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東北・東京電力管内を問わず、今年は国内の大半のご家庭で15%の節電を求められる状況になっています。先日の季節外れの猛暑では、東京電力管内の電力消費量が電力供給可能量の90%越えまで。これから本格的な夏を迎える前にこのような綱渡り状態が続く限り、猛暑時の大規模停電(ブラックアウト)の可能性も本気で考える必要が出てきました。 さて、計画停電を避けるためには、15%の電力需要抑制。特に真夏の最大電力需要をいかに抑えるか、という点。そのなかでも、エアコンの消費電力を抑える対策がもっとも効果的です。 そこで、今回は家庭におけるエアコン電力消費を抑える方法でお薦めの3つの方法と『打ち水』について、独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)で調査したデータをもとに解説いたします。 もっとも消費電力を削減できたのが窓面の日射遮蔽。(北向きを除くすべての窓面の遮蔽率を70%で設定) 日射遮蔽は、すだれやブラインド、あるいはゴーヤやヘチマなどによる緑のカーテンでおこなうことを想定しています。その結果は、ピーク時間帯(9時から20時まで)において数%程度の節電効果が期待できるようです。 苗の販売が終了した現在では、緑のカーテンは事実上困難ですが、すだれやよしずを外に垂らしたり立てかけたりして日射遮蔽をするほうが、室内だけブラインドやカーテンで遮蔽するよりも熱が室内に籠もらないぶん効果的とのことです。次に、外気温が室温よりも低いときに窓開けをすること(通風換気)は、ピーク日の昼間は暑いため効果はないようですが、朝夕の家庭では数%の節電効果があるそうです。帰宅後エアコンをつける前に、いったん通風させて部屋に籠もった熱気を換気するだけでも節電効果があるのであれば、いったん換気してことが良さそうです。自動車でもいきなりエアコンを付けるよりも、いったん窓を全開にして送風してからエアコンをいれたほうが燃費の節約になりますが、その考え方と同じですね。ただ、何にもまして効果的なのは空調設定温度の見直し。家庭での設定温度を24.5℃から28℃に変更するだけで、消費電力のピーク時間帯でも一律5%程度の節電効果があるそうです。家庭では、この3つの節電対策の組み合わせで15%削減が可能になりますが、事務所ではさらに機器や照明の節電も組み合わせないと、15%の削減には至らないそうです。最後に、現在ブームになっている【打ち水】。産総研のシミュレーションによると、打ち水が効果的なのは、朝か夕方。日中は逆効果との見解が出ています。打ち水は、見た目でも涼しげな印象がありますので、日中の打ち水のほうが効果的という印象があるかもしれませんが、10時や13時に実施した場合、いったん体感温度が下がった後に、急上昇し、その後また低下する、という変化を示します。10時や13時の打ち水では、気温や輻射熱を低下させる一方、打ち水直後に湿度を上昇させてしまうのがその理由。 湿度の急上昇が、電力需要や温熱環境の一時的な悪化を招きます。一方、17時の打ち水でも湿度は上昇しますが、10時や13時と比較すると蒸発量が少ないため、その上昇量は少なく、したがって気温と輻射熱の低下が勝ちます。結果として電力需要や温熱環境を緩和させるわけです。打ち水が難しいマンションでも、風の入口側の窓の外にぬれたシーツを干すとシーツが乾く際に気化熱がうばわれるので、涼しく気持ちのいい風を得ることができます。特に晴れた日ほどシーツ干しは効果的。 五感で感じる涼を積極的に取り入れて、エアコンは必要な時だけ使うように心がけてみましょう。ハウスネットギャラリー http://www.hng.ne.jp/ http://reform.hng.ne.jp/ネクスト・アイズ http://www.nexteyes.co.jp/テクノラティ
2011年06月28日
この夏は、15%節電をうけて、できるだけエアコンを使わずにこの夏を乗り切ろうとお考えの方々は、きっと多いと思います。特に就寝時の寝苦しさは、昨年仙台から越してきた私たち家族にとって、昨年夏の酷暑は、今年以降の夏を乗り切る自信をなくすほど過酷な体験でした。仙台から持ってきた長年愛用の除湿器も、あまりの湿度の高さに壊れてしまうほど。仙台ではエアコンの利用は必要最低限で済んでいただけに、これから訪れる首都圏の暑さを前に、節電しながら乗り切る工夫をすでにはじめています。さて、15%節電といっても、真夏の日中を乗り切ることさえできれば、深夜は消費可能な電力にある程度のゆとりがあることは、東京電力で毎日公開している【電力の使用状況グラフ(当社サービスエリア内)】をご覧いただくことで、1時間単位の使用状況がご確認いただけます。 東京電力:電力の使用状況グラフ(当社サービスエリア内) http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html節電効果が高い扇風機や扇風機の価格の差については、お近くの家電量販店などでご確認いただくのが、もっとも間違いないのでこの場では割愛しますが、この夏、個人的にもっとも心配していることは、睡眠時の寝苦しさに伴う睡眠不足。乳幼児や高齢者のみなさまをはじめ、体調が優れない方々も、就寝時に《15%節電》のために無理矢理エアコンも活用せずに就寝。体調を崩されたりしたのでは、15%節電、という社会問題以前に、みなさまの健康を害してしまいます。体温調整能力が弱い、または体調を崩された方々は、身体の奥の深部体温がなかなか下がりにくく寝付きが悪くなりがち。そして、この深部体温は皮膚からの放熱で下がりますが、夜も気温が高く湿度が高いと、皮膚からの放熱が進まず深部体温も高いままとなります。 寝付きが悪い=睡眠不足で体調を崩してしまっては、まったく意味がありません。特に蒸し暑い時期は無理せずに、寝る前や就寝後しばらくのあいだエアコンをタイマーで作動させるだけでも、翌日の寝起きがまったく違います。また、私自身は、真夏の冷え性で悩まされているのですが、今年の夏はいままで以上に冷たい飲み物や冷たい食べ物の摂取、冷却グッズの使い方の加減についての見当がつきません。暑さが我慢できずに冷たい飲み物を大量に飲んでしまったり、冷えた麺類などをたくさん食べ過ぎると、胃腸の働きが弱って食欲不振やいろいろな胃腸系の症状(下痢・便秘)などを引き起こしてしまうのは、毎年夏の恒例?事。 また氷や冷却剤なども身体の同じ場所で使い続けたことで体表の血液循環が悪くなり肩や腕の痺れや鈍い痛みが長いあいだ続くこともありました。でも、暑さが続くと、目先の《ガリカリ君》の魅力には抗しがたく・・・その日の夜になると、たいがい後悔する日々が続きます。エアコンになれた生活がずっと続いていると、暑さをしのぐ体力や工夫が足りなくなりがち。これから少しづつ暑さに慣れる工夫をすることで、読者のみなさまもこの夏も乗り越えることができると確信しています。 ハウスネットギャラリー http://www.hng.ne.jp/ http://reform.hng.ne.jp/ネクスト・アイズ http://www.nexteyes.co.jp/テクノラティ
2011年06月21日
この夏に向けて、どう節電していくか。少なくても、いままでの電気の使い方では良くないことはわかっていても、エアコンを控えて扇風機にすれば、節電になるのかな? という程度の認識の方々は案外多いようです。しかし、この夏、家庭でもできる限り15%の節電とピークシフトをしないと、猛暑の日にブラックアウト(防災面では大規模停電)が起きる可能性が高まります。猛暑のときにブラックアウトが起きた場合、病院・医療機関の機能停止、交通・通信の途絶によって、最悪の場合、生命の危機にさらされる可能性もあります。それは、見知らぬ他人ではなく、自分たちに降りかかる可能性もありえることで大規模な天災に匹敵する影響をもたらすことを、みなさまもしっかり認識すべきです。さて、でも、どうすれば節電になるのか?わかりやすいサイトはいろいろありますが、数ある節電啓蒙サイトのなかでもっともわかりやすいサイトは、実は行政のサイトでした。 財団法人 省エネルギーセンター Webサイト http://www.eccj.or.jp/この省エネルギーセンターWebサイトのコンテンツで、【生活の省エネ】ページに掲載されている、 地球と私たちのための かしこい住まい方ガイド 住まいの省エネブックIII(pdf)※【かしこい住まい方ガイド】というキーワードでGoogle/Yahoo!検索をすると トップに表示されます。このバンフレット。私が言うのもなんですが、実によくできています。一般的な省エネ節電啓蒙サイトと違って、エネルギーのムダ遣いの解説から始まり家電製品の使い方、買い方、省エネエアコンの省エネ実験、新築住宅の選び方から省エネリフォームで優先すべき断熱リフォームの解説と注意点など。もっともすばらしい出来具合と思ったのが、最終ページの 【ちょっとした工夫で省エネルギーってできるんです】パンフレット巻末の 【あなたの省エネ度チェック25】これは、とてもわかりやすいです。スーパークールビズを着用する必要や、植物で日射をさえぎる理由(ゴーヤが売れている理由)、そして、徒然草をはじめとする日本の伝統から学ぶべきことがよくわかります。 自分たち家族で少しづつ取り組んでいる節電の工夫とあわせ、実感をもってお答えしています。ハウスネットギャラリー http://www.hng.ne.jp/ http://reform.hng.ne.jp/ネクスト・アイズ http://www.nexteyes.co.jp/テクノラティ
2011年06月14日
パナソニック電工(大阪府門真市)は、東北・関東・関西エリアに住む20代から50代の男女600人を対象に、電気への関心と節電意識に関するアンケート調査を実施しました。 約7割が電力不足の長期化に不安 節電はしたいけれど、過度な節電はつらい!? 東日本大震災以降の電気への関心と節電について 意識調査を実施 http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/1106/1106-2.htmこの意識調査によると、7割以上の人が電力不足の長期化に不安を感じています。また、「自分の家庭でも節電に協力したい」と思っている人は約9割。一方、「過度に節電を強いられるのはストレスに感じる」と答えた人も過半数を超えています。東日本大震災を契機とする電力不足問題で、首都圏を中心にオール電化に対する批判的な見方や、住宅用のエネルギー源としてガスと電気の併用をご検討されていらっしゃる方々が増えておりますが「電気は暮らしになくてはならないエネルギーである」と回答した人が8割以上、「家庭内のエネルギーを工夫して使っていくことが重要だと思う」、「太陽光や空気の熱などの自然の力をエネルギーにすることで、もっと快適でエコに変わる」と回答した人がそれぞれ7割以上と、電気やガスといった正しい知識と限られたエネルギーを有効に使って、省エネと快適な生活を両立させていこうという考え方が注目されているようです。さて、このアンケートから詳細を読み込んでいったとき、これから家を建てる、リフォームする方々がもっとも重視するポイントとして【我慢しない節電方法】が最大のポイントになるかと想定できます。つまり、電力不足の長期化が予想される中、やみくもに節電、節電と叫ぶのではなく、無理なく続けられる対応策を考える必要があるのです。新しいお住まいであれば、窓をはじめとする開口部のつくりかたと断熱材の厚み高反射型塗料の選択をはじめ、間取りそのものの変更や空調機器や家電の選び方ひとつでも、消費電力量は大きく変わります。現在お住まいの家であれば、契約電力量のアンペアカットを行い同時に使う電気器具を減らす程度の工夫だけでも、月間の電気料金は大幅に下がります。ついでに、テレビやエアコンを省エネ家電に変えると、月々の電気料金はさらに下がります。※私の家での実例ですが、契約電力を60A→40Aに変えただけで翌月の電気料金 が、約半額に下がりました。さらに余裕があれば、太陽光や空気の熱などを使った自然エネルギーを活用した住宅設備機器の導入が効果的。『太陽光や空気の熱などの自然の力をエネルギーに変えて暮らしに活かすことで、 毎日がもっと快適でエコにかわると思う(76.0%)』という結果が示している通りより、無理なく節電できるくらし方になります。自然エネルギーを活用した住宅設備機器(太陽光発電システムなど)を導入すると、エネルギーの使用量がひとめでわかるモニターが、たいがいついてきます。この省エネモニターを機会あるごとに眺めながら生活するだけで、家族の節電意識は大きく高まります。日々の目標数値からちょっと越えただけでも『省エネモニターに怒られる生活』というのも、慣れてくると家族全員で翌月の電気料金明細を観るのが楽しみになってくる効果をあらわしてきます。このようなご相談も、自分たち家族の実感をもってお答えしています。 ハウスネットギャラリー http://www.hng.ne.jp/ http://reform.hng.ne.jp/ネクスト・アイズ http://www.nexteyes.co.jp/テクノラティ
2011年06月07日
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