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主人公がリレーするように話を繋いでいく短編集。気に入ったフレーズを書き留めてみました。「きみはなんか見て感動したんだろ、すげえって思ったんだろ、それだけでいいんだって、履歴とかキャリアじゃなくて、すげえって思った、その気持ちの強さだけがこれからのきみを引っ張ってく力なんだぞ。」【内容情報】(「BOOK」データベースより)4回ふられても私はまた、恋をした。なんてことだろう。あんなにつらい思いをしたというのに。きっとここにあなたがいる、傑作恋愛小説。
2009.06.28
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後輩が自殺したことに責任を感じ田舎暮らしを始める・・・・・という、暗い書き出しだったが、読み進むにつれ、加速度的に面白くなってきた。最近流行りの市町村合併。お荷物になっている旧川西村。話のノリで開催することになった輪投げ大会。村の重鎮ではあるが、無口なしげジイ。その70年来の親友である、あがり症の亀ジイ。登場人物も個性豊かで、現代人の忘れている何かを思い出させてくれるかな【内容情報】(「BOOK」データベースより)町村合併で町のお荷物になっている旧川西村。後輩の自殺により、華やかな都会の生活を捨て孤独な田舎暮らしを選んだ元コピーライターは村を愛する、熱心でちょっと頼りない地域活性課職員に強引に勧誘されて、町おこしに乗り出す羽目に...過疎、高齢化、外国人労働者-問題の村が、息を吹きかえす。
2009.06.21
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いつになるか分らないと言われ続けていた光が、やっと開通することになりました。10月1日からなのでまだちょっと先ですが、早速申込をしました。もう、いらいらせずにインターネットが見られます。ははっ。「つるびー」
2009.06.17
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今回はイギリスが舞台。『解夏』『眉山』が映画になったので、今度もキャストが楽しみです。ヴァイオリンはイタリア製とドイツ製が多いらしくイギリスのものは珍しいらしい。F孔という孔からのぞくと、作者の名前と制作年が書かれている。それを手がかりにイギリスまで行こうという行動力。ん~いままでに、4回もコンサートへ行っていますが、トークが面白いのでまた行きたいと思ってます。【内容情報】(「BOOK」データベースより)四十八歳の真二は、二年前に編集者の仕事を辞め、妻とも離婚していた。そんな彼の元に、半年前、父の葬儀で喧嘩したきりの兄・健一郎から、突然父の形見のヴァイオリンが届く。そのヴァイオリンを修理に出した直後、健一郎の病を知る。兄の思いをはかった真二は、ヴァイオリンの作者を求めてイギリスを訪れ、そこでガイドとして現われた響子に、初恋の女性の面影を重ねるのだった。多くの人の親切に助けられ、ついに辿り着いた「父の背中」と、そこで真二が見たものは...。待望久しい感動の長篇小説。 眉山解夏
2009.06.14
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2部構成の長編でしたが、するっと読めました。普通のOLの話かな?と思いきや意外な展開第一部「ピスタチオグリーン」第二部「デビルブラック」“黒”の他に“デビルブラック”なんて色があること知らなかった。ますます、するみさんファンになってしまいました。【内容情報】(「BOOK」データベースより)大手企業リーロテックに入社して4年。真野穂波は、尊敬する上司・山之辺の秘書として慌ただしくも充実した日々を送っていた。ところが、ある日、同期の亜衣が突然失踪した。彼女のブログには「会社の上司にホテルに連れ込まれそうになってショック...」と最後の書き込みが。穂波は山之辺を疑い始め、亜衣の部屋を訪ねる。そこには、いつか見た光景─ピスタチオナッツの殻が散っていた。
2009.06.07
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