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2月22日(木)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」相当独特な「田園」。テンポはやや速めで柔らかく響かせることはなく、ぶつ切りとまでは言わないものの徹底してきました。弦は抑えめで時には囁く程度のイメージなのでやたら木管とホルンが聴こえて普段の「田園」とは違う印象で、凛とした感じともまた違いミョンフン節としか言いようのない独特感がありました。オケはまずまずと言ったところでしょうか。「春祭」は想定通りミョンフンの手中に収めている感が凄く、淀みなく切れ味鋭い名演でした。前半はオケの整いがやや欠けていましたが、後半挽回を見せしっかりまとめました。
2024年02月22日
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2月17日(土)ラファウ・ブレハッチのコンサートに行ってきました(所沢ミューズアークホール)。・ショパン:ノクターンOp.55-1、4つのマズルカOp.6、ポロネーズ第7番「幻想」、第3番「軍隊」、第4番、第6番「英雄」、ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」、モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番K.331、シマノフスキ:12の変奏曲昨年2月にサントリーホールで聴いたプログラムと全く同じという不思議なリサイタルでした。ブレハッチは軽めで滑らかなタッチで透明感があります。雰囲気は「陽」で颯爽としています。ショパンとしては好みが分かれるところだと思いますが、明らかに言えることは高位安定していて間違いないということです。後半もやはり高位安定していたのですが「安定」以上のものは感じ取ることができませんでした。中ではシマノフスキが陰影の利いた表現に富んだものでした。
2024年02月17日
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2月14日(水)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ラヴェル:スペイン狂詩曲、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番(アウグスティン・ハーデリヒ)、ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」(吉田珠代)ラヴェルは端正で繊細さがある秀演でした。アプローチ的にもN響の芯を食っていて素晴らしい出来でした。ハーデリヒはクセがなく綺麗なヴァイオリンなのですがインパクトの薄さが払拭できず、プロコフィエフとしては物足りなさが残りました。後半のファリャはオーソドックスな中に多彩さがあって極めて充実度の高い名演でした。カサドのひたむきさが表出していてN響のレヴェルの高さと相まって、安定感と聴き応えが十分のパフォーマンスで大満足でした。
2024年02月14日
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2月13日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(シモーネ・ラムスマ)、フランク:交響曲シュトラウスは小気味よくスッキリ感の勝ったアプローチでややシュトラウス味としては薄めでしたが山田らしさがよく出た仕上りでした。ラムスマは良く揺らし全体的に濃厚に表現しますが1、2楽章ではやや繊細さに欠け雑に感じる部分もあり、明らかに3楽章が良く伸び映えていて印象に残りました。後半はやはりスッキリ軽めのフランクを想定していましたが全くの的外れでした。総じてテンポは遅めで重厚さと芳醇さが見事にバランスした聴き応え満点の名演でした。特に2楽章は非の打ち所のない素晴らしさでイングリッシュホルンのソロをはじめ粒揃いで聴き入りました。何故かフランクはこれまでもそれほど実演に接してはいないとはいえ最もインパクトが強く満足度高いコンサートとなりました。
2024年02月13日
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2月11日(日)藤原歌劇団の公演に行ってきました(めぐろパーシモンホール)。・渡辺俊幸:「ニングル」(指揮:田中 祐子、演出:岩田 達宗、勇太:村松 恒矢、才三:渡辺 康、かつら:光岡 暁恵、ミクリ:相樂 和子、スカンポ:井上 華那、光介:和下田 大典、信次:勝又 康介:民吉:泉 良平、ニングルの長:山田 大智、かや:長島 由佳、合唱:日本オペラ協会合唱団、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団)倉本聰原作渡辺俊幸作曲ということでオペラ感覚よりは芝居感覚でしたが十分に楽しめました。個々のパフォーマンスは特に目立ったところはありませんでしたが総じて安定していました。
2024年02月11日
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2月9日(金)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(NHKホール)。・ワーグナー:ジークフリートの牧歌、R. シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」ワーグナーは極めてオーソドックスでN響の質の高さをじっくり味わえる素晴らしいパフォーマンスでした。シュトラウスもメリハリはあまり利かせず淡々と進めるイメージでしたが浮ついたところのない地に足のついたドッシリしたアプローチで、聴き応えのある名演でした。郷古のきりっと締まったソロも秀逸で、オケも安定していて満足度の高いパフォーマンスでした。
2024年02月09日
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2月5日(月)イム・ユンチャンのコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・ショパン:3つの新しいエチュード、12のエチュード Op.10、12のエチュード Op.25事件級のインパクトでした!ショパンのエチュード全曲が聴けるとなると来日ピアニストではほぼ絶望的なプログラムで、そういう意味でも貴重な機会です。注目のユンチャンのリサイタルということで海外からのオーディエンスが相当数あるようで雰囲気も通常とは違っていました。全般的にハイテンポで作品10-4などは経験したことがないほどの疾風怒涛さにも関わらず音の粒粒が明確に聴こえ唖然でしたし「黒鍵」もショパンとは思えない熱さのあるアプローチでした。最近多く見られるソフト感というよりは一部ゴツゴツ感があってどこにでもいそうな風貌の若者からは想像もできない魅力を感じさせました。相当個性的なアプローチでショパンとしてはやや異質ながら、テクニックで魅せると言うよりグイグイと引っ張られるイメージで途切れない熱さにいつの間にか惹き込まれていました。更に作品25は深みも増して凄く、特に25-9以降は圧巻のパフォーマンスでほぼ金縛り状態でした。終ってみてショパンを聴いた感覚は全くありませんでした。
2024年02月05日
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2月3日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番、ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」、カプースチン:サクソフォン協奏曲(上野耕平)、ラヴェル:ラ・ヴァルス山田らしいプログラムでしたが極めて充実度の高いコンサートでした。神経質でなく洗練された山田の音楽は全体観があって明朗です。更にオケと認識の共有が感じられて良く鳴り良く響きます。喜びや充実を持った雰囲気が醸成されることから雄大なパフォーマンスから高い満足感が得られます。前半は文句なく楽しかったのですが、特にハイドンの充実度は際立っていて強く印象に残りました。上野はジャズ色の強い曲でしたが多彩な表現とテクニックで安定感抜群でした。ラヴェルは匂い立つほどの雰囲気はありませんでしたが山田のバトンは相変わらず明快で、山田色にブレは見られませんでした。オケは総じて安定していてレヴェルの高さを再認しました。
2024年02月03日
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