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今日は手を抜くつもりが、部屋から一歩も出れないぐらいの電話対応。「決定!全日本歌謡選抜」の電話リクエスト状態で昼食なし!恐怖劇場アンバランス 第10話「サラリーマンの勲章」監督 満田禾斉 脚本 上原正三原作は樹下太郎の「消失計画」。名バイプレーヤー・梅津栄が一世一代の演技を見せる、今のところ生涯唯一の主演作。梅津栄は課長への昇進を拒んでいた。なぜなら役職者は毎朝8時30分から早朝会議に出席しなければならず、梅津栄はその30分が惜しかった。30分あればゆっくりコーヒーを飲むことができる。そんな梅津栄も遂に課長に昇進。その初日テンパってしまった余り、降りる駅を乗り過ごしてしまう。遅れて会社に出勤。「あれ?課長、早朝会議はどうしたんですか?」と部下に聞かれしどろもどろ。結局、会社をサボって喫茶店へ。「腹が痛いので休みます」と喫茶店から電話する。その際、手帳を置き忘れてしまうが。。。さて、真面目一辺倒だった梅津栄は競馬場、ストリップ小屋、トルコ風呂へ梯子する。そんな中、以前飲みに行ったスナックのホステス・冨士真奈美を思い出し、彼女の勤める店へ。その頃、会社は会議の資料を持ったまま姿を消した梅津栄を探していた。梅津栄の妻・津島恵子を会社に呼び出し、心当たりはないかと尋ねる。夫がそんな大それたことをするとは信じられないが、唯一心当たりがあるとすれば・・・夫は昇進を本当に嫌がっていたこと、昇進が決まって以来夜中に何度も目が覚める、朝のコーヒーをゆっくり飲みたい。。。それを聞いて会社の役員一同は大爆笑する。「係長、課長、部長、サラリーマンにとって昇進とは、いわば勲章だ。その勲章をいかに早く多く着けるか、それがその人間の評価にもなる。勲章を嫌う、そんな人間がいるはずがなかろうじゃないか。ガハハ」。そんなこんなで梅津栄と冨士真奈美は意気投合し、夫婦のような生活を始める。そして梅津栄は偽装自殺を思いつく。自分を自殺したと見せかけ、蒸発中の冨士真奈美の夫に成りすますというもの。もちろん保険金の受け取りは妻・津島恵子なので残した家族に迷惑はかけない。というものだった。ところが「課長見つけましたよ。課長も隅に置けませんね~」と部下たちに居所を見つけられてしまう。喫茶店で置き忘れた手帳から探し出されたのだ。そしてまた元の生活に戻った。はずだったが・・・梅津栄は偽装自殺を決行して冨士真奈美のアパートに舞い戻った。「これから新しい人生を始めるんだ」。ところがそうは問屋がおろさない。冨士真奈美の夫は、実は蒸発したのではなく刑務所に収監されていたのである。そして運悪く、予定より早く釈放されて帰って来たのだった。暴力夫にボコボコにされる梅津栄。会社には梅津栄の後任として大阪支社より新しい課長の天人が決定。昇進のチャンスを失った梅津栄の部下たちがひそひそと囁く。「やっぱりサラリーマンには、いや人間には絶対勲章が必要なんだ。そりゃ出世するだけが勲章じゃない。現在の自分に満足している時は、それが本当の輝かしい勲章をつけた晴れの姿なのかもしれない」。その頃、サングラスを掛け、無精ひげを生やした梅津栄が喫茶店でニコニコした表情を浮かべてコーヒーを飲む姿があった。お・わ・り血は一滴も出ませんが、かなり怖いです。本当に。この話が子ども番組の脚本だけを書き続けることになる上原正三唯一の大人向けテレビドラマというのも凄まじい。当時、円谷プロを退職した自分自身の姿と照らし合わせて書いたとか。妻の津島恵子は夫がどこが生きていると信じている。サラリーマンの勲章を捨て、納得のいく人生を歩んでいると。なんてすばらしい奥方。そんな理解ある妻を捨ててまで自由を求めた梅津栄の行動は、これを深夜の再放送で初めて観た中学三年生の時と変わらず理解できません。それにしても凄いお話でした。。。
2013年09月30日
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楽天ゴールデンイーグルス優勝おめでとうございます!すべては近鉄・藤井寺球場での練習から始まった。。。恐怖劇場アンバランス 第9話「死体置場の殺人者」監督 長谷部安春 脚本 山浦弘靖いわゆる怪談もの。大学病院の助教授と医学生は不倫関係。ラブラブのドライブ中に男性を轢き殺してしまう。二人はとっさに車のトランクに死体を入れて病院へ。とりあえずホルマリンのプールへ遺棄してやれやれ。私物などはボイラー(またかよ)に投げ込んで焼却。その中には包装紙で包まれたオルゴールがあった。それから二人の周囲に異変が続くようになる。死んだはずの男の姿、視線、幻聴、そして焼却したはずのオルゴールなどなど。さて、男の死んだ日は娘の誕生日で、プレゼントのオルゴールを買った帰り道だった。帰りを待つ妻と娘の前に現れたのはミイラ人間のように包帯でぐるぐる巻きになった男。しかも何故か全身水浸し。「いやーちょっと怪我してただけだよ。それで帰りが遅くなったんだ」と言うが、そんなはずないやろと突っ込まず素直に信じる妻。娘にオルゴールを渡すと「また仕事に出かけないと」と言って立ち去る。その頃、助教授と医学生は立て続けに起る異変に限界MAX。医局にて義理の父親でもある教授から「君に教授のポストを用意しているが、こんなことじゃ困るねー」と言われてしまう。大学での講義中に男の幻覚(?)を見て半狂乱、学生に対して逆ギレしてしまったからだ。「やはりあの男が生きているに違いない」と確信した助教授は合法的に殺すため、解剖実習で差の男の遺体をバラバラに切断してしまう。このシーンがあまりにもグロすぎたせいで、放送バージョーンにはかなりの修正がかかったという。そのため雰囲気はおどろおどろしいが、視覚的にはあっさりした描写に留まっている。そんなこんなで教授への昇進決定。妻と友人と祝杯を挙げる。ちなみに友人役を野坂昭如が熱演。早口で棒読みのセリフがイカしてます。「もうやってられへん!」。その気持ち分かります。雨の中を車で猛ダッシュ。気が動転したところに目の前に医学生を発見。「きゃー」ブレーキが間に合わず轢き殺してしまう。ガーン。たまらず立ち去るが、翌日男から電話。「ホルマリンのプールに入れておいたよ」。確認すると男だけでなく医学生の姿が。「こりゃもうやっるきゃねー。燃やすっきゃねー」と深夜、二人の遺体を運び出す。しかし、ちょっとその場を離れている間に、ストレッチャーに乗せたはずの二人の遺体が無くなっている。「もう勘弁してよー」と半狂乱で車を走らせる。そしてフロントガラスに男の手が。車を止めて走って逃げようとするが、男が運転する車が追いかけてくる。そして跳ねられて死亡。翌日、学生たちが「今日は誰を解剖するかなー」「俺は女がいいな。エヘヘ」とウキウキウォッチング。そんなほのぼのトークを交わしながらホルマリンのプールのフタを開けると助教授の遺体が浮いていた。まさに浮き浮きウォッチング。お・わ・り怖かったけどベタでした。
2013年09月27日
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世の中では「半沢直樹」なんでしょうが、ワタクシ的には「立花ナオキ」です。恐怖劇場アンバランス 第8話「猫は知っていた」監督・脚本 満田禾斉原作は仁木悦子。原作を読んだことあるが、面白いとは思わなかった。第一回江戸川乱歩賞受賞作だが。これと言った展開はなく、起伏感に乏しく。でも何度か映像化されていたりする。それは主人公が兄妹という素人探偵コンビが今以て珍しいからなんでしょう。そんなこんなで1時間の作品にまとめたのが本作ですが、原作のダイジェスト版のような印象を受けた。当初、市川森一に依頼していたらしいが、なかなか仕上がらなかったことから監督の満田禾斉が自ら仕上げたらしい。うーん、悪くはないけど、良いかと聞かれるとそうとは言えない。監督の手腕ではなく、原作で損をしているような。安定感のある凝った演出は良かったと思う。撮影も佐川和夫が担当していたりして「狙ってる」感がよくわかる。でも、うーん。当時は2時間サスペンスなんか無かった時代だったので、そういう意味では実験的だったと思う。「恐怖劇場アンバランス」という番組自体も。「恐怖」の定義が作品ごとに変わるのも、今の時代ではアリですが、当時は混乱を招いたと思う。今回は純粋なサスペンスなので、今までカラーとずいぶん趣も異なっている。そのパラパラさ加減もいいと思う。実際「ウルトラQ」がそうだったんで。でもなー、うーん。難しいですなあ。
2013年09月24日
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もうグダグダ。なぜみんな頭を使おうとしないのでしょうか?恐怖劇場アンバランス 第7話「夜が明けたら」監督 黒木和雄 脚本 滝沢真理事情により5話と6話は飛ばします。原作は山田風太郎の短編「黒幕」。初老の仕立て屋・西村晃は娘と仲良く新宿でお買い物。そこへチンピラ三人登場。娘にちょっかいを出す。つかナンパです。西村晃は抵抗するがチンピラ無視。周囲の人たちは見てみぬふり。誰も助けようとしてくれない。娘の身の危険を感じた西村晃は、たまたま所持していた仕立用のハサミでチンピラ三人を刺してしまう。しかし、正当防衛とは認められず、むしろチンピラを追いかけて刺したことが過剰防衛に当たるとして懲役一年の実刑が下される。さらに不条理なことにチンピラ三人にはお咎めなし。その後、模範囚だったことから半年で釈放される。久しぶりに西村晃を訪ねる花沢徳衛刑事。事件前と変わらず店を経営している様子に安心する。「娘は結婚しました」と聞き「そうかーよかったなあー」と西村晃にシャツの仕立を注文する。花沢徳衛刑事がわざわざ訪ねたのには理由があった。実はチンピラ三人が西村晃に小銭をせびっているという。しかも、西村晃は断るどころか進んで渡しているという。脅されているわけでもない。コレ一体どういうこと?チンピラたちは相変わらずあちこちでゆすりのようなことを繰り返している。娘が結婚したのはウソで、実は横須賀へ家出をしているという。実際に横須賀のゴーゴーで踊りまくる西村晃の娘の姿を確かめる。娘はタバコ吸いまくり、酒飲みまくりのアバズレ(死語)になっていました。そんなこんなで夜の公園。チンピラ三人がまたしてもカップルを脅迫するが、張り込んでいた花沢徳衛刑事が逮捕。と、そこへ西村晃が姿を現す。シルクハットを被ったスーツ姿で。さらに娘がその様子を遠くから見ている。「刑事さん、俺の気持ちが分かるかね?俺は世の中の奴らが一度は俺と同じ目に遭ってもらいたいんだ」「みんなグルなんだ。刑事さん、あんたも、あいつらも、この俺も。みんなグルだ!」「俺は死んでいるんだ。二年前のあの日から。俺は生きていない。この脈は動いているが、俺は生きていないのだ」「すべては終わった。俺にとってこの世の全てが終わったのだ」。そう言うと笑いながら踊り出すのであった。数日後、かつて事件が起った場所を颯爽と歩く西村晃の娘の姿があった。お・わ・り冒頭のチンピラ三人による西村晃親子への襲撃&周囲の無関心シーンは望遠レンズで撮影。たぶんゲリラ撮影だったと思われます。そのため周囲の無関心振りが非常にリアル、というよりも実際に無関心なんですな。その状況をよりリアルに伝えるためか、足跡以外はすべて無音。チンピラ三人と西村晃親子がどんな言葉を発していたか、どんなやり取りをしていたか、見ていても分からない。それらは無関心であれるばあるほど耳に入っていない。そのことを表現したのでしょう。ということは視聴者もグルというわけです。ラストシーンがどういう意味を持っているのか、西村晃による復讐がどういうものだったのか、分かりませんが、でも、分かる。シーンが変わるたびに新宿で建設中のビルが映し出されるのも印象的。
2013年09月23日
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玉木宏ってものすごいヅラだ。恐怖劇場アンバランス 第4話「仮面の墓場」監督 山際永三 脚本 市川森一これ怖かったよ。不条理すぎて。劇団の座長を演じる唐十郎。ってそのまんま。唐十郎の劇団はオチ目だけど一発デカイの狙うぜ。つうことで過剰な芝居を団員に要求する。悪霊役を演じる役者を三谷昇が演じる(ややこしいな)。唐十郎は悪霊が二階のギャラリーから滑車を使ってステージへ降りてくる演出を思いつく。三谷昇はあんまり乗り気ではないがやってみる。一回目は成功。じゃ二回目行くぜ。けどゴホゴホ。喘息の発作?風邪?そんな調子だったので降りる途中でバランスを崩して客席へ。三谷昇は死んでしまった。唐十郎は団員の緑魔子と若かりし橋爪功と共謀してボイラーで燃やしてしまう。ところがボイラーから「ぎゃーーー」という叫び声が。三谷昇は生きていた?その後、死んだはずの三谷昇の目撃情報が続々。「ベンチでタバコを吸っていた」「表を歩いていた」「ベンチに血糊がべっとり」などなど。そして唐十郎もボイラーでゴホゴホ咳声を聞く。「おい、俺を邪魔する気か?」。ボイラーの扉を開けるとこんがり焼けた骸骨が。グイグイ奥へ押し込む。それをこっそり見ている緑魔子。そんなこんなで悪霊役を緑魔子へ、緑魔子がやるはずの役を唐十郎に憧れて田舎から出てきた少女・つるにチェンジ。公演に向けて準備は進められていく。しかし、稽古中に三谷昇の幻を見た橋爪功は「もうやってらんねーよー!」と逃げ出してしまう。40年前の橋爪功、かなりカッコイイです。ますだ・おかだの「閉店ガラガラ」のほうに激似ですが。そんなこんなでつるはボイラーで骸骨を発見、唐十郎は緑魔子を殺してまたしてもボイラーへ投げ捨ててしまう。つるは舞台に立つ唐十郎にボイラーで骸骨を見つけたことを話すが、「夢だよ」「夢なんかじゃないです」「夢なんだよ」「夢じゃないです!」「夢なんだよ!」といいあって突然ぶちゅーと接吻。ダチョウ倶楽部かと思った。そして何故か二人にライトが当たる。芝居なのか、ドラマなのか、だんだん分からなくなってきます。舞台で芝居をするようにつるの首を絞めて殺す唐十郎。ついにひとりぼっちになってしまった。そこへ劇団のマネージャーがやってくる。つるが家出少女で捜索願が出ていたことを知らせる。「おい聞いてるのか?芝居は中止だよ」「芝居は続ける。もう仲間はいらん。俺一人でできる芝居を昨日から考えていた。観てくれるか?」と、突然一人芝居を始める。このシーンが圧巻。一見アドリブっぽいけど市川森一のシナリオ集で確認すると脚本に忠実だったりする。唐十郎の芝居が上手すぎなんです。そして突然舞台に映し出される海岸の映像。唐十郎はその中へ入ってしまう。海に向かって叫びながら義眼を投げつける。お・わ・り死んだはずの男が甦ったことの恐怖がテーマかと思っていたら、そのあたりはどっかへ行ってしまい、というよりも最初からどうでも良かったのでは?ベタな展開ですしね。むしろ描きたかったことを通すためのエッセンスにとどめ、本当は「恐怖」よりも「幻想」が描きたかったんでしょう。市川森一としても初めてやりたいことをやり抜いたと思われます。でも、市川森一に限らず、プロデューサーを始め全員やりすぎ。そりゃお蔵入りしますわ。
2013年09月21日
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阿部寛も増毛してるね。恐怖劇場アンバランス 第3話「殺しのゲーム」監督 長谷部安春 脚本 若槻文三原作は西村京太郎。ただし電車も十津川警部も出てきません。胃がんで余命一年と宣告された中年サラリーマン・岡田英次。数年前に妻を交通事故で亡くし、今はやもめ暮らし。ではなく、病院で知り合った看護婦・春川ますみといい仲ですよ。そんな岡田英次の前に現れたのが肺がんを宣告された田中春男。田中春男はお互いを殺し合う殺しのゲームを提案。生き残ったほうが相手の預貯金などをいただいて残された人生を謳歌する「というのはどうでしょう?」。岡田英次は真面目なので躊躇するが、そうこうしているうちにゲーム開始。自分の知らない間に病院や勤務先に「兄」と称する人物がやってきて色々調査を行っている様子。「自分に兄なんていません」「じゃああの人は誰だったんだろう?」。ヨーグルトを食べたら変な味、歩いていたら真上から鉄骨が落下、非常階段に油が塗られツルツル、エレベーターを乗ろうとしたら危うく地上へ真っ逆さま。アクシデントとの連続。春川ますみから親身になって心配されるが、怖いものは怖い。ひょんなことで知り合った石橋レンジとその彼女。岡田英次とは対照的に無軌道な生き方をしている。岡田英次を港の先っちょに立たせ、レンジは車で突っ込む。ちょっとでもよけた方が負け。こちらも殺しのゲームである。結局、彼女と車ごと海に落ちてしまったレンジの負けなのだが。ちなみにレンジ、若いので毛髪がフッサフッサ。さてさて、そんな折。田中春男がマンションを訪ねてくる。「お詫びに来たんです」。小汚い恰好していたのが、サッパリと別人のようないでたち。「実は別の病院で検査してもらったところ誤診だったんです」「私はあなたと違って健康なんです」「スポーツカーでも買って人生を楽しみますよ」と。さらに「春川ますみは帰ってきませんよ。彼女は私と内縁関係でしてね」と衝撃のカミングアウト。身の回りで起こったおかしな出来事はすべて春川ますみの仕業だったのだ。田中春男は懐から拳銃を取り出し、「私は死ねなかった。でもこの間、楽しかった。これはせめてものお礼です」と拳銃を岡田英次に差し出す。なんかムカつくよねー。つうことで岡田英次は何気に拳銃を掴み、「死刑を怖がらずに人を殺せるのは私だけだ。それはあなたが教えてくれた」と言って田中春男に発砲する。しかし、田中春男は「ありがとう。。。あなただって人を殺せるじゃないですか」と言い残して息を引き取る。岡田英次は殺しのゲームに勝ったのか?お・わ・りラストの田中春男って一世一代の大芝居だったのでは?誤診云々は嘘。自殺する勇気はないので誰かに限りなく合法的に殺してほしい。自分と同じく余命幾許もない人物に殺させそうとしたのは、相手にも迷惑がかからないようそれなりの配慮か?今回はチョット怖かったよ。長谷部安春って「あぶない刑事」の印象しかないけど、なかなかやりますな。
2013年09月20日
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ダルいな。恐怖劇場アンバランス 第2話「死を予告する女」監督 藤田敏八 脚本 小山内美江子「3年B組金八先生」でおなじみの小山内美江子が書いてみましたよ。主演は世界の蜷川幸雄。若いので毛がフサフサです。脇を固めるのが財津一郎と名古屋章。本気なのか冗談なのか分からない奇跡的なキャスティング。蜷川幸雄は売れっ子作詞家。何やら奥さんと揉めてます。内縁関係?とにかく別れるつもりです。でも娘が病気で大変なのよ。それでも蜷川幸雄は「関係ないよ」といった態度を一貫します。家に帰ると知らない女がいました。ビックリします。さらに「あなたは明日の夜に亡くなります」と言われます。益々ビックリします。つか怒りますよ。誰だって。怒りがおさまらない蜷川幸雄はバーへ。そこにはナントさっきの女がホステスとして働いているではありませんか。ママさん曰く「最近入ったのよ。売れっ子なのよー。今日はずっとここにいたわよー」と。おかしい。さっき家におったやんけ。で、売れっ子作曲家・財津一郎と別の店で飲み直し。「そうそう。紹介するよ。いい子がいるんだよー」と財津一郎に紹介されたのがまたしてもさっきの女。「今日はずっと俺と一緒だったんだよー」と財津一郎が奏でるピアノの生演奏で女が美声を披露。「らららー」。もうわけわかんねーとばかりに混乱する世界の蜷川幸雄。これは妻の嫌がらせに違いないと疑う。そんなこんなで売れっ子音楽プロデューサーの名古屋章も交え、事情を話す。半信半疑の二人。ごもっともです。そんなこんなで時間はどんどん過ぎていく。「俺はもうすぐ死ぬんだー。ムキー」。まあまあ、三人で飲もうやとロックでぐびぐび。そこへまたしてもあの女が。と、思ったら奥さんでした。「あなたのことが心配なのよ」とかなんとか。空気が重い。「ま、陽気に行こうや」と陽気な顔をした名古屋章がラジオをつける。昨日から逃げ出していた蛇が「捕まりましたよ」とニュースで報道。蛇に殺されて死ぬと思っていた蜷川幸雄はほっとしましたね。しかも時計を見ると12時を過ぎました。あれ?生きてるヨ。なーんだ、あれは幻だったんだ。イェーイと一安心した瞬間、奥さんの代わりにあの女が目の前にいるではありませんか。うわーびっくり。後ろにひっくり返って壁に身体をぶつけた勢いで、棚に置いてあったローソク台が落っこちて、蜷川幸雄の首に刺さって死亡。ローソク台には蛇の彫刻が。あ然とする財津一郎と名古屋章。女の姿はありません。そこへ電話が掛かってきたので恐る恐る受話器を取る財津一郎。耳元から「らららー」という歌声が聞こえてきましたよ。お・わ・りなんかイマイチ。あの女の正体は何だったのか?蜷川幸雄の奥さんは蜷川幸雄を相当恨んでいたようだったので、蜷川幸雄が死ぬように呪ったのがああいう形となって現れたんだと思いますが、やや説明不足な感じがしないでもありません。ウルトラQの「あけてくれ!」や金八先生の荒谷二中編のほうが怖かったね。あと加藤優も怖かったなあ。
2013年09月19日
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夏休み終了。。。恐怖劇場アンバランス 第1話「木乃伊の恋」監督 鈴木清順 脚本 田中陽造円谷プロは「マイティジャック」等の失敗により1969年にスタッフの大量解雇に踏み切る。しかも番組制作の受注も途絶え、TBSや親会社の東宝からも見放され会社存亡の危機。そんな中、必死こいて売り込んでなんとか制作にこぎつけたのがこれ。しかも懲りずにフジテレビで。フジテレビも寛大だなあ。記念すべき第1話に起用されたのが、当時日活で干され2年近く映画を撮らせてもらえなかった鈴木清順。この時点でなんだか嫌な予感がしますな。今回は江戸時代と現代のお話がクロスオーバーするモーレツに変な一本。ある日、即身仏になったエラいお坊さんが復活。「これはありがたいことじゃー」と村人ビックリ。村長様もイエーイ。ところがやることなすことエロいことばかり。鈴木清順版「変なおじさん」といった感じ。「つうことでした」と口述筆記をする大学のエライ先生役の浜村純とかつての教え子の渡辺美佐子。浜村純は身体を壊し、ほぼ寝たきりなので自分で筆を持つことすらが出来ない。しかし、あちらは元気。かつて渡辺美佐子が学生だったときにもかなりのエロパワハラを炸裂させていた様子。しかし、渡辺美佐子はとある男性と結婚。よかったですね。ところが海軍へ招集、軍需工場で空襲を受け、結婚からわずか1年数ヶ月で未亡人となってしまった。お坊さんはエロいことに執念をもって甦った。夫は私に対して執念を持っていないのだろうか。そんなことを考えながら雨の中、軍需工場の跡地にたたずむ。そこへサングラスをした男が現れ、渡辺美佐子に声を掛ける。夫とよく似たその男に、思わず身体を預けてしまう渡辺美佐子。でもでもその声は夫の声と同時に浜村純の声にも聞こえなくもない。しかも、サングラスの男が一瞬見せたその顔は浜村純。情事が終わった帰り道。そこへバタバタと駆けつける浜村純のお手伝いさん。「先生が亡くなりましたー」。では、あの男は夫だったのか?浜村純だったのか?カンカン鳴り響く遮断機のサイレン。そこへオーバーラップする亡き夫の笑顔。お・わ・り「いやあ、エロの執念ですねー」と冒頭と最後に取って付けたような青島幸男の解説付き。これは要らないと思った。前半は喜劇風、後半はホラー。かなり怖い。村長様役と渡辺美佐子の夫役を川津佑介が二役。これどういう意味?1話から飛ばしすぎ。円谷プロのカラー無し。怖ー。
2013年09月18日
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台風ですな。せっかくの休みなのに。ジャンボーグA 第50話「トウキョウ最後の日」年の瀬も押し迫った東京。満月の輝く夜が一瞬にして真昼へ、しかも気温が40度まで上昇する異変が起こった。デモンゴーネは月に巨大なレンズを作り、そこから太陽熱を東京に向けて発射していたのである。40度だった気温は50度まで上昇。各地で火災が発生する。とてつもなくデカイ作戦。熊井隊員(デブ)と安田隊員(ワイルド)はハンターQで月に向かう。「よーし俺も出撃するぜ!」とナオキもジャンボーグAで月へ飛び立つ。しかし、あっという間に撃墜されるハンターQ。「野村くん!我々も行くぞ!」と村上隊長と野村せつ子隊員がジェットコンドルで救出に向かう。その頃、月面ではジャンボーグAと女デモンゴーネが死闘を繰り広げていた。ドロップキックかましたりといつものムチャクチャぶりでジャンボーグAが優位だったが、レンズの光で全身を焼かれてしまう。ボロボロになったナオキは何とか地球へ帰還。びっくりした義姉さんと和也くんはナオキを病院へ搬送する。さて、こちらも何とか帰還できたPATのメンバー。このままだ今度こそ東京は焼き払われる。「いいか皆!。諦めるのはまだ早い!たとえ勝目が無くても命を落としてまで戦うのがPAT魂だ・・・。野村くん!安田(ワイルド)!熊井(デブ)!皆、俺に命をくれ!」と笑顔を見せながら熱く語る村上隊長がカッコよすぎです。病室で和也くんからその話を聴いたナオキは焦る。そして和也くんのひとことがとどめをさす。「ちくしょう!どうしてジャンボーグ9は空を飛べないんだ!」。確かに和也くんの言うとおり。そこでナオキはPATの観測用宇宙ロケットで月へ向かうことを思いつく。「でも待てよナオキ!月まで飛べても帰りはどうする!ということは俺は永久に・・・。なーに生きて帰ってこれなくてもいい。デモンゴーネの奴をやっっつけて・・・兄貴の仇を討つためなら喜んで死んでやる!」とものすごい自問自答を繰り返す。義姉さんと和也くんの制止を振り切って「トイレへ言ってくる」と嘘をついて病室から飛び出る。「義姉さん、どうかいつまでもお元気で・・・。和也、しっかり勉強して兄貴に負けない立派なPAT隊員になれよ。いいな!」。このモノローグにグッと来ました。そしてPATのコントロールセンターに忍び込んでスタッフ3名をボコボコに。観測用宇宙ロケットを勝手に操作して、ジャンボーグ9とドッキング。月に向かって飛び立つ。発想は素晴らしいが、やってることはグロース星人並みの悪質さです。先行して月に向かっていたPATのメンバー。後から追いついてきた宇宙空間を飛ぶジャンボーグ9の姿にあ然とする熊井隊員(デブ)の表情がリアル。ロケットから離脱して女デモンゴーネと激突。巨大レンズがジャンボーグ9を狙う。「くそう!しっかりしろナオキ!どうせ捨てた命じゃないか!戦え!怯むなナオキ!」。モノローグがいちいち熱い。光線を発射し巨大レンズの破壊に成功。それを見て男デモンゴーネに変身。「ジャンボーグ9よ!お前のおかげで私が全生命を掛けた作戦が失敗に終わった!もはや私にはお前と刺し違えて死ぬしかない!潔く死んでもらうぞ!」怒り狂う男デモンゴーネの反撃に圧倒される。しかし、襲いかかる男デモンゴーネを身体を巨大レンズの破片で貫く。「デモーン!・・・デーモーン!・・・」口と腹から緑色の血を流しながらデモンゴーネは絶命する。戦いが終わり、月から地球を見つめるナオキ。「義姉さん、和也、俺はもう二度と地球には帰れないんだ。俺は決して悲しくないぜ。こうして地球を見ながら死んでいけるんだ。悲しくなんか・・・エヘヘ・・・あるもんか!」とハンドルを握りながらつぶやく。そして「月の砂漠」を唄う。目の前に浮かぶ義姉さんと和也くんの姿、立花家での朝食、野村せつ子隊員とのほんわりしたやり取り、参謀とのPAT子ども会祭り、風間一平、大羽隊員の殉職、熊井隊員(デブ)、安田隊員(ワイルド)、村上隊長の笑顔、そして伴野社長との思い出が次々と思いだされる。泣けます。あれ?岸隊長と浜田隊長のことは思い出さないの?でもナオキがしんみりしてるからいいんです。こっちもしんみりするぜ。その瞬間、ガシーン!!という衝撃がジャンボーグ9を襲う。「PATだ!」。ファイティングスターとジェットコンドルがジャンボーグ9の身体にワイヤーを装着したのだ。「よーし!熊井(デブ)!このまま地球へ戻るぞ!」とカッコイイ指示を出す村上隊長。そして熊井隊員(デブ)も「OK!9さんよ、今度と言う今度はお前さんの捨て身の戦法には頭が下がるぜ。お礼に地球まで連れてってやるからな!」。ジャンボーグを目ざわりに思っていた熊井隊員(デブ)が最終回にしてこのセリフですよ。泣けます。そしてナオキも泣き顔で「ありがとうPAT・・・ありがとう・・・」と感謝の言葉を口にする。ジャンボーグ9とPATの帰還を迎える義姉さんと和也くん。ナオキは涙を流しながら、しかし笑顔でジャンカーZを走らせる。それから数日後、スナックではお正月に備えもちつき大会が行われる。ところ変わってどこかの星の荒野。四つの十字架。アンチゴーネ、マッドゴーネ、サタンゴーネ、デモンゴーネのものか。「我々はいつか必ず地球を手に入れて見せる。必ず・・・必ず!」お・わ・りえ?これで終わり?そう、唐突に終わってしまうんです。続編を匂わす終わり方をしながら、なんと次週から「空手バカ一代」が始まったりする。「ミラーマン」を第一部とするなら「ジャンボーグA」は第二部。思わせぶり満々な終わり方をしているのでたぶんスタッフは第三部を作るつもりでいたのでしょう。絶対に。できちゃった結婚みたいに既成事実さえ作っておけば入籍を認めざるを得ない、それとよく似た作戦で「こんな終わり方したんで続編つくりましょーよ社長~」と行くつもりだったが、そこはシビアな関西企業の毎日放送。円谷プロの番組はあまりにも金が掛かり過ぎるため敬遠したのでしょう。同じ毎日放送発でも「東映の仮面ライダーは金かからんのにボロ儲けやん」。それを言われるとぐの音も出ません。そして「ジャンボーグA」のスタッフは「ウルトラマンタロウ」の後番組「ウルトラマンレオ」の製作にほぼそのままスライドすることになる。面白かったのにもったいないです。ホントに面白かった。つうことで「ジャンボーグA」のレビュー、これにて終了。
2013年09月16日
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朝から雨。たまった本を読みまくり。ジャンボーグA 第49話「謎!デモンの呪いが時を裂く」次回は最終回だと言うのにやや凡作。でも熱い。。。和也くんの友達・トキオ君は時計屋の息子。その時計屋で腕時計を直してもらったナオキはご機嫌。ところが時計の針がグルグル回り出す。さらに時間がやたらと早く過ぎていくような気がする。ではなく、実際に時間が早く過ぎていた。もう18時なのに「今日はあんまり腹が減らないなあ」と言いながらスナックで仕事をサボる熊井隊員(デブ)。義姉さんも「あら、もうこんな時間」と。そして町中でも同じ騒ぎが起こっていた。「お前んとかで直した時計どないなっとんねん!」「デートに遅れてしもたやんか!」とトキオ君の時計屋へ文句をいいまくる客ども。和也くんはその正体を見つけようとトキオ君に提案する。その夜、二人は店に飾られた柱時計に吸い込まれてしまう。デモンゴーネの仕業である。そんなこんなで世の中大混乱。PATは原因を探るべく調査開始。ビル街にある時計が原因と断定し、熊井隊員(デブ)と安田隊員(ワイルド)は光線銃を発射し、時計台爆破に成功。避難させなくてもいいのか?ところがそのビルの中から女デモンゴーネ出現。街を破壊しまくる。ナオキはジャンボーグ9で出撃するが、巨大な時計の中へ吸い込まれてしまう。その中には和也くんとトキオ君の姿があった。女デモンゴーネと戦うが、時計の針や数字が乱れ飛ぶ不思議な空間にあって苦戦する。そんなこんなで両手両足を羽交い締めにされ、処刑台にくくりつけられてしまう。頭上を振り子のようにゆっくりと左右に大きく揺れている斧。ジャンボーグ9の首に狙いを定め、ジワジワと降りてくる。「9!がんばれー!」と声援を送る和也くんとトキオ君。「くそーーーーー!!!」とナオキは踏ん張ります。不思議な技や超能力ではなく、気合いだけで手足を縛りつけているチェーンを振りほどく。ここが本日の熱いポイントです。最後はやはり気合いです。時計を爆破し、空間を脱出。和也くんとトキオ君を安全な場所に逃がすと女デモンゴーネと激突。光線技の応酬。しかし女デモンゴーネは退却してしまう。こうしてまた平凡な毎日が戻りますが、同時に時間に縛られる毎日も戻ることに。「たまには皆さんの時計もちょっぴり狂わせてみませんか?きっと違った世界が見られるかもしれませんよ(笑)」って随分と適当なナレーションで締めくくるなあ。次回は最終回だっつうのに!なんかまだまだ続くような気がしてなりません。お・わ・り
2013年09月15日
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電車に乗ってた連中全員がスマホいじくってた。こわー。。。。ジャンボーグA 第48話「大逆襲!デモンゴーネ」義姉さんと和也くんが女デモンゴーネに拉致された。基地ではなく自宅で。ナオキが駆けつけた時にはもぬけの殻だった。そして安田隊員(ワイルド)と野村せつ子隊員も拉致されてしまう。さらにハンターQが何者かに操作され勝手に出動してしまう。もちろんデモンゴーネの仕業である。相変わらず心理作戦が上手い。村上隊長、熊井隊員(デブ)、ナオキの三人は捜査に出かけるが、ジャンカーZが勝手に走りだしてしまう。追うナオキ。なんとかジャンカーZに乗ることができたが、デモンゴーネから「捕まった者たちを助けたければ言うとおりに運転しろ」と脅される。バックミラーに映る和也くん、義姉さん、安田隊員(ワイルド)、野村せつ子隊員。四人とも磔にされている。やむを得ず指示通りにジャンカーZを運転する。追う村上隊長と熊井隊員(デブ)。しかし、言うことを聞いたせいか安田隊員(ワイルド)が解放される。ただし、首まで埋められた状態で。怯え切った安田隊員(ワイルド)。そしてナオキが走ったその先に見つけたものは、十字架に磔にされた和也くん、義姉さん、野村せつ子隊員の姿だった。そしてナオキのために絞首台が用意されていた。乾ききった映像。荒涼とした光景。カラスがカーカー。グロース星人の目的って地球侵略でしょ?なのに何故ここまで手の込んだことをするのか?粘着質で怖い。もっともっと苦しませるためにナオキは絞首台に首からではなく、足から逆さづりにされる。演出に力入り過ぎ。さすが鬼監督・東條昭平。。。そんなこんなでハンターQを取り戻した村上隊長らが駆けつける。女デモンゴーネは巨大化。男デモンゴーネに変身。なんとか足を縛りつけるロープをほどき、まず野村せつ子隊員を助け「あとは任せたぜ!」とジャンカーZからジャンボーグ9にチェンジ。男デモンゴーネと対決。今回も怪獣は登場せず、最高幹部との一騎打ち。前回と同じパターンとは言え、普通はありえない展開なので燃えます。で、ジャンボーグ9の勝利。男デモンゴーネは大爆発。しかし、こんなことであの執念深いデモンゴーネがホントに倒されましたかね?つうことで最終回まであと2話。目が離せませんよ。お・わ・り
2013年09月14日
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なぜバカなんだろう?ジャンボーグA 第47話「死闘!エース対ナイン?」いよいよデモンゴーネの攻撃が始まった。アンチゴーネ、マッドゴーネ、サタンゴーネの墓標に向かって地球征服を誓う。前回シルエットと声だけでしたが、今回はちゃんと姿を見せてます。確かおっさんの声でしたが何故か女性の声。。。そんなこんなで東京に円盤飛来。PAT出動。「俺もいくぜ!」とナオキも出動。ついでに和也くんも出動。懲りてないな。で、義姉さんまたしても心配。円盤から金髪の女性が現れる。美人だなーといった感じで見とれるサラリーマンたち。しかし、その正体はデモンゴーネだった。巨大化して街を破壊しまくる。ミニチュアぶっ壊し。火薬で爆破しまくり。この時のために予算を残していたのか。久々の都市破壊シーン。でもやっぱり予算が無いので怪獣は登場しません。ジャンボーグ9で対戦するものの、冷凍光線を浴びてしまいカチンコチンに凍ってしまう。「こうなったらジャンボーグAで戦うぜ!」と乗り換え運転。ジャン・セスナで飛び立つが、緑色の球体に包まれる。おなじみエメラルド星人登場。「デモンゴーネを倒すには焦らすしかない」と忠告するが、「うるせー」とかなんとか言って無視。ひどいね。この無鉄砲ぶりは初期の雰囲気に戻ってますが。ジャンボーグAにチェンジ。デモンゴーネに挑もうとしたところ、怪しげな呪文によってジャンボーグ9復活。なんとAに向かって攻撃開始。定番のニセモノではなく、本物同士の激突。これは悪夢です。「やめろー!」と泣きじゃくる和也くん。父親の生まれ変わりだと信じているもの同士が目の前で戦っているのですから。安田隊員(ワイルド)もただ抱きしめてあげることしか出来ない。両者共に光線技の応酬。結構悲惨な戦いです。グロース星人お得意の精神的にダメージを与える攻撃です。そんなこんなで両者ボロボロ。操縦しているナオキは血だらけ。とどめを刺そうとするデモンゴーネ。「わははは。ワシは男と女、二つの人格を持っているのだ!」とおっさん声でうれしそうに説明。両性具有だったのね。そんなこんなでA絶体絶命。その瞬間、9復活。デモンゴーネに攻撃開始。「誰が9を操縦しているんだ!?」と疑問に思いながらも、ナオキも満身創痍でデモンゴーネを攻撃。見事クビチョンパで大爆発。そして9の身体から離れる緑色の球体。エメラルド星人が操縦していたのだ。「ありがとう、エメラルド星人。あのとき忠告を聞いていればこんなことにはならなかった」と涙を流しながら反省。そんなナオキに「デモンゴーネはまだ生きているぞ」とダメ出しの忠告を与えるエメラルド星人。つうことで怒涛な展開でした。ここにきて作風が初期に戻ったりして、ラストに向けてますます目が離せませんな!40年前のテレビ番組ですがね。お・わ・り
2013年09月13日
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なぜモップの掛け方などを教えないといけないのか。何が就労支援やねん。お前にジョブコーチが必要やんか。ジャンボーグA 第46話「サタンゴーネ最後の大進撃!」サタンゴーネはPAT基地にミサイルを発射するが、PATの新型アンチミサイルによって阻止される。当初、ナオキのはっちゃけぶりが際立ちすぎてPATはほぼ空気に近い存在だったが、村上隊長が赴任してからは立派な防衛チームに成長。逆にナオキが目立たなくなってますね。そのことに気付いたか、気付いていないか、サタンゴーネの上司・デモンゴーネは激怒。サタンゴーネに死刑を宣告する。しかし、「同じ死ぬなら戦って死にたい」と言うサタンゴーネに対し、体内に爆弾をセットすることで最後のチャンスを与える。ちなみに今回デモンゴーネはシルエットと声だけです。その頃、PAT基地はネズミの大群に襲われる。これがCGや合成ではなく本物のネズミを使用。PAT警備員の全身にまとわりつくネズミの大群。気持ち悪いです。ネズミの正体はグロース星人。またしても基地侵入を許したか。これもうダメなんじゃない?底の抜けたバケツで水を掻き出しているような感じ。追っ払っても追っ払っても毎週のように侵入される。基地の機能としては壊滅的状況です。さらにPAT基地に向かって地震の震源地が移動していた。揺れる基地。あと30分で基地に到達することが判明。震源地を叩き潰すため村上隊長、安田隊員(ワイルド)、熊井隊員(デブ)が出撃。ナオキもジャンカーZで現地に向かおうとするが、車内にネズミの大群が。ナオキにからみつくネズミ。このシーンがかなり気持ち悪い。食事時を無視してます。そしてひとり基地に残った野村せつ子隊員もネズミに襲われていた。物理的に基地を壊滅させるだけではなく、隊員たちを精神的に参らせてしまうことも実行するのがグロース星人の特徴。ナオキはたまらず「うぎゃーーーーー」と絶叫。精神的にボロボロにされただけではなく、ジャンカーZもネズミたちのせいでエンストを起こしてしまう。「こうなったらジャンボーグAしかない!」と言って大利根航空に向かって走り出す。マラソンだよ、こりゃ。そんなこんなで移動し続ける震源地の正体がサタンゴーネと判明。基地は地震でボロボロ。頭の上から砂をかぶって全員真っ白けのPATのメンバー。しかし、負けないよ。村上隊長と熊井隊員(デブ)は真っ白け状態のままハンターQで出撃。自ら改造手術を施したサタンゴーネが大暴れ。そこへジャンボーグA登場。PAT基地のほぼ手前で防戦。サタンゴーネはジャンボーグAに抱きつき「デモンゴーネ様!サタンゴーネの死刑のスイッチを!早く!」と叫ぶ。寸前のところでサタンゴーネから逃れることに成功。哀れサタンゴーネは意味の無い自爆をしてしまう。というよりデモンゴーネによる死刑?そんなこんなで次回より最高幹部デモンゴーネが地球侵略計画の指揮を執ります。あと4回しか残っていませんがね。ちなみに今回は和也くん初の欠席。今日も基地にいたらエライ目に遭っていましたよ。義姉さんは夜通し監視体制のPATに付き合い「私も今日は24時間営業よ」とコーヒーを淹れてました。お・わ・り
2013年09月12日
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小澤勲編「ケアってなんだろう」医学書院平易な文章で分かりやすい。こういうことをちゃんと考えていなかったりするんですよね。現場の人間ほど。手法ばっかで。辟易してます。最近 田島明子「日本における作業療法士の現代史」生活書院研究方法がなんとも。大変だったのではないでしょうか?やっぱり歴史をちゃんと押さえておかないとダメだと思いました。なぜ今こんなことになっているのか?それを辿らないと 炭谷茂編「社会福祉基礎構造改革の視座 改革推進者たちの記録」ぎょうせいなるほど。確かにその通りなんですが、でも今この有様ですよ。公務員はいいよな。異動があるから、好き放題しまくっても後のことは関係ないですからね 泉鏡花「夜叉ヶ池・天守物語」岩波書店古典読まないとダメです。難解だからこそ古典なのです。でも「夜叉ヶ池」は読み易かった。ファンタジーですな。いや、これはホラーか 遠藤周作「海と毒薬」講談社もう50年前の小説になるんですな。遠藤周作にハマりつつある 岡崎伸郎・岩尾信一郎編「「障害者自立支援法」時代を生き抜くために」批評社ある雑誌の特集記事をそのまま書籍化したもの。その雑誌を探していた者にとってはありがたかったですね。混沌としてますな 富野善幸「伝説巨神イデオン1 覚醒編」朝日ソノラマ 富野善幸「伝説巨神イデオン2 胎動編」朝日ソノラマ 富野善幸「伝説巨神イデオン3 発動編」朝日ソノラマやっぱりアニメの方がいいと思った。それと文章が映像とビジュアルに追いついていないと思った。それなりに面白かったけど 藤子・F・不二雄「藤子・F・不二雄大全集 とびだせミクロ」1・2巻 小学館絵柄がカワイイ。1950年代なのに既にテンポも作風も確立されていることに驚いた。むしろ「オバケのQ太郎」や「パーマン」など1960年代にタッチを変えようとしていたのではないかと思えるほど M&R.フリードマン「選択の自由 自立社会への批評」講談社今年に入って再版されましたがヤフオクで落札。しかも超低価格にて。少々とっつきにくい内容でしたが、1980年代前後の動きは押さえておきたいものですな 小松左京「復活の日」角川春樹事務所怖かったです。ウィルスって怖いな。しかし小松先生スケールデカイ。しかもこれデビュー作から2作目ってスゴッ。。。ラストが映画と違っていたのは映画版を支持するか、原作版を支持するか。熟女マニアなら原作版ですかな 松原聡「民営化と規制緩和 転換期の公共政策」日本評論社面白かった。とてもためになりました。古い本ですが、今を知るにはちょうど良い。なるほどねー。すべては国鉄と専売公社と電電公社だったのね。それとサッチャーですよ 金子勝「セーフティネットと政治経済学」筑摩書房市場経済はダメではないけど限界があって、それに頼り過ぎるとロクなことないよ。という本。私もそう思います。ただし、著者の言う「第三の道」というのが今一つピンとこなかった。ベーシックインカムのこと?絶対違うと思うけど 炭谷茂「社会福祉の原理と課題 「社会福祉基礎構造改革」とその後の意向」社会保険研究所高かったのに薄っぺらな本だった。これは誰得な本?町工場の社長が出したCDみたいな本だった。著者がイギリスの影響を強く受けていることだけはよく分かった 厚生省社会・援護局企画課監修「社会福祉基礎構造改革に向けて」中央法規こういう風に決まっていったのかよく分かる一冊。ネットで調べても分かることだが、一冊にまとまっているのでとても便利。ただし、この手の本はすぐに出回らなくなるのでそこが痛いですな 厚生省社会・援護局企画課監修「社会福祉基礎構造改革に向けて2」中央法規時代のトレンドを追え。しかしトレンドに気がつくのが15年後って遅すぎですなー 笑
2013年09月11日
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休む予定ではなかったが大事を取って休むことにした。しかし、外出するとイライラすることばかり。ジャンボーグA 第45話「ほえる昆虫怪獣・砂地獄」前回のつづきのようなお話。脚本の安藤豊弘は41話からナント5本連続執筆。しかも、いずれも和也くんがグロース星人に捕まる話ばかり。そのとどめが今回展開される。言ってみれば安藤豊弘版「ジャンボーグA」最終回。ナオキは和也くんを連れてドライブへ。「おしっこ漏れそうー」と言う和也くんのためにトイレ休憩。しかし、和也くんは戻ってこない。砂漠のような場所。ナオキを監視するかのように砂の中から首だけを出す子どもたち。ナオキからの連絡を受けて捜査を開始するPATのメンバー。グロース星人から何とか和也くんを助け出すが、目を開けたまま、呼びかけに反応することはなかった。義姉さん、さすがに憤りを感じたのかスナックを閉めると言う。「PATの基地に出入りしているからこんなことになった」「いつもこんな目に遭ってばかり・・・」。そりゃ5週連続ですからな。PATもナオキも一体何してんねん、といった心境でしょう。その夜、和也くんは基地内を徘徊。PATの機密文書を探ろうとする。そこを村上隊長に発見され大乱闘。銃を奪い発砲しまくる和也くん。その前に立つ義姉さん。和也くんを信じるがあまりの行動です。しかし、和也くんは義姉さんに向かって撃ちまくる。正体はやはりグロース星人だった。義姉さんは本物の和也くんを救うべく、PATの捜査についていくことを村上隊長に頼み込む。PATは再び村を訪れるが、村人の子供たちから襲撃を受ける。グロース星人が村の子供たちと入れ替わっていたのだ。グロース星人の基地から子どもたちを助け出し、安田隊員(ワイルド)の機転で和也くんも救出成功。が、怪獣出現。ジャンカーZは砂地獄に呑み込まれてしまう。ナオキはバモス一世に乗って大利根航空に戻り、ジャン・セスナでジャンボーグAにチェンジ。怪獣と戦う。砂漠での対戦。もうミニチュアを並べるだけの予算も残っていないのか。。。そんなこんなでジャンボーグAの勝利。砂に埋まったジャンカーZを両手で優しくすくいあげる。そして場所はスナックへ。「もうスナックで美味しいコーヒーを飲むことができないのかー」と嘆く熊井隊員(デブ)を中心にしょんぼりしているPATのメンバーへ「これからもスナックは続けます」「スナックと和也を守ります」と笑顔で、しかも力強く宣言する義姉さん。「やったー!じゃあカレーライスとスパゲッティと・・・サンドイッチ2人前!」と注文する熊井隊員(デブ)。周囲からどんなリアクションが期待されているか、よく理解している男の中の男。そんなこんなで最近ナオキよりもPATや義姉さんの方が目立ってますが、いよいよ次回から怒涛の最終5部作がスタートするよ。お・わ・り
2013年09月11日
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昨日から風邪のようなモーレツなダルさ。これは絶対過労だ。。。ジャンボーグA 第44話「妖怪ロボット・地獄の鏡」今回はちょっと切ないお話。海岸で遊ぶ立花家。亡くなった立花元隊長、和也くん、そして義姉さん。しかし、立花元隊長は沖に向かって歩いていく。海の果てには大きな鏡があり、その中へ入ってしまう。「楽しい夢だったけど・・・怖い夢だったわ」。それは義姉さんが見た夢だった。その頃、PATは新兵器「分子破壊光線」の実用化に向けた実験をしていた。理数系の安田隊員の提案か。それを嗅ぎつけたサタンゴーネは下っ端どもを基地へ潜入させる。「おつかれさまでーす。あれ?見かけない隊員だなあ。おい、ちょっと待て!」と見かけない隊員に扮したグロース星人をぶん殴ったナオキの活躍で危険は回避。それにしてもしょっちゅう基地に入られてるなあ。そんなこんなで季節は早いが熊井隊員(デブ)が和也くんにクリスマスツリーをプレゼント。「早えーよ」と他の隊員たちに突っ込まれるが、和也くんは大喜び。しかし、ツリーの飾りからグロース星人が続々現れる。丸い飾りあるでしょ?あれがパカッと割れて。妙に怖い映像だった。「あなた達はいったいどれだけ私たちを苦しめれば気が済むの!」。義姉さんの悲痛な叫びもむなしく、和也くんと共に捕えられてしまう。自分がクリスマスツリーを買わなければこんなことにはならなかった。ナオキに「自分を殴ってくれ!」と土下座する熊井隊員(デブ)。そんなこと言われてもなあ。。。そんなこんなで怪獣出現。怪獣の体内には義姉さんと和也くんの姿が!でもジャンボーグ9は容赦も配慮も無く、いつものように光線業の連続攻撃。見事怪獣を倒し、義姉さんと和也くんを助け出す。怪獣と戦っているシーンに義姉さんの「あなた達はいったいどれだけ私たちを苦しめれば気が済むの!」が挿入され、なんだかホロッとさせられますなあ。戦いが終わって、再び海岸。和也くん、義姉さん、そしてナオキ。和也くんは「ジャンボーグ9もパパの生まれ変わりだよね!」と言う。平凡な生活を望む家族を脅かす存在。それに対する怒り。そして亡き夫への思い。いつになく切ないお話でした。お・わ・り
2013年09月10日
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SMAPの中井君って前髪、部分かつらでしょ?あれは絶対に。ジャンボーグA 第43話「殺し屋ロボット・必殺の罠」久々のバトルもの。子どもたちがピエロに誘われてバスに乗車。バスの中で映画大会を行うというのだ。昭和40年代にはこういう催し物ってあったんでしょうか?団地で子どもたちがたくさん遊びまわっているシーンが、なんとも懐かしい光景でもあります。ところがピエロの正体はグロース星人。和也くんを含む子どもたちをバスごとどこかへ連れ去ろうとする。隙を見つけて脱出に成功する和也くん。血の気の多さはお父さんではなく、叔父さんのナオキ似か。和也くんからの連絡を受けてPAT出動。しかし3人だけ。。。PATは異動と殉職率が高い。ナオキもジャン・セスナで出撃するが、最近大利根航空どころか伴野社長全然出てこない。その代わりスナックで義姉さんの手伝いをしているシーンがやたらと多い。この二人デキているのでは?和也くんにもナオキの車の購入のことを指摘されてたし。そんなこんなでグロース星人操るロボット・ジャンキラーJr.登場。着ぐるみ作る予算が無かったのだと思われる。ジャンボーグAはバスを確保するが、安全な場所が見つからず、とりあえず自分の腹の中に収納する。ドラえもんみたいだな。おかげで激しく戦うことが出来ず、ジャンキラーjr.に倒されてしまう。その寸前、自分の腹からバスを取り出し、なんとか子どもたちは助かる。またまた長ーいはしごを降りて、ジャンボーグAの足の裏から出てくるナオキ。「こうなったらジャンボーグ9で戦ってやるぜ」。その間、ジャンキラーJr.は攻撃を緩めず、ジャンボーグAを完全に破壊しようとする。PATは3人しかいないので子どもたちの誘導だけで精一杯。攻撃まで手が回らない。まるでウチの職場みたいです。と、そこへファイティングスターが飛んで来る。「誰が操縦してるんだ!?」。コクピットにいたのはなんとSGMの安田隊員だった。ナオキはジャンボーグ9にチェンジ。見事ジャンキラーJr.をこなごなに粉砕する。村上隊長から紹介される安田隊員。「私の部下で元SGMのメンバーだ。機械工学のオーソリティだ」。村上隊長が初登場した時と同じくSGMの制服を着ているのがカッコイイです。しかし、安田隊員といえば七三に別けた髪型と黒縁メガネで「いなかっぺ大将」に出てくる西一(にしはじめ)ソックリの容貌だったのに、今回はメガネなし、パーマ、日焼けとワイルド系にすっかり様変わり。ミラーマンとの共闘を終え、アフリカへ行っている間に何かあったとみた。たぶん女に振られたんだろうな。お・わ・り
2013年09月09日
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なのでー。うざい言葉だが、加えて「ー」は余計だと思う。ジャンボーグA 第42話「呪い針!ババラスの逆襲」コレかなり怖かった。そして泣けた。オネストから与えられた「はいからさんが通る」に出てくるような自転車に乗ってる和也くん。その自転車が和也くんごと空中に浮かび、そのまま姿を消してしまう。しかもナオキの目の前で。自転車を和也くんと一緒にクレーンで吊るして撮影している訳ですが、これが結構な高さ。撮り方が上手いだけなのかもしれませんが、それにしても吊るさなくてもアップだけで処理できるのに。手間と予算を考えても。さすが鬼監督・東條昭平。。。スナックにババラスから脅迫電話がかかってくる。和也くんを心配する義姉さん。ナオキとPATはババラスの指定した森に向かう。そこでナオキは女性と出会い、カメラで撮ってくれと頼まれる。そんな暇ないのにブツブツ言いながら撮りました。「今度はあなたを撮っていい?」なんでやねん!忙しいっちゅうねん!「もっと笑顔で」とまで言われ、無理矢理笑顔を作った瞬間、カメラからガスが噴射。ポラロイドカメラから現像されたナオキの写真に針を打ち込む女性。そのあまりの痛さに絶叫するナオキ。目、腕、心臓、頭と次から次に針を打ち込まれ、のたうち回る。森の中にナオキの絶叫が響く。このシーンがものすごく怖い!「ジャンボーグA」で一番怖いと思った。やりすぎだよ、これは!子ども番組なのに全く手加減しないなあ。。。ナオキを捕えたババラスはジャンボーグAと9の秘密を聞き出そうとする。兄の形見の腕時計が光る時、ナオキはジャンボーグへチェンジするのだが、ババラスはその秘密が知りたいのだ。「俺が秘密を知っていたら今頃ジャンボーグAを呼んでるだろ!」としらを切るナオキに対し、ババラスはカプセルに閉じ込めた和也くんにヒト食いネズミを放つ。和也くんの身体を這いまわるヒト食いネズミ。泣きながら追い払おうとする和也くん。このシーンも怖い。ホントにネズミをカプセルに入れる鬼監督・東條昭平。「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の先取り。和也くん役の子役がまた演技上手すぎて、観てて辛い。さっきのナオキの絶叫といい。その頃、ナオキが隠し持っていた発信器を頼りにPATのメンバーたちは現地へ向かっていた。そしてグロース星人たちとの激しい銃撃戦。手榴弾を基地入口に投げ入れた大羽隊員が先陣を切って内部へ突入。そこに捕らわれたナオキと和也くんを発見。しかし、二人を庇ってババラスの放った光線を全身に浴びてしまう。しかもババラスからナオキの腕時計を奪って。「兄さんの・・・形見だろ・・・。大切に・・・しろ」。ババラスとサタンゴーネは巨大化。ナオキはジャンボーグ9で立ち向かう。大羽隊員の亡き骸を運ぶPATのメンバー。頬をそっと撫でる村上隊長。涙する熊井隊員(デブ)と野村せつ子隊員。このシーンが長い。けど、いい。「大羽さん!」。ババラスとサタンゴーネに立ち向かうジャンボーグ9。ピンチ。そこへ村上隊長と熊井隊員(デブ)が猛攻。「撃って撃って撃ちまくれーーーーー!!!」「うわあああああああああ!!!」。もう泣けてきます。ピンチを脱したジャンボーグ9は見事ババラスを倒す。夕焼けの中たたずむジャンボーグ9。大羽隊員の亡き骸に駆け寄るPATのメンバー。大羽隊員の閉じた目から涙が流れる。そしてジャンボーグ9も涙を流す。お・わ・り
2013年09月08日
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王将へは頼まれても、死んでも行かない。以前からおかしい店だと思っていたが。ジャンボーグA 第41話「宇宙魔女ババラスのロボット作戦!」何気にすごい話。和也くんは自転車が欲しくてたまらない。お母さんに頼んだが「またね」と断られる。そこで言った和也くんのひと言が強烈。「ナオキさんには結婚指輪を売って車を買ったのに!」。これにはお母さんだけでなく、ナオキもショック。ホント強烈だわ。。。その頃、サタンゴーネの祖母・宇宙魔女ババラスが加勢に現れ、自ら作戦を展開することに。不貞腐れる和也くんの前に現れた美女と犬一匹。実はババラスとそのしもべオネストだったりする。オネストは和也くんに上手く取り入り、自転車を差し出す。喜ぶ和也くん。うーん、ホントにこんな自転車でいいのか?わーいわーいと和也くんが喜んで乗ってる自転車は「はいからさんが通る」に出てくるような前輪がデカイ自転車。花村紅緒さんがエンディングで乗ってる奴ですよ。「少尉~」って言いたくなりますよね。蘭丸とか牛五郎なんかも出てきたりして。そんな自転車。ナオキも自転車を買ってあげようと思ったが、とにかく高い。そこで中古自転車を買ったが、和也くんは見向きもしない。そんなこんなでオネストと仲良くなった和也くんを往復ビンタするナオキ。ホントに往復ビンタしてます。「オネストは悪い奴じゃないよ~」と泣きじゃくる和也くん。今回一番壮絶なシーンかも。。。ある意味清々しいです。ゆとり世代なんか暴行してやるぐらいがちょうどいいのです。そんなこんなでオネストは巨大化。ジャンボーグAと激突。ババラスも交じって大混戦するが、見事オネストを倒す。それを見てババラスは撤退。夕焼け空。本編もそれに合わせて夕焼け空。この夕焼けが油絵のようなものすごいオレンジ色。スケジュールの調整が大変だったろうなあ。とにかくオレンジ色。その夕焼け空をバックに和也くんは自転車をこぐ。しかし、オネストから与えられたその自転車にババラスはある仕掛けを考えていたのだった。つ・づ・く
2013年09月07日
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広末涼子が魔法使いみたいな顔になってきた。ジャンボーグA 第40話「大奮戦!バモス1世 バモス2世」めでたく第4クール目突入。しかし、一時期の猛烈なテンションから明らかに落ちているような。当時流行ったエクソシストなどの影響か、最近ホラー路線に走ってるけどあんまりおもしろくない。で、今回もホラー路線。龍神村を赤い霧のようなものが襲い、村人が大量に死んでしまう事件が発生。村上隊長はバモス1世と2世で現地調査を命じる。「あんなちんけな車で何ができるんだ!俺も調査に行くぜ!」と実もふたもないことを言うナオキ。つか、なんでお前がPATの作戦会議にいるんだよ。しかも、ジャンカーZも人のこと言えませんよ。ちんたら走る(本当にちんたら)バモス1世と2世を追い抜くナオキ。その頃、グロース星人たちは橋にダイナマイトを仕掛けていた。つか、お前らの科学力で橋のひとつやふたつぐらい一発でぶっ壊せつうの。やってることはドロンボー一味と変わりません。で、橋は爆破。真っ逆さまに墜落するバモス1世と2世。しかし、バモス1世は飛行能力を持っていたことから2世を助け難を逃れる。それを見ていたナオキのひとこと。「くそう!」。防衛チームの失敗を願う前代未聞の主人公。そんなこんなで龍神村に到着。民家に入ると等身大の怪獣が暴れていた。これって結構怖いかも。畳を敷いてる民家に等身大の怪獣。その頃、ナオキはエンストしたジャンカーZを修理中。「これではジャンボーグ9に変身できねー!」。他人の不幸を願うとこういう目に遭うのです。そんなこんなで怪獣巨大化。ジャンボーグ9と激突。サタンゴーネも現れ混戦状態。でも最後は正義が勝つ。バモス1世、2世、ジャンカーZのブサイクメカ3台がGメン75風に走る姿は超受けるー。お・わ・り
2013年09月03日
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研究者になろうとする人ほど上昇志向が強くて、うさんくさく感じてしまいます。ジャンボーグA 第39話「なき叫ぶドクロ湖の恐怖」和也くんは友達と3人で湖へキャンプに来てますよ。その話をスナックで聞いたナオキは「俺も休みとって行ってこかなー」。そういえば最近、大利根航空が出てこない。ジャン・セスナもミニチュアは登場するが、本体は出てこない。伴野社長も。ロケが大変だから曖昧にしてるのか?そういう事情のせいか、最近のナオキはすっかりスナックの店員状態。そんなこんなで和也くんたちを襲うグロース星人たち。襲っている理由は観ててもよく分からない。とにかく追いかけられ続ける和也くん。途中ドクロが登場するが、怖いんだか、怖くないんだか。ただし、ドリフのコントに出てくるような真っ白なドクロではなく、身体中にピンクの肉片らしきものがびっしり付着したリアルタイプ。これは怖い。つか、食事時にやりすぎでは?今ならBPOが許さないよ。そんなこんなで怪獣出現。ナオキはジャンカーZをジャンボーグ9にチェンジ。舞台は湖だが、これがやたら気合の入った湖。結構深そうだし、風を送ることで波のリアルさも再現。水を使う特撮は手間と時間がかかるので大変なのに、予算があるんだか無いんだかよく分からないが、少ない予算を特撮に割くところは円谷プロが元々技術者集団である所以か。そんなこんなで怪獣を倒してめでたしめでたし。帰り道をとぼとぼ歩く和也くんたちをナオキの運転するジャンカーZが追いつく。「乗せてってよー」という和也くんたちに「自分たちで歩いて帰れ」とひどいことを言って置き去りにするナオキ。しかも笑顔で。ちょっとした虐待かもね。つうことで、今回もイマイチ。お・わ・り
2013年09月02日
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論文さっきまで修正しまくり。疲れた。そんなことよりもGMTのファーストライブって2011年3月12日かよ!予告観ただけで泣いてしまった。。。ジャンボーグA 第38話「サイボーグ・コマンドを倒せ! パット新兵器登場」PATの新型戦闘機ハンターQ登場。かつてのウルトラホークのように分離合体する。けどなんか変なデザイン。そして新型車両バモス1世とバモス2世も登場。これがものすごくカッコ悪い。グロース星人は地球に宇宙船を派遣するがハンターQにより次々と撃墜される。しかし、数機取り逃がすところが甘い。なんとか一つ確保するが、中に入っていたメカからアラビンの魔法のランプのようにモクモクと黒づくめサングラス男が出現。攻撃しようとするがPATの隊員たちによって射殺される。このシーンが壮絶。サングラス男役の役者さんに容赦なく火薬攻撃。やりすぎだわ。観ててちょっと引いた。で、「こいつらがあちこちに出現したら大変だ」というわけで捜査開始。もちろんナオキも。サングラス男も怖いけど、こいつらには細菌兵器が仕掛けられていたのだ。細菌兵器ってやたら登場するけど、当時流行っていたのか?ナオキは廃墟になったビルでサングラス男に追い詰められるが、このシーンも引いた。コレ命綱使ってないように見えるけど。。。いや、使ってないでしょ!鬼監督・東條昭平おそるべし。誰も止めなかったのね。そんなこんなで怪獣出現。ジャンカ―Zがエンスト起こしたので、カッコ悪いバモス1世に乗って大利根航空に戻る。ほんとにカッコ悪いデザインです。で、ジャンボーグA登場。「いつも出しゃばりやがって!」と熊井隊員(デブ)から罵声を浴びせられる。ナオキもジャンボーグAを操縦しながら「足手まといなんだ!」とかなんとか悪態をつく。ここまで反目しあうヒーローと防衛チームも珍しい。でも戦いが終わった後、ジャンボーグAに向かって熊井隊員(デブ)は「また戦おうぜー!」と笑顔で手を振る。なんかいいっすね。お・わ・り
2013年09月01日
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