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「きちんと読む」ということは他者が書いたものをひとまずは受け入れるということであり、「きちんと聞く」ということと変わりがありません。 全県模試の説明文、小説文、詩の問題を昨日から何度も読んでみました。茨城統一テスト協議会が出している採点基準についても塾考してみました。それから改めて塾生のすべての答案を読んで、そう思いました。 今回の全県模試の問題は近年の県立入試を参考にしながら選択肢の1つ1つまで全く手抜きがなくよく練られています。誤りの選択肢の作り方が心憎い。県立入試及び県版模試の場合、答えはすべて問題文の中にあります。先入観を持たずに問題文を読むことがたいせつです。
2015.11.29
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今年はついに受験者が1万人を突破して10503名。県立入試受験者は2万人を少し超えるくらいなので、この試験がほとんど浸透していない坂東市はさておき、茨城県全体でみるとかなりの比率で受験したようです。 もう少し平均点が下がるかと思いましたが、286点ということで県立入試の今年の平均点290点とほぼ同じになりました。県立入試の国語の平均点が70点(正確には69.9点)、今回の国語の平均点が60点ということを考慮すると全体としてはやや易しめということになるのでしょうか。 さすがに模擬テストで科目別平均点を70にしてしまうのは難しいでしょうから、それを考えると素晴らしい精度です。作問担当者さすがです。 塾での成績は、近い日に行われた学校実力テストや10月の模試と意外と異なっていて判断に悩みます。 野球でいうと調子のいい日と悪い日の差が激しく、またブルペンでいい球を投げていたのにマウンドにいったらさっばり駄目とか(その反対もあり)、1回は素晴らしいボールで三者連続三振をとったと思ったら2回は四球を連発してパニックになるとか。 力そのものはついてきているのですが、試合になるとそれを上手く発揮できないことがあるようです。5教科のマネジメント能力。メンタル面の問題もあるのかと思いますが、近年、こういうことがなかったので今年はこれから直前期は気を使うところです。
2015.11.27
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個人塾の場合、教材の選択権が塾長にあるというのがおもしろいところであり悩むところである。 あの塾は教え方がどうのということに話がいきがちだが、県立入試に受かるか落ちるかは、どの教材を使うか、どの問題をやるかにほとんどかかっている。私の役割はコンサルタントか内科医のようなものであって、診断をしてどんな処方箋を書くかだ。 ここ数年の県立入試の流れ、塾生の学力の現状と傾向、地域性、そういったことを考えながら、あれこれ悩む。 社会と理科は早めに決まっているのだが、英語、数学、国語については茨城県立入試特有のクセの強さに対応できるものを考える必要がある。 今年はちらっと英数国については常総学院の過去問を県立入試対策として使おうかなと考えていた。常総学院は3年前から独自性を封印して県立入試と同形式、同難易度で当てにいっているような問題になっている。県立入試対策としては最適なのである。 しかし。常総を受けない人にとっては、「やらされている感」が強いだろうし、常総を受けた人にとっても試験が終わってまでやっているのは違和感があると思い断念した。そっくりとはいえ、試験時期の関係で数学に三平方の定理がないのも1月以降の対策としてはちょっとまずい。 法人塾の教室長は教材の選択や日程に悩まなくて済むのは羨ましい。売上ノルマがあったりするのかもしれないけれど。
2015.11.25
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国立歴史民俗博物館で『大久保利通とその時代』という特別展示をやっていたので見てきました。 国立博物館なので東京にありそうな気がするのですが千葉県佐倉市にあります。 開館時間が4時30分までで着いたのが午後3時。特別展示を見るのが精一杯、常設展示が年代別に6ギャラリーも設けられているのですが、そっちはほとんど見ることができず残念でした。 常設ギャラリーの方は「現代」のところだけを駆け足で見たのですが、「歴史博物館」というだけでなく「民族博物館」でもあるので、戦後の闇市が再現されていたり、高度成長期の団地が再現されていたり、昭和の時代の懐かしいコマーシャルが流れていたり、創刊時の「女性自身」といった下世話な週刊誌も置かれていたりで飽きることなく楽しめます。 特別展示の大久保利通コーナーでは「クイズに挑戦」という冊子が配られていたこともあるかと思いますが、熱心にメモを書きながら見入っている小学生がいました。脇で話を聞いていると短い期間のうちに2度来ているようで、このあたりから歴史好きな子どもが育っていくのかもしれません。 先日、古河中等の説明会に行ったら、研究施設の訪問や外部講師の人に来てもらっての実験などが行われているようでした。 何に興味を持つかについては、生来の素質というのもあると思いますが、幼少時のこういった経験が影響を与えるのかもしれません。
2015.11.22
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古河中等教育学校に見学に行きました。 3年生の教室に校長先生の標語がありました。 「得意科目こそ量を!」 これは高校受験生よりも大学受験生に言えることです。特に難関大学を目指す人に対して。 「このくらいやればいいだろう。」と思っても、実はまだ全然足りていません。もっと、もがいたその先にはじめて見えてくるものがあるはずです。
2015.11.19
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医学部に行くには数学が得意でないことには話になりません。以前、塾に札幌南高(北海道一の進学校)出身の筑波大医学部の学生に手伝いにきてもらっていたのですが、段違いにできるの段がいったいいくつ違うのかという感じでした。 しかし、よく考えてみると、ふだんの臨床で微分とか積分とかしてるのか?という疑問が湧きます。 外科医と数学とか精神科医と数学とか??いつ使っているのでしょうか。 理系の方はよくわかりませんが、文系でも司法試験には英語がありませんでした。極端な話、アルファベットが書けなくても合格できました。また、弁護士になってからも国内に業務を限定するかぎり英語はさっぱり必要ありません。法学部を卒業するのにも一般教養科目としての英語はあっても、それができなくて卒業できないという話は聞いたことがありませんでした。 しかし、私が受験生だった頃、司法試験合格者を多く出していた大学のうち慶応大学法学部の配点は英語200点、社会100点、小論文100点でした。 早稲田大学の法学部は英語が60点、国語が50点、社会が40点でした。 英語が得意だと圧倒的に有利、というか英語ができないと絶対に法学部に合格できませんでした。しかし、学部以降の勉強に英語は全く関係なし。 結局、大学入試で試しているのは、外国語学部の英語や数学科の数学といったものは別にして、それ以外については高校の科目を通して、思考力やその他の適性検査に過ぎないのかもしれません。 受験生だった頃、早稲田の法学部と政治経済学部では英語の試験内容と試験形式が全然違っていて私は法学部の方ははじめから苦戦覚悟でした。上智も外国語学部の英語は当時の私の力では時間が足りずに受験を断念しました。偏差値的には十分でもそういう問題ではないです。 大学入試は難易度でなく問題相性が重要だというのが、その当時持った感想です。 いまも変わらないのではないでしょうか。受かりそうなところを見つけて受ける、あるいは受かりそうなところに対して逆算して受験計画を立てるのもたいせつだと思います。
2015.11.19
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「彼女は彼が好きではない。」という日本語を英語に直してくださいと言われたときに次のような解答は、とても多い。 She he like don't. 簡単な文章であるが、あまりに多くの手直しポイントがある。だから「高校入試があるから、手直ししてくれ」と中3の11月くらいに塾に駆け込まれても「任せてください」とにこやかに迎えてもらえるのは、人数、売上至上主義の塾くらいのものである。 こういう英文をみると、あたまが痛くなってしまうが、日本人だから仕方がないのかもしれない。問題文で与えられた日本語の語順に知っている英単語をベタベタと並べる。 ここまで、ひどくないにしても、「それでは英文になっていない」という答案は下妻一高受験者や水海道一高受験者でも多くある。 県立入試は英作文の配点が非常に大きい。これは文科省の「書く」という方針に従ってのものなのだが、「書けばいい」というものではない。 内容はつまらないまのでかまわない。減点されないように知っている文法と単語で書いてほしい。まず、英語の基本は主語+動詞なのだということを忘れないことだ。中1の1学期の話だけど、そのまま中3生に強調したい。
2015.11.17
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現在、私立併願校をお聞きしているのですが、岩井の場合、圧倒的につくば秀英高校が多いようです。友達から友達へ、保護者から保護者へという感じで空気ができているようです。 私個人の意見としては県立高校に不合格の場合の進学先として真剣に考えているのであれば併願で受験してもよいと思います。 ただ、学費面、通学距離で考えるのであれば西武台千葉高校も検討に入れてよいと思います。もともとの学費が茨城県の私立に比べてもかなり安いし、茨城県にはない千葉県の学費免除措置(かなりの所得の人まで対象になる)を茨城県からの通学者も受けることができます。距離も当塾から12キロメール程度なので他の高校に比べて遠いわけではありません。 川の向こう側のためか、ほとんど認識されていません。 また、ヒアリングしたところ、当地区ではなぜか常総学院が不人気なのですが(全く謎)、県立入試の練習ということであれば、常総学院高校の受験を勧めます。3年前から、常総は独自性を消して県立そっくりの内容、ボリューム、難易度で作っています。これまた、ほとんど認識されていません。 県南の高校受験者はずいぶんと受けているようです。 当地の場合、常総は「敷居が高い」という感じがするのでしょうか。 金銭的に余裕があれば、秀英、常総の2校受験を勧めます。 入試の雰囲気に慣れるという点では、実は私立受験はあまり意味がありません。ほとんど受かりますし。県立入試のように同じ学力の人が狭い空間に集まって380人で280人枠をガチンコで競うのとは訳が違います。 ただ教材としては有効です。しっかり復習して問題を味わうならば直前何時間もの勉強に匹敵する価値がああります。短い期間での秀英、常総と2個問題を解くのは思いのほか、実力の厚みをます効果があります。これは実感です。
2015.11.16
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まだ問題を見ていないのでなんともいえないのですが、平均点や順位を見るかぎりでは、国語、数学、英語の3教科に関しては通常の実力テストに比べて易しかったように思います。中学校の方で対策を行うことも一因にはあるので、とにかく問題を見てみたいところです。理科は、あまりふだんの実力テストと変わらず低点数なので難しかったのかもしれません。 数学で点差をつけたかった人にとっては厳しいテストになってしまいました。数学がやや苦手な人は少し達成感を持てたかもしれません。 本番では数学の難易度がどのくらいに設定されるのかが1つのポイントになると思います。 生徒には2つのタイプがあります。 1つは問題を難しくされても易しくされても、あまり点数の変動がないタイプ。 もう1つは問題を易しくしてもらうと周り以上に大幅に点数が伸びる一方、難しくされるとガタガタと大崩れしてしまうタイプです。 その年の入試がどんなものになるかは運もあります。 今年のある私立高校の東大合格者が、ある県立高校(トップ校ではない)の不合格者だったという話を聞いて、「そういえば、今年の大学1年の学年のときの県立入試は前年比で極端に易化した年だったなあ。」と思い出しました。 問題が簡単になるのは、生徒にとってラッキーとばかりは言いきれず、また、高校にとっても、特に高倍率がついた場合は優秀な生徒を取り漏れてしまう危険性を秘めています。 試験委員の腕の見せどころです。
2015.11.14
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英語の文法に関しては関係代名詞のところで終了です。進度に多少の違いはあれ、ほとんどの中学校がここに来てると思います。 あとは単語を覚え、長文問題の解き方を覚え、英作文で点数の取り方を覚え、ということになります。実力テストも12月実施のものは、もうそのまま入試問題でもおかしくありません。 理科も最後の天体のボリュームはけっして小さくありませんが、どの中学校も先が見えてきてると思います。 数学は、中学校で、まだまだ、たくさん学習することがあります。特に茨城県は(茨城県にかぎりませんが)三平方の定理が大好きで各大問に組み込んできたりしますし、まだまだたいへんです。 過去問も数学だけは、まだ解けないかもしれません。三平方の定理の基本だけは、1学期に学習してしまう塾もあるようです。あれを知っていると手持ちの武器が増えますし。 数学よりも、もっとしんどいのは社会です。経済分野はほとんど練習問題なしで入試突入です。 中学校の先生も数学と社会を担当する人は、たいへんですわ。
2015.11.13
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福島県富岡町のフレコンバックの現状である。山積みが増えるばかり。東京新聞より。 みんな身の回りのことで目一杯なのは致し方ない。個人でどうすることもできない。 一過性の同情、絆騒ぎとその後の完全無視と無関心。 もちろん、他人のことはいえない。 日本人の正体を見せつけられているようで痛い。
2015.11.12
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子どもの頃、本はほとんど読まなかった。ただ、小学3年生頃からは毎日、日本経済新聞を読むようになった。他に読み物がなかった。 小学3年生から6年生まで、1人でバスと東武線を乗り継いで柏まで歯列矯正に通っていたのだけど、駅スタンドでスポーツニッポンを買って「○○は契約金1500万で年俸180万か」なんてことばかり興味を持っていた。 いま考えると、気持ち悪い子どもである。当時も自分なりに多少の自覚はあったのだけれど、大学に入ったら偏人が多くてホッとしたものである。(バランスがよければ東大に合格してるはず。) そんなわけで、漢字の認識は学校での学習に比べてかなり早かったと思う。 ただ、文字を形で覚えてしまったので、書き順がデタラメで、気づく都度、矯正してきた。 また、読みの方も勝手な思い込みの自己流になっていることがあり、大学のときに、合併(がっぺい)を「ごうへい」と読んで大恥をかいた。小さなことでも苦い記憶は忘れない。 塾では国語の授業のたびに20個ずつ漢字練習をしている。生徒には申し訳ないのだが、独創的な間違いをみてはクスクスしてしまう。 塾なんて一過性の成績を上げるための機能に過ぎず、生徒たちは通っていたことも忘れてしまうのだろうけれど、漢字は一生モノなので、その機会を提供できているとすれば、たいへんに嬉しくおもうのである。
2015.11.11
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平均時速6kmで40分間歩きました。何km進みましたか?という問題で6×40=240だから、240km進みましたと答える中3生は非常に多い。 そんな速さで歩けたら、車も電車もいらんがな。 ここで、問題だと思うのは、答えが合っているかどうかではなくて1時間経たないうちに自分が240キロも歩いてしまえるのかどうかということを、チラとも考えないことである。なんとなく公式に代入して終わり。 茨城県の場合、理科も単位変換が大好きで、電流や圧力の問題などでも繰り返し聞かれているが、ひどい正解率である。 電流400mAを0.4Aに直して計算する問題で400のまま計算するので、とんでもない電力(W)になってしまう。 社会の地理でも同様である。坂東市の25000分の1の地図で、中学校から市役所まで4cmありました。実際は何kmですかとか問われて、25000×4=100000で、答えが100000kmとか。どんだけ市役所遠いんだよ。 笑い話ではなくて、ほんとにこういう答えが続出する。 意外と下妻一高や水海道一高を受験する生徒でも、このあたりがきちんと整うのが受験直前だったりする。 自分の書いた答えをもう一度かみしめてほしいものである。
2015.11.10
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『学力の経済学』(中室牧子著、ディスカバー・トゥエンティワン)ビジネス経済書分野の本としてかなり売れているようです。大型書店では現在も平積みになっています。著者は竹中平蔵氏門下の方で、あとがきで「竹中先生がおられなかったら、今日の私はありません。」と書いておられます。読んだ感想としては、「惜しい本」でした。「エビデンス」という言葉が繰り返され、それに基づく著者の結論が書かれているのですが、その「エビデンス」に日本のものが少ないのです。「アメリカの○○大学の調査でこうだったから、お母さん方、日本でもこう育てた方がいいですよ。」というのは、ちと乱暴にすぎます。この点に関しては著者も「自治体や教育委員会に共同研究を呼びかけても、冷たく追い払われるばかりだった」と述べている通りで、同情すべき点があります。「エビデンス」の収集と正しい分析・活用という点には全く同感です。また、全国学力テストの結果の扱われ方へ疑問を呈していますが、これは教育現場の先生からも多くの同意が得られるのではないかと思います。単純にA地域とB地域を比較して、劣っている方が優れている方に学べと言われても現場の負担になるだけです。平蔵氏の門下らしく、「参入障壁としての教員免許」など、どきりとすることも言っていますが、いろいろと問題提起がなされています。表紙同様に、ちょっと、はしゃぎすぎて、問題提起に安直に結論を出してしまっている点が惜しいところです。その他、最近読んだ本『世界を破綻させた経済学者たち」(ジェフ・マドリック著、早川書房)フリードマン以下の新古典派(新自由主義)を痛烈に批判した本。経済学の知識は不要です。経済学部を希望する人にはぜひ一読を。大学の早い時期にレポート課題で『選択の自由』(ミルトン・フリードマン)というのを読まされましたが、当時は日本的経営全盛の時代だったこともあり「まあ、市場主義というのは机上の話だよな」と感じたことを強く覚えています。一通り勉強したものの数学を解くような感じしかなくて、学年が上がるにつれて、そっち系からはできるだけ逃げていきました。しかし、日本もあっという間に新古典派が敷いたシステムになってしまいました。『右傾化する日本の政治』(中野晃一著、岩波書店)新自由主義というのは、行き着くところ、「全て市場にまかそう」という考え方です。自ずと小さな政府になり、政治は後退するはずなのですが、最近の日本では、経済は新自由主義が進行する一方で、政治は全体主義的な方向に向かっています。そういった現状の空気の理由が謎だったのですが、この本を読んでやっとわかりました。「そんなこともわからなかったのか」という自分の頭の悪さに唖然としました。新自由主義にとっては、農協とか組合とか関税とか旧来の規制は敵なのですが、敵が強大であればあるほど、国家が介入しなければ事は進みません。日本でまだ旧体制が残存しているものとして教育があります。大学は手がつけられ始めた(始めてしまった)と思うのですが、義務教育のところはまだまだでしょう。日本の社会の中で新自由主義に反するものとして、手つかずのところを探すと教員委員会とか義務教育あたりしか残っていないかもしれません。いったい、このまま押し進めていくと、どういうことになるのか、私には想像もつきません。
2015.11.08
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昨日は祝日でしたが、11月5日に行われる茨城県学力診断テスト対策をしました。 塾での数学はこのところ、進度を犠牲にして、2次関数の対策をしてきましたが、かなり突っ込んだ問題でも対応できるようになってきました。 県立入試でいうと大問4と大問5に関しては、かなり得点源になりそうです。 正直なところ、現時点では大問6以降の図形は塾の授業割合が少なくなっています。関数は今やってるまま入試です。だけど図形の方は、学校の方で相似、円周角、中点連結定理、三平方の定理を一通り学習しきったあとでないと実力テストも入試問題には対応しません。いずれにせよこれからです。 なお、統計は完璧にしてありますので、今年の入試の配列に従って大問7で統計が出たときには大丈夫だと思います。 英語も大問5の長文(配点25点)は、かなり向上してきて点数の取り方がわかってきたようです。問題は大問3です。ここは、なかなか厄介です。「本文中と同じ内容にしなさい。」と問われて、本文語句をそのまま写しちゃダメなんです。 本文の方で、「10年間、サッカーをしてきた」と書いてあった場合、「何年してきたか?」と問われたら「10年間」でよいけれども、「いつ始めたか?」と聞かれたら自分で「10年前」と答えを調整しないといけません。 このあたりの判別ができれば偏差値60以上です。その程度といえばその程度、わかる人には、たいしたことないのですが、これが、なかなか。。。 偏差値65を超えるとなるとまた別の段階になります。
2015.11.04
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県立入試数学の大問1の(1)。平成23年度 3-9。平成24年度 1-8。平成25年度 4-7。平成26年度 3-8。平成27年度 1−7。過去5年をじーと見つめていると来年は4−6かなと。前の数が3→1→4→3→1なので4。後ろの数が9→8→7→8→7なので6。まあ、この予想は外れます。なぜ、毎年こう数字を入れ替えただけなのか。数学の先生で真剣に考えたことのある人はいるだろうか。実は、これ、−1+2とか−3+5だと、まずいのである。−1+2=−3、−3+5=−8という答えが続出していまう。中学校で「−と+が1回ずつは−。」と教えているので2つの数字を足し算した値にあとから−をつけてしまうのである。また、−3−2だと、こちらは−3−2=+6、あるいは+5という答えが続出してしまう。「−が2回出てきたら+」と教わっているので、かけ算して6になるか足し算して5になるかはさておき、答えは+になってしまう。さすがに高校入試なので3+2とか、6−4といった小学校の低学年の問題は出せない。少し「負」の概念を問題に含ませないといけない。それで得点を考えるとこれ1−7といった感じの組み合わせは以外はないのである。これだとだいたい−6と出せる。初めの数字が+から始まると、これはなんとかみんなできるのだが、−から始まると混乱してしまう。ここで中学入学後初めのギャップが出る。中3で成績上位になるような生徒でも意外とギクシャクする。加減乗除の作問も軽くやっているようでいて、なかなか奥が深い。一方、大問8(2)。年度によってはサンプル調査の正解率が0.0%。中学校の数学の先生でも全員が解けるか疑問のある問題。全体統計では満点者が10名や15名いるので、2万人強の生徒が受けて何人かは解いけているようである。この問題の真髄もいずれ考えてみたい。なお、今年の大問8の(2)の問題は小学生でも解けてしまう。
2015.11.02
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今日は市営大宮球場に常総学院対横浜高校の試合を見に来ました。超満員のナイター試合となりました。2時間も待って、ようやくチケット入手。 相手は来年のドラフト1位候補の藤平投手。185センチの長身からの150キロ近い速球が持ち味。 常総学院は5回に宮里君が逆転の2ランをライナーでレフトスタンドへ放り込み、そのまま鈴木投手が逃げ切り。見事に勝利。実力校相手の快勝でスタンドの他県の人たちからも「つえーな、常総」の声が聞かれました。 野球が大阪桐蔭的になってきているように感じました。ガチムチの身体から強くて大きな当たりが飛びます。常総学院の野球というと相手の力に技で対抗するようなイメージがあったのですが、今日は相手の力をそれ以上の力でねじ伏せるような印象です。中学の野球選手もしっかり食って身体を大きくしないと。 模試のときの昼食を見ていると、中学生がそろって少食なので驚きます。勉強も高校のゴール地点では体力になっちゃいますから。
2015.11.01
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