つれづれに Ika-t
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今年も盛況のうちに、ハートフルコンサートが終了しました。今年は、お客さんも多く、とても嬉しかったです。中学生の時期にしか出来ないことがある……、これは吹奏楽も同じで、この先、生徒達が楽器を続けていったと仮定しても、あとで思い出して、中学生の時のような演奏はできない……と思い起こしてくれるような、演奏会にしたい……というのが、一番の思いで、それを第一に今回のコンサートを組み立てました。よって、コンクール時のような精度の高い演奏よりは、中学生らしい溌剌とした演奏にすることに力を注ぎました。もちろん、コンクール練習によって得られた技術は、今回の演奏会でも十分生かされていたと思います。良いものをしようと思うと、きちんとした技術がなければ出来ないと痛感します。以前は、ぐいぐい引っ張って、生徒たちの良さを無理矢理(半ば強引に)出させようとしていましが、今はどちらかというと、フィールドだけ定めてあげて、その中で、生徒達に表現させるという方向になってきたと思います。のべつ幕無しに、なんでもやらせるのは放任ですから、それは好みませんが、全てを雁字搦めに縛るのは、束縛になりますから、それも良くないと思います。適度な範囲と、適度な自由度が必要です。また、最近は、自分(指揮者)が目立ってしまう状況は、好ましくない……と考えています。主役はあくまでも部員達ですから、徹底して裏方に徹します。指揮の振り方が変わったと言われる方がいましたが、多分、そういうことを意識しているからだと思います。コンサートで苦労するのは演出面です。幸い、照明・音響スタッフのAさんを中心に、いつも素晴らしい照明を施してくださるので、ポップスステージは勝手に「光と音のコンサート」と勝手に命名しています。そこに、欲張りですが、合唱を入れ、お客さん参加型のイベントを入れ、今回は、新兵器、オタ芸で有名な大閃光?まで使用しました。1年生を中心とした踊り演出も、副顧問のM先生が、入部当初から磨きに磨きをかけて育ててくださっています。(K中吹では、1年生は、踊りの練習からスタートします。踊りのうまい下手はさておいて、表現活動をやる者は、恥ずかしがらずに自分を表現できないとダメだと思うからです。)今回、最後まで悩んだのは、エンディングです。K中吹には、いきものがかりの「じょいふる」で閉めるというパターンがあるのですが、学校の文化祭を始め、ここ数回のコンサートで、この終わり方ばかりだったので、マンネリ感が漂っていました。そこで、今回は新しいエンディングパターンに挑戦しました。よって、本番前の練習のほとんどが、このエンディング練習に費やされました。ミュージカルのカーテンコールみたいなことをやってみたかったのですが、いくつかの反省点は残りました。そこは、今後、改良を加えていきたいです。有り難いことで、K中吹にはたくさんの演奏機会があります。その機会ごとに、何か一つは新しいことに取り組みたいと思っています。だから、全く同じプログラムは絶対にしません。今回は、「ルパン三世」の難しいNSB版に取り組んだり、エンディングを変えたりしたのが、新しい取り組み……、いわゆる挑戦でした。そういえば「ジブリ名曲集」も、今回の新曲でした(これは意外に難しかった…)……。挑戦的な取り組みは、うまくいったっり、いかなかったりですが、前に進めるためには、同じことを繰り返すだけではダメだと思っています。さて、3年生たちは、週末の西日本バンドフェスティバルで、福井県選抜として出演する7名を残して、中学校での演奏活動を終了しました。これからは、1,2年だけの新バンドでの活動になります。部員数は、減少傾向になると思われ、コンクールA部門挑戦も来年が最後になると思います。取り巻く環境は厳しくなりますが、出来ることを精いっぱいやっていきたいです。今後とも、よろしくお願いします。にほんブログ村
2014.09.24
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