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「カナダから帰国したらまた出てきました」「どうして帰ってきたの?」「今度結婚するんです」「キット生まれる子はADだね」「検査してください」 10年前の大学受験勉強中に耳切れが出現し、皮膚科で「血液検査全部陰性!受験ストレスなので食べ物は関係ない」と言われて「キットカット」を食べまくってリンデロン漬けだった27才の女性。 大学入学後、一気にADが悪化し、陰性だった血液検査も、IgE:1994、杉53.8、カビ8.93、小麦5.56、アルテルナリア5.20、ダニ1.74、カカオ1.32、トウモロコシ1.02、米0.59、タケノコ0.55、ヨモギ0.40、ピーナッツ0.38、と上昇しましたが・・・ カナダに国外逃亡したら、すっかり皮膚がきれいになってしまいましたので「日本には帰ってこないように」と申し渡したはずなのに、しばらくぶりに帰ってきてしまいました。 やはりアトピーが出始めましたので「どうして帰ってきたの?」と訊ねたら「結婚するので血液検査をして欲しい」そうです。 血液検査値は、劇的に下がっておりました。IgE:298、杉5.07、カビ0.44、カモガヤ0.43、雑草・ダニ・小麦≦0.34。 やっぱり住むならカナダだったね。恐い恐い。
2010年06月30日
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「大阪でアトピーが出ました」「ミミハナノド赤いですね」「飛騨に帰ったらもっと悪化しました」「マイコプラズマ(+)です」「抗生剤効きません」「点滴しましょう」「ヘルペスも出ました」「過労ですね・・・」 18才に大阪に転居したらアトピーの出た30才の男性。今春帰高したら、全身発赤ガサガサブツブツが悪化したので受診しましたが、鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、血液検査をしたらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 抗生剤内服をしても症状が良くなりませんでしたが、アレルギー検査で、IgE:1327、ダニ4(17.6)、カビ2(1.12)、ピティロスポリウム2(0.76)、トリコフィトン1(0.58)、杉1(0.41)、ブドウ球菌1(0.38)、TARC1197、でしたので、殺菌消毒やら抗真菌剤やら使いましたが、全然良くなりません。とうとうヘルペスまで出てきました。 よくよく聞いたら、真夜中12時まで働いて、午前2時に寝ているそうです。 病原体を殺すのは薬ではありません。最後は自力・免疫力です。免疫力を下げるのは冷えと疲れとイライラと暴飲暴食と睡眠不足です。 このまま、睡眠不足・過労状態が続けば、薬を使っても、なかなか効果は得られないでしょう。恐い恐い。
2010年06月29日
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「高山に来たら皮膚が真っ赤になりました」「ミミハナノド赤いですね」「親族顔合わせの前に何とかしてください」「マイコプラズマ(+)です」 幼稚園からアトピーの26才の男性。S県から高山に来たら全身発赤ガサガサが一気に悪化したので「結婚の前に何とかしてほしい」と受診しました。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭の発赤を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 ミノペン+デカドロン点滴×2とミノペン内服で何とか小康を得ましたが、生まれて初めてのアレルギー検査では、IgE:2621、HD6(314.0)、杉4(40.9)、カビ4(19.2)、猫3(8.82)、ピティロスポリウム3(7.08)、イネ科1(0.36)、TARC731、でした。 環境が合わないのか?マイコプラズマによる一時的なものなのか?不明です。恐い恐い。
2010年06月28日
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「予防接種の紹介状を・・・」「予防接種は紹介状いらないですよ」「・・・アトピーで・・・」「なんだ早く言ってくれればいいのに」 生後4ヵ月から頭がガサガサで馬油を塗っていた1才の男の子。 生後6ヵ月に顔と頭が悪化して受診しましたが、IgE:8、卵白1(0.45)、でしたので、強酸性水消毒+除去食+インタール+ラベンダーを開始しました・・・ 生後8ヵ月には、IgE:101、卵白3(4.21)、ミルク2(2.07)。 生後10ヵ月には、IgE:100、ミルク4(19.8)、卵白3(6.36)、ピーナッツ2(1.04)、小麦1(0.50)、TARC1616。 どんどん悪化することに不審を抱いた母は、恐る恐る「予防接種の紹介状」というわけのわからない電話をしてきました。 何の遠慮も必要ありません。毒多ぁはアレルギーは全くの素人です(アレルギー学会にも入っておりません)。 初めから、飛騨で唯一のアレルギー認定医の居る、きちんとした総合病院にかかっていれば、何の問題もないのでした。 気付くのが遅かったね。恐い恐い。
2010年06月26日
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「時々アナフィラキシを起こしてます」「ミミハナノド赤いですね」「1週間前にもマヨネーズで口が腫れて・・・」「マイコプラズマ(+)です」「IgEを下げる方法はないんですか?」「IPD内服してみましょうか?」「え?そんな薬あるんですか?」「効くかどうかは分からないけど・・・」「なんで今まで言ってくれなかったんですか?」「質問されなかったから」 生直後から重症アトピーで除去食(弁当持参)中の11才の女の子。IgE:449、チーズ4(37.8)、ミルク4(36.1)、犬4(26.4)、卵白4(20.3)、オボムコイド3(15.4)、ヨモギ3(9.48)、卵黄3(7.15)、鶏肉1(0.66)、エビ1(0.44)、マグロ1(0.39)、サバ1(0.37)、時々保湿を貰いに来るのと、毎年3月になると血液検査と診断書で受診する以外にあまり来ないと思っていたら・・・ 最近、アイスクリームやら餡ドーナッツやらマヨネーズでアナフィラキシを起こして救外に飛び込んでいるようで、相談に来ました。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤だったので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)だったので、クラリスを処方したら、OASやら腹痛は出なくなりましたが・・・ 母は「こんなに努力しているのにIgEが下がらない」との訴えでしたので「IPD(IgE抗体産生抑制剤)内服してみましょうか?」と言ったら「今まで説明がなかった」と叱られました。 所詮薬は抑えるだけだからね。効くかどうかわからないしね。合わないかもしれないしね。恐い恐い。
2010年06月25日
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「結局どうされたんですか?」「救急に飛び込んだら入院になりました」「ミミハナノド真っ赤ですね」「苦しいけど原因不明って」「マイコプラズマ(+)です」 生後2ヵ月からアトピー性皮膚炎で卵除去中の11才の女の子。 1年前に検査して、IgE:1023、杉6(341.0)、ヒノキ4(39.0)、イネ科4(18.70)、キウイ3(3.77)、胡麻3(3.53)、ブタクサ2(3.49)、トマト2(3.43)、ソバ3(3.21)、卵白3(3.00)、小麦3(2.95)、ホウレンソウ2(2.93)、ミルク2(2.70)、スイカ2(2.60)、ヨモギ2(2.59)、大豆2(2.41)、卵黄2(2.32)、雑草2(2.18)、カニ2(0.92)、犬 2(0.87)、HD1(0.60)、オボムコイド≦0.34、抗核抗体40倍・・・ しばらく来ないと思ったら、3日前の昼休みに突然の電話「給食のスクランブルドエッグを食べたら苦しくなったので今から行きます」「40分くらいかかりますね」来ないなと思ったら・・・ 3日ぶりに現れました。近くの病院を救急で受診して、2泊入院したが、原因不明で、蕁麻疹と呼吸苦が良くならないとのことです。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤に腫れ、喘鳴はないものの呼吸が苦しそうでしたので(SpO2:97%)、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状はジスロマック内服だけでは良くならず、結局ミノペン+デカドロン点滴(×4回)でやっと良くなりました。 1年ぶりの血液検査では、IgE:443、杉5(65.9)、イネ科4(32.1)、キウイ3(6.17)、ピーナッツ2(3.29)、胡麻2(1.88)、トマト2(1.78)、ソバ2(1.61)、大豆2(1.52)、スイカ2(1.44)、雑草2(1.30)、抗核抗体
2010年06月24日
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「消石灰に触れたら真っ赤になりました」「ミミハナノド赤いですね」「アンダーム塗っても治らないんです」「消石灰は初めて触ったんですか?」「いつもは大丈夫です」「マイコプラズマ(+)です」 10日前に消石灰を素手で触ったら翌日から熱傷状態になり、皮膚科でアンダーム軟膏+ジルテック内服で良くならないと受診した60歳の男性。 いつも大丈夫な消石灰に触れたら翌日から手が真っ赤に腫れたそうです。 よくよく聞いたら、消石灰に触れた部分と皮膚炎の部分が微妙に違っております。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭の発赤を認めましたので、さらに訊ねたら同じ頃から咳嗽がひどいそうです。 早速血液検査をしたらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:120、杉3(9.26)、雑草1(0.45)、でした。 症状は、ミノペン内服ですぐに良くなりました。 いつも触れてる消石灰で突然熱傷状態になるはずがないよね。マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。
2010年06月23日
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「姉が今朝マイコプラズマ(+)でした」「弟さんもマイコプラズマ(+)ですね」「中体連までに治してください!」 今月初めから咳嗽が続いている15才の男の子。 先週末、姉の皮膚炎(首と肘が真っ赤で熱傷状態)の原因がマイコプラズマと判明し、IgE:144、イネ科4(46.6)、ブタクサ3(6.62)、杉2(1.64)、ヒノキ2(1.31)、「家族に調子悪い人はおりませんか?」と訊ねたら「弟の咳が治りません」早速受診しました。 鼓膜も・鼻粘膜も・咽頭扁桃も充血し、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:13、イネ科3(4.15)、でしたが・・・ ジスロマックを内服しても、ミノペンを内服しても、咳と喘鳴が強くなり、喘息の吸入をしてもどんどん悪化します。「中体連までに治してください!」との御希望でしたので、ミノペン+デカドロンの点滴をして、部活を1日休んでいただいたら、やっと良くなりました。 マイコプラズマは細菌とウィルスの中間の構造をしており、抗生剤があまり効きません。最後は自力です。 連日激しい部活をしながら「薬で治して」なんて無理だよね。恐い恐い。
2010年06月22日
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「また口唇ガサガサしてますね?」「いったんはイソジン液で良くなったんです~」「旦那様がアレルゲンだったりして・・・」「お姑さんです!!」 GW頃に体調不良だったのが抗生剤(ミノペン)内服で良くなった30才の新婚女性(IgE:75、杉3(8.08)、イネ科2(3.42)、ダニ2(3.15)、ヒノキ2(0.85)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、抗核抗体40倍)。 マイコプラズマ感染症が良くなった後に口唇がガサガサ荒れていたので「カビっぽいからイソジン塗ってね」すぐに良くなりましたが・・・ 偶然街中でお会いしたら、また口唇ガサガサしておりました「イソジン塗っても効かなくなりました~」。 免疫力を低下させられる何らかのアレルゲンがあることが想像されましたので「旦那様?」と聞いたら「お姑さんです!」。即答でした。恐い恐い。
2010年06月21日
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「首の後ろが痒くて痒くて」「ステロイドは塗りましたか?」「なにも塗ってません」「甘いものと餅は好きですか?」「まあまあ好きな方です」「花粉症はありますか?」「ありません」「4月頃に嫌なことはありましたか?」「・・・ありました(>
2010年06月19日
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「ダニHD下がってますね◎」「薬は全く必要なくなりました」 2年前から喘息で、シングレア内服とフルタイド(ステロイド)吸入をしていた6才の男の子。 1年前に虫刺部が化膿して2ヵ月間治らないと受診しましたが・・・ 塗っているステロイド(ベトノバール:トビヒには使用禁忌)を中止してフシジンレオを塗ったらジクジクはすぐに良くなりましたが・・・ よくよく聞いたら、半年間喘息発作が全くないにもかかわらず意味もなくステロイド吸入を行っているようなので、「冷え」と「汚染」対策の指導をして、ステロイド吸入を中止していただきました。 近医での(1年前の)血液検査は、IgE??、ダニ>100、HD>100、でしたが、母は、あまり努力をせずに漫然とステロイド吸入を行っていたようです。 ステロイド吸入を中止したら咳嗽が増えてきましたので、10ヵ月前に血液検査を行ったら・・・ IgE:721、ダニ6(231.0)、HD6(202.0)、でした。 具体的な数値を見た母は俄然やる気が出て、症状もどんどん良くなり、10ヵ月ぶりの血液検査では・・・ IgE:231、ダニ5(71.1)、HD5(69.8)、格段に良くなっておりましたので、思わずカルテに◎を書いてしまいました。めでたしめでたし。
2010年06月18日
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「久しぶりですね」「受診しろってうるさくて」「マイコプラズマ(+)です」「アレルギーの検査もしてください」「IgE下がってますね」 生直後からアトピーがあって除去食で良くなった10才の男の子。 1年前に鼻炎で受診した後、IgE:225、ダニ4(41.4)、HD4(28.1)、杉3(4.73)、胡麻2(0.92)、イネ科2(0.76)、小麦1(0.52)、ミルク1(0.35)、来ないなと思ったら・・・ 1ヵ月前から咳が続き「教師から受診するようにと言われたので」、1年ぶりに受診しました。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血と体部の膿痂疹を認めましたので血液検査を行ったら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 1年ぶりのアレルギー検査では、IgE:185、HD4(25.5)、ダニ4(22.9)、杉3(7.10)、ヒノキ2(2.36)、イネ科2(1.26)、モモ2(0.95)、トマト2(0.81)、大豆1(0.46)、でした。 えっ?、学校は休んだのかって?、もちろん、クラリスを内服しながら登校していただきました。学校保健法では第3種(ばれなければ良い)の病原体ですので、教師には内緒です。恐い恐い。
2010年06月17日
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「機嫌が悪いです」「ミルク(+4)、卵白(+4)、大豆(+1)、小麦(+1)です」「哺乳のたびに吐くんです」「便アデノウィルス(+)です」 生後1ヵ月から顔と耳がガサガサして生後2ヵ月に受診したことのある6ヵ月の男の子。 前回(2ヵ月時)は、姉が卵と大豆陽性のアトピーだったとのことで、除去食指導+インタール処方をいたしましたが、その後来院されませんでした。 4ヵ月ぶりに、不機嫌・哺乳低下で受診しましたが、顔・耳・首が発赤ガサガサでしたので、早速血液検査をさせていただいたら、IgE:126、ミルク4(34.6)、卵白4(28.2)、大豆1(0.64)、小麦1(0.53)、ピーナッツ1(0.35)、でした。 母は、姉のADを治した自信からか、今のところあまり気にしていない様子です。 母乳を吐くようになりましたので、アレルゲンだらけの母乳が嫌なのかとも思いましたが、咽頭扁桃発赤と腸雑音の亢進を認めましたので、便検査をしたら、アデノウィルス抗原(+)でした。胃腸カゼが治ったら、遅ればせながら、除去食+インタール再開です。 姉のAD経験が生かせなかったのは残念ですが、姉の時にはきちんとした指導はなかったようです。 アトピーは時期が来れば治るという迷信は根強いよね。恐い恐い。
2010年06月16日
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「右目の下のジクジクが良くなりません」「マイコプラズマ(+)です(>
2010年06月15日
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「給食の診断書を書いてください」「え?除去食ですか?」「2日連続エビで蕁麻疹が出ました」「鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃赤いですね」「今まではエビ大丈夫だったんです!」「マイコプラズマ(+)です」 昨年秋に家族全員がマイコプラズマ感染症で、母娘ともに点滴をしたことのある13才の女の子、IgE:254、杉5(93.9)、ヒノキ3(12.5)、ダニ2(0.70)、HD1(0.65)、猫1(0.38)。 3日前から海老を食べたら蕁麻疹が出たので「給食のエビ除去の診断書が欲しい」と受診しました。 昨年秋の真っ赤な熱傷状態(紅斑)と比較して今回は軽い蕁麻疹+紅斑ですが、鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 今回は点滴ではなく、ミノペン内服だけですぐに治まりました。 合わせて行った、アレルギー検査では、IgE:57、杉4(24.9)、ヒノキ2(3.30)、猫1(0.38)、ダニ・HD・エビ・カニ・0、でした。 蕁麻疹の最も大きな原因は、感染症です(病原体がアレルゲン)。 環境アレルゲンの場合にはすぐわかります。「隣の田んぼで農薬を撒いた」「昨夜ベープマットを焚いた」「ファブリーズを撒いたら出た」「あそこで犬猫に触れたら痒くなった」。あれだ!ってわかります。 食べ物の場合にもすぐにわかります。「生まれて初めて食べた」「いつも1個なのに10個食べた」「夕べの鯖が腐ってた」。あれだ!ってわかります。 思い当たるものがなければ、感染症です(病原体がアレルゲン)。 風邪のひき始めが蕁麻疹というのはよくあることです。中が赤いので、外まで赤くなってしまうんだね。 いつも食べて大丈夫なエビで、蕁麻疹が出るはずがないよね。マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。
2010年06月14日
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「右の鼻粘膜が赤く腫れてます」「いつも右側なんですね?」「どっち向いて寝てますか?」「右向いて寝てます」「右側に何かあるのかも」「夫が寝てます」 生後少しだけアトピーがあって、時々鼻炎と扁桃炎と中耳炎で受診する4才の男の子(検査未)。 毎回、右の鼻粘膜の腫脹充血と鼻閉を認めますので、どちら向きに寝ているか訊ねたら、右(夫)側を向いて寝ているそうです。 えっ?、なんでそんなことを聞いたのかって?、鼻粘膜がどちらが腫れて詰まるかは、人によって時間によって変化しますが、いつも片方が詰まる場合には、片方に病変がある場合や片方に向かって寝ている場合があります(アレルゲン?)。 母も鼻炎があるし、1回は血液検査をしようと思っているのですが、なかなかチャンスがないので、話題を、右向き → 右側にアレルゲン → アレルゲン検査に持っていこうという涙ぐましい努力なのでした。 今のところ、母は血液検査や環境整備には興味がなさそうです。恐い恐い。
2010年06月12日
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「健診で心雑音があるって言われました」「心雑音は聞こえませんね」「大丈夫なんでしょうか?」「健診の日は調子悪くありませんでしたか?」「熱が39℃ありました」「発熱に伴うものですね」 健診で心雑音を指摘された2才半の男の子(1年前に、Hb12.0、IgE:11、RASTすべて0)。 収縮期にも拡張期にも雑音は認めず、1音も2音も正常でした。鼻粘膜と咽頭扁桃の発赤充血を認めましたので、訊ねたら、健診の日は39℃の発熱があったそうです。 心雑音は条件によって、聞こえたり、聞こえなったりすることがあります。 貧血で聞こえる雑音、発熱時に聞こえる雑音、運動すると聞こえる雑音、横になると聞こえる雑音・・・ 毒多ぁも、時々だまされることがあります。恐い恐い。
2010年06月11日
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「昨夜パイナップルを食べたら」「パイナップル?」「血便が出たんです」「アデノウィルス(+)です」「胃腸カゼなんですね」「バイ菌が5つも出ました」「下痢まだ続いてます」「抗生剤内服が必要です」「バイ菌はどこから貰ったんでしょう」「医療関係者や寝たきりの人はいないですよね」「実家の祖父が寝たきりです」 昨夜パイナップルを食べたら今朝から下痢が始まって、血液が混じったので受診した10ヵ月の男の子。 便の迅速検査をしたらアデノウィルス抗原(+)だったので「胃腸カゼですね」と説明しましたが・・・ 後日、便培養で、MRSA、エンテロバクター、大腸菌、肺炎桿菌、カンピロバクター、が検出されましたので、さっそく電話をしたら、まだ下痢しているとのことで、来ていただきました。 こんなにバイ菌を持っているということは、何らかの感染源があると思われますので、医療関係者や寝たきりの人がいないか訊ねたら、実家の爺ちゃんが寝たきりで、毎週遊びに行くとのことでした。 しょうがないよね。爺ちゃんには優しくしてあげてね。恐い恐い。 しかし、10ヵ月児にパイナップルですか?。何考えてるんだろう?。恐い恐い。
2010年06月10日
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「休日診療で薬疹って言われました」「鼓膜赤いですね」「耳鼻科では薬疹ではないって」「家族に体調の悪い人は?」「父が先月末マイコプラズマでした」「マイコプラズマ(+)です」 先月末から中耳炎で耳鼻科通院中の1才の男の子。土曜日の夜から下肢にブツブツが出たので、翌朝受診したら「薬疹」と言われたので、あわてて耳鼻科に行ったら「薬疹ではない」と言われて、わけがわからなくなって、当科を受診しました。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤に腫れて、下肢に小紅斑を認めましたので「家族に・・・」と訊ねたら「父が先月末にマイコプラズマ感染でした」とのことでしたので、血液検査をしたら・・・イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。あわせて行ったアレルギー検査では、IgE:69、卵白5.19(+3)でした。 抗生剤をセフエム系(セフジトレンピボキシル)からマクロライド系(クラリスロマイシン)に変更したら症状はすぐに良くなりました。 いつも飲んでいる抗生剤では、薬疹は出ないよね、家族歴を聞けばわかりそうなもんだけどね。抗生剤の副作用よりもマイコプラズマのスーパー抗原のほうが強力だね。恐い恐い。
2010年06月09日
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「全身真っ赤で痒くてどうしようもありません」「久しぶりですね」「22日から乗鞍研修なんです~」「鼓膜穿孔してますね」「耳鼻科で鼓膜切られました」「マイコプラズマ(+)です」 1才6ヵ月から全身アトピーで、7・8年前(IgE:164、HD5~IgE:550、HD6)まで診ていた、10才の男の子。その後は皮膚科に通院していたようですが・・・ 2・3ヵ月前から全身発赤ガサガサジクジクがどうしようもなくなって、久しぶりに受診しました。 診察をしたら、鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤で、鼓膜が穿孔しておりましたので、訊ねたら「10日前から蓄膿で耳鼻科に通院して3日前に鼓膜を切られた」とのことでした。 2週間後に乗鞍研修とのことですので、早速検査をしたらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状はミノペン+デカドロン点滴+ジスロマックでかなり良くなりましたが、7年ぶりの血液検査では、IgE:902、HD5(94.6)、ダニ5(92.5)、杉2(0.96)、ピティロスポリウム1(0.56)、ブドウ球菌1(0.47)、TARC:1283、でした。 今回の皮膚症状の悪化はマイコプラズマ感染症に伴うものと思われました。 もともとのADはかなり症状がひどい割に数値が高くないので、まだまだ間に合うかもしれません。 マイコプラズマが片付いたら、カビ・バイ菌対策だね。恐い恐い。
2010年06月08日
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「親子でカビっぽいですね」「カビの検査してください」「息子さんは?」「検査したばかりだからいいです」「ピティロスポリウム(+2)カビ(+1)です」「息子の血液検査もしてください」「息子さんは食物アレルゲンからしましょう」「バナナはしなくていいです」「ジャガイモ(+3)胡麻(+3)トマト(+3)小麦(+3)大豆(+2)リンゴ(+2)です」 ガサガサカビっぽい親子。母(12年前~右腕ガサガサ)は検査を希望されましたが、2才児(生後7日~ロコイド塗布)は近医で検査したばかりなので断られました(IgE:450、チーズ67.3、カゼイン64.0、牛乳56.1、犬5.52、卵白1.91、ソバ0.94)。 殺菌消毒で皮膚症状が改善し、母の検査でカビが陽性だったので、IgE:142、杉3(8.91)、HD3(8.31)、ダニ3(7.30)、ピティロスポリウム2(1.20)、カビ1(0.43)、(信頼関係が出来たかな?)児の検査もさせていただけました。 これまでに検査をされていない項目を提案しましたが、バナナは断られました。 検査結果では、IgE:411、ジャガイモ3(8.53)、胡麻3(6.56)、トマト3(5.86)、小麦3(4.84)、大豆2(1.72)、リンゴ2(1.60)、タコ0、TARC:1282、でした。 えっ?、何でタコを検査したのかって?、海辺の実家から採れたての蛸をたくさん送ってくるそうです。たくさん食べるものは一応ゼロの確認をしておかないとね。恐い恐い。
2010年06月07日
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「血液検査してください」「血液検査?今日?ここで?」「関節のところを痒がるんです」「ミルクが(+5)に上がってます」 1年前にアイスクリームで顔が真っ赤になったことのある2才の男の子。 近医での生後10ヵ月の血液検査は、IgE:199、卵白4(40.2)、胡麻4(29.4)、ミルク3(9.05)、カゼイン3(5.51)、小麦1(0.47)でしたが、1年ぶりに受診いたしましたので、血液検査をさせていただいたら・・・ 13ヵ月ぶりの血液検査では、IgE:427、ミルク5(63.0)、卵白4(27.4)、胡麻3(7.88)、ジャガイモ1(0.61)、小麦1(0.46)、大豆1(0.35)、でした。 数値が上昇しておりましたので、母はショックを受けておりましたが、上昇しているのは、全体のIgE値とミルクだけでした。 総IgE値は、前回199でしたので、0才時点でゼロと仮定すれば19.9/月のペースでの上昇、今回は13ヵ月で199→427、ここ1年間は17.5/月のペースです。まあまあかな?。 ミルクの場合、同様に、前回は9.05÷10=0.9/月が、今回は(63.0-9.05)÷13=4.15/月と若干ペースが上がっておりますので、牛肉や乳成分の微量混入も避けるかあるいはインタールの併用が有用と思われます。 血液検査は上昇するのが普通です。2ポイント結んで、同じならば〇、ちょっと上がって普通△、すごく上がったら×、下がったら奇跡◎です。今回は牛のものが×、牛以外は◎でした。 次回はチーズ(カゼイン)と牛肉も検査させてもらおうかな?。母は魚アレルギーもあるしね。地元で検査してもらうともっと良いんだけどな。恐い恐い。
2010年06月05日
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「食べ物ではないって言われてます」「検査しても良いですか?」「してください」「大豆(+2)卵白(+2)小麦(+2)です」 生後3ヵ月から頬が赤くてアルメタを塗っている生後8ヵ月の男の子。 生後4ヵ月の時の血液検査で(IgE:6、RASTすべて0)「アトピーではない」「食物アレルギーもない」「塗っていれば治る」と言われて、塗っても良くならず、顔全体がジクジクしてきたので受診しました。 診るからにAD+皮膚感染症でしたので、血液検査、殺菌消毒のうえ、除去食+インタール開始とさせていただきました。 遠方でしたので、4ヵ月ぶりの血液検査結果を電話したら、母はビックリ、IgE:26、大豆2(2.94)、卵白2(2.16)、小麦2(1.14)、ピーナッツ1(0.68)、ミルク1(0.56)、でした。まだまだ間に合いそうです。 血液検査は感度が鈍く、もともと持っているかどうかではなく、アトピーが出来上がってから上昇します。 食物アレルゲンはたくさん食べてから(概ね6ヵ月以降)徐々に上昇します。 ダニHDペットはたくさん浴びてから(概ね2才以降)徐々に上昇します。 花粉は毎シーズン浴びてから(概ね小学生以降)徐々に上昇します。 IgE値ゼロは「無い」のではなく「まだ間に合う」です。ゼロのうちにほどほど努力してプラスにしないのが秘訣です。上昇してから下げるのは困難です。恐い恐い。 えっ?、カビバイ菌はいつから上昇するんだって?、大丈夫、カビバイ菌はアレルギーマーチの終着駅、ステロイド漬けで、カビバイ菌だらけになってから、最後の最後で上昇します。たいていの児は大丈夫です。恐い恐い。
2010年06月04日
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「草取りをしてから調子悪いです」「前に玄米で具合悪くなりましたよね」「鼻も眼も痛くて微熱が」「お子さん小麦(+3)でしたよね」「花粉症でしょうか?」「イネ科花粉+感染でしょうね」 1才児がアトピー(IgE:152、アジ3、小麦3、トマト2、ミルク2、大豆2、チーズ1、トウモロコシ1)の30才の母。 5日前に草取りをしてから鼻はグシュグシュ、鼻炎症状と頭痛・眼痛・肩こりがひどくて受診しました。 鼻粘膜と鼓膜が赤かったので、ご希望の葛根湯を処方しましたが、血液検査は断られました。 半年前に玄米でOAS(口腔アレルギー症候群)を起こし、玄米茶で乳腺炎を起こし、児が小麦アレルギーならば、やっぱりイネ科花粉症でしょう。恐い恐い。
2010年06月03日
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「最近皮膚がひどくて・・・」「部活は?」「陸上部です」「何塗ってるの?」「食べ物の検査してください」「カビ・バイ菌の検査をさせてください」 乳児期から全身アトピーで発赤ガサガサの16才の男の子。15年くらい前に食事指導をしたような記憶がありますが・・・ 何を塗っているのか、検査値もわかりませんが、陸上部でどんどん悪化したと受診しました。 どう診ても全身カビバイ菌だらけでしたが、母は「食べ物の検査をしてください」と希望されました。 なんとかお願いして、環境アレルゲンも検査させていただきましたが、IgE:6681、杉6(687.0)、HD6(380.0)、ダニ6(379.0)、ピティロスポリウム4(30.6)、大豆3(6.49)、カビ3(4.18)、小麦3(3.68)、卵白2(0.96)、ブドウ球菌2(0.84)、でした。 小麦が陽性なので、おそらくイネ科の花粉症もあるものと思われますので、アトピー+ステロイド皮膚症でカビバイ菌だらけのところに、陸上部で春・夏の花粉の中を疾走して、一気に悪化したものと思われます(日光と発汗もだね)。 とりあえず、早速殺菌消毒から開始いたしました。16才でIgE:6681がアトピー治療のスタートラインです。恐い恐い。
2010年06月02日
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「咳が止まりません」「マイコプラズマ(+)です」「杉とブタクサがあると思います」「イネ科(+3)杉(+2)です」 5年前から鼻炎と喘息がある35才の男性。10日前から咳が続き処方されたが、クラリス内服もキュバール吸入もホクナリンテープも効かないと受診しました。 鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤でしたので、血液検査をしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状はミノペン点滴+内服で良くなりましたが「春(杉)と秋(ブタクサ)の花粉症があるんやけど検査はしとらん」とのことでしたので、アレルギー検査をしたら、IgE:58、イネ科3(11.3)、杉2(1.17)、(ヒノキ・ブタクサ・ダニ・犬)0、でした。 イネ科花粉症は5~6月と8月頃の2回ピークがあります。2回目のピークは秋のキク科(ブタクサ・ヨモギなど)の花粉と重なりますので、ブタクサ花粉症と思い込んでいたようです。恐い恐い。 そうそう、イネ科の食べ物は食べすぎないように説明したら、パンと餅は大好きとのことでした。食べ過ぎないようにお話ししました。恐い恐い。 イネ科花粉は2回ピークがあります
2010年06月01日
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