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11月28日(木)バイエルン放送交響楽団のコンサートに行ってきました(NHKホール)。・バートウィッスル:サイモンへの贈り物2018、マーラー:交響曲第7番「夜の歌」近くの親子連れが音楽に合わせてじゃれ合っているような状況で、とても音楽を集中して聴く環境にはなく、極めて不本意ながら一楽章で席を立ちました。ごくたまにこのような不運もありますが、この公演でぶち当たらなくてもという気持ちです。
2024年11月28日
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11月26日(火)バイエルン放送交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(チョ・ソンジン)、ブラームス:交響曲第2番チョ・ソンジンはやや線が細くオケの圧に負け気味でした。打鍵の強さにもやや違和感がありましたが、全体的に単調でほぼ味わいは出て来ませんでした。オケはヨーロピアンながら、うねりながら襲いかかるようなイメージで凄かったです。ブラームスは想定していたより渋いアプローチでオケもあるとは思うのですが響かせ方も以前のラトルとは違っていて、ギャップがなかなか埋まリませんでした。切っ先鋭く切り込むイメージは影を潜め円熟味とも言えるのかもしれませんが、いくらか中途半端と言うかもっさりとした印象が残りました。オケは世界トップレヴェルの実力を見せてくれました。
2024年11月26日
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11月24日(日)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・プローブスト:「群雲」【日本初演】、ラヴェル:ピアノ協奏曲(田所光之マルセル)、ベルリオーズ:幻想交響曲プローブストはカサドシュのハツラツさに驚かされるスタートとなりました。田所は落着きがあってしっとりさも感じる音色で、味わいあるラヴェルを聴かせました。大胆に表情をつけるような余計なことはせずある意味淡々と進めましたが、逆に細部までクリアに聴こえてラヴェルコンの魅力を見事に伝えました。ミスも多少ありましたが気にならず、なかなかこのような演奏に出会えることが少なく今後が楽しみなアーティストです。ベルリオーズは職人カサドシュ炸裂の凄演で、この期に及んで幻想交響曲アップデートとなりました。一楽章は極端なほどでしたが全体的に遅めのテンポで重厚感を持って進めました。ただ暗さや重々しさはなく前に前に音楽を推進していくイメージで終始活力がありました。特定のパートを強調させることはせず、極端に言えば全て同じバランスで聴こえるイメージなので今まで聴いてきた調和のしかたとは一味違う新鮮さがありました。随所でテンポの大胆な変動やアンジュレーションを見せますが頃合いが見事で面白いように決まっていきます。さすがに終盤はきつそうでしたがとても88歳が創り上げる音楽とは思えない統率力、迫力、緻密さ、構成力があって圧倒されました。やや慣れないテンポ設定や変動などもありオケはバラツキが見られましたが、カサドシュの要求は外さず安定したパフォーマンスを見せました。
2024年11月24日
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11月23日(土)アリーナ・イブラギモヴァのコンサートに行ってきました(三鷹市芸術文化センター風のホール)。・ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ、プーランク:ヴァイオリン・ソナタ、武満 徹:妖精の距離、シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イブラギモヴァは太めのしっかりした音を持っていて全編堂々と弾きあげる風格は見事でした。ただ、どちらかと言うとグイグイ来るタイプでプーランクはやややり過ぎ感があって曲のイメージとも違った印象が残りました。武満はイブラギモヴァの表現は控え目でややストイック感のあるアプローチとマッチしていて素晴らしかったですが、シューマンは実に実直ながら一本調子に感じられる面も多くありました。
2024年11月23日
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11月21日(木)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(ニキータ・ボリソグレブスキー)、プロコフィエフ:バレエ音楽「石の花」─「銅山の女王」「結婚組曲」、ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲ボリソグレブスキーのヴァイオリンはやや線は細めでソフトな語り口です。ただ、表現は結構濃厚な場面も多く見られ感情を入れて揺らしてきますがあまり伝わって来なかったのが正直なところです。一環した方向感が見えづらくやや中途半端な印象でした。伴奏はきっぱりした切り口でしたが、管や打のボリュームが強めでバランスに違和感がありました。スロボデニュークは指揮振り、音楽の作りともきっちりしていますが、後半のプログラムにおいては全体的にメリハリが感じられず、どこを取っても同じトーンといったイメージで魅力は見出せませんでした。オケはゲストプレイヤーを含め全体的にしっかり感がありました。
2024年11月21日
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11月19日(火)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・マーラー:交響曲第7番「夜の歌」小気味よくさっぱりしたマーラーでしたが物足りなさはありませんでした。弦とホルンがしっかり土台になって全体調和を意識しつつ淀みなく流れました。オーソドックスで安定した運びは聴いていて安心感があり、バッティストーニのセンスの高さが伺えました。オケはどのパートも健闘していて一体感の醸成も感じられ、聴き終えた後の充実感が思った以上に強く素晴らしいコンサートでした。
2024年11月19日
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11月18日(月)新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」十八番で掴みきっているショスタコーヴィチなので出だしから「これこれ」と言った感じでした。テンポや色合いが素晴らしく音楽に不自然さがなくスッと入ってくるイメージです。相変わらず指揮振りはコミカルですが造りは繊細かつ緻密、かと言って小さくまとまらず大局的でスケール感を失わないので、曲の魅力を存分に味わえてさすが井上道義充実感に満たされました。オケも大健闘で素晴らしいパフォーマンスでしたが、特に憂いのあるフルートは強く印象に残りました。
2024年11月18日
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11月16日(土)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ 編曲):オペラ『ホヴァンシチナ』第1幕への前奏曲「モスクワ河の夜明け」、ショスタコーヴィチ:交響曲第9番、ドヴォルジャーク:交響曲第7番前奏曲はやや違和感のあるアプローチで、凛とした夜明け感には薄く寂しさのある夕暮れのようなイメージでした。ショスタコーヴィチはオケのレヴェルの高さ、素晴らしさは申し分なく十分に楽しめたのですが、綺麗なショスタコーヴィチでそれ以上のものはありませんでした。ドヴォルザークは淡々とたアプローチで全体的にテンポ感、バランス、調和いづれもしっくり来ず、メリハリに薄く味わえませんでした。オケもそれほど整っておらず総合的力量を強く感じる場面はありませんでした。
2024年11月16日
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11月15日(金)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(NHKホール)。・ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲、ヴァインベルク:トランペット協奏曲(ラインホルト・フリードリヒ)、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番序曲で感じたのはN響の表情がこれほど変わるのかということです。何となくかしこまって真面目で堅めの印象があるN響が華麗系に響かせました。エルトラーダはたっぷりと丸みを持たせながらやや濃厚にかつクドくなく仕上げました。ヴァインベルクは名手フリードリヒが、やや往年のインパクトには足りない印象でしたが、この難曲を小さく納めず多彩に魅せたのはさすがでした。ショスタコーヴィチはラインが明確で曖昧さを排したアプローチで、どっしり型なイメージでした。全体的に音量に富んでいて木管グループなどはいつもの雰囲気と違っていてやや跳ね気味なところもありましたが、バランス的には崩れてはおらずエルトラーダの手腕によるところと感じました。流れを大事にしながら雄大さを意識して見事にまとめた印象で、N響も概ね応えていて聴き応えのある快演でした。
2024年11月15日
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11月10日(日)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。・ラヴェル:スペイン狂詩曲、ジャレル:クラリネット協奏曲「Passages」【スイス・ロマンド管弦楽団/トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団/東京交響楽団/サンパウロ州立交響楽団による共同委嘱作品・日本初演】(マグヌス・ホルマンデル)、デュリュフレ:レクイエム(中島郁子、青山貴、東響コーラス)ラヴェルはややバランスとまとまりに欠けた印象でした。木管のばらつきが気になりましたしボリュームに違和感のある場面も見られ、もう少し雰囲気を期待したいところでした。ホルマンデルのソロはレンジが広いなか安定したテクニックを見せましたが、曲は極めて難解で自分の範疇には収まりませんでした。デュリュフレは安定度抜群の名演でした。主役のコーラスは終始安定していて素晴らしく、出番の少ないソロも存在感が十分にありました。ノットらしくきりりと締まった中にスケール感を失わず見事にまとめ上げました。オケも申し分のない出来で満足度の高いパフォーマンスでした。
2024年11月10日
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11月8日(金)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ブルックナー:交響曲第8番(ノーヴァク版/1890年稿)極めて充実度の高い名演でした。ソヒエフはオーソドックスの上にきめ細かく丁寧で行き届いていました。作品に対して直向きかつピュアで実直なアプローチでした。テンポ感やバランス感に富んでいて重厚さを持ちながらがならず、最後まで整っていて満たされました。殊更4楽章の絶妙な調和が強く印象に残りました。オケも弦のレヴェルの高さと木管の素晴らしさを中心にさすがと思わせました。90分を超えるスケールでしたが全く長さを感じさせませんでした。
2024年11月08日
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