全4件 (4件中 1-4件目)
1

サンザシの実 66 まあ、なんですな。 世の中、いろんな人がいろんな説をまことしやかに述べ立てるもんですな。 でも、どんなに高邁な思想、難解な理論ですら、手の込んだ噂話だと思って聞き流すと、波風が立つこともないってなもんです。 ところで、先日、ちょっと気になる夢を見ました。 誰かに向かって、私がしきりにQちゃんの噂話をしている夢です。 本人が出てきたわけではないのですが、しきりに「それはQちゃんだろう」とか「Qちゃんで間違いない」とか言ってるんです。 もちろん、Qちゃんというのが高橋尚子のことだというのは、夢の中でも分かっていました。 ただ、Qちゃんの何が話題になっていたのかは判然としません。 ああ、また例のアレかなと、目が覚めて思ったりしました。 私の場合、女性絡みの夢はロト6のヒントであると考えてまず間違いないわけで、それは経験上分かっていることです。 まあ、これも何の根拠もない噂話みたいなもんですが、サインを出してくる運の女神は、ここぞという時に、まず夢の中に女性を登場させるものなのです。笑 今回の夢もそのヴァリエーションの一つであることが直感的にわかりました。 では、このQちゃんが一体どんなヒントだというのか。 人によっては、ロト6のヒントだから、Qって、数字の9のことだろうと考えるかもしれません。 ところがどっこい、トーシロさんはみんなそうやって騙されるんです。 9を教えてもらったと思って、喜び勇んで9をマークすると、スコーンと外されます。笑 実は、ロト神はその人に関係の深い数字をひとひねりして伝えてくるものなんです。 だから、サインリテラシー的には、予め自分がどんな数字と相性がいいのかを熟知しておく必要があります。 うーん、またわけのわからんことぐちゃぐちゃ言いよるなあ。 もったいぶらんと早いとこ、あんたのQが何なのか言いなはれ。 てなわけで、私の場合、Qというヒントは17ということになります。 アルファベットの17番目ということです。 おまけに、17を私に教えると、連動してもう二つほど数字が伝わるような仕組みになっているんです。 ホンマかいな。 嘘くせー。笑 まあ、嘘かどうかはわかりませんが、ロト神からのせっかくのヒントなので、これでちょっくら勝負してみることにします。 あ、そうそう。 勝負と言えば、Qちゃんって、トコトン勝負事が好きみたいですね。 ネット上では、彼女がパチンコ依存症ではないかというウワサ話が面白半分に囁かれていました。 競馬や競艇もやるそうです。 やるなあ、Qちゃん。 こうなったら世間の目なんか気にせず、思う存分やっちゃえ、ニッサン! 笑 67 蓼食う虫も好きずきと言うように、人の趣味や好みは余人には計り知れない。 なんでそんなもんが好きなのかと問われても、自分でもうまく説明できないという人も多いのではないか。 甲虫類、特にゾウムシのコレクターとして有名な養老先生も、ある鼎談で、何故虫が好きかという問いに、子供の頃から本能的に好きだったと答えている。 どうやら、昆虫マニアと呼ばれる人たちは、物心ついた頃から年老いて死ぬ間際まで、昆虫愛を貫き通すようである。 そして、その昆虫愛を支えているのは、おそらく「多様性への欲情」であったり、「ディテールへのこだわり」であったりするのだろう。 門外漢からすれば、昆虫マニアは虫を取っている時が一番幸せそうに映るけど、実は標本箱の中の虫をじっくり眺めている時が彼らの至福の時だという話はどこかで聞いたことがある。 電子顕微鏡で拡大したゾウムシの頭部をウットリと眺める養老先生の表情を見ていると、そのことがよくわかる。 それは常人では感知できない美、言語化できない美をそこに見出して、感極まっている人の表情である。 話は何も昆虫に限ったことではない。 先日、NHKスペシャルでやった『足元の宇宙』という番組を録画で観ている時にも、やはり同じような表情に出会ってしまった。 40年以上にわたって植物の生態を撮り続けてきた埴沙萠(はに しゃぼう/ 1931 - 2016)という写真家が、ツクシの胞子の美しいダンスを顕微鏡を使って見ている時の表情が、やはり自然界の美を堪能し尽くした人のものだった。 すでに齢80を超えた老人が子供のように無邪気に笑い、毎日が楽しみの連続だみたいことを言いながら植物と戯れている姿を見ていると、こちらも何だか幸せな気分になってくるから不思議だ。 ただ、番組を観ていない人にその内容を紹介するのはひじょーに面倒くさいので(笑)、今回は横着してブルーレイディスクの宣伝文をそのまま借用することにした。 それだけだとちょっと物足りないので、オマケに埴氏の代表的な写真を2枚付けてみよう。 「私たちの周りのなにげない自然の中には、数えきれないほどの小さな命がひしめいている。余分な水分を排出し、宝石をまとったように輝く草の葉。湿度の変化によって、小さな人形のように踊り出すツクシの胞子。機械のような精密さで遠くに種を飛ばす草花。そして、美しく幻想的に舞うキノコの胞子。その尊い植物の営みを撮り続けるのが、植物写真家の埴沙萠(はにしゃぼう)さん、82歳。群馬県にある自宅周辺の山里で、はいつくばって、寝転がって、私たちでは到底気づかない極小の命を次々と発見していく。春夏秋冬、1年を通して見つめる、ため息の出るような美しい植物たちの姿や、思わず笑ってしまうユニークな仕草。珠玉の映像で小さな命の尊さに迫る。」 これがキノコの胞子の舞。 まさしく言葉では表現できない美しさだ。 これはクロマツの芽生え。 被子植物は単子葉と双子葉に分かれるが、クロマツのような裸子植物の多くは、そのいずれでもない。 だいたい6枚から9枚の子葉が出てくるが、こういうのを多子葉植物というらしい。(ただし、多子葉植物=裸子植物というわけではない)
2020.09.24
コメント(0)

あれまー。 こんな所でコウモリがお休みですか。 またしても、Mさんが珍しいものに出くわしました。 朝方、ご自宅の植え込みの中で寝ていたそうです。 ふつう、コウモリって、洞窟とか、樹木の洞とか、家屋の天井裏とかで寝るものだと思ってましたが、こんな所でも寝るんですね。笑 夜行性にもかかわらず、朝日を浴びながらの熟睡ということで、そうとうお疲れ気味のようです。 可哀想に思って、Mさんが暗くて涼しい場所に移したところ、数分後にはいなくなっていたそうです。 顔を見ると、何だか子犬みたいで、可愛らしいのですが、いろんなウィルスを保有していて、感染症の源みたいな生き物らしいので、ペットとして飼うのは控えた方がいいかも。笑 というより、そもそもコウモリって鳥獣保護法の対象になっているってこと知ってました? 勝手に飼ったり駆除したりすると、罰せられるそうですよ。 あ、そうそう、最近読んだ『もうすぐいなくなります 絶滅の生物学』(池田清彦 著 新潮社) という本の中でも、「コウモリは哺乳類の中で絶滅しやすい生物の筆頭」って書いてありました。 掲載してある哺乳類のレッドリストにざっと目を通しても、コウモリの種の名前がいかに多いかがすぐにわかります。 「人間が原生林を切り拓いて、大きな木を伐採したことが、コウモリの絶滅の最大の要因」と言えるそうです。 さらに、種が絶滅しやすい離島などに生息し、果実などを食べているフルーツバットなどは人間に駆除されたり、南洋の島などでは食用として大量に捕獲されたりして個体数を減らしているようです。 「たとえばオガサワラオオコウモリは、小笠原の果実農家の人たちによって駆除されて、その数が激減したのです。木につり下がって、そこで寝ていたりするので、捕まえたり撲殺したりするのは、比較的容易なのです。」 コウモリなんて保護しなくても、そのへんにいくらでもいるんじゃないか。 ついそう思ってしまいますが、実際は全国各地でずいぶん減っているそうです。 やがて気づいた時には、メダカやゲンゴロウなみにいなくなっているかもしれませんね。 前回もちょっと取り上げましたが、あのオガサワラシジミだって、小笠原諸島が日本に返還されて間もない頃はたくさんいたと、実際に調査に行かれた虫屋の池田先生は言っておられます。 それが90年代には父島から姿を消し、母島でも2018年6月を最後に個体が見つかっていないそうです。 その主な原因は、米軍がペットとして入れたグリーンアノールという外来種のトカゲが、チョウの幼虫を食い尽くしたことにあると言われています。 その間、環境省も手をこまねいていたわけではなく、2009年から、新宿御苑と都立多摩動物公園でオガサワラシジミの繁殖を試みてはいたのですが、残念なことに、今年7月、8月で飼育していた個体のすべてが死んでしまい、この保護事業も失敗に終わってしまいました。 どうやら、これでオガサワラシジミは国産のチョウとしては絶滅第一号となる可能性が濃厚となったわけです。 まあ、でも、これまで地球上に存在した生物種の99%以上が絶滅しているそうですから、(各種)コウモリにしても、オガサワラシジミにしても、遅かれ早かれ、この世界から消えていくことにはなっているわけです。 そういう意味では、人間ですら絶滅危惧種なのかもしれません。 えっ、76億もいて繁盛している我ら人間様がなんで絶滅危惧種なんだよーと、おバカなツッコミ係の声がどこからか聞こえてきます。 その声に対する適切な答えとなるかどうかはわかりませんが、池田先生の本の最後のパラグラフがとてもクールなので、それをそのまま抜粋しておきます。 「現生人類は七六億もの人口を擁して大繁栄しているように思われますが、ヒトの系統としては最後の一種です。破局噴火や大隕石の衝突でクラッシュを起こすか、あるいは種の寿命が尽きるか、いずれにしても、地質学的な時間スケールでは絶滅は時間の問題です。そうなれば、サヘラントロプスから始まるヒトの系統も完全絶滅して、地球は新たな時代に突入しますが、それを観測し、研究し、記述する生物はもはやおりません。それでもなお、朝になれば東から太陽が昇り、夕方になれば西に沈み、しばらくの間は地球は太陽の周りを回り続けることでしょう。」 どうですか? 「絶滅」って、案外、ゴシップ並みにはオモロイ話題じゃないですか。笑
2020.09.11
コメント(0)

ご存知かと思いますが、人気のサギソウ(ラン科サギソウ属)です。 鑑賞用に栽培されたものでなく、こうした野生のやつを見るのはこれが初めてです。 Mさんともども、思わず「おおっ!」と声が出ました。 いつもそうですが、この初めて見る瞬間が一番テンションが上がります。 うーん、それにしてもよくできています。 まさしく、これはシラサギの飛翔ですね。 特に草むらの中を群れて飛んでいる姿は絶品と言うしかありません。 あ〜、これをナマで見られるなんて、シアワセ〜。笑 開発による生育環境の破壊に加えて、乱獲や採集圧に晒されることで、今日、このサギソウの自生地は極度に減少しているといいます。 従って、サギソウは多くの都道府県でレッドリストの指定を受けているようです。 ということは、近い将来において、いつ絶滅しても不思議ではないということです。 つい先日も、絶滅危惧種IA類のオガサワラシジミという蝶がついに絶滅したようだというニュースがネット上に流れていましたが、そうやって、一つ一つ希少種がこの世界から姿を消していっているということを知ると、直接自分とは何の関係もなさそうなことながら、それでもやっぱり一抹の寂しさを感じてしまいます。 この鮮やかなピンク色の花もけっこうたくさん咲いていました。 タムラソウ(キク科タムラソウ属)という多年草植物です。 パッと見ると、アザミに似てますが、アザミ属とは違って、葉や茎に刺がないのが特徴だそうです。 これはツルリンドウという、山地の木陰に生える多年生のつる植物ではないかと思います。 今回は、たまたまこの湿原で見つけましたが、別に湿地でなければならないというわけではなさそうです。 個人的には、リンドウ科の花は総じて好みなんですが、このツルリンドウは秋が深まる頃に見られる赤い実の光沢も鑑賞に値すると思います。 さて、最後の1枚をどれにするか、ちょっと迷いました。 ヒメシロネ、サワヒヨドリ、シモツケソウ、ヒツジグサ、コバギボウシ、ヤマハギ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、オミナエシ、オトコエシ、ミゾソバなどが残っていますが、それらを押さえて最後の席に座るのはカワラナデシコです。 理由は二つあります。 一つはピンク色の花が同じナデシコ科のオグラセンノウに似ているからです。 ビッチュウフウロと並んで、鯉が窪湿原を代表するオグラセンノウは見頃が8月中旬ぐらいまでなのですが、今年は残暑が長いので、もしかしたら、ギリ見られるかもと淡い期待を抱いてはいました。 が、残念ながら、やはり今回この花を見つけることはできませんでした。 もう一つの残念賞は、シラヒゲソウ(ウメバチソウ科)です。 サギソウほどではありませんが、これも造形的にユニークな花なので、楽しみにしていたのですが、歩道から離れた湿原内に咲いているため、写真に収めることができませんでした。 なので、雰囲気が少し似ている白い方のカワラナデシコで我慢するかという話です。笑
2020.09.01
コメント(0)

一昨日の日曜日、残暑厳しい中、Mさんと連れだって、鯉が窪湿原を再訪して来ました。ふだんであれば、買い物を除くと夏の日中に外を出歩くことなどめったにないのですが、山野草を見に行くということになれば話は別です。まあ、物好きってそんなもんでしょう。幸い、現地は終始曇り空で、思っていたほど汗まみれにはなりませんでした。2時間半程の散策で、約20種類ほどの草花を撮ってきましたが、今回はその中から特に印象的だったものをいくつか紹介します。今回の目玉商品、ビッチュウフウロです。ハクサンフウロ、アサマフウロ、チシマフウロなど420種以上確認されているフウロソウ属のひとつで、最初に岡山県で発見されたため「備中風露」という名がついたみたいです。現在では、中国地方、近畿地方、中部地方の一部に点々と分布しており、その大半の地域で絶滅危惧種もしくは準絶滅危惧種に指定されています。要するに、こいつをナマで見ようと思えば、そう簡単にはいかないわけで、やっぱりこういう山の中の湿地帯までわざわざ足を運ぶしかないんですねえ。ただ、ここでの保存状況はすこぶる良好で、あちこちで群生しているのを見ると、それほどレアな感じはしませんでした。花は思っていたより小さくて(直径約2cmほど)、可愛らしく、花弁についた赤紫の模様がその繊細さを引き立てています。このラインもやはり蜜標なんでしょうか。ビッチュウフウロと同様、今回あちこちで群生していたのが、このサワギキョウです。キキョウ科でありながら、他の種類のキキョウとはあまり似ていません。すらっと伸びた茎といい、切れ込みの深い唇形(上唇2裂、下唇3裂 )の花といい、スマートで涼感溢れるシルエットです。見かけはこのように美しいのですが、毒性の強いアルカロイドを持った有毒植物としても知られています。北海道から九州まで、全国各地の湿地に分布していながら、何故かしら名前にエゾが付くエゾミソハギです。素人にはミソハギとほとんど区別がつきませんが、エゾミソハギの方が草丈が大きく、萼や花に短毛があるそうです。ミソハギという名前はハギに似ていて、みそぎに使ったことから付けられたということですが、溝に生えていることから溝萩という説もあるようです。これはキセルアザミ(キク科アザミ属)といいます。長い茎の先に花がうつむき加減についている様子が煙管(キセル)に似ていることから、この名前がついているものと思われますが、今どきの若者の中にはキセル自体を知らない人も多いのではないかと思ったりします。そんな人には、ほとんど意味のない名前ではあります。それでもついでに言っておくと、花後にはこれが上向きになるといいます。そうなると本来のキセルの形状(吸う時の形状)に少しは近づくのかもしれません。
2020.09.01
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1

![]()