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♪ ジトジトと大気は水を含ませてあふれるまでを不如帰啼く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今朝、久し振りに起きてすぐ血圧を測ったてみたら「139と85」だった。高い時は「150と90」前後もあって睡眠時高血圧の様相を示していたが、この日の値は正常時に近い。酢を飲んでいるお蔭かどうかまだ分からないが、この調子なら一日二回、時間を決めて測ってみる気になるというもの。 降圧剤なんて絶対に飲まないと決めているので、順当に下がってくれればシメシメだ。 昨日、日曜日以降はずっと天気が悪いという予報もあり、身体が重かったが久し振りのセミロングウォークに出た。曇りで日差しも無いが蒸し暑い。それで短パンにノースリーブの真夏のまるで本格的なランニングでもするようない格好。かったるい体に負荷を掛けたくないので、お茶もカメラも持たず、手ぶらの身軽な姿はアスリートそのもの。 しかし中身は、疲れを引きずってている70のオッサン(爺さんとは言いたくない)で、頭には絞り染めのヘッドスカーフをしているのだから変ちくりんなものだ。まあ人それぞれってことで自分を納得させる。 遠くの山でホトトギスとウグイスが啼いている。托卵という悍ましい方法で子孫を残す不如帰と、ヒナを巣から落とされたのも知らずに不如帰のヒナを育てるウグイスの両方が、同じ空に囀りを響かせている。その企みを知って聴いている身としては、なんだか複雑な気持ち。 足が重いのでよくつまずく。ほんの小さな出っ張りに気付かず、つまずいては「クッソー」と思う。以前は右足でよくつまずいて最近はそれも無くなっていたが、昨日は何故か左足ばかり。爪先がぜんぜん上がっていないということで、「クソーッ」と数回は唸った。その度に血圧がビーンと跳ね上がった事だろう。 太腿に筋肉痛が残っているし、足が重いのでランニングも混ぜたいところだが無理。重い足を引きずって7キロほど先を目指すが、 “途中で断念しろ” という悪魔の囁きが何度かあった。チンタラ歩いているから余計疲れる。ちょいとスピードを上げてやれ、とばかりに意地を通してムチを入れる。 なんとか目的地にたどり着いて、暫しの休憩をとるために喫茶店へ。 何時もなら同じ道を戻る事などしないが、この日はそんな余裕など全くなかった。途中に野薊があるのが分かっていたので(時期が少し遅いようだったが)、玄関にでも飾ろうかと思って採って来た。 葉の棘がかなりきつく、そのままでは痛くてとても持てないので葛の葉で包んだ。 薊(アザミ)は好きな花の一つ。ペジーブルにお裾分けしようと立ち寄ると、入り口前に変わった花がひょろっと伸びた木に咲いていた。何の花か聞いても分からないという。1年が過ぎてようやく根付いたのか、初めて咲いたとのこと。 木の花にはとても興味があるので、知らない花があると調べたくなる。帰ってから調べて見ることにし、薊を3本置いて帰って来た。 湿度が高いと体温が下がらず、無理をすると熱中症のにもなり兼ねない。給水ポイントを頭に入れおいて適当に給水して帰って来た。 約23,000歩、往復で14キロほど。午後1時15分頃に家を出たのに、戻ったのは6時を指していた。やけに時間がかかったし、さすがに疲れた。 あの珍しい花の名前が気になっている。さっそく植物図鑑で調べてみる。
2019.06.30
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♪ 陰陽の悉皆包む惑星にわれは骨盤歪めておりぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 右足の脹脛の太さが違うことがに気付いていて、右側の骨盤のゆがみが原因だということも分かっている。しかし、分かっていながらそれを改善するための方策を何もしてこなかった。その弊害らしきものか、右の臀部から太腿にかけて痛みが出ることがあるし、歩くと疲れるようにもなった。坐骨神経痛の軽いやつらしい。 それで、その痛みを改善するストレッチなどをやったら痛みはほとんど出なくなった。それでも油断しているとまた痛くなったりする。こりゃあやっぱり骨盤矯正をする必要があると思うようになった。 体全体のバランスもかなり悪くなっているので、以前から興味を持っていた太極拳をやってみようと思った。知人がかなりの経験者で、指導的立場で教室に参加されていて、先日、隣の市でもやっていると聞いたので、その教室に突発で参加し体験させて頂いた。 教室のある東海市勤労センターに行くと、壁面が大きな鏡になっている立派な「トレーニングスタジオ」が使われていて驚いた。 前半はストレッチや筋トレで体の基礎を作っていくらしい。様々な動作をこなしていくがこれがかなりキツイ。体が硬いのとバランスが悪いので、足を高く持ち上げての片足立ちがふらついてしまって出来ない。開脚して体側を伸ばす体操も股関節が硬いのと可動範囲が狭いため、最後は痛みが出るような有様。連続スクワットでは50回を2セットやったところで太腿はンパンに。 この間に逆式の呼吸法のや「太極」という言葉の意味の説明なども入る。中国人の女性の先生の話が論理的と言うより情緒的な感じが有ってちょっと分かりにくかった。陰陽魚太極図森羅万象を構成する要素で、陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。 それらをこなしてからようやく太極拳の型に入る。よく見かけるあの手と足の動きだ。太極拳という言葉からして武術がベースになっているわけで、その根本的な動作の一つを前半に教わっている。確かに単に型だけ真似しろと言われるよりもこの解説があるとよく理解できる。 後からネットで調べてみると、体験したのは「二十四式太極拳」というやつの導入部なのかと推察。これは二十四種類の動作を連続で行うもので、中国でも公園で大勢が一緒にやっているあれだろうか。 一番肝心な下半身を、自力で強化するのには確かに効果が有りそうだ。中腰が多く、ゆっくりな動きなのでバランスを保つ必要もあり、筋力を鍛えないととても出来ない。 一番重要なのは呼吸法だが、「逆式」でやるというのはこの日初めて聞いた。言葉は知っているが実践するのはかなり難しいものだ。骨盤の後を上に持ち上げると自然にお腹が凹む。その時息を吸い、骨盤を緩めて息を吐く。確かそんな解説だったか。 全てのものは陰陽が交互に現われ、連続しながら一体となって存在している。太極拳はその陰陽を動きとして取り入れ表現しているしているという。 この日の教室は、市民大学の講座としてのもので全10回の最終日だったらしい。10回ではほんの入り口の部分を覗いただけというところだろう。 こんな立派な先生だった この先生は医学的なものも包含した形で太極拳の神髄を教えようとしている。それだけの自負と熱意を感じ、良い体験をさせてもらったと思いながら帰途についた。 太極拳は地元でもやっているところを見つけてあり、先日その「新知いきいきスポーツクラブ」やらに連絡したら、体験してみてくださいとの事。すでに1年ほどやっているらしいが、皆さん初心者のので問題ないと。7月7日、一駅分の距離にある公民館に歩いて行くことになった。
2019.06.29
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♪ ピピちゃんと共通語なく虹の橋通じ合えないおとことおんな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 自動翻訳機の出した訳を鵜呑みにするのは危険だという話。大阪メトロが「堺筋線」を自動翻訳機を使って「サカイ・マッスル・ライン」と訳し、そのまま公式サイトに載せて問題になったとか、「香港が中国になるのはとても悲しい」という英語を中国語に訳すと「とてもうれしい」という怪しげな現象を引いていて、興味を持った。拡大します。 私もたまに英語の単語や文章をGoogle翻訳やExciteで訳すことがあるが、確かに日本語に訳すことはかなりハードルが高い様で、妙な文章になっている。その反対に日本語を英訳した場合、どこまで正確なのかは知る由もない。自分のHPにサイト全体を英訳するボタンを設置していたこともあるが、今はそれも外してある。 1973年、長崎県生まれ。専門は、言語学、自然言語処理。著書に、『白と黒のとびら-オートマトンと形式言語をめぐる冒険』、『精霊の箱-チューリングマシンをめぐる冒険(上・下)』(共に東京大学出版会)がある。 川添愛さんは、もともと日本語を専門とする言語学者で、私たちが「母国語をなぜ話せるようになるのか」を分析する研究していた。その後、「自然言語処理」というコンピューターで言語を扱う分野に移って約10年。言葉を理解する機械を研究・開発する現場に携わってきた人らしい。 「言語学の目的は、言葉に関係ある現象を科学的に説明することですが、自然言語処理はコンピューターを使って言語を分析する先に、何か役に立つものを作ろうという意識があります。検索エンジンや、IBMのワトソンのように質問したら答えてくれるコンピューターなど、実生活に応用されています」 「人工知能に対する見方にもかかわるんです。人間のやっていることをたいしたことないと思うなら、人工知能もすぐ人間並みになると認識するでしょう。でも、実はかなり高度なことを人間はやっている。開発はまだまだ発展途上です。この本が、人工知能に対して言語学の側から活発な議論が生まれるきっかけになればうれしいですね」顔と声とが一致しない感じ。おちゃめなところも有るようで、好感が持てる。(クリックでYouTubeへ) 友人が気楽な感じでインタビューしている。part1で本を出版するに至った経緯とかエピソードを、part2で「働きたくないイタチと言葉が分かるロボット」の内容について語っている。藤子不二雄の漫画の話が出て来たりしておもしろい。 この本はなかなか面白そうだということが分かって来て、まんまと引っ掛かって読んでみたくなったぞー。 「Ai kawazoe」の名でTwitterをやっていて、そこのプロフィール画像がこのイタチのイラスト。そのイタチを使うようになった経緯がpart3で語られている。本のネタバレになる話もあるらしく、全部は聞かない方がいいようなので、私も途中で消した。
2019.06.28
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♪ あさ毎に身を慈しむこころにて胃を満たしゆく酢入りのみるく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 血圧を下げるために6月21日から始めている一日スプーン一杯の酢を摂ること。毎朝飲む牛乳に入れることが一番確実なのでマグカップの牛乳を少し温めたところへ注ぎ込むことにしている。 「牛乳のたんぱく質が変化してヨーグルト状になってとても飲みやすくなる」と聞いていたのに、最初は、酢の酸味が立ってちっとも旨いと思わなかった。ただ入れただけなのでどうもそのやり方が拙かったようだった。それで、毎朝すこしずつ工夫してやってみたら、「温める温度」と「かき混ぜ方」で味が変わることが分かった。様子を確認しながらだったので量が減っている。 40℃ぐらいの温度のところへスプーン一杯の酢を入れ、良くかき混ぜる。いつもはティースプーンだが、今日は試しにミニ泡だて器を使ってみたが、容器を代えないと上手く泡立て出来ないようだ。 温度があまり高いと分離してしまって美味しくない。このマグカップ一杯をレンジでチンしているが、750Wで45秒ぐらいだった。 5分ほどでドロッとした感じになってくる。それから少し待って15分以上経ってから飲むと、酢のきつさほ消えるほどに弱まって全く苦にならなくなる。「ヨーグルトみたいな」というのとは少し違う感じだが、わずかな酸味があるのでそういえば言えなくもない。♪ かきまぜるすろう、すろうにでぃすたんすミルクがほわっと軟化してゆく これにハチミツやメープルシロップなどで少し甘味を加えるともっと美味しくなるだろう。私は珈琲もブラックだし甘みを加えることはしないが、最近はパンの代わりにバナナを食べているので一緒に摂ればそれで十分だ。 始めてからまだ一週間なのであまり分からないが、今朝測ってみたところ下の血圧の数値が下がっていたようだ。もう一週間経つとはっきりしてくるだろう。最も顕著に効果が出るのは、八週間後あたりらしいので「8月16日」が楽しみだ。まあそれまでに下がり始めれば楽しくなって、毎朝測ることになるだろうけどね。★ 他にも血圧を下げる方法があって、NHK「ガッテン」でも紹介されていたので、ご覧になって実践されている方も多いかもしれません。 それは「タオルグリップ法」というもので、元々はカナダ人医師が考案し、アメリカの心臓学会でも評価されているハンドグリップ法を、「久代登志男先生」が手軽なやり方にアレンジしたもの。 「タオルが変わると毎日が変わる、あなたとタオルのWebメディア タオルト」より ①正方形に近い形になるようフェイスタオルを折り、これを端からくるくるとやや緩めに巻いて筒状にする。 ②最大握力の3割くらいの力で握る。 指先が少し白くなるくらいの力で、親指とほかの指がくっつかないように握ると、ちょうどいい強さになるとか。 ③タオルを握ったまま2分たったら、タオルを置いて1分休憩。この動作を3回繰り返す。 「右手でも左手でもいいし、交互でも問題ない。ただし、いきばると血圧が上がってしまう恐れがあるので、握っている最中にはきちんと呼吸をすること。 ④週に3回、たとえば月・水・金とか、あるいは1日置きに実践するのが理想的。先生によれば、週3回を4週間継続したところ、高血圧が改善されたという実証結果が得られたという。 姿勢は座っていても立っていても、なんと寝転がっていてもOK!握った手をだらんと下げていても構わない。食前でも食後でもテレビを見ながらでも、空いた時間に気負わずやれるのがミソ。 日本高血圧学会では朝と晩、1日2回の自宅での血圧測定を推奨している。 1、朝 起床後1時間以内(排尿後 朝食前 血圧の薬を飲む前) 1~2分間座って安静にしてから測る。 2、夜 就寝前に1~2分間座って安静にしてから測る。久代登志男先生 医学博士/日野原記念クリニック所長 循環器学を専門とし、特に高血圧の臨床と循環器疾患の予防が得意。カナダで考案された薬剤を使用しない血圧改善法「ハンドグリップ法」をアレンジし、手軽に実践できる「タオルグリップ法」を提唱。各メディアから注目を集めるほか、2017年3月には著書『高血圧がスーッと落ち着くタオルグリップ法』(洋泉社)を上梓。
2019.06.27
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♪ 幼気(いたいけ)なものそこにいてものいわずかきの葉ゆらす風を見ている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ わが家の飼い猫ピピはとても臆病なことは何度も書いているのでいまさら何ですが、最近特に酷くなったような気がする。 誰かに虐められたりしたのだろうか? しかし、臆病なので知らない人に近づく事などあり得ないし、喧嘩して傷を負ったという様子も無い。 家の中で人の姿をみて逃げる素振りをしたりすることが、最近ちょくちょくある。外へ出て行きたがらなかったりするし、慣れてきた孫の声にも怯えているのを見ていると、何だか可哀想になって来る。虐めにあった子が不登校になり、それが高じて引きこもりになっていくような、最近問題視されている人達とオーバーラップしてくる。 わたしには警戒するような事はなく、やたらに甘えて来るのは以前と変わらない。階下で盛んに鳴くので餌が欲しいのかと下りて行けば尻尾を巻きつけて、構ってほしいと甘えて来る。背中をポンポンと叩いてやればご機嫌で、適当に止めると大きな声で催促する。 大して寒いわけでもないのに膝に乗りたがるし、側で一緒にいることも多い。こっちも同じところにジッとしているわけにもいかないし、椅子も取られないようにと拒否もするので時々は不満顔だ。「ああ、何で分かってくれにゃいの~?」と、恨めしそうだ。 ストレスが原因なのか、自分で毛を毟るような行動がみられるようになった。こんな事は今までになかったのでとても気になる。心理的ストレスが原因で髪の毛を抜いてしまう「抜毛症」の女性がいますが、それと似たような事が猫にも起こるらしい。 猫は人間でいえば2歳児ぐらいの知能なので、言葉で表現できないいたいけな幼児を前にしているようなもの。何が有ったのか何も分からないのがちょっと悲しい。 「抜毛症」と言えば今注目の「土屋光子」さんのインタビュー記事が載っていましたので、そのサイトをご紹介します。とても詳しくその経緯と心境、現在の活躍が語られています。 クリックでサイトへ
2019.06.26
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♪ 梅雨晴れの陽射しまぶしく机(き)を照らすみんな忘れてしまいたくなる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 真夏日の予感。PC机の上に、強烈なコントラストで朝日が斜めの帯を描いています。急激な暑さは堪りませんが、太陽の有難味も感じる梅雨の晴れ間でもあります。 自然界にあるものが当たり前に思えるのは有難いことです。生物が生物らしく生きることが出来ることへの感謝をどれだけ感じられるか。それはとても重要なことに思えてなりません。 「般ニャ心経」(監修 薬師寺執事長・加藤朝胤)は、般若心経のワンフレーズづつを猫の表情を借りて分かりやすく説いています。その日の気分で適当に選んで紹介します。当たり前の事に、感謝しよう 波羅蜜多時 「波羅蜜」という言葉は、古代インドサンスクリット語やパーリー語で「到達」や「達成」を意味します。迷いや不安のない、のびやかな、すっきり晴れ晴れした心の状態であれば、悟りの道へ到ることができるのです。
2019.06.25
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♪ ひょろひょろと捩れ捻じれてぷちぷちと小花咲かせて古希となりたり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ネジバナ(捩花)、別名モジズリ(綟摺)というこの花はランの仲間。山野草ブームの時、その楚々として捩じりながら小さな花を付ける姿が可愛くて、盗掘が相次いだらしい。 私も近所の人知れず群生しているのを見て、いたく感動したのを覚えている。生まれ故郷の茨城で見たことがあったが、愛知に越してきた当初はどこにもなかった。それがある時期から目に付くようになり、あちたこちらで見かけるようになった。初めはそれを不思議に思いつつ喜んでいたが、どんどん増えて珍しくも何ともなくなった。 どこかの移民が大量に移住してきたような感じがしないでもない。 ウォーキングとか散歩の人ぐらいしか通らない場所なので知っている人は少ないかも知れない。家の近くなのでこの時期になると一度はウォーキングでここを通るようにしている。 地図、拡大します→ 私も一株採って来て鉢植えにしておいたら根付いたのは良いが、数年経ってもこんな風にひょろっとして美しくない。2016年6月26日 あまり環境が良くない(日当たりが悪い)のでどうしようもないところも有る。 取りあえずあり合わせの鉢に植えて様子見していたままだったので、今年の春に株分けをしてまともな鉢に植え替えてやった。2019年5月11日 移民が移住先で転居を余儀なくされて、ようやくその環境にもなれて真っ当な生活が出来るようになったような風で、こんなに立派にな株になった。 たくさんの茎をのばして咲き出したのは良いが、やっぱり日光不足で相変わらず徒長気味でひょろ~としている。 春先までは良いが葡萄棚に葉が茂ってくるとどうしても日が当たらなくなってしまう。 螺旋は、右巻き左巻きとあり一つの株でも両方が出たりするらしい。花の付き方や捻じれ方もいろいろらしい。こういう風に捻じれて咲かせる意味はどこにあるのだろうか。 コハナバチのような小形のハナバチなどが花粉塊を運んで他花受粉するらしいが、ハナバチはこういう風に捻くれた花が好きなんだろうか。たまに白いのも出現するようだ。 同一個体の長期的栽培は非常に難しいことが知られていて、放任状態で何年も健全に育っていても、植え替えて土中の共生菌との関係を攪乱すると、開花結実した時に養分を使いはたして枯死してしまうことがあるという。 同一個体を長年にわたって栽培している事例はほとんど報告されていないというから、我が家のネジバナもいずれは枯れてしまうようだ。 写真は(2015年7月3日)で時期がちょっと遅い。向こうの方までずーっと続いているのが分かるでしょうか。 もともと自然状態でも個体の寿命は短くて、新しくできた裸地に種子がとびこんで生育し短期間で世代更新を続けているらしい。そのため消長が激しく、造成地などに短期間で大群落が形成されることもあれば、それが数年で完全消滅してしまうこともあるらしい。 我が家の近くの群生地はアスファルト通路の両脇で車は入れないが、年に数回、業者が機械で草を短く刈ってしまう。自生状況が安定しないということから考えると、ずっと同じ状態を保っているのだから理想的な環境なのかも知れず、案外貴重な場所なのかも知れない。
2019.06.24
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♪ もぎたての李が今日の証しなり夏至の真昼の十人のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 去年は7月、10月、12月と3回もあった「持ち寄りの宴」が昨日、何時もの顔ぶれが元気にうち揃って開かれ、賑やかなうちに5時間ほどがあっという間に過ぎ去った。 金粉入りの発泡性日本酒で、元気に揃って再会できたことを祝して乾杯してスタート。65歳が最も若く最高齢は80歳を悠に超えるというメンバーゆえ、半年後の再会とて喜ばしいのです。そんな事を口実にして集まるわけでは決してなく、ここでしか出来ない話をしにやって来る。 名東区三美人と高木文子女史の美味しい手料理をつつき酒を堪能しつつ、流れはメンバーの近況報告へ。あっちへ逸れこっちへ脱線しながら、しゃべることが嫌いな人などいないのでそれはそれは賑やかに。 ♪ メタノールの血潮に嵩を増しゆきて時世を憂う声となるかも♪ ディベートを仕掛けられつつ目が泳ぐまだ食べてない最後のひと切れ♪ 男らの政治談議に女史たちはいつか睡魔の餌食となりぬ♪ 名古屋甚句若鮎みその粋な会を主宰の女史に披露の機なくてメンバーが撮ってくれた写真を拝借して・・♪ 手品する女史に倣いて吾もひとつ紐の手品を引っ提げており♪ しこたまのワインに足の重たくて帰途三キロを奴隷のごとく♪ 二日酔いほどでもないがけったるい七十酔いと名付けやるべし 3回の次の半年後ともなると同じような写真になってしまうという意識もあって、あまり写真を撮らなかったので、ちょっと寂しい感じになってしまった。 飲んで酔った状態で歩いて帰り、頭にケガをした事があったので今回はゆっくり歩いた。自分の歳は増えて体力も落ちてきているのに気持ちは更新されていないところに問題がある。行きも帰りも歩き。AIじゃないんだからねえ・・・。
2019.06.23
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♪ 早朝のうすき青空束の間を柿の葉照らして灰と消えゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ わずかな雨が降ってしっとりと緑を濡らし、秋の様な雲が浮かんでいる朝5時の空。週間天気予報では雨の予報だったが、どうやら晴に変わったようだ。梅雨の割には雨が少ない。 1時間後には薄雲に覆われてしまった。今日は夏至なんだけど・・。 ピピが早くも椅子を占拠して、活動の夜から休眠の昼へ移行する覚束ない束の間を、まったりとして交感神経の静まるのを待っている。家人が起きれば取りあえず階下へ下りて餌をもらう。 きのう書いたカッテージチーズを早速に作ってみた。すごく簡単で、呆気ない程に白い液体が凝固物に変身した。 うっかり冷たい牛乳にいきなり米酢を入れてしまい、「あっ! またやってしまった」と一瞬怯んだが、こういうドン臭いミスは時々やらかすので慣れている。気を取り直し、このれをこのまま火にかけて温度を上げてやれば問題ないだろうと・・。 温度計を突っ込んで加温していくと、案の定、徐々に固まってきた。80℃程まで上げて火を止め、5分も経たないうちに牛乳の姿はほとんど消えてしまった。 それを放置する間にステンレスの笊にキッチンペーパーを敷いて準備し、10分ほど経ったところで笊に開けた。そのまま小1時間ほど放置しただろうか、まだ少し水っぽかったので最後にキッチンペーパーの四隅を輪ゴムで止めて放置して更に水気を取って完成。 牛乳500ml、米酢スプーン1杯(15ml)で、これだけのカッテージチーズができ、ホエイという液体が残った。 それでどんな味か食べてみた。味が付いてないので色々試すことに。先ずはブラックペパーと塩の合わさったものを掛けてみたが、チーズが余りにたんぱくなので美味しいという感じがしない。それから塩だけのもの、蜂蜜も試したがイマイチ。バターを溶かしこんでみたらチーズケーキの様な味が少しだけしたものの、どうってこと無い。水を切った木綿豆腐のような食感だ 生クリームと混ぜてホイップするとか、ケーキに混ぜるとかしないとだめだなぁという感想で、そのまま食べても大して旨くないというのが結論だった。やはりそう思う人が多いらしく、それを解決する方法がネットにあった。 フードプロセッサーにホエイ(乳清)と一緒に入れて1分間混ぜるとクリーミーになって美味しいとか。オリーブオイルをちょっと垂らすのがベターと。これをスプレッドとしてパンやハッシュポテトに添え、ジャムやフルーツ、スライスしたトマトを飾って食べる。ポテトチップや野菜のディップとして食べてもいいとある。 そのままスプーンで食べると、まるで風味の良いヨーグルトのようだというから、フードプロセッサーがある人はやってみればいいが、我が家にはそんな気の利いたものはない。 ホエイを煮詰めるとリコッタチーズが出来るという。高温で加熱し、熱で凝固して表面に浮かんだたんぱく質をすくって集め、軽く水分を切ったものがリコッタチーズなんだと。 それで、火にかけて煮詰めてみた。しかし、水分が蒸発して嵩が減っていくだけでチーズらしいものは姿を見せず、途中で諦めた。 具体的な作り方などどこにも見当たらないところを見ると、そう簡単にできるものではないらしい。 牛乳と生クリームで美味しいリコッタチーズを家庭で簡単に作れるという。 自家製「リコッタチーズ」は材料4つで超簡単!そりゃあ生クリームを使えば出来るわな。
2019.06.22
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♪ 薬など飲まぬ代わりに一杯のお酢に託して令和を生きる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「酢」が身体に良いということが盛んに言われ、様々な種類のものが作られ売られています。その酢を美味しく楽しく意外なアレンジで摂る方法を、ラジオ(NHK ごごラジ)のゲストが紹介していました。 私も最近、血圧が高めなので何らかの方法で下げてやろうと思っていた矢先だった。そので耳をマイクにして興味深く聞いていた。「酢の酢酸が血圧を下げる」効果があるのは聞き知っている。酢酸が体内に入ると細胞から血管を広げる働きをするアデノシンという物質が分泌されるためらしい。 効果を発揮するには、毎日摂り続けないとダメということも知ってはいる。「酢の力」 この図からすると、摂取を止めると元に戻ってしまうことが分かるものの、絶対値はかなり下げ止まりしている。高血圧の薬を飲み続けることを思えば、こちらの方が一挙何得になるか分からない程のもの。 ラジオを聞いていて、触角がブルブルッと反応したのがこれ。 「牛乳に入れて飲む」牛乳のたんぱく質が変化してヨーグルト状になってとても飲みやすくなるという。 私は毎朝、必ず牛乳を200mlは飲んでいるので、それに大匙一杯の酢を混ぜるだけだ。それで血圧が下がるなら言うことなしだ。 で、今朝さっそく牛乳に大匙一杯の米酢を入れて飲んでみた。何じゃぁ?ヨーグルト状になんかなってないし、米酢の特徴がかなり残ってるゎ。良く混ぜなかったのが原因かな? やっぱり米酢は飲むのにはキツイかもなぁ。黒酢か白ワインビネガーを買って来るか。 ラジオでは他にも、「酢は酸味のあるものと組み合わせると甘くなる」というちょっと信じられない話もあった。「酢とレモン汁を1:1」で混ぜるだけで見違える味になるとか。これもあまり期待しないで「少し甘味が増す」程度に考えていた方が良さそうだ。 それから、「辛味と酸味は良くマッチして旨味を増す効果がある」トムヤンクン、インド料理はそれをうまく利用していると言い、「油と酢の相性がとてもいい」ので、様々な料理に使わない手はないとも。 酢には抗菌作用があるため、腸内の悪玉菌を減らす作用があり、さらに、酢に含まれているグルコン酸は善玉菌が大好きなエサなんだとか。酢をとることで善玉菌が増え、元気に活動するようになるというわけ。 腸の血流がよくなって、ぜん動運動が活発になると、腸内環境が改善されて便秘が解消されるとともに、活性酸素の発生を抑制してくれ、疲れにくくストレスに強い体になるという。 酢は血糖値を下げる効果もあるという。血糖値は血液中のブドウ糖の濃度で、血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌される。分泌が減少すると脳梗塞などを引き起こす原因となるので、血糖値の上昇を抑えられればそのリスクが軽減されるという訳だ。 クエン酸には生活習慣病の原因のひとつである「コレステロール値を下げる」働きもある。 ★疲れがとれる 糖と酢を一緒に摂ると疲れをすばやく回復してくれます。 ★食べ物がおいしくなる 酢の持つ酸味と香りが食べたい気分を刺激してくれる。 ★肌がツヤツヤになる 酢が血流を良くするので、肌の新陳代謝が良くなる。 ★骨が丈夫になる カルシウムなどのミネラルは酢と合わせると吸収されやすくなる。 毎日摂取するにあたっての要領と注意 ☆毎日大さじ1(15ml)が目安 ☆空腹時に酢をとると胃を痛めるので、食事中や食後がいい ☆酢をドリンクとして飲む場合は、5〜10倍を目安に薄めること ☆穀物酢や米酢は香りや酸味が強くツンとする 黒酢や果実酢にはそれが少なく飲みやすい ☆15mlを一度に摂っても、3食に分けてもかまわない 牛乳とお酢でカッテージチーズが作れちゃうらしい。 これは後で試してみることにして、取りあえずレシピだけ書いておく。牛乳 500ml、酢 大さじ1杯 所要時間 : 15分 ①500ml(1カップ)の牛乳を器にいれラップをしてレンジで4分加熱 鍋に入れて温める場合は沸騰する前の60~80℃にすること。 ②牛乳に酢を入れ、よくかき混ぜる。 2~3回混ぜるとすぐに分離してくる。時間がある時は、そのまま人肌くらいまで冷ます。 ③たんぱく質とホエーが分離するので、ザルなどでこす。(ホエーは捨てない!) ④出来上がったチーズをキッチンペーパーなどで水切りしたら完成! 厚手のキッチンペーパーを敷いザルをボウルの上に置き、分離したチーズを濾すのが手っ取り早い。そのまま自然に水分が切れるまでおき、搾らない。 水分が多めだとなめらかな食感となり、少ないとしっかりした食べごたえになる。 ⑤そのまま塩コショウで、クラッカー、サーモンなどと一緒に食べたりと好みで・・。 酢の種類 ☆米酢 酸味がおだやかで、料理に使いやすい。 ☆白ワインビネガー やや強い酸味を感じる。オリーブ油を使ったドレッシングに合う。 ☆レモン汁 ほかの酢と比べて香りがやわらかい。チーズはきめ細かくフルーティーな味わいで、デザートにぴったり。 400mlの牛乳から、120gのカッテージチーズと約280mlのホエーができる。 分離した液体・ホエーには、タンパク質をはじめ、カルシウムなどのミネラルも多く含まれていて栄養があるので捨ては勿体ない。シロップやはちみつをいれて飲んだり、スープの茹で汁の代わりなどに使う。
2019.06.21
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♪ 怪獣が咆哮を吐くごとき声挙げたくて挙げられぬ蝸牛‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日の党首討論は全くの茶番に過ぎた。野党も情けないし首相は言うに及ばす。老後2000万円問題で金融庁を「大バカ者」呼ばわりをして、面汚しも甚だしい。自己正当化させるための精いっぱいの詭弁誘導のための悪態だ。都合の悪いものにはことごとく蓋をして隠してしまう習性をまたまた見せられて、国民も唖然・辟易するばかり。朝日新聞(6月19日) しかし、閣僚や責任ある立場の人間が言い放った事柄が、「失言」と言う形で取り上げられる事で暗黙の裡に既成事実として認知されていくという事実。一種のサブリミナル効果といえるものかも知れないもので巧妙に人心を操作される。意図したか偶然かは別として、一度ならず何度も耳にすることで、まるで「オオカミ少年」の逸話のように慣れっこになってしまうのだ。 それに無意識で加担しているのがマスコミで、報道されなければそんな事にはならないが、さりとて視聴率のためにも報道の義務からも、そうしないではいられない。ジレンマとアイロニーとの葛藤があるかと言えばそんなものはないのが現状で、お上には逆らえない卑屈な商人に成り下がって忖度するばかり。 怪獣が吠えている風に見えてしまうのは、そう見做すことで声なき声を飲み込んでいる自分を慰めているのかも知れない。
2019.06.20
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♪ 不釣り合いなほどの触覚振り振りて胡麻斑髪切(ざいむだいじん)野を睥睨す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 葡萄の袋掛けの時期となり今年はかなりの量の摘果をしたので数はかなり少ない。冬の剪定で大幅に更新するべく枝をバッサリ切ったせいか、肥料を一切やってないのに脇から新梢がやたらにたくさん出ていたので房の近くのものはカットした。日が良く当たる様にする意味もある。 樹齢13年の大きくなった木にしては棚が小さすぎるし、きちんとした整枝が出来ていないのでどうしようもない。木に勢いがあって手に負えない感じで、何だかめちゃくちゃになってしまっていて、最近はあまり期待していないのだ。5-6年前あたりが一番良かった。 こうたくさん切り取ったものを見ていると、大手術で内臓をたくさん切り取られて亡くなった逸見アナウンサーのことを思い出したりする。確かスキルス性の胃がんだったので助からないのを分かっていながらそんな事をした医者の真意が分からなかった。東京女子医大消化器外科の「ゴッドハンド」と呼ばれていた羽生富士夫医師だったか、まるでテレビショーの如きものだった。 ああ無残な葡萄よ。みんなおいらが悪いのさ。 先端のほうにばかり栄養が行くのでそちらには良い実が生るが、途中から出た枝に付く実は上手く育たない。途中の枝に付いた貧弱な房は摘果した。先の方でも袋掛けが出来ないものや一枝にたくさん付いたものも間引いたらこんなになった。勿体ないが仕方ない。 掛けた袋は70ほどでちょっと寂しい感じだが、どうせまともな実にならないのなら少数精鋭方式で行くしかない。たくさん生っても食べきれないし、まあしょうがない。 全体に栄養がいくようにするにはもう手遅れ。大幅に枝振りを作り替えようかなと思いつつも、いっそ植え替えた方がいいかなと弱気になったりもする。 ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)が枝に止まっているのを発見。こいつは幹に穴を掘って卵を産み付けたりする害虫だ。殺すのは忍びないのでキープしておいて孫に見せてやった。 案の定、家に持って帰った。虫嫌いのママが悲鳴を上げたとかで、特に触角の長いやつだダメだったらしい。取りあえずパパにも見せてからどうするか考えるとか。柑橘系の樹皮とかが好物らしく昆虫ゼリーなどでも飼育できる。 英語で「Sesame beetle」。胡麻甲虫(カブトムシ)ってか。
2019.06.19
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♪ 捨て猫か鳴き、止み、鳴きて畑すみに日の昇り来てこころ重たし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、製本に使うために注文してあった紙が揃ったというので、名古屋の平和紙業(ペーパーボイス VELLUM)まで取りに行ってきた。2日で入ると思っていたが4日もかかった。在庫が無いものは小牧の倉庫から取り寄せる必要があり、便の都合でそうなったらしい。 しかし、雨がかなり降っている。車から家まで少し距離があるので、その間に濡れる恐れがある。紙は湿気に弱いしもし濡らしたりする歪みが出たりして具合が悪い。 四六判の全紙なのでそのままでは運びにくい。軽く巻いてもらい、持参した大きなビニール袋に入れて持ち帰った。なんとか濡れることは避けられた。 中断していたものの続きではあるが久し振りの作業なので取りあえず1冊だけやって小手調べ。案の定、とても手際が悪い。寸法違いなどしたり、見返しの接着に皺が出たりして敢え無く撃沈。糸綴じ溝なしのハードカバー。一応はこんな感じで・・。 開きやすいようにホローバックにはせずフレキシブルバックにし、シンプルな構造に。本体は真四角で、ハンドバッグに入るサイズを想定してペンも収納できるようにしてみた。ソフトカバーの方が使いやすいかも知れないが、ペン収納部分が型崩れする恐れもあるので迷う。 久し振りにやってみて以前とは違うアイデアが浮かび、今まで気付かなかった新しい発見があった。新鮮な感覚で客観的になっているのだろうか、こだわりが消え視野が広がっている感じ。何もしていない間に人は案外成長しているということだ。 間が開くということが決してマイナスばかりではないという話を、前日の展示会場でしていたばかり。 今回は、余った紙で作った短冊状のノートも同じようにサンプル仕上げしてみた。 本体の横幅は上のノートと同じで高さが4cmほどしかない。ウォーキング時に持参し、短歌でも詠んでメモするような使い方を想定したもの。
2019.06.18
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♪ ふつふつとなにかが胸にあがりきてその正体を創に探らん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 知人の大西さんから展覧会をやっているので見に来ない? と電話。相変わらず元気そうな大きな声で。そのフレンドリーな声を久し振りに聞いて懐かしさがこみ上がって来た。場所はと聞くと、以前通りかかって小洒落た小さな店を発見して何の店なのかなあと思っていた、まさにその場所だった。家から3キロ弱の隣町。当然、歩いて行った。 陶器・・・榊原照代 型染・・・大西春伸 木版画・・・久野晴美 榊原照代さんは良く知っている陶芸作家で、木工芸家の夫と「杜や」というユニットで活動している。その石粒の入った土を薄く挽いて仕上げる技術は大したもの。私は大き目の茶碗を買い、その軽さと質感にほれ込んで使っている。 普通の茶碗の1.5倍ほど入るかと思われるサイズで、最近は少食になったのでそれでご飯を食べる事はなくなった。しっかり焼き締めてあり簡単に割れたりしない感じもあって、使っていて安心感があり使い心地もいい。 大西さんの型染は年季が入っていて手慣れたもの。クリーニング店を経営しながらの二足の草鞋を続けていたが、今はクリーニング店も閉めてゆうゆう自適のマイペースで続けている。御年78歳になったとか。 アイデアで何でもモチーフにして型に起こしてしまう。絵付けには遊び心も入っていて面白い。その数限りない手持ちの型を使い(主に抜染技法)、体験教室やイベントでTシャツを染めたりして喜ばれている。今回も土・日に自分のTシャツを持参してもらい、好きな模様の型を選んでもらってそれに型置きして抜染するというのをやっていた。 私のように意固地なところのない明朗快活で人当たりの良い人で、会場には明るい風がいつも吹いている。 版画の久野晴美さんは地元の人で大西さんとは20年ほど前からの知り合いらしい。シルクスクリーンを学びローケツの藍染などもやっていたが最近になって、以前やっていた木版画が急にやりたくなったらしい。版画に目覚めたという感じかな。 色々やってきたことが伏流水となって浄化されつつ流れ、最初にやっていたものとは全く違う世界が現れて来る。モノを作るということは自分の中にあるものを形にする事。そのため蓄積されたものがそれが何であれ、多ければ多いほどいい。 やりたいことは何が何でもやってみる。寄り道、脇道、迷い道。内向、そして発露の自己顕示。それが創作する者の生きる場所だ。「うさぎ商店」 そう、この5月に珍しい建物を見掛けて写真を撮った。その時に個展の案内板が出ていて、それが伊藤さんのものだったのだ。オーナーは着物のリメイクをしていてこの場所に新たな店を設け、昨年の11月にオープンしたばかりらしい。以前からのブログがあって、こんな情報が載っていた。 ブログは「かめのようなうさぎのような」スロウなウサギの日記 まだここでの知名度がなく実績もないので2階のギャラリーを利用する人が少ないらしい。大西さんが頻りに私にやれと言う。11月に茶房じゅんでの個展があるので直ぐには出来ないが、頭に入れておこうと思う。一週間で1万円ぽっきりでそれ以外は何もなしというのは魅力だ・・。
2019.06.17
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♪ 時を止め聴き入るジャズと船の旅 時速十万八千キロの‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大荒れの地方もあった昨日の天気。ケッタイナ前線が発達して本州を通過していった。 カミさんはB’zのライブを観に行って留守だったのでこれ幸いと、大音量でジャズを聴きまくった。古い家なので気密性も無く家中が響くくらいの音量は、こういう時でないと鳴らせない。天気も悪いので近所に迷惑が掛かることもない。世界中の誰一人として文句を言われることのない水無月の雨の土曜日。 牛肉をソテーしてショウガ醤油を付けて食べる。上等な肉はこれが一番旨いと私は思っていて、あの甘みをつけた「焼き肉のたれ」なんか口が裂けても遠慮したい。折角の肉の味が台無しだ。そうジャズを聴くのだ、この狷介で意固地な頑迷の意地っ張りには甘味なんか植木等以上にお呼びじゃない。滅多に飲まないエビスビール。6缶飲んでも足りなかった。 最初はYouTubeをTVで観ていたが、音がやっぱり物足らない。途中からレコードに切り替えた。ジャズのLPの手持ちは決して多いとは言えないが、どうせいつもかける曲は決まっている。と言うより気に入っているものを所蔵してないので、限られた中から選ぶしかないのが悲しい。やっぱりレコードは音がいい。特に低音が全く違う。 かくして夜は更けて行った。そういえば雨はそんなに降らなかったし波浪警報が出ていたりしたが、それほどの風も吹かなかったなあ。と、今朝を迎えて昨夜を思う。 こんな前線の見本市みたいな天気図って、あまり見たことないよなあ。15日21時の天気図 前線は互いにぶつかり合う気団の勢力によって4種類に分類されていて、暖気団の勢力が強く寒気団側に移動する温暖前線、寒気団の勢力が強く暖気団側に移動する寒冷前線、温帯低気圧の発達に伴ってできる閉塞前線、寒気団と暖気団の勢力が同じくらいの停滞前線。 偶然にこの様な天気図を使って「前線」の解説をしている「天気の部屋」というサイトを見つけたのでそこから引用して、前線のお勉強をしておきましょう。 一般的に低緯度から流れ込む空気は暖かく、高緯度から流れ込む空気は冷たい。 さらに北半球では、一般的に空気塊は低気圧の周りを反時計まわりに回りながら低気圧の中心に流れ込むので、はじめは暖かい空気と寒冷な空気によって図1のように前線が形成されます。この低気圧が発達していき、寒冷前線が温暖前線に追いつくと、閉塞前線が形成されるという(図2)。 昨日はこの四種類の前線が同時に発生したようで、まるで前線の教科書のような天気図に。温暖前線 寒気団に比べ暖気団の方が優勢で、図3のように寒気団の上に暖気団が乗り上げた状態。このため前線から1000km以上も離れた進行方向前面の上空には巻雲が現れ、前線に近づくにつれて低い雲となる。普通、前線から進行方向前面300kmくらいまでの間で、雨や雪が連続して降る。 温暖前線は幅が広く、近づいてくるときに順番に色々な雲が現れるため、天気の変化を知る手助けになる。雨の降り方は比較的弱く、長く続くことが多くなる。寒冷前線 寒気団の方が暖気団に比べて優勢なときの前線で、寒気団は図4のように暖気団の下に潜り込んで前進する。このため、前線付近では暖気団が強制的に上昇させられて積乱雲ができて、短時間に強い雨が降る。寒冷前線の通過時には気温が急激に下がり、風向きが急変して突風を伴い、雷が発生することがある。 寒冷前線は動きが早く、雨雲も発達しやすい前線。このため、前線が通過するタイミングで強い雨が降るもののあまり長く降らない。寒冷前線が通過したあとは気温が下がる。閉塞前線 温帯低気圧が発達し、寒冷前線の方が動きが早いため、温暖前線に追いついてしまうことがあり、その時に出来るのが閉塞前線。 追いついた寒冷前線の後ろ側の寒気団が、先行していた温暖前線の前方にある寒気団より冷たいときは、寒冷型の閉塞前線(図5)、暖かければ温暖型の閉塞前線となる。寒冷前線、温暖前線の強い方の性質を受けて雨の降り方が変わってくる。 停滞前線 暖気団と寒気団との勢力が伯仲しているときの前線で、ほとんど同じ位置に停滞する。そのため、長時間雨が降りやすくなる(図6)。梅雨前線や秋の長雨はこの停滞前線だ。
2019.06.16
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♪ 凌駕するテクノロジーを追いかけて置いてきぼりの難民となる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 孫は大分会話が通じるようになって、たまに冗談も言い合ったりも出来るようになった。意外なことを言って驚かされたりもするし、いろいろ言って来るので面白い。お坊ちゃま君は順調にお育ちのようである。 一昨日は簡単な手品を二つ教えてやった。その一つは、指に掛けた輪ゴムを隣の指に瞬間移動させるというもの。気に入って何度も練習していたが、手品の概念が今一つ分かっていないので、上手に見せるということが出来ない。手品はまだちょっと早いかな? プールにも週一回通って、楽しい毎日を過ごしているようだ。私等の時代では考えられないような未就学児の生活。 世間ではあれもこれも子に与えスクールに通わせ、親たちは一生懸命に資本を注ぎこんで将来の可能性を夢見ている。 私たちの体には約40兆個の細胞があり、その一つ一つにDNAはあります。一個の細胞内にある全DNAのうち約2%が「遺伝子」と呼ばれ、目や耳、内臓の設計図が刻み込まれています。「遺伝子」ではない部分DNAの残りの98%は何かというと、体を作る設計図の働きがないため、これまでは、「何の役割もないゴミだ」とさえ言われてきた。それが今では「トレジャー(宝)DNA」と呼ばれて注目されている。 また、遺伝子はおよそ2万個あり、その遺伝子ひとつに付きひとつのONとOFFのスイッチが付いていることが最近の研究で解ってきた。それぞれのスイッチが、生活環境で自然に切り替わることがあったり、もしかしたら自分で切り替えられるかも知れないという。 癌患者には「DNAメチル化酵素」があり、これがOFF状態を引き起こしていることも解ってきた。食事や運動でDNAメチル化酵素の量などが変化し数百有る様々な遺伝子のスイッチが切り替わっているらしい。NHKスペシャル シリーズ人体Ⅱ「遺伝子」 あなたの中の宝物"トレジャーDNA" 最先端の研究は、運命さえも変えうる「DNAスイッチ(エピジェネティクス)」という仕組み。その仕組みのオンとオフを切り替えれば、その働きをがらりと変えられるというのです。 *記憶力UPの遺伝子スイッチ … 脳の神経細胞を成長させ増やす遺伝子がOFFになっているので、これをONにするには「運動する」して「DNAメチル化酵素」の数を減らすことが大切 *音楽能力の遺伝子スイッチ … 音楽をたくさん聴くこと。音楽を聴けば、聴覚に関わる神経伝達物質のDNAスイッチがONになり、音色などを聞き分ける能力が発達する(※ただし、スイッチは小さい頃の方が切り替わりやすい) *若返りの遺伝子スイッチ … DNAメチル化酵素を増やし、老化のスイッチをオフにする 1年以上宇宙ステーションに滞在したスコットケリーさん。スコットさんのDNAのスイッチは宇宙にいる340日の間に9,000以上変化していた。わずか1年の間にこれだけの変化をもたらしたのは、環境に対応するための高度な適応能力を示している。つまり私たちは様々な環境により自身のDNAを変化させる能力をもともと備えているのかも知れないとのこと。 DNA研究の世界的権威、カーリ・ステファンソン博士は、私たちが生まれるとき、両親から、半分ずつのDNAをもらうだけではなく、そこへ必ず、およそ70個の新たな突然変異が生じることを突き止めました。そのほとんどは、ゴミと呼ばれてきたDNAの98%の部分で起きていることがわかったという。わずか1世代で起こる、この変異は、「両親にない全く新しい能力」をもたらす可能性があるということを示唆している。プールでの我が子を見つめる親たち だからこそ運動クラブやスクールに通わせてその可能性に夢を抱くわけだ。しかし、トンビが鷹を産むことはない。環境と努力によって鷹に近づけることは可能だとしても、もともと持っている能力がある程度以上の水準になければ鷹になることは出来ない。 しかし、「氏より育ち」という言葉は生きていることは、スコットケリーさんの実験でも裏付けされている。環境がいかに重要かということ。 眠っている能力を発揮させるために、図らずもオフになっているスイッチをオンにする。スイッチの詳細を調べるビジネスが生まれる日も近そうだ。費用も掛かるだろうから、やはり貧富の差がこういうところにも付いて回ることになる。 病気・老いからの解放、様々な分野で改善・向上を目的にして多くのビジネス、「トップになりたい、抜きんでたい」と思う人は無くならないだろうし、向上心は生きる力でもある。
2019.06.15
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♪ 地中には原始の歌のひびきあり根の葉に伝ふるいのちの連鎖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 徒長した宮城野萩を切り戻しした。本当は5月中には済ませないといけないところ。切り戻ししても伸びすぎた経験があるので遅めにしたが、その時は肥料のやり過ぎだったのを思い出した。今年は肥料を全くやってないのであまり花が付かないかも知れない。 意味がないとは思いつつ茎を長めに(40cm)残してカットしたのは、自分の不手際に対する多少の後ろめたさが働いたか。 ちょっと追肥した方がいいかと思い、リン酸肥料の骨粉だけやっておいた。さあどうなるか? 宮城野萩は株自体がかなり大きくなり背丈も伸びるので狭い庭には向いていないことを後になって知った。そりゃあもうぶわーッとなって周りを占拠してしまう。しかし、わが家の庭は狭いし葡萄の棚が傍にあって日当たりがあまり良くない。徒長気味になって本来のあの優美な姿には到底なり得ない。つくづく大きな日当たりのいい庭が羨ましく思う。札幌 国営滝野すずらん丘陵公園 こんな風に広いスペースがあるところで咲かせてやりたいものです。 ギボウシが立派に葉を広げている。これも株がどんどん大きくなるので植え替え時に小さくする必要がある。最初は斑入りの白が目立っていたのに日が経つにつれて無くなっていく。やはり白が入って行たほうがいいので残念に思う。 株分けして植え替えたデンドロビウム・キンギアナムがニョキニョキと伸びている。肥料などやってないのに・・。肥料はやらなくてもいいという人と固形の油粕をやれ、いやいや緩効性肥料をやれ液体肥料もやれという人もいて困る。臭い系のキンギアナムなのでそんなに立派に咲かなくてもいいんだけれど、花は綺麗なので少しは咲かせたい。
2019.06.14
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♪ なでる手によりくるにこげ陽をすかしぴぴの背中に六月が来た‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 油断してピピに仕事場の椅子を乗っ取られた。仕方がないのでもう一つ椅子を運び込んで、狭いところに並んで座る。無下に追い払ったりしないのだからお猫様にとっては極楽ってもんだ。苦紗弥先生のところの猫がこれを知ったらここの主人は、 “人間の鑑だ” とばかりに喜んでくれるだろう。 今年は何故か、自分で毛づくろいのついでに咥えては引っ張って盛んに毛を引き抜いている。ストレス? そんなもの心当たりがない。過保護なほどの猫かわいがりしているのだから、まったくお門違いだ。毛が生え変わる時期なので体がこそばゆいのかも知れない。撫でてやればそれだけで抜けるので家中に毛が落ちて困る。それでたまにカミさんが梳き節で手入れしてやったりするが追いつかない。 こりゃあ私の出番かと、体毛を気にする人が剃毛の代わりにガムテープでやるあれを真似てみる。千切ったガムテープを輪にしてポンポンと背中に当てて毛を取るなんてことはやったこともあるが生ぬるい。長いまま胴体一杯に貼り付けて、毛の向きとは逆方向に一気に引き剥がす。面白いように抜けてガムテープにびっしり付いて来る。 嫌がりもしないところを見ると結構いい気分なのかも知れない。それではと、ひっくり返してお腹の方へも強引に貼り付けて、ビビーッとやる。そんなのを何度かやっているのを見たカミさんが「ガムテープがモッタイナイ」と言ってきた。自分の出番がなくなるのを心配したか? 猫は紐というものがとても気になるらしい。 紐を見せると即座に反応する。猫の本能を刺激するらしく必死の体で捕まえに来る。爪を立て口にくわえて、そりゃあもう楽しそうに。もし猫に機嫌が悪い時があるとしたらこの紐を使ってご機嫌を回復させることは簡単だろう。「coco de cow」の牛に見られながら極楽ごくらく。 PC机の椅子と仕事場の椅子を屑籠などを置いてピピに座らせないようにすると、仕方なしに仕事部屋の机の上で寝る。気温が高い日はこういう風だ。カメラを向けたら恨めしそうに顔をあげた。 今朝みたいに小寒い朝は仕事部屋の机に設えた棚の下のここが定位置。かなり不服の様子。ここへ落ち着くまでは「座布団のある何時もの所で寝たいよー!」と、かなりしつこく鳴いていた。いつもの事で、“こっちも困るんだから” と無視をしていると諦めてここへ上がる。これも一つのパターンではある。 呼んでも返事もしないくせに欲求だけは人一倍押し付けて来る。まあそういう自分本位なところが可愛いんだけどね。
2019.06.13
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♪ イシガメは見かけによらず敏捷(はしこ)かりこち亀両津勘吉がゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 裏の通路を歩いていたといって、カミさんが亀さんを持って戻って来た。駐車場に車を取りに行くまでの途中で亀が生息するような環境ではないところ。どうしてそんなところを歩いていたのか。 孫を送っていく時だったので、そりゃあ「持って帰る!」と大喜び。汚れているし何の亀か分からなかったが、アカミミガメではないことだけはハッキリしていたので持たせてやった。 調べてみたら「ニホンイシガメ」で準絶滅危惧種の日本固有の亀だった。オスは最大でも14cmぐらいまでにしかならない(メスは22cm)。市役所裏の水路につながる川にはアカミミガメがそれこそウジャウジャいるので、当然それの片割れかと思ったが違っていた。そういえば、私も大きな亀が道路の脇にいたのをウォーキングの途中に見たことがあるが、大きさから言ってもアカミミガメに違いなかった。 水路にいるアカミミガメと草むらにいたカメ ニホンイシガメは、河川や湖沼・池・湿原・水田などに生息し、やや流れのある流水域を好むとか。半水棲で水生傾向が強いが、夏季に陸づたいに一定の地域内にある複数の水場を移動することもあるというから、この移動中に見つかったのかも知れない。 耐寒性が強く、水温3 - 5℃の環境下での活動が観察された例があるが、冬季になると水中の穴や石の下、堆積した落ち葉の中などで冬眠するという。しかし、オスは冬眠しないこともあるらしい。 こいつがけっこう敏捷で意外な速さで走るのでウッカリ目を離すと見失ってしまうほど。なかなかのもんで、“亀はのろい” なんて侮れない。 食性は雑食で、魚類、カエルやその卵および幼生、昆虫、エビ類・カニ類・ヨコエビ類などの甲殻類、陸棲および水棲の巻貝、ミミズ、動物の死骸、陸上植物・水生植物の葉・花・果実、藻類などを食べるというから、餌に不自由することはなさそうだ。 水中でも陸上でも採食を行い、農耕地で地面に落ちたカキなどの果物やトマトやウリ類などを食べることもあるらしい。 地域によっては絶滅する可能性が高い場所もあるが、種としての絶滅の可能性は低いと考えられていて、一応「準絶滅危惧種」に指定されている。 江戸時代以前かペットとしてら飼育されていたとかで幼体がゼニガメの商品名で流通していたがが、近年ではゼニガメという商品名はクサガメの幼体に用いられることが多いらしい。 顔認識もするらしい。 「孫よ、ちゃんと飼ってやればカワイイ マイペットになるぞー!」
2019.06.12
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♪ たらればがまた下りて来てこぬか雨一つ汽笛が遠くに聞こゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ この住宅顕信(すみたく けんしん)という人を全く知らなかった。今年三十三回忌だというので自分が38歳の時に亡くなっている。その時期の自分は独立して間もない頃で足元を見る余裕などなかったので気付かなかったのかも知れない。 尾崎放哉に心酔にしていたというぐらいだからどこかで引っ掛かっても良さそうだったのに、この歳になるまで全くかすりもしなかった。自分の知識の低さにはガッカリする。拡大します 1987年2月、25歳で夭折した自由律句俳人・住宅顕信。白血病で亡くなる前の3年間で280句以上の俳句を詠んだという彼の、その奔放で悲哀を含む作品が、最近、国内外で注目されているとか。私は随分前に「定本 種田山頭火句集」(大正から昭和にかけて放浪し多くの自由律句を残した)は手に入れているが、それと比べるのはあまり意味がないように思う。 詳しい人となりは「Wikipedia」に任せることにして、その作品を鑑賞することにします。 分類する事には抵抗もありますが一つの鑑賞法として便宜上分けてみただけで、深い意味はありません。実際の状況からすれば分類の意味がないことは明白だし、切り離して鑑賞することになる句も多いのだけれど、その一句の出来た瞬間のアニマを鑑賞するにはこれはこれでいいようにも思う。 ことばの根底に流れる共通の意識を探ろうとしてのことでもありますが、異論は当然有ると思います。 ○ 点滴と白い月とがぶらさがっている夜 ○ 消灯の放送があってそれからの月が明るい ○ 退院がのびた日の昼月が窓をのぞく ○ 月、静かに氷枕の氷がくずれる ○ そこを曲がれば月を背に帰るばかり ○ 月が冷たい音落とした ○ 月明り、青い咳する ○ 窓の冷たい朝月にふれてみる○ 一つの墓を光らせ墓山夕やけ○ 病んで遠い日のせみ声○ 水滴のひとつひとつが笑っている顔だ○ とんぼ、薄い羽の夏を病んでいる○ 夜が淋しくて誰かが笑いはじめた○ 若さとはこんな淋しい春なのか○ 念仏の口が愚痴をゆうてた ○ 赤ん坊の寝顔へそっと戸をしめる(長男初節句) ○ 合掌するその子が蚊をうつ ○ 電話口に来てバイバイが言える子になった ○ かあちゃんが言えて母のない子よ ○ 抱きあげてやれない子の高さに坐る ○ 両手に星をつかみたい子のバンザイ ○ 梅雨が冷たいストレッチャーに横たわる ○ 脈を計っただけの平安な朝です ○ 面会謝絶の戸を開けて冬がやってくる ○ 秋が来たことをまず聴診器の冷たさ ○ レントゲンに淋しい胸のうちのぞかれた ○ 心電図淋しい音立てている胸がある ○ 氷枕に支えられている天井がある○ 朝はブラインドの影にしばられていた○ 淋しい犬の犬らしく尾をふる○ 地をはっても生きていたいみのむし○ 朝から待っている雲がその顔になる○ 捨てられた人形がみせたからくり○ 背中丸めてねむる明日の夢つつんでおく○ 年の瀬の足二本洗ってもらう○ 春風の重い扉だ○ ずぶぬれの犬ころ○ 影もそまつな食事している ○ たいくつな病室の窓に雨をいただく ○ 雨音にめざめてより降りつづく雨 ○ 降りはじめた雨の心音 ○ 朝をおくらせて窓に降る雨 ○ 坐ることができて昼の雨となる ○ 夜の窓に肌寒い雨の曲線 ○ 早い雨音の秋が来た病室 ○ 牛乳が届かない雨の朝のけだるさ ○ 降れば冷たい春が来るという雨 ○ 今日も静かに生きて冬の雨の日の選曲 ○ うすぐらい独りの病室の雨音となる ○ 降れば一日雨を見ている窓がある ○ ポストが口あけている雨の往来 ○ 淋しさきしませて雨あがりのブランコ 雨の句がとても多い。雨に心を寄せることで天と地と自分とが一体となれるのかもしれない。天地を繋ぐように降る雨。その中に溶け込んで雨と同化していきながら孤独そのものが愛しいものへと昇華されていくような、しっとりとした心持ちになれるのではないだろうか。 独りよがりの自己完結の対局にあって自分を客観的に眺めている。森羅万象、山河大地(せんがだいじ)、弥陀にもれたれる事なしに、すべてを受け入れながらもついつい弱気になる自分もいる。それにしても淋しい日々だとつい愚痴も出る。 1984年(昭和59年)-’87年(昭和62年)は、世の中の変化は目まぐるしく、経済観念ばかりが先行し猥雑とも言える浮ついた時代。白血病での闘病生活を余儀なくされた20代になったばかりの若者にはどう映っていたのか。さぞ辛かっただろうと思うが、感慨はすべて内側に向けられて句を詠むことに集約されていく。 そして昨近、華やかさとは無縁のモノクロの映画の様な中で押しつぶされそうになりながら必死で耐えている若者たち。自分と重なる部分も多く共感を呼んでいるらしい。ファンが多いのも頷ける。 「ずぶぬれて犬ころ」
2019.06.11
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♪ 蝸牛が旅の途中で考えるショパン雨だれ五線譜の上‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近はちょっと短めにした右回りのウォーキング。曇りマークだったのでたぶん大丈夫だろうと、朝6時過ぎに出た。明日はもっと天気は悪そうなので今日やらないと大分間が空いてしまうと思ってのこと。 いつもの様に駅前の階段を駆け上がり、神社の階段を駆け上がる。涼しいので調子がいい。ノースリーブ好だ、そりゃ涼しいわ。 朝倉高架駅の階段を東に下りたところで寿司店を改造してやっていた「good life coffee」という飲食店が、いつの間にか閉店になっていた。メニューをやたらに増やし、オープンしてるんだか休みなんだか分からないような妙な店だった。“こりゃあ無理だわ! 直に潰れるわ” と思っていたので、ああやっぱり! だ。2015年5月3日のオープンだから、4年は頑張ったことになるが・・。 確認のためにネットで調べたら、かなり手の込んだオフィシャルサイトはまだ残っていて、閉店のへの字も無かった。店内はすっからかんになっているが、そっち迄は手が回らないのだろう。自然消滅させるのかも知れない。SNSのフェイスブック、ツイッター、インスタグラムはすべて繋がらなくなっていて、「食べログ」のPR欄に「閉店」の告知があった。 知多市や常滑市など知多半島の市は(半田市を除いて)田舎そのもの。新しい飲食店はことごとく潰れてしまう。そういう文化が元々無いのだからしょうがない。およそ文化とはかけ離れた土地柄とでも言おうか、保守的で排他的な村意識が抜けず、他人の目が気になって自分を出さないのでどうしようもない。 小鈴谷には「鈴渓(れいけい)義塾」なんて立派なものが有ったのに、どうしても大都会に目が行ってしまう。 みなさん、自分なら「絶対上手くいく」と思って目新しい店を出してチャレンジして呉れても、実際の住民にはあまり歓迎されない。欲求がないわけではないのに上手くいかない。それは、「海外で認められると漸く日本でも認められる」現象と同じで、自分で判断して盛り上げて行こうとしないところに問題がある。都会コンプレックスそのものだら手に負えない。120段を最後はヘロヘロになって何とか駆け上った。この時はまだ雨は降ってなかった。 さすがに短パンを穿いて出るのを止めたのは正解だった。ナウキャストでの雨雲の動きまでは確認しなかったのがいけなかった。予想に反してコースの半分辺りで降り出した。 速歩を1,000歩やり、坂道は走って上る。海馬を元気づけようと、最近はランニングを少し混ぜるウォーキングを変えているので、雨が降ってきたのがいいスイッチになった。昨日、雨中の「アイアンマン70.3」があったのを思えば、“屁にも満たないことをしている” 俺だ。 天気予報を後から確認して見てみると降水確率が40%と出ていたので、降ってもおかしくはない状態だったようだ。 往路はほぼフラットだが、復路は高台になっている団地を抜けるコースなので坂をずーっと上って行く感じになる。知多市標高マップの一部地図クリックでPDF全図へ グリーンの標高4m辺りからブルー、オレンジ、ブルー、オレンジそしてピンクという風に上って下りてまた上る。その坂がある度に走って上ったので、今朝は何時になくアグレッシブルなものになった。距離的には9,000歩程度で、雨がお尻を叩いてくれたおかげでそう疲れもせずに帰って来れた。 梅雨に入った以上、雨は当たり前。雨だから出るのは止めておこうと言ってたら体は鈍る一方だ。散歩のお伴にでもしていく感じでうまく手なずけて・・。
2019.06.10
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♪ 先生に様まで付けていたころの山は静かにたたずんでいた‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6月恒例の親子学級による「親子ふれあい講座」があり、今年もハンカチの「板締め絞りの二色染め」をやってきた。場所が理科室から調理室に変わり、設備や配置が全く違うのでかなり戸惑った。 人数が20人と少ない上に今年の6年生は何だが線が細い感じ。大人しくてあまり覇気がないというか、積極性があまり感じられない。低学年の時に経験した子も居ない様だったし、担当の先生も変わってしまい全く状況を理解していなかったこともあって、「勝手が違うなあ」の思いが最後まで尾を引いた。 そんな事が原因と言ってはいけないが、色が少し薄過ぎて全体に模様の出方が弱くなってしまった。最初に染めたのは濃く出ているが後の方は薄くなっている。ちょっと申し訳なかった。染色から遠ざかっているので感が狂っていたのも確か。 様々な要因が重なって私としては不本意な結果だったが、子供たちはそこそこ楽しんでいたので、まあ良しとする。 この参加した6年生の中にハッとするほどの美人の女の子がいた。話をしているとそうでもないが、すましているととても大人っぽく見える。ああ、こんな娘を持ったら父親はさぞ心配でしょうがないだろうなぁ、と要らん心配をしながらチラ見していた。 数多の男を泣かすのだろうか、或いはみんなが敬遠してしてしまって案外寂しい思いをするのか、なんて少しばかり心が騒いで・・。 この半田市の小学校は築何年になるか知らないが、水道の水の出が非常に悪い。前回までは2階の理科室だったので水が出にくいのかと思っていたが、今回の1階もまったく同じで、場合によってはもっと酷いかも知れない。同じ場所にあっても、良く出る蛇口の隣はまったく出ないという不思議な状況で、容器に水を溜めるのさえ手こずる始末。 先生の言うには、水道の配管図がないため手の施しようがないらしい。壊して建て替えるより仕方がないというから最悪だ。さぞかし毎日の水を使う作業はやりにくいことだろう。学校侵入事件について取り上げている・ 最近の学校は校舎に不審者が入るのを避けるためにか、校舎の各部屋の配置図が公表されていない。以前は学校のホームページにちゃんと載っていたのにその痕跡もない。今回、講座の行われる部屋が変わるという事で、用具を運ぶ必要があって位置を確かめたかったが出来なかった。 小学校の門戸を広く一般に開放し、地域のコミュニティに重要な役割を果たし、校庭は子供たちの遊び場にもなっていた。そこへ突然、あまりに理不尽な痛ましい事件が起こってしまった。大阪教育大付属池田小の乱入殺傷事件から18年を迎え、警察官(左)らに見守られながら登校する児童たち=大阪府池田市で2019年6月8日午前8時 2001年6月8日10時というから昨日は、偶然にも事件のあった同じ日に当たる。大阪教育大学附属池田小学校に凶器を持った宅間が侵入し、次々と同校の児童を襲撃。児童8名(1年生1名、2年生7名)が殺害され、児童13名・教諭2名が傷害を負った痛ましい事件。 ネグレクトの母親と暴力を振るう父親に育てられた犯人の宅間守。愛情の欠片もない家庭に育ち憎悪ををもって自分を支え維持するしかなかった。そんな動物以下の親がウジャウジャいて、様々な信じられないような事件が次々に起きている。 複雑怪奇な社会になって先生という職業の困難さは増すばかり。もっと先生を優遇し数を増やし、ゆとりを持った勤務にする必要を強く感じているが、国には目先の事ばかりで根本が全く改善されないのは残念でならない。
2019.06.09
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♪ 不如帰未明に啼きて梅雨に入(い)り水の惑星滴り始める‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今朝の未明、ホトトギスの―たぶん―初鳴きを聞いた。たぶんと言うのは、未明の4時過ぎに目が覚める事は最近なかったので、その時間帯の出来事を知らない。すぐ鳴き止んだ、と思ったら明るくなって、夜が明けた。 梅雨入りが発表された翌朝の雨上がり。まるで自然界の予定調和に誘われて目が覚めた様な朝だった。 今日は半田市の「親子ふれあい講座」の日。長明忌(鴨長明の命日)でもある。ジャガイモの花に似ているこの蔓性の花は何だろう? NHK「ガッテン」の「戻し0分でうまみ30倍!?真・干しシイタケ究極活用術 」を観た人は多いかも知れない。水曜日の午後3時08分に再放送があって偶々観て、目から鱗が3枚剥がれた。 干しシイタケの方はダシが良く出るのでカミさんも使っている。しかし、最近わざわざ自分でダシを取る人が少ないらしく、売り上げがかなり減っているらしい。シイタケの食感や匂いが嫌いな人も多いらしく、ダシを取った後のシイタケも不味い。 それでかどうか知らないが、その干しシイタケの新しい使い方、画期的なアイデアを紹介していたのだ。以下は「ガッテン」から引用しながらのご紹介。 シイタケを干すと、うまみ成分の「グアニル酸」というものが生まれる。代表的なうまみ成分の「グルタミン酸」とこの「グアニル酸」を一緒に摂取すると、グアニル酸が舌の味を感じる受容体の構造を変えて、うまみ成分を長く保持するように働くという。 日本古来の「合わせだし」がおいしのは、まさにこれが理由だったと。グルタミン酸はいろんな食材に含まれているので、干しシイタケの可能性は無限大!というわけだ。 それで実験して見せたのが、干しシイタケを粉にしてアイスクリームに混ぜ、街頭で試食してもらうというもの。これが大好評で、口々に「おいしい!!」を連発。その魔法の様な変化にびっくりしていた。 干しシイタケをおろし金で、あまり力を入れずに円を描くようにおろすと、簡単に粉末状にできる。それをそのまま加えるだけ。何にでも応用出来て、味を濃厚にしてくれる。使う時に必要な分だけやればいい。 それで私もさっそくチャレンジしましたよ。チャーハンを作る時に1個分をすり下ろして混ぜてやりましたよ。これが病み付きになる味で、あっという間に平らげてしまった。確かに味が濃厚になる感じで、お代わりが欲しくなったほど。 シイタケの味は感じないし匂いもそんなに感じない。味そのものが濃くなるので、調味料は少なめで済むし健康のためにもいいわけだ。 グルタミン酸は、ほとんど全ての食材に含まれているという。(右 拡大します) カレーやみそ汁などに仕上げに一振りするのもオススメとかで、加熱中に入れると、より旨味が引き立つらしい。 あのキムチに使う白菜にもグルタミン酸が豊富に含まれている。ということは、キムチヤンニョムの糊を作る時に熱い内に加えてやるといいかも知れない。今度やってみようっと。【料理に入れる場合】 「カレー」 2人分に対し、干しシイタケの粉 大さじ1杯半が目安。 「味噌汁」 2人分に対し、干しシイタケの粉 大さじ1杯が目安。 ⇒水を入れて加熱するときに加える ※水を加える料理には、水を入れるタイミングで干しシイタケの粉末を入れる。香りが気になる人は、最後に一振りでも効果あり。まあ基本的にどのタイミングで入れてもおいしくなるので、細かいことは言いっこ無しだ。【調味料に入れる場合】 「ケチャップ」や「マヨネーズ 」 大さじ2に対し、干しシイタケの粉 小さじ1杯が目安 また、干しシイタケそのものを驚くほど美味しく食べるワザもご紹介。 それは、冷蔵庫の中で冷やしながら水戻しすること! 干しシイタケは室温で水戻しすると、残念なことにグアニル酸を壊す酵素が働き、せっかくできた旨味成分を壊されてしまいます。その点、冷蔵庫の中でじっくり低温下で戻してあげれば、グアニル酸を壊す酵素が働くことなく、干しシイタケ本来の味を引き出すことができるというわけ。出汁として使う場合も同じで、旨味は格段にUPするそうです。 翌日のメニューが決まっている時は、寝る前に水に浸けてそのまま冷蔵庫に入れて置くだけ。自分で勝手に美味しくなってくれるんだからねえ、出来の良い子を持ったようなものだ。さまざまな食品に含まれるうま味物質(日本うま味調味料協会) とに角、味が濃くなるので濃い味付けにしないのがポイント。濃い味が余計濃くなるってことは、まずい料理には使えないということだ。 「三大うま味成分」は、昆布に含まれている【グルタミン酸】、カツオに含まれている【イノシン酸】、そして干ししいたけに含まれている【グアニル酸】だ。これを活かしているのが日本料理。薄味でも美味しいのはこの「三大うま味成分」のお蔭だ。 「味の素」はグルタミン酸が主成分で、入れ過ぎると嫌味な味になる。奥深いところでじんわり効かすのが上手な使い方だろう。
2019.06.08
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♪ 自然であるべきを確かめ野を歩くたった一つの種に過ぎぬ身の‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今朝のウォーキングは人が少なかった。挨拶したのも10人足らずでなんだか物足りない感じ。その代わりでもないが色んな鳥の声を楽しむことが出来た。鶯はもちろん遠くで鳴いている。今年は少ないと思っていたが、最近なんとか聞くことが出来ている。 雲雀の高鳴き=この言葉は最近使われるようになった(元々は百舌鳥にしか使わなかった)=が聞こえて来た。今まさに空へ上がって行くところだった。名前の由来は、晴れた日に空高く舞い上がってさえずることから、「日晴(ひはる・ひばれ)」になり、それが「ヒバリ」となったとか。それからすると、朝の6時過ぎの、それも雨が降りそうな曇り空に「揚げ雲雀」というのも何だかなあの感じ。 ケリ(鳧、計里、水札)が盛んにあのけたたましい声で鳴き合っている。非常に警戒心が強いらしくテリトリー争いもあるのだろう。田植えの済んだ田に3羽いて、そこへ1羽が舞い降りて来て何やら言い争っている風で、「あっちへ行け!」「お前こそ行け!!」と聞こえる。やけに甲高いおおきな声で、まったく近所迷惑なんて考えていない。 電線の上で「ピ- チョッチョッピー 」と啼く鳥がいる。何の鳥か聞いたことのない囀りだ。曇り空をバックにしているのでシルエットしか分からないので、色などの特徴も何も分からない。ほっそりしていて大きさは百舌鳥ぐらうか。帰ってから野鳥ハンドブックを調べたが分からず仕舞い。 燕が鳴きながら飛び交っている上空を何やら大きな鳥が、鳴いて飛んで行く。鷺類のたぶん「ゴイサギ(五位鷺)」だろう。夜行性の鳥なので塒へ朝帰りするところかもしれない。しかし、何を言いながら飛んでいるのか。決して美しい声とは言えない野太い嗄れ声とでも言おうか、短く鳴いて、また鳴いて・・一声づつ等間隔で鳴くのを聞いていて何だか可笑しくなってきた。 その前を飛んで行ったのは「コサギ」の様で、同じコロニーに向かうところかも知れない。でもコサギは夜行性じゃないしなぁ。 今年はまだ不如帰の声を聞いていない。もう間もなくあの独特な鳴き声が、早朝のしじまの中に聞えて来るに違いない。 この辺りでは珍しく麦畑があって刈りとり直前なのか、まさに麦秋の風景が広がっていた。6日が二十四節季の「芒種」で「麦を収め稲を植う」に相応しく、なんだか郷愁を誘われて一本だけ失敬して来た。悪いやつだ。 この茎がまさに「ストロー」、プラスチックに置き換わって今それが問題になっている。自然のものは高くつくものだったが、自然を破壊してそれを取り戻すのもまた高くつく。 それで今朝の新聞を開いたらこんな記事が。 愛知県が有数の小麦の産地だなんて知らなかった。日本のデンマークなんて言われていた時期もある安城へ行けば、当たり前の風景として見られるんだね。東海地方は梅雨入りしたらしいし、この雨で収穫作業も中止せざるを得ないのかな。 姫沙羅(ヒメシャラ)の花が毎年、たくさんの花を咲かせるようになった。小さくて地味だが奥ゆかしい感じがして好きだ。拡大します咲き始めたばかりで、小さな蕾がたくさん付いている。 小さなわが庭のシンボルツリーだが、何のシンボルかと聞かれると困る。そよそよと風になびく葉は涼やで秋には紅葉が楽しめ、なめらかな幹が赤みを帯びて美しく気品漂うその姿は私の理想とするところ。それにあやかって、この変哲のない庭のイメージアップをするものとして植えたというところかな。自生しているヒメシャラ林。 けっこう大きくなるので、先のことを考えるとちょっと心配ではある。私はあと10年ほどで居なくなるわけだし、この家ももうそんなに持たないし・・。
2019.06.07
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♪ 菊の芽を差して更新するごとくクローンペットを愛でる人びと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今年は肥料をまったくやらなかった葡萄のデラウェア。ここへ来て実が膨らんできたので、あと一週間ぐらいで袋掛けをするつもり。 全体に実が貧弱なのは剪定の仕方が悪く、枝への栄養がいきわたっていないためと思われる。特に先端よりも中ほどから基部に近い方は特に良くない。それを均等にするには、幼木の時から計算して枝を平均の太さに育てる必要があるらしい。今更そんなことできないが、新しい枝を伸ばしていって古い枝と更新するようにしていくつもりではいるが、かなり専門的な知識が要るので難しい作業になる。こんな立派な房は少ない。 貧弱な房は脇から出たひ弱な枝に付いたやつ。こんなのは袋を掛けるまでも無いので、その段階で摘房してしまう方がいいだろう。 もうこんな虫が付いて若葉を喰い荒らし始めている。ブドウスカシクロバ(マダラガ科)という虫の幼虫らしい。 葉をレース状にしてしまうのを見ると消毒をせにゃならんと覚悟する。それも袋掛けしてからにしたいので、被害はさらに広がっていくだろう。 新芽の段階でその中に入るので、芽吹く前からスミチオン水和剤40か、スミチオン乳剤を数回定期的に噴霧する必要があるらしい。 左が大きくなった毛虫で、右が成虫だそうだ。 この黒いやつ見た事がある。漢字で書けば「葡萄透かし黒羽」なのだろう。名は体を表すんじゃなくて体が名前になっている。バラゾウムシの本名「クロケシツブチョッキリ(黒芥子粒チョッキリ)」と同じ発想だ。確かに覚えやすいが、そのまんまじゃねえかい、芸がないなあという声が聞こえてきそうだ。 「南阿蘇水の生まれる里白水高原(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん)」という長ーい名前の駅があるが、長い名前を付けるのは命名者の憧れみたいなものがあるのだろうか。 因みに、一番長い駅名は「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前(ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまえ)」というのもあるが、仮名で書くと上の方が長くこちらの方が一文字少ない。 今朝はドウガネブイブイ(カナブン)も一匹捕まえた。こやつもこれからひっきりなしにやって来て、葉っぱを喰い荒らす。実も喰うらしいので袋掛けは必須だ。夏の終わりに棚の下の地面に卵を産み付け、この時期になるといそいそと出撃してくる。植木鉢のはオルトラン顆粒を撒いておけば駆除できるが、庭全体に撒く訳にもいかない。他からも飛んでくるので放っておくと酷いことになる。 去年は殆ど消毒しなかったので地面に卵をたくさん産んでいるだろうから、今年はその襲撃が何時になく激しいかも知れない。
2019.06.06
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♪ 売り家の下見の折に寄りし人母は茨城生まれと言ひき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 売りに出ている隣家を下見に来たご夫婦が近所をリサーチしていて、当然我が家にも訪ねて来た。「立地は良いし静かだし、良い人ばかりで住みやすいところ。駅前整備で商業施設が出来るし、図書館も来る。公共施設が揃っているし各アクセスも申し分ないですよ」なんて話を庭先で。がしかし、庭が広いので管理が大変そうと言い、聞くと毎年50万円ほど掛かっていたらしいとのこと。 まだ決めてはいないが、当面は会社の保養施設か何かで使ってその後に自分達が入る事になるだろうとのこと。奥さんは社交的らしく、人を集めてワイワイやるのが好きそうな口ぶりで、私とも気が合いそうだ。合ってどうするという訳でもないが・・・ 事業家(工務店経営)でもあるし人柄も良さそうなご夫婦なので、こんな人が来てくれるなら大歓迎だ。奥さんのお母さんが茨城生まれという共通点。これも何かの縁だ。 竹の柵を設えた通路はキンシバイが咲いて良い感じになって来た。ハツユキカズラも竹の外へ伸びてくるだろうし、アベリアもどんどん茎をのばして9月には白い小さな花を咲かせてくれる。 「オジギソウ」の芽が順調に出て孫に、「大きくなったら上げるね」と言ってある。こういう種まきは今までしたことがないので、芽が出ると嬉しい。 こんなに小さいのに触るとちゃんと葉を閉じる。生まれた間もないカマキリが鎌を振りかざすのに似て、もう既にいっぱしの生命体なのだ。 椿の実生は、根が出てポット植したのが5月7日だった。なかなか芽が出て来ないのでもうだめかと思っていたが今頃になって出て来た。 発根のためのに湿らせたキッチンペーパーに挟んだのが4月10日だから、2カ月近くかかっているわけだ。秋に播くべきものを春にやったので、椿の方も「何か無理があるなあ」と、調子が具合が悪かったのだろう。 いつも朝顔を這わせる場所に今年はネットを張った。海で岩に引っ掛かっていたのを取持ち帰った魚網で、長いのを適当にカットした。今までは隣の家のブロック塀に支柱を凭れさせて這わせていた。それが少々気になっていた。入り口の所にあり竹柵で整えた延長線上なので、それに平行になる様にした方が景観としても収まりがいい。 3種類の種を播いたが普通の朝顔ではない記憶がある。どんな花だったか良く覚えていない。朝顔への関心が薄れていて無頓着になっていたので、どんな花が咲くのか分からない。多分、マルバルコウソウかなんかがあった気がする。 小花のアメリカアサガオがまだ小さいのに花を付けているのには驚く。 来年はまともな奴の種を採取して来てこのネット全体に朝顔を咲かせてやろう。
2019.06.05
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♪ その棚に置かせてくれる? 脳様よ先ずは扉を開けてください‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近、物覚えが悪くて嫌になる。DNAにある、いわば「スイッチ」のような部分が注目されている。その切り替えによって遺伝子の働きががらりと変化し、人生そのものまで変わるという。がんを防いだり、肥満を防いだりする遺伝子から、記憶や音楽などの能力に関わる遺伝子まで。すべての遺伝子にはスイッチがあり、コントロールできる可能性があるという。 記憶を良くするためのスイッチは、ランニングすることでオンにすることが出来るという。 ウォーキングではダメという事? よく歩いているつもりなのに、記憶力は衰えるばかりなのを見ればそれはハッキリしている。走るのを止めて随分になるからなぁ。短くてもいいから走った方がいいのかな。こう記憶力が衰えていてはどうしようもない。Google翻訳 アラビア語で「ありがとう」の言い方を教わった。「シュクラン」と言うのだそうで、覚えようとしてもすんなり脳に入って行かない。何かのイメージと重ねて覚えるのが一番良いのだが、そのイメージさえ浮かばない。 あっ、今浮かんだ。「祝日に蘭を貰って、アリガトウ」でどうだ。これで覚えられそうだ。そう、こういうイメージが欲しいのだ。こうでもしないと覚えられない。若いころは一度聞けばすんなり頭に入ったのに、今はそれがミラージュだったとさえ思える。 因みに世界各国では「ありがとう」をどう言うのでしょうか。※印は、より丁寧に言いたい場合の表現(ヨーロピアンスタイルより) 若い時と違って最今は、覚える時に脳の倉庫の扉を開けて、その棚に丁寧に収納するようなイメージを作って覚えないと収まってくれない。何となく「こんな事ぜったいに忘れるはずがない」と思っていると、片隅にも、欠片さえも無いないのだから困る。 階段120段を駆け上がるぐらいじゃダメとなれば,たとえ1キロでもついでに走ってみるか。記憶という生き物(海馬という名もある)に餌を与えるための有酸素運動として・・。
2019.06.04
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♪ パソコンに「いかり」と打てば錨の文字そう、いつまでも離れずにいる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、カミさんと喧嘩になり話をする気が失せて全く口を利きたくない。何を言われても反応するのが癪で意地になって無視している。脳内にストレスホルモン「コルチゾール」が溜まってしまい、どうにもそこから抜け出せない。脳のモードが完全に切り替わって不機嫌のスパイラルに陥ったようで、容易に気分を変えられない日が続いていた。 一週間ほど続いている間に徐々にストレスホルモンも自然減して元の状態に戻っていく。一体何に腹を立てていたのかさえ忘れている有様で、困ったもんだと思うが、心ではコントロールできないのだから始末が悪い。怒りん坊 オスロのヴィーゲラン公園 怒りは、脳内の「大脳辺縁系」で生まれ、サルやイヌ、トカゲなどの下等動物にもある原始的な本能だとか。動物が生きていく上で無くてはならないものらしい。怒りが発生するとアドレナリンやノルアドレナリンが大量に分泌されて、ブドウ糖や酸素を全身に送ろうと脈拍を速くし、血流を増やして火事場の馬鹿力的能力を発揮する様になっている。 それを抑える働きをするのが「前頭葉」で、人間やサルのような高等動物はそれが発達しているらしい。怒りをコントロールするほか、「理性的な判断」や「理論的な思考」の役割を担っている。 人の脳内では動物の本能として備わっている「怒り」が大脳辺縁系で生じ、それを「知性」や「理性」を司る前頭葉で「抑制」するという仕組みになっているわけだ。 ところが、瞬間的に発生する怒りに対して、前頭葉が働くまでには少し時間がかかる。実験から、怒りが生まれてから前頭葉が活発に働き始めるまで、「4~6秒」のタイムラグがあるらしい。 怒りをコントロールするために「カッとなったら6秒待ちましょう」という。これにはそういう根拠があるわけだ。 「怒っている人は傷ついている人」なのだと、脳科学者の黒川伊保子は言う。自分を傷つけた相手に譲歩的な態度を示した場合、対人葛藤につながるコルチゾールが低下したことが確認されている。人を許すことは、脳にとっても重要みたいです。ただ、その際はちゃんと怒りを解き放ったほうが良さそうだ。また、恨みや怒りといった感情を抱いたまま過ごしていると攻撃的になり、まったく関係のない人たちにも害を及ぼすことが分かっている。最近、そういう人が様々な場で問題を起こしている。「Rage Room」 怒りを抱えたままいる事からくる弊害を解消する、す究極のストレス解消法がある。金属バッドで室内のものを破壊しまくれるサービス「Rage Room(レイジルーム)」というのがカナダのトロントにあるらしい。 この「怒りの部屋」は、ワンルームマンションほどの広さで、最低19.99カナダドル(約1600円)払えば、この部屋に籠って45分間、好きなだけ金属バットやバールを振り回してモノを叩き壊すことが出来る。ため込んだ怒りを発散できるるわけだ。 今、最低でも毎月200人がやって来るという人気で、週末は予約で埋まる。アメリカから車を飛ばして来る人もいて、上海やワシントンにも系列店が出来るほど。 店には廃棄プリンターやパソコン、モニターが用意され、40ドルで購入してそれをぶっ壊すことも出来る。オーナーは、「何か面白い事をしたかっただけなのに、ここまで流行るとは思わなかった」といい、4年前に面白半分で始めたものがちゃんとビジネスになっていることに驚いているとか。 利用することができるのは「18歳以上」で「つま先がカバーされていない靴はダメ」ということになっていて、全身が保護されたスーツを着用し胴体を保護するプロテクターを装着、顔全体を覆うゴーグル着用という完全防備で部屋に入る。 叩いた時に手を痛めないために、古着の塊が用意されている。頑強なものを壊す場合はその上に乗せて、全身を使いまくって、様々な理由で生まれた怒りを叩き壊して鬱憤を晴らしていく。さぞかし気分のいいことだろう。 他にもアルゼンチンやイタリア、オーストラリアなどなど、怒りの部屋は世界中に広がっている様子。 しかし、専門家は「この行為は、実は人によっては怒りや攻撃性をより増加させてしまう場合があります。問題の解決にはならないのです」と警告しているとか。 破壊することでストレスを発散させるのはあまり勧められないと言うが、溜め込んで怨念となるぐらいなら発散してしまった方がいいに決まっている。 日本では、「破壊セラピー」としてDVの加害者に接する機会があって思いついき「怒りを人に向ける代わりにモノを壊して発散してはどうか」と考えて始めたのがきっかけで出来た「八つ当たりどころ」がある。2008年に東京都多摩市にオープンしていて、出張イベントをしていて人気だとか。
2019.06.03
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♪ 薄明かりの向こうに見える知らぬ顔時が歪めて汚した鏡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 久し振りにセミロングウォークをやって来た。朝ではなくわざわざ暑い真昼間(ピークは少しずらした)に出たのは汗をかくためだ。今年の夏もくそ暑いだろうから、今から心しておかないと。古希の体には応えるからねえ。毛穴に十分に働いてもらうためには練習の機会を与えてやるのは、雇用主の務めだからね。 どっちへ向かおうか。もう新しい発見などない道ばかりで、カメラを持って出ても撮るものもない。北か東へ向かうことが多いので、今回は率では少ない南方へ向かうことにした。クリックで拡大 片道およそ7キロの新舞子マリンパークへ。3月末に行って以来かな。6月9日にトライアスロンがあるので、たぶんエントリーしている人だろう、バイクが時々颯爽と走り去っていく。 人工島に入ると親子がランしていたりするが、たまに見る程度で至って静か。 ここはスタート地点でスイムが行われ、そこからバイクへ乗り換えて北へ向かい途中で折り返して南下してセントレア方面に向かう。風車の前辺りがスタート地点。こちらの橋の下を行って戻ってくる。 まだ水温は低そうだが水に入っている人の姿もあった。参加者かもしれない。一週間先なので、ここはまだそのモードには入っていない様だった。 世の中には猛者がたくさんいるもので、様々な苛酷なレースがしょっちゅう行われている。世界のそれには日本人が必ずいて、それも上位でトップ争いをしている。良い国なんだよなあ日本は。歩道の脇の草むらに亀が歩いていた。多分ミシシッピーアカミミガメ。 堤防道路を歩いて帰る時、道の中央寄りの所に老人が一人、杖を突いてジッと何かを見つめている。「何か見えますか?」と声を掛けてみた。「いや、休んでいるだけ」と。歳の頃は90前後か、かなりご高齢で足元にも不安がある様子。「あそこの階段の所で休むといいよ。」と10mほど先の堤防にある階段を指さして言うと、方向が反対らしく「こっちへ帰るから。」と言い、そこまで行くのも億劫らしい。「座るところもないので大変だね」と言うと、「こうして杖を突いて支えとる、杖が無いとだめだね。」と両手で握って、支える様子を見せてくれる。 まあ、本人は普段からやっていてここまでなら大丈夫と思っての事なのだろう。困った様子でもなかった。それで、「気をつけてね。」と言って別れた。 つい最近まで電車に乗ると席を譲ってやりたくなることがあって、”お前は幾つのつもりだ?” と自問するような有様だったが、さすがにそれも今はなくなっている。しかし、親切心は健在というか、困っていれば助けて上げたいという気持ちはまだ残っているようだ。泰山木が咲いている そんなことを思いながら歩いていて、かなり疲れが来ているのを自覚する。70を超えてからというもの以前のようなわけにはいかなくなっている。一万八千九百歩にもなると、結構キツイ。疲れるのは勿論だが、回復が遅いのが問題だ。 一時あった腰痛が無くなって喜んでいたのに、昨日は一休みした後から痛みが出て来た。歩き過ぎの症状だ。アキレス腱のストレッチをちゃんとやったにもかかわらずこれだ。もうこの距離は歩かない方がいいかも知れない。 体を虐めてやることは自分にとって重要な儀式で、こういう形で脳と身体に刺激を与えてやらないといけない。そうしないと、知らない間にぐずぐずになっていく恐れがある。なので、これを全く止めてしまうわけにはいかない。上手に折り合いをつけてやっていく事にする。
2019.06.02
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♪ 鯉が跳ねツバメは飛ばずフランスの圭となおみの明日は如何に‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ヒロシマ・カープは、球団記録を更新する月間20勝で5月を締めくくり、2位・阪神に4ゲーム差をつけ、セ・リーグ全球団に勝ち越し。25日には11連勝していて、4月16日の広島は4勝12敗で借金8だったが、翌日の17日からは24勝6敗1分けと、わずか31試合で貯金を2桁に乗せている。 ヤクルト・スワローズはというと、49年ぶりの15連敗を喫して70年の球団ワースト16連敗にあと「1」に迫る超不振。月間20敗は球団ワーストだ。 そして全仏テニス。錦織圭の昨夜の試合はすごかった。フルセット、4時間26分の死闘をものにし、5年連続の16強入りを果たした。5ゲーム目の出だしは0—3とリードを許し、それからの逆転勝利。その粘り強さに感服するばかり。錦織の最終セットの勝率は歴代1位の74・4%。5セットマッチでの勝率も78・8%(21勝6敗)で歴代6位。相手を前後左右にゆさぶり、ラリーで粘る錦織らしさが勝負どころで発揮された戦いだった。 全仏はタイブレークがない。世界ランキング32位のラスロ・ジェレ(23)=セルビア=を相手に、6—4、6—7、6—3、4—6、5セット目は6-6から2ゲーム連取で勝利をもぎ取るという、観る側には最高の試合だった。 大阪なおみも、フルセットを逆転してタイトな試合をものにし16強入りを果たした。全米、全豪に続くグランドスラム3連覇に向けて粘り強いところを見せている。 3連覇を達成すれば、68年のオープン化以降では初の偉業となる。すでにライバルが敗退しているので可能性は大いにある。 今大会後も世界ランキング1位を維持することがすでに確定しているし、1年前には考えられなかった大躍進には目を見張る。 そういえば「ナオミの夢」という歌があったっけ。ヘドバとダビデのドュエット。この二人がイスラエル出身だとは知らなかった。日本に滞在した1週間で日本語歌詞を付けてレコーディングだとか。クリックでYouTubeへ 軍隊時代に知り合い、65年にプロ・デビュー。日本では67年に「哀愁のイエルサレム」で初めて紹介されるが、70年に開催された第1回東京国際歌謡音楽祭に「ナオミの夢」を引っさげて出場して見事、グランプリに輝いている。クリックでヘブライ語版へ それで急遽、日本語ヴァージョンが録音された。それをA面に、本来のヘブライ語ヴァージョンをB面にしたシングルを発表。71年オリコンの総合チャートで第1位を獲得。当時、オリコンのチャートが始まってまだ3年余りの時期ながら、第1位を記録した5組目の洋楽アーティストになったとか。 大阪なおみの夢は叶った。出来過ぎなくらいだ。いいタイミングで出て来たとも言え、そういう星に産まれたという事なのだろう。こうなったらとことん行くしかない。前人未踏のテニスの女王として世界に君臨してもらおうじゃないの。
2019.06.01
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