でしょうか、昨晩はB1・カルチェ・キリウムと3点落札されていました。いやあ、時計は1ヶ月ぶりですね。しかし、落札累計1000件とはよくやりました。とはいえ、最近は風水物ばかりですが、3本足の蛙とひきゅうがいったい何匹家に居るのかわかりません。福源さんは売り上げ上位に出ていましたが、こことmomo-yuyuさんは面白いですね。福縁閣さんは現在中国に買出し中ですが帰国されたらまた面白い商品が期待できます。麻原の死刑が確定しましたが、そんなものを信じるよりは風水の方がよほどましですね。私は精神世界は80年代から見ていましたからオウムの初期活動は知っていますが、ブッダの協議にうそを紛れ込ませるという卑劣な手段はすぐに見抜きました。騙された人達はこの本当の部分に感激したのでしょうが、ブッダの原典を読んでいないから騙されるのですね。しかし、世の中悪い奴は多いから、騙されるのが悪いというか、騙されない知力は必要ですね。私が風水を好きなのは道教の宇宙の流れに通じるからなのです。この流れという考えは重要ですね。グローバル エコノミーの流れも乗らないと取り残されるのです。ある種軽薄な流れに対するノリ、これが意外と重要なのです。冷めていては勝ち目はありません。しかし、円安はクレージーとしか言えません。このまま日本は終わってしまうのかとふと考えてしまいます。年末に戻すという意見も有るのですが、戻すきっかけが有るのでしょうか。弱者への同情と憐憫、これが人類の進歩を害すると言ってニーチェはナチスに利用されたのですが、竹中さんの功罪なんて記事を読むと馬鹿馬鹿しくなります。弱いところに退場してもらったからかろうじてここまで回復できたのでしょう。小泉さんの後は振り子は逆に振れますね。つまり、日本はご愁傷様でしたの日が近いという事ですね。私はこの線でシナリオは作成済みですが、予想以上に早い円安には困りますね。いや、楽天1000件なんて遊んでいる暇は無かったのでしょうか。まあ、世の中、後の祭りそういうものです。
Sep 18, 2006
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しかし、考えれば考えるほど日本には未来は無いですね。相変わらず地方と中央の格差をなくしてくれと他力本願の首長にはあきれてしまいます。基本的にこの15年間のGDPの停滞、これが続けばどうなるか。そう経済力でどんどん他国に抜かれるそれだけの事です。そしてその時困るのは誰か?そう、中央から下の階層です。そして、こういう階層が多いのは地方なのではないでしょうか。そして、そもそもなぜ日本が馬鹿にされて円が売られているか?そう低金利です。誰の為の低金利か?非効率で競争力の無い経済的な弱者です。本来退場するような弱者を救う為に国力を消耗しているのです。そして、消耗仕切った時困るのは誰か?そう延命をはかったはずの弱者なのです。じゃあ誰が一番損をするか?大勢の普通の人達です。富裕層は選択肢が多いのでリスクヘッジするでしょうし、実際にしています。突き詰めれば弱者を救う為に普通の人達が負担をしているのです。いやなんとすばらしい同胞愛でしょうか。ひるがえって米国をみればデルファイが潰れようが、フォードが1兆円の赤字を出そうが、その為に金利を下げるなんて話にも出てきません。それどころかインフレを防止する為に金利を更に上げようとしているのです。皆さん、日本の経済力は今後急速に落ちて行きます。幸い勝ち組でキャッシュフローに余裕の有る人は浮かれて消費しないで投資に廻さないと駄目ですよ。とにかく10年後の修羅場において財力が有るのと無いのではその後の階層が大きく変わって来ます。心地良く生きるにはアッパーミドル以上、これはMUSTですよ。間違っても未来から借金をして快楽の先取りをしてはいけません。バラ色の未来のはずが地獄となるでしょう。ほとんどの人達の未来は借金に耐えられるほど強靭ではありません。
Sep 15, 2006
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野村総研の発表が有ったそうです。これは日本の世帯4300万世帯の2%弱です。2%微妙な数字です。2:98ですから、統計的に見て普通ではない、というのは事実です。裏返せば普通の人は億万長者にはなれないという事でしょう。そうですね、億万長者になろうと思ったら、普通の山を登ってはいけないのです。普通の人達が登っている山では億万長者に届かないのです。やはり、億万長者になった人と同じ道を歩むのが簡単でしょう。道を決めたら後は執拗にやり抜く根気でしょうか。しかし、私の経験から見て、ほとんどの人は猿の毛繕いに嵌ります。現状の安逸・怠惰の誘惑に勝てないというか、それ以上の向上心が無いですね。脳のこの部分が猿なのですね。ある種無限の欲望、これが人間なのですね。まあ、これが全ての争いの種なのでしょうが。まずは欲深きこそ人間の証。そして、色即是空に至る。これが理想でしょうか。最初からわかったような事をいうのは人間になれなかった猿脳の証。そんなところでしょうか。1年ぶりに山中湖に行って来ました。石割の湯の村民カードを初めて使いましたが、駐車場が一杯でちょっと驚きました。セイフーではグループ交際でしょうかバーベキューグループに出会いましたが若者は楽しいですね。私はバーベキューはいつも精進湖ですが、ここは車が湖畔まで入るので便利ですね。という事で、人間は色々な事をして、遊ぶ事ですね。いや、猿はとかく立派なTVとか買って疑似体験に陥るのですが、未来は無いですね。
Sep 11, 2006
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次男の幼稚園の級友の親がローン破綻で引っ越すという話を聞きました。悪魔の金融商品の話をしてから第一号ですね。数ヶ月前、妻から20代で4,000万円もする家を買った人がいるという話を聞いて時間の問題じゃあないのと言ったのですが現実になってしまいました。しかし、なぜ人生の成果を20代で先取りしようとするのでしょう。そんな見栄をはる時代はとっくに終わりました。そう大前さんが言われているようにグローバル化は既に終わったのです。もうぼーっとしていたらどんどん優秀なインド人に職を奪われるのです、これは冗談ではありません。正社員はまだ良いですね、派遣社員は既に外国人との競合が始まっているからきついですよ。フリーターの問題も外国人との競合という新しい問題が始まって泥沼ですね。いや、富裕層をめざす皆さんには関係無い事ですね。私は10年前に階層社会の進展を予言した手前その進展や個々の現象をその時代に生きた人間として書き残しておきたいのです。今日の読売新聞が米国の景気を取り上げていましたが、詰めが甘いですね。住宅投資がどこまで健全かはローンの不良債権比率を調べないで足元の経済指標では何も判断できないでしょう。しかし、世界経済は崖に向かって自動車を走らせるチキンレースのような不健全さを感じます。根底には欧米の不動産バブルがあるのでしょうね。日本も90年頃こんな空気でした。いやはやすごく厭な感じです。バブルなんて後になって過剰設備が顕在化するまで経済指標はポジティブなのですね。私の前の勤務先も各工場に作ったけど使われていない大きな建物がありました。結果からみると馬鹿みたいですが、熱狂の中では将来それだけの需要が有ると思うのですね。備え有れば憂い無し、幼稚園で一家離散では人生酷すぎますね。しかし、これからまだまだ増えますよ。そもそも、なぜ金利が低いか、少しは経済を勉強しておけばこういう事にならないのでしょうが。
Sep 8, 2006
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超低金利の間も動かなかった個人金融資産のお話は日本人の愚かさの証明のようになってしまいましたが、これには当事者の大きな誤認が有ります。つまり、資産は誰のものか?という事です。資産は世帯主のものではありません、資産は先祖から預かり子孫に繋ぐものです。預かったものを減らして次に渡す人間は優秀とは言えません。世代を追う毎に拡大を計るこれが強い家系と言うものです。私の知人にも現在は全く経済的な優位性の無い大富豪・大地主の末裔というのはけっこういます。つまり、どこかの世代でその財の全てを失っているのです。そう、愚かな当主というのは過去の蓄積を全て無に帰す可能性が有るのです。では、なぜこういう事が起こるのでしょうか。これは相続したり自分で築いた資産を自分のものと思うから、浪費したり不作為の罪を犯すのです。身の丈以上の浪費をする人間は論外なので説明するまでもありませんが、例えば現在のように異常に低い金利環境の中、何も手を打たないというのも不作為の罪だという事です。ただ勘違いしてほしくないのはお金の亡者になれという事ではありません。クラスにふさわしい洗練というのも子供の教育上必要です。全く品性の欠けた猿のような人間がお金だけ持っていたところでそれでは意味がありません。良くも悪くも階層社会が進む中、富裕層の中でも浮き沈みはこれまで同様当然有るでしょう。挑戦・ストレッチ・サステナビリティなんの事はありません、企業と全く同じ事です。能力を高め、競争力を付け、より強いファミリーを構築する。これが、家系を次に繋ぐ者のレスポンシビリティなのです。願わくば上位10%、最低でも上位20%ライン、このくらいにいないと心地良く生きて行けなくなるのではないでしょうか。明日は今日より良くなったという20世紀は過去のものだと早く気付く事です。振り子はいま完全に逆向きに振れ始めたのです、努力しない者の明日は今日より悪いのです。
Sep 7, 2006
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水は集まれば海にはなるが、お湯にはならない。人間の精神の変容をこのように表現された人がいますが、上手い比喩だと思います。物欲に代表されるような欲望は、色即是空、物質的な現象は空である。というふうに感じるようになります。不思議なもので、人間はあらかじめそのようにプログラムされているかのように感じます。それを感じて先人は獲得とは言わず覚醒と言ったのではないかと思います。そして、私はこの覚醒は無為自然というようななにかしらのESP,サイキックを伴うものだと考えています。道教でいうところの宇宙の道の流れを感じ、それに沿って力を発現するというのもそういう事を言っているのだと思います。風水を馬鹿にする人がいますが、それも当然と思います。仏を作って魂を入れず、というような、ある種のサイキック能力が有っての増幅器だと思うからです。どういう人間にこの能力が発現し、能力がどのように環境に干渉するか?非常に東洋神秘主義的な内容です。力に縁の無い人から見れば馬鹿馬鹿しいの一言で片付く話でしょう。しかし、私のような人間からすればこれこそが存在の基幹なのです。脳がどのような入力をきっかけに質的に変容するのか、そこにはおそらく定型のニューロンネットワークが有るのではないでしょうか。アーサー ケストラーが言ったようにお産の危機を抱えながら、なぜ使いもしない大きな脳が最初から付いて生まれて来るのか。ホモ サピエンスというのは本当に不思議な生き物です。ちなみに、人類はいずれ地球幼年期の終りのような完全体に至るのではないかと思います。つまり、現世人類は全て未完成という事ですね。しかし、これだけ数が増えるともうかなりの突然変異が生まれているのかもしれません。私がメダカやザリガニの突然変異の交配を楽しむように、何かの力が人類の突然変異を方向付けているとしたら面白いですね。いや、このテーマはスペース オッデセイですね。幼年期の終りもそうですが、アーサー C クラークは人類の完全体を夢見ていたのでしょうか。
Sep 5, 2006
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何時の頃からか人間を観察する余裕が出てきて、その感想を色々書いて来ましたが、当事者だった頃はそんな余裕はありませんでした。経済的に成功するというのは、結果だけ振り返ってみると、こういう経営が良いという普通の話をそもまま自分に適用するというそれだけでも大きく違います。そして、多くの人はそんな事に興味さえ示しません。会社に日経ビジネスが置いてありますが、正直誰も読みません。私はもっと簡単なものなら読むかと思い、モノマガジンを置いてもらいましたがこれもほとんどの人は読みません。そして、昼休みはパソコンでゲームか昼寝です。なぜもっとスマートに生きる為に知識を入れないか?わかりませんが、一生勝機が訪れる事が無いのだけは確かな事です。現在、今日届いた大前さんの新経済原論を読み始めたところですが、私にしたところで、このようなハイレベルな情報はすぐに何かに生かせるという事はありません。しかし、情報として入れておけばなんとなくニューロンが新しい世界観を頭の中に作り上げてくれるのです。しかし、高度な知識だけでなく、カルチェ・ショーメ・ブライトリング・ロレックス・LVといった高度の時計・宝飾品にも縁の無い人生はあまりに寂しいのではないでしょうか。なぜ多くの人達がそういう低い次元の殺伐とした人生を歩むのかよくわかりませんが、彼らと同じ事をしていたら同じ結果になるのは確かな事です。
Sep 3, 2006
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昨日は会社員の心得みたいになってしまいましたが、要するに経済環境が極悪になった時に切られる人間であるより、頼りにされる人間であれと言う事です。愚者は現在の収入が永遠であるかの如く錯覚し、その収入を前提に生活設計をしてしまいます。しかし、これからそんな安易な前提条件は脆く崩れ去るでしょう。これは、長い投資家としての勘で残念ながらかなりの人達は現実のものとなるでしょう。賢者はリスクヘッジを考えなければいけないのです。例え会社が倒産してもすぐに生活に困るようではいけません。資産を分散するのと同様、蓄えや複数の収入源を用意して災難に備えなければいけないのです。そして、それは余裕が有る内にしかできないのです。時間と資金が無い状態に追い詰められたらリカバリーは絶対にできません。災難は皆さんの知らないところで既に起こっています。裁判所に不動産の競売の資料を一度見に行ったらよいでしょう。まあ、アットホームで検索しても物件だけはわかります。家を失って路頭に迷う、そんな遠いところの話ではありません。あらゆる投資方法を検討しましたか?自分に向いたものが見つかりましたか?こういう面倒な事を淡々と進めた者だけが生き残れるでしょう。21世紀はそういう時代です。世界が変わった事も知らないで、環境に適応できなくて死ぬ。これじゃあ動物です。人間は頭を使わなければいけません。安部さんは好きですが、土建国家を進めた馬鹿な官僚達を相手にどこまでできるでしょうか。私は逆説的ですが、道路や新幹線をどんどん作って早く破綻した方がすっきりするような気もします。下々がどうなろうがマハラジャの知った事では無い、土建推進の富裕層はそう思っています。さて、通貨がどんどん下がる国でどう生き抜くか、正念場ですね。
Sep 2, 2006
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昨日、選択定年で一つ年下の同僚が会社を辞めました。やりたい仕事が有るので最後のチャンスだからというもっともらしい理由ですが、これまでそう言って辞めて上手く行った人はほとんどいません。会社というのはやりたい仕事ができるという事はほとんどありません、与えられた仕事に対し自分で達成感や楽しみを見出し成果を上げるのです。そもそも本当にやりたい事が有るなら、起業を前提に企業では基礎を学ぶと割り切りもっと早い時期に辞めるべきだったでしょう。そういう同僚は家業を継いだりしていますが、成功しています。置かれた環境でふらふら目標を変えていたら、あぶはちとらずで結果は出せません。とにかく、組織の一員として給料を貰うので有れば、経営方針を自分のレベルにブレークダウンし全力で成果を出すのです。そこに好きだの嫌いだの私情を挟む余地はありません。組織の決定に従うのは厭だと言った馬鹿海亀がいましたが、何か大きな勘違いをしています。組織は秩序を乱す存在にいてほしいなど微塵も思っていません。組織において確かに変わった存在は必要ですが、それはポジティブな刺激を与える存在であり、勘違いの馬鹿者ではありません。とはいえ、組織というのは公明正大ではないし、成果が常に正当に評価されるわけではありません。しかし、この事実に対する矛先を企業に向けたところで空に向かってつばをはくようなもので良い結果は期待できません。もし、本当に能力が有るのなら組織でぶつぶつ言うより、資本主義社会に能力を問えば良いのです。資本主義社会で財を産む能力が無いなら組織で黙って全力で努める事です、これが組織においては最善の結果をもたらすでしょう。いつも言っていますが、資本主義社会の仕組みを理解し独自のビジネスモデルから利益を出す事ができる人は数%しかいません、これもまた事実です。敵を知り、己を知れば百戦危うからず。まず、自分の能力を客観的に知り、適切な行動をする事です。これが結果を最善のものにするでしょう。間違っても己を知らずに稚拙な意見を述べてはいけません、遠からず帰属集団からはじき出されてしまうでしょう。敵を見くびってはいけません。しかし、こういう事がわからずに人生を棒に振る人の多い事。私などほとんど同じ年で退職後のキャッシュフローの最大化の為にアセットアロケーションの検討をしているのですね。30にして立つ、40にして惑わず。人間は30歳までに土俵と基本的な能力を確立しなければ、勝算は有りません。50歳になったら築いた資産の最適化でしょう。この年でお金を働かせる事無く、自分であくせく働いていたら、どうしようもないですね。どう自分を正当化したところで、無能、それ以外の何物でもないのですね。ちょっと、挑発的ですが、若者はこのくらいに思って頑張る事ですね。
Sep 1, 2006
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