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「中国人は人間関係を大切にする」 というように中国人を形容する日本人が結構います。
私はこの言葉に常々疑問をもっています。すると、「 日本人は人間関係を大切にしない」ということなのでしょうか 。客観的に平均的日本人と平均的中国人を比べれば、どう考えても 日本人の方が礼儀正しく、やさしい振る舞いや言葉で対応してくれる と思います。
中国という国は基本的に人をお互いに信用しない、信用できないことで歴史的に昔から続いていることは明らかです。最近になってようやく、ちゃんとした人は増えてきてはいますが、まだまだごく一部だと思います。親切にして来られると、何かウラがある、騙されるのではないかと前に北京に住んでいたときはいつも警戒していました。 基本的に中国の場合は「性悪説」で、悪人の中にごくたまに善人がいる社会、日本は「性善説」で善人の中にたまに悪人がいる社会という明確な特徴があります 。
ですから、中国では親しくなってお互いに信頼できると確認できるようになれば、極端に相手を大事にするので、相対的にそれが日常のそのほかの人間関係の中で目立つだけであって、 中国人が特別「人間関係を大事にする」というわけでなく、普段の信頼できない人間関係の裏返しにすぎません 。逆に、日本の場合は普段から何の前提もなしに相手を信頼することから始まりますから、たまに騙されたりすると、それが極端に「信頼をぶち壊した」と感じてことさら悪人がたくさんいるように誇張されますが、騙される比率は最近の日本は多少高くなってきたとはいえ、かの国と比べて限りなく小さいはずです。
安易に「中国人は人間関係を大切にする」という思い込みをしていると、日本的な性善説と勘違いして痛い目に会うかもしれません。ちなみに私も中国に関係してから、かの国ではまず相手には吹っかけ気味に話し、こちらの最大限の要求をまず示してから段階的に下りていくという対応を心がけています。ですから、個人的には小泉首相のような中国に対する姿勢はとても好意的に感じてしまいます。そうしないと、いつまでも日本は譲歩し続け、10年後には「沖縄は中国の不可分の領土」などといわれてしまうことでしょう(昨日のコメント引用)。
何かのご参考になれば幸いです。
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