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NY話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170116.htmlそんな状態で何とか取材を終えると、今度は地下鉄に乗ります。アメリカの地下鉄は日本と違い、上り下りで入口が異なります。なので、どちらの方角に向かう地下鉄かを見極めてから入らないと、また階段を上って戻らないといけなくなります。地下鉄を乗るにはメトロカードを購入します。メトロカードは磁気カードで、乗り放題のものもありますが、レギュラーの場合はチャージもできます。NYの地下鉄は距離に関係なく一回2.75ドル。今回少なくとも3回×2は乗るつもりだったので20ドル分購入します。新規発行手数料は1ドルということですが、20ドル分購入すると11%ボーナスが付くので差し引き21.2ドル分使えるということになります。ちなみにバスにも使うことができます。自動改札口に磁気カードをスライドさせてホームに入るシステムなのですが、なかなか上手く磁気を読みとってくれません(-。-;)どうも一定の速度でサッと通すコツがいるようで、毎回3回くらいひっかかってようやく通ります。うーん、まだまだ颯爽としたニューヨーカーへの道は遠い様子(T△T)ちなみに逆に改札から出る時はカードを通す必要がなく、やはり回転扉みたいものをくぐって外に出るシステムになっています。次はブルックリンで取材があったので「York St」駅に向かいます。ブルックリンは日本で言うところの横浜のようなところ。中心のマンハッタンよりは少し離れているものの、海に面していることでレンガ造りの倉庫などが建ち並びます。ブルックリン橋周辺は特に倉庫をオフィスに改装したりして、近年アーティスト系の人々が好んで住むようになり、アパレル系のファッション発信地として有名に。おしゃれな街に生まれ変わりました。まだ次の取材先とのアポイントまで時間があったので、ぶらりブルックリン観光。まずは有名なブルックリン橋。よく映画とかで使われ、アメリカ版のゴジラでもゴジラがこの橋のワイヤーに絡むというシーンがあるそうです。私は見ていませんが(;^_^Aそこから更に海に面した公園に移動すると、ここからマンハッタンの高層ビル群を一望できます。また日本で例えるなら、山下公園という感じでしょうか(;^_^Aここから自由の女神のリバティ島周辺を巡る観光船にも乗れるようですが、今回の旅では残念ながらそこまで積極的に自由の女神に接近することはありませんでした。遠くにうっすら自由の女神が見えるところで我慢。↓中心分の「突起」が自由の女神(;^_^Aまだ時間があったので、近くの喫茶店で一休み。「One Girl Cookies」というこのダンボ地区では有名なお店だったのですが、女子力の高い(?)師匠の案内で入ってみることに。ところが私、昼のサーモンでやられたのと寝不足で、この有名店の商品には正直全く関心がありませんでした(-。-;)胃が重くてコーヒーも飲みたくなかったので、私はお茶系のものを求めてハーブティーを注文。しかし私ハーブティー嫌いなんですよね(-。-;)なので、このお店にあまり良い思い出がありません。しかし勿論それは全て私自身のせいですし、お店自体は確かにおしゃれな雰囲気で落ち着きます。なお、同行のAさんはクッキーを食べてみたようですが「美味しいけれど甘い」という感想でした。更に私はこの時トイレに行きたくなりました(-。-;)師匠曰く「アメリカは店のトイレもカギがかかっていたりして、簡単に入れない(※浮浪者対策などでしょう。ただ店の人に言えばカギや暗証番号を教えてもらえます)」ということでしたから、トイレに行けるチャンスには行っておきたいところです。そこでトイレの方を見ると、数人並んでいます。並んでいるから後にしよう・・・などと考えていると、人気店ですから次々列に客が並びます。またタチの悪いことに、日本のようにお行儀良く一列に並んでいませんから、この人は並んでいるのか並んでいないのか、なかなか見分けがつきません(-。-;)そこをスマートに英語で尋ねられれば良いのでしょうが、どう聞いて良いのかわかりません・・・┐( ̄ヘ ̄)┌諦めて遠巻きに様子を伺い、次にトイレに入る人が居なくなった瞬間を見届けて何とかトイレに入りました。ふぅ、やれやれ。ところでアメリカのトイレのエアータオルは、ものすごいブゥオー!!とハイパワーで温風が出て、瞬間的に乾くようなパワフルさです。さすがアメリカ。妙なところに感心しました(;^_^A(つづく)
2016年01月31日
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上昇率9.7%)REIT市場は日銀による買い支えを背景に、株式市場よりはマシな値動きが続きました。そして29日には日銀による追加金融緩和があり急騰。なんと月間で東証REIT指数はプラスで終えることができました。終値ベースでは昨年8/5以来の高値水準に。マイナス金利導入→現金以外への資産への変換ニーズや高利回り商品への選好から不動産やREITが買われる流れになりました。ちなみに金曜の不動産業は9%超の値上がりとなり、ダントツの業種別ランキング1位。不動産株にしてもREITにしても、時価総額の大きい例えば日本ビルF(8951)やジャパンリアルエステイト(8952)が手っ取り早く買われ、値上がり率ランキング上位に。それぞれ昨年は辛酸をなめ続ける一年でしたが、ようやく反撃の芽が出てきたという感じです。同REITの個別要因としては物流系REITに4番目となるラサールロジポート投資法人(3466)のIPOが決まり、それに向けたリバランスの売りが意識される展開にはなっています。ただ基本的には物流施設の需要は増加中であり事業環境は良いですし、また物流施設の特性上、既存テナントはなかなか他の施設に乗り換え辛いですから、足元の稼働率は維持されやすい傾向にあります。引き続き高水準の分配金に期待が持たれます。DMS(9782)767円→723円(19営業日保有 下落率5.7%)28日に決算を発表し、第三四半期も増収減益継続。同業のイムラ封筒(3955)の決算が良かったので密かに期待していたのですが、特に可もなく不可もなしという感じでした。金曜は市場が大幅高だったのに、前日に決算を出したファナック(6954)や同社のようなところはババを引いてしまったような格好ですね。ともあれ「SD Export」協業先のラクーン(3031)が引き続き強いので、次はラクーンの決算を見て、同事業の進捗を見てみたいところです。JSP(7942)2520円→2322円(19営業日保有 下落率7.9%)こちらは29日引けに決算を発表。減収ながらも大幅な増益をキープしており、通期見通しに対する営業利益進捗率は92.9%となっています。やはり原油安による原価低減といったところが恩恵になっている模様。併せて30円→40円の増配も発表してきました。原油価格に関してはようやく底打ちしたとは言え低水準に止まっていますし、通期上方修正含みと言えます。地合に引きずられる展開が続いていましたが、ようやく上放れとなりそう。来月からの動きに注目。タカラバイオ(4974)1212円→1014円(19営業日保有 下落率16.3%)地合の悪化に飲まれて大幅な下落。ところがこちらも29日に出してきた決算では大幅な増収増益での着地。主力のバイオ産業支援事業が円安の恩恵を受けて大幅な増収増益となったことが寄与しました。前日には同業のコスモバイオ(3386)も業績の上方修正を受けて急騰しており、全般的にこちらも業界環境が良い印象です。黒字のバイオ企業で引き続き東証1部への昇格期待感がありますから注目。京浜急行(9006)1/23より 954円→991円(5営業日保有 上昇率3.9%)ブログを長期お休みから復帰後、とりあえず理由も書かずに取り上げました。ここで改めて書いておくと、まず荒れていた地合の中で底打ち感が出そうだったので、ディフェンシブセクターを一つ取り上げ様子見としたかったこと。また例年この辺りから優待狙いの買いが入ってきやすいタイミングだったので、優待人気の高い電鉄株をチョイスしました。追加緩和が行われた結果的にですけれど、不動産株としての側面を持つことも追い風になっています。電鉄株は沿線開発などで不動産業にも力を入れるので、今回そういう点では恩恵を受けます。また同社の場合羽田空港路線に強みを持っており、今回の円安がまた訪日外国人観光客の呼び込みに寄与するという点もプラスですね。ホテルなども運営していますから、様々な面で訪日外国人観光客増加メリットがあります。目標株価は年初来高値更新の1100円に設定。3月権利落ちまでの達成を狙います。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると -0.08(%/営業日)という結果が出ました。 計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 12/30終値 19033円→17518円(19営業日 下落率8.0%) -0.44(%/営業日) TOPIX 12/30終値 1547 →1432 (19営業日 下落率7.4%) -0.41(%/営業日) 二ヶ月連続のマイナスではあったものの、ベンチマークには勝利できました。REITを残したことと安値で拾えた京急が傷口を多少塞いでくれました。また先月末でみずほFG(8411)を見切ったのが明暗を分けたと思います。そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。 KA指数761.1ポイントどんどん800ポイントが遠ざかっていきますが、2月で巻き返したいと思います。さて、今回はまず一銘柄買いポートフォリオに住友金属鉱山(5713)を取り上げたいと思います。本当は京急と同じくらいのタイミングで入れたかったのですが、一つずつ入れようと思っていたらこんなに遅れてしまいました。今回のポイントとしてはまず非鉄金属が反発してくるであろうこと。商品の値動きを示すCRB指数も株式市場と同様、1/20辺りで底打ち反転を見せています。まあこれはドル安と連動しているということもあり、このまま素直に反転できるのかどうかは微妙でもありますけれど、少なくとも同社に連動性の高い金は昨年12月のアメリカ利上げ前から底打ち反転を見せています。ここまで散々売られたので、一旦底打ち反転となればそれなりに継続性はありそうです。http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=CRY%3AINDまたクレディ・スイスの言うところでは「同社は過去10年間3回自社株買いを行ったが、PBR0.6倍になってくると実施する癖がある」そうです。そういう点でも一つ期待が持てます。残念ながら業績は悪いと見られ、場合によっては2/5に予定されている決算で減損や通期見通しの下方修正はあるかも知れません。ただ一定量は株価に織り込まれてきているはずです。一方、15日には中期経営計画を発表するとされており、それに対する期待感も高まります。また同社は2月に高く推移しやすいというアノマリーもあります。どうもニッケル鉱石の主要産出国であるフィリピンの雨季による供給減少により、例年12月~6月までニッケル価格が上昇しやすい傾向があるため、その中心月である2月頃に恩恵が強い印象があります。実際、直近10年間で8勝2敗となっています。金曜のADRでも10.6ドルですから、日本円換算で1280円辺りでのスタートに月曜はなると思います。正直出遅れた感は否めませんが、それでも目標株価は1600円に。月曜の寄り付きで買いポートフォリオ入れとします。それで2月の相場見通しですが、投資判断は引き続き「やや買い」を堅持します。金曜にはサプライズの追加緩和があり市場が乱高下。特に先に日経が電子版ですっぱ抜き、その分市場は急騰から一転急降下。一時前場安値を割り込む場面がありました。しかし引けにかけては買い戻しが強まり結局大幅高で終わりました。なお、今回のマイナス金利導入に関しては他でも色々解説されているのでこちらでは解説しません。あしからず。金曜のNYはそんな日銀の追加緩和を好感するような形で大幅高。ドル円は121円台に乗せています。それを受けてシカゴ225先物は17880円ということで、月曜は一段と買われてのスタートとなりそうです。が、個人的に今回の追加緩和はあまり評価していません。黒田さんとしては12月の日銀金融政策決定会合での乱高下がとても腹に据えかねたのか「もう打つ手がないとなめんじゃないぞコラ」とルビコン川を渡る決断をしたのではないでしょうか。一旦マイナス金利を導入すると今度は-0.1%から拡大していくだけなので、今回ほどのジレンマは無いでしょう。例えば車も止まっているところから動かすのには燃料を使いますが、一旦タイヤが回り始めれば加速にそれ程燃料を使わずに済みます。ただしその分止まる時にもエネルギーが必要になりますが。ですから、0から-1にするのと-1から-2にするのではその重みは異なります。というわけで今後は一段と緩和を進めやすくはなったでしょう。が、「やりやすくなる」ということは裏腹に効果は一段と薄まります。また今回も賛成5、反対4というギリギリの決定だっただけに、次が簡単に行われるかどうかは微妙です。ともあれ、これで選択肢が拡がり、緩和の玉を補充できたのは良かったと言えるのかも知れません。私はもう緩和は景気対策としての効果が無いと考えているので元々すべきではない派ですが、感情を排して冷静にかつ極局地的に株式市場に対してのみ的を絞って言うと、純粋に緩和のタイミングでは無かったなと思います。とりあえず短期円買いポジションが溜まっていたところに強烈な逆撃を浴びせることはできました。が、多分それだけなのではないでしょうか。今までの緩和は相場が上がり局面やその押し目で実施されたので、株価押し上げ効果がありました。ところがトレンドが変わってしまったところでの緩和は効果が無い・・・とまでは言いませんが、薄いです。つまりやったことの大きさに対して費用対効果が薄いと考えます。今回は実施タイミングこそサプライズでしたが、それ以外に特にサプライズはありませんでした。ヨーロッパが既に導入していることを、特にダイナミックに実施したわけでもありません。ある種市場に背中を押されて「戦力の逐次投入」してしまったようにも映ります。前日の甘利さんの辞任も微妙に政治的に影響したかも知れませんね。そもそも既に緩和は世界で効かなくなっています。今回ECBが「3月に追加緩和の用意がある」としたことから1月下旬からの各相場の底打ち反転が見られましたが、多分3月が近づいてくるとまた12月からの厳しい相場を思い出すことになるのではないかと思います。なので、ここから2月の相場はひとまずそれぞれの中央銀行に敬意を表して強気に見ていますけれど、戻り高値で大発会の高値を超えることはないのではないでしょうか。すなわち戻りはあっても19000円には届かないと考えています。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年01月30日
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2016年01月27日
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NY話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170116.htmlそんなこんなでトイザらスから出ると、次はロックフェラーセンターへ向かいます。ロックフェラーセンターは日本で言うところの丸の内に該当するような高層ビル群が並ぶビジネス街の一画。かつて三菱地所(8802)がバブル期に買い占めてジャパンバッシングの発端となった一帯でもあります。今は大部分を手放してしまいましたが、丁度今度は中国がそれを狙っているのかも知れません。歴史の趨勢ですね。感謝祭を翌週に控え、中心地には有名な巨大なモミの木の設置が丁度行われているところでした。単なるクリスマスツリーと侮ること無かれ、毎年本物の巨大なモミの木が運び込まれ、足場が組まれ、飾り付けなどもクレーン車で行う超大規模事業です( ̄Д ̄;;残念ながら感謝祭当日にお披露目、ということで、我々が滞在しているうちに生で見ることはできなさそうです(T△T)↓隣にはスケートリンクがあり、皆楽しそうに滑っていました。↓有名なRadio City Music Hallと飛行機雲それからNYで一番有名なセント・パトリック大聖堂へと向かいました。100年以上の歴史がある、NYの中では最古の教会です。アメリカは歴史の浅い国ですからこういう古い建築物にはあまり期待していなかったのですが、案外色々ありますね(;^_^A中に入る際にはやはりテロを警戒して手荷物検査を実施されました。やがてお昼時になったので、近くのレストランで昼食。その昼食時にまず最初の取材が入っていたので、比較的良いレストランが予約されていました。私はそこでロブスターサンドイッチを頼もう・・・と思ったのですが、皆ロブスターサンドイッチが良いということだったので、それでは面白くないですからサーモンサラダを注文。アメリカサイズだから、それだけでお腹いっぱいになるということでした。案の定大盛りのサーモンサラダが目の前に運ばれてきます。キレイに並べられたサーモンの上にグリーンサラダが載っており、オレンジなどが盛りつけてある一品。これは美味しそう!・・・と早速食べましたが、どうもサーモンが私の口に合いません(-。-;)時差ボケで体調が悪かったというのもあって、正直気持ち悪くなりました。しかしそれでも何とか無理矢理詰め込んで、その場を乗り切りました( ̄Д ̄;;(つづく)
2016年01月26日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記「じょうしょうダルマ」HPから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,240円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。朝方から買い先行のスタートとなりましたが、寄り付き高。金曜大幅高した反動もあって一時マイナスに転じる場面も。ドル売りが進んだことも嫌気されました。ただ下値や17000円での下値の固さを確認すると、その後は中国株が堅調なスタートを見せたこともあって、一時17200円を回復しました。売買高は14:30現在19億株台、売買代金は2兆円弱とぼちぼち。投資判断は「やや買い」。とりあえず原油市場が落ち着きを取り戻しつつあります。原油市況に関しては引き続き予断は許しません。元々中東でサウジに次ぐ原油埋蔵量を誇るイランの経済制裁が解禁されたことに加え、新興国の成長鈍化が懸念される中で原油の需給バランスが一段と悪化することは十分見込まれてきました。それを材料に、原油先物には売りが殺到。市場の需給バランスも崩れたことが、価格下落の要因でした。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160118/mcb1601182159019-n1.htmところが、足元ではそれらのマイナス材料を打ち消すようなことが色々と起こっています。まず一番大きいのはアメリカのドル安。先週のECB理事会において、ドラギ総裁が3月にも追加緩和の可能性を示唆したことで、ユーロ安が進む・・・と見せかけて、ここまで膨らんでいたユーロ売りポジションが材料出尽くしにより解消されることで買い戻しが進み、ユーロ高ドル安となっています。ドル安は原油などの商品相場にとって上昇圧力になります。http://zai.diamond.jp/list/fxmarket/immまた、足元で日本だけでなくアメリカでもようやく寒波が到来し、灯油などの暖房需要が増加します。私も昨日から雪かき雪かきで、今まで楽をしていた分のツケが一気にやってきた感じになっています・・・。それはともかく、アメリカの原油在庫も予想以上に減少していると報じられました。加えて中国の景気指標が最近調子良いこと、貧すればテロなどが増えることで中東不安が自然と高まり、地政学リスクから原油反発のきっかけになることなどもあって、売りポジションの巻き戻しが一気に進んでいます。そんな状況下で、先般遂にサウジの国営石油会社であるアラムコのIPOが検討され始めたと報じられました。まだ報道段階ですし、決定そのものには数ヶ月を要するとのこと。しかしもし実現するとAppleを上回る世界最大の時価総額とも言われており、市場からの資金吸収は相当なものになります。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O0LT8S6JTSFL01.htmlこの一件は世界の株式市場にとってはマイナスです。資金吸収額の大きさのみならず、そうやって資金調達しなければならない程サウジが追い込まれているということを示す事例です。他の産油国はともかく、産油コストが最も安いと言われるサウジがこういう状態ですから、壊滅的なのだということです。これは足元の原油高で一旦かき消された悪材料ですが、将来の爆弾として残っているということは認識しておくべきだと思います。もう一つ年初からの下げの悪玉とされた中国株も、予想ほど酷くない経済指標を受けて、足元では落ち着きを取り戻しつつあります。ただ中国の元安は既に昨年末から再開しており、12月後半の時点でも4年半ぶりの安値水準を更新していました。それが今年になっていきなり嫌気されるというのは正直ちょっと腑に落ちない部分もあります。ですから、中国が下げたから世界同時株安に繋がった、という説明はやや「玉子が先」感があります。ともあれ外部環境の不安感が喧伝される状況下で日本だけ下げ止まれ、と言ってもどだい無茶な話ですが、北朝鮮問題という地政学リスクがあっても、やはり消去法的に買えるのは日本のはずです。何より原油安の恩恵は強く、ガソリン価格は遂に100円割れも視野に入ってきました(一部スタンドでは既に実現)。緩和継続もありますし、TPPもだいぶ日本に有利な決着になっていますから(ただ実現性に暗雲が立ちこめてきていますが)、相対比較では強いはずです。残念ながらアメリカの属国化している日本は、そういう意味では経済面も属国化→アメリカ好景気の恩恵を最も受ける国となって然るべきです。アベノミクスによる株高の片方が外国人買いによるものだったということを考えると、確かに恩恵は受けているのかも知れません。が、一番の痛手はやはり人口減少国家であるという点です。何とか今年の新成人は前年より5万人増加ということで減少に歯止めがかかっており、昨年生まれた赤ちゃんも前年比1万人増ということで、5年ぶりの増加になっています。が、まだまだ先行きが厳しい点は否めません。経済・人口問題に関しては日本は世界の先を行っているという点(ただしデフレ、少子高齢化という良く無い方ですが)では、介護(含む健康)、省力化、新エネルギーという分野で先を行っており、ある意味チャンスでもありました。そのうちの新エネルギーに関しては足元の原油安で後退を余儀なくされていますが。そういう意味で私は特に省力化関連(特にロボット)に非常に未来を感じているのですが、その割に銘柄コード6000番台の機械株は為替要因ばかり嫌気されて軟調な株価推移が続いています。PERが1桁台の機械株もごろごろしており、この辺りがいつ見直されるかに注目しています。今更かも知れませんが、先日ようやくソフトバンク(9984)のロボット「Papper」を見てきました。ネットで色々話題になっていたので実物を見たかったのですが、あまりソフトバンクショップに行く機会も無かったので。今回嫁の携帯の件で一緒について行ったのですが、まあショップ店員の態度が悪い悪い(苦笑)。私もかなりけんか腰になりましたけど、待ち時間も1時間近くかかっている間Papperを体験できました。が、案外ダメですね。もっと良いと思っていましたが、まあ店舗接客用のプログラムなのであまり応用力が無いかも知れませんが、案外同じ事を繰り返ししゃべっていて、そんなに近未来感を得られませんでした。が、こうして考えてみると、恐らくもう孫社長は日米の携帯会社拡大そのものに興味が無くなって、ソフトバンクショップを「Papper」の販売代理店として見る向きが強い印象を受けました。トータルで100万円以上かかる商品ですからね。これが売れれば大きいでしょう。ちなみにNYでは他の携帯ショップはいっぱいありましたが、スプリントショップを一軒も見かけず「ホンマ大丈夫なんか?(~_~;)」と思いました。勿論家電量販店などでは契約できますけれど。足元でスプリントの株価が急落していたのもむべなるかなと思いました。話がだいぶ脱線しましたが、孫さんの着目する方向性自体は感服を受けています(ただしそれとソフトバンク株の評価とは必ずしも一致しません)。私なんて遂にモバイルの通信基本使用料月額2円になりましたからね。もう格安SIMも競争激化が行き着くところまで来ており、ここで勝負するのは得策ではありません。実際、本日も日本通信(9424)が今期大幅赤字転落となる大幅な下方修正を発表し、急落となりました。一方、それを安心材料とする形で既存大手通信各社はしっかりしていましたが、成熟産業であるのは間違いないように思います。もう一つアメリカで思ったのは、やはりアメリカでも高齢化の進展やオバマケアから医療分野の力の入れ具合が大きいこと。 テレビCMではグルコサミンのように、膝関節のサプリのものがやたら目立ちました。まあ向こうは多チャンネルですから、私の見ていた番組がたまたまなのかも知れませんが。ただ、確かに基調としてはそういう分野の傾向が強いようです。話がドンドン脱線していくのでこの辺りで一旦戻すと、何故アメリカの株価が最高値を更新しているのに、日本はバブル超えができないのか(企業の業績は過去最高が目立つのに)、と考えると、根本的にはこの人口減少というところが大きいのだろうと思います。・・・とか何とか話がまとまらないうちに、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年01月25日
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NY話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170116.html次はタイムズスクウェアにあるトイザらスの旗艦店へ向かい現地調査。ちなみに残念ながらここも近年ECサイトに押され、年内(つまり昨年末)で閉店ということでした。http://www.sankei.com/world/news/151231/wor1512310033-n1.htmlもう一つのネックが地代の高さ。NYで感じたのは特に不動産の高さでした。まずビックリしたのが駐車場代。同じマンハッタンでも場所によって結構差があるのですが、私が見た一番高いところではMoMAの前の駐車場で30分14.9ドル。しかも税金が別にかかってきて、8.9%近い市税がかかりますから日本円で実に2000円かかるんです(××)しかも1時間停めると、何故か2倍以上の価格設定になっていました(-。-;)意味わからん・・・。↓ここはまだマシな方現地の方に聞いた話では「家賃の契約で1年契約なら月3000ドル、2年なら3200ドルだと言われた。つまり家主は1年で家賃が3400ドル以上に上げられると考えている」ということでした。恐るべきマンハッタンの地価高騰。特に現地では家賃交渉が決裂したらすぐに出て行け、というような感じで、家主はとても強気なのだそうです。というわけで、しょっちゅう店舗が入れ替わっているのだとか。そういうブランド力を持っているのがマンハッタンのようです。背景にあるのは中国人などによる不動産の購入。世界各国で土地を買い漁っていますね(・・;)じゃあ中国人が多いのか、というと、観光客としての中国系はほとんど見られませんでした。これも現地の方曰く「わざわざ遠いアメリカに来るには長期の休みが必要なので、地理的に近い日本で済ませてしまうケースが多い様子。ドル高も影響」ということでした。確かに百貨店のMacy'sに行っても、中国人観光客は2組くらいしか見られず、株価も下落が続いています。トイザらスに入ると、まずいきなり目に飛び込むのが巨大な屋内観覧車。地下1階~地上3階までの吹き抜けの中に設置されています。結構なスピードで回っているから単なる観賞用か・・・と思ったら、実際に人が乗る時はスピードが緩くなり、また逆回転も可能なようです。さすがに乗ってきませんでしたが、この時に年内でトイザらスが閉店だとわかっていたら乗ったかも知れませんね(;^_^A入口で巨大なショッピングバッグを渡されます。これでたくさん買い物してね、ということでしょう。ただこちらも客の入りはまばら。まあ平日の昼に子供連れが多いわけはありませんし、特に感謝祭前の時期なので、このタイミングで買おうという人はあまり居ませんね。品揃えを見ると、やはり公開目前のスターウォーズ関連のグッズがたくさん売られていました。また今風にドローン系のおもちゃを店員がプロモ飛行させていました。他には恐竜博物館レベルの巨大でリアルな恐竜の模型が精巧に動いていました。上から見下ろされると、本物と目が合ったような恐怖感を得られます( ̄Д ̄;;あわわ・・・地下に行くとゲームソフト売り場がありました。任天堂(7974)やソニー(6758)のプレステ4などのソフトの並びや価格をチェックしようと思って入りましたが、まあ大体日本と横並びな感じ。一つ目に付いたのが、過去にコナミ(9766)が日本で大ヒットさせた「Dance Dance Revolution」の筐体が置いてあったこと。しかもデモを見ていると日本の曲がそのまま流れてきて、日本からそのまま中古を仕入れた様子。私も昔横須賀のゲーセンでブイブイ言わせたものですが、寝不足のスーツ姿でくるくる回転すると色々よくない結果になりそうなので、昔取った杵柄を披露するのは止めました(-。-;)(つづく)
2016年01月24日
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2016年01月23日
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NY話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20151206.html↓寝不足のまま迎えた朝のホテルからの景色翌日。寝不足のまま身支度を整えると、ロビーで師匠らと集合。その日はお昼と午後に取材の予定が入っていたので、それ以外は空き時間でした。じゃあその時間を利用して現地調査ということで、まずは世界一の規模を誇る家電量販店「Best Buy」に行ってみます。その日は月曜で一週間の始まり。出勤途中のビジネスマンでごった返していました。しかし向こうの人々は非常にせっかちで歩くスピードも速く、関西人となかなか良い勝負だと思います(××)横断歩道が赤でも基本車が来なければ皆容赦なく渡ります。多少の車の切れ目があればサササっと渡ってしまいます。マンハッタンの町中は、ドライバーにとっては運転し辛いのではないでしょうか。クラクションが絶えず響き渡っているのも頷けます(;^_^AあとNYルールとしては、普通の押して開けるドアの場合、後ろから次の人が来る時はちゃんと待って開けた状態をキープしていないと、相当なマナー違反になるそうです。師匠によると時にはそれで喧嘩沙汰に発展する事もあるとのこと。だからかどうかわかりませんが、マンハッタンのビルは回転ドアが多いですね。そんなこんなでマンハッタンの中心にある「Best Buy」に到着。まあ平日の開店一番に行ったということもあって客の入りはまばらでした。ただ、後ほど現地の人に伺った話では、やはりアメリカでもAmazonなどECサイトの影響で実店舗の客入りは減っているということ。師匠が「サムスンやLGに押されていたSONYやパナソニックのエリアが以前に比べて拡がった」と感想を述べておられましたが、結局効果は以前に比べて薄いのかも知れません。次はやはりマンハッタンと言えばタイムズスクウェアに行かないと、ということで、ブロードウェイに向かいます。日本で言う銀座ですかね。観光客が多く、丁度パリのテロ直後であったことから、自動小銃を構えた警官が数人警戒していました。その他、観光客相手のインチキ臭いミッキーやマリオなどのキャラクターがお出迎え。無論公式ではなく、自作の着ぐるみである様子。良く見ると造りが雑です(ーー;)まあ海外の観光地ではよくある、それで写真などを撮ろうものなら高額なチップを要求されるパターン。それを理解した上で一緒の記念撮影をしなければなりません。なので仕事を選ばないことで有名なキティちゃん(?)が陽気に我々にも声をかけてきますが華麗にスルーしました。(つづく)
2016年01月16日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記「じょうしょうダルマ」HPから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,240円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。前日のNYは高安マチマチ。NASDAQは下げたものの、ダウやS&Pにはここまでの下げの一服感が出ました。原油安を特段嫌気する向きも無く。それを受けた日経平均も朝方こそ買いが先行。ただ特にユーロで円高が進むと、次第に売りが優勢になりました。中国元が引き続き安く4年半ぶりの水準で始まると、またリスクオフムードが台頭。中国自体は大株主の株式売却凍結延期が報じられたこともあってプラスで推移するものの、日本の方はお構いなしに円高・株安モードに。更には前引け前に北朝鮮で核実験か、というような報道もあって、一段と下げ幅を広げました。昼には北朝鮮による水爆実験の成功報道を受けて、先物は一時18000円割れ。後場は日銀のETF買いや、外のアジア株式がそこまで下がっていないこともあって下げ渋りの動きを見せました。引けで18200円は回復できなかったものの、後場の高値圏での引けに。売買高は20億株台、売買代金は2.4兆円台と前日よりは膨らみました。大発会から3日連続安は95年以来の記録に。投資判断は「やや売り」。本日はまた一時パニック売り的な動きを見せ、防衛関連株が急騰する反面、Appleの減産や為替の円高進捗を受けて特に電子部品株が弱い動きでした。Appleは昨晩のNY市場でも弱く、前回もAppleに話の中心を絞って色々書きましたが、根本的に次の革新的なガジェットを生み出せないのが致命的でもあります。ただ今回の減産報道は本来次の新製品(iPhone6c?)販売を予感させることで、地合が良ければ前向きに捉えられていたものと思います。Appleの株価下落はアメリカ株式市場に大きな影響を与えるので、単なる一社のミクロ的な話と片付けるわけにはいきません。日本株同様にアメリカの各指標も一時10月以来の安値水準を付ける場面があり、チャートの崩れが確定的となっています。長いスパンで見ると、アメリカ株は09年から既に6年間上昇が続きました。7年目の昨年はマイナスにはなったものの、後で「実は押し目だった」と振り返られるかも知れません。ただ前回の02年~07年までの5年間の上昇を抜いてきており、そろそろ感が出てきてもおかしくはありません。そしてここまでの株高の原因は偏にアメリカの緩和策でした。QE、QE2、QE3がこの6年間の株高を生み出してきたことは、今更に言う必要も無いでしょう。それが大転換したのですから、それでも尚買われるには新たに別の買われる理由が必要です。それは何でしょうか?アメリカの経済成長がちゃんとはまれば誰も文句無いでしょう。今のところ確かに数字的にはアメリカの経済成長持続の流れが見られます。ただ、その「持続性」に対して、あまり自信を持って「買いだ」と言い切れる人は少ないのではないでしょうか。事実、原油安が起きても売られるような足元の弱さです。シェールが出ても原油を輸入するアメリカにとって、原油安はプラスのはずです。一番困ったのは、世界的に緩和が効かなくなってきていることです。どんなに中央銀行が利下げをしてもデフレ圧力が抜けきらない、というのは実は日本だけの話ではありません。欧米でも物価は上がりにくくなっており、インフレ率は目標の2%に届いていません。結局、ITがもたらす慢性的なデフレ圧力(または賃金を欲しないロボットが人間の仕事を奪う現実)が、次第に実体経済を蝕んでいるように思います。またアメリカでもQEでばらまいた分のお金がきれいに市中に流れているわけではありません。グローバル化した企業がより金利の安い国で借りることもできますし、そもそも既に大量に現金を保有しているので、借りる必要が無いからです。実際、昨年12月の下落の発端はECBの追加緩和にありました。追加緩和を実施したのに「まだ足りない」ということで下げ始めました。その後アメリカの利上げで一瞬持ち直しかけたところで、日本の「準」追加緩和策が足りないとまた売られる流れになりました。もうだいぶ緩和というモルヒネが効かなくなってきており、身体がより強い薬を求めてマヒしているような状態です。ということは、アメリカも今回利上げしたので(今後は利下げというカードを一枚手に入れたから)弾が一発補充できた・・・というロジックはあまり意味を持たないような感じになってきました。何故なら結局その弾は効かないからです。これからまた5年程時間をかけて、身体にモルヒネが効くような健康体に戻さない限り、緩和できることそのものに意味が無いように思われます。勿論、利上げそのものに意味が無いとは決して言いません。ただそれは長い目で見て意味あるものであり、ここ1、2年というスパンで見ると「正常化のために耐えるべき時期」という段階になることがわかります。では次に中期に見て今年の話に絞っていきますと、まずアメリカでは大統領選挙という大きなイベントがあります。ここ最近は共和党と民主党が8年交代で政権を担当してきたので、次は共和党の番・・・であるはずなのですが、今のところトランプさんの暴走が目立つだけで、共和党も手を焼いているような感じです。私が昨年取材してきたアメリカでは、冷静に第三位候補のルビオ氏が最有力視されていました。今やっている世論調査は有権者のほんの数パーセントを対象にしているに過ぎず、論じるに値しないそうです。また、例年まだ選挙というお祭りを面白おかしく楽しむ段階なので、真面目に考えている人は少ないそうです(まだ選挙まで日があり、主張が二転三転する可能性が強いため)。一方、民主党の方はヒラリーさんで当確な感じ。そのため、まず現段階で実現可能な政策に対応した期待感が高まる段階ではありません。対して日本の方も選挙が夏にあります。今回参議院で自民党が21議席増やせれば、憲法改正に障害が無くなるため、そのために高齢者に3万円ばらまいて票を買収する方向に話が行っているわけですが、ともあれ全て選挙にターゲットを絞って政権の目が向いていると言えそうです。逆に言えば選挙までは与党は全力を尽くすと言えますし、また夢を見られやすい時期なのかも知れません。そのもっと前の段階ではどうか。とりあえずまず1月の相場展開は下方向に見ています。12月の弱さが続きそうですし、実際にやっと年末の3日間が掉尾の一振で買われたくらいで、日銀金融政策決定会合以降は弱いまま。誰も1月相場に期待していません。まあしていない分、買われる余地があるとも言えるのかも知れませんが。今度は株式の需給面で話をすると、例年1月はNISA枠ができるので、個人投資家は入りやすいと思います。特に12月結構下げましたから、個人投資家の買いは出てきそうです。一方、外国人投資家は昨年トータルでも、また最近でも売り越し基調できています。また、信託銀行もここ最近は売りが目立ち、GPIFを頼りにした買いにも限界が来ている印象です。ゆうちょ銀行の預金枠を1000万円→1300万円に増やしたので、ちょっとゆうちょ絡みの買いは増えるかも知れませんが、それはもっと先の話。となると、さすがに個人投資家の買いだけで今の相場を支えられるとは思えません。オイルマネーもすっかり引き上げてしまい、それが戻ってくるには少なくとも原油価格の安定というバックボーンが必要です。特に日米共にびっくりする程の暖冬ですから(NYは最近少し寒くなったようですが)、灯油需要すら増えません。この辺り、原油価格が簡単に上がる雰囲気はありません。やはり日本株が上値を取るには上値を積極的に買う肉食系投資家の存在、それは逆張り好きの個人やGPIFといった国内勢ではなく、外国人投資家の復権が欠かせません。そうでない限り、日経平均2万円回復は夢のまた夢です。日本株に関しては大発会以降、空売り比率40%超えが続いています。昨年同様、空売り比率が高水準となると継続性があるので注意が必要です。また今週末にSQを控えることから、SQ前の水曜ということも多少は影響したのかも知れません。ただ、本質的には海外にあまたの不安要因があるので、デリバティブ要因が強く影響しているという見方は適当ではないでしょう。新興市場は「中立」。本日は両指数共に軟調。外部要因や為替などに影響されにくいマーケットで、今一番元気な(押し目買いを狙いやすい)個人投資家の主戦場ですから、マザーズ指数は今年に入って逆行高が続いていましたが、前回も書いたように東証1部がぼこぼこにされれば、新興市場も無事では済みません。本日はさすがに力尽きました。個別ではラクーン(3031)の出来高が9000万株に迫り、同社の発行済株式総数1800万株を実に5回転させる大商い。フィンテック関連はさくらインターネット(3778)や本日新たに材料視されたJトラスト(8508)など「なんだかよくわからんけど、新しい材料だ」と、わからない分余計に買われます。ブロックチェーンがなんだか説明できる人はほとんどいないでしょう。まあそれでも上手く売買できる自信があるなら乗ってみるのも良いでしょう。勿論自己責任であればどんな売買をしようと自由です。そういう肉食的な元気な部分が残っている間は、マーケットも死んでいないと言えるのかも知れません。・・・とか何とか書いているうちに、文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年01月06日
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NY話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20151206.htmlグランドセントラル駅の中を進んで「SHAKE SHACK」に到着。「SHAKE SHACK」はマクドナルドに対抗して健康を意識した路線で一気にシェアを拡大し、急成長したハンバーガーチェーン。やはり大人気で、我々が行った時も行列をついていました。私はスタンダードな「Shack Burger」と「Vanilla Shake」を注文。計11.37ドル也。バーガーとシェイクで実に1400円くらいするという計算になりますから、結構なものです(××)アメリカにきて初の現金支払いなので私がお札を選んでいると、男の店員が「これで良い」と50ドル札を示します。いやいや、さすがにこれは大き過ぎるやろ(-。-;)私だけかも知れませんが、海外あるあるとして、会計の段階でモタモタするのが嫌なので大きめの札を出して、釣り銭の小銭ばっかり増えるパターンが多いです。今回は何としてもそれは避けたいところ。オーダーする際「名前は?」と聞かれます。それで「てけてけ」と答えます。出来上がったら名前で呼ばれるのかな?と思ったら、フードコートなどでよくある電波式でアラームが鳴る小型の機械を渡されます。じゃあ一体何のために聞かれたのか?・・・と思ったら、レシートに名前が書いてあります。ところが私の名前は何故か「TINSUL」になっていました(・・;)何一つ文字が合ってない・・・。師匠や同行のAさんも全くかすりもしない名前が書かれていました。よくあるアメリカ流のニックネームなのか、はたまた単に聞き取れなかっただけなのか・・・(-。-;)師匠はフライドポテトやビールを注文。ビールがあるという点も特徴的なハンバーガーショップですが、元々マディソンスクエア公園の屋台からスタートしたお店なだけに、その名残があるようです。独自のクラフトビールで美味しいみたいです。では早速いただきます、ということで食べてみると・・・これは美味い!肉がジューシーで、確かに値段が高いだけの価値はある美味しさでした(^^)人気の理由もわかりますね。ただ、シェイクの方は普通な感じ。そして量はアメリカンサイズ。私も頑張って飲んだのですが残念ながら1/3程残して捨てざるを得ませんでした・・・(-。-;)こうしてお腹を満たした我々は、腹ごなしに散歩しながらもドラッグストアでお買い物。翌朝のパンやミネラルウォーターを買い込みます。私は今までの海外旅行同様、困ったらクロワッサンを買います。クロワッサンを買っておけば、まあ間違いありません(;^_^Aしかしここでもまた驚いたのがミネラルウォーターのでかさ。単位が1ガロンサイズのものを売っています。1ガロン=3.78リットルですから、まるで液体洗剤のような巨大さです(-。-;)それだけ買い込むと、ホテルに戻って今日の日程は終了。ロビーで翌日の日程の打ち合わせをして、それぞれの部屋に戻りました。風呂に入ると、ベッドに入って大移動の疲れを癒すべく死んだように眠ります・・・が、現地時間の夜中の2時くらいに目が覚めると、その後眠ることが出来ませんでした。出発直前に起きた嫌なことが頭の中を巡り、それを考えるとまた眠れず、前日に30時間分ほど活動したのに結局3時間しか寝れないまま次の日を迎えました(-。-;)(つづく)
2016年01月05日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記「じょうしょうダルマ」HPから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,240円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━大発会の日経平均は大幅安。お休みの間の海外市場の動きを受けて、朝方から売り先行のスタート。一方、サウジとイランの国交断絶を受けてWTI先物の方は大幅高のスタートに。その後はご祝儀買いなどもあって、次第に下げ幅を縮める動きとなりました。ただ中国のPMIが48.2と市場予想49.0を下回ったことで、ここ最近しっかりしていた中国株に懸念が台頭。1日に政府が発表した数字は50は割り込んでいたものの、前月はわずかに上回っていましたが、本日の民間調査の数字は前月の48.6を下回りました。中国株が売られると、日本株も再度下げ幅を拡大する動き。昨年12月安値を割り込んで、10/23に開けた窓を完全に閉め切りました。後場は日銀のETF買いが入るものの、中国の方で今年から導入されたサーキットブレーカーが早速発動する急落に。15分の取引停止後、再開しても再度売りが殺到したことから、結局日本時間の14時半には通常より90分早く今日の立ち会いが終了となりました。そうなると開いている日本市場に一旦売りが集中し、一時600円以上下げる場面がありました。引けにかけては買い戻しも入りましたが、最終的には3%を超える下げ幅に。売買高は20億株弱、売買代金は2.2兆円台と昨年末よりは膨らみました。投資判断は「やや売り」に。まずは新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。今年は4日間しか休みが無いので、GWやシルバーウィークよりも休みが少なく、あんまり特別感は感じませんでした。それはともかく早速本題に入っていきますが、31日のNYダウは続落。結局年間では7年ぶりのマイナス、そして「大統領選挙の前年は強い」という1943年以降17回連続で続いたアノマリーは記録が遂に途絶えました。それだけ今回の利上げのインパクトは大きかったということかも知れません。そういう下地があって、新年早々お正月気分を吹き飛ばす本日の下げに繋がったのだろうと思います。中国のPMIが悪かったところで、今更反応する程の話でも無いでしょう。地合が良ければ一笑に付させる程度の話でした。ところが、最近の株式市場で持ち直し基調があったのが中国、そして高値圏で踏みとどまっているのがアメリカでした。欧州や日本は12月の金融政策以降崩れてきています。その一翼である中国が攻められました。正確には売り方の標的になりました。中国は今年から金融市場正常化の一貫として、8月以降禁止にしていた大株主の売却を認めました。その矢先ということで「解禁したのにすぐまた禁止にはできないだろう」という売り方の思惑はあったかも知れませんね。もっとも、また逮捕されるのかも知れませんが。そんなわけでまた下落のスイッチが入ってしまった感じがしたので、とりあえず投資判断を早速ですが一段階引き下げました。本日の空売り比率が40%超えということで、昨年の年始を彷彿とさせます。ただ一昨年は12月高値で終わっていましたから、翌1月に下げても我慢はできました。それを考えると今年は割に合わない感じもしますが。個人的には中国株よりも、今年も引き続きアメリカ株に注意していきたいところです。現状11月以降の高値を結んでできる上値抵抗線に沿って下値切り下げの動きが続いています。11月以降月初の雇用統計の結果は良好なものの、それが上値ブレイクする程の力を持ち得ず、それ以外に買い材料が無いのでずるずると下がってきている、という動きが続いています。既に利上げが行われたので、今週末の雇用統計の結果が株式市場に与える影響力は今までよりは弱くなったと思いますが、今後は利上げのペースがどうなるか。現状年4回の利上げは無理だと私も思っていますが、株式市場的にはここから雇用統計の数字が悪くなる方が、悪影響になると思います。つまり利上げ実施後もアメリカ経済が強いということを示し続けられるような数字が必要です。あと無視できないのはAppleの株価下落。結局Apple株が12/18の出来高を伴った下落の水準を下回り、105ドルを割り込んでしまったのがダウのチャートを崩しているという言い方ができます。最近市場ではFANG(Facebook,Amazon,Netflix,Google)が注目されていますが、Appleはすっかりバリュー株扱い。成長株とは見られていません。そのAppleですが、やはりiPhoneが劇的な変化を生み出さず、また結局Appleウォッチも失敗と言って良い状況になっていることが、あまり先高感を見い出せません。特にAppleウォッチは個人的には案外人気化すると思ったのですが、正直未だに付けている人に出会ったことがありません。いや、実際には密かに付けている人がいるのかも知れませんが、それを見る機会がありません。例えばiPhoneの場合は電話がかかってきたりとか、何か時間を潰す時にポケットなどから取り出されるので「おっ、この人はiPhone使っているな」と他人に「見られる」ことができます。ところが、Appleウォッチは余程興味のある人以外、周りが気付かないですね。袖の下に隠れていたり。わざとらしく時間を見てくれれば気付くことがあるかも知れませんが。となると「羨ましい」とか「私も欲しい」とかいう気持ちを喚起できず、そのままトレンドにならないという感じです。発売当初は良かったのですが、今では特に誰も話題にすらしません。ともすると「えー、あんな流行ってないもの身につけてるの?ダサイ」と言われかねません。ここが携帯と腕時計の大きな違いのような気もします。正直、アメリカに行った時でもAppleウォッチを見たのは家電量販店「Best Buy」とAppleストアに行った時だけでした。つまり身につけている人には出会いませんでした。今まではそれでも「iPhoneが中国で売れる」ということで、新規に買う人がいるから「Appleは成長する論」が成り立っていました。しかし中国は昨年8月の元安発生以後勢いを欠いています。そして本日中国の経済指標がまた一段悪くなったことが証明されました。また次の新作は廉価版のiPhone6cという話が出ています。事前リークはお得意技ですから、この辺りはほぼ確定的なのでしょう。これはAppleにとっては一種の毒饅頭で、売れる程シェアは拡がるかも知れませんが、利益や将来の利益が損なわれます。勿論、シェアを拡大してくれればiTunesやApple Payというツールの拡大に繋がり、ソフトの収益力が高まるという計算もあるのでしょうが。加えて中国以外にも人口の多い国はあまたあれども、経済基盤が弱いためにアメリカの利上げが新興国通貨を揺さぶっています。実際、本日もベトナムが通貨基準値の引き下げを発表しました。つまり、昨年8月の中国と同じような状況になりました。そういった流れからも、Appleを成長株と見るのはなかなか難しい感じになってきました。そしてこのバリュー株(ただしここではどちらかというと高利回り株の意味合い)はアメリカの利上げを受けて、一段とマイナスの影響が大きい分野と言えます。バリュー株は「あまり成長はしないけれど、安定的に配当を生み出すので、インカムゲインで稼がせてもらう」というものですが、アメリカが一応年間4回のペースで利上げを行うとすると、その都度存在価値が相対的に低下していくことになります。つまり先細り感が強い現況と言えます。そして一般的に時価総額の大きい株はバリュー株であるものです。大企業が更に年率2桁の成長をするとなるとそれはもう化け物ですね。一つデカい化け物がいると、中小企業が100も200もシェアを奪われることになるわけですから、社会的にも色々と無理があるような感じになります。上述のように、今やApple株もバリュー株と見なされています。そんな時価総額の大きい銘柄が、ある種より一層時価総額の大きいアメリカ国債というものに資金を奪われていく以上、大型株(=バリュー株)はやはり厳しい状況に追い込まれていく→指数は下落する、というロジックに繋がります。それがアメリカの利上げが持つ最もスタンダードな意味合い・反応です。実際に利上げが行われる前までは私も「利上げがあればアメリカ株も上がっていく」としていました。その論拠には大きく二つあって、一つは今まで散々利上げすると言ってきたので株価的に織り込まれているということ、また利上げできる程アメリカが強いという証拠である、ということだからでした。実際、これまで利上げ局面ではアメリカ株は上昇を続けてきました。ただ残念ながら今のところそこまでアメリカは強くありません。新興市場は「中立」に。本日は高安マチマチ。マザーズ指数は何とかプラスをキープできました。外部要因や為替などに影響されにくいマーケットで、今一番元気な(押し目買いを狙いやすい)個人投資家の主戦場ですからね。とは言うものの、NISAで長く持てるような割安感の強い銘柄は少ないですし、東証1部が弱ければ、さすがの新興市場もいつまでも無事ではいられません。そういう意味合いから新興市場の方も投資判断を一段階引き下げました。・・・とか何とか書いているうちに、今年も早速文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年01月04日
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NY話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20151206.html「キタノニューヨーク」は北野建設(1866)が運営するマンハッタンのホテル。日系のホテルですから、政府高官などもよく利用するのだとか。グランドセントラル駅の近くにあり、非常に立地的にも良いホテルです。ホテルのロビーの中央には猫?・・・ではなく犬の銅像がデンと鎮座し我々をお出迎え。何故このホテルのマスコット的な感じなのか、いわれはわからないのですが、ホテルの人曰く「舌を触ると金運が上がり、耳を触ると良い知らせが届く」のだとか。というわけで本来全身黒色の犬の像ですが、皆が触る舌や耳は塗料がすっかり剥げて真鍮が見えてきています。通天閣のビリケンさんとかと同じ良くあるパターンですね。舌の輝きが人の欲深さを象徴しています(;^_^Aえぇ、当然私も触りまくりましたよ。人間だもの。師匠曰く「NYのホテルは元々どこも高いクセにサービスが悪い。でもこの日系のホテルなら嫌な思いをすることは特にない。変に安いホテルに泊まると周辺の治安も悪い。ここは日本語も通じて便利だから、いつも利用している」ということでチョイスしました。確かにトイレがウォシュレットになっている点も有り難いです(;^_^Aちなみに普通の部屋ですが6泊で計2200ドル以上。つまり一泊当たり45000円以上する計算になります(・・;)た、高い。NYの場合、ホテル税だけで14.4%程度取られてしまいますので高くなります(T△T)ともあれ無事チェックインを済ませると、一旦部屋に荷物を置いて小休止。その後街の空気を感じると共に皆で夕飯を軽めに食べようということになりました。そこで私は最近株式上場も果たし、日本にも進出してきたハンバーガーショップ「SHAKE SHACK」に行きたいとリクエスト。奇しくも我々が行った2日前に東京にオープンし、話題となっていました。この辺ではグランドセントラル駅に「SHAKE SHACK」があるということで、そのまま徒歩で移動。11月のNYの夜は寒い・・・はずでしたが、今年は暖冬ということで、そんな無茶苦茶寒い感じでもありませんでした。富山よりも若干寒い程度。間もなく行くとグランドセントラル駅に到着。日本で言うところの東京駅のようなもので、地下鉄各線の交差する中心のターミナル駅になっています。100年を超える歴史があるらしく、建物自体も床が大理石で西洋風の歴史を感じる造り。高い天井の全面に星座が描かれており、クラシカルなプラネタリウムという感じ。大勢の人混みが行き交い、いかにもNYの出発点、という感じにさせてくれます(^^)(つづく)
2016年01月02日
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あけましておめでとうございます(^^)新しい年がまた始まりました。昨年も振り返ってみれば色々なことがあり、相変わらず予測のつかない人生だなぁと痛感する日々です。ただ、結局昨年も紅白に出場できなかったところは予測通りでしたが(-。-;)昨年はNYに行って、色々と普通の旅行ではできない経験をさせていただきました。NY話はまだこれからも当分続くのでまたお読みいただければと思いますが、今年もまたどこかに金融研修に行きたいなとは画策しております。ただ英語は引き続きさっぱりなので、ちょっと勉強する年にしたいです。今年も良い年になりますように。しかし今年は本厄なので、さっさと厄払いに行きます(-。-;)とりあえず2016年も始まったばかり。皆さん頑張っていきましょう(^_^)/本年もどうかKA.Blogを宜しくお願い致します(^^)
2016年01月01日
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