全30件 (30件中 1-30件目)
1

♪ アナクロと言われぬ不思議AIもラーニングせむ高島暦‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 新聞の集金が来て、年末近くなると必ず「高島暦」を置いてゆく。農業や家庭菜園をしているわけでもないし占いを信じているわけでもないが、一応キープして置く。旧暦はいまだに日本人の生活に生きていて、節々にそれを頭に置いて季節の変化を楽しんでいる。 右、拡大します 情報がなく、自然崇拝と八百万の神を信じ敬虔に生きていた時代の人々にとって、暦は重要な情報源だったのでしょう。拡大します 月を基準にしていた旧暦(太陰太陽暦)は、新月から次の新月までは平均して29.5日間で、一年間が354日になり、太陽の動きを基準とする1年より11日短く、3年で約一か月のズレが生じることになる。そのため、約3年に一度、「閏月(うるうづき)」というものを設け、一年間を13か月にして太陽の動きに合うように調整していた。正確には19年に7回の閏月を挿入すると新暦(太陽暦)との差がほぼ完全に無くなる。 最近では、2012年の3月と4月の間に閏3月が、2014年の9月と10月の間に閏9月が挿入されたらしい。(挿入位置は一定のルールに基づいて行われる。) 季節の変わり目でニュースなどでも言葉にされ、俳句や短歌などでも意識される「二十四節」。古代中国で作られ、文化の中心地だった黄河流域(今でいう華北地方)の気候季をもとにしているらしい。 季節は太陽の動きが影響するわけで、月の満ち欠けを基準とする「太陰暦」では太陽の運行による季節の変化と根本的に合わない。また、太陽の動きを太陽と月のめぐりを取り入れた「太陰太陽暦(和暦)」も、厳密にいうと年ごとに季節と月日にずれがあり、年によってはひと月ぐらいずれてしまう。そこで、古代中国で考案された二十四節気を暦に取り入れ、季節の指標にしたらしい。それでもやはり中国のものとなれば、実感とはずれた印象を生んでしまう。 明治5年(1872年)に導入された太陽暦(グレゴリオ暦)の季節感が現代にピッタリしないなら、新世紀暦みたいなものが新たに作られてもいいようなもの。しかし、こう変化が激しい地球環境を考えると、予測に基づいたデータを使って固定的な暦など作っても役に立たないだろう。 二十四節気に即した、5年ごとの限定的な季節を表す「AI暦」というようなものが作られるべき時なのかもしれない。 令和二年は、閏年であり、アメリカ大統領選挙があり、オリンピックがある。4年ごとにこの三つは必ずやって来る。 グレゴリオ暦(太陽暦・新暦)は、西暦が4で割れる年が閏年になる。(100で割り切れる1900年は閏年にはならないが、400で割り切れる2000年は閏年だった。)
2019.11.30
コメント(2)

♪ 茶臼山に初雪の声聞く夕べ南の海を台風上り来台風28号が発生。今月発生した台風は6個目 (3日23号、5日24号、12日25号、13日26号、20日27号、26日28号)となり、 1991年と1964年に記録した11月の台風最多発生記録に並んだ。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 蛇腹ノートの試作第二弾は、せっかく本のカバー製作で慣れた手法を使わない手はないので、ブック形式のものにしてみた。40ページもあるものを折ってつなげるのは骨が折れるので、半分にして両面を使ってもらうよう提案させてもらう。 これを広げると・・ こちらの方が製作には多少手間がかかるが、扱い慣れているので良いものが出来た。右開きか左開きかは、記事を貼り付ける時に本人に自由に決めてもらえばいい。 で、試作品を見せに行ったら、何の事はない両面で40ページでいいと判明。こっちの勝手な思い込みだったようで、一人相撲を取っていたわけだ。まあしかし、新しい宿題を与えられて楽しいし、いろいろ苦心しながらやることで養われるものも多い。ハードルが高いほどやりがいがあるのだから、“ここで失敗した経験は必ずどこかで役に立つ” と、自分を慰めている。 大いに気に入ってくれたので、残りの作成に入る。もう要領が分かったのであとの作業は早い。 それよりも困ったのは「あらん」だ。日中はいつも私の傍で過ごすことが多い。小さなものを扱っている時は良いが、全紙を広げて作業している時などは来てほしくない。いつもと違うものがあると直ぐに反応して、その上に乗って来るし手を出しては遊びたがる。あちこち動き回って作業の邪魔にもなる。紙を汚されたり、くちゃくちゃにされても困る。 それで、戸を閉めて入らないようにしていたら、あろうことか、隣室のベッドからジャンプして襖を乗り越え、欄間部分から入って来たのには驚いた。 かなりのジャンプ力だとは思っていたが、まさか上から侵入してくるとは。もう、こうなると防ぎようがない。 あいつが寝ている間に、紙のカットを済ませておかなければ。
2019.11.29
コメント(0)

♪ 七十の手習いとしてかさかさの触手を伸ばすイチゴジャムかな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 来年から始まる小学校でのプログラミング学習。 「学習指導要領」の改訂は約10年ごとに行われ、前回の改訂は平成20~21年。そこから約10年が経過したため今回の改訂が行われるわけ。小学校では、2017年度が「周知・徹底」期間、2018年~2019年度が「移行期間」、2020年度から「全面実施」となっていた。 「コンピュータを受け身ではなく、積極的に活用する力」や「プログラミング的思考(論理的思考力)」を身に付けるために行うという事になっている。 各教育委員会や小学校が連携をして、授業内容を準備・決定していくことになるらしいので、学校任せということ。そのため地域格差が生まれるのは必至のようだ。学校でも家庭でも一体どうなっていくのか漠然とした不安を持っている人は多いのでしょう。 5歳ぐらいからの子どもにおすすめの本「ルビィのぼうけん」という、コンピューターとテクノロジー、それからプログラミングについての世界一"風がわりな"絵本がある。 好奇心旺盛な女の子が宝石集めを通してプログラミングに必要な考え方にふれる物語からはじまり、後半の"自分でやってみよう!"(練習問題)へと続いていく。 また、「IchigoJam(イチゴジャム)」という、手のひらにのせられる大きさの「プログラミング専用こどもパソコン」というものがあって、テレビとキーボードをつなげばすぐにプログラミングを始められたりします。完成品 参考価格 2,000円(税抜) 事前にプログラミングの高度な知識や技術を学ぶ必要はなく、気軽にプログラミングを体験でき、抵抗などの部品を基板にはんだ付けして組み立てて、電子工作を体験することもできる。組み立てキットは1500円 子どもたちが作ったプログラムが投稿されているので、何が出来るかが良く分かる。 我々の世代は孫のこととして遠い世界にも思えるが、人生100年時代、シニアの楽しみ、生き甲斐として注目され始めているのが「プログラミング」によるアプリ製作。 そんな関心のある人の集まり「シニアもくもく会」というのがあって、月に1度、同好の士が楽しんでいるらしい。65歳以上が一応の基準らしいが、若くてもOKで、参加も無料という。2年前に80代でスマホ向けゲームを作った若宮正子さんにもやり方を教えた、プログラマー小泉勝志郎さんの主宰する「シニアプログラミングネットワーク」が、2年前の夏にスタートさせたものらしい。東京、仙台、名古屋、大阪で毎月開催されているという。「もくもく会」参加対象 *ITやIoTに興味がある方 *プログラミングに挑戦してみたい方 *孫と一緒にプログラミングで語れるようになりたい方 *孫に自分がつくったプログラミングを自慢したい方 *2020年プログラミングが授業化されるにあたり、孫にプ ログラミングを教えたい方 *定年退職を迎え、新しい生き方や新しいことに挑戦したい方 *電子工作を楽しみたい方 *世界最高齢のアプリ開発者の称号を更新したい方 *なにかつくりたい!って考えているシニアの方 持ち物は、可能ならばノートパソコン、タブレット等、となっている。 私もプログラミングには興味があるけれど、」この年では難しい言語を扱うのは無理。でも、簡単な方法でやれるならやってみたいと思う。その気になればけっこう楽しめる気がしている。 そこで登場するのが「Scratch(スクラッチ)」。マサチューセッツ工科大学が開発したもので、文字を入力して記述するのではなく、視覚的な要素を組み合わせてプログラミングを学ぶことのできるプログラミング言語。さまざまな要素を組み合わせて、インタラクティブなストーリーやゲーム、アニメーションなどを作ることができるようになっている。 「ビジュアルプログラミング」と呼び、小学校で習うのもこういうものらしい。いまからジージも始めておけばエラソーに教えてやることも出来るんじゃないか。 50の手習いとしてPC買って来て自分で立ち上げ、半年後にHTML言語でHPも作った私だ。70になったってまだまだだぞー!と、孫になら 言える。 「Scratch(スクラッチ)」は日本語版も有るし、PCやタブレットでいつでも始められる。チュートリアル一覧の一部 この画面で、左にある項目を選んで組み合わせるだけで出来てしまう。Eテレでもやっていたのを見たことがある。 何時からやるか? 今でしょう!! って・・・
2019.11.28
コメント(0)

♪ 野鳥らの鼓動が空をふくらます生きることとは空に向くこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ もう実がほとんどないのに柿の木にはメジロが毎朝たくさんやって来て、残ったヘタの部分を突っついたりしながら、盛んに飛び回っている。そうかと思うと、この庭としては珍しい鳥がやってきた。ヤマガラ あれは多分ヤマガラ。おみくじを運んでくるあの鳥だ。二羽がナンテンやカキの木にいる虫を探している。そこへコゲラもやって来た。おや、あちらにはジョビタキ。 色んな鳥が同時にやって来て、まるで野鳥公園の一角のようなにぎやかさ。小型の野鳥は本当にカワイイ。 手前にコゲラ、奥にシジュウカラ ジョウビタキ 曇り空でちょっと暗いのでバカチョンではよく撮れず、木の枝に止まっているのはどうにもならないのが情けない。 なんだか今年は小鳥の姿が多い。何時までも暖かいので活性が高いという事なのか。 メジロは留鳥で、カラ類とも混群をつくったりするらしく一緒に飛来することもあるらしい。それで、ヤマガラもシジュウカラもメジロと一緒にやって来るのか。メジロは、枝先を移動しながら、昆虫やクモを捕え、花の蜜だけでなく小さな木の実もよく食べるとか。 最近は市街地などでも繁殖するらしく、ハンモック状の独特の形の巣を街路樹や公園の木に作るらしい。 蛇腹のノート作り。試作品は要領が分からないまま作ってあえなく撃沈した。表紙の厚紙を2mmのものにしてみたら、重すぎて扱いくい。また、蛇腹に折るのがうまく出来ず、折山が揃っていないのでみっともない。折山部分に筆で水気を与えて重しを乗せておくと、しっかり落ち着く。 「最初は必ず失敗する」と思ってやっている事なので、落胆はしていないが、簡単に考えていたのが間違いだったことを思い知らされている。 やれやれ・・。 四六版全紙を縦に5等分して40ページ分の紙を用意。わずかな誤差もなく110cmほどの長さをカットしていくわけだが、この裁断に思ったよりも難儀したので二度目は慎重に。紙の厚さがちょっと厚すぎたこともあって、これを正確にカチッと折りたたみむのが難しい。 5枚分をつなげてから表紙を取りつけ、一冊の蛇腹のノートにする。どんな形状が良いのか分からなかったが、御朱印帳のようなものが一番簡単でよさそうだ。 一応それに決めたが今までやってきた製本の応用で、カバーの片側だけに紙を貼りつけ、もう一方をフリーにしておくというのも良さそうだ。
2019.11.27
コメント(2)

♪ 長引きしかぜに齢を思うあさ体温計に無視されており‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10日目になってもまだ咳が出るし、黄緑色の痰と洟も出る。夜中には微熱も有るようで、わずかに熱っぽい感じが有る。治ったと思ったのも束の間で、ここがピークだろうと勝手に思っていたが、峠のその先が思ったよりも長く、傾斜のないようなだらだら坂になっているようなのだ。 朝起きて熱を測ってみると、先日は37.4度だったが今朝は37.2度。あるとも言えないぐらいのもので、測らなくても凡そ見当はつく。カミさんが測ってみたらというので測ってみるだけの事。 前回も今回も、その時の体温計がなかなかピピ・ピピと鳴らないないのが変。どうも納得できないでいる。しょうがないのでそのまま数分間、脇の下に挟んでいた。 何故だか音が聞こえない。耳が悪いのではなく鳴らないのだ。試しにカミさんが計ってみると直ぐに鳴った。その音は聞こえているので、自分の耳のせいでもないらしい。あまりに微妙な熱なので機械がどう反応していいのか分からないでいる? そんな事あるんだろうか。 TERUMOのC230という電子体温計。ネットで調べると「正確、しっかり、平均約20秒で予測検温 」測温方式:予測式(予測検温・実測検温兼用)」とある。 通常なら20秒で計測終了するもの。そのまま10分挟んでいれば、そこでもピピ・ピピとなるようになっているらしい。 それで先ほどもう一度測ってみたら20秒後に鳴った。36.9度だった。なんだかなあの朝です。耳は胎内にいる時も、寝たきりになっていてもちゃんと聞こえているらしい。最初に始まり最後まで生きている聴覚は、人間のきわめてベーシックな器官であるらしい。 体温計に何かを試されている様な・・。AIがごく身近になって、知らず知らずに監視され、試さているようなことが・・もう起こっている!??
2019.11.26
コメント(0)

♪ デ・パルマと聞いて浮かばぬプロシュット血の色にじむサイコスリラー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 風邪をひいて、強引に風つながりもっていくわけでもないが。先日の「カンブリア宮殿」でディン&デカールで扱っている生ハムが目に付いた。このイタリアの高級生ハム「パロマ・プロシュート」のことを福岡伸一氏が書いていた記事を思い出した。 福岡伸一の動的平衡「風がつくるバラ色のハム」 複雑な工程を簡潔な表現でまとめ上げている所は、並の文才ではないと思う。科学者だけにその根拠となる部分がしっかり書かれれいて、長いばかりで中身のうすい紀行文とは大違い。 「塩と油でコーティングされた肉は、腐敗することなくその内部でタンパク質の自己消化が進み、アミノ酸のうまみと甘みが開いていく。同時に、赤身の部分で鉄イオンと亜鉛イオンの交換が生じ、肉は鮮やかなバラ色に変る。」歴史と風土によって醸成されてきたハム。その香りと旨味が文字の中から立ち上がってくる様だ。パロマ・プロシュート(プロシュット・ディ・パルマ) 金華火腿(中国)、ハモン・セラーノ(スペイン)と並んで世界三大ハムの一つだとか。 プロシュット(Prosciutto)は、イタリアでは豚のもも肉のハムを表すが、日本などでは特にイタリア産、またはイタリア式の燻製しない生ハムのことを指す。日本では「プロシュート」と呼ばれる。 なんと言っても色が美しい。赤は食欲を誘う。 ランギラーノは、パルマ市郊外に位置し、プロシュット・ディ・パルマ(いわゆる「パルマハム」)の生産地として知られている。大小を含め200ほどの生ハム工場があり、世界中で食べられているパルマハムのほとんどがここで作られている。ランギラーノの位置トッレキアラー城 ロマーニャ州パルマ県のランギラーノにある城で、もっとも保存状態が良いお城だとか。プロシュート・ディ・パルマ 生ハム (12ヶ月熟成) 6.7kg ¥33,500 熟成期間は18~24ヵ月がベストで、「生ハムは長く熟成されるほど美味しくなるというものではありません。熟成期間は18〜24ヵ月がベスト。短いと肉の味が目立ち、長すぎるとクセが出てきます」という。するとこのブロックは熟成が足りないことになるが、好み次第ではある。19ヵ月熟成(100g) 1,728円(税込) 三越伊勢丹Foodie(フーディー)で、三大ハムの味を三つに分けて比べている。ディボディエール パルマ産生ハム24ヶ月熟成100g ¥2,052 (税込) カンブリア宮殿で放映のこの商品、オンラインでは現在、品切れらしい。 ステーキなんか最近は食べたいと思わなくなったが、こういうものなら赤ワインと一緒にチビチビやりたいと思う。だれか送ってくれないかな~。 風を受けて熟成したものなら、風邪にもきっと良いに違いない。
2019.11.25
コメント(0)

♪ しまりなき曇天小春小鳥らのやけに飛び交う九時五十分‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 緑色の痰と洟が未だに続いていて、咳も少し出る。ちょうど一週間経ったところで、「風邪、治った!」と宣言したいところなのに、まーだ引きずっている。まあ、あとは鈍行列車がチンタラ各駅停車しながら、気付いたら終点に着いていたっていうような塩梅で治っていくのだろう。 頭が働かず、本を読む気にもならない。ブログだけはなんとか書きたいと、PCの前に座る。 もう11年以上毎日文章を書いて短歌も詠んでいるのでその数はかなりのものだが、結社にも属さず師事する先生も持たないので、その歌のレベルは言うまでもない。しかし、一割ぐらいはいい歌があるだろうと鷹揚に構えている。続けることの意味に拘っているだけなのかも知れないが、それとて充分なモチベーションになり得るわけだし・・。 惰性や慣れは勿論ある。その合間合間に、やってきたことのエッセンスが形になる時があって、ふと、良いのが出来ることがある。それで十分。自分のために詠んでるんだし、他人の評価を気にしていては狭くなっていくばかりなのでねえ。ホーキング博士 “AIは必ず人間を越える” 世の中、物事を深く考えなくなっていく度合いがどんどん進んでいて、近い将来、AIにすべてを奪われることになるやも知れぬ。便利の影でどんどん奪われていく人間性。もの作りをし、活字に親しむ。文を書き、短歌を詠む。そういうAIの苦手なことを進んでする。せめて自分だけはAIのしもべにはならないと思っているわけで・・・。 制作作業に入った蛇腹ノートの表紙の試作。表の表紙に表題を入れる凹みを作ってみた。 あとは全紙を縦目方向に5等分して蛇腹状に折り目を付け、つなぎ合わせるだけ。しかし、手作業で40ページ分を折るのは、つなぎ目との兼ね合いもあるし、結構大変だ。
2019.11.24
コメント(0)

♪ 侵入し六日の間居座ったナノメートルのやつが死にたり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ くそ寒い日に風邪を引いて治ってきたら季節外れの暖かさ。自然界の流れに沿うように推移している私。変温動物じゃないのだからまあ自然の変化に敏感という事か。 九州では台風崩れの低気圧の影響で南から暖かい空気が流れ込むため、最高気温は熊本市25度、福岡市・佐賀市24度など、季節外れの暖かさになるらしい。 しかし、それも束の間、翌24日(日)は大雨が降るという。原因は台風27号から変わる低気圧が大量の水蒸気を持ち込み、雨雲が発生・発達する可能性があるためらしい。局地的には100ミリ前後に達する恐れがあるらしく、激しい雨、落雷などに十分注意とのこと。 九州は雨に祟られっぱなしの印象があるが、雨は関東でもかなり降るらしく前日からの雨が23日も降り続き、千葉県には線状降水帯のような雨雲が発生して昼過ぎから夜遅くまで降り続ける模様。 狙ったように九州やまだ水害のダメージが癒えていない関東に雨が降る。どういうこっちゃ。 頼まれていた蛇腹のノートを作らないといけない。囲碁の先生が書いた連載記事のコピーを貼り付け、経典の様に横に広げられるようにするノート。40ページのものを4冊ほど欲しいというので、寸法を設定して計算すると四六版で40枚取れることが分かった。 少し厚めのFKスラットR(110g)を発注し、先日取りに行ってすでに手元にある。 表紙を付けて御朱印帳のようなものを作ることになる。見本があったらしいが、返してしまった後で見せてもらう事は出来なかったので、わたしの好きなように作らせてもらう。40ページ分をアコーディオンの様に折りたたむなんてやったことがない。手順を考えて狂いの出ないようにしなければならない。実際は8ページ分を4枚つなぐことになるので、つなぎ目との兼ね合いもある。 大概、最初にやったものは失敗するので、まず見本を作ってみる必要がある。そこで失敗することが重要なのだ。 膨らし表紙にするか、フラットにして凹み部分を作って表題を入れられるようにするか。どちらもやってみたい。いっそのこと両方を作ってみるか。
2019.11.23
コメント(0)

♪ 相撲をば格闘技なりと心得る怪我する前に敗ける手のあり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大相撲は怪我人ばかり休場者多数で、興味を削がれるばかり。炎鵬の活躍が一番の見どころなんて洒落にならない。 でも確かに炎鵬の相撲は面白い。身長:168.0cm、体重:98.0kgの小兵が、大型力士が当たり前の中にあって、攻撃を巧みに掻い潜って見事に勝利を挙げるというのは見ていてスカッとする。得意技が、左四つ・下手投げとなっているがそんなまともな技で勝てるはずもなく、その他の決まり手が半分近いというのも頷ける。炎鵬の決まり手の傾向 小兵の炎鵬にとって前頭六枚目まで上がって来て、さすがに勝敗は五分。ここれ勝ち越しともなれば大したものだが、簡単なことではない。重量級の力士に体を預けられたりして下敷きになる様なことが無きにしも非ず。そんな事は百も承知で、それらに対処する稽古を積んできている。柔軟性を重要視し機敏に動ける身体を維持することを怠らない。 大型力士が炎鵬の様に稽古をしたならもっと面白くなるだろうに。体重を増やすことに力を注ぎ、体重に依存して相撲を取るという根性が間違ってる。炎鵬 ここ三場所の成績 昔、プロ野球で「ホーナーコーナー」というのがあって、ホームランを打ってくれるのを期待して彼の全打席を紹介するというもの。これを真似て「炎鵬コーナー」というのを設けたらどうだろうか。 何か知らないがこんな休場の多い、怪我人の多い相撲でも満員御礼がでる。巡業で全国を回ってファンサービスもしている効果なのかも知れないが、そのスケジュールの内容の過酷さが問題になっている。いくらファンが増えたとしても力士が怪我をしてしまっては本末転倒というもの。 日本に帰化した白鵬。なりふり構わず勝ちに行く。立ち合いで右から強烈なかちあげをかまし。遠藤の身体が起きないと見るや、右、左と矢継ぎ早にほおに張り手。いつから「かちあげ」が解禁になったのか知らないが、遠藤は流血して最後は上から潰す様なはたき込みに破れた。 「相撲は、格闘技と心得よ」ということか。
2019.11.22
コメント(0)

♪ 鳥鳥の声や姿のまぶしかりウィルスに因り小人となりぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 普通の風邪は、自らの免疫力により1週間ほどで自然治癒する。(私は今日で5日目で、咳もほとんど出なくなったし、喉の痛みも大分軽くなっている。) 鼻腔・咽頭・喉頭に起こる感染症で、原因のほとんどは各種のウィルスによる。鼻汁・鼻閉・咽頭痛・嗄声・咳嗽・喀痰などの 呼吸器症状の他に、発熱・頭痛・全身倦怠感・食欲不振などの全身症状など、これら全てまたはいくつかの症状を呈するもので、検査をしても顕著な異常は見つからない。 無駄な治療はするまでもない。病院に行けばこれらの症状を軽減する薬を処方されるだけの事。抗生物質は、ウィルスには全く利かないので使ってはいけない。 鼻かぜの原因はライノウィルスで、障害性が弱く自然治癒を待つのが一番いいのです。一方、アデノウィルスやインフルエンザウィルスなどは粘膜上皮細胞への障害性が強く、その結果2次的な細菌感染を起こす。 3、4日ないしは1週間程度で単なる風邪なら治まり、症状の中で最も長引く可能性のある「せき」が、日を追って軽くなって行けば、問題はない。 中には、「せき」が治まらずよりひどくなり、熱も続き、息苦しいようだと、気管支炎から肺炎をおこしていることも考えられる。 特に、高齢者では発熱が目立たないことがあり、見過ごされ肺炎で命を落とす危険性がある。また、誤嚥性肺炎は要注意。 小児では、鼻の炎症が耳管を経て、中耳に炎症が及び、中耳炎になってしまうこともある。また、簡単なウィルスではなくて、インフルエンザウィルスが原因であった場合には、脳症をひき起こすことも考えられる。 加えて、黄緑色の鼻汁(はな)が引き続き長くでるようですと、副鼻腔の慢性炎症(蓄膿)も懸念される。 医療法人社団「元気プラザ」より メジロが早いうちから当てにし、毎日楽しそうに啄んでいた柿の実が全部なくなってしまった。この留守家の管理をしているおばちゃんたちが「今年は少ないねえ」と言いながら採っているのは知っていたが、まさか全部採ってしまうとは思わなかった。よく見ると2本の木に1個づつあるにはある様で、意識して遺してくれたのかどうかは分からない。 朝8時27分。盛んにメジロが枝の間を飛び回っている。そこへシジュウカラもやってきた、と思っているところジョウビタキも。同時に3種類がこの木にいるのを見るのは初めてかも知れない。 シジュウカラは虫を探し回っていたが、ジョウビタキは直ぐに飛んで行ってしまった。メジロは相変わらず、2本の柿の木を行ったり来たりしている。何だか楽しそうで、柿の実がないことを嘆いてる風でもなさそうだ。すぐ近くに満開の山茶花があり、その花の蜜を吸ったりしているので充分満たされているのかも知れない。 メジロの集団が飛び交いながらちいさな声で鳴いている、あの独特のにぎわいを聞いているとなんだか元気が貰えてうれしくなる。 この庭に柿の木があるだけでどれだけ豊かなことか。すぐ傍にある電線には様々な鳥が止まり、柿の木の様子を覗ったり、他の鳥を見下ろしたりしている。縄張りを主張したり、休憩したりと季節ごとに様々な姿を見せてくれる。ジョウビタキのそばにメジロが止まったこっちはちょっと遠くて何の鳥だかわからない カラス、ヒヨドリ、モズ、キジバト、スズメ、ジョウビタキ、ムクドリなど、珍しい鳥は来ないがそれぞれみんな個性があって面白い。 風邪を引いて何もする気が起きないような日は、こうして小鳥の観察でもしているのが一番だ。暖かくして安静にしているには持って来いの、この二階の南向きの部屋。南側が開けていることがどれだけ豊かなことかを実感させてくれる。
2019.11.21
コメント(2)

♪ 首元で喉を鳴らしている仔猫 風邪ひき男がケアされており‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 起きたら9時を回っていた。風邪の症状が抜けず微熱が有るのか、幾らでも眠れてしまう。 あらんが布団の中に入って眠ることが多く、ここ二日間も一晩中ずっと一緒だった。途中でゴロゴロと喉を鳴らし始めたたが「チュウチュウ行為」はなく、何だかひどく安心している様子。夜明け前にピピが外から帰って来た時、いつもの様に起き出して追いかけていった。が、争いが起こる様子もなく静かなものだった。あらんも大分落ち着いてきたようだ。 朝の何時ごろか、再び布団に入ってきたあらん。腿のあたりまで下りてしばらくその辺りで寝ていたが、その内暑くなったのか、首のところまで上がって来た。少しして、またゴロゴロとやりだし、幸せそうな顔をして寝ている。 何だか知らないが、 “風邪ひき男が好きなのか” と思うここ二晩のあらんである。そういえば子供が小さい頃、具合が悪くて寝ている子の傍に猫が寄っていって、見守るように寝ることが何度かあった。具合が悪いのを悟って、添い寝してあげているという感じ。猫の行動には分からないところがある。 具合が悪くて寝ている傍に猫が寄り添ってくれるというのは、とても良い気分だ。その上、「よしよし」とでもしているかのようにゴロゴロと喉を鳴らしてくれれば、癒し効果があるというもの。こんな時は猫を飼っていて良かったと思うし、猫と交信できているような気分になってほのぼのとしてくる。 さっき覗いたら気配を感じて目を開けたが、すぐに目を瞑った。顔を布団に圧しつけて寝る体制なった。いつもなら寝ている時間なのだ、「ゆっくりおやすみ」
2019.11.20
コメント(2)

♪ 異化をせよ既視を避けよと歌詠みは自分の視点を疑って生く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 久し振りに風邪を引いた。急逝咽頭炎で喉全体が真っ赤になっている。扁桃腺炎ではないので熱は無いの救いだが、咳が出るのと喉が痛いのが辛い。葛根湯を飲んだのが遅かったようで、さすがに効果なしだった。 昨夜は何とも言えないだるさで体が重かったが、起きたらちょっと気分が楽になった。多分この時が症状のピークで、このまま治っていくのだろう。医者に行くまでもない。水分補給とウガイを小まめにして、一日安静にしていよう。 今日は孫が来る日なので会わない方が良いんだが、そうもいかない。嫌いなマスクをして対応するしかない。 一週間前の搬出で私が居なかった日。バーバと落ち葉を拾ってきて紙に並べ、それなりに考えて作ったコンポジション作品。何とも中途半端な感じだが、こんなものをブログに載せる私もけっこう爺バカの酔狂ものだなぁと思う。 様々なことに使う炬燵兼用の座卓。天板がかなり傷んできている。天板だけ変えようと思ったら炬燵が買えるほどの値段がする。最初はデコラでも張ろうとも思ったが、色が暗めなので陰気な感じになるし値段も結構高い。サイズ合わせのカッティング作業もたいへんだ。 他に何か良いものは無いかといろいろ考えていた。テーブルクロスとして自分の染めた布を使ってみようとも考えた。それだと滑り止めを敷いた上に乗せるようにしないと、ずり落ちてしまう恐れがある。そして、汚れ防止にビニールを上に乗せてやる必要もある。2mm厚のものならそこそこ安定はするだろうからと、さっそく買いに行った。 で、売り場で、ちょっと待てよこれなんか使えないか? 目を付けたのが床用のクッションシート(フロアマット)。無地に近い明るい色調のものがあった。接着剤不要でずれ防止仕様になっている。これならカットも簡単だし安いし、ズレないし、水拭きで簡単に汚れも落とせる。10cm単位で切り売りしている。床材をテーブルに使う。なんか文句ある? 中古品の仏壇を買ってきてテレビのキャビネットにしたりする外人さんもいるんだぜぇ。既製服に手を加えて自分の気に入るようにアレンジする人もいる。百均グッズを本来の使い方じゃない使い方をして暮らす、グッドライフの達人もいる。 着眼とアイデアでする「エンジョイライフ」。金を掛けるばかりが能じゃない。おお、完璧だ!! “孫がどんな事をしても怒らないで済む” というのが、何と言っても一番の長所だな。
2019.11.19
コメント(5)

♪ 五月蠅が「うるさい」ならばいま刺した十一月蚊を「しつこい」という‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「哀れ蚊」という言葉があって、夏を過ぎてまだふらふら飛んでいる蚊を指すことばらしい。「夏を生き延びて血を吸う力もないのだから、無益な殺生はやめなさい」という意味で、太宰治が使った造語なんだとか。 それが、電子香取はしまい込み網戸も外してある11月の今、まだ健在で刺しに来るのには参る。昨夜も夜中に酷く悩まされた。庭いじりをしていても何匹も纏わりついてきて、血を吸うのには困惑するばかり。 キアシナガバチがようやく居なくなった。一斉にどこかに飛んで行ったようで、巣は空っぽ。枝ごと切り取った。 地球は暖かくなる一方。海水面の上昇も年々その度合いを増しているようだ。 ベネチアでは11月12日(火)、史上2番目の大高潮で「水の都・ベネチア」の85%が浸水したらしい。サン・マルコ寺院の地下 ベネチアは潟の上に作られた都市なので、頻繁に洪水が発生し、特に近年は海面水位の上昇で水没の危機が叫ばれているようだ。この日は水位が187センチに達したという。(最高水位は1966年11月に観測された194センチで、この時は町の90%が浸水、数千人が家を失ったという。) サンマルコ広場も浸水し、太ももまで水に浸かって歩いている人の姿も見られ、サンマルコ寺院が洪水の被害に遭うのは、1,200年の歴史の中で6度目、ここ20年の間では4回目とのこと。 11月から12月はベネチアの洪水のシーズンで、「アクア・アルタ(Acqua Alta)」と呼ばれてる。「高水」を意味するらしい。原因は、満潮と「シロッコ」と呼ばれる南風、そして低気圧。これら3つが重なることで潟内の水量が増え、洪水が発生するという。 12日がちょうど満月で大潮であったこと、発達した低気圧が2つも接近していたこと、強い南風も吹いていたことから、水位が上昇したと考えられている。 洪水は年々増加していて、温暖化による海面水位の上昇と、地下水のくみ上げ過ぎやプレートの沈み込みによる地盤沈下といわれている。19世紀後半に比べて海面水位が28センチも上昇しているらしい。 サン・マルク広場へと続く狭い渡し板の上を歩く人々 ベネチアでは海面が年間約2ミリのペースで上昇し、さらに年間約2ミリの地盤沈下が続く。今後20年間にわたって街を守るため、79億ドル(約6200億円)の予算をかけて、可動式の防潮堤を設置する事業が進行中。MOSE(Modulo Sperimentale Elettromeccanicoの)プロジェクトという。14年中に完成する計画だと、12年のCNNの記事にあったが、まだ完成していないらしい。 この計画にはすでに数十億ユーロが投資されていて、イタリアの運輸省によると、洪水防止壁は実験の「最終段階」を経て、2021年末にヴェネチア市議会へと納品される予定だとか。
2019.11.18
コメント(0)

♪ プッシーもジャンボタニシも緋メダカもどんどん孫を追い越してゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ メダカの水替え。私のやり方は、ホースを直接鉢に突っ込んで水道の水を勢いよく入れ、糞などを水と一緒に押し流してしまうというもの。 メダカが流れ出ないように園芸用防虫ネットを使う。重しに端に針金を通し、そちらを下に鉢に入れて沈める。勢いよく水を注入すると小さなゴミや糞は網目を通して流れ出るが、メダカは留まっているというわけ。丸い容器なので具合が良いい。四角かったらこうはいかない。 頂いた時に、フレンチプチポット(ホットドッグにマスタードやケチャップを掛けるのに使う)などを使って糞を吸い込んで掃除すると良いと聞いて、一度だけやってみたがけっこう面倒なのでそれ以降はしていない。ホースの位置を変えながら・・ 水道水にはカルキが入っているので、汲み置きしておいたものを使うというのが今までの常識。昔はカルキの匂いがするような事があったが、今の水道水はそんな事は無くなり、ほとんど気にする必要もない。 土地土地で違うのかも知れないが、少なくとも愛知県の水道水は何の問題もない。じゃんじゃん流すので通路は水浸し 向こう側のミユキメダカの鉢には流木が沈めてあり、そのせいかいい具合に藻が付いている。あまり藻が増えすぎるのも良くないので、ここで登場するのが孵化させたジャンボタニシ。6mmほどになったのを1個だけ入れてある。 楊貴妃の方は流木が入ってないせいなのかどうか、藻があまり付いていない。それで、使わずに放置してあった流木を入れてみたが、乾燥していて浮いてしまう。しばらく水を張った容器に沈めておくことに。 頂いたのが7月15日なので丁度4カ月になる。 生まれた稚魚は大方死んでしまい、今はわずか4匹のみが、屋内に場所を替えた水槽に寂しげに泳いでいる。それがどうも黒い色をしている様に見える。ミユキメダカの鉢に数匹一緒に入れてあるのでミックスしたか、あるいは純粋のクロメダカなのか、まだ良く分からない。
2019.11.17
コメント(0)

♪ 無音にて饒舌なりし世界あり電子飛び交うごとき教室‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 以前Eテレで「静かで賑やかな場所」というのをやっていて、聾唖者たちが「ふさお(富佐男)」という居酒屋で楽しく交流する様子を紹介するものだった。そのことを2016年2月のブログに書いている。 その最後に「知り合いも知らない人も誰彼となく手話が飛び交い、音のない饒舌な会話が閉店まで続く。見ていて、何故か涙が出て来たきた。」と結んでいる。 このドキュメンタリーはNHKで放映されていたので、観て知っている。 この「静かで、にぎやか」というワードが如実に表しているその屈託のない、健常者(この言葉はあまり好きではないが)以上に明るい聾唖達の世界。番組の内容には触れないが、最後の場面で将来の希望を聞かれた生徒の答えが印象に残っている。 「知らないふりをしないで、少しでも手話に興味を持ってほしい。なんて言ったの?どうやればいいの?と、一つでも手話を覚えるようになってくれたら嬉しい」というものだった。隔絶して完全に別の世界(パラレルワールド)に生きている彼らの、心の底にデーンと居座っている思いなのだろう。 番組は昨年(2018年)の5月と11月に放映されていて、NHKのドキュメンタリー紹介サイトで、ETV特集「静かで、にぎやかな世界~手話で生きる子どもたち~」に、その番組に寄せられた感想がズラーっと紹介されています。 横断歩道で、停まってくれた運転手に手話でお礼を言うという案を書いてから、つい手を挙げて済ませてしまってまだ実行出来ていない。身についていなことは咄嗟に出来るものではないので、家を出る時から心づもりしていないと・・・。手話「ありがとう」 (NTT DaTa “日常よく使う手話”より) 手の甲に他方の手を直角に乗せた状態から、その手を上げる。感謝する気持ちをこめた表情も加えて。(勝力士が手刀を切る様子に由来しているとか。) 一つずつ覚えていくといいんだけど、使わないとすぐ忘れるしねぇ。
2019.11.16
コメント(2)

♪ 納税の義務に罰ありさりながら使う側には罰なきて 憂し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 政権が長期にわたると必ず菌が繁殖し、次第に悪性なものへと変化してゆく。自覚症状もなく気付かずにいることが多い。多少の症状があっても軽く考えて放置しておくので、全体に広がっていって対処療法では追いつかなくなる。その悪政新生物は外界とは遮断されたも同然の状態で、何事もないかのように平然と嘘をつき、腹水をたっぷり溜めた体を労わっている。 税金の無駄使いが甚だしく、会計検査院が国の2018年度決算の検査報告によると、税金の使い方などに問題があると指摘したのは335件(合計1002億円)に上っている。 自分の金じゃないという意識と検査・監査が甘いので幾らでも誤魔化しが出来るのと、公務員の意識の低さが無駄を助長している。 また、権力者や上司がやる事には逆らえず、悪用している事にも目を瞑ってやり過ごす体質も問題だし、そこにある仕組みの欠陥も是正されない。4月13日 総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、野党側の追及チームの会合が14日も開かれ、内閣府の担当者は、ことしの招待者名簿などを5月9日に廃棄したと明らかに。 安倍晋三氏が総理になって「桜を見る会」の参加者は年々増え、安倍以前は参加者が概ね1万人程度だったのに2014年になると1万3,700人、今年は1万8,000人と増えた。当然、かかる費用も14年の3,000万円から19年は5,520万円にふくらんだ。この費用が税金で賄われていることが問題なのだ。総理にとってははした金だろうが、こういうのを幾つも重ねているわけで、その総額は一体いくらになるのか・・・。 納税という三大義務の一つに罰則がつく。義務に罰則があるなんて、他にはない制度だ。それだけ国にとっては重要なものなわけだ。 滞納しただけでもこういう付帯税といものが加算される。 1. 過少申告加算税 2. 無申告加算税 3. 不納付加算税 4. 重加算税 5. 延滞税 6. 利子税 脱税ともなれば、所得税法第238条違反や、法人税法第159条違反となり、「10年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金又はその両方」に処されることになる。 以前は脱税額が3年間で1億円以上というのが1つの目安とされていたが、最近では、その額が下がっている傾向にあるらしい。平成23年度の税制改正により、確定申告書等をその提出期限までに提出しないことにより所得税を免れた者は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金に処し、またはこれを併科することとなった。取り立ても罰則もどんどん締め付けがきつくなる。「法の精神」を著し、三権分立を提唱したモンテスキューは、こんなような事を言っているらしい。*真に偉大な人間になるためには、人々の上に立つのではなく、彼らと共に立たなければならない。 (権力の座に就いた人には馬耳東風で、絵空事にしか思えない)*人間は考えることが少なければ少ないほど余計にしゃべる。*雄弁家は足りないところを話の長さで補う。 (都合が悪いときは、余計な事をべらべらとしゃべり続けて、時間稼ぎをする)
2019.11.15
コメント(0)

♪ 梅毒の蔓延るごとく血税をなし崩しゆく安倍とう総理‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ こんな悍ましいことが今は見過ごされて、無知のまま放置されているのか、増える一方のようで暗然となる。拡大します 昔は不道徳の極みで、淫売に関わることでしかあり得なかったことが、今では普通の男女が罹患し、無知と放蕩が重なってその黴菌をまき散らしている。昔は道徳心から梅毒になるなんて恥そのものだったし、その毒の恐ろしさに苛まれて震え上がっていたものだ。 この記事にあるように、重篤なことにもなり兼ねない恐ろしいものなのだからねぇ。 梅毒は主にX行為(ブログで使えない文字なので伏字に)で感染する。感染して3週間ほどたつと陰部や口などに潰瘍ができ、数カ月後に全身に発疹が出る。さらに進行すると、皮膚や筋肉などに腫瘍ができたり、神経に障害が出たりする。10~30年の間に心臓や血管、脳が冒される。妊婦が感染すると、不妊の原因になり、出生児が先天梅毒になる可能性があり、流産や死産したり、赤ちゃんの目や耳に障害が起きたり淋菌性結膜炎になる事もある。 潜伏期は2~7日。男性では排尿時痛と濃尿。女性ではおりものや不正出血、あるいは症状が軽く気づかないことも多い。咽頭や直腸の感染もあるが、自覚症状がなく気づきにくい。 「大阪市の梅毒患者は’12年時点で男性65人、女性10人でした。それが’17年には男性375人、女性260人。5年間で男性は6倍、女性は26倍になっています。しかもこれは保健所に届けられた数です。実際の数はこんなもんじゃありません」大阪市・東成区にある石川泌尿器科院長・石川泰章氏 特に大阪は患者数の増加が目立つという。風俗に遊びに行って、そこで風俗嬢にうつされて、さらに合コンやクラブ、友達の紹介などいわゆる自由恋愛で感染しています。風俗嬢に梅毒患者が増えている理由は、インバウンド(外国からの旅行者)の増加が原因といわれ、特にアジア系観光客が持ち込むケースが多いという。 海外からの旅行者が多い上に、外国人でも風俗遊びOKとPRしてきた事情があるらしい。 顕著なのは20代の女性患者が急増していることで、その多くは風俗嬢だと思われる。不特定多数との異性間接触をする彼女たちが感染することで、患者数は急増していく。泌尿器科を訪れる男性は風俗嬢からうつされた患者がほとんどで、そこから一般の女性へと広がっているようだ。2013年(平成25年)あたりから急増している。中国人の爆買いが話題になった年だ。インバウンド数も2013年あたりから急増していて、その3年後には倍に跳ね上がっている。 「梅毒は現代のパンデミック(大流行)と言われるくらいで、僕らの間では風土病になるのではと危惧されています。来年はラグビーのW杯、再来年は東京オリンピック。さらにインバウンドが増えるので心配です」(石川氏) おお大変だ。2年前の危惧が、今まさにじわりじわりと全国に広がっている最中だ~ 厚生労働省では、性感染症の検査や受診をすすめるポスターを作成し、啓発に努めています。 リーフレットをダウンロードできます。
2019.11.14
コメント(0)

♪ 二年後に予約を入れて日常に戻る前夜の赤ワインかな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 水・木休みを挟んで前後5日づつの作品展は昨日ようやく最終日を迎え、盛況の内にとはいかなかったが、好評で前回よりもたくさん売れたようだ。ヤレヤレと言ったところ。 今日はノンビリ本など読んで過ごすつもり。 この時期は祭日もあり、何かと行事が多く行楽シーズンということもあって、忙しい人も多かったのでしょう。10日の日曜日は「即位の礼」祝賀パレードがあって生中継にくぎ付けになった人も多かったのでしょう、午後の来客は一人も無かったという珍しい日になった。“日曜日の主婦は出にくい” という話はよく聞くものの、全く誰も来ないというのは想定外のこと。 ニュースで観たのですが、雅子皇后陛下が時おり目を潤ませるシーンが印象的でした。 平成天皇即位の時は「過激派によるゲリラ」事件が多発し、「即位礼正殿の儀」や祝賀パレードに合わせ、14発の迫撃弾が皇居方面に向け発射されたりした。「天皇制・皇室反対」を叫んでいたわけだが、今回はそのような行為はほとんど見られなかった。 29年前は、前年11月に「ベルリンの壁」が崩壊し、冷戦終結のプロセスは緒に就いたばかりの時。イラクのフセイン大統領はクウェートに軍事侵攻し、湾岸危機が勃発したのが「即位の礼」の3カ月前。湾岸危機で日本は国際社会から財政支援と人的貢献を求められ、130億ドルになった。国連平和協力法案は「即位の礼」の直前に廃案。そしてクウェートが自国の解放後に米紙に載せた感謝広告に日本の国名がなかったのが致命的な汚点となった。 過激派の「天皇即位儀式粉砕」「大嘗祭反対」「自衛隊海外派遣反対」の3つのスローガンは、天皇制と大嘗祭と自衛隊海外派遣は一体のものとして捉え「天皇制の下で軍部が中国や東南アジアを侵略した過去は、自衛隊の海外派遣という形で復活しつつあり、かつての国家神道は、政府による大嘗祭の執り行いという形で芽吹いている。そしてこの中核にあるのが皇室」との論理だったという。文藝春秋より 外交・国交など世界環境は大きく変わり、「平和主義の皇室」というイメージが定着したことが、今回のパレードに現われているという。中道派から左にとって皇室はむしろ憲法を逸脱しかねない安倍政権に対する防波堤となっている観さえあるとも言う。 新天皇と皇后は共に外国暮らしを体験し、経験に裏付けられた豊かな国際感覚をもつ。日本が国際社会の中に深く錨を下ろし、両陛下が真摯に国際親善と友好に取り組まれる時、日本は世界の中で新しい地位を獲得するように思われる。と、西川 恵の記事は結ばれている。 それで暇なので、柿の木に実がたくさん生っていて採らずにあるというので、柿採りをすることに。高枝ばさみを使ってそこそこ採ったところで、私に全部くれるという。そんなに貰っても困る。でも近所にお裾分けすればいいか、ということで全部頂くことに。一つ剥いてくれたのを食べてみたら、これがなかなか美味しい柿だった。 このとき、こんな歌を詠んで店の主人に進呈。店としてはちょっと淋しい午後でしたが、私の偽らざる心境です。♪ 人の来ぬことを楽しむ昼下がり柿の実食めば奇妙な果実 お客が一人も来ないこと自体がシュールにも感じられる店内で、ジャズBGMを聴きながら柿を食べている。そこにビリー・ホリデイの「奇妙な果実」が流れてきて・・。 少し早めに店を出て歩いて帰ることに。太田川の駅でトイレに行きたくなり、北側の改札口に行くと、トイレは中にしかない様子。仕方がないのでマナカ・カードで入って、そのまままたカードで出ることにして用を足した。で、改札口にカードをかざすと、バシャっと閉まって赤ランプ。 「インターホンのボタンを押して係員にお尋ねください」などと喋っている。そのボタンが見つからず、中央改札に行くと係員がいたので「どうして出られないの?」。「本来は入場料が要るんです」「外のトイレを使ってください」とのたまう。「外になかったからそうしたの!」(どうやら中央口の外には、確かにトイレがあるようだった。)北改札口 それなら何でカードから入場料を徴収しない? と思ったが「解除しましたからここから出てください」と、何だか横柄な冷たい態度で、聞く耳持たぬ風情でとり合おうとしない。 料金徴収すると有料トイレみたいになってしまうし、便宜上徴収しないようにしているのかも知れない。 しかし、なんでもっと親切な物言いが出来ないのかねえと腹が立っ。競合する相手がいない名鉄は、そういうサービス精神が欠如しているのは確か。駅ばかりが立派になっても、駅員がこうではねえ。困ったもんだ。 そんでもって、その翌日の「茶房じゅん」。月曜日だし落ち着いた頃だろうから日曜のような事はないだろうと、ちょっと期待して、それでも午後から出掛けた。行くと駐車場に車はなく、店内にも誰もいない。淳さんが笑っている。 その後も静かなもの。昨日話に出ていたココアを飲んでみた。ただのココアではなく、ジンジャーとシナモンが入っている。インド風なのかアジアンテイストなのかを日本風にアレンジした独特のもので、そういう風にミックスされたものが売られているらしい。甘みも抑えてあり、如何にも温まりそうな飲みものだ。 常連の「整膚 アルマ・クラーラ」の登山愛好家の先生との出会いと交友やその施術のこと、淳さんの家族の事、生き方や考え方、価値観など色々な話題を、たっぷりの時間の中で心地いいジャズに包まれながら話せたのは客が居なかったお蔭。結局、この日も店に入って来たのは新聞販売店の人だけだった。「こんな事は初めてだ」と、淳さんも不思議がっていた。 当然のように、この日ものんびりと歩いて帰ることに。途中、三洋堂に立ち寄り、文藝賞発表とあった「文藝」冬号が目に留まり、翌日ゆっくりと活字に浸るために買って帰る。茶房じゅんの富有柿 「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われ「医者いらず」ともいわれる柿は、栄養価が高い健康食品。ペクチン、βカロテンをはじめβ-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、リコピンなどのカロテノイド、ビタミンCを多く含み、ビタミンCは柿1個で一日の必要量をほぼまかなえるくらい含んでいるんだとか。 しばらくの間、1日一個づつの旬の味を楽しむことができる。 最終日の昨日は、そこそこのお客さんがあった。娘さんにと、シルクのスカーフを買って行った高齢の男性がいた。実は双方が知っているはずの人だったと、帰ってから判明。ずいぶん昔に会ったきりで、もうお互いに顔を忘れてしまっていたのだ。共通の知人が声を掛けてくれたので、顔を出してくれたらしい。悪いことをしてしまった。 秋の深まったこの時期、さすがに半袖のTシャツは売れなかった。それで5月にやろうという事になって、2年後がちょうど空いているというので即予約。2年なんてすぐ来るぞ~
2019.11.13
コメント(2)

♪ まどろみつつ夢になづさう明け方やその至上なる極みに目覚む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まどろんでいるのかどうか知らないが、アシナガバチはその余生を慈しむように巣の空になった小部屋に頭を突っ込んでジッとしている。一年で一生を終えるという彼らの、精いっぱい仕事を全うして迎える最後の姿を身近なところで眺められる機会はそう有るものでもない。11月10日撮影 コアシナガバチだと勝手に思っていたが、大きさから言うとどうも「キアシナガバチ」だったようだ。だからといって私にとっては同じことで、怖がることもない。 全体の1%程度の雄は、女王バチと交尾をする為に産まれて来て交尾が済めば死んでしまう。という事からすると、今まだ残っているのは雌の働きバチということになる。この時期になると大概は用が済んだ巣からは離れ、どこかでノンビリと余生を送るらしいが、ここの蜂たちは巣を離れようとしない。9月22日の様子 よほど愛着が有るのか、安全で居心地がいいからだろうか。越冬するのは既に誕生している新女王バチだけで、他の蜂はほとんどが寒さで死んでしまう。今年はいつまでも暖かく、餌も豊富ということなのだろうか。 すぐ傍の薔薇にチュウレンバチが幾つも産卵して、その幼虫がびっしり付いていた。それを食べていたのかも知れないが、見つけた以上は放っておくわけにもいかないので全部駆除してしまったが、その後も蜂は相変わらず仲良く固まりになって巣に居続けている。8月25日 ここに巣を設けた女王バチは、いい環境の絶好の場所を選んだことになる。家人も駆除などせず見守ってくれたし、スズメバチの攻撃もなく、台風もこの地方には来ないで済んだ。かなり優秀な知見の持ち主だったということになる。 どの世界にも優秀なものもダメな奴もいるわけで、このトックリみたいな巣はスズメバチの女王バチが作り始めて途中で止めてしまったもの。家の北西の軒下 ずいぶん昔のもので、先日これを発見した近所のおばさんが「ハチの巣があるから気を付けた方が良いよ」と教えてくれたもの。場所が気に入らなかったのか、他に何か不都合なことが起こったのか分からないが、こういうことも有るという見本そのもの。記念に残してあっる。 4年前の事。この作りかけの巣のすぐ近く、北側の庇にクロスズメバチが巣を作った。その時も駆除することなく最後まで見届けてやった。8月のコガタスズメバチの巣 もうかなり大きくなっている その後も大きくなっていったがそのまま放置。どんな具合になるかを観察し、最後まで見守って全うするまで見届けてやった。12月に空になったのを確認して、巣を解体したりして大いに楽しませてもらったものだ。
2019.11.12
コメント(0)

♪ 尾骶骨のあたりに疼くものありて駆け回りおる仔猫を見ている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 落ち着いてきたかと思った「あらん」は、それが間違いだったことを思い知らされている。やることは益々激しくなり、ソファーは爪を立てて引っ掻き回すし、障子は破る。テレビ台に設置したポールは無駄な存在となって撤去したら、それをいいことに、ラリー車が森林コースを突っ込んでいくような勢いで走って来て、台からピアノ(アップライト)に飛乗っていく。 ピアノカバーがズレて、上にあるものが落ちそうになるので、あの硬い天板の後側に画鋲で止めることに。わずかな隙間に指を入れてまともには力が入らないので、板を当ててバールを使ってテコの原理で押し込む。強くやると針が曲がってしまうので、ゆっくりゆっくりと押し込んでようやくのこと。こういう余分な仕事が増える。障子も、丈夫な紙に張替えだ。 高いところが好きなのは理解できるが、恐がることを知らない猫だ。夜中に、ベッドの足下にある洋服ダンスの上から突然「ドサッ」と落下してきて何事かと驚かされる。まだかなり薄い掛け布なので足の上に落ちたら双方がタダじゃ済まない。 日中はスピ-カーから乗り移った書棚の上から、いきなり床に飛び降りたのには驚いた。小さな体で、1.8mの高さから飛び降りることに何の躊躇もない。 ピピには相変わらず追い回して、まるでヤンキーが喧嘩を売るようにヤタラメッタラに絡んでいく。鋭い爪で首根っこに飛びついてしがみ付き、生えそろった歯で噛みついていくのだから堪らない。餌を食べている時は足元から近づいて股の間に頭を突っ込み、オッパイをまさぐるような仕草をする。これだけ荒っぽいのにまだオッパイが恋しいらしい。 夜中に布団の中に潜り込んできて、足元まで移動して静かにしていて、”おお、これならゆっくり寝られるわい“ と安心して寝ていると、突然ささーっと上に移動して来て例のものが始まる。ゴロゴロと激しく喉を鳴らしながら吸いついてくるのだ。もう止まったのかと思ったのは人間を欺く一時的なモラトリアムだったらしい。朝日を浴びて眠そうな顔。こんな時が一番カワイイ。 そりゃあもう以前にも増して激しい吸いつき方で、場所を移動し、手で防御しても強引に頭でねじ込んで来る。その力が強く、まさに猛然として執拗。前歯を閉じてチュウチュウやるだけなら我慢もするが、鋭い爪を立てながら前足を小さく前後させるのだから堪らない。爪を切ろうにも暴れてしまって切ることが出来ないので、先のとがった凶器そのもの。痛いったらありゃしない。ピピの写真は8月に撮ったきりだ。 そういえば小さいころ恐がりだったピピだって、隣家の庭の木に猛然と駆け登ったりしていたのを思い出す。最初のチャミーもかなりやんちゃなメス猫だった。お蔭で我が家の二階の柱は、代々の猫の爪とぎ場となって哀れな姿になっている。そんな事を思えば「あらん」が特別なわけでもなく、幼少期の猫はみんなこんなもんだと諦めるしかないのだろう。 町田康も何匹も飼っていて家の中はもうグチャグチャだというし、出入り自由にして猫本来の習性を阻害しないで育てるということは覚悟のいる事ではある。お気に入りの玩具でけっこう重い。在る時、階段でゴトン、ゴトン、と妙な音。あらんが咥えて二階へ運んで来た。 ガス抜きするために、紐で遊ばせてやる。捕まえられそうで捕まらない絶妙なヒモさばきで、部屋の中を走り回らせる。アドレナリンが出っ放し状態で、野生の狩猟本能がピークとなってそりゃあもう必死で追いかけてくる。その一番やる気の出るのが夕方から夜にかけての時間帯で、しばらく走り回ると疲れてウトウトして10分ぐらい眠る。一度起きてから我々が寝る頃にはまたソファーで眠っている。それぞれ、動きと捕まえた時の感触が違う。 その後の事は猫に聞かないと分からないが夜行性の猫の事、やおら起き出してウロウロし出すのだろう。二階までおもちゃを運んできて一人遊びしたりもする。あちこち覗きまくってやんちゃして、飽きると布団にやって来るというわけだ。
2019.11.11
コメント(0)

♪ 入り違いになつかしき顔現われてピン留にした時を飛翔す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 作品展示中の「茶房じゅん」に、義姉の次男一家が来てくれた。その長女はうちの孫がお気に入りで、一緒に遊ぶことを楽しみにしているがなかなかそのチャンスが訪れない。「ひろ君とじいちゃんと一緒に焼きそばを作りたい」と言っていて、私のことも気に入ってくれているらしい。この日は孫のひろ君は来られないので会えない。 「茶房じゅん」に入って来て私の顔を見るなり、何だか妙な顔をしている。”知らない変な人がいる“ という感じで、そばへ寄ろうとはせず離れたテーブルに、どうしても一人で座ると言ってきかない。言い出したら絶対に譲らない頑固なところがあって、一人離れたテーブルに座って動こうとしない。 どうも「ひろ君のじいちゃん」とはどうしても思えないらしい。髭を剃ったこともあるが、髪をかなり短くカットしたと着ているものが違うので大分雰囲気が違うらしい。 親は体裁が悪いと思ってか、頻りに同席させようとするが絶対に動こうとしない。 私は「これも個性だし、自分の意志をしっかり持っていて良いんじゃないの」と、彼女が頼もしく思ったりしている。 抹茶が気に入っているらしく、自分だけ抹茶を頼んでお茶菓子を美味しそうに食べている。東海市にある「しあわせ村」は自宅の近くなのでたまに散歩に行くらしい。そこにある嚶鳴庵というお座敷で抹茶を飲んだのが切っ掛けらしい。きちんと正座しての畏まった雰囲気が気も入って、抹茶を飲むことも好きになったらしい。 無口な子だが聡明で理解力がある。そのくせかなりお茶目なところもあるようで、将来が楽しみな子だなあと思いながら見ている。 そんな子が私に何かを感じたのだろう。それが何であるかは詮索しないことにする。 染めたモミジバフウの実を見せ、好きな色を選ばせてやったら、やっぱり女の子で赤い色のを二つ選び取った。珍しいものを手にして、うれしそうにもてあそでいた。山で採取して植えたノコンギク 今回は、何時もは出さないような人にもDMを出したので、久し振りに会う人や意外な人が顔を出してくれる。数はそう多くはないが色んな人が来てくれて、普段できない話をゆっくりと、たっぷり出来る幸せを感じている。自分も回りも高齢になっていくので若い時の様な賑やかさはないが、歳をとった分だけ中身の濃い話が出来る。 こんな個展のようなハレの日を、何年かに一度ずつ設けるのはとてもいいことだ。好天にも恵まれ、毎日を楽しく過ごさせてもらっている。 あと3日。誰が顔を出してくれるのだろうか。
2019.11.10
コメント(0)

♪ 常識という箍(たが)解き放つ秋冷に赤き柘榴の実がひかりおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ちょっと変わった寸法の紙を入れ込んだ創作ノートをとても上手に使っていいる人がいて、そのノートを見せてくれた。 前回、どういう目的で作ったのか問われ「買ってくれた人が自分なりに工夫して、面白く使ってくれるのを期待して作ってみた」と答えたもの。それを受けて購入してくれた友人の女性が、知人にプレゼントしたものだ。 娘さんに作って上げた洋服の数々を、記憶をたどりながら絵に起こしメモを添えてとても上手に書いてある。それもそのはず、絵の教室にも通っていて絵心がある人らしい。 短い紙や横に広がる部分を上手に生かして描いてあって、見ていてもとても楽しい。テープなんかも上手く使って画面構成されている。こんな風に使ってもらって嬉しい限りで、創った甲斐があるというもの。それでこれは是非、皆さんにも紹介したいと思って写真を撮らせて頂いたというわけ。 変則の妙なノートを頂いて、どのように使うかを考えていて、ふと思い浮かんだのがこれだったそうです。 実は、その本を上げたのが絵の教室の奥さんで、とても仲がいい友人同士らしい。そのノートを活かしてくれるのは彼女しかないと思ったのかも知れない。 創った私も嬉しいし、差し上げた友人もしてやったり。描いた本人も得意な絵で、いい思い出の記録ができたとご満悦。ああ、なんて楽しいノートなんでしょう。★ それで、ついでに見るべきものをもう一つご紹介。作品を並べているこの「茶房じゅん」には隣の庭に立派な蔓薔薇が植わっている。春になると大きな株全体に、真っ白な一重の花を咲かせるのだそうです。このように薔薇があることは気付いていた。 私は何度も来ていて一度もその花を見ていないので、その話を聞いてびっくり。二部治身の本に載っていたその薔薇に魅せられ、いつか手に入れたいと思っていたそうです。ある時、店のお客さんの伝手で、「その薔薇なら家にありますよ」という嬉しい出会いに巡り合う。 枝を数本を分けて頂いて挿し木すると、二本が根付いてくれた。それを庭に植えたんだそうです。それが10年ほど前の事らしい。 それで写真を見せてもらった。じゃーん!名を「なにわいばら」という。 原種に近い品種で丈夫らしく、虫も寄せ付けないとか。かなりの芳香があるかと思いきや香りはほとんど無いという。 そのくせ「ニホンミツバチ」がたくさんやって来て蜜を集めていくそうです。今ではセイヨウミツバチが主流になっていますが、野外で自然授粉する野菜や果物などには重要な役目を果たしている、守ってやらなければいけない愛しくもカワイイ存在。 小さくてちょっと黒っぽいのが花の周りを飛び回っているのをよく見ます。店内からもこんな風に眺められる南側の外観 駐車場のある北側迄繋がっていて、それはそれは壮観な眺めだそうです。「これは是非、PRしたら」と言われることも多いらしが、そんな事はしたくないらしい。 開花時期は、4月の末から5月の上旬で、まさにゴールデンウィーク真っ最中のころらしい。一度お出かけください。 「茶房じゅん」ホームページ
2019.11.09
コメント(2)

♪ ほろほろと野辺にピンクのひかりあり小春の花は千代紙のごと 用事があって出掛け、ついでにカメラを持ってのウォーキングと洒落こんだ。以前、「色狩り」と題して木々の紅葉を集めた事があったが、今回は何の変哲もないものを撮ってみた。 蓼の一種の「赤まんま」が駐車場に隅に咲いている。黒い土の上にでも咲いていればもっと美しい。 一本の茎でこれだけ立派な株になるし、雑草と呼ぶのはもったいないくらいだ。 オキザリスが群生しているのをよく見かける。カタバミの園芸品種で、これは「ハナカタバミ」。花が3~5cmと大きく、よく目立つ。 よく見かける花だが、名前を知らない。 貴少なニホンミツバチがたくさん来て、ブンブンしながら盛んに蜜を吸っていた。「十月桜」。10/20 ~ 翌 1/10頃と3/20 ~4/10頃の二度咲き。花は小さく、この辺りではまばらにしか咲かないので狂い咲きのように見える。 小原の四季桜も同じ二度咲きだが、それは秋にも立派な花を付ける。 名前を知らない花。蜜がたくさんあるのか「ホウジャク」がハチドリの様にホバリングしながら蜜を吸っていた。「コバノランタナ」ツタ性で香りもあり、紅葉もするらしい。初夏と秋から初冬にかけてと二度咲きする。 去年挿したのが、もう鉢の中で花を付けている。 茱萸(ぐみ)の木だと思うが今の時期に満開というのは変だ。どうやら秋にも花を付ける「ナワシログミ」のようだ。 実は翌年の4月から5月ごろ、ちょうど苗代をつくる時期に赤く熟すらしい。「ヒメツルソバ」という、ヒマラヤからロックガーデン用に導入された多年草。地を這う植物で、自然に増えたものがあちこちに群生しているのをよく見かける。 石垣に垂れ下がっている風情は珍しく、何とも可愛らしい。 これほどの群生は珍しい。とてもきれいだ。
2019.11.08
コメント(2)

♪ テーブルにどんと広げて読む新聞 地球を眺める朝のルーチン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 以前、朝日新聞にこんなことを書き送ったことがあります。 「市井の生活の中で生まれている、『良い話、感動する話、人間の素晴らしさを伝えるような記事』、これらを全国からピックアップして専用のコーナーを作って載せて欲しいと思っています。『声』欄に投書したことが有りますが採用はされませんでした。 ニュースは大概、事件・事故など悪い事ばかりが取り上げられるものと相場が決まっていますが、それは他の媒体に任せて、新聞は良い事ばかりを取り上げる媒体に特化して欲しいとさえ思っています。 しかし現実的にはいい話、役に立つ話、だけで成り立つものではないので、せめて1ページだけでもそういうものにしてほしい。そしてそのページはカラフルで楽しく目立つもので、ついつい保存したくなる様な紙面がいい。」 その意見がヒントになったのかどうかは分かりませんが、「ひととき」といコーナーが出来て一般から投稿された、「ちょっといい話」が掲載されるようになりました。ほっこりし、じんわりと心が温かくなる話ばかりです。 読んでいると些細なことなのに、なんだかほっこりしてきて涙が出そうになったりします。 どうです? ほっこりするいい話でしょう? 文章はまったくもって完璧に書かれていて、文字数も限れてているだろうし、簡潔にその状況と心情をを表現するのはかなり高度な技術がいる。多分、社の方で上手に加筆修正しているのでしょう。だからといって内容の価値が下がるものでもない。朝日新聞に感謝します。 しかし、新聞を読む人はどんどん減っていて、紙面の枚数もますます減っていく。最近の新聞の厚さと言ったら隆盛時の半分以下じゃなかろうか。Web版に力を入れていて、無料登録すれば読めたものが今は有料になっていたりする。紙面をそんなに減らすなら料金も下げてほしいと思うのは人情でしょう。まあ、Web版の方が安いのでそちらに鞍替えしてもらうのを狙ってのことでしょう。Web版のトップページ鍵マーク(灰:無料登録で読める。 黄:有料の記事→新聞購読料金+500円で読める) 活字と紙の媒体、特に新聞の役割は大きいと思っているので、まだまだ当分は購読するつもり。新聞紙って役に立つからね~
2019.11.07
コメント(0)

♪ 持ち込んだ本はほとんど読めぬまま半期のすぎぬブラック珈琲 秋も深まり、朝晩はかなり冷え込むようになり、ようやく最低気温が一桁の日も多くなってきました。 秋冷の朝、数日前の空はこんな何とも言えない表情を見せていましたが、ここ二三日は雲一つない快晴。無表情にあっけらかんと晴れ渡っています。不順だった気候の一年。最後ぐらいはずっとこんな穏やかな日が続いてほしいものです。 昨日は、この上天気に誘われて展示会場まで歩いて行く事に。昼食を摂って1時前に家を出た。北へおよそ5キロの道のり。風はなく、人影もない。何の変哲もないこのコースはもう何度も歩いているので、これといった発見や出会いは期待できない。 小潮の満潮時で、河口に近い水門のある淀みが眼下にある。パークロードからの流れに繋がる信濃川。遡上してきた10cmほどのボラが、浅瀬に円を描いて泳いでいるのが見えた。 珍しい光景なので写真を撮ろうと、ウェストポーチをゴソゴソやっている内に輪が解けてしまった。 群れのままキラキラと鱗を光らせながらゆっくりと遊泳していたが、集会が済んだとばかりに二手に分かれ、一方が深みの方に入っていって見えなくなった。 遊歩道のベンチで、酒の一升パックを枕に昼寝をしている人がいる。その気持ち良く眠り込んでいる胸元になにやら本が開いたままになっている。文庫本の様だ。 ホームレスなんかではなく、孤独を愛する酒好きの唐の詩人のごとき御仁かも知れない。 李白は、飲めば飲むほど世俗を忘れ、酔郷をさまようことができたまさに仙人の如き人。杜甫は、飲めば飲むほど心の平安はどこへやらで、酔っぱらってもあくまでこの世の人であろうとした。白楽天は、酔吟先生と自称し比較的少量の酒で陶然と酔うことができたという。 干上がっている造成地の調整池。底はコンクリートだが、堆積したゴミや僅かな土砂などがあるため葦などの雑草が生えている。線状に伸びて、こんな風に根を伸ばすのだというまさに標本の様な光景が面白い。 迎えに来たついでに連れてきた孫。久し振りに会う。 3年前は2歳だったのでまったく覚えてないらしい。子どもにとっての3年は長いともいえるが、当然ながら全てが初体験の連続で成り立っている。 お客のいない閉店間際の喫茶店。オーナーは、ひと月に二組の展示会を切り盛りし、30年以上の間変わることなく様々な出会いとこもごもの交流を見届けながら、自身の人生とともこの空間に古酒のごとくに時を溶け込ませきた。 その長い時間の中で生まれ、醸成されてきたホモ・ファーベルとしての創作活動を、影日向で支えてきた功績は大きいものがある。 この日の「天声人語」に、「本を読んでいる人を眺めるのが好きだ」という小川洋子さんのエッセーが紹介されていた。拡大します。 私も、今やもう珍しい光景になってしまった、電車の中などで本を読んでいる人を見ると同じ様な気持ちで眺めていることがある。 その内、そんなシーンばかりを撮った写真集が出たりするんじゃないかな。絶滅危惧種或いはもう絶滅してしまった種の図鑑でも見るように、懐かしがって評判になるかもしれない。
2019.11.06
コメント(0)

♪ 白足袋は持て余すらし染色して冬の部屋履きとする案を出す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 白足袋はあまり使い道がなくて困っているというので、「綿のはずだから染めればいいんじゃないの」と。きれいな好きな色に染めてスリッパの代わりに冬の部屋履きにすることを提案。その意見には賛同する人も多く、けっこう皆さん困っているようだ。 スリッパよりも安全だし、指が分かれているので刺激になって健康にも良いし、第一暖かいでしょう。「染めて上げますよ」って・・。♪ 持ち来たるサイズが二ミリ高かりき文庫本とて違いのあるを 本の厚さは当然違うのは分かるが、高さが微妙に違っているものが有るとは知らなかった。たまたま持っていた文庫本に、ここにあるカバーを付けてみようとしたが入らない。おかしいと思って他のものと比べてみたら少し大きい。サンプルで使った本がこの大きさだったら問題なかったのに、ちょっと当てがはずれた格好だ。 それで、新たにそのサイズのものを作って差し上げることになった。♪ 絹糸の母の形見の白レース箪笥に眠ると言いし人あり 一着分と言うから4mほどあるらしい。少し黄ばんできていて、そのまま置いてあればいずれ娘が捨ててしまうのは目に見えていると言う。「薄い色では問題があるかもしれないが、濃い色ならいい色に染まりますよ。染めて上げましょうか」と申し出たら大変喜んでいた。 ♪ 染め上げて飾りに置きし紅葉葉楓 鈴懸の実かと聞かれておりぬ そのままでは愛想がないモミジバフウの実。以前、専用の染料で染めてみたもの。クリスマスリースにしたり、表情があるので工夫すれば面白いインテリアグッズにもなりそうだ。♪ 不在時に知人の来ること多かりきさればと居(お)れば誰もござらん 居ないと来てくれたりするので、それじゃ申し訳ないので居るようにしてると誰も来てくれない。神のいたずらか、皮肉なことが多いのにはもう笑うしかない。♪ 碁会所に通う知人が蛇腹なるノートが欲しいとおもむろに言う 囲碁の先生が書いた連載記事のコピーを貼り付け、、経典の様に横に広げられるようにしたノートを作りたいとの事。4冊ほど欲しいといい、寸法を連絡してくれることになった。
2019.11.05
コメント(0)

♪ 旭化成の研究室へ入ったと甥の進路を別れ際に聞く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 朝日新聞に「探求」というコーナーが出来て、こんな記事が載っていた。日本文学を翻訳し海外に紹介している外国人は何人かいるが、この人は知らなかった。 短歌と英語に興味ある方には持って来いだね。短歌の読み方を英語の語彙から学ぶというのも何だか新鮮だ。日本の和歌研究家には異論のあるものも有るかもしれないが、解釈の別れる歌も沢山あるわけだし、その辺りは大らかに捉えておけばいいんじゃないかな。ワカワカ Yahooで3586円 商品名の「WHACK」は「ぴしゃりと打つ」を指す英単語で、かるたを取る様子をイメージ。「WAKA」は「和歌」、「百人イングリッシュ」は「百人一首」に掛かっているという。 英語の俳句を詠む文化は根付きつつあるようですが、さすがに短歌を英語で詠むは難しいだろう。翻訳なら何とかなるということだね。シラブル(音節)で五七五七七に合せる作業は、日本語よりも語彙が少ない言語にとってはかなりの困難を伴うだろう。しかし、英語には1音節の単語がたくさんあるので案外いけるのかも知れない。 まあ、曲に歌詞を付けるのは難しいけど、歌詞に曲を付ける方が楽だというのに似ているか? 似てないか・・。
2019.11.04
コメント(0)

♪ 居合わせて近況確かめる偶然は仕組まれていたことかも知れない‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 情報と差し入れ蜜柑たずさえて友がにやにややって来る午後♪ 親密な時のながれに身をまかすおのれを生きる四種四体♪ 頃合いに柿たずさえて知己の来ぬ異文化語りてつながってゆく♪ 作品展は逆再生の波の紋ひとの寄り来て溶け合うところ♪ ジャズが流れ珈琲を飲むそれだけで一日過ぎてもいいとも思う
2019.11.03
コメント(2)

♪ モビールのごとく揺れおるほととぎす紫立てる老いらくの恋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まずまずの穏やかな霜月初日のきのうは、喫茶ギャラリーでの作品展スタートの日。常連さんも高齢となり、購買意欲も徐々に薄れているらしい。 安くて良いものがちまたに溢れているので、若い人は来てもあまりこういう場所では買わないようだし・・。 話は必然的に色のことに及んでいく。衣食住のあらゆるものがいかに色に左右されるか、特に衣服関係はすべてが決まると言ってもいいくらいウェートが高いものと思っている。補色を縦に色分けしてあるものなどもあって、あれこれと首に巻いては楽しそうにしているのを見るのはいいものです。 初日に来ないと良いものが手に入らないというお客さんもいて、有り難いことにまあまあの売り上げがあった。 近くに出来た大きなマンションも隣の土地に植わっている木の枝が伸びて、良い感じに遮ってくれている。 今日・明日は「東海市の秋まつり」で、多くの人出が有りそうだがその煽りを受けてこちらに足を向ける人は少ないかも知れない。 そういえば、3年前もそうだった。それを忘れて、またこの時期に決めたのは間違いだったことに気づいたが後の祭り。あちこちでイベントが盛んな時期だ、落ち着いて珈琲を飲みに来る余裕なんて無いかも知れない。 こうなると逆に天気が良いのが恨めしい。まあしかし、中日新聞の展覧会案内に写真入りで載せてももらえてので、多少は効果が有るかもしれない。 知人男性も顔を出してくれ、けっこう充実した時間を過すことが出来た。昼食をとる時間がなく食べに出ようかと思ったが、オーナーが「もうこんな時間だよ」と言うので時計を見れば、3時半近かった。「もういいんじゃない」という言葉を受けて、この日はこれまでとして店を出た。
2019.11.02
コメント(0)

♪ 霜月となりて明るい朝の庭に単音ひびくああ 尉鶲(じょうびたき)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ラグビー・ワールドカップ・ジャパン2019は、11月1日(金)の18時に3位決定戦(ニュージーランド 対 ウェールズ)、2日(土)の18時にイングランド×南アフリカの決勝戦が行われる。 結果は、イングランド 12─32 南アフリカで1995年、2007年に続く3度目の優勝を遂げた。南アフリカの優勝回数3回は、ニュージーランドと並ぶ史上最多記録。この日の観客動員は今大会最多7万103人 ラグビーは、イギリス発祥のスポーツでハイソサエティーに支えられて発展してきたことから紳士のスポーツと言われている。それはまあいいとして、イギリスと一口に言っても何だかややこしい。今回はイングランド、スコットランド、アイルランド、それにウェールズのチームが国として参加していて戸惑ってしまう。特に「ウェールズ」が良く分からない。 北部とウェールズは山が多いが、スコットランド: ベンネビス山(1,344m)が最高 英国の正式名称は「The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)。グレートブリテン島にあるイングランドとスコットランドとウェールズ、そして北アイルランドという、 4つの国で構成されている。 連合王国と言うぐらいで、それぞれが「国」なわけだ。同君連合型の単一の主権国家を形成する独特の統治体制を採る国で、一般的に連邦国家とは区別される。 それぞれが権限の委譲による自治権を有している。 「イギリス」という名称は、ポルトガル語でイングランドを指す「Inglez」(イングレス)が語源だそうで、元の意味にかかわらず連合王国全体を指して使われており、その一部を為す「イングランド」とは区別されている。 英語の「Britain」という言葉は、連合王国の同義語として頻繁に用いられる一方、「Great Britain」が連合王国全体の緩い同義語として用いられる場合もある。しかし、本来はイングランド、スコットランドおよびウェールズを指すものであり、北アイルランドを含む(すなわち、イギリス全体を指す)場合には用いるべきでないとされる。 壮絶な民族対立の果てに強引にまとめられた国と言う印象だね。スコットランドで行なわれたイギリスからの独立への是非を問う住民投票が行われる事からも分かるように、イギリスというよりも、イングランドからの独立を求めるウェールズ人、スコットランド人、北アイルランド人は未だに多く存在するらしい。 国旗はご存知のユニオンジャック(ジャックは海事用語で、船首に掲げて国籍を示す旗のこと)。イングランドの白地に赤十字の聖ジョージ旗、スコットランドの青地にX形白十字の聖アンドルー旗、アイルランドの白地にX形赤十字の聖パトリック旗を組み合わせたもの。 ウェールズは、歴史の中で13世紀末という非常に早い段階でイングランドの属国となって一体化していったため、国旗のシンボルが旗に取り入れられなかったという背景と、赤い竜というシンボルはあまりにもデザイン的に異なるため、上手く組み合わせるのが困難であったことから、旗に組み入れられなかったとか。イマイチ納得できない話ではある。ウェールズは自然景観とお城がたくさんあることで有名(グーグルアース) ウェールズ人にとって(スコットランド人も) “イギリス”という国は存在しないらしく、あくまでも連合国であって、それぞれが独立した国家だという意識が抜けきらない、相当にアイデンティティーを強く意識した民族の様だ。ウェールズ語を重要視しているのにもそのプライドが現れている。話せる人が20%まで落ち込んだ事を憂慮して、ウェールズ語を残そうと、町中にある標識はウェールズ語と英語の2ヵ国語が義務付けられ、学校でもウェールズ語が必修科目になっているとか。 国土の大部分が山地で、海に囲まれている風光明媚なウェールズ。日本人にも人気の観光地だ。 『天空の城ラピュタ』のモデルになった城のあるポウィス・カッスル&ガーデン世界遺産 カーナーヴォン城 ラグビーの正式名称は、"rugby football(ラグビーフットボール)と言うらしい。 ラグビーの源流である「原始フットボール」は中世イングランドに起源をさかのぼる。数千人の大人数が手と足を使って村と村の対抗戦として原始的な「フットボール」を行っていた。ちなみに1点先取で勝負を決めていたことから、長時間続けるために得点するのを難しくしようとオフサイドが生まれ、今日のラグビーにもルールとして生き永らえている。試合は祝祭でもあり、死者も出るほど激しかった。 19世紀に入り、ラグビー校やイートン校、ハロー校などパブリックスクールでは学校ごとに独自のルールでそれぞれのフットボールを行なっていた。それぞれ学校で違うルールの統一を目指した協議は長らく行われてきたが、1863年10月26日にロンドンのフリーメイソンズ・タバーンでFA(フットボール・アソシエーション)とロンドンにある12のクラブの間で会議が開かれ、12月までに6回のミーティングを持って統一ルールの作成を行った。この統一ルール作成により近代サッカーが本格的に誕生した。 このとき、一部のクラブの代表が、ボールを持って走ること、ボールを運んでいる相手にハッキング(すねをけること)、トリッピング(引っ掛けてつまずかせること)およびホールディング(おさえること)を行うことが認められなくなったことに合意できず、FAを脱退した。これがラグビーフットボールとアソシエーションフットボール(サッカー)が分岐した瞬間である。 Wikipediaより ラグビーユニオン(15人制ラグビー)とラグビーリーグ(13人制ラグビー)があって、日本はラグビーユニオンに所属していてアマチュア競技として行われた精神を踏襲してきた。ワールドラグビーによって統括されている事もあって参加国はラグビーリーグより多い。 世界ランキング、日本は南アフリカに負けた時点で6位から8位に後退。20日現在のベストテンは以下の通り。 ①ニュージーランド②イングランド③ウェールズ④南アフリカ⑤アイルランド⑥オーストラリア⑦フランス⑧日本⑨スコットランド⑩アルゼンチン★ 最新のランキングはこの様に変わっている。
2019.11.01
コメント(0)
全30件 (30件中 1-30件目)
1


