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2015年01月31日
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2015年01月28日
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マレーシア話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150123.htmlそんな説明を受けながら、バスはいよいよマレーシアとの国境付近に到着します。まず一旦手荷物全てを持ってバスを降りて、イミグレーションに向かいます。そこで手荷物検査と出国手続きを経て、再度バスに乗り込みます。全員が揃ったら再度出発。シンガポール島とマレーシアを結ぶコーズウェイ橋を渡ります。この橋の途中に国境があるわけですね。ここで注意点が一つ。「マレーシアの入国審査で必ずちゃんとパスポートにスタンプがその日の日付で押されているかどうかを確認すること」。と言うのも、わざと押さずに返して、後で不正入国だと因縁を付けて、賄賂を要求する悪徳審査官が居るのだとか(・・;)中にはスタンプを押したようにみせかけるため、わざとテーブルにダン!とスタンプを押した音を出したりするそうです( ̄Д ̄;;ですから、受け取った瞬間に必ず押してあるかどうかを確認してくれ、と何度も念を押されました。むむむ、さすが新興国らしいエピソードですね(-。-;)そんなわけでマレーシア側のイミグレーションに到着すると、我々は再度バスを降りて今度は入国手続きへ。そんな話も聞いていたので緊張したのですが、結果的には全員問題なくスムーズに終了。またバスに全員乗り込むと出発しました。そこで同行の夫婦に突然「すごく色々と旅行されているんですね(^^)」と話しかけられました。「いや、さっきの審査のところで、あなたのパスポートがチラッと見えたものですから」と。確かに私のパスポートは5年ものの青いパスポートのクセに、スタンプはいっぱい押してあります。その年だけで今回のマレーシアも含めて6ヶ国行ったので、出入国分を加えるとその4倍のスタンプが押してありますから。「一人であちこち行かれているんですか。旅慣れていらっしゃる(^^)」などとおだてられたもので、私もちょっと得意げに「えぇ、まあ(;^_^A」なんて返事。「どこが良かったですか?」と聞かれ「どこもそれぞれ違いがあって良かったですが、もう一度行きたいトコはやっぱりバリ島ですかね。あそこは時間を忘れてのんびりできるから」などと応えました。すると奥さんが「まあ!!私たちもバリに行こうと計画していたんですよ。それをこの主人が・・・\(*`∧´)/」と、何らかの事情で断念せざるを得なかった様子。それから夫婦のちょっとした口喧嘩が始まり、私が「まあまあ(;^_^A」となだめる始末。調子に乗って余計なことを言っちゃったなー、と後悔しました(-。-;)マレーシアからは今までのおばちゃんガイドに加えて、マレーシアの恰幅の良い男性ガイドが一人加わりました。こちらはひょうきんな感じのおじさんで、ユーモアを交えたトークで我々を楽しませてくれます。ふと見ると、バトンを男性ガイドに渡してすっかり自分の仕事を終えたつもりのおばちゃんは、iPad的なタブレットでドラマの動画を見ていました(-。-;)どっだけやっつけ仕事感を丸出しにしとんねん( ̄Д ̄;;(つづく)
2015年01月27日
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★☆★☆好評につき第三回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で3度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :4月11日(土) 14:00~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/前回は東は新潟、西は福井まで幅広い地域の方がご参加されました。また北陸新幹線が開業することもあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日行われたギリシャの総選挙において野党の急進左派が圧勝したことを受けて、朝方から円高が進行。ただその後は出尽くし感も手伝って、買い戻しの動きが出ました。17400円を回復すると、始まった中国株がしっかりしていたことや、日銀のETF買い期待感も高まって下げ渋りの展開に。昼以降は為替の頭が重くなってくることで株式市場も上値が重くなったものの、総じて底堅く。引けにかけては売り方の買い戻しも出て、ほぼ高値引けでした。出来高は18億株台、売買代金は1.8兆円弱と今年最低でした。投資判断は「やや買い」。結果野党の大勝で終わったギリシャの総選挙でしたが、特段暴落などが起きるような気配もなく、すっかり折り込み済み感が漂いました。これで完全にイベントとしては終了となりました。というわけで、市場の関心は既に28日のFOMCに向いています。ただ向いていると言っても今回で利上げが決まるわけでもなく、その方向性を探るだけのイベントなので、重要度としてはそこまで高くありません。NY株のボラが大きくなっていて知覚過敏状態にはなっているので、とりあえず刺激するようなコメント(つまり金利引き上げ前倒しを促すようなもの)が無ければ、それで無事通過できると思います。一応今週の日本株に関してはやや弱めの動きを想定します。それはチャート的に12月以降の三角持ち合いの上限に達しているからです。ただそれはあくまで「弱め」であって「弱い」とまでは言い切れません。大体ここまでのパターンだと、月末にかけて買われる動きが出やすいからです。このFOMC次第では一気に上抜ける可能性も十分あると思います。また同じくチャートという意味合いでは、1/16に三角持ち合いを下放れかけて、結局下ヒゲを付けて回避して「ダマシ」に仕立て上げたところ、ここがかなり売り方にとっては効いているのではないかと思います。この16日の空売り比率は36.7%と高かったのですが、売り方はここでダマされて投げ買いが続き、以後アメリカが弱くても日本株が強含んでいる要因になっている感じです。実際、本日もこの地合の中で陽線を付けています。というわけで、弱めといっても水曜くらいまでの動きであって、その後は買われやすいと見ています。日本に続いてヨーロッパもかなり大規模な金融緩和を宣言しましたから、日米欧という経済の主要3ヶ国が資金をジャブジャブ、中国やインドという大国も利下げし、これでダメなら世界経済は一体どうしたら良いのか、という感じでもあります。各国金融面において、景気浮揚の手は打てるだけ打ったというところでしょう。また今回のヨーロッパの大規模緩和は商品市況の反発にも効いてくると見られますし、空売り比率もようやく落ち着いて、つまりは売り方も手控えが見られるようになりました。騰落レシオも落ち着いて、時期的にはアメリカの税還付からの買い戻し(総額3000億ドル規模の還付額から、株式市場に流入してくるケースが強い)などもあって、不安要因は随分と解消されてきた感じです。あと、テクニカル的な話では、本日から日経新聞ではEPSの算出方法が変わり、分母となる株式数から自社株分は差し引かれます。ですから、日本株の一株利益は向上し、つまりはPERが下がるということになります。実態は何も変わっていないわけですが、経験則上案外こういう表面上の変化も後々じんわり効いてきます。我々が外国株を見る時もそんな細かい変化を気にしないように、外国人が日本株を見る時一々前がどうだったなんて大部分は気にしません。もっと言えば日本人投資家だって気にしないでしょう。少なくとも時間が経てばその連続性を細かく検証する人も少数派。PERの国際比較で「あれ?日本株割安じゃん。第三四半期決算を経て水準が切り上がったな」程度に見る人がほとんどだと思います。実際今週から日本株の決算も好決算が相次ぎそうですし(ただ、足元の動向では原油安と円安による好決算は織り込み済みで、決算発表後出尽くしの売りが出やすい点は注意)、ファンダメンタル面での裏付けも出来てくることで、日本株のベースアップに繋がるものと見ています。新興市場は「やや買い」。本日は両指数共にしっかり。東証1部銘柄が為替動向や決算を控えて動き辛い中で、新興市場の銘柄にとりあえず資金が集まった格好になっています。主力のミクシィ(2121)がすっかりオワコンになっているマザーズもしっかりでした。ただ繰り返し指摘しているように、決算シーズンが終わるまで新興市場は全般的にグズグズした展開が続くと見ています。【ポートフォリオ銘柄】丸和運輸機関(9090)は続伸。足元で世界的な金利低下から高配当利回り株が買われる中で、同社も利回りの高さが買い材料視されています。商いは薄いものの、結局そういうテーマに乗れば出来高は自然に付いてくるので、それが相乗効果となって更に買い上げられる動きが出ています。さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはOSG(6136)です。精密製作工具の大手ですが、9日に本決算を発表して、前期実績は過去最高利益を更新。今期もそれを更に上回る計画です。昨年の工作機械の受注額は過去2番目の高水準となっていて、足元ではDMG森精機(6141)が連日の上値追いを見せていますが、同社もその流れに乗る格好。ネジ穴を切るタップでは世界シェア30%というイニシアチブを武器に、国内外の自動車産業に強みがあります。更に好採算の炭素繊維加工向けのダイヤモンド工具も手がけているということで、先般東レ(3402)が航空機向けやトヨタ(7203)の水素自動車向けなど大型受注があったので、今後は航空機産業の需要も引き合いが強そうです。同時に16年度を最終年度とする中期経営計画も上方修正。円安の追い風やM&Aで実現確度は高そうです。テクニカル的には足元で07年の高値も上回ってきました。MACDやパラボリックは好転。一目均衡表は三役好転の形が続いており、ストキャスも割安感。ボリンジャーバンドは+2σの拡大が続くことで上値余地が拡がっていく流れです。週足でもそれぞれ同様。需給面では現状06年以来の高値水準であることから、上値のしこりが薄いところです。信用残高も差し引き11.3万株の売り長で、売り残は昨年1月以来の高水準。同業のユニオンツール(6278)も高値追いが続いており、業界全般的に強い印象です。予想ROEは12.8%と高く、配当利回りも1.7%で市場平均の1.5%との比較では高い状態です。目標は06年の高値水準2500円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】スタジオアリス(2305)は続伸。こちらは12日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。12月の月次動向は悪かったものの、その後着実な上値追いが続きました。それで一応投資期間は先週末で終わったので、取り上げ根拠を以下に記します。「子供写真館最大手。前期は増収及び大幅な増益を見込む。第三四半期までは営業赤字が続いているものの、同社は七五三の撮影が最も繁忙であることから、最終四半期に大きな季節性がある。その七五三の成否を占う10月、11月は共に月次動向でプラス基調を維持していたことから、増益は確保できているものと見られる。ただ41億円と見る会社側の営業利益計画はやや過大か。それでも既に市場の目は今期業績に向けられていると見られる。今期も引き続き新規出店攻勢を強め、未開発の地域を開拓していくこと、更に大人やペットといった子供以外のイベント撮影需要を取り込んでいくことで、少子化が進む中での業容拡大を企図する。テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽くなっているところ。長期的には08年、11年、13年の高値を結ぶ上値抵抗線と09年~11年、14年の安値を結ぶ下値抵抗線で形成される三角持ち合いを上放れ、08年の高値をクリアしてきた。ここまでくると05年の実質最高値水準2715円を目指す波動に入っているものと見られる。足元でも日足のMACDが再好転し、パラボリックも好転。一目均衡表も三役好転の形を維持。ストキャスは割高感が出ているものの、ボリンジャーバンドは+2σが拡大基調にあり、上値追いの流れが持続していく公算。週足でもそれぞれ上昇トレンド持続を示唆。需給面でも06年以降の高値水準であることから、上値のしこりが少ないところ。信用残高も差し引き2.5万株の売り長で、昨年7月以来の高水準に。高値更新に合わせて売り方の買い戻しが期待できるところ。予想PERは16.7倍でキタムラ(2719)の13.5倍との比較では割高。PBRも2.1倍で同0.8倍との比較では割高である。予想ROEは12.1%で同5.9%との比較では高い。配当利回りは2.6%で市場平均1.6%との比較では高い。優待もある。買値は金曜に上ヒゲを付けてきたことから、1700円手前辺りまで引っ張る形で。目標は当面上値に節が無いことから、さしあたって2000円まで。損切りは25日線を割り込む1650円割れで」一応公式的には終わりにはしたものの、引き続き売り長状態ですし特段天井感も出ていないので、決算発表(2/10)くらいまで上昇トレンドは続きそうです。引き続き注目。日本上下水道(2325)も続伸。こちらは21日配信の有料メルマガにて参考銘柄として買いで取り上げ。またいつものパターンで東証2部から1部への指定替えが続いていますが、こちらも先般1部指定替えが発表されました。1/19に急騰したところを上回ってきて、更に上値追いの機運。また配当利回りも2.1%と高く、その点も買い安心感があります。上下水道は特に全国的に老朽化対策が急務で、業績は回復が続きそうです。更に水関連は去年からも強気で推しているように、特にアジア圏のインフラ整備で需要が大きいところです。事業環境は良好な状況が続き、普通に良い銘柄だとも思います。・・・まだまだ書きたいことは他にもありますが、いつもの文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月26日
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マレーシア話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150123.htmlマレーシアに入る前に、マレーシアについて学習。シンガポールの北、タイの南に位置する国で首都はクアラルンプールです。国土はマレー半島と南シナ海を挟んでカリマンタン島の北側にもあり、南部を支配するインドネシアとシェアしている形になっています。大きく二つに分かれたちょっと変わった国。またそのカリマンタン島北側の一部にはブルネイ国があって、なかなか複雑な土地です。元々はイギリスの植民地でもありました。国は13の州に分かれていて、そのうちの9の州にはスルタンという首長がいます。マレーシアは王制を採っていますが、国王はこの首長の中から5年任期で順番に選ばれているとのこと。人口は3000万人弱。そのうちの約2/3がマレー系で1/4が中国系、残りはインド系という人種構成になっています。宗教は主にイスラム教で、言語形態は大体シンガポール同様マレー語が主流となっています。物価はシンガポールの半分。なので休日になると、このマレーシアに続く一本道の道路は大渋滞となるそうです。またマレーシアは原油を産出する国ですからガソリンがすごく安く、マレーシアでの給油して帰ってこられるとシンガポールのスタンドはやっていけません。というわけで、一般車両は競争抑止のために国境でガソリンタンクをチェックされ、3/4以上ガソリンが入っていないと出国できないようになっているそうです。色々なルールがあるものですね。↓平日でも一般車専用レーンは渋滞。バスはバス専用レーンでスイスイ。それで今向かっているジョホールバルはマレーシアで2番目に大きい都市。それでも人口は100万人にも満たない規模ではあります。今度シンガポールと首都クアラルンプールを90分で結ぶ高速鉄道ができるそうで、よりシンガポールとのアクセスが便利になるとのことです。そんな物価の安さ(日本の1/3程度)、常夏の気候、親日国で比較的治安も良いこと、そしてちょっと行けばシンガポールで都会のスタイリッシュな生活ができるアクセスの良さもあって、日本人で老後の終の棲家としてマレーシアを選ぶ人が多い様子。年金で十分生活が出来て、最近は日本人向けの介護・医療施設なども多いそうです。マレーシア側としても富裕層に移住してもらいたいため、長期ビザの取得がしやすいのだとか。で、現在そんな地理的特性を活かして、シンガポールとマレーシア共同でこのジョホールバルを開発して、共に発展していこうじゃないかという総額10兆円をかけた巨大プロジェクト「イスカンダル計画」が進行中です。イスカンダルというと我々は宇宙戦艦の方を連想しますが(;^_^Aそんなわけで「おっ、これはジョホールバルの土地買っておけば良いんじゃないのか?」と色めき立ちましたが、当然既に食指は動いており、特に中国系の資本がこの辺りの土地を買い占め、今ジョホールバルはマンションの建設ラッシュとのことでした。完全に出遅れました(T△T)残念・・・。(つづく)
2015年01月25日
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★☆★☆好評につき第三回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で3度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :4月11日(土) 14:00~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/前回は東は新潟、西は福井まで幅広い地域の方がご参加されました。また北陸新幹線が開業することもあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYはECBによる大規模な追加緩和を受けて朝方こそ売られたものの、その後は評価の動きで大幅高。金融株も買われました。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり17500円を回復すると、その後は高値圏での推移。しかし上値をドンドン買い進む動きは無く、日曜のギリシャ総選挙を控えて動き辛い展開でした。一日の値幅は70円強に止まりました。それでも終値ベースでようやく昨年末の水準をクリア。出来高は21億株弱、2.1兆円台と低調でした。投資判断は「やや買い」に。金曜のNYは反落。前日急騰の反動や個別企業の格下げなどが指数を押し下げました。引けにかけては日曜のギリシャ選挙に対する様子見ムードから売りが加速。一方で今回の追加緩和で最も恩恵を受けるとされるドイツDAXも前日の緩和を受けて最高値を更新し、明確に1万ポイントを上回ってきています。それを受けたシカゴ225先物は17400円を割り込んでいます。前日注目のECB理事会では無事追加の量的緩和決定。月額600億ユーロの買い入れで1年半(18ヶ月)を予定し、つまり総額600億ユーロ×18ヶ月=1.08兆ユーロの緩和規模となりました。既に1兆ユーロという話も出ていたのですが、概ねそれに沿ったドラギバズーカ砲。当然当日は判断に迷う投資家が多かったものの、一夜明けて正当な評価が出てきた感じです。一方でこれは週末のギリシャ選挙に向けた牽制にも繋がり、総じてプラスのドラギバズーカだったと思います。つまり、ユーロ圏から離脱したら緩和の恩恵も受けられないし、どうにもならなくなるよ、というメッセージでもあるかと思います。と言うわけで、ギリシャはどこが政権を取ろうと、ユーロから離脱するという懸念は同時に消えたと言って良いのではないでしょうか。まあ元々ギリシャ国民の大多数は望んでいないのですが。それらが安定すれば、今まで散々売り仕掛けてきた機関投資家も日本株を買い戻しせざるを得ず、日経平均はしっかり上がっていくものと思われます。実際、ここ最近案外日本株がしっかりしているのはそのせいだと思いますし、ひょっとしたら先般スイスの突然の無制限介入中止によるスイスフラン急騰で破綻に追いやられたヘッジファンドが、ポジションの解消に動いているのかも知れません。と言うわけで、基調はやはり今後しっかりの相場展開を想定。投資判断はとりあえず「やや買い」に戻しました。というわけで焦点は次のギリシャ選挙ではなくて、既に来週のFOMCに向いているのかなと思います。日欧と中央銀行のお話が出揃って、次はいよいよ本丸のアメリカで28日にFOMCがあります。まあ前回利上げまでの期間を「忍耐強く待つ」としたので、すぐに金利引き上げ時期に言及することはなさそうですが、足元でインドが利下げ、カナダも利下げ、デンマークも利下げ、そしてECBは追加緩和となっています。日本の量的緩和もそうですが、結局これらの国の余剰資金がどこに向かうかというと、より安全なところ、すなわちアメリカ国債です。結果的に、これらの国々のマネタリーベース増加策はアメリカが緩和を継続しているのと同義になっている可能性があります。ですからアメリカはQE3が終わったにもかかわらず、アメリカの国債は買われ続けています。まあアメリカ以外の先進国、すなわち日本やドイツも一部債券がマイナス金利になっており、買われている事実はあります。勿論余剰資金の全てがアメリカに回るわけではありませんし、アメリカQEの規模は日本やヨーロッパのそれより規模が大きかったですから、当然アメリカQE以上の効果があるわけではありません。しかし現実的にアメリカの金利は下がり続けています。というわけで、金利引き上げのタイミングが雇用状態の改善よりも早まる可能性があり、そういう面でハラハラさせられる場面はあると思います。毎月FOMCと議事録の発表のタイミングが気になり、雇用統計も気になり・・・と、なんだかんだ毎週何らか気になる要素があり、実際金利が引き上げられるまで続くのでしょうね。だから今年に入ってからNY株のボラは高く、VIX指数は高止まりが続いています。これがちょっと気になる点ではあります。アメリカ株の動きが当然日本株に大きな影響を与えますが、一応日経平均のチャートも確認しておくと、一旦は下回りかけた三角持ち合いを結局戻してきて、足元では再度上値抵抗線(昨年12/8、12/29の高値を結んだ線)の延長線上に付けてきています。ここまで散々懸念されていた原油価格はひとまず一服状態。ドイツDAXも高値を邁進中で、各重要イベントも無事通過しました。金利も低位とはいえ安定していると言えるのかも知れません(少なくとも急騰しているよりマシ)。空売り比率高止まりからの買い戻しや騰落レシオの落ち着き、また時期的に1月下旬から5月にかけてアメリカの税金還付時期に入ってくることから(総額3000億ドル規模)、全般的に株価は上放れしやすい環境が整っているとは思います。FOMCを通過してなお三角持ち合い上放れならば、投資判断は「強気の買い」にまた戻します。今の立ち位置はそんな感じです。新興市場は「やや買い」。金曜は高安マチマチ。今やすっかり人気が離散してしまったマザーズ主力株のミクシィ(2121)が約半年ぶりの安値を付ける中でマザーズ指数は弱く。一方、JASDAQの方は引き続き小型株中心に買われる展開が続きました。ただ新興市場は先般より指摘しているように、決算シーズンが終わるまで新興市場は全般的にグズグズした展開が続くと見ています。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は堅調。ヨーロッパの追加緩和を受けて、アメリカでは金融株がしっかり。その流れを受けて日本のメガバンクも買われました。引き続き高配当銘柄としての魅力も高まっており、3月の権利取りに向けた動きの継続が見込まれます。GCAサヴィアンG(2174)は大幅反落。こちらは木曜に自社株消却の話を受けて高値更新となったものの、金曜は一気に反動が出た形になっています。相変わらずトリッキーな動きをする銘柄です。ただ同社の掲げる総還元率100%は口ではなく、着実に実施されています。それに応じたROEの高まりから評価は着実に高まっており、なんだかんだで上値を切り上げる展開は続いています。業績的にも世界的なM&Aの大規模化、また同社のもう一つの主業務であるファンド運営も世界同時株高の恩恵を受けていますから、2月発表の本決算には十分注目ができると思います。滝澤鉄工所(6121)は堅調。先般発表された工作機械の12月受注総額は単月で過去最高を記録。それを受けて木曜からDMG森精機(6141)などを筆頭に、工作機械関連株が買われる動きとなっています。その中で同社は出遅れ感が目立っていますが、少しずつ12月にピークを付けた信用買い残の整理が進んでいます。また低位株であるという点からも、短期資金が集まれば一気に急騰する場面が期待できます。引き続き要注目。木曜より買いポートフォリオ入れとなった住友金属鉱山(5713)は続伸。金曜はFDK(6955)がニッケル水素電池でアメリカに進出という報道を受けて、日立化成(4217)、戸田工業(4100)といった電池関連株がしっかり。同社も電池関連株の側面が評価される格好になっています。原油価格が下げ止まりつつあることから、商品市況の落ち着きを期待した面も。ECBによる量的緩和によって金価格も高止まりしていますし、余剰資金が商品市況に入ってくることで上昇しやすい場面でもあると思われます。これらに連動した買いに期待です。【注目銘柄】テクノプロHD(6028)は続伸。こちらは先般も当欄で取り上げましたが、5日に配信の有料メルマガで買いで取り上げ。そして金曜で一応終了となり、その間の上昇率は15%を超えてきました。というわけで、取り上げ根拠を以下に記します。「旧グッドウィルGを前身とする技術者派遣など。今期は増収及び大幅な増益を見込む。急速な景気回復期待感から人手不足が続く中で、技術者一人当たりの売上単価上昇を見込み、同時に借入金のリファイナンスによる金融費用の削減効果や、東証1部上場による知名度向上効果などが期待される。足元で同業の技術者派遣関連株も高値圏で推移している銘柄が多く(メイテック(9744)、アルプス技研(4641)、アウトソーシング(2427)など)、また扱う業態も特定の分野に偏らず、多方面に渡って業界景気変動の波を受けにくい。更に02年から展開している中国にも営業拠点があり、現地の日系企業などを中心に海外の需要も幅広く取り込む。テクニカル的には5日線を上回って上値が軽くなったところ。12/19以降は上値の切り下がる展開が続いていたが、大納会の陽線で上放れ。終値ベースで2000円の節目をクリアし、上場来高値2032円をクリアできれば上値の節が一気に払われる形に。一方下値には1920円辺りに抵抗力がある印象。需給的には足元の水準が上場来の高値圏にあることから、上値のしこりは少ないところ。2000円には一定量のしこりがありそうなものの、大きな抵抗にはならない感じ。今月末にTOPIX算入の買いが控えていることからも、買い需要は強いところ。予想PERは10.7倍で、メイテックの32.1倍との比較では割安。PBRは4.5倍で同3.0倍との比較では割高である。予想ROEは38.1%で同9.3%との比較でも高い。配当利回りは4.7%で市場平均の1.5%との比較では高い。買値は本日の寄り付きを上回る水準で。目標は高値をクリアしてくると上値の節が無くなるため、さしあたって投資期間内で行けるところまで。損切りは下値の抵抗力1920円を割り込む水準で」・・・まだまだ書きたいことは他にもありますが、いつもの文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月24日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150114.htmlシンガポール4日目。その日は最終日で、実は午前中はマレーシアに行くツアーを入れていました。というわけで、今回から突然番外編のマレーシア編に変わります(;^_^Aいつものように朝食を済ませると、ささっと日課の屋上のプールで一泳ぎして、荷物をまとめて朝のうちにマリーナベイサンズはチェックアウト。その日の夜の便で帰ることになっていたので、大きな荷物だけはフロントで預かっていてもらうことに。一つ気がかりなのは、その日風呂に入れないことでした(・・;)一日中蒸し暑い国を歩き回って、汗くさいまま飛行機に乗ることになるのかしら?だとしたら汗臭くてヒンシュクですし、ベタベタして飛行機の中で眠れないですよ(-。-;)待ち合わせで指定されたホテルの地下ロビーで待っていると、今回のツアーのガイドさん(現地の中華系のおばちゃん)がやってきました。初日のツアーガイドのおばちゃんとは異なり、何となく表情がムスッとしていてとっつきにくい感じ(・・;)ともあれバスに乗り込むといざ出発。また色々なホテルを回ってツアー客を集めていきます。最終的に6組の日本人観光客を乗せると、バスはいよいよマレーシアに向かいます。他の観光客は基本中高年夫婦で、一組だけ若い娘さんとご両親の親子3人。完全に一人身なのは私だけ。いつもの「男はつらいよ」的なふーてん孤高の旅です(;^_^Aバスの車内ではお約束のマレーシアについての解説、注意事項がなされました。シンガポールは島ですが、マレーシアには橋で陸続きなので、そのままこのバスで進んでいくことになります。道路が空いていれば40分くらいでマレーシアの最南端ジョホールバル州に入ることができます。それ程シンガポールは小さな国とも言えます。街から外れて高速道路に乗ると、バスはぐんぐんスピードを上げていきます。途中シンガポールのメジャー観光スポットであるナイトサファリを通過していきました。字の如く夜の動物園を車で回って楽しむところですが、残念ながら今回はあくまで観光目的ではないので、予定には組み込んでいませんでした。また次回来た時には行ってみたいですね(^_^)/(つづく)
2015年01月23日
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★☆★☆好評につき第三回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で3度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :4月11日(土) 14:00~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/前回は東は新潟、西は福井まで幅広い地域の方がご参加されました。また北陸新幹線が開業することもあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日の連休明けのNYはIMFが世界の成長率予想を引き下げたことで売られたものの、引けにかけては買い戻しの動き。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨日急騰した反動もありました。その後、日銀の金融政策決定会合の結果が現状維持だったことで、後場は一段と売りが膨らむ動き。他のアジア株がしっかりする中で、日本株だけ売られた格好に。出来高は22億株弱、売買代金は2.3兆円と膨らみました。投資判断は「中立」。とりあえず日銀金融政策決定会合は無事通過し、昨日上昇の反動も限定的でした。一部で期待されていた「当座預金の超過準備への付利引き下げ」に関して「議論にもならなかった」とそっけなく、展望レポートの中間評価では物価上昇率見通しは引き下げられたものの、引け後の黒田総裁の記者会見での景気堅調ぶりに対する自信のようなものから「6月まで追加緩和はなさそう」という声も。ただ個人的にはそんな素振りを見せながらもまたサプライズというところを狙うための布石だと思うので、恐らく現状のままの経済状態が続くようなら4月にも追加緩和があると思います。とりあえず、一つイベントを終えました。後は明日のECBによる追加緩和の規模が焦点で、25日のギリシャ総選挙を経て、再度世界の株式市場、為替に落ち着きが戻ってくるのではないかと見ています。日経平均のチャート的には昨日の大陽線の中での値動きに終始する「はらみ線」。ただ明日に重要イベントを控えていますから、この辺りは特に大きな意味は持たないかも知れません。そんなわけで明日は市場の商いが細って、一部小型株などが物色される動きになると見ています。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に軟調。東証1部に合わせて売られる展開になりました。個別株でも昨日までは小型株で値上がり率が大きい銘柄が乱舞していましたが、本日はそれらが揃って大幅反落と荒っぽい値動き。ファンドクリエーションGP(3266)だけが短期資金を集めて独歩高という感じで、JASDAQの売買代金1位でした。この辺りは先般より指摘しているように、決算シーズンが終わるまで新興市場は全般的にグズグズした展開が続くと見ています。玄人好みの展開という感じでしょうか。腕に自信の無い方は静観が妥当でしょう。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反落。ただ足元で日本の長期金利が0.1%台にまで下がったことを受けて、ドコモ(9437)やキヤノン(7751)、武田薬品(4502)といった高配当大型株が年初来高値を更新する動き。その物色の波に乗った格好で昨日はしっかりしていました。元々3月にかけて権利取りの動きが出てきやすい場面でもありましたが、その動きがより顕著に出た格好。テクニカル的には一目均衡表の雲下限に支えられた一方で、下落してくる75日線に上値を抑えられる形。ただ需給的にはずっと重石だった信用買い残がようやく2.4億株まで下がってきたこともあって、少しずつ売り圧力は減ってきている印象です。丸和運輸機関(9090)は続伸。終値ベースで年初来高値更新となりました。こちらも配当利回りが2.8%と高く、高配当銘柄物色の波に乗っているとも言えます。原油安メリットの陸運株ですし、4月には東証1部指定替え期待もあります。引き続き注目。日本プロロジスリート(3283)も続伸で上場来高値更新。本日は日銀の追加緩和が無かったことで不動産株などには利益確定売りが出て、東証REIT指数も引けにかけて軟化。ただ同REITはしっかりと陽線で終えました。こちらも分配金利回りが2.5%と株式平均の1.5%との比較では高く、利回り妙味を選好した資金流入が見られた感じです。引き続き日銀のETF買いにも期待。さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは住友金属鉱山(5713)です。非鉄金属の代表格という感じでもありますが、電池材料も手がけており関連株としての側面もあります。足元はアメリカドル高や世界の景気減速感、原油安による製錬費用の減少などから非鉄金属の商品市況が軒並み安くなっており、本日も丁度メリルが同社の格下げを行いました。それを受けて売られる流れに。ただ個人的には原油価格はもうだいぶ大底圏にあること、またヨーロッパの追加緩和などを受けて商品市況の戻りを想定します。また同社の株価にも影響を与えやすい金価格は各国株式市場のボラティリティの高まりや為替市場の混乱などを受けて、リスク回避の動きから昨年8月以来の1300ドル台を回復しています。また純粋に同社の業績は今期過去3番目の高水準となる経常利益1550億円を計画しており、今後のシェア拡大なども見込むとPER9倍割れは評価不足な株価位置です。更に同社は2月に株価が高くなる季節性もあり、ここからの戻り局面に期待です。目標株価は2200円。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】テクノプロHD(6028)は続伸で上場来高値更新。こちらは先般も当欄で取り上げましたが、5日に配信の有料メルマガで買いで取り上げ。その後はしばらく横ばいが続いていましたが、昨日急動意で一気に大陽線を付けました。本日もその勢いで高値を更新してきています。上述したように配当利回りの高い大型株が選好されていますが、同社の利回りは4.4%で東証1部で4位。今月末にはTOPIX算入のための買いも控えていますが、同社は売り出しのみのIPO銘柄で、浮動株比率も0.525と高い数字になっており、その分買われる株数も多い状態です。PER的にも11倍台と割安ですから、これだけ急騰したように見えてもバリュエーション的にはまだまだ割安です。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月21日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150114.htmlオーチャードロードの端まで歩くと、そこからまたホップオンバスに乗って帰ります。バスの2階からはより電飾が近づいて眼前に迫り、何となくの優越感というか、得した感があります(^_^)/で、マリーナベイサンズには終着地点のシンガポールフライヤーが最寄りだったので、そこまでこのバスで行ける・・・と思ったのですが、英語で運転手から何やらアナウンスが。「次のバス停が最後だ」とか何とか言っているようですが、よく聞き取れませんでした(・・;)すると、次のバス停で他の観光客がぞろぞろと降りていきます(・・;)やっぱり、さっきのアナウンスは「次のバス停が最後」と言っていたのでしょうか?でも本来の終着地点はシンガポールフライヤーであることは昼間に実証済みです。皆たまたまこの辺りのホテルか何かで、偶然降りただけ?私も降りれば問題は無いでしょうけれど、本来もう一つのバス停まで進めるのに、むざむざその権利を捨てて歩くことになるのかも。もう疲れたのでできれば歩きたくないのですが(-。-;)というわけで瞬間的に悩みながら、何となく一階に下りるフリをして車内の様子を伺おう・・・と腰を上げた矢先、運転手がダカダカと階段を上ってきて、私に気付き「ここが終着だから降りてくれ」とはっきり言われました。私は「Sure(勿論)┐( ̄ヘ ̄)┌」と、さも今から降りるつもりだったんだ的な雰囲気を醸し出しつつ、ゆっくり堂々とタラップから降りました。私が最後の客だったことを確認すると、バスは夜の道を走り去っていきました。恐らくもう次の運行が無いから車庫かどこかに戻るつもりだったのでしょう。というわけで、終着まで行かなかった様子。しかし危なかったです(;^_^Aもし、その運転手が海外っぽく適当で、そのまま確認もせず車庫まで行ってしまったら、私は路頭に迷うところでしたよ( ̄Д ̄;;その降りたバス停はややマリーナベイサンズから離れていましたが、それでも歩いて帰れる距離だったので、私はそのまま歩いて戻りました。そして、帰るや否やまたプール。そんなにプールに行きたいんなら近所の市民プールにでも行ってろよ、わざわざシンガポールくんだりで・・・という感じですが、まあやっぱり景色がキレイですから、朝昼晩の景色をそれぞれ見てみたいわけです(;^_^Aもう明日が最終日なので、このプールに入るチャンスも少ないですし。そんなこんなで3日目はあっさり終了。歩き疲れたのでさっさと寝ました。(つづく)
2015年01月20日
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★☆★☆好評につき第三回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で3度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :4月11日(土) 14:00~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/前回は東は新潟、西は福井まで幅広い地域の方がご参加されました。また北陸新幹線が開業することもあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。金曜のNYが高かったことから朝方から買いが先行。寄り付きから17000円を回復すると、ドル円が円高方向に振れる中でもしっかりした動きが続きました。その後はNYがお休みで上値追いの動きも限定的な中、始まった中国株が急落。中国最大手の証券会社が信用取引で規則に違反したということで、当局から是正措置を受けたことが主因でした。それを受けて証券株でストップ安が相次いだ状況下、上海総合指数は5%を超す急落に。ただ日本に与える影響は限定的で、その後引けにかけて買われ17000円を再度回復して引けました。出来高は20億株台、売買代金は2兆円弱と落ち着きました。投資判断は「中立」。前回「最近はやや市場の連動性が薄れてきた」と書きましたが、本日も為替や中国株との連動性が切れたような格好になりました。結果、ドル建ての日経平均チャートは上昇。中国に関しては特に上海は個人投資家が8~9割という超絶新興市場ですから、元々ここの乱高下に付き合いきれませんが、ともあれ強かった一日でした。と言うのも、やはりアメリカ市場がお休みなので、ガシガシ売ってくる鬼が居ない間に洗濯が出来た、という感じでしょうか。となると明日になるとまた売りが再開して、売られる展開になるのかも知れません。ただ今回少し違うのは、いつもであれば中国株がこれだけ売られたら、日本はともかく貿易で親密なヨーロッパ株が下げるのですが、今晩はヨーロッパ株もしっかりの動きで、特にドイツDAXは史上最高値を更新してきました。すっかりユーロ安の恩恵を一身に受けて上昇する姿は、円安で株高となった日本とよく似ています。そんなヨーロッパは今週に重要イベント、つまり22日のECB理事会での追加緩和と、25日に予定されているギリシャ総選挙を控えています。今のところエコノミストの93%が5500億ユーロ規模の追加緩和を行うと予想しており、出た後の出尽くし感はちょっと警戒が必要です。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIEE6M6JIJUV01.htmlまた、ギリシャの選挙も世論調査では極左政党のリードが伝わっており、既に極左政党が政権を取った後の対応に対して関心が移っている感じです。どちらにせよ国民の大部分はユーロからの離脱までは望んでおらず、結局極左政党になってもドイツの言い分は聞かないといけない感じです。これらの結果から大きく乖離さえしなければ、基本はトレンドの転換、すなわちユーロのリバウンドに向かうのではないでしょうか。そこでようやく不安材料が解消され、世界のボラは一定の落ち着きを取り戻すと見ています。その前には明日から始まる日銀の金融政策決定会合。前回も書いたように今回何も出ないというのが主流ですが、10月末の展望リポートから3ヶ月が経過した中間評価の公表のタイミングで、来年度の物価目標引き下げが確実視されています。更なる緩和策は打つ手も限界な感じですが、ひょっとしたら何かまた策を弄するかも知れないという期待感は残ります。そんなわけで日欧の追加緩和期待も背景に、各主要国の金利は低下しており、安定的と言えます。日経平均のチャート的にはとりあえず今年3度目の5日線回復。17000円での攻防が続いていますが、今週は売り方の疲弊と共に上放れの動きが出る日柄を待つタイミングと言えそうです。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に堅調。東証1部の落ち着きに合わせて、NYがお休みだったこともあって、個人投資家による小型株物色の動きが旺盛。特にJASDAQは値上がり率上位に2桁の上昇率を見せる小型株がズラリと並びました。ただ今日のところはNYがお休みという特殊要因が強く、個人的には先般より指摘しているように、決算シーズンが終わるまで新興市場は全般的にグズグズした展開が続くと見ています。無論個別個別で動きは異なりますから、動きの良いものを選べばパフォーマンスは良いでしょうが、誰が何買っても儲かるという地合では無いですね。【ポートフォリオ銘柄】日本プロロジスリート(3283)は反発。本日引け後に決算を発表し、前回予想を上回る着地。ただ分配金はやや低めで、分配金利回りは2.4%程度に止まっています。この辺り明日市場がどう評価するかというところですね。東証REIT指数に関しては高値更新後反落陰線となりましたが、決算に対する期待感もあって同ファンドは高値陽線をキープし、終値ベースで上場来高値を更新。トラック運転手などが人手不足となる中で、物流拠点の重要性は益々増しており、物流施設をテーマにしたREITは一段と注目されるものと見ています。本日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなった滝澤鉄工所(6121)は反発。ただ寄り付きは本日が仕手株っぽい小型株が買われる地合だったことから買われましたが、その後はJASDAQの小型株に資金を取られた格好で揺り戻り。工作機械株の上昇に期待です。なお、本日引け後に出た津田駒工(6217)の本決算で、前期実績は予想よりも赤字幅が縮小し、今期は黒字転換を想定。これを受けて明日工作機械株にどのような影響が出てくるかにも注目です。【注目銘柄】ファンコミュニケーション(2461)は続落。こちらは昨日配信の有料メルマガで売りで取り上げ。本日は値下がり率上位にランクインしてきました。個人投資家好みの銘柄でありながら、個人投資家好みの銘柄が上がりやすい日に下げたのは非常に意義がありました。先般出した月次を受けて、30%以下の増加率であれば売られる流れを見越して取り上げました。同業他社も軒並み年初来安値を続けており、アフィリエイトは成長産業から成熟産業に移ったと見ています。不二精機(6400)は大幅高。こちらは新年一発目の有料メルマガで参考銘柄として取り上げ。1月上昇のアノマリーがある株として紹介しました。なかなか動かない日が続いていましたが、本日小型株の乱舞ブームに乗って急騰。どこまで行けるかは市場の勢い次第なので正直何とも言えませんが、まあ利益が出ているなら割り切りでもう少し欲張っても良いのかなとは思います。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月19日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150114.html仕方が無いのでシンガポールフライヤーの施設の中をウロウロして時間を潰します。3階建ての建物の中に飲食店や土産物屋など色々ありました。中でも気を引いたのは何故かあったフライトシュミレーターの施設。ただ遊んでいる時間は無かったので、普通にスルーしましたが(;^_^Aそんなこんなで全くあても無くぶらぶらして30分が経過し、ようやくホップオンバス出発時間に。二階建てバスの二階を陣取ると、外の景色を楽しみながらシンガポール遊覧です(^_^)/ホップオンバスは2時間近くかけてシンガポール市内を回ります。なので、これに乗っているだけでも十分観光を楽しめます。というわけで、ただぼーっとバスの2階から街の景色を眺め、シンガポールの風を感じていました。・・・えーと、正直もう1年以上前の旅行記なので、ぶっちゃけこの日何をしたのかあんまり覚えていません(;^_^A昼と夜にどこで何を食べたやら┐( ̄ヘ ̄)┌とにかくあまりにも無計画な一日でしたので、ちょっと時間を無駄に浪費して終わった感じはあります。で、1時間半くらいバスに乗っていると、もう随分と陽が傾いて夕暮れ時になりました。バスがオーチャードロードに着いたところでようやく降りて、折角ですから端から端まで30分くらいかけて歩いてみました。クリスマスですから電飾がキレイという話もあって、キラキラ光るオーチャードロードで雰囲気を楽しもうと。一人で(;^_^Aバスから降りて15分くらい経つと、辺りはすっかり暗くなってあちこちの電飾に明かりが点り始めました。なるほど、やっぱり雰囲気が出ていますね~。シンガポールも仏教が1/3くらいで、キリスト教徒は2割にも満たないそうなのですが、クリスマスはクリスマスで日本同様に宗派関係なく、街全体でお祭りモード。まあ気持ち良ければそれで良いということで(;^_^A↓伊勢丹シンガポール店建物は元より、オーチャードロード自体にも、端から端まで電飾がかけられていました。氷や雪の結晶をモチーフにした電飾が、道路の上部を飾っています。雪が降らない国の雪に対する憧れもあるのかも知れませんが、ひょっとしたらこれも風水か何かの意味があるのでしょうか?(;^_^A正直日本のルミナリエとかミレナリオに比べるとスケールは随分小さいのですが、まあ派手であれば良いというわけでもありませんからね。ノーベル賞を取った青色LEDを基調にした落ち着いた感じの電飾がずっと連なって、ロマンティックなムードを醸し出しています。(つづく)
2015年01月18日
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★☆★☆好評につき第三回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で3度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :4月11日(土) 14:00~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/前回は東は新潟、西は福井まで幅広い地域の方がご参加されました。また北陸新幹線が開業することもあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━金曜の日経平均は大幅反落。前日のNYはスイス中銀が突然フランとユーロの上限を撤廃したことからユーロが一時暴落。それを受けてヨーロッパ株は高かったものの、その他の国々に混乱をもたらしてアメリカ株は売られる展開になりました。金融株の決算が予想よりも悪かったことも重石に。それを受けた日本株も朝方から売りが先行。為替市場で特にユーロ円の円高が響き、朝方から売り気配で始まる大型株が相次ぎました。円高の直接的な影響や、今回のフランの高騰で打撃を受ける世界の金融機関の状況を見極めたいという動きからリスクオフの動きが強まった格好。中国株も軟調スタートとなると、後場は一段と下げ足を強める格好になりました。一時16600円を割り込んで、昨年12月安値や75日線を割り込む流れに。ただそこからはいつもの日銀ETF買い機運が盛り上がって、引けにかけて値を戻す流れ。為替も正午過ぎから円安反転に向かったことも支援材料になりました。そのまま引けにかけて買い戻しが優勢になり、マイナス圏ながらもほぼ高値引け。出来高は27億株台、売買代金は2.7兆円台と膨らみました。投資判断は「中立」。上がったり下がったりボラの高い日が続きますが、今回のスイス中銀の決断はドミノ倒しの連鎖のような悪材料でした。ただ前回「ユーロドルでは04年以降の下値抵抗ラインとなっていた1.2ドルラインを割り込んできて、つまりは10年超ぶりの安値水準に沈んでおり」と書いたように、変化の前兆はありました。ECBによる追加緩和も待ったなしで、スイス中銀が耐えられなくなるのも宜なるかなという感じです。ですから、今回の出来事は事故ではなく、なるべくして起こったというべきでしょう。FXでやられたという人がいるかも知れませんが、それは申し訳ないですが読みが甘かったですね、と言わざるを得ません。幸い日本のFXユーザーのフランに対するポジションは少ないようなので良かったですが。ただプロである機関投資家やヘッジファンドですらやられたところがあるでしょうから、ちょっとその影響を注視しないといけないですね。フラン自体のポジションに関してはそこまで多く持ち合わせていないかも知れませんが、ユーロドルの変動でやられたところも多いでしょう。特に欧州系の銀行は今大変な時期にもかかわらず、追加損失になった可能性があります。そのあたり来週の値動きを見てみたいところです。ただ金曜のヨーロッパ株は引き続きしっかり。パリで再度テロまがいの事案が発生しましたが、特に目立った動きは見られませんでした。象徴的なのはユーロ安メリットを受けるドイツで、DAXは再度1万ポイントを越えてきました。昨年何度も上値トライを試みて失敗した強い抵抗線ですが、歴史的なユーロ安を背景に今度こそ明確に上抜けてくる可能性があります。もし突破すると新局面に入りますから、ユーロドルの動きと合わせて注視しておくべき動兆です。一方のアメリカ市場も金曜は久しぶりの反発を見せました。原油価格が反発したことからエネルギー株を中心に買い戻しの動き。週明けの月曜はキング牧師誕生日で休場なのですが、リスクオフの売りが広がることもなく反発してきたのはちょっと意外でした。それらを受けてシカゴ225先物は17120ドルとなっており、月曜の日本株も買い戻しの動きが出るものと見られます。しかし最近はやや市場の連動性が薄れてきたような気もします。木曜は前日のアメリカ株が安かった割には日本株が急反発し、ヨーロッパ株も高かった割には木曜のアメリカは売られました。不安定な乱高下からVIX指数は12月の高値水準に接近する動きですし、金価格もジワジワと上昇を見せています。短期トレーダーにとっては面白い時期かも知れませんが、長期安定を嗜好するような投資家にとっては株式市場は敬遠ムードが拡がります。いずれにせよ、個人的には来週のヨーロッパのイベント、つまりECB理事会での追加緩和と、25日に予定されているギリシャ総選挙をクリアすれば、ユーロの買い戻しが出てきて落ち着く流れになると見ています。実は日銀も金融政策決定会合の日程で、今回何も出ないというのが主流ですが、10月末の展望リポートから3ヶ月が経過した中間評価の公表のタイミングで、来年度の物価目標引き下げが確実視されています。更なる緩和策は打つ手も限界な感じですが、ひょっとしたら何かまた策を弄するかも知れないという期待感は残ります。そんなわけで日欧の追加緩和期待も背景に、各主要国の金利は低下しており、安定的と言えます。アメリカの金利が下がってもドルが引き続き強いのは、そんなわけで他国の金利も合わせて下がっているからですが、それが結局は商品安を招いた一因でもあります。原油安が途中までは好材料だったにもかかわらず、途中から一気に不安材料へと変化したのは変化があまりにも急過ぎるからで、甘いお菓子も最初は美味しいですがドンドン与えられるとカロリーが心配になってくるように、度が過ぎると「幸せ過ぎて怖い」というような心理状態にも変化していきます。ですから、金利はただ下がっていれば良いというわけではありません。急騰するよりは遙かにマシですが、この辺りの動きはやはり絶えず監視しておくべきだと思います。それがより市場規模の小さい為替や株式などに影響を与えるのは言わずもがな。特にドルが世界の機軸通貨であって、世界の隅々までその影響力が及んでいることを考えると(大部分の国の通貨はドルに連動している)、アメリカの一挙手一投足こそが全てといえそうです。ユーロの混乱も、結局間接的にアメリカの景気に影響してくるので意味がある、という感じですから、とにかくアメリカ様がくしゃみをなさらないように、常に室内の温度と湿度を適切に管理して見守ってさしあげなければなりません。それが特に外国人投資家に支配されドル円の動きに左右される我が国の株価には何より重要です。で、そんなアメリカ様が体調を崩しかけてあそばしておられます。S&Pの方は14日に一瞬今年の安値を付けて、チャート的には下落トレンド継続を示唆しています。原油安の割には小売り売上が悪かったことなどから売られましたが、一応、個別企業の決算がここから色々出てくるので、まだ決算次第では何とか建て直すことも可能な範疇です。しかし今は結構な瀬戸際にあり、もし12月の安値1972ポイントを割り込んでくると、実は11年10月以来「2ヶ月連続下値を切り下げることは無かった」ので、3年ぶりのトレンド転換を示唆する黄色信号になります。流れやリズムが変わる、というところは特に細心の注意を払わなければなりません。それは先述したように原油やユーロドル、ドイツDAXなど、色々変化点に来ている指標があります。当然各国の金利動向や、最も大事な日本株にも注意しなければいけないのも言わずもがなです。で、日経平均のチャート的には週足で見ると12月メジャーSQ週の高値包み陰線が天井感を示しており、その後下値切り下げを演じているのがわかります。昨年末から今週まで3週連続の陰線となっており、ちょっと苦しい形。ただ13年5月、昨年1月、10月の急落時は、それぞれ陰線が3週続いたところで底打ち感を示しており、基本的にはこの辺りが目先の陰の極になる可能性も高いと思います。最近の空売り比率の高さも勘案して、来週下値を更に切り下げたとしても戻すのは時間の問題だと思います。新興市場は「やや買い」。金曜は各指数共に軟調。東証1部が崩れたところで、個人投資家にもリスクオフ姿勢が伝播しました。このあたり先般指摘したように、一旦天井を付けた可能性が高く、個人投資家の資金も一歩引いている感じです。決算シーズンが終わるまで、新興市場は全般的にグズグズした展開が続きそうです。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反落。ただ下げ幅はわずか1tickの10銭に止まり、下げ渋りの動きを強めました。三井住友FG(8316)はプラスに切り返しており、メガバンクの底堅さがTOPIXを牽引した格好。アメリカの決算では金融株が揃って弱く、またスイスフランの急騰も金融機関には打撃を与えますが、それが逆に邦銀の安定度合いを相対的に強めた印象。今年に入って一番の陽線を出して、一旦は底打ち感が出たような構えになっています。先般日銀が発表した貸出・預金動向速報でも貸出は着実に伸びていますし、特にみずほは海外に向けた貸出がしっかりとしている格好。それが日本にとって良いのか悪いのかは別として、債券売買で利ざやを稼ぐよりは余程健全な感じがします。株価的には比較的信用買い残も改善傾向にあることから、ここからまた利回りを材料にした買いが入ってくる展開にも期待。丸和運輸機関(9090)は続伸。9日に高値大陰線を付けてから需給が崩れ気味になるかと思いきや、地合が悪い中で下げ渋りの動きが続いています。テクニカル的にはストキャスの割安感が出ている一方で、MACDが暗転しかかる変化点。来週の突発高に期待します。さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは滝澤鉄工所(6121)です。鉄工所という名前ですが工作機械株で、筆頭株主はファナック(6954)です。工作機械業界は昨年絶好調で、受注総額は07年に次ぐ過去2番目の高水準でした。その割には株価はあまり冴えない感じが続いています。と言うのも、同社の場合ロシア企業と提携していることもあって、ちょっと足元のロシア不安が重石になっている節があります。ただ原油相場が底入れの動きを見せつつあるので、この辺りで拾ってみると良いのではないかと。また同社は株価のクセとして大体11月後半から第三四半期決算にかけて株価が伸びる傾向があります。年末年始の低位株物色に乗りやすい感じですが、実際09年以降1月は急騰する場面が見られます。配当利回りも1.9%と高めで、仕手っぽいところもあります。目標株価は300円に。月曜から買いポートフォリオ入れとします。・・・まだまだ書きたいことはありますが、恒例の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月17日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150114.htmlもう少し歩いていくと、白塗りで有名な「ラッフルズホテル」が見えてきました。ここはシンガポールの最高級ホテルの一つで、1887年に開業したシンガポールの文化遺産。第二次大戦中は日本軍に接収されましたが、独立後に再開。全室スィートということで、世界のVIPに愛される格式の高いホテルです。あのチャップリンも宿泊したとか。今度来た時には是非とも泊まってみたいものです(^_^)/↓帰り際に夜に撮った写真が一番映えたので。ちなみにここのBARであの有名なカクテル「シンガポールスリング」が生まれたのだとか。シンガポールスリングは世界一美しいと言われるシンガポールの夕焼けを表現した赤いジンベースのカクテル。イギリスの小説家サマセット・モームが「東洋の神秘」と絶賛したそうです。折角なので飲んでいきたかったのですが、昼間っから酒をかっくらうのもアレなので、また帰りの機内で飲もうと思いました(^_^)/これで大体この辺で歩いて見られる場所を制覇したので、交通機関で移動してみます。丁度シンガポール航空を利用すると「ホップオンバス」という2階建てスカイビューのオープンバスの3日間周遊チケットをくれたので、それを利用して気軽にシンガポールの街を色々と回ってみようと思いました。これは非常にお得で便利な特典です(^_^)/その乗り場がこのラッフルズホテルのバス停にもあって、大体30分間隔で走っています。そんなわけで15分ほど待っていると、やがて黄色いホップオンバスが到着。それに乗り込みます。あぁ、バスの中はクーラーも効いてて快適(^^)今まで暑いシンガポールの街をずっと歩き回っていたので、ようやく涼むことができました。バスの中も空いていて、各座席ごとに市内を案内してくれるイヤホンもありました。そしてバスから車窓を眺めつつやれやれ・・・と思っていると、5分ほど進んだ次のバス停で「終着だから全員降りて」とのこと。えぇっ!?(××)バスのルートは時計回りの環状になっているのですが、何と20分かけて今しがた歩いてきたところを戻ってきただけでした。終点のシンガポールフライヤーに到着(・・;)なんだよ、山手線だって終点田端で一々停まらないのに・・・。まあ終点が同時に始点でもあるので、しばらく待っているとまた動き出すはず。そう思っていると「バスは替わるから乗り換えて」とのこと。どうやら運転手の休憩場所でもあるようです。で、指定されたバスに乗ろうとすると「出発は30分後」と言われました。時刻通りなら次のバス出発5分前に到着するはずだったのが、遅れたので次のバス出発後に到着してしまった様子。なので随分と待たされることになり、昨日来たばかりのシンガポールフライヤーで足止めされるハメになりました(T△T)(つづく)
2015年01月16日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅反発。前日のNYは銅価格が一段安となったことなどを受けて続落。ただ場中に原油価格が急反発したことを受けて、下げ幅を縮小して終えました。それを受けた日経平均でしたが、朝方から買いが先行。朝方出た機械受注が予想を下回ったにもかかわらず買われ、昨日まで急落していた反動が出ました。為替が特段円安に振れた訳でもない中で強い動きに。その後インドで緊急利下げが決まったことや中国株がしっかりしていたこともあって、更に買い戻しが強まる流れに。そのまま高値圏を維持し、引けでは17100円台を回復して引けました。売買高は25億株台、売買代金は2.3兆円台と膨らみました。投資判断は「中立」に。本日はようやく原油価格の下げ止まり感が出てきたことで大幅反発。昨日の空売り比率が37.2%と過去2番目の高水準だったので、今日のところはとりあえず売り方の買い戻しが出ましたよ、という感じです。ただ正直、アメリカが弱かったのによくここまで反発したな、とは思います。原油に関してはゴールドマンサックスが「WTIは30ドル台まで下落する可能性がある」と言及したことで一昨日更に売られた形ですが、GSと言えば08年に原油が急騰した際「200ドルまで上昇する」と言い出して、結局その手前で天井を打った経緯があります。今回もその轍を踏みそうな展開になってきました。そして原油安が商品市況にも波及。原油が安くなれば非鉄金属の精錬コストが下がる→非鉄金属価格が下がる、という連想から売られる展開になっています。正直今更こういう連想が発動するところに恣意的な部分を感じますが、銅価格の下落は特に中国経済に大きく影響します。資金借入の担保に銅を使ったりしているので、担保価値の下落が信用収縮にも繋がります。しかし今のところは、中国株に嫌気売りが出ている感じはありません。原油はとりあえず一服しましたが、更にまた一つ気になる動きになってきたのがユーロ。ユーロ円は10月末の追加緩和以来の水準にまで戻ってきてしまいました。と言うのも、ユーロドルでは04年以降の下値抵抗ラインとなっていた1.2ドルラインを割り込んできて、つまりは10年超ぶりの安値水準に沈んでおり、すっかり忘れ去れているギリシャ問題やパリのテロなどの深刻さがうかがい知れます。こうなってくると二つの震源地(原油と欧州)のうちの一つ、欧州は来週22日のECB理事会、そして25日のギリシャ総選挙まではトレンドが変わらないかも知れません。それに合わせて原油も下げている(ペアトレードされている)と見るのが自然です。となると「未辛抱」はまだ始まったばかりと言えそうです。そんなわけで何とか日経平均はチャートの三角持ち合い下放れを拒否した格好にはなっているので一安心ですが、アメリカ株の動きが気になります。転換点となる来週の欧州の様々なイベントを控えて積極的に買いが続くとは思えず、とりあえず一旦投資判断は「中立」に格下げとしておきます。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に軟調。直近IPOを始めとして、新興市場は全般的に冴えないムード。折角のリバウンド相場も主力株に資金が移ってしまい、新興市場の出番は無しという一日でした。このあたり前回も指摘したように、一旦天井を付けた可能性が高く、個人投資家の資金も一歩引いている感じです。決算シーズンが終わるまで、新興市場は全般的にグズグズした展開が続きそうです。【ポートフォリオ銘柄】酉島製作所(6363)は反発。15年度の予算案が決定し、防災関連には前年比107億円増の1.1兆円弱が計上される形となり、引き続き関連株が買われる動きになりました。本日は他にも火山活動の監視ということで明星電気(6709)や古野電気(6814)が買われる格好に。近年激しさを増す豪雨・洪水対策には同社のポンプが必要とされますから、引き続き活躍に期待です。。GCAサヴィアンG(2174)は反落。ただ昨日は結局続伸して年初来高値更新となりました。一昨日何でこれらM&A関連株が買われたのかわかりませんでしたが、色々調べてみたところ、実は昨日朝に日銀が発表した貸出・預金動向速報で「M&A向けの貸出が伸びたことがわかった」ということでした。とというわけで、引き続きM&A助言業の事業環境の良さが確認されましたし、地合耐性のある株価動向もあって、比較的底堅い展開が続くものと思われます。同業他社の日本M&Aセンター(2127)、M&Aキャピタルパートナー(6080)合わせて注目です。日本プロロジスリート投資法人(3283)は反発。引き続き東証REIT指数は高値更新の動きが続いています。海外からの資金も国内の不動産に入り込んでいるということで、こちらもとにかく環境の良い状態。下値は日銀が買ってくれますし、荒れた相場の中でも安定感があります。【注目銘柄】スタジオアリス(2305)は続伸で年初来高値更新。こちらは12日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。長期三角持ち合いの上放れが見られる高値更新売り長銘柄としてチョイスしました。地合が荒れている中での株価耐性もマッチして、その後は順調に上値追い。12月の月次はイマイチでしたが、書き入れ時の11月が良かったところで既に勝負はありました。また目標株価に到達し次第当欄で取り上げ根拠を示します。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月15日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150104.html翌日。ホテルで朝食を済ませると、まずはやっぱりマリーナベイサンズ屋上のプールでブリリアントにスイミング。真剣にガッツリ泳いで、一汗流します。↓プールに水没しないよう、iPhoneを掲げてプールの端っこまで行って撮影(;^_^A↓ちなみにプールの端っこはこんな感じ。泳ぎ終えるとその日の行動計画を考えてみます。一日中フリーだったので、適当にシンガポールを観光しようと思いました。で、本格的に外に出る前に、折角なのでこの船の形をしている屋上プールの先端に行ってみます。船の先端は展望台になっており、こちらは宿泊客以外でも有料ですが入れます(ただ23Sドルということでやや高め)。レストランもあるので、眼下にシンガポールの街を眺めながら食事も可能です。今やシンガポールで最も高い展望台でランドマークでもありますが、個人的にはシンガポールフライヤーの方が味があって良いと思いますね。というわけで個人的にはプールから見飽きた景色なので(嫌味)、さっさと展望台を離れて外に出ます。まずは付近の歩いて行けるところから行ってみよう、ということで、戦争記念公園に行ってみます。まあそんな修学旅行で行くようなところにわざわざ行かなくても良いのかも知れませんが、近かったもんで(;^_^Aここは日本軍がシンガポールを占領した際に犠牲になった現地人の慰霊碑として、67年に日本政府とシンガポール政府が共同で建立したものだということ。うーん、そこに日本人が行くのも何か複雑な感じもしますが、それも歴史です。ただ、そのシンボルとなったモニュメントは改装中ということで、観光客もさっぱり居ませんでした(・・;)ちなみに近くのビル「SUNTEC CITY」の1階にユニクロがあって、その対面にH&Mが同居していました。世界で戦う国産アパレルの姿を垣間見て、ちょっとユニクロの見方が変わりました。(つづく)
2015年01月14日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅反落。前日のNYは朝方がプラスで始まったものの、止まらない原油安の影響を受けて続落。ただ引け後に決算を発表したアルミ大手のアルコアの決算は予想を上回ったことで、時間外で同社株は上昇の動き。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。連休中にアメリカ株が大きく下げたことから、波及売りが出た形になりました。また朝方発表された経常収支が予想を上回る黒字だったことから、ドル円が一時118円を割り込む円高水準となったことも売り材料に。ただ後場には日銀のETF買いなども背景に下げ渋ると為替も円安に振れ、引けにかけて下げ渋る動き。マイナス圏ながらも高値引けで17000円台を回復して引けました。売買高は22億株台、売買代金は2.2兆円台とSQで膨らみました。投資判断は「やや買い」。しかし案の定と言いますか、今年に入ってからは上値の重い展開が続きます。短期的にはリバウンド局面とは思いましたが、アテが外れて三角持ち合い下抜けの瀬戸際。原油安=株安の構図もそろそろ飽きがくると思うのですが、なかなか売り方の手も止みません。引け後にはWTIが一段と下げを加速して45ドル割れ。「もうはまだなり」を地で行く展開になっています。背景にあるのはアメリカ株の下落。オバマケアの影の部分として、雇用者のパート化が進むことで、雇用者数は増えるけれど、時間当たりの賃金が下落するということで嫌気される流れになっています。結果、ダウは12/16まで一度崩れ、そこから戻してきて、早速1/6にまた安い場面があった、というところで、18000ドルという節がやたら意識されている形です。もし高値波乱から下値(17000ドル辺り)を割り込むとチャート的には三尊天井形成になるので厄介です。なんだかんだで一人勝ちと言って良い経済環境にはあるものの、更なる心配事としてはヨーロッパで相次ぐテロ行為があります。2001年の「9.11」からずっと底流にはそのリスクがありましたが、昨年のイスラム国辺りから厄介な感じになってきています。それが世界的に失業率の高い若者の不満の受け皿になり、元々イスラム教に関係の無い人種まで取り込んできているところが、潮流としては悪い流れです。あくまで個人的な見解を述べれば、まずテロ行為は短絡的な下の下策なので、当然それに対する最大級の怒りは覚えます。決して許されるものではありません。が、何で相手が怒っているのかというところを理解しないと、永遠に溝は埋まりません。風刺するという文化は西側では単なる冗談で済むかも知れませんが、それがない国や人間にとっては、信じられない陵辱行為なのかも知れません。となると、向こうは生死よりも信条に価値を置いているので、それに準じた行動に移ります。「お前らはそれ以上のことをやっているんだ」ということなのでしょう。また、この前のソニーの「ザ・インタビュー」もそうですが、実在の人物をコケにするのに「言論の自由」を盾にするのは、本当に正しいのか、とも思います。例えば私がファミレスで飯を食べてて、斜め後ろの席のグループに何故か指を指されてクスクス笑われたとしたら、それで当然相手を殺そうとは思いませんが、良い気はしませんね。それを「言論の自由」と言われると「はぁ?何言ってんだバカ」と思うでしょう。言論の自由は確かに守られるべきですが、自由の権利を主張する場合は大抵独り善がり。あくまで思想・信条に限定すべきでしょう。またそれを盾にする時は必ず相手方が存在して、相手方の権利を侵害しているという面は覚えておく必要があります。そうでなければフェアではありません。結果的に風刺画や「ザ・インタビュー」が一段と世界中の人の目に入ることになり、怒った側にとって更に状況は悪くなっていることから、テロ行為自体はやはり短絡的でした。向こうもこっちの指導者を風刺する作品で対抗すれば良かったのです。が、西側の土俵で勝負を求めることすら西側の思い上がりで、かつ傲慢さなのかも知れません。この辺りマスコミはどこも100%向こうが悪い的な論述ですが、幾分かは仕掛けた側の非も認めないと、今後同様の行為は繰り返されます。まあ私もこっち側の人間なので、彼らの卑劣な考え方はまず理解できませんが。しかし例えば株式投資においても自分と反対側の立場(買い方なら売り方)の人間の考えを理解しようとすれば、自ずと勝率は高まってくると思います。また話が逸れたので元に戻しますが、海外の動向が荒れた場合は日本株も当然連れ安することになるでしょう。日本のチャート的にも三角持ち合いを形成しつつあるので、下放れると大いに厄介です。ただ繰り返しますが、個人的にはまだそのタイミングとは見ていません。今週から始まるアメリカの本決算シーズンが今期に対する期待感を高め、更なる上値ブレイクに発展することを期待します。アメリカは今や世界で3番目の原油生産量を誇る国になりましたが、相変わらず輸入の方が圧倒的な超過状態ですから、原油安はメリットを受ける側です。ドル高が企業業績にはマイナスに作用するかも知れませんが、そもそもドル高は対外債務の圧縮に繋がるので、やはりアメリカという国は更に強くなっている途上です。日本の方はそれに円安も加わります。日本は対外債務がそもそも少なく、むしろ対外資産が多いので、円安は大きなプラス要因になります。これらが真っ当に評価されれば、日米は世界の資金需要を一手に集めても不思議ではありません。実質的な失業率は世界の中でも最も低い水準で、賃金も上昇基調にあり、工場の国内移転が見込まれる状況で、テロも無い。非の打ち所はありません。ところが足元は空売り比率が高い状態が続いており、本日も33.3%と比較的高水準。特に海外投資家からは先安に備えた売りが出ている格好です。これは一部では運用成績の悪いヘッジファンドが店を畳むために、ポジションを崩していく流れに沿ったものという解説も聞かれます。それも確かにあるかも知れません。が、他方では円安のストップが意識されているのもあると思います。足元ではドル円は120円を天井にして、ユーロの方は既にユーロ安から円高トレンドに移行しつつありますが、原油安や日本景気の先高感を先取りして、貿易収支の改善から円高トレンドに移る可能性があります。実際本日もそのような動きが見られましたが、それに対して日銀の更なる追加緩和期待が下支えする構図。個人的にはこれこそ理想的な為替相場の安定感だと思います。そうすることでドル建ての日経平均チャートが改善してくる流れ(一方で円建ての日経平均は横ばい)になり、次のステップ(更なる株高)に移る下地が整うと思います。ですから、円建ての日経平均が更に上値を追う展開に移るには時間がかかるかも知れませんが、長期的な先高感は決して失われていないと思っています。唯一の弱気材料は「あまりにも皆が皆強気に考えている」ということ。今年下がるというシナリオの人はほとんどいませんね。そうなってくるとなかなか上がらない→見切り売りが連鎖的に出やすい環境が出来ますから、やはり心のどこかに「絶対」は無いという警戒感は常に持ち合わせておきたいところです。なお、日本証券新聞のネタによると、明日14日は勝率77.1%で一年で日経平均が一番上昇確率の高い日なのだとか。とか言いながらも昨年は500円近い下落だったのであんまりアテにはならないかも知れませんが、チャート的には三角持ち合いの踏ん張りどころなので、ここで持ちこたえてもらいたいところ。新興市場も「やや買い」。本日は高安マチマチ。マザーズの方は主力のミクシィ(2121)がしっかりしていたことで東証1部が大幅安の中資金を集めましたが、日経JASDAQ平均の方は先週末に高値陰線の包み足という天井感を示したことから弱気な流れ。2部指数の方も戻りは限定的で、ちょっと嫌な感じです。この辺りもう少し買いが続くかと思いましたが、例年東証1部銘柄の決算シーズンが始まる前に一旦の天井を付けるケースが多く、変化の兆しには敏感にならざるを得ません。当然全部が全部下がるわけではないですが、今までのように漠然と何でも買われるようなムードは無くなってくると思いますから注意が必要です。【ポートフォリオ銘柄】酉島製作所(6363)は反発。特段材料が出たわけではありませんが、やはり昨年弱かった株は総じて底堅い展開が続いています。15年度の予算案が固まり、明日にも閣議決定ということで、防災関連も一つ物色対象としては材料性を帯びそう。近年激しさを増す豪雨・洪水対策に同社のポンプは必須でしょう。GCAサヴィアンG(2174)は大幅続伸で一時1200円乗せ。特段何かあったわけではありませんが、相方の日本M&Aセンター(2127)と共に買われ、値上がり率ランキング上位に揃って顔を出しました。元々地合と反比例する性質を持っていますから、そのあたりの物色が出たのだろうと思います。一方、大きく買われた翌日はまた売られて元のサヤに戻るのも同社のクセ。というわけで、急騰した場合は一旦利食いを入れるのが無難かも知れません。本日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとした日本プロロジスリート投資法人(3283)は続伸。寄り付き後は一旦売られましたが、引けにかけて切り返し長めの下ヒゲを付けました。今日も地合が崩れる中で東証REIT指数はどこ吹く風の高値更新。こちらに関しては長期投資視点ですから基本放置で。【注目銘柄】テクノプロHD(6028)は続伸。こちらは有料メルマガにて8日から買いで取り上げ。直近IPO銘柄が買われていることや、東証1部直接上場から今月末のTOPIX算入が見込まれること、配当利回りが5%近いことや、そもそも人材派遣事業の事業環境が良いことなどが挙げられます。そして先週末にはTOPIX浮動株比率の公表が東証からなされ、同社は0.525と高い水準です。元々売り出しのみでしたから高いのは想定されていましたが、本日は他にも理研ビタミン(4526)やフュージョン(4845)など1部指定替えとなった銘柄が色々買われました。更に12/15の上場から今週で一ヶ月経過ということで、証券会社からのレポートも解禁されますし、今週から何かと動きやすくなりそうでもあります。また地合が荒れたとしても、まだ指数に組み込まれていないことで耐性もありますから、安定した動きが続くものと見ています。結果、本日は終値ベースで最高値更新となりました。明日は上値の抵抗ライン2000円突破に期待。・・・他にも書きたいことはたくさんありますが、恒例の文字数制限のためここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月13日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150104.html湾岸沿いをしばらく歩くと、昼にたくさんのランナーが走っていた「THE BULL CHARGE」のゴール地点があり、パラパラと幾人かのランナーがゴールしていました。今からゴールする人はだいぶ遅い人のようですが、ともあれ皆達成感から笑い合って、非常にピースフルなイベントです(^^)↓マスコットと記念撮影するランナーたちそこから更に進んでいくと露天が並んで、実はここにもミニホーカーズのような地帯がありました。あぁ、じゃあ今度はこっちに来ようかな。夜の野外で食べるのもまた楽しそうです(^^)もう少し奥に進むと、日比谷野音のような、オープンスペースのイベント会場がありました。そこで客の入りからすると恐らく地元のアマチュアミュージシャンか何かだと思うのですが、ハードロックの音楽をガンガンにかき鳴らしていました。無料だったので恐らく彼らを知らない様々な国籍の外国人観光客も座って聴いたり、ノリノリで踊ったりしていました。こういうのも良いですね。音楽に国境はありません(^^)やがて20時になったので、マリーナベイサンズのレーザービームを使ったショー「ワンダー・フル」が開演しました。昨日はホテルの部屋から見たのですが、今日は対岸からホテルを望みながら眺めてみます。あちこちにあるスピーカーから音楽が流れると、それに合わせて色んな色のレーザービームがマリーナベイサンズから照射され、マリーナベイの夜を15分程度、近未来的かつゴージャスに彩ります。まあこれもこれで一つ絵にはなるのですが、実際にはマリーナベイサンズの麓の噴水に照射される映像を見ながら楽しむのが一番のようで、これはまた後日の楽しみとしてとっておくことにしました。というわけで、その日はそれでマリーナベイサンズに戻って、さっさと寝ました。(つづく)
2015年01月12日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反落。前日のNYはECBによる追加緩和期待が高まったことや、アメリカの利上げが4月までは無いという観測などから大幅続伸。WTI原油先物が小幅ながら続伸したことも買い安心感に繋がりました。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。前日好決算を発表したファーストリテイリング(9983)が実質上場来高値を更新したこともあって、SQ値は17341円と高値で決定。しかしそれが裏目に出て、そこや大発会の寄値が意識され、上値が重くなる展開に。そのまま売られて後場は一時マイナス圏に沈む場面がありました。アメリカ雇用統計に対する警戒感や3連休前の様子見姿勢が拡がった格好。引けでは17200円台に戻せず。売買高は25億株台、売買代金は2.4兆円台とSQで膨らみました。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは注目の雇用統計を受けて反落。雇用者数の伸びは予想を上回ったものの、FRBが気にする時間あたりの賃金の伸びが予想より下回ったことで評価の分かれる展開になり、ここまでの急反発の反動も出ました。週間のNY株の上下幅は09年以来の大きさとのこと。ドル円も118.50円まで円高が進んで、先物は17000円割れの水準に。とりあえず月曜は日本がお休みなので、月曜の動きをまず見てみたいところです。個人的にはまた利上げが遠のく内容だったことで、株にはプラスの雇用統計だったと思いますから、見直しの買いが入ってくると見ています。来週からはアルミ大手アルコアの決算を皮切りに、アメリカで決算シーズンに突入します。基本的にはアメリカも日本同様、原油安メリットを受ける側の国なので、比較的好調な内容が見込めるでしょう。ただある程度は足元の株高の中に織り込まれていると見られるため、それが素直に更なる株高に繋がるとは簡単に言えません。その辺りが今高値波乱となっている株式市場の難しさを示しています。ただいよいよアメリカのシェール会社の破綻が表面化したり、パリでテロが相次ぐ割には世界の相場は強い印象です。ギリシャの話も一旦は横に置かれ、また25日の選挙が近づくと意識されるのでしょうけれど、まずは高原状態をキープしておきたいという動けが優勢です。翻って日本の方を見ると、海外要因以外に悪い材料は全くといって良いほど見あたりません。需給面でも前回空売り比率が最高値を付けた10/14の3日後に安値を形成して、そこから急速な切り返しの動きが見られました。6日の空売り比率最高値更新は、売り方の最後のスパートだと思います。その空売り比率は金曜も35%をマークしましたが、SQであることから元々数字が小さくなりやすい日(分母の売買代金が大きくなるため)でした。にも関わらず35%という高水準ですから、引き続き売り方の手は緩んでいない感じです。それでも何とかプラス圏を維持したのですから、むしろ底堅さは感じます。今後の上昇のためのエネルギーを蓄積しているといったところ。今のところ、短期的には株価はしっかりで、来週いっぱいかけて一旦は17800円辺りまでの戻り→その後は25日のギリシャ総選挙に対する警戒感から17000円手前辺りまでの調整、という形で荒っぽく、かつ昨年12/8,29の高値と12/17,1/7の安値をそれぞれ結ぶ線で形成される三角持ち合いが続くと見ています。それが上値ブレイクか下値ブレイクか、というところでしょうが、25日のギリシャ選挙の結果は基本は前回も書いたように極左野党がまともに政権を形成できない(与党現状維持か再選挙)と思うので、上値ブレイクの可能性が高いと見ています。ただ同時に第三四半期決算発表も本格化してくるので、その辺りを絡めた地合になってくるでしょう。(こちらも基本的には円安・原油安で好業績が相次ぐものと見られる)昨年の投資主体別売買動向の統計が出揃いましたが、最大の買い主体は「信託銀行」ということで、国内の年金資金が2.7兆円弱でトップ。外国人投資家は前年比95%減となる0.7兆円弱に止まり、それらが引き続き最大売り主体である個人投資家3.6兆円の売りを吸収した格好になりました。年金資金に関してはGPIFなどの買い需要が13兆円と試算され、加えて日銀がETFを3兆円分買ってきますから、今年も引き続き下値の固い展開が続くのではないでしょうか。株価水準的にはリーマンショック前の高値水準に接近していますから、この辺りの戻り待ち売りが多いでしょうけれど、そろそろ個人の売り玉も尽きてきたと思うのですが。新興市場も「やや買い」。金曜は各指数共に軟調。東証1部の値上がり率ランキングにドコモ(9437)が入ってくるくらいに、久しぶりに大型株の強さを感じる一日でしたが、その分相対的に新興市場が弱かった格好。直近IPOは総じて売られ、信用規制の入ったFFRI(3692)も一時ストップ安するなど、ここまで上がってきた銘柄にとっては厳しい一日になりました。チャート的にはマザーズの方は12月から下落トレンドが続いていましたが、日経JASDAQ平均や東証2部指数は年初来高値を付けた後の陰線となっていることで、週明け更に下落してくるようなら短期的な天井感は出てしまいます。個人投資家の懐具合にも直結する市場ですから、その辺りをまず見定めたいところです。【ポートフォリオ銘柄】丸和運輸機関(9090)は反落。上場来高値を寄り付きで更新してきた後は売りに押され、高値で包み陰線となってしまいました。ただ同業のキューソー流通システム(9369)が今期の好業績見通しと自社株買いを発表したことで急騰。同社にも良い刺激材料になったと思います。金曜はボリンジャーバンド+2σまで戻したことで、過熱感を上手く冷ましたと捉えたいところ。そして今回は一銘柄買いで初のREITを取り上げてみたいと思います。日本プロロジスリート投資法人(3283)を。まずREITに関しては昨年の追加緩和後、順調に上値を追い続けるものが多く見られます。東証REIT指数は足元でも年初来高値を更新して、市場が波乱しようがおかまいなしの上値指向。有料メルマガにおいても昨年「NISAなどで長期投資をしたいならREIT」という主旨を書きました。背景にはまず日銀のETF買いがあり、順調に買っていってくれる点が一つ。年間900億円分のREITのETFを買い付けてくれますが、これはREIT全体の時価総額10兆円に対する割合の0.9%。対して株式市場500兆に対して3兆円の買い付けで0.6%に止まります。株ですら日銀の影響力の強さが意識される中で、REITは尚更です。じゃあREITの中で何をチョイスするか、というところですが、今訪日外国人で流行っているホテル系、もしくはEコマース市場の更なる拡大から物流系が良いと思っています。ただホテル系はもう随分高くなってしまったものが多いので、今回は物流系から同ファンドをチョイス。まず、上述のにように日銀のETF買いを期待するのであれば、一定の規模と格付けが意識されます。日銀が買うETFの要件は以下の通り。http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL0507R_V01C10A1000000/というわけで、物流系でかつ日銀がしっかり買ってくれそうなところという条件を満たしているのが同ファンドということで選びました。分配金利回りは2.9%でREIT平均の3%をやや下回っているところは残念ですが、不動産価値としてのここからの成長性の期待です。個人的にREITを扱うのは初めてなので、今回はちょっと試験的に。こちらは2年ほどの長期的視点で捉え、とりあえず目標は30万円に設定。週明けの寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】セリア(2782)は大幅続落。こちらは7日配信の有料メルマガで売りで取り上げ。月次動向で2ヶ月連続既存店マイナスとなったことを材料視しました。そして見事急落となって今年一発目の目標株価達成となりました。と言うわけで、取り上げ根拠を以下に記します。「▼セリア(2782) JASDAQ 売買単位100株 3930円 出来高51900株 1/8売値 3860円~3920円1/23までの目標株価 3500円損切り 4070円超え 【評価】業績 △テクニカル ×需給 △同業他社比 △その他ポイント 景気回復感からの魅力低下、円安によるコスト増 100円ショップで2位。若い女性をターゲットにした店舗展開で、他の100円ショップとは一線を画す。業績は連続の増収増益が続いており、今期も過去最高益更新の見込み。ただ下半期に入ってから月次動向は冴えず、既存店売上高は11,12月と共に前年同月比を割り込む格好。 足元で景気回復感からデフレを象徴する100円ショップは相対的に魅力が低下。他の100円ショップを運営するキャンドゥ(2698)、ワッツ(2735)なども株価が冴えない。為替の円安で仕入れコストが上昇していることもマイナス材料。 テクニカル的には各移動平均線を下回り、上値が重いところ。長期的には昨年1月,7月,11月の高値で三尊天井を付けた格好になっており、中期的にも11/4,11/19の高値でダブルトップを付けた形に。MACDは好転しているものの、パラボリックは暗転継続。一目均衡表は三役逆転の形が継続しており、ストキャスも暗転。週足でもそれぞれ下落トレンドを示唆。 需給面では長期的に右肩上がりの株価推移であるが、昨年からは4000円前後での横ばいが続き、売り買い一巡感。一方、短期的にも12/9から4000円で横ばい推移が続いていたが、本日の陰線で下放れの動兆。上値にしこりを残した格好に。信用買い残は差し引き1.8万株で、12月のピークからは減少基調にあるものの、長らく売り長の状態が恒常化してきた同社にとっては取り組みの悪いところ。日々の出来高との比較では返済売りは重石にならない水準。 それでも浮動株比率が2.2%と小さく、もし売り方の買い戻しが本格化すれば、上値追いの勢いは強いものになるため注意が必要。(反面東証1部などへの指定替えの期待は薄く、もし指定替えがある場合は増資・売出がセットになってくるものと見られる。同時に分割もありえる。) 予想PERは22.6倍で同業のキャンドゥ(2698)の33.8倍との比較では割安。一方、PBRは5.0倍で同2.3倍との比較では割高である。予想ROEは22.3%で同7.1%との比較では高い。配当利回りは0.6%で市場平均1.6%との比較では小さい。また同社には株主優待も無い。 売値は本日安値を割り込むところでかつ、あまり安くなり過ぎないところで。目標は3500円に。損切りは12/15の戻り高値を上回るところで」・・・他にも書きたいことはたくさんありますが、恒例の文字数制限のためここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年01月10日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150104.htmlともあれ無事晩ご飯を食べた私は、夜の街をぶらりと散歩してみます。シンガポールは治安の良いところなので、人通りの多いところであれば夜に出歩いても大丈夫。マリーナベイサンズの北側の方はまだ行ってなかったので、北側から出てみます。まずマリーナベイサンズと湾を挟んで向こう岸を結ぶ「ヘリックス・ブリッジ」を渡ります。へリックス・ブリッジは車両用に隣を渡るベイフロントブリッジに並んで10年に出来上がった歩行者専用のキレイな橋。長さは280mあって、シンガポール最長の歩行者専用橋とのこと。形状がユニークで、鉄骨が二重のらせん状にぐるぐるとなっており(歩道自体は真っ直ぐ)、夜はそれに付いたライトが点灯して煌びやかかつロマンチックに彩ります。なんでらせん状になっているかというと、見た目の斬新さもありますが、これもやっぱり風水的に良いとされているからだそうです。らせんで「人生と継続性」「無限の富」「成長」などを表現しているのだとか。うーん、さすが風水の街。徹底しています(;^_^Aその橋を渡っていると、突然若い西洋系の男性外国人に呼び止められます。何かと思ったら道を教えて欲しい、とのこと。「いや、残念だけど私もよくわからない┐( ̄ヘ ̄)┌」と応え「No problem(問題無いよ)」と返されました。何故これだけたくさんの人が行き来する中で、明らかにリュックを背負った観光客風の私に道を尋ねたのかわからないのですが、私日本人でも外国人でもよく道を聞かれる人なのです(;^_^Aただ残念ながら、もしその場所がわかったとしても上手く道案内ができない人なので、いつも後で「あぁ、もう少しこういう風に言えば良かった」と後悔します。だから正直あんまり道を聞いて欲しく無いのですが・・・そういう星の下に生まれてしまったのでしょうか(・・;)対岸にたどり着くと、昼に乗った「シンガポールフライヤー」がキレイに回っていました。中では夜景と共にディナーを楽しんでいる人々がいるのでしょうね。(つづく)
2015年01月08日
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2015年01月07日
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シンガポール話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150104.html私にはシンガポールに行ったら食べてみたい、と思っていた料理がありました。それは「チリクラブ」。名前で何となくわかりますが、辛いソースがたっぷりかかった大きなカニの料理です。エビチリのカニバージョンと言えばわかりやすいでしょうか。ただ、人気店のものはやっぱり高くて100Sドル(1万円弱)くらいします。しかも量が多いので、普通は何人かで行って分けて食べる感じのようです。場所によってはハーフサイズなどもありますが、それでも結構お高い(・・;)というわけで今回は断念しました(T△T)まあ他にも美味しいものはいっぱいありそうですしね。で、一通りぐるっと店のメニューを見て回って、結局何を食べたかというと豚の挽肉の載った麺。正式名称はよくわからないですし、どこの国の料理かも判然としなかったのですが、何となくフォーっぽい感じなのでベトナムかなと思いました。セットで唐揚げ的なものも付いて11.8Sドルとまあまあお手頃。行列に並んで注文し、料理を受け取ると座席を探します。1000席くらいある大きなフードコートなのですが、それでも混んでいるのでなかなか空いている席が無く。唯一立ち食い用のテーブルが空いていたので、そこでようやくありついた夕飯をせわしなくいただきます。味は美味しかったですが、一回食べれば良いかなという感じ(・・;)で、食べ終わったのでお盆ごと食器を返そう・・・と思い、買った店のところに戻ります。が、やはり数人の列が出来ていて、なかなか忙しそうです。食器を返却する場所を探したのですが、どうも見つかりません。そんな感じで私はしばらくタイミングを伺いながら突っ立っていました。ようやく女性店員と目が合ったので、空の食器をアピールしてみたのですが、そのまま無愛想に無視(-。-;)こういうところがやっぱり日本と違いますね。気が利かないというか、サービスが悪いというか\(*`∧´)/その後もどうすれば良いかわからず、しばらくまごまごと突っ立っていると、見かねた隣のインド料理屋のコックさんが「テーブルに置いておけ」と言います。えっ、テーブルに置いておいて良いの?こんなに混んでるのに?(・・;)で、適当に空いているテーブルの上にトレイごと置いておいて、何となく良心の呵責を感じながら席を離れます。心配なので遠巻きに様子を伺うと、やがて係のおばちゃんが回収していってくれました。ははぁ、なるほど。そういうシステムなんですね。しかしそれならそうと一言言ってくれれば良いのに\(*`∧´)/ちなみに後で冷静にレシートを見ると「Please return your used tray to the tray station」と書いてありました。やっぱり正式にはどこかに返す場所があって、そこに戻すようです。(つづく)
2015年01月06日
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2015年01月05日
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年が明けても当然のように続くシンガポール話です。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141214.htmlカジノに飽きた私は、とりあえずまた例の屋上のリッチなプールに行ってみることにしました。夕方になると、夕焼けが摩天楼を縁取って、非常に見目麗しい景色の完成。プールに一段とセレブ感を盛りつけます。行く前まで私は「高いビルだし、海も近いから最上階のプールなんて風がビュービュー吹いて寒くて大変かなー」・・・と思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。案外風は穏やかで、11月でも十分暖かいです。ただそうは言ってもやっぱり日中が一番プールに適しているので、プールサイドの席を確保するのもなかなか大変(・・;)というわけで、お約束のプールで何とか一泳ぎした後は、すっかりお腹が空いたので晩ご飯を求めて出かけます。本当は先般書いたように「ホーカーズ(屋台村)」で安く色々なものを食べたかったのですが、近隣のホーカーズが改装工事中でやっていませんでした。↓一応裏手でやっていたようですが、規模は小さくなってしまったので魅力減(T△T)というわけで、とりあえず今回は大人しくマリーナベイサンズのショッピングモール内にあるフードコートで食べることに。折角海外旅行に来たのに味気ない感じがしますが、まあホーカーズっぽく色々な店が集まっていたので妥協しました。そのフードコート「Rasapura Masters」にはアジア各国の様々な料理が集まり、どれもこれも食べてみたいものばかり。日本からはラーメンや丼ものがエントリーしていましたが、わざわざこんなところにきて日本で食べられるものをチョイスする必要は無いですね。それぞれ大体10Sドル前後で食べられるので、その辺りのレストランに入って食べるよりはリーズナブルです。ちなみにシンガポールは私の苦手なチップ制度が原則無く、ホテルのベッドメイキング以外不要なので安心。追加料金の心配はありません。ただ19時頃で一番混み合う時間帯ということもあって、フードコートは人混み(××)どの店もそこそこ行列が出来ていました。(つづく)
2015年01月04日
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あけましておめでとうございます(^^)新しい年がまた始まりました(^_^)/昨年も振り返ってみれば色々なことがあり、相変わらず予測のつかない人生だなぁと思ったりします。まあ普通そんなもんですけどね(;^_^Aただ、結局昨年もいいとものテレフォンショッキングに呼ばれることなく番組が終了してしまい、紅白にも出場できなかったところは予測通りでしたが(-。-;)ブログの方では未だに一昨年の海外旅行の話が続いていますが、昨年は一年間海外に出かけず大人しくしていたので、またうずうずどこかに行きたい虫が蠢いています。というわけで、今年はまたどこかに行こうと思っています。今のところ遂にアメリカか、インドが良いなと。あわよくば両方行けないかなー、なんて(;^_^Aですから、今年の目標としては英語をもっと勉強すること。テレビなどで学習していきます。とにもかくにも今年も良い年になるでしょう(^^)株式市場も上がるでしょうし、世の中が少しずつですけれど良くなると思います。とりあえず2015年も始まったばかり。皆さん頑張っていきましょう(^_^)/本年もどうかKA.Blogを宜しくお願い致しますm(_ _)mペコリ
2015年01月01日
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