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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYはギリシャ問題が炸裂して大幅安。それを受けた日経平均は昨日先んじて急落したこともあって下値は堅く。売り買いが交錯する中でじわじわと買い戻しの動きが出ました。中国で年金資金の30%まで中国株投資をしても良いという中国版アベノミクス的な草案が出たこともあって急反発となると、それを受けて日本株にも安心感が拡がる流れに。TOPIXの方も一時マイナス圏に振れる場面がありましたが、後場から切り返しました。月末ということもあって、ドレッシング買いも多少は入ったと見られる模様。ただ昨日の600円近い下落の反動としてはリバウンドも限定的でした。売買高は26億株弱、売買代金は2.7兆円とそこそこでした。投資判断は「やや買い」。前回土曜の時点で書いた際には「債権団の方からも交渉の扉を閉ざすことはない」としましたが、思い切りバッシーン!と閉ざされ株式市場は大混乱。やはり素人の推測だとこんなもんですね。すみません。「一切の妥協無しに終わると瞬間的なネガティブサプライズは避けられない」とはしたものの、下落幅は日経平均で300~400円も下がれば十分と思っていましたが、昨日いきなり600円の下落を食らってしまいました。全然根が深かったですね。残念ながらこのニュースを最初に受けた東京市場のインパクトも大きかったです。この辺りはいつものパターンではやや過剰に反応するのは致し方無し。と言うより、今回の下落をきつくした大きな要因は昨日の朝方に出た鉱工業生産指数の悪さでした。市場予想では前月比-0.8%の予想でしたが-2.2%の着地。その分の下げは200円分くらいあったのではないでしょうか。実際、昨日の中国以外のアジア株はどれも1.5%未満の下落率に止まっていました。日本固有の売り要因(リスク回避の円高も含む)も大きな要因ではあったと思います。中国の追加利下げが全く効果なしだったのも売りに拍車をかけました。現状を把握すると、とりあえず本日期限のIMFによるギリシャ向け債権に関しては、返済は不能で通過する見込みです。前回も書いたように、あくまで「デフォルト」ではなく「遅延」という形になるようです。一種の言葉遊びではありますが、これによって一時期よく耳にしたCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が有効になるかどうか大きく異なります。そもそもデフォルトという認定がされるのは、まだ数週間先の話だとのこと。ギリシャ側の出方としては、7/5に債権団から提案されている財政緊縮策を受け入れるかどうかの国民投票を実施。一応ギリシャの国民の大半は緊縮策を受け入れてEUに残る方がマシと考えています。ですから、国民投票が実施され受け入れが示されるシナリオが高く、その場合チプラス首相は辞任するとされています。あくまで短期的にはですが、これがベストシナリオと見られて相場は一定の落ち着きを取り戻しつつあります。いずれにせよ今月末の債務分はともかく、今後もそれ以上に多額の債務返済期日が迫っています。ですから、支援無しでは立ち行かなくなるのは既に自明です。全ての歴史的に貴重な文化資産などを中国に売り払って借金を返済したとして、その後にギリシャに何が残って何で食っていくのか。普通に考えれば素直に緊縮財政プログラムを受け入れるはずです。ただ最近は逆にギリシャがあれだけゴタゴタしてくれるお陰でリスク回避的に日本株が買われていた面もあるでしょうし、また売り方がきちんと売りを入れてそれが過熱感を冷ましつつ買い戻し圧力で相場が長続きする節もありますから、案外「ギリシャさんありがとう!」と言うべきかなと改心しかかっている私です。いつも「ギリシャなんてさっさと離脱してしまえば良い」と言ってごめんなさい。(←まあ内心まだ離脱してしまった方が良いとは思っていますが)ともあれ、従前からの予想通り、ギリシャがどうなろうと日本株の上昇トレンドに大きな変化は無いとの認識には変わりはありません。引き続き押したところは積極買いの好機だと引き続き考えます。一方でもう一つ気になる中国は、本日大幅反発。特に上海総合指数は上述の材料を受けて5%以上の急反発となっており、まさにジェットコースター相場になっています。今まで信用取引を締め付けに回っていましたが、今度は一転大手証券会社が一部銘柄に関して委託証拠金比率の引き下げを発表。株式市場に対して非常に神経質になっています。それにしてもボラが高過ぎです。中国国民はカジノにわざわざ行かなくても、非常にギャンブル性の高い遊びが自宅のパソコンでできるのですから、マカオなんかはさっぱりなのではないでしょうか。ただ同時に、個人的にはそろそろインバウンド関連は曲がり角に来ているのではないかと考えています。訪日外国人観光客の増加に関しては引き続き増加基調は続くとしても、中国株の乱高下は富裕層の財布のひもを固くすると思われます。また先般フランスなどで同時多発的にテロも起きました。本日は日本でも安全神話の東海道新幹線でテロ的に可燃性の液体を用いた焼身自殺事件が発生。箱根山でも小規模な火山が発生するなど、ちょっときな臭い話が相次いでいます。また、現実的な問題として、受け入れる側の宿泊施設やバスなど、様々な部分で不足感が出ていることから、無制限にドンドン拡大していくとはいかないでしょう。今週の予定としては、明日1日(水)には日銀短観が、またGPIFによる3月末時点の資産配分や運用状況も出るということで、その辺りも一つ焦点になってくるかと思います。GPIFの買い余力の大きさは、何より外国人投資家にとっての注目材料でしょうから。そして2日(木)にアメリカ雇用統計があります。本来は3日のはずですが、独立記念日が前倒しの振替休日になるため、木曜になるようです。そして来週日曜にギリシャの国民投票があるのであれば、そこにむけてまた思惑を含んだ値動きになるのかも知れません。この辺りに関しては、もう少し推移を見守りたいところです。それ以外で細かいところでは指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)の月次が2日に出ます。20日締の同業であるライトオン(7445)やしまむら(8227)の月次を見る限り、ファーストリテイリングの6月月次も(5月ほどでは無いものの)良好な数字が期待できます。特に足元でファーストリテイリングは上場来高値更新波動であり、足を引っ張るファナック(6954)、ソフトバンク(9984)分を背負って日経平均を引っ張り上げています。確かに指数寄与度はファーストリテイリングが10.9%、ファナック、ソフトバンクがそれぞれ5%弱ということを考えると、今の相場の「色」がわかります。http://nikkei225jp.com/nikkei/裁定買い残は先々週末現在で一段と減って2.8兆円になっており、それがファーストリテイリングの株価引き上げ余地に繋がっています。この動きはまた一つ見逃せないものがあります。信用買い残はネットで2.5兆円とそこそこですが、信用評価損率は-7.3%。先週は株価が上昇したので改善しているのは間違いなさそうですが、その他騰落レシオも(こちらは私は全くアテにしていませんが)100を割り込んでおり、高値圏にありながらもそれぞれ過熱感にはほど遠い状況です。今週の値動きに関しては、総じて上昇基調を見込みます。多分足元の日米の景気を見る限り、短観も雇用統計も良いと思いますし、程ほどに喉元過ぎると思います。また好きなアノマリーで言えば、7月は最初の3営業日が上昇しやすいというのもあるので(直近25年で18勝7敗)、先般紹介した6月末まで買われやすいアノマリーも加えて、なんだかんだで最終的には21000円クリアの週になる可能性もあります。一方、これまでは株主総会前の買い需要が期待できる地合でもありましたが、結局特段今年の株主総会で変わったところもなく(トヨタ(7203)の株主総会が変わらなかった時点で日本株全体今年も特に変わらないことが判明した)、その集中日を通過しました。となると、本日いよいよ上場申請した日本郵政グループの動きもあって、ここから公募増資が増えてくる時期になってくると思います。株価水準も先日ITバブル時を超えて高値圏にあるのですから。というわけで、もし私が経営者だったら、今のタイミング(7月~9月)で公募増資をします。逆に言うと、このタイミングを逃すと、後からはなかなかし辛いのではないでしょうか。一旦ROEに対する関心も薄れる時期ですから、株主総会後、郵政上場前、そして株価上昇トレンド中のこのタイミングは絶好のチャンス。実際、本日はソニー(6758)が場中に大型増資を日経夕刊ですっぱ抜かれ、後追いのIRでそれを認めました。それを受けてソニーは8%を超える大幅安。幸い市場への影響度合いは限定的ではありましたが。なので、銘柄を選ぶ際は特に資金需要が旺盛な銘柄(有利子負債の大きい銘柄、M&Aなどの積極化を中期経営計画などで謳っている銘柄など)は避けた方が良いのかも知れません。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。昨日はギリシャショックを受けて新興市場も急落となりましたが、本日は切り返しの動きが鮮明になっています。主要投資家である個人が果敢に押し目買いに動き、待機資金12兆円の逆襲という感じがします。基本的には海外の情勢に影響を受け辛い新興市場はギリシャ問題を気にする必要は無いはずです。新興市場の銘柄の方は需給バランスが大きく崩れておらず、売り一巡感もあって戻りは早そうです。【ポートフォリオ銘柄】フィード・ワンHD(2060)は反発。昨日は地合の波に飲まれて急落となりましたが、本日は一転買い優勢になって値を戻しました。そもそもギリシャなんて関係無い銘柄ですからね。ここで一件訂正。前回「ドイツで肥料大手のK+Sがカナダの同業から買収提案」とありましたが、これは間違ってないですけれど、あくまで肥料の会社でした。私の色眼鏡でニュースをパッと見た時に「飼料だ!」と思ってしまったので材料として認識しましたが、全然関係無かったです。お詫びして訂正致します。・・・というわけで、お約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月30日
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以前から嫁が行きたいと言っていた高尾山に行くことになりました。高尾山と言えば標高600m弱で東京でお手軽な登山を楽しめ、あのミシュランでも三つ星を獲得したことで有名な山。お陰で外国人観光客も急増中です。個人的には地元の二上山と大して変わらんやろーと思ったのですが、二上山の倍以上の高さがありました(^_^;その日は天気も良く、登山日和。新宿から京王線に乗って高尾山口まで向かいます。私東京に居た時にほとんど京王線乗る機会は無かったので、沿線からの景色も楽しめます(^^)都心から離れると、段々と都会の喧噪からかけ離れた風景に。1時間程度で高尾山口駅に到着。丁度我々が行った2日前に新しく改装されたようで、トイレなども非常にキレイに仕上がっていました。案の定観光客がごった返して大賑わい。外国人の方も多数見られましたが、さすがに割合的には日本人観光客の方が多いようですね。http://response.jp/article/2015/04/28/250006.html駅を出ると、土産物屋やお食事処が軒を連ねています。丁度お昼の時間帯だったということで、まずは腹ごしらえをしてから登ろうということになりました。高尾山と言えばとろろそばが有名ということで、どこか美味しいところが無いかなーと物色。が、有名なところは行列で待ち時間がかかるということだったので、諦めて一番空いているところに入りました(^_^;まあそこでも十分美味しかったですし、正直そばの味の違いはそんなにわからない人なので。そんなこんなで腹ごしらえを済ませると、いざ登山開始です(^_^)/ただ我々はそんなに本格的山を登って山頂で達成感を得よう・・・というタイプでは無いので、まずは用意されているリフトで距離を稼ぎます(^_^;高尾山にはリフトとケーブルカーの二つが用意されています。リフトの方が待ち時間は無いけれども時間がかかる(所要時間12分)、一方ケーブルカーは速いけれど(所要時間6分)15分間隔なので待ち時間がある、という差があります。あとリフトの方が怖い人はいるかも知れませんね。なお料金は同じです。個人的にはリフトの方が開放感もあって良いのでリフトの方が好きですが、折角なので両方乗りたいですから、行きはリフト、帰りはケーブルカーということにしました。どっちかに統一した方が往復料金で30円分お得ではありますが(^_^;高所恐怖症の私ですが、程ほどの恐怖感と共にリフトはグングン上がっていきます(ーー;)すれ違う下りのリフトには子供を抱いた女性なども乗っていて、下りの方が下が見えて恐ろしく無いのかななどと思いますが、余計なお世話ですね(^_^;程なくリフトは終着地点に。いつもこういうリフトは着地がちょっと緊張しますが、まあ老若男女無事着地できるように等速で動くベルトコンベアが足元でサポートしてくれます。というわけで、私も無事着地すると、ここから改めて高尾山頂を目指すのでした。(つづく)
2015年06月28日
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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続落。前日のNYはギリシャ問題に対する不透明感から軟調。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。週末に山場を迎えるギリシャ債務問題に対する警戒感から、リスク回避の売りが続きました。為替の円高基調も重石になる一方、下値では買いも強く。中国株が軟調で、特に上海株が引き続き急落となりましたが、その割には特段大きな下落には繋がりませんでした。後場にはお約束の日銀ETF買いが入ると、一時はプラス圏に顔を出す場面も。ただやはり週末のギリシャの顛末を考えると買いは手控えられて、引けにかけては売られました。それでも6月決算銘柄の配当落ち分20数円を差し引けば、実質40円程度の小幅安程度に止まりました。出来高は22億株弱、売買代金は2.2兆円台と落ち着きました。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは高安マチマチ。ギリシャ問題の交渉を控えて思惑が交錯する形になりました。一方でドル円が円安に進捗して124円に接近してきたことから、シカゴ225先物は20875円ということでしっかりしています。執筆現在の段階ではギリシャ問題は相変わらずの平行線。ギリシャのチプラス首相は7/5に国民投票を実施し「債権団から提案されている財政緊縮策を受け入れるかどうか、ひいてはユーロに残るか否かの信を問う」と表明。債権団が提示した「年金などの聖域改革に着手するなら5ヶ月は待ってやるよ」という今月末に迫った債務返済期限の延長案に対して、相変わらず頑なに拒否し続けています。どんなに年金を維持しても、ドラクマに戻って物価が上がったら意味無いと思うのですが。ギリシャの場合はユーロ圏が頑張って支援しようとはしてくれるのですが、日本の場合は国債のほとんどを日本人が持っていますから、どこも助けてくれないかも知れません。他山の石にしないといけませんね。それはともかく、本日にも引き続きユーロ圏財務相会合があり、これがさしあたって今月末に控えた16億ユーロの返済がデフォルトするか否かの最終的な決着と見られています。お休み好きのお国柄なのに、休日出勤ご苦労様です。が、私の素人予想では「返済できないけれどもこれはデフォルトでは無いよ」と建前上のデフォルト回避か、もしくは国民投票の結果が出るまでは待ってやろう、というどちらか、あるいは両方かと見ています。債権団の方からも交渉の扉を閉ざすことはないでしょう。当然ちょっとでも返して欲しいでしょうし、ギリシャがロシア側にすり寄られても困りますし。ただ頼られるロシアの方も原油価格の下落や西側諸国からの経済制裁によって台所事情は決して楽で無く、そのロシアが頼る中国も足元で株価が急落しているように、成長鈍化懸念が次第に強まってきています。駆け込まれる寺の側も「今はそれどころじゃないよ」と言いたいかも知れませんね。足元ではイランに対する経済制裁解除、アメリカはキューバとも国交正常化に向けた方向に動いており、西側優位の展開です。というわけで、イギリスで何でも賭けにするブックメーカーでは、ギリシャが年内ユーロ圏に残る確率は93%となって、ほとんど賭けが成立しない状態だとか。これが一般的な感覚であり常識でもあります。ブックメーカーによる予想はお金がかかっているので皆真剣に情報を収集した結果ですから、集合知の最たるものと言えるかも知れません。実際、スコットランド独立の選挙の際は、独立否決が圧倒的で賭けが成立しませんでした。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQEGKI6TTDS101.html一応ギリシャ国民も離脱は望んでいませんし(6月上旬に実施した現地世論調査によると、国民の70%が「いかなる犠牲を払ってでもユーロ圏残留」を望むと回答)、なんだかんだで離脱されるとユーロが高くなることからドイツだってギリシャという弱者を囲っておきたいと考えています。そうなると、今回の話が最終的に本当に取り付く島もなく物別れというのはあり得ないでしょう。誰得なのか?って感じです。残留が決定した場合は、結局来月もまた再来月も大量の債務償還にあたって危機説が唱えられるかも知れませんが、短期的には好感されます。私のギリシャに対する姿勢は数ヶ月前から一貫して繰り返しているように、少なくとも株式市場的には終わった問題であると思っています。「全然市場はギリシャに翻弄されているじゃねーか」という突っ込みもあるでしょうが、どういう結末になろうとも、これで世界の株式市場が本筋としてクラッシュすることはないという認識です。ある意味、合意・拒否の予測を無視したシナリオで考えています。実際、株式市場の方はその通り動いています。アメリカはNASDAQが今週最高値を更新。ダウやS&Pも高値圏を維持しています。日本株だってITバブル時の高値を上回ってきました。本気でギリシャ問題を心配している人なんて居るの?という感じです。もうこれだけ数年前から騒がれて、各金融機関は十分備えています。アルゼンチンがデフォルトしても何も変わらないように、結局それによって世界の主要部分さえダメージを受けなければ何も問題はありません。あんな経済大国の中国の上海総合指数が7%を超える暴落をしても世界に悪影響が波及しないのは、あくまで本土の個人投資家がダメージを受けているだけで、内側でほとんど完結しているからです。数年前にギリシャ危機が初めて表面化した当初は、ヨーロッパの各金融機関がギリシャ債を保有していたから問題になりました。しかしBloombergによれば現状大部分をECBや構築されたセーフティーネットである欧州金融安定化基金(EFSF)が保有しており、民間保有分は17%程度です。これだけ言われているのにギリシャ債券を買っている金融機関は単なる投機目的ですし、デフォルトしても完全に自業自得でしょう。当然債券を保有していない人にも悪影響は出てきますが、そもそも世の中には様々なヘッジ手段が用意されていて、ユーロ売りのポジションは4月以降はちょっとずつ減ってきてはいるものの(それに合わせてユーロ高が進んでいますが)、相変わらず売り長で破綻に向けた準備がなされています。ですから、破綻が決まればその後のイタリア・スペインに対する警戒感は引き続き残るとしても、個人的にはむしろ一旦出尽くしから世界同時株高の流れが出るとすら考えています。一方で日本株を見ても空売り比率が連日30%を超えており、一定量心配して備えている人がいます。しかし決着はいつも後回しで、売り方が投げる→株価が上がるという流れを繰り返しています。ある意味、今みたいに決着を付けないままグダグダいった方が、株高の継続性に繋がるのかも知れませんね。もう一つ間接的な証拠(?)として、足元で今度はウクライナのデフォルト話が出てきました。これはもう売り方がギリシャという悪材料をしゃぶり尽くしたので、新しい燃料を補充するためにもってきた悪材料とも言えます。今まで誰もウクライナのことなんて口の端に乗せていなかったじゃないか。えぇ、その通り。都合良くメディアにリリースされるように取りはからっているのでしょう。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQHMHG6JIJV101.htmlそんなわけで、これで本当に子供の喧嘩のように感情論だけで一切の妥協無しに終わると瞬間的なネガティブサプライズは避けられないでしょうけれど、既に離脱シナリオまで織り込んだ株式市場ですから、間もなく上昇トレンドに回帰できると思います。ですから、どちらにせよ上昇トレンドが崩れることは無いと見ています。そうしている一方で、個人的には正直諦めモードに入っていたTPPの合意が見えてきました。もし月内にTPAの合意がアメリカでなされないと、もう大統領選挙モードに入るのでオバマ政権下でのTPP合意は無いという話もありました。ところが先般無事TPAが可決したので、後は実務レベルでの話し合いで折り合いが付けば夏場の合意すら見えてくる流れになっており、個別株では今週TPP関連株が買われる流れになりました。これは株式市場にとっては素直にプラスと思います。自分がTPPに賛成か反対かの論はともかく、投資家は状況に合わせて売買する他ありません。であれば、これはTPP参加国の株式市場にとっては基本的にはプラスに作用すると思います(株式市場に上場するような大企業はグローバル企業が多いため)。無論国別に業態毎で温度差がありますが、一つの大きな経済圏が立ち上がるわけですから、とにかくプラス要因ではあります。そう考えると、足元結構良い雰囲気になってきているような感じもあります。ギリシャの話をひとまずクリアすれば、サマーラリー相場へと発展していく可能性は高そうです。これも繰り返しになりますが、今現在はアメリカの利上げ時期9月を勘案して、7月下旬~8月上旬が今年の天井説を堅持していますが、とりあえず目先しばらくの上昇トレンドは継続と考えて良いと思います。新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に軟調。ギリシャ問題に対する警戒感は新興市場にもさすがに影響を及ぼし、リスク回避の動きが出ました。引き続き日本マイクロニクス(6871)の大幅安が市場全体に暗い影を落とした感も。ただ需給動向は相変わらず良いので深刻なトレンド転換には至っていません。ギリシャ問題さえ大過なく通過できれば、来週からはまた上値追いの流れに回帰しそうです。【ポートフォリオ銘柄】フィード・ワンHD(2060)は反落。金曜はTPP関連株への買いも一巡したことや、前日の大幅高の反動もあって売られました。日証金ベースでは融資残も相当膨らんでいたことから、解消売りも出た格好。ただ金曜はドイツで肥料大手のK+Sがカナダの同業から買収提案を受けたということで大幅高。世界的に肥料メーカー再編の動きが出ている格好です。金曜は肥料メーカーの中で出遅れていた日和産業(2055)もようやく動き出した感があり、この辺りの業界は案外これから面白くなってくると思います。・・・というわけで、お約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月27日
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そんな感じで、料理や酒も進みながら、皆でワイワイ久闊を叙していました(^^)今回集まった4人は全員同級生。で、そのうちの一人は私は初対面でしたが、実はSNSでは既にメッセージをやりとりしていたので、リアル社会で会うのは初めてという今風のつながりでした(^_^;その人から衝撃的な一言。「いやー、実は今日離婚届にサインしまして・・・(^_^;」「(一同)えぇ!?(;゜ロ゜)」数年連れ添った嫁さんと正に当日別れることになったのだとか。原因などは聞いていませんが、随分前から別居の状態が続いていて、その日が最終的な決着だったということでした。人生色々ですねぇ(^_^;「そして実は今日この後、次の嫁さんと会うことになっています(^_^;」「(一同)えぇ!?(;゜ロ゜)」既に次のお相手は決まっているそうですが、二人の子連れだとか。前の奥さんとは子供がいなかったそうなので、突然小学生の子持ちになるそうです。ははぁ、大変ですねぇ(゜o゜;)ともあれ次こそはお幸せに!(^_^)/あともう一つ驚いたのは、私以外全員この半年で転職orもしくは転職活動中だったということでした。実は先にお見舞いに行ってきた奴も昨年末に転職。他に更にもう一人夏に転職を控えている友人が居ます。正直、一昔前なら40近くにもなって転職はまず無理でしたが、さすが今のご時世、やっぱり人手不足なんですねぇ。まあより高見を目指して転職するのは良いことだと思います。そんなこんなで皆の色々な人生を凝縮しながらも、歌舞伎町の夜は更けていきました。そしてあっという間に2時間経過したので、我々は店を出ました。私はさすがに疲れ果てましたし、2次会まで行くと終電が怪しくなってくるのでパス。また今度東京に来た時に会おうと行って別れました。いやー、なかなか密度の濃い一日で、初めての北陸新幹線から色々な出来事がありました。嫁の実家に戻ると、その日は疲れ果ててすぐ寝ましたzzz翌日。朝起きると胃もたれ感が強く、お腹を壊しました(~_~;)一応「俺のイタリアン」の名誉のために言っておくと、別に食事が悪かったわけではないのですが、恐らくあまりにも普段食べ慣れない高級な脂の乗った肉を調子に乗って食べ過ぎたのと、一日睡眠不足の中で歩き回った疲労が響いた様子。まあ程度は軽かったので、トイレで気合いを入れて何とかしました(^_^;(つづく)
2015年06月26日
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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日のNYはギリシャ問題がやはり解決できないのではという懸念から軟調。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨日ITバブル時の高値を更新した達成感もあって、利益確定売りが出ました。GSによる格下げを受けて下落したファナック(6954)も重石。ただ後場にはお約束の日銀ETF買いで下げ渋ると、前日終値近辺まで戻す動き。最後は力尽きてほぼ寄値辺りでの引けとなりましたが、5日線を割り込むようなことはありませんでした。出来高は21億株弱、売買代金は2.3兆円台と落ち着きました。投資判断は「やや買い」。昨日は日経平均がITバブル時の高値を上回ったということで、各メディアこぞって株高を報じました。相変わらず「景気は回復していない」だの「官製バブル」だのお約束の言葉が飛び交っているので、本日は検証スペシャル。まず今の相場がバブルかどうかを計る典型的な尺度としてPERが挙げられます。PERとは今更ですけれど「株価が企業が稼ぎ出す利益の何倍か」を示すもので、ひいては「その株を何年持っていれば、その株価相当分の利益を稼ぎ出すか」ということでもあります。ヤフー(4689)の株価が1億円を超えたことで話題になった00年のITバブル時において、東証1部全体の予想PERは133倍。つまり、その企業の株を133年間持たないと、その株価には達しないということになります。これは明らかにバブルです。人間の余命を超えているわけですから、そこまで株を握りしめたいと思う人は居ないでしょう。そもそも100年以上存在する企業なんてほんの一握り。ところが同じ20833円を付けてきた現在の予想PERは17.6倍。世界の平均PERが17.9倍で、中でも先進国は18.4倍ですから、まだ日本株はむしろ割安にあるというとらえ方も可能です。17年半くらいなら持てそうですしね。当時と単純に数字的な比較で「15年前はバブルだったんだから、今もバブル」と論じることに意味はありません。http://www.nikkei.com/markets/kabu/japanidx.aspxまた、一方でTOPIXにおいては00年の高値や07年の高値にまだまだ距離を残しています。そもそも私はすぐ「バブル」と持ち出す風潮が好きではありません。バブルが簡単に使われ過ぎですね。今のご時世でバブルとして良いのは債権価格と中国株くらいだと思います。「アベノミクス」と一言で片付けられるここまでの相場上昇の原動力は「円安だ」「外国人だ」「いや日銀買いによる官製相場だ」と色々な意見がありますが、恐らくどれもそれなりに正解です。まあ日銀の買いというのは相場の中に占める割合が極めて小さいですから実態にはあまり影響は無いでしょうが、後場に売り方が辟易する程買いを入れる、また心理的な後ろ盾として、やはり有効だと思います。そんな雰囲気の中、私は昨日ふと「ところで日本株のバイ&ホールドが最善だったのか」と思いました。それでアベノミクス開始以後、日本株とアメリカ株のどちらに投資した方が良かったかを検証してみることにしました。日経平均は当時の野田首相が夕方の党首討論で解散を宣言した12年11月14日の終値8664円→20868円と2.4倍化しました。その一方、同期間でS&Pは1355ポイント→2124ポイントですから、1.6倍弱程度です(NYダウなら12570ドル→18144ドルで1.4倍程度。ただこちらは30銘柄での算出のため参考でしょう)。ところがドル円はその間80.24円→123.80円とやはり1.6倍弱となっており、掛け合わせるとやはり2.4倍化となります。これはすなわち、日本人が野田首相が解散を宣言した時にアメリカ株を為替ヘッジ無しでドル資産投資すれば、日本株アメリカ株どちらを買っても結果が大して変わらなかったことを意味します。TOPIXに至っては722→1679で2.3倍くらいですから、むしろ割負けています。逆に考えると、アメリカ人投資家も、この間の日本株のパフォーマンスに大差が無いことを意味します。そう考えると、アベノミクスって何だったのかなぁという気持ちになってしまいます。特に日本株独自の買い要因って無かったのじゃないか、と。結局、外国人のポジションに合わせて日本株が良いように売買されていることの一端を示し、ITバブル時の高値超えなんて浮かれる意味は全くないように思えます。無論、あのまま民主党政権が継続していると、むしろドンドン海外と差を付けられていたのでしょうから、全く無意味だったわけではありませんが。で、何となくお祭りムードに水を差してしまったのですが、私が言いたいのは「指数の絶対値論で過去との高安を論じることの無意味さ」と「やっぱり外国人投資家の存在は無視できない」ということです。ドル建ての日経平均は本日169ドルを一時突破して、こちらも無事最高値を更新しました。外国人投資家が今のマーケットの主流になっている以上、彼らの動向をきちんと把握しないといけません。なお、誤解の無いように言っておくと、外国人投資家はわざわざドル建て日経平均を見て日本株を売買しているわけではありません。我々が基本円建てのNYダウやS&Pを確認しないのと同じです。ですが、結局ヘッジ手段として円売りと同時に日本株買いを入れてきたりするので、彼らの損益を肌感覚として知ることができるものがドル建ての日経平均というわけです。ですから、ドル建ての日経平均が高値を超えてきたことで、一応彼らも一定の満足感を得ていると思います。ポートフォリオに日本株を組み入れていないファンドは、慌てて日本株買いに走るでしょう。同時にポートフォリオ内で日本株の価額が上がることでウェイトが増し、その分リバランスの売りを出そうと考えてくる投資家も居るかも知れません。今後もこのドル建て日経平均を意識して確認することで、外国人投資家の動向(トレンド)を見極めたいところです。そんな外国人達が気にしているギリシャ問題ですが、個人的には口酸っぱく繰り返しているように、ギリシャがどうなろうともう株価的には十分織り込んだ問題と見ています。21000円乗せは時間の問題でしょう。新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。昨日引け後に二次電池の共同開発中止を発表した日本マイクロニクス(6871)がストップ安値付かずの状況となり、個人投資家大好き銘柄でもあったことから影響が他の銘柄にも波及。また前場段階ではプラス圏まで頑張って切り返したマザーズ指数も、前引け間際に本日IPOのメニコン(7780)が寄り付くと、一斉に資金がそちらに移って大きく下げました。ただそれでも、5日線などを割り込むまでの下落ではなく、本質的には上昇トレンドは続いています。回転はきちんと効いている格好。やはり1000ポイントを明確に上回り、13年5月、14年1月、8月、11月の高値を結ぶ上値抵抗線も上抜けてきたため、大相場のスタートラインに立ったような感じになっています。個別ではアイフラッグ(2759)が光通信(9435)による株式交換の発表を受けてストップ高比例配分。超低位株であるため40%超の上昇になりましたが、同じような思惑で急騰したのがユニバーサルソリューションシステムズ(3390)。こちらもやはり光通信が筆頭株主の超低位株ということで急騰となりました。それ以外は投資している企業が多過ぎるので、波及しなかったようですが。しかし光通信と言えばそれこそITバブルの寵児でしたが、ソフトバンク(9984)程では無いにしろ、しっかりと生きながらえていますね。今ではすっかり投資会社化しており、新興市場の超小型株であれば次々完全小会社化で飲み込んでいっています。かつてはe-まちタウンという会社も飲み込みましたし、パイオンという会社もそうでした。京王ズも引き取ってくれましたし、何気に株式市場のお掃除番のような位置付けですね。【ポートフォリオ銘柄】ホシザキ電機(6465)は反落。昨日は朝方謎の急落から切り返しの動きを見せましたが、本日は普通に下がりました。相変わらずよくわからない値動きをしますね。チャート的には4月高値以降の高値を結ぶ上値抵抗線を昨日投げ売りを誘ってクリアしてきた印象があったのですが。足元で再度円安基調となっていることから業績上方修正期待も高まり、再度75日線や上値抵抗線を越えてくる流れに期待です。CYBERDYNE(7779)は続伸。先般のアメリカでの「HAL」早期承認期待や、「日本再興戦略」関連として買われる動きが継続しています。また昨日の発表によると、来年にマザーズ先物市場が開設されるということで、指数寄与度の高い同社を含めたマザーズ時価総額上位銘柄が買われる動きになっています。マザーズの場合、大型株と小型株の間に歴然たる差があることから、例えば時価総額最大のミクシィ(2121)の寄与度は13%ということだそうで、同社を含めた上位5銘柄で30%近くを占めてしまう計算になります。しかもミクシィは東証1部への申請をしているということですから、大きな穴がぽっかり空いた後に、同社の寄与度が強くなる公算です。しかも同社は来年もまだ赤字が残る計画ですから、当分東証1部は無理です。いずれにせよまだマザーズ先物の話を織り込むのはいくらなんでも早すぎですが、ともあれこれで昨年10月以降の上値抵抗線もクリアしてきました。マザーズの好調さや、先般も書いたように貸株金利が大体の証券会社で10%となっていることから、現物で買って貸株にしてしまえば値上がり益と金利収入が得られる強みがあります(※ただし税金上の扱いは異なります。貸株サービスに関しては各証券会社のルールなどをよくご確認ください)。フィード・ワンHD(2060)は大幅続伸。アメリカでTPAの上院可決が日本時間早朝に決定したことで、既に昨日から動意付いていたTPP関連株が本日もしっかり。中でもノーマークだった同社が後場から突然買われ、上場来高値を更新してきました。株価も低位であることが今の市場のトレンドに乗った形。明日も引き続きギリシャ問題で市場が警戒感に包まれるなら、TPP関連のテーマ物色は継続するものと思います。・・・というわけで、お約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月25日
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「俺のイタリアン」の店内は比較的狭いくて大賑わい。その分賑やかな雰囲気で気軽にワイワイ高級イタリアンを楽しめるスタイルです(^_^)/一応2時間の時間制で、テーブルチャージ料も300円しっかり取られます。幸い我々が案内されたのは壁際のテーブルだったので、ちょっと寄りかかることができました。なので立ちっ放しでも案外楽なもんです。ウェイターさんはしっかりと正装しており、言葉遣いも丁寧。形式上はあくまでも高級イタリアンです。隣のテーブルでは結婚式帰りなのか、ドレスを着てきらびやかなお姉さん二人が食べていました。これはかなり良い感じのお店ですね。期待感が高まります(^_^)/まずはドリンクをオーダー。高級シャンパンが一人1杯限定で1200円で飲めるとか(※毎日スペシャルドリンクのメニューや価格は異なります)。正直、そのシャンパンがどれだけ高級で、一般的に1杯いくらなのかわかりませんが、限定と言われれば黙ってそれを注文。すると、間もなくワイングラスとシャンパンを持ったソムリエがやってきて、うやうやしく一礼。シャンパンのラベルを見せて、説明をしてくれます。さすがにテイスティングまでは無く、またワイングラス自体もプラスチック製のものですが、無論シャンパン自体は本物です。それで早速皆で乾杯!おー、美味しいシャンパンです(^^)細かいことはよくわかりませんが・・・(^_^;しかしプラスチックのワイングラスって、逆に安っぽさを演出するためのものなのかなぁ・・・なんて思っていましたが、すぐ理由がわかりました。テーブルも小さめなので、ちょっと油断するとガシャンと倒してこぼしてしまうんですね(゜o゜;)普通の高級イタリアンでは、テーブルが広いですから余程不注意じゃない限り、床にグラスを落として割ることはありません。割ると狭い店内一々掃除も大変ですし。なるほど、よく考えられていますね。料理も色々と手の込んだものが用意されています。色々なものを頼みましたが、正直全部は覚えていません。その中で特に特徴的なものを3つ。まずアヒージョ。私アヒージョって何か知らなかったのですが、友達が「食べたい!」と真っ先に頼んでいました。アヒージョはスペイン料理らしいのですが、オリーブオイルとニンニクで色々煮込んだもの。今回はエビとキノコのアヒージョということでしたが、その具材は勿論のこと、食べ終わった後のオリーブオイルにパンを浸して食べるのが一般的なようですね。美味しかったです(^_^)/次にサーロインステーキ。何牛かは忘れましたが、その時その時に手に入る良い食材を使って、ドンと高級ステーキが提供されました。箸でちぎれる程の柔らかさで、非常に脂ギッシュでジューシー!すごい美味い!(^_^)/皆で取り合い、あっという間に無くなりました。最後にこれが一番衝撃を受けたビスマルクピザ。ピザの真ん中に半熟卵が乗っかっていて、周りをトリュフソースが彩っているピザです。これがなんと無茶苦茶美味い!(;゜ロ゜)私はちょっと衝撃的でした。これのためだけにまた「俺のイタリアン」に行きたいと思わせる程の美味さで、人生で食べたピザの中で一番美味いと思いました(^_^)/あと、結構他に期待していたものが色々品切れてしまっていて残念でしたが、出てくる料理はどれもこれも非常に美味しかったです(^_^)/そしてたらふく食べて飲んで一人当たり大体5000円程度。これなら普通の居酒屋のコースと大差ありませんよ。富山にも進出して欲しいなぁと思う今日この頃でした。(つづく)
2015年06月24日
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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅続伸。前日のNYはギリシャが新しい財政再建案を提出したことで、事態打開に一歩近づいたという楽観ムードが台頭し堅調。NASDAQはまた最高値を更新しました。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ドル円が円安方向に振れたことや、昨日野村の格上げを受けてしっかりしていた銀行株が本日も買われることで上値を追うと、それを核にじわじわ買いが膨らむ展開になりました。今月末に出る政府の成長戦略の素案も出たことで、ロボット関連株が買われたり、先般からのテーマである着物関連株が買われたり、果ては往年の仕手株まで買われたりと全方位的な買いが集まる格好に。加えて中国のHSBCによるPMIが予想を上回ったことで中国株がしっかりすると、一段安心感が強まる展開。後場もスルスル買われ20800円台回復で高値引け。ITバブル時の高値に肉薄する動きとなりました。売買高は28億株台、売買代金は2.8兆円台と膨らみましたが、うち後述するみずほFG(8411)の5億株弱を筆頭に、井筒屋(8260)も1億株を超えるなど、低位株が上位をずらりと占めたことで売買単価は急低下しました。投資判断は「やや買い」。ようやく5月の年初来高値をクリアとなり、私はこのブログ上では4月下旬からずっと「今年はSell in Mayは無い」と繰り返してきましたが、やっぱり5月に売らなくて良かったということが言い切れる状態になりました。5月初旬は大きめに下落したことで胃の痛い時もありましたが、今となっては良い思い出です。一方TOPIXの方は高値更新とはなっていないものの、こちらは6月に入ってから高値を付けたので、やはり5月に売れば良かったわけではないですね。ただ先般「高値20655円やSQ値20473円を上抜くには、もっと市場のエネルギーが必要」「少なくとも連日きちんと2.5兆円は超える必要がある」としましたが、今日一日だけで十分クリアしてきました。地合が良いのは良いとして、ここまで強いとは思いませんでした。ともあれ、個人的には先般から繰り返してきたように、ギリシャがどうなろうともう株価的には十分織り込んだ問題です。むしろさっさと離脱してくれた方が将来的な心配ごとが無くなる(今月末乗り切っても、また3週間後にはその倍の水準の返済が待ち構えている)と思っているので、目先はソフトランディングが望ましくとも、長い目で見るとハードランディングの方が良いのではとさえ思っています。恐らくギリシャデフォルトであってもユーロ売りポジションの買い戻しで上昇すると見られていたユーロですが、デフォルト回避が見えてきたので改めて売られた・・・というとイマイチ道理に合わない感じがしますが、その分ドル買いに繋がって日本株の後押し要因になりました。結果、ドル円チャートは122.5円という10日の黒田総裁の逆バズーカ発言の際に下支えられたラインが強い抵抗力として確認されている感じです。この先為替が三角持ち合いに移行するとしても、122.5円が堅いならば安心感に繋がります。それは他ならぬ外国人投資家にとっての安心感で、三角持ち合いに移行するということは、少なくとも目先は為替のボラが低下することになりますから、日本株の買い安心感に繋がるわけです。そんな背景もあってドル建ての日経平均は昨日と今日で急伸し、一気に大陽線を引いて169ドルを回復してきました。今週の株価上昇の原動力は色々ありますが、まずはこの外国人による「持たざるリスク」の台頭でしょう。ドル建てでの年初来高値更新が見えてきたことで、日本株を持っていないファンドマネージャーの焦る姿が目に浮かびます。焦った挙げ句、一番資金を投入しやすい時価総額の大きなメガバンクが買われている構図です。もう一方は個人投資家です。これはもう先週から蠢動しており、マザーズ指数は1000ポイントを軽くクリアしてきました。待機資金12兆円とされるMRFのうち、勿論全員が全員焦って買い出動するわけではありませんが、特にイナゴ系の投資家は値動きの軽い銘柄を徹底的に狙って、ネットセキュリティ、着物、仕手株など、様々なところにタワーを築き上げています。先週の日経平均2万円割れが一つの狼煙になったのは間違いないでしょう。こういった全方位的な買いがある一方、相場に過熱感を示す指標は実はほとんどありません。裁定買い残もメジャーSQを契機に3兆円を割り込んで、信用買い残の方は3兆円を超えたと言っても、売りとのネットでは2.5兆円程度に止まっています。一方、空売り比率が先週38.4%という過去最高水準を記録。実は昨日もあれだけ相場が上がっていた中で34.2%と案外高く、一定レベルはギリシャのデフォルトを警戒する動きがありました。が、得てしてそういう動きは、高値更新波動の燃料になるものです。本日はその買い戻しも大きな浮力になったものと推察されます。ここまで来たらITバブル時の高値20833円はあっさりクリアし、21000円乗せを目指す動きになりそうです。TOPIXの方も外国人が銀行株をしっかり買っている以上、年初来高値更新は時間の問題でしょう。先般より指摘しているように、やはりギリシャが26日どういう帰結になろうと、7月下旬or8月上旬まで日本株はしっかりと上昇していくというのが基本スタンスです。勿論ギリシャの解決の仕方でその高低差や時間軸のズレは出てくるでしょうが。むしろ気になるのは中国株の方かも知れません。本日のところは上海総合指数もプラスで切り返しましたが、先週は1000銘柄以上ストップ安になるなど、なかなかのジェットコースターぶりです。先週はギリシャ問題によるお得意さんのヨーロッパの動向が不安だったことに加えて、IPOが相次ぐ中、申し込みのための資金が拘束されて、それが買いを細らせた模様。今週に入ってその拘束が順次解除されていくことで、やや買い戻しの動きが出そうではあります。ただ、以下のような記事を読むまでもなく、やはり上海市場はバブル崩壊に向けて転がり出した印象を持っています。戻りは限定的で、再度また連日大幅安する流れを想定します。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150623/mcb1506230500002-n1.htmただ先週も上海が急落しても世界的にそこまで大きな悪影響は及ぼしていませんでした。それは完全に中国国内で完結する損益だからですが、似たようなものがギリシャでもあって、グローバルにポートフォリオを毀損する投資家がいなければ、連鎖的な危機は起こりようもありません。新興市場は「強気の買い」に。本日は両指数共に堅調。ただ本日のところは大型株に資金を奪われて、上昇率は大したことありませんでした。それでもマザーズ指数は1000ポイントを明確に上回り、13年5月、14年1月、8月、11月の高値を結ぶ上値抵抗線も上抜けてきたため、大相場のスタートラインに立ったような感じになっています。そのため投資判断を最上位に引き上げました。マザーズ指数を含めた新興株がしっかりしている理由は、為替の振れに影響を受けないことや金利上昇局面で有利子負債の少ない企業が多いこと、また個人投資家の復調といった面があると思います。が、もう一つ足元で注目されるコーポレートガバナンスコードを受けて、持ち合い解消売りが進む中、そもそも持ち合いが無いという新興企業の特徴も強みだと思います。つまり売り圧力にさらされる懸念が無いということです。新興市場の中でもまだ出遅れ感が強いまま放置されている銘柄も多く、循環的に物色が進むことで、指数は底上げが続いていくものと思います。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は大幅続伸。上述したようにまず昨日野村がメガバンク各行の強気スタンスを示して先鞭を付け、それが昨日以降の全体相場に火を付けた感じになっています。丁度6月は調整が続いていたことから、リバウンドのきっかけとしてもタイミングがばっちりだった感じ。結果同社は本日は値上がり率ランキング上位に入る程の破壊力と、5億株に迫る売買高を記録しました。これだけ上がってもまだPBRは0.8倍で、引き続き割安感が残っています。銀行株の上昇を伴う相場は軸がしっかりしている証明でもありますから、外国人投資家の資金流入を計る上でも銀行株の上昇は注目です。CYBERDYNE(7779)も大幅高。政府による「日本再興戦略」の素案でロボット開発への投資を企業に促すとあり、関連株として買い上げられました。まあある意味当然の帰結とも言えますが、株価が出遅れていたところにマザーズ市場の好調地合いも重なって、一気に上放れの流れになりました。75日線も回復。また引け後にはロボットスーツ「HAL」のアメリカFDA医療申請を、簡易な一般的承認プロセスに切り替えたと発表。医療用ロボットスーツという従来に無い製品だったことで判断が難しかったところで、医療機器として承認を求めるプロセスに切り替えられると判明したため、90日以内に審査が終了するそちらに切り替えたとのこと。つまり承認のスピードアップが図られるということです。正直、同社の生産能力はまだ福島の工場が完成しておらずまだ全然小さいですから、早く承認されようが業績に影響はありませんが、まあ悪い話では無いですね。規定路線ではあるものの、株価材料としては早期発現が期待されます。株価も順調に戻してきましたが、先般も書いたように貸株金利が大体の証券会社で10%となっていることから、現物で買って貸株にしてしまえば値上がり益と金利収入でウハウハな感じです。絶えず配当利回りが10%あるようなものですね(※ただし税金上の扱いは異なります。貸株サービスに関しては各証券会社のルールなどをよくご確認ください)。ティア(2485)は続伸で年初来高値更新。地味に出来高も伴って上値を広げています。正直明日は反動安もありそうですが、ボリンジャーバンド+2σの上昇を待って上放れの動きは続くものと思います。・・・というわけで、お約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月23日
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ゴジラを鑑賞した後は、じゃドコで飲もうか、ということであちこちぶらぶら。友人お奨めの「ラーメン次郎」はパス(~_~;)更にぶらぶらすると今度は「相席屋」と言うのがありました。私は知らなかったのですが、最近流行っている見知らぬ男女のグループが相席になって、即席の合コンができるというシステムのお店。男性の料金が高く、女性の料金は低めに設定されていて人気だそうです。友人が「ココにしよう!」と盛り上がりましたが、一応私既婚者なので、貞操上パス(いや、本当ですよ(゜o゜;))。友人達は「じゃ一次会終わったら行こう(^_^)/」などと算段していました。で、どこに行くかと引き続きぶらぶらしていると、やはり歌舞伎町ですから四方八方から客引きが声をかけています。友人は扱いに慣れたもので「あなたの店はいいから、どっかに面白いトコない?」とぬけぬけと聞き出します。すると客引きの方も慣れたもので「じゃあ「俺のイタリアン」なんてどうですか?」とのこと。あっ、それは私も知ってますよ。ネタ的にも面白いからじゃそこにしよう、と決まりました。客引きの人も「二次会はうちで宜しくお願いしますね(^_^)/」としっかり。「俺のイタリアン」を含めた「俺の~」シリーズは最近流行りの立ち食い高級料理店。立ち食いにすることで敷居を低くカジュアルにして誰でも気軽に美味しい料理を食べることができ、しかも回転が効く分安く提供できるというお店です。料理人もそれぞれ有名店などで修行された一流の方ということで、当然味も一流品。「俺のフレンチ」から「俺の割烹」まで色々な種類があって、都内で急速に店舗を拡大しています。いつも行列が出来る程の人気店なのですが、たまたま我々が行った時は列も短かったので、並んで待つことになりました。まだ合流できていない友人もいたので、時間調整で丁度良いかと。ただ私はその日は富山からやってきて秋葉原に行ったり友人の病院も駅から20分かけて歩いたりと、一日中歩き回って正直足が棒状態(T-T)昼はあまりにもしんどかったので、悪評が高まったおかげで空いていたマクドナルドで1時間くらい休憩していた程(~_~;)だから正直「うーん、行ってみたいけど、今日のコンディション的にはしんどいなぁ(~_~;)」と内心思いつつ並んでいました。ただ案外15分も待たないうちに我々の順番がやってきて、店内に案内されました。(つづく)
2015年06月21日
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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反発。前日のNYは出てきた経済指標がそれぞれ良かったことで、FOMC通過後であることから金利引き上げ懸念などが台頭せずに素直に好感。NASDAQは最高値を更新してきました。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。その後は日銀金融政策決定会合や週末要因も控えて値を消す場面もありましたが、2万円割れという下値の目標達成感もあって、押し目買い優勢の動きになりました。中国株が軟調スタートしてもしっかり。後場に会合結果が出ると、一旦買われた後は出尽くし感からまた下げる場面がありましたが、引き続き押し目買い優勢。高値圏での引けとなって、全般的に下値の堅さを認識する一日でした。売買高は24億株台、売買代金は3兆円弱となり、引け間際に入ったアメリカの大手ETFウィズダムツリーによるリバランスの影響から売買代金が膨らみました。投資判断は「やや買い」。金曜のNYはギリシャ問題の解決が見えないことから軟調。それを受けて為替は円高方向に進み、シカゴ225先物は20155円ということで、月曜はとりあえず軟調なスタートが見込まれています。先般のFOMCでは6月の利上げ開始は見送られたものの、年内の利上げは不可避という感じの内容になりました。それを受けてゴールドマンサックスは利上げ開始時期予想を12月に先送りしたものの、未だ全体的には9月利上げ開始が濃厚と見られています。日本の方も金融政策は現状維持が続き、黒田総裁の会見では先般の「これ以上の円安は無い」発言の火消しが続いていますから、これ自体は中立という感じです。個人的には先般から繰り返してきたように、これで大方のイベントが通過しましたし、ちゃんと2万円割れも達成してきたので、後は少しずつおっかなビックリの流れを続けながらも下値切り上げの展開が続くと見ています。下値はあっても19800円辺りまでで、金曜の個人や年金資金の押し目買いの強さがそれを物語っているような感じがあります。正直、個人だけだと「押し目を待っていたものの、下がったら下がったで結局買えない」という人も多いのですが、年金や日銀による下支えがあれば「ちょっと買ってみようかな」という人も増えるでしょう。個人の待機資金として未だMRFが12兆円残っていると言われるところで、そのうちの1割でもしっかり買い支えてくれれば、日本株は再度底打ち反転のシナリオが描けると思います。それ以外にも日本株の需給の良さが目に付きます。裁定買い残はメジャーSQを通過して3兆円を一気に割り込んで、先週のメジャーSQ通過による解消売りがしっかり出た形になりました。だいぶ将来の売り要因が軽減された格好。一方、信用買い残は3.1兆円(対して売り残は8000億円)となっており、こちらはぼちぼち返済売り圧力が感じられる程度にはなっていますが、それでもまだ余裕があるところです(ネットで3兆円を超えると警戒ゾーン)。ただ、市場全体のエネルギーはイベントが重なったことで様子見ムードにあり、足元で連日売買代金が2.5兆円を割り込んでしまっています。特に5月下旬までは3兆円を超える日もあったのに、6月に入ってからはメジャーSQ以外で3兆円を超えた日はありません。金曜は上述したように引け間際に海外ETFの売買需要があったので見かけ上膨らみましたが、実態としてはまだ何とか2.5兆円程度という感じです。高値20655円やSQ値20473円を上抜くには、もっと市場のエネルギーが必要です。まあ上がればエネルギーは自然とついてくるものですが、少なくとも連日きちんと2.5兆円は超える必要があるかと思います。そのためにはやはり為替の安定が必要です。FOMCの結果発表で一時124円を回復したドル円も、その後アメリカ利上げの遅れから122.5円まで急速に円高方向に振れています。これが落ち着かないと、外国人の買いは戻ってこないでしょう。ギリシャの問題に関しては引き続き私はあまり気にしていません。まあ私が気にしなくても世界が気にすれば株価に影響するわけですが、スケジュールとしては週開けの22日にEU首脳会議があります。月末に15億ユーロの返済期限が迫っている中で進展は全くと言って良いほど見られておらず、そこをクリアしたとしても夏にはECBへ67億ユーロの支払いがあります。個人的にはいつぞやのシャープ(6753)を想起させるのですが、ともあれ最早デフォルトは不可避の状況に思えます。最近の気になるニュースとしてはまず香港の選挙改革案が否決されました。これは先般より民主化を求めるデモが異を唱えてきた中国本土寄りの選挙改革が「とりあえずは」阻止されたことを意味します。正直意外な結果でしたが、親中派の議員も棄権した模様。ただ本土側(全人代)は「当委員会が策定した方針は今後も守られなければならない」として法案は引き続き有効としており、本質的な決着にはまだまだ前途多難な様子。それでもこれは中国で出た初めて公式的な反体制的な動きではないでしょうか。習近平国家主席は今汚職撲滅に向けてキツネ狩りと言われる国外逃亡者の拿捕、また過去の大物だった周永康氏の無期懲役など、次々綱紀粛正を行っています。その強権的なやり方に反発する者が居たとしても、粛正を恐れて意に従わざるを得ません。そんな習近平氏に刃向かったのが今回の香港。これは民主主義というものを信奉する我々にとってはとても良い結果だったと思います。ただこれは中国が今まで無理矢理誤魔化し隠し続けてきた体制のほころびかも知れません。足元中国株の下落がきつく、特に上海は金曜も6%を超える暴落ぶりで、木金で10%も下げました。いよいよ体面を取り繕うのが難しくなってきたのかも知れませんね。個人的な感情論としても良かったと思いますが、民主化が進むというのは一方で権利を国家から民衆に譲渡していくということになりますから、国家は間違いなく弱体化します。それが中国の国民にとって良いことなのか悪いことなのかは当然私はわかりません。まあ今回の一件が最終的にどういう帰結となるのかはまだわかりませんが、私は山の頂上から小さな雪玉が転がり出し、やがて麓に付く頃には大きな雪崩になっていくような最初の一歩のように感じました。あともう一つのニュースとして、トヨタ(7203)の外国人女性常務が麻薬密輸容疑で逮捕というものがありました。これはトヨタ創業以来の不祥事では無いでしょうか。本来であればあくまで一個人の問題として扱われ(そもそも本人もまだ否認していますが)、大きな問題は無いかも知れません。ただ私が思うのは、今回発覚したのが11日で、本日逮捕に至ったということですが、その間トヨタでは株主総会が開かれました。その間トヨタは警察に頼んで(圧力をかけ?)、総会後まで待ってくれ、としたのではないでしょうか。重要な議案に支障を来す恐れがあったので。であるなら、ちょっとガバナンス的にどうなんだ、ということにもなります。特に最近はESG投資(Environment(環境)、Social(社会)、Gorvernance(企業統治))をGPIFも取り入れるよう検討すると伝わっており、こういった話が出ると機械的に売りが出ることにもなります。金曜の株価は大きな影響が無かったものの、市場に与える影響にも注意を払う必要があります。そもそもトヨタは「ザ・日本株」の代表格でもありますから、大げさに言えばこれが日本株に対する信頼感の低下に繋がらないことを祈ります。新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共に堅調。マザーズ指数は引き続き1000ポイントを目指す動きになっています。今週出てきたIPOが次々初値翌日持ち越しとなっており、とにかく活況と言える状態。上述のように個人資金が市場に回帰している流れが鮮明になっています。来週はマザーズ1000ポイント超えから新ステージの始まりになるかどうかに注目です。【ポートフォリオ銘柄】JAM(8922)は続落。結局先般の急騰から軟化し、あっという間に元の水準に戻ってきました。板を見ている限り買値に厚い板があり、そこに吸い寄せられる動きが続いていますね。今回も150円割れは必至な状況に。四季報プロに出ていた「適正株価」の欄に900円を超える株価が出ていたのがむなしい感じになっています。引き続き戻り待ちの売り狙いで。ティア(2485)は反発で地味に年初来高値を更新してきました。雑誌シリーズで言えばこちらは日経マネーの最新号に20万以下で買える株の一つとして紹介されており、葬儀費用の価格破壊をもたらした企業として取り上げられている様子。なんだかんだでMACDも好転、ボリンジャーバンド+2σの拡大に沿った上昇で200日線も明確に上回ってきたので、後はやはり地味に上がっていくものと思います。【注目銘柄】上海株式指数投信(1309)は続落。こちらは10日配信の有料メルマガにて売りの参考銘柄として取り上げ。以後順調な下落が続いています。大元になる上海総合指数は金曜も日本時間終了後にスルスルと下落を続け、遂に6%超の下落に。高値から13%以上急落しており、すっかりバブルは崩壊し始めた形になっています。月曜は中国市場がお休みということもあり、処分売りが嵩んだ格好。更にこのETFは円建ての上証50指数に連動するものとなっており、足元の円高歩調も下落要因に。月曜はまた売り先行のスタートになると思われます。同指数はかつて07年に6124ポイントまでバブル化したものが、わずか1年で1665ポイントまで70%以上下落しました。ライブドアショックで暴落したマザーズ指数ですら1年では64%の下落率だったので、そのすさまじさは推して知るべしという感じです。ましてや上海市場の1日の売買代金は20兆円という規模ですから、日本の7倍近い数字の金額になっていて超テラ級の新興市場と言えます。それが崩れる時は相当なパニック売りが売りを呼ぶでしょう。ただようやく外国人投資家に開放の動きがあるとは言え、ほとんどが中国本土の個人投資家ですから、世界経済に対する直接的な影響は限定的だと思われますが。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150619/mcb1506191716028-n1.htm・・・というわけで、お約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月20日
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そんな不良患者を見舞った後は、夜に関東に住む友人達と飲む約束があり、新宿で待ち合わせることになっていました。待ち合わせ場所が新宿駅東口交番前という、最も待ち合わせに適しているような適していないような場所をセッティングされていました(ーー;)当時、新入生歓迎パーティ的な集団がいっぱいいて、道路にまで人があふれ出す人混みに(~_~;)ところが、その頃既に携帯の電池が切れかかっており、果たして無事合流できるのかどうかの瀬戸際に(;゜ロ゜)しかも、もう電池残量が10%の残量が切っているにもかかわらず、そういう時に限ってダジャレとかどーでも良いメッセージ送ってきたりするのでイライラMAXでした(--#)現代社会でモバイル端末の電池が無くなるということは、それはイコール遭難ですよ(;゜ロ゜)私の場合既に通信キャリアは解約してしまっていて、格安SIMユーザーだったので、キャリアのショップで充電というわけにはいきません。慌てて何か手段は無いかと考えると、近くのヨドバシカメラに充電スタンドがあったので、結局それで事なきを得ました(ーー;)そんなこんなで無事一人目と合流すると、歌舞伎町界隈をぶらぶらしてみようということになりました。目玉はコマ劇場跡地に出来た新宿東宝ビルのゴジラ。屋上に実物大に似せたゴジラが頭だけ出していて、新築ビルが早速襲われた感を出しているものです。やはり当時話題になっていたので、早速見てこようとミーハー魂満点でした(^_^)/↓残念ながら携帯の電池が切れて写真を撮れなかったので、紹介HPのリンクhttp://news.mynavi.jp/news/2015/04/10/148/客引きの兄ちゃん達をかわしつつビルに近づくと、丁度19時になってゴジラが炎を吐きました(゜ロ゜)・・・と言っても、当然本当に吐いたら大変ですね。実際にはゴジラの鳴き声に合わせてビルの窓に炎のCGが映し出され、口から霧状のものを噴出するに止まります。うーん、正直言ってしょぼいです(ーー;)せめてドローン的な戦闘機が接近してくるとか、もう一ひねり欲しいところ。私、一昨年に世界各地を回ってきて感じたのは、観光に力を入れている国は無料で見られるショーを用意している、ということ。ドバイもシンガポールも、共に壮大な噴水のショーが誰でも楽しめます。日本もインバウンドに力を入れるのであれば、そういうものを充実させるべきだと思いました。そういう意味で私はカジノにも賛成なんですけどね。そんなエンターテイメントの一つになり得るのではないかと今回のゴジラに期待を寄せていたのですが・・・。なんかこのしょぼさが今の日本の限界を見せられたようで、余計に残念な気持ちになりました。まあ私が勝手に期待し過ぎただけなんですけどね・・・(T-T)(つづく)
2015年06月18日
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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。前日のNYはM&Aのニュースが相場を暖めて堅調。それを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。ただ寄り前の貿易収支で赤字幅が大幅に縮小したことなどから為替が円高に振れると、次第に値を消す展開に。中国株の軟調推移も上値を重くし、今晩のアメリカFOMCの結果発表を控えて様子見ムードも拡がりました。しかし後場にはお約束の日銀のETF買いが入ったことや、ユーロが次第に強含んだこと、中国株が切り返してきたことなどを受けて、前場安値を割り込んだところから14時以降急速に下げ幅を縮める展開に。5月の訪日外国人観光客数が過去2番目の高水準をしっかりマークできたことも安心感に繋がりました。ただ最終的にはさすがに警戒感を払拭できず3日続落。売買高は18億株台、売買代金は2.2兆円弱と低調でした。投資判断は「やや買い」。個人的にはFOMC前に2万円割れの場面もあると思っていたのですが、存外しっかりした展開が続いています。目先は外国人の回避売りに対して、安いところを拾う国内勢(個人、年金)という構図になっている印象。今晩のFOMCに対し「どうせ6月も金利引き上げは無いでしょ」という楽観論が世界的に蔓延した感じです。私も6月からの金利引き上げ開始は無いと見ていますが、注目点はイエレンさんの会見にあるのでしょうね。そのシナリオに沿うならば、基本的にはイエレンさんがマーケットを下げさせるような言い方をするはずもなく、これでイベント通過となり、世界的にも安心感が拡がると思います。ギリシャに関してはまだ問題山積ですが、個人的にはもうギリシャは無視して考えているので、アメリカの利上げほど大きな問題にはならないでしょう。既にドラクマを用意してユーロを回収する案も出ているようで、いよいよ現実味が帯びてきた感じはあります。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150617/mcb1506170500015-n1.htm無論本当にユーロからの離脱となれば、初めてのことですから瞬間的なショックはあるでしょうけれど、既にギリシャ債を保有している金融機関は限られていますし、問題が発覚した当初に比べてセーフティーネットも整っていますから、本質的な危機には発展しないでしょう。むしろ今まで散々騒がれていた分、出尽くし上昇になる可能性すらあると思います。日本の方では昨日黒田総裁は先週の発言に対する火消しを入れてきたものの、引き続きボラティリティの高い状況が続いています。しかし火消しを行ってきたということは、結局先週の発言は意図したものではない、つまりアメリカTPA法案に対する援護射撃でも何でも無く、単に「思った以上に市場にインパクト与えちゃったな」という程度のものだったということですね。深読みし過ぎでした。あと、ちょっと個人的に懸念なのは昨日のトヨタ(7203)の株主総会において種類株が採決されたこと。賛成率が約75%だったということで、結局大手議決権助言会社の助言は大して有効では無かった、ということになります。つまり、外国人投資家にしてみれば「やっぱり今回のコーポレートガバナンスコードをもってしても、日本式経営から変わらないのだな」という印象を持たれてしまった感触です。かつて07年にブルドッグソースがスティールパートナーズに買収されかかった時、最高裁はポイズン・ピルと呼ばれる買収防衛策を是として、以後海外のハゲタカファンドが日本から一斉に手を引いた時期がありました。まあ日本という国にしてみれば良いのでしょうけれど、世界的から「日本式資本主義」嫌気され、以後日本株が低迷したことがあります。かつて坂本龍馬が「いろは丸事件」において、国際法を盾にかつての有力藩である紀州藩相手に裁判を起こし、勝利したという出来事がありました。それを機に日本は世界から認められるようになったと言われます。あれと同じく、国際的に認められるためには国際的なルールに則った公正な競争の下で自由取引が行われなければならないのです。まあもっとも大手議決権助言会社の言い分が国際的な基準であるという事実は無いのですが。今回の一件はそこまで大げさなものではないにせよ、一つの象徴的な話ではあると思います、株式会社日本を代表するトヨタに機関投資家などの意見が全然通じなかったということは、他の企業にとっても油断に近い安心感に繋がりかねません。ROE革命は掛け声倒れに終わる可能性もあります。無論株主構成によって事情は異なりますが。それが良いのか悪いのかという議論は置いておいても、今のマーケットの支配者が外国人投資家であることは明白ですから、その動向を占う上で注意が必要でしょう。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は引き続き1000ポイントを目指す動きになっています。昨日は達成感もあって1000ポイントをつけた後は下落に転じましたが、短期はともかく長期的に見ると、13年5月、14年1月、8月、11月の高値を結ぶ上値抵抗線を先週の大幅高で明確に上回ってきています。これで1000ポイントの節目も明確に上抜けるとチャート的には三角持ち合いを上放れ、ライブドアショック時の高値2800ポイントまで目立った節も無く、大相場に発展する可能性はあります。ただ当時と比べてマザーズ市場自体は変容しており、例えばバイオ株やゲーム株が主力になっていて、また上場10年以内には1部or2部に転出せねばならなくなっています。なので単に指数の連続性を議論するわけにはいかないかも知れません。それでも日経JASDAQ平均や東証2部指数がライブドアショック時の高値に接近している中で、マザーズ指数は(そのライブドア自体が在籍していたという点も大きいですが)、未だその1/3程度の水準しか回復できていないのは、大きく出遅れ感を感じさせるところです。野村證券なども「小型株の方が今後相対的にパフォーマンスが良い」としましたし、そうなってくると投信などの資金も小型株の方に入ったりしやすくなると思います。実際、5月に銀行株・保険株が大きく上昇した背景には例の野村の大型設定投信「日本企業価値向上オープン」の存在があり、そのパワーは絶大でしょう。実際、注目のIPOヘリオス(4593)が上場2日目の今日「理研などがiPS移植の2例目を見送り」といきなりネガティブなニュースが報じられ、カウンターパンチで大きく売られました。ただ、これはいつもならばストップ安レベルまでたたき売られてもおかしくない悪材料ですが、そこまでは売り込まれませんでした。足元それだけ新興市場に対する押し目買い意欲が強いものだと思われます。【ポートフォリオ銘柄】M&Aキャピタルパートナーズ(6080)は続伸。比較的強めの上昇を見せ、4月末の決算発表前の株価水準にまで戻してきました。政府の規制改革会議の中において、門前薬局に対する報酬減額案が出ており、元々薬局関連のM&Aで繁忙な同社や日本M&Aセンター(2127)の仕事が益々増えるという期待感に繋がっています。75日線も回復しており、イケイケな感じ。次は4/16の急落で開けた窓を埋めに行く流れだと思います。CYBERDYNE(7779)は反発で再度3000円回復。特段材料は出ていないものの、上述のようにマザーズ指数の出遅れ修正が続く中、時価総額の大きい同社の買いが象徴的に続いている印象です。特に最大のミクシィ(2121)が東証1部への指定替えを目指す中で、同社が次のリーダーとして期待されていることから、自然と注目度合いも高まってくるものと見られます。JAM(8922)は堅調。一時160円を付けて大幅高の場面がありましたが、その後は沈静化しました。本日訪日外国人観光数が発表されるということで、親会社のドンキホーテHD(7532)がインバウンド関連の筆頭格として堅調推移。それに触発されて同社やアクリーティブ(8423)といったドンキ連合が買われる動きとなりました。マザーズ市場が暖まっていることも背景に。ただ同社に関しては引き続き下落圧力が強い印象で、あくまで本日の動きはリバウンドというしか無いですね。やはり戻り待ちの売り場面を探す諦めモード継続中です。【注目銘柄】京都きもの友禅(7615)は反発。こちらは先月末頃の有料メルマガにて長期の参考銘柄として取り上げ。その後微動だにしない状態が続いていましたが、本日その他日本和装HD(2499)、さが美(8201)といった着物関連株が動きました。経産省が職員が着物を着て出勤する「きものの日」を設定することなどを盛り込んだ報告書を出して、関連株が動意付く流れに。有料メルマガでは当時、下記のように紹介しました。「ポイントはやはり訪日外国人の増加による需要増があります。為替の円安が進む中で外国人の増加から「おもてなし」に着物が必要でしょう。外国人が買う・・・ことは無くても、体験で着てみたり、またイベンターサイドが着て接客する場面は多々あると思います。そしてそれが逆輸入的に日本人を刺激して、日本文化の見直しによる買い需要を生むこともあるのではないでしょうか。私なんかはもっと着物を着ている人が街を歩いていてもおかしくないだろうと思うのですが。あと、経済産業省が「きものの日」を導入するという話もあります。これは安保やカジノとは異なり、野党が拒否する理由も無いので、提案されればあっさり決まるのでしょうね。女性の国会議員なんかもたまには着れば良いと思うんですけどね。賃上げによる景況感が改善してきたことで、衣食住にかけるお金も多少余裕が出てくると思いますから、長期的には着物というところが見直される契機になるんじゃないかと思います。今期業績見通しも良いですしね」個人的に日本人がもっと着物を着る機会が増えた方が良いのではないかと思いますから、この案に関しては賛成です。実際には色々大変でしょうが、ハロウィンとかで騒ぐ元気があるんなら、着物を着て自国文化を見直す方が余程個性的で良いのではないでしょうか。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月17日
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今回Aの病気は丹毒というウィルス性の皮膚の炎症なんだとか。当時はおたふく風邪にでもかかったように発熱と、顔が腫れたような感じになったそうですが、受診して調べてみると丹毒だとわかって即入院と決まったそうです。最近は色々な感染症があるので渡航歴から始まり、性交渉やら風俗に行ったかとか若い看護師に聞かれ、辱めを受けたのだとか。まあAもそのうち悪のりして調子良く応じていたそうですが(^_^;今はもうだいぶ良くなってほとんど身体は元気だけど、やはり油断はできないので引き続き抗生物質の点滴を受けつつ、恐らく二日後には退院だと言っていました。それを聞いて、私は彼との距離をようやく少し縮めました(ーー;)彼の案内でついて行くと、近くにある「目黒天空庭園」なる場所に連れて行かれます。そこは比較的新しい公園で、13年に出来たばかりだとか。首都高の大橋JCTの屋上に造られた珍しい庭園で、エレベーターで上がって入ります。ドーナツ状の円形になっていて、色々な植物が植えられており、近くで車がバンバン走っているのに気持ちが良い(^^)また空気の状態が良ければ、遠くに富士山を見晴るかすこともできるのだとか。公園の中を突っ切ると、奥には図書館もありました。すっかり周辺住民の憩いの場になっているようですね(^^)そんな公園を一回りして、病院に戻る・・・かと思いきや、今度は近くの喫茶店に入ります。それは良いとして、Aは病院のサンダルのまま。どっだけ自由やねん(ーー;)そこで「何飲む?」と聞かれたので、私は冗談で「ビールでも飲むか(^_^;」と言いました。するとAが「じゃあビール二つ」と注文。「おいおい、お前飲むんか!?(××)」と聞くと、「まあもう身体も元気やし、あんたも遠くから来てくれたから、一杯くらいなら大丈夫や」と根拠の無い自信。元来酒好きで毎日晩酌していたAは、これまで入院中一滴も飲んでいなかったのに、まさかのこのタイミングで解禁(~_~;)もうちょっとやないかー。で、本当に乾杯してビールを飲みました(^_^;ワシは知ーらないっと。自己責任でお願いいたします。そこまでまた色々話をして、それから病院まで一緒に戻りました。すると「Aさん!」と廊下で看護師さんに突然呼び止められてドキッとする我々。「もう、どこ行ってたんですか!点滴の時間ですよ!(`´)」幸い(?)顔に出ない体質なので、ビールを飲んだことはバレていません。しかし、そんなアルコールが入った状態で点滴受けて大丈夫なんかいな(~_~;)私は看護師さんに「いつも手を焼かせましてすいません(^_^;」と保護者ばりに謝って、大人しくベッドに横たわり点滴を受けたAの姿を見届けてから帰りました。帰りに近くに良い感じの神社があったので寄り道して「こんなふざけたAの入院が長引きますように(~_~;)」と呪いをかけて帰ってきましたが、願いは受け入れられず、予定通り二日後には退院していました。よい子はマネしちゃダメだよ!(つづく)
2015年06月16日
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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。金曜のNYが軟調だったことを受けて、日経平均も朝方から200円以上下げたスタートとなりました。ただその後は押し目買いの動きが優勢となり、徐々に下げ幅を縮める展開に。しかし後場には中国株が軟調に推移したこともあって、再度売り込まれる流れ。それでも日銀のETF買い期待なども背景に再度買い戻されると、マイナス圏ながらもほぼ高値引けとなりました。TOPIXはプラス転換。売買高は17億株台、売買代金はギリギリ2兆円超えと低調でした。投資判断は「やや買い」。本日はもっと軟調に推移すると思いましたが、案外下値が堅くしっかりしていました。チャート的には25日線に下値を支えられた格好。ただ出来高が少なく、投資家の様子見姿勢が鮮明です。正直このまま再度高値をクリアできる雰囲気はありません。あくまで先週まで高かった空売り比率から推察して、売り方の買い戻しがメインだったと思います。今週にまずアメリカFOMCを控えるので、様子見姿勢も致し方無いでしょう。この重要イベントを控えて、様子見姿勢が強いのはアメリカ株も同様です。前回も書きましたが、個人的には今回のFOCMで利上げは無いと踏んでいます。ただ、アメリカの足元の経済指標は比較的良いものが続いていますし、6月からの実施というパターンを考えている投資家も一定量存在します。ですから、大方の予想通り「とりあえず6月はまだ利上げ開始しない」となると、素直に買い戻しが出てくるとは思います。そうなると、アメリカ株も目先の山は一旦乗り切った感じにはなるでしょう。ただその後のイエレンさんの発言次第では、9月利上げを確実なものとして織り込んでいく推移は十分考えられます。最近は日米中央銀行総裁の発言は揃ってタカ派です。イエレンさんも金利引き上げに対して前向き発言が続きますし、黒田総裁も先日遂に「これ以上の円安は無い」と発言したことで、緩和政策に対する方針転換とも捉えかねない姿勢の変化が為替市場に大きなインパクトを与えました。一説には現在アメリカで審議中のTPA法案に向けた日本からの援護射撃という説もあります。ドル高でアメリカの貿易競争力が弱い状態のままだと、アメリカでも強烈な反対に遭います。実際、オバマさんもドル高に懸念を示していますし、金曜アメリカで行われた関連法案の下院での採決は否決されました。16日に再採決ということで、TPA法案自体は賛成反対がかなり均衡している状態ですから、これも今週のイベントとしては目が離せません。「為替の話は無かった」とされた今月頭の黒田・安倍会談もコレに向けた話だったのではないかと邪推しています。そんな状態ですから、ドル円も円高基調にあります。今回の黒田総裁の発言は特に短期の円ショートポジションが今年最大に溜まっていたところに痛撃を加えたものになりました。一説によると今回の黒田総裁の発言だけで、約4兆円分の円買い口先介入効果があったのだとか。相変わらずサプライズがお得意の様子。一方でユーロの方も円高基調になっていますが、こちらはギリシャ問題などもあるのでユーロ安の側面もあります。先日の雇用統計を受けてドル円が125円を一気に突破した瞬間、私は何か相場が壊れたような印象を受けました。それが図らずともボラの拡大を招き、為替の乱高下に繋がっています。ドラギ総裁が先般「高ボラティリティに備えよ」と言ったが、非常にナイスアドバイスだったという感じ。上述のような環境下にあるのですから、足元為替のボラティリティが高まっているのもしょうがないという印象を受けます。ただ、為替が不安定になると、少なくとも日本株にとってはマイナス材料です。投資主体別売買動向を見ると、5月以降連続で買い越しが続く外国人投資家ですが、その買い越し額は先週最も小さくなっており、先物も加えるとマイナスとなっています。先般まではドル建ての日経平均が上値追いを続けていたので、外国人投資家も素直に「持たざるリスク」を意識していました。ところが為替のボラが高いと、外国人投資家にとって評価損益が猫の目のようにクルクル変わってしまうので、少なくとも長期投資家が入り辛い環境になります。そういう意味合いもあって、為替のボラが高い今は日本株は買い辛い、というロジックに繋がると思います。ですから、とりあえずFOMCまでは様子見姿勢を続け、積極的な投資は控えるのがベターだと考えています。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は引き続き1000ポイントを目指す動きになっています。引き続きネットセキュリティ関連株が買われ、全般的に活況な流れ。明日は注目のIPOヘリオス(4593)とスマートバリュー(9417)が同時に上場し、またIPOシーズンの復活となります。特に足元でバイオ株が復調傾向にあることから、明日のヘリオスの動きが注目されます。同社に関しては従来予定していた公開株数の4割を削減することで需給をタイト化したことから、比較的しっかりした値付きが予想されますが、さてどうなるでしょうか。【ポートフォリオ銘柄】日本プロロジスリート投資法人(3283)は続伸。今年に入ってから金利の上昇に合わせて弱い動きが続くREIT市場ですが、一方で底堅さもあります。時折入る日銀のETF買いもさることながら、今週はまた週末に日銀金融政策決定会合が控えていることで、不動産関連にやや買いが入りやすい日柄でもあります。為替動向に不安定感が残る中、相対的にREITに対する妙味も生じやすい地合にあると言えます。M&Aキャピタルパートナーズ(6080)は続伸。5/19に2750円で1万株以上の売り板を食ってから、売り一巡感が出たような下値切り上げ相場になっています。先般出た四季報でも相変わらず高評価で、強い成長力持続が見込まれている格好。同業の日本M&Aセンター(2127)も直近で実質上場来高値を更新しており、同社の相対的な出遅れ感が目立ちます。ここからでしょう。エニグモ(3665)は大幅高で年初来高値更新。全市場ベースでの値上がり率上位にランクインする強さがありましたが、これで無事目標株価1200円到達となりました。正直、先週末の決算を受けて時間がかかるかなと思ったのですが、良い方向に予想が裏切られました。PTSで慌てて売った人は何だったのか、という感じ。今回のポイントは決算内容よりもむしろ同社が運営する「BUYMA」HPにあった様子。HPの下部に「バイナマイツ」と言われる時限カウントダウンが表記されており、明日の夜に何かが起こるような予告をしています。おそらくは決算書にもあったテレビCMの開始による大々的な販促活動と、それに付随したセールなどの告知でしょう。多分それだけだと思うのですが、投資家を刺激するには十分でした。他のゲーム株などでもリリース前によく取られる手法ですが、正直大体は期待を上回るすごいものは出てこないので、明日辺りが一番期待値のピークなのでしょうね。どこの経営者も株価を上げたければ、こんな手法を採れば良いんじゃないかと思うこの頃。まあ今回は株価の一つのイベントとして割り切る必要があると思いますが、沈静化した後は再度どこかで買いタイミングを図りたいですね。このビジネスモデル自体は評価できると思います。とにかくおかげさまで無事利食い終了となりました。【注目銘柄】上海株式指数投信(1309)は反落。こちらは10日配信の有料メルマガにて売りの参考銘柄として取り上げ。バブル化している上海市場もどこで天井を打つかはわかりませんが、香港ハンセン指数はとっくに天井を打った後の下落トレンドになっていますし、こちらもいい加減良いんじゃないかと。実際、本日の上海総合指数は1%以上の下落となり、それに合わせて同ファンドも下落しました。最近さすがに中国政府もバブル化を懸念して証券会社に対する締め付けが強くなってきたことで、連日各証券会社による信用取引の規制実施が伝わってきます。それでもなんだかんだで高値を追い続けているのですが、確かに信用取引の規制によって、空売りをしている投資家も買い戻しを迫られるわけですから、必ずしも相場に売り要因だけとはいかないとも言えます。まあ、普通は相場のエネルギーが縮小することで、マイナスに要因にはなりますけどね。そして今週末にはまた香港で大規模な民主化デモが発生。一部民主化が爆弾製造容疑で逮捕され、またきな臭い騒ぎになっています。とにかく相場が高値圏にありますから、今後出てくる悪材料に対する反応も一々大きくなるでしょう。中国市場はMSCIに採用されない程ですし未だ新興市場という位置付けであり、もしアメリカが本当に利上げを実施すると一番影響を受ける市場であると思います。利上げのショックは恐らくアメリカ以上に出るのではないでしょうか。そもそも人民元も米ドルにほぼペッグ(連動)しているような通貨ですしね。また、このETFは円建ての上証50指数に連動するものとなっており、すなわち円高になると基準価格を押し下げます。そんなわけで、為替が円高に振れている間に同指数自体が下がってくれないかなと。ただ中国の事情は我々になかなか計り知れないものがあるので、あくまで割り切りで考える必要はあるでしょう。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月15日
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今回東京に行ったもう一つの理由としては、友人A君のお見舞いがありました。AがSNS上で「入院した」と書いていたのですが、なかなか退院できなかった様子。そうこうしている間に、私が東京に行く日が近づいてきて、未だ「入院中なう」など書いていたので「なら黙ってこっそり見舞いに行ってやれ!(^_^)/」と考えました。ですから、私が東京に行く日が近づくにつれ「まだ退院するなよ(~_~;)」などと念を送りながら、ドキドキしつつSNSを細かくチェックしていました。その念が奏功し、結局当日まで入院していたようなので「しめしめ(^^)」とほくそ笑みつつ病院へと向かった私←悪人病院へ向かう前にコンビニに寄ってオロナミンCを買います。これには深い因縁がありまして。そいつとは小学校以来の同級生なのですが、中学校時代にAが入院した時にオロナミンCを見舞いに持って行って「これ飲めんわー」と拒絶されたことがありました(ーー;)当時、その病室のテレビで近鉄の加藤が「巨人なんてロッテより弱い」という名言を放ったのですが、それ以上にショックを受けた私。その逆恨み的な遺恨もあり、今回また四半世紀の時を超えオロナミンCを持って行ったのでした。病院に到着し受け付けで面会手続きを済ませると、教えられたAの病室へと向かいます。6人部屋の大部屋だったのですが、皆カーテンを引いて休んでおり、誰が誰だかわかりません。入り口の名札を確認し、ベッドの位置も確認すると、そのカーテンをシャーッと開けてみました。するとAは寝転がってスマホをいじっていましたが、驚いた様子で「おぉっ!(××)」と言いました。よしよし、ドッキリ大成功(^^)Aは私服ですし、案外元気そうです(^_^;早速オロナミンCを渡すと、Aは「何でオロナミンCなんよ?(^_^;」とすっかり忘れていましたから、私が遺恨の話をすると「そんなことあったか?(^_^;」と。まあ加害者はすぐ忘れてしまうものですね(~_~;)そんな彼も大人になったので、今回はすぐに飲んでいました。まあいらないと言ったらそれはそれで私が飲めて良いかなーと思っていたのですが(^_^;実は彼にもう一つ土産があり、それはAKBの渡辺麻友の新聞記事。Aはかなりの熱烈大ファンでこの前の福岡の総選挙にも勿論行ったオタですが、直近の地元の新聞にたまたま彼女のインタビュー記事が掲載されていました。それを持って行くと「おぉっ!!」と超喜んでいました(ーー;)おいおい、ワシのオロナミンCの感想は?じゃ、ここでは何なので・・・と、場所を移して話をすることに。が、Aはそのまま病室のスリッパでズカズカ歩いて行くと、玄関から病院の外に出かけます。「えっ、外に出て良いん?(~_~;)」と聞くと、「とりあえず点滴の時間以外は外出してても良いんよ」とのこと。そんなわけで、ぶらぶら散歩しながら話をすることになりました(つづく)
2015年06月14日
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★☆★☆好評につき第四回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で4度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/288696/前回は何と福岡県から参加された方も!北陸新幹線が開業したこともあって、長野などからも参加しやすくなりました。幅広い地域の方々のご参加お待ちしております!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYは5月の小売売上高がしっかりだったことを受けて安心感から堅調。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。前日引け前から買われた動きが継続していました。ただSQ値が20473円で決まると、一転売られマイナス圏に。その後は来週の日米の金融政策決定会合を控える中で、前日終値を挟んだ一進一退の展開となりました。後場には「ドイツがギリシャのデフォルトに備えている」と報じられたことを受けて、ユーロが売られると、やや値を崩す展開に。それでも最後は買い戻しの動きが出て、何とかプラス圏で引けました。売買高は26億株台、売買代金は3.5兆円台とメジャーSQの割には膨らみませんでした。投資判断は「やや買い」。ただ正直今の心境としては「中立」に近い「やや買い」といったところです。私の描いていた勝手なシナリオとしては、メジャーSQ前までに2万円割れ→2万円近辺でSQ値が決まる→それを下値にじわじわ買い上げられる、というものでした。それが木曜の急騰で一転、悪い流れになってしまった感じがしています。メジャーSQ値が20473円ということから、5月下旬から意識されている日経平均の上値抵抗線レベルに合致してしまい一段と抵抗力が強まりました。それでも陽線で終われれば一転上放れ期待感も醸成されたのですが。金曜のNYは軟調。ギリシャのデフォルト懸念が市場にマイナスムード。また来週のFOMCを控えてアメリカでも様子見ムードが拡がりました。それを受けてシカゴ225先物は20375円ということで、月曜の日本株はやや軟調なスタートが見込まれています。足元のNY株はやや不安定感を感じる動きになっています。ダウは再度18000ドルを割り込んでしまい、その他の指標に関しても2月以降本当にわずかな右肩上がりにはなっているものの、実質的には横ばいと評して良い程度のものです。ちょっとでも下放れると、相当深刻なトレンド転換になりかねません。そんなアメリカの先行きを決するのが来週のFOMCであると言っても過言ではないでしょう。水曜のFOMCにおいて、個人的には9月からの金利上昇を見込んでいますが、場合によっては6月からの実施というパターンも考慮に入れないといけません。雇用統計や先般の小売売上高が4月分もプラスに上方修正されたことを鑑みても「今月からの利上げはあり得ない」とまでは言い切れなくなってきました。それを見越して、アメリカの金利もじわじわ節目の2.5%に近づいてきています。ですから、とりあえず大方の予想通り「とりあえず6月はまだ利上げ開始しない」となると、素直に買い戻しが出てくるとは思います。そうなると、アメリカ株も目先の山は一旦乗り切った感じにはなるでしょう。ただその後のイエレンさんの発言次第では、9月利上げを確実なものとして織り込んでいく推移は十分考えられます。そう考えると、現状とりあえずFOMCを通過するまでは手を出し辛い環境にあると言えます。ですから、本来SQ通過後にじわじわ底打ち感が出てくる流れを想定していましたが、木曜以降の動きでシナリオに狂いが生じてきた分、少なくともFOMCまでは下落基調が続いて2万円割れの場面は十分あると考えます。調整未完了分、下落継続シナリオを延長するという感触です。新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共に堅調。特に本日はマザーズ指数が強く、1000ポイントを目指す動きになっています。足元でバイオ株の動きも目立ちますが、露骨に株価を意識して「年金の個人情報流出は我々なら防げた」とリリースまでしたFFRI(3692)のストップ高を筆頭に、金曜は特にネットセキュリティ関連株が目立ちました。来週も上述のようにFOMCを控え、また為替が乱高下する中で、これらの影響を受けにくい新興市場に買いが入ってきているものと思われます。四季報も出たことで、週末にじっくり読み解いて来週の相場に当たる個人投資家も多そうです。また引き続き小型株の出遅れ感が強く、まだ高値圏をキープしている新興市場の上値が軽く見える分、上放れの勢いも付きやすそうです。【ポートフォリオ銘柄】CYBERDYNE(7779)は続伸。3000円台を回復し、時価総額の大きい同社がマザーズ指数の牽引役にもなっています。金曜に出た新四季報などでも今期の損益トントン予想、並びに来期以降の大幅黒字転換が安心感を誘う形になっています。ところで私今更気付いたのですが、同社にとってもう一つ大きいのは貸株金利の高さです。最近ネット証券で流行っている貸株サービスですが、信用取引で空売りがし辛い小型株などを中心に、空売り用に現物株券を貸し出す。一方で、貸し出した投資家には、貸株金利を付与するといったものです。その貸株金利が楽天証券ではプレミアム金利が適用されて何と最高の10%。つまり一年間貸株し続けると、株価が10%上がった分の利益が得られるということです。その他SBI証券でも10%、カブドットコム証券でも8%と高い数字が並びます。無論、貸株金利は変動するので、いつまでも10%であり続けるわけではないですね。ただ調べて見ると楽天証券の場合、少なくとも4月以降はずっと10%でした(それ以前は不明)。ですから、結構慢性的に不足している印象です。貸株サービスに関してはメリット・デメリットがあるので、まずは各提供証券会社ごとのルールをよく読む必要がありますけれど、一番大きなデメリット「配当や優待を受け取れない」というものに関して、CYBERDYNEは元々どちらもありませんから関係ありません。そう考えると、同社の株はとりあえず現物で買って、貸株提供しておけば、随分とリスクヘッジできることがわかります。当然、貸株すると誰かがその分売ってくるわけですから、ネットで株価への影響力はプラマイ0かも知れません。しかし、一般的に「現物株保有は長期で、空売りは短期で」と考えると、株価には随分プラスに作用する印象があります。こう考えると、赤字企業だし随分とリスクのある銘柄だと思われていた同社株に対して、ちょっと違った見方ができると思います。今月末に出される政府の成長戦略といったテーマへの期待感もありますし、バイオよりは、余程堅実的では無いでしょうか。エニグモ(3665)は反落。今週は決算前お約束の急騰場面があって目立ち、金曜も朝方から大きく買われて始まりましたが、結局警戒感からマイナスで終わりました。そして引け後に出てきた第一四半期決算では、今期からロケットベンチャー社を子会社化したことにより連結決算に移行することで前期比較は無いものの、単純な数字比較では増収減益。しかも今期懸念の広告宣伝費はまだかけていないことから、単純な成長鈍化という感じです。会員数などは伸びているようですが、取扱量は減少。会社側はこれを「消費税前の駆け込み需要が出た分の反動」としていますが、元々同社は海外ファッションの購入をメインにしていますから、消費税の影響なんて微々たるものです。今回の場合、円安進捗による商品価格の上昇がマイナスになったと捉えるべきでしょう。また、今回連結決算に移行することで通期見通しも無しに修正してしまいましたが、ロケットベンチャー社なんて設立1年ちょっとで売上も小さい赤字会社。正直これを連結したからといって今期見通しを精査中というのはおかしい感じがします。何か必死に成長鈍化をごまかそうとしている印象です。それを察してか、PTSでは急落で1000円割れに。月曜は厳しいスタートが想定されます。ただ、ここまで否定的なことを書きましたが、個人的には一方でそこまで売られる筋合いも無いと思うんですよね。まあ事前に期待値が高まった分の剥落はありますが、赤字に転落したわけでもないのに1000円割れの評価は無いでしょう。チャート的には先般ようやく200日線をクリアしてきたので、一旦そこを割り込む流れは覚悟するものの、下値は堅いと思います。上値で出来高を膨らませてしまって結構しこりが溜まりましたが、元々短期筋でしたから、結構早めに解消できるでしょう。来週からようやくテレビCMがバンバン始まるということで、今期は広告宣伝費が多額にかかり減益は避けて通れませんし、引き続き円安も逆風かも知れません。ただ個人的には面白い業態だと思っていますから、認知度さえ高まれば急激な成長は見込めると思います。安くなったところは積極的に買っていって良いのではないでしょうか。【注目銘柄】西武HD(9024)は続落。こちらは先般も当欄で紹介しましたが、8日より有料メルマガにて売りで取り上げ。取り上げ後はスルスルと下落が続いたのですが、木曜より反転に転じてしまい、結局損の無いところで同値撤退となりました。というのも、モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を新規に「オーバーウエート」の目標株価4000円で新規レーティングを付与。それを受けて木曜の朝方から買い気配スタートとなりました。ところがちょっと待ってください。モルガン・スタンレーMUFG証券は先般の報道でもあったように、サーベラスから同社株式を10%引き受けたところなんですよ。そこが自分の保有している株のレーティングを引き上げて株価をつり上げる・・・ってありですか?そんな影響力のある証券会社がポジショントークで下がっている株価を引き上げるなんて、ずるいと思います。それはまあ公になっている以上、厳密に法令違反では無いかも知れませんし「良いと思ったから引き受けたんだ」と言われればそれまでですけれど、コンプライアンス的にどうなんでしょうか?しかもさりげなく同業他社のJR3社に対しては「株価の割高感が強い」ということで「アンダーウェイト」としています。相対比較で同じ鉄道なら西武が良いよ、というのも露骨過ぎ。大手がこんなことしていたら個人投資家がまた相場から居なくなりますよ。というわけで愚痴ってもどうしようにも無いのですが、結果的に持ち上げられて終了となりました。それにしても今回の一件は強く抗議したいところです。・・・他にも書きたいことは色々ありますが、文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月13日
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そんなこんなで無事大宮に到着し、嫁の実家に行って挨拶などを済ませると早速外出。まずは秋葉原へと向かいます。というのも、実は最近パソコンを新調してデスクトップにしたのですが、付属してきたキーボードがイマイチなのです。基本文字を打つ仕事メインですから、キーボードこそ我が命。で、人に色々聞くと皆が皆「東プレのキーボードがお奨め」とのこと。ところが、調べて見ると2万円近くする高級品。なので、おいそれと試しもせずに購入するわけには参りません。失敗しようものなら、嫁にむっちゃ怒られます(..;)そのタッチ感覚やキーの配置などを確認したいと思い、今回秋葉原に行きました。ついでに最近は訪日外国人観光客が多いという話を聞くので、実際にどれくらい居るのか確認も兼ねて。結論から言えば、外国人観光客はそんな無茶苦茶増えているわけではないですね。と言うのも、秋葉原は私が東京に住んでいた10年程前から元々外国人観光客が多かったので、今更「増えた」という印象はありませんでした。その代わりと言ってはなんですが、アイドルショップやメイド喫茶は無茶苦茶増えましたね(゜o゜;)さすがオタクの街。しかし街のあちこちでビラを配るメイドさんが全員通行人に無視されているのは、ちょっと切ない光景でもありました(ーー;)うーん、東京砂漠。それはそうと、肝心の東プレのキーボードです。HPで調べると取扱店は限られているので、逆に目星を付けやすい感じになっていました。で、その中の一つソフマップに実際に行って試してみたのですが・・・うーん、どうもしっくりきませんね(ーー;)ちゃんとイスに座ってパソコンの前で触ってみないとわかりませんが、正直私には合わない感じです。が、後日談として、結局東プレのキーボードを買ってしまった私です(^_^;友達が自分は使っていないクセに「東プレにしろ」とやたら奨めてくるので。おまえは回し者か、と思う程(ーー;)まあ、どちらにしろ何らかキーボードを買わないといけなかったですし、ネットで見ると誰も悪いこと書いている人居ないんですよね。じゃ、自分の評価が間違っていて、後は慣れの問題なのかなぁと。で、ソフマップのネット通販で注文したのですが、私「静音タイプ」を買ったつもりが、間違って普通のタイプを買ってしまいました(;゜ロ゜)気づいたのは開封後だったので、もう返品はできず・・・。これが正直かなりカチャカチャうるさいのです。嫁は音に非常に神経質な人なので「静音タイプ」が必須条件だったのですが、これで嫁が部屋に居る間はおおっぴらにキーボードを使えなくなってしまいました(ーー;)そして、案の定嫁にこっぴどく怒られました(;。;)そして肝心の使い心地なのですが・・・うーん、まだ買って一ヶ月程度しか経っていないからかも知れませんけれど、どうも馴染みません(T-T)私、ご存じのようにブログで文字を打ちまくるので、ブラインドタッチにはかなり自信がある人なんですけれど、どうもミスタッチが増えて効率悪くなっています(~_~;)なので、正直な感想としては、高いわ、うるさいわ、ミスタッチが多くなったわ、で、現段階で良いところが全くありません(T-T)ネットを見ると評判が良い事しか書いてなかったので、私のような意見もあるということは一つ明記しておきたいと思います。そのうちしっくりくるのかなぁ?しっくり来て欲しいなぁ・・・(つづく)
2015年06月12日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。前日のNYは高安マチマチ。先週金曜の雇用統計を受けて弱い動きが続いていたので、とりあえず一服の動きにはなりました。それを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。寄り前に発表された機械受注が予想を上回る増加だったことを受けて、買い安心感が拡がりました。昨日大幅安した流れも続き、一旦は売りに押されたものの、そこから買い戻しの動きが入る展開に。アジア株がほどほどのスタートになると、また安心感から買い戻しが続きました。後場も一段高く始まり、昨日14時以降の急落分を埋めつつあったところで、衆議院で黒田総裁が「ここから一段の円安はなかなか無い」と円安牽制発言したことを受けて、急速に円高方向に振れる流れに。ドル円が一気に2円円高に振れるインパクトでした。それを受けて指数はみるみる値を下げ、マイナス転換に。その後は押し目買いと裁定解消売りなどが交差し、前日終値近辺で上下動。結局引けでは安くなったものの、2万円割れは回避しました。日経平均は4連敗に。売買高は25億株台、売買代金は3兆円弱と膨らみました。投資判断は「やや買い」。昨日は14時から突然株が崩れましたが、本日は13時から為替が突然崩れました。つい先週まで日経平均が連騰を続けていた際には無かったボラティリティの高まりが、あちこちで起こりつつあります。まあ本日は円高がこれだけ急激に進んだ中で小幅安程度に止まったのであれば、正直結構頑張ったなという印象ではありますが。先般より繰り返していますが、やはり今週は全般的にはやはり下方向に振れやすい週だと考えています。週末のメジャーSQを意識して、裁定解消の売りなどが出やすい環境にあります。直近では結局2万円のコール・プットオプションの建玉が一番大きくなったので、明日は2万円を挟んだ攻防戦になってくるでしょう。特に今回の黒田総裁の発言や、その他審議委員の話を聞いていると、追加緩和に対する期待感をことごとく打ち消すような動きになっています。まあ「でもサプライズを起こすための布石じゃないの?」と市場に思わせているだけでも、黒田総裁が過去2回行ったバズーカは効果的てきめんだったと思います。個人的には素直に追加緩和は当分無いと思いますが。GDPもしっかり上方修正されましたし、ここからの円安は政治的にもまずいでしょう。足元ではドイツの金利上昇が続き、利回りは遂に1%を上回ってきました。まあそれでも昨年7月以来の水準に戻っただけのことで、未だ低金利には違いありません。ただあまりにも勢いが急なので、不安感が高まるのは人間として当然だと思います。メジャーSQを通過する金曜以降は再度底打ち感が出てくるとは考えています。それでもいきなりガンガン買われるわけではなくて、来週特に水曜にアメリカFOMCがあり、週末には日銀金融政策決定会合もありますから、全般的にその手前では様子見モードに入りやすいと思います。今回のFOMCはイエレン議長の会見もあり、中にはまだ6月利上げ説を否定しきれていない人も居ますから(私は9月だと思っていますが)、重要度はかなり高いです。ですから、来週もまだグスグズした底這いが続くと考えています。今日の空売り比率は35.1%と久しぶりに35%を超え、売り方も随分力押ししてきた印象を受けます。そういう意味合いでは無論海外が急落に見舞われれば、19800円という日本都合の下値メドはあってないようなものです。結局こういう急落場面で買い迎えるか否かが「大儲け」or「小儲け」を分けるのでしょうね。まあある一点に全余力をドカンと使い切ってしまうのではなく、自分の物差しで測ったメドを軸として、そこから買い下がっていくのが方法としては一番良いのではないかと思います。一方、全体相場が下落基調にある中で、四季報が出たり株主総会が近いこと、また月末に閣議決定される政府の成長戦略に対するテーマ追いの動きからも(内容は日経新聞などで事前に少しずつ伝わるものと思いますが)、引き続き個別株相場、特に指数や為替の影響を受け辛い小型株に食指が向かいやすい地合になると見ています。そういうところは地合が悪い分、うまく材料が出ると短期資金を巻き込んでドカンとくる可能性があるので、盛り上がった銘柄には素直について行くのが良いのかも知れませんね。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に堅調。特に本日はマザーズ指数が強く、バイオ関連株の上昇などが指数を押し上げました。他の小型株指数に比べて出遅れ感が強かった分、上昇力も強く出た格好。一方で日経JASDAQ平均もしっかりでした。今週は週末のメジャーSQに向けて指数が、また本日のように為替が乱高下する中で、これらの影響を受けにくい新興市場に買いが入ってきているものと思われます。引き続き小型株の出遅れ感が強く、まだ高値圏をキープしている新興市場の上値が軽く見える分、上放れの勢いも付きやすそうです。【ポートフォリオ銘柄】エニグモ(3665)は反発。月曜急騰分を昨日あっさりはき出してしまいましたが、本日マザーズ市場が強かったこともあって再度反発してきました。正直よくわからない値動きですね。結果200日線突破を再度トライするような格好になっています。週末に控える決算を前にUBSの空売り残高は少しずつ増加していますが、それを巻き込んだ値動きになっている印象。何か良い話が出れば一段高が期待できそうな下地です。JAM(8922)は続落。先般の定款の変更提案を受けて下落基調が強まる格好に。正直上がる気がしませんね。ただ本日は引け後に親会社のドンキホーテHD(7532)が増配と株式分割を発表。そして親会社も発行可能株式数の倍増を提案してきました。まあこちらの場合は株式分割を行う分、余力を倍増させるということで理解はできます。アメリカのNetflixも発行可能株式数を30倍に増やすというものすごい議案を通過させていますが、こちらもやはり分割を視野に入れている施策です。翻って同社の場合、分割が必要な程売買単価が高いわけでもなく、そもそも既に十分枠が残っていたところでの拡大でしたから、不安感だけを増幅させる処置とも言えます。残念ながらほぼ親会社などで株式数を握られている分、総会で否決される可能性は極めて低く、将来的な増資は不可避な印象です。ちょっと戻り待ちの売りのタイミングを探らないといけませんね。昨日買いポートフォリオ入れとなったティア(2485)は反落。いつものパターンでポートフォリオに入れた瞬間に急落・・・という流れにはならなかったものの、あんまり強い動きでもありません。ともあれ25日線などを支持線にして、5月高値圏にまで値を戻してきており、ここから更に上値を追えるかどうか期待しましょう。【注目銘柄】西武HD(9024)は続落。こちらは8日より有料メルマガにて売りで取り上げ。その後は地合の悪化に合わせて下落基調が続いています。鉄道株はインフラ株ですから、先般書いたように「有利子負債比率の高い株」に該当しやすい業態です。金利負担の上昇はすなわち株主還元余地を削り、段々投資魅力の低い株になっていく可能性があります。インバウンド関連株として持ち上げられて、鉄道株はPERやPBRの高いものも多いですから、全般的に割高感が強いです。また同社は先般筆頭株主のサーベラスによる売却報道で急落しましたが、持ち分35%のうち10%をモルガン・スタンレーMUFG証券に先般売却、また15%は金融機関に対して同社株を担保にしたノンリコースローンを実施し、事実上の回収を終えているとのこと。というわけであと10%残っており、日本事業撤退に向けて早急に手放したいと考えているはずです。さすがに市場売却は無いでしょうが、引受先にはある程度メドが付いているのではないでしょうか。それが明らかになるまでは、思惑(引受先が取得価格を引き下げたいなど)が絡む売買が続くでしょう。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月10日
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新幹線の車窓からは、今までとは違った景色が楽しめました。今までと若干違う路線を走っているというのもありますが、そもそも建物の3階くらいの高さで走っているので、遠くの景色まで楽しむことができます(^^)普段見慣れた建物達も、違うアングルから見ると新鮮なものです。左側の座席では遠くに海が、右側の座席では遠くに立山を見晴るかすことができ、非常に良い眺めを堪能できます(^_^)/そんな感じでグングン上がっていくスピードと同時にテンションもグングン上がっていったのですが、程なく減速に転じ、あっという間に次の富山駅に到着しました。まあこの辺りは特急で12分かかっていたのが10分になった程度なので、そんなに差は感じません。真価が発揮されるのはここからです。「次は長野に停まります」というアナウンスが我々にはすごく新鮮(^^)富山の次が長野、その次は大宮ということで、わずか2駅しか間に挟まずに一気に首都圏まで行くことができます。他の地域の人にこの感覚わっかるかなぁ~。わっかんねぇ~だろ~な~by松鶴家千とせ再度グングンスピードを上げると、30分くらいでもう富山県ゾーンを終了することになります。その後は立山連峰を貫くトンネルに入り込むことに。北陸新幹線は山の中を走ることが多く、トンネルが40%という話を聞いていました。が、それ程には感じませんでした。まあ元々の「ほくほく線ルート」もトンネルが多かったので、あんまり気にならないというか、むしろ高速で通過してしまう分、通過する時間も短いというか。携帯の電波はその間途切れてしまいますが、まあヘビーユーザーでなければそこまで気にならない程度です。ただ気になる乗車率は、朝早い便ということもあって30%くらいでした。うーん、これで本当にやっていけるのでしょうか?(ーー;)北陸新幹線は全12両編成でガンガン走っていますが、それまで特急は6両編成でしたから、単純に輸送量が倍近くに。しかも今は臨時便まで加わって本数が増えているので、かなり輸送量がふくれあがっている計算です。いくら北陸新幹線フィーバーといえ、そんなに極端に乗客数が増えることは無いですよね(~_~;)ですから正直走らせ過ぎとは思うのですが、まあこの辺りは私も素人ですし、折り返し運転の関係などもあるようなので一概に言えません。まあ曜日や時間帯に応じて全然違うようですし、今でも一部便は満席状態にはなっています。なので詳しい人に聞く限りは心配には及ばないようですが。一年経て、実績を見ながらダイヤを調整するんでしょうね。そんな余計な心配はさておいて、私はずっとスマホでGoogleマップを見ながら「おぉ、長野県に入った(^^)」「ここからはもう完全に従来の路線を離れて新ルートだ!(^_^)/」などと一人で盛り上がっていました。嫁は朝が早かった分眠そうで、私のハイテンションを適当にあしらっていました(~_~;)そうこしている間に長野駅に到着。5年ほど前に会社の研修で来て以来ですが、今回はここが目的地ではありません。善光寺の御開帳で盛り上がる長野駅や、外目からでも「いかにも軽井沢!」というような建物が並んでいる軽井沢を通過して、やがて最終目的地大宮に到着しました。長野にも行きやすくなりましたから、そのうち行ってみたいと思います(^_^)/(つづく)
2015年06月10日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は続落。金曜の雇用統計を受けて為替が円安に振れたこと、また朝方発表されたGDPの改定値が市場予想を上回ったこともあり買いが先行。ただその日本の景況感の強さを受けて為替が円高に方向に振れると、次第に値を消す展開になりました。10時前からスルスル売られると、一気にマイナス圏に。後場はお約束日銀によるETF買いが入り、一旦はプラス圏に切り返しましたが長くは続かず。その後は為替の円安基調を受けて下げ幅を縮めましたが、引けではかろうじて3円マイナスでした。TOPIXの方は後場終始マイナス圏から脱せず。売買高は21億株台、売買代金は2.3兆円弱とやや低調でした。投資判断は「やや買い」。本日は円安がこれだけ進んだものの、例えばトヨタ(7203)はほぼ終日マイナス圏。その他の外需系大型株も軒並み安く、円安メリットというものが薄い一日でもありました。逆に小型株はしっかりしており、あくまでここまで乖離してきた大型株と小型株の差が縮小する方向に向いただけという見方も。その辺りは売買高の薄さからも感じ取られます。そんな状況ですから、伊勢志摩に決まったサミットの話を受けて「三重関連株」が乱舞。特に三重交通GHD(3232)がストップ高比例配分となるなど、正直「業績への影響なんて関係無く、とにかく連想感で買っておけ」という株式市場の悪い部分が目立った一日でもありました。先般より繰り返していますが、今週は全般的にはやはり下方向に振れやすい週だと考えています。週末のメジャーSQを意識して、魔の水曜辺りにはガツンと下げる流れになるのではないでしょうか。明日は今年密かに続いている「日経平均3連敗していない記録」の継続に向けて頑張る動きは出るかも知れませんけれど、水曜・木曜の下げは結構きつめに出るイメージを持っています。ただ6月全般に関しては、引き続き株主総会シーズンであること、また月末には成長戦略が出ることで、テーマ株に刺激を与えそうなことが挙げられます。というわけで、メジャーSQ後の世界に関しては上昇基調を見込んでいますが、また一段と銘柄選別が必要な時期になるとは思います。当然銘柄選別が必要無い時期など無いのですが、より勝ち組負け組の色彩が強まるのは指数プレイが終わるメジャーSQ後、というニュアンスです。その際に勝ち組銘柄に関してはその時その時のテーマなど色々要因があると思いますが、特に負け組銘柄に関しては、一点「有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)の高い銘柄」ということがポイントとして挙げられると考えています。つまりこの先の金利上昇を睨んで、金利負担が重くなる銘柄が財務体質を悪化させる、ひいては株主還元がし辛くなるという視点を重視すべきかと考えています。今はまだ日本も緩和が続いているので、金利はそれ程上がっていません。ところが海外を見ると、アメリカやドイツの債券は特に売られ、金利上昇・底打ち基調にあります。中でもアメリカは緩和が終わり利上げのタイミングを図っているところですから、その流れが強く出るのが道理です。そんなアメリカを筆頭に今後各国の金利動向は上向き(つまり債券が売られる)基調が強くなると思われます。まあ日本に関しては金利を高くできないという政策的な面も見え隠れします。なぜなら最も有利子負債比率が高いのは日本国そのものですから。1000兆円を超える借金を背負っているところで金利がグングン上がっていくと、株式会社日本はすぐ潰れてしまいます。そんな会社の売上を何とか景気浮揚という形で押し上げようとしているのですが、それが出来なければ増税という選択肢になります。後者になると景気を一層冷え込ませますから、一番愚策とも言えます。というわけで、少なくとも現段階でただちに金利が跳ね上がることは考え辛いかも知れませんが、方向性としてはやはりちょっとずつ金利上昇に向いていくかと。次にまた日銀が金融緩和を決めるにしても、もう国債を買うという方法は手詰まりとも思いますし(今ですらもう売る債券が無いと言われている)、野村證券などのレポートでは一段のETF買いなどによる緩和しか手段は無いとも言われています。ですから、金利は底打ちの流れになるのでしょう。↓日本の金利チャートhttp://www.bb.jbts.co.jp/marketdata/marketdata01.htmlなので、有利子負債比率の高い銘柄はとりあえず避けるという方向が良いと思います。一つ一つ決算短信を見るのも大変ですから、今週末がちょうど四季報の発売日なので、それを見てまた長めの投資戦略を立てるのが良いのではないでしょうか。新興市場も「やや買い」。本日は高安マチマチ。日経JASDAQ平均は高値圏でしっかり、また東証2部指数は連日の高値更新波動になっており、本日は小型株が強い一日でもありましたが、やや他と毛色が違う動きを見せています。特にJASDAQの方はガンホー(3765)がきつめの下げを見せた割にはしっかりしているところが特徴的。マザーズの方は直近IPO銘柄がさえませんでした。先般も書いたように、新興市場の方はコーポレートガバナンスコードに向けた関心が薄く、株主総会に向けた施策が出にくい市場でもあることから、6月はあまり選好される印象がありません。それでも大型株に比べて小型株の出遅れ感が強くなってきているので、その乖離縮小に向けた買いはあるのかなと思います。当然個別では材料や値動きで、大きく買われるような銘柄は出てくるものと思います。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反発。本日は朝方から地銀を含めた銀行セクターが買われ、業種別値上がり率でも7位に入っていました。日銀が朝方公表した5月の貸出・預金動向が順調に伸びていることを受けて、業績期待感が高まった様子。地銀で年初来高値更新銘柄が相次ぎました。それらに比べるとメガバンクは弱い動きでもありましたが、ともあれ銀行は経済の要です。本日のGDP上方修正などからも景気に対する楽観論が強まり、足元の株高にようやく指標が追いついてきた、というような感じでしょうか。銀行株が強い株高は本物と言えますから、ここから先の相場展開に期待です。エニグモ(3665)は大幅高。先週末の強い流れを受けて一時8%以上の上昇を見せて25日線や上値抵抗線を一気にクリア。残すは200日線のみとなり、4/1以来の高値水準を付ける場面がありました。残念ながら後場は失速しましたが1000円台はしっかりキープ。同社は今週末に第一四半期決算を控えており、それに対する期待感も高まってくる頃合いです。今期は減益見通しとなっており、その要因は「広告宣伝費をかけるから」という説明でしたが、個人的な感覚としては特に「BUYMA」の広告をテレビやネットで見かけません。本当に計画通り進捗しているのでしょうか?海外でかけているというパターンもあるかも知れませんが、もし広告宣伝費が後ズレするのであれば、案外増益を維持した決算が出るのかも知れません。JAM(8922)は反発。本日も引き続き160円でのクロス取引が目立ちました。そして引け後に出したIRとして、定款の一部変更を株主総会に提案。発行可能株数を倍増させられるような変更を提示してきました。うーん、ある種の増資予告ですね。ドンキホーテHD(7532)の集金装置のような位置付けにされているのかも知れません。となると配当なんてまだまだ夢のまた夢でしょうか。先行きに懸念が残る内容です。フィード・ワンHD(2060)は続伸。引き続き高値圏をキープする動きとなりました。週末の報道ではクロマグロの一本釣りも規制を検討と伝わっており、水産資源に対する危機感が色濃く出ています。日本の規制は元々欧米諸国に比べて甘いという話もあって、この辺りちょっと真剣に議論されるテーマになると見られます。となれば、やはり必要なのはマグロの養殖。同社の完全養殖技術に関しても、期待感が強まるところでしょう。チャート的にはMACDの暗転がかかる変化点であり、ストキャスにも割安感が強まってきていることから、明日ドカンと高値を更新してくる可能性は十分あると見ています。注目。さて、本日はまた一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはティア(2485)です。同社は名古屋を地盤とした葬儀サービスを展開しています。やや暗い感じなので名前も「涙」な銘柄ではありますが、日本の人口動態を考えると今後需要の大きい業態であるのは間違いないとは思います。実際、業界全体のシェアは年率4%~5%程度で拡大が続くと見込まれています。できればあまり利用したくは無いですが。また、景気回復が冠婚葬祭にかける費用の許容度を大きくする期待感もあります。同社の地盤名古屋はトヨタのお膝元ですが、ベアアップなどを受けて景気回復期待感が先行しやすい地域でもあります。元々派手な式をするお国柄でも有名ですしね。中間期も着実な増収増益に。核家族化や価値観の多様化で業界的に葬儀単価は下落傾向が続くものの、新規会館の新設などで増収となり、コスト削減策を進めることで利益率は大きくなりました。昨年増資によって獲得した資金を用いて今期中に2件、来期も5件の新規出店を計画し、また顧客管理システムなどへの投資を通じて営業体制を整えています。テクニカル的には6月に入ってから弱い動きが出ましたが、75日線手前でしっかり切り返してきました。そもそも今年に入ってからは1,2,4月の安値560円辺りで三尊底を形成しており、640円に控える200日線が意識されていますが、ここをクリアできれば一気に上値余地が拡がり、強い上昇基調に乗れそうです。一目均衡表は三役好転の形を維持しており、強い動きが続きます。需給面では2日に結構な投げ売りが出ましたが、それをこなして戻り歩調にあります。昨年12月に625円で200万株近く公募した分の一部が売りに回ったものと見ていますが、短期的にはこれで売り一巡感が強まっています。信用買い残は差し引き9.2万株で1月のピーク以降は整理が進んでいて、日証金ベースでも売り長。日々の出来高との比較でも返済売りをこなせる程度のものです。ちなみに三重も近いのでサミット関連株・・・というのはこじつけにも程がありますね。目標はさしあたって昨年11月に横ばい推移した700円に。明日の寄りつきから買いポートフォリオ入れとします。・・まだまだ書きたいことはありますが、相変わらずの文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月08日
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ただそんな新高岡駅発の「かがやき」は朝の7時半発ということで、朝の弱い私にはちょっと辛い時間帯です(~_~;)それでも頑張って朝6時に起きて、新高岡駅に向かいました。一応高岡市も頑張って新高岡駅周辺の駐車場を無料にしたりしているのですが、いかんせん利用者に対してキャパが足りません。そんなわけで、我々が行った時も既に満車で、そのほかの有料駐車場に停めるしかありませんでした。今回3日間東京に行くので、合計2000円弱の追加支出に・・・。痛い(;。;)車を停めてホームに向かうと、この時間帯から結構な人の数がホームに溢れていました。おー、なんだかんだで利用者多いじゃん(^_^)/北陸新幹線に乗る、ということ自体が動機付けになっている人たちも多いんでしょうね。ホームドアが最初から完備されているのですが、私新幹線のホームドアは初めて見ましたけれど、結構ホームと車両部分まで幅があります。超特急が通過する駅でもありますから幅をとっているのでしょうか、2歩分の距離はありますね。以前新聞で「ホームドアの内側に取り残された人がいる」という記事を見て「そんなことあるんか?」と思いましたが、まあこれなら少し理解できました。しかし取り残されるようなギリギリの駆け込み乗車はいけませんよ(~_~;)間もなく北陸新幹線がホームに滑り込んできて、私たちは乗り込みました。いよいよ初めての北陸新幹線ですよ(^_^)/車内は当然ピカピカの新車です。我々は当然のように普通車に乗ったのですが、普通車でも座席の間隔が従来の新幹線に比べて非常にゆったりしており、すごく快適です(^^)正直、これならグリーン車とかグランクラスに乗らなくても良いのではないでしょうか。まあグランクラスは一度は乗ってみたいですけれど、2時間少々の旅にわざわざ倍近い値段を払わなくても・・・と正直思います。座席には一人に一つずつコンセントが用意されており、携帯も存分に充電することが可能です。私のようにテンションが上がってスマホでGoogleマップをずっと見ているような輩は重宝します(^_^;間もなく北陸新幹線は動き出します。こうして県民が何十年も待った北陸新幹線を遂に体感することになったのでした。(つづく)
2015年06月07日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中!! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反落。前日のNYは各国の金利上昇による不安感から売られる動き。翌日に雇用統計など重要イベントを控えた様子見気分も広がりました。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。ユーロ円が140円を割り込んで円高に振れていることも嫌気されました。後場はいつものパターンで日銀ETF買いによる戻りもありましたが、全般的には重要イベントを控えて様子見ムード。14時過ぎからは急速に下げ幅を縮める動きになりましたが、終日マイナス圏から脱することはできませんでした。売買高は23億株台、売買代金は2.4兆円台とやや落ち着きました。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは注目の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る28万人増となり、ドルが急騰。ドル円は一気に125円を突破し、126円に迫るところまでありました。好調な雇用統計の結果を受けて利上げ開始時期が9月になる警戒感からダウやS&Pは売られましたが、NASDAQはしっかり。それらを受けてシカゴ225先物は20580円となっており、月曜の日本株も買い先行のスタートになるものと思われます。しかしドル円は125円はなかなか超えないと思いましたが、今回あっさりクリアしてきました。チャートを長期で見ると昨年12月以降122円を上値にした三角持ち合いを上放れていることから、強い上昇波動入りを示唆しており、単純にチャートを当てはめるとその際の最大振幅約6円を122円から上乗せた128円辺りを目指す形になっているものと見られます。為替の円安はまだ素直に日本株にとってプラスと受け止められるとは思います。ただ急速な変動は良きにつけ悪しきにつけ、人間に不安感を醸成するものです。市場の雰囲気としては、昨年8月から9月にかけて急速に円安が進んだ時の感触に似ていると思います。為替が円安に進む割には、日経平均が上昇しなかった局面と似ており、市場は(今のところ)円安を素直に受け取れない感じです。実際、円安が進む一方で気になるのはアメリカ株の動向。NASDAQは比較的高値圏を維持できているものの、ダウやS&Pは下落トレンド転換ギリギリのところまで調整してきています。まあOPEC総会を控えて原油が調整してきたことから、指数寄与度の高いエネルギー株が足を引っ張った面を差し引いて考えれば、全般的にそこまで懸念する必要は無いのかも知れません。尚、OPEC総会で原油の減産は予想通りありませんでした。金曜のもう一つのイベントとして意識されたギリシャ債務問題は相変わらずゴタゴタしていて何ら進展はありませんが、先般から繰り返しているようにこの辺りはもう無視して良い話です。実際、市場の方もそこまで気にしておらず、あくまで高値圏にある株価が下がった時の口実に使われる程度です。アメリカ株が来週きちんと切り返してくると問題無いですが、先般書いたように「今回の雇用統計は事前予想と一致すれば問題無いが、大きく上回るか下回ると需給バランスを崩す」形になりかねません。一応、今回の雇用統計は予想から10万人も乖離しなかったので、大きく上回ったとまでは言えませんが、ほどほどに強いインパクトがあった印象ではあります。まあ素直に「上回った」点は喜ぶべきだと思います。このところアメリカ経済に対して弱い指標が目立っていたので、アメリカ経済の先行きに対する不安感はありました。むしろ利上げできないリスクの方が台頭しかねないところでしたし、イエレンさんが先般の講演で「年内利上げ」に対する意思を示していることから、年内に利上げが始まることは既に想定線。6月がダメなら9月しかないというコンセンサスが出来上がっているでしょう(12月は年末ギリギリ過ぎて不適当)。であれば、もうあとは「景気が良すぎる」ことに対するリスクは無視して、どんどんアメリカ景気が良くなって世界経済を引っ張っていってもらえれば良いわけです。EUはご存じのようにゴタゴタしており、中国は成長鈍化懸念。日本が世界を引っ張る・・・という程、確固たる高成長を期待できるような状況でもなく、とにかく世界経済はアメリカさん頼りです。そうでなければ日本株にも当然悪影響となります。来週の日本株に関しては、月曜にGDP二次速報値が出たり、水曜に機械受注が出たりそこそこ重要な週ですが、特に週末にメジャーSQという重要イベントを控えており、デリバティブに振らされる傾向が強まると見られます。オプションの建玉を見ると、コール(買う権利)が最も多いのは21000円の水準ですが、逆にプット(売る権利)の建玉がほとんどありません。となると、この21000円のコールはあくまで保険的な「21000円を超えたらラッキーだな」程度に買われたものというものに止まり、真剣味はなさそうです。次は直近で20000円のコールとプットの建玉が合計で多いゾーンになり、最もプットが多いのも19500円ですから、今週は(オプション的には)大体20000円を目指す展開になり、下は19500円まで見ておく程にボラが高い週になるのではないかと見ています。当然オプションだけで株価が動くわけでもありませんし、ましてや先物も含むメジャーSQですから、先物の建玉がロールオーバー(次の限月に繰り越し)されるのかで、結構良い水準まで積み上がった裁定解消売りがどの程度になるのかも気になります。とにかく値ブレの大きい週にはなると見ています。新興市場も「やや買い」。金曜は各指数共に軟調。ただ東証2部指数は堅調に推移し、高値更新の独歩高となりました。2部の方は材料株中心に買われ、全般的に値を飛ばす銘柄が多い印象です。一方、JASDAQの方もガンホー(3765)が買われたり、主力株も含めて全般的に買われているイメージはあるのですが、指数的には弱いという感じ。マザーズは直近IPO銘柄の上昇が目立ち、相変わらず値動きの良い銘柄には短期資金が集まるという感じです。先般も書いたように、新興市場の方はコーポレートガバナンスコードに向けた関心が薄く、株主総会に向けた施策が出にくい市場でもあることから、6月はあまり選好される印象がありません。それでも大型株に比べて小型株の出遅れ感が強くなってきているので、その乖離縮小に向けた買いはあるのかなと思います。当然個別では材料や値動きで、大きく買われるような銘柄は出てくるものと思います。【ポートフォリオ銘柄】CYBERDYNE(7779)は続落。今月に入ってから弱い動きが続いています。金曜は同じロボット関連株として菊池製作所(3444)が東工大と共同で歩行者支援用装着型ロボットを開発と伝わり、急騰する場面がありましたが、同社が特段触発されるような動きは無く。菊池製作所の方も結局は上げ幅を急速に縮めました。また金曜は日経一面で「東京圏の介護施設不足のため、高齢者の地方への移住提言」とありました。まあ色々議論を呼んでいますが、個人的にはこの動きは当然だろうなと思います。実は私、昔から地元で「高齢者が大量に来るような施策を採るべき」と考えていたので、もし県議会議員にでもなるのなら、それを政策の柱にでも掲げようとすら思っていました(なれませんけど)。が、実際にはなかなか上手くいかないでしょうね。やっぱり年をとってからだと、人は段々環境の変化を恐れるようになりますから、いくら施設の中での生活がメインになるとしても、簡単に踏ん切りがつくわけでは無いですよね。先般の大阪都構想の話が否決されたのも、結局本質的には高齢者が持つ「変わりたくない」「現状維持」という気持ちが強く出たからでしょう。都会の人は田舎に住むことに対するあこがれと忌避がはっきり分かれますが、結局は体験していない人の場合は何事の場合にでも当てはまる未知への期待と不安に過ぎませんね。そもそも地方も色々なところがありますし、単に「都会」「田舎」とひとくくりで考えられるものではありません。都会・田舎の各地を転々としたことある私としては「住むのが田舎で、たまに都会に行く」というのが一番贅沢な暮らし方だと思いますが。それはともかく、いくら国が音頭をとってもそう簡単に物事は進みません。外国人介護士の受け入れも遅々として進んでいませんし、人が都市部に集まるというのは、広いエリアで見た場合のコンパクトシティの進展なわけですから、当然の流れであると思います。となると、やはり現状で対応しなければいけなくなってくるでしょう。であれば、都会は現有戦力でやっていくしかない。ならば、やはり介護向けロボットは「する側」「される側」それぞれに必要になってくるでしょう。そんなわけで今回の話の帰結点としては、やはりロボット関連銘柄は国策でもあり、将来的には間違いなく需要が伸びる分野であるということです。これは日本だけでなく、先進国や中国といった大国が等しく抱える課題であり、そのニーズは巨大なものでしょう。私の場合父が歩けなくなってから特に痛感していて、なるべく早く足に不都合を抱えた人が楽に歩くことができる世の中になって欲しいと思います。エニグモ(3665)は続伸。一時1000円を回復する場面がありました。特に材料が出たわけではありませんが、空売りしている外資の買い戻しでもあったのでしょうか。ともあれこれで5/28の大陰線を回復し、再度4月以降の上値抵抗線トライの流れになってきました。来週はまず25日線クリアの動きを目指したいところ。JAM(8922)は軟調。金曜はとにかく160円でのクロスが大きく、出来高が一気に膨らんできました。株主総会前に色々思惑があるのかどうかはよくわかりませんが、チャート的には下値で出来高が膨らんだ形に表面上なっているものの、正直なかなか上がる感じがしませんね。個人的には来週発売の四季報でまた何か良い話が出るんじゃないかと期待はしているのですが。木曜寄りつきより買いポートフォリオ入れとなったフィード・ワンHD(2060)は反発。エントリーの木曜は一転売られ、まあいつものパターンになりましたが、金曜でどっこい戻してきました。ボリンジャーバンドの+σまでの調整が完了したことで、短期底打ち感が出た格好。あと金曜はマルハニチロ(1333)がイオン(8267)向けに完全養殖の本マグロを販売と伝わり買われました。やはり稀少化しつつある水産資源に対しては、関心度合いが強い様子。同社も昨年極洋(1301)と合弁でクロマグロの完全養殖に成功しています。引き続きPBRは1.0倍で配当利回りも2.2%と割安感が強く、貸借倍率は過去最低の1.3倍台にまで低下してきました。売り方の買い戻しによる高値更新波動に期待です。・・まだまだ書きたいことはありますが、相変わらずの文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2015年06月06日
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GWの前の話になるのですが、私と嫁でようやく北陸新幹線に乗りました(^^)私が久しく埼玉の嫁の実家に顔を出していないのと、北陸新幹線に乗ってみようというニーズが合致し、GWで混む前に行こうということで。そんな北陸新幹線ですが、最速の「かがやき」が残念ながら私の最寄り駅になる新高岡駅に停まらないということで、地元民がブーブー文句言った結果、ギリギリ滑り込みで臨時の往復一本だけ新高岡駅にも停まることにもなりました。何とか私の友人の商工会議所の連中も参加して作った「新高岡駅停車応援ソング」も効果あった・・・のか?(^_^;↓意外に良い出来です(^_^;まあ内外に冷ややかな意見があるのは十分わかりますけれど、個人的には金沢までの到着時間を短縮するために高岡駅と違うところに新高岡駅を建設された挙げ句、単なる通過駅にされて高岡駅の利便性も悪くなった(以前も書きましたが、特急が無くなったことで関西とのアクセスが悪くなった、第三セクターになり料金が上がった)ではちょっと納得がいきません(--#)しかも新高岡駅に停車したところで、金沢-東京間は4分しか違わないんですよ。その4分で誰にどれだけの迷惑がかかるのか?現状金沢-東京間が2時間28分で「2時間半を切ります!」と宣伝文句にするだけのために飛ばされているようなものです。「新高岡駅だけ優遇したら他の駅に示しがつかない」とか言われますが、かがやきが停まらない最も端っこの駅なので、停まらないことによる最大ダメージを受ける駅でもあるのです。無論全部停めてくれとまでは言いませんから、通常ダイヤで一日10往復しているうちの3往復くらい停めてくれたってバチは当たらないでしょうに。ケチー!この前聞いた話によると、ホームに居た子供が通過していく「かがやき」の勢いにビックリして泣き叫び、阿鼻叫喚の地獄絵図だったとか(ーー;)大人しく新高岡駅に停まってくれれば、泣き叫ぶ子供の数がもっと減って世の中平和になります(^_^;外国で子供を泣かしたら児童虐待で捕まりますよ。・・・と、まあこんな私のブーイングに対し「悔しかったら実績をあげろ。そうしたら考えてやろうかな?」というJR西様の寛大なご配慮を受けまして、高岡市民に「6月末までの臨時便運行期間の間、市民は一人一回この新高岡駅停車の臨時かがやきに乗ろう!」という大号令が発令されました。というわけで、私も一票投じようとばかりにこのかがやきに乗ることにしました。ちなみに本日現在、そんな高岡市民の努力の甲斐あってか(?)6月末までの臨時便の予定が9月末まで延長されることが決まりました。こうやって少しずつ伸ばしていくことで、利用率を高水準のまま維持しようという作戦でしょうか(ーー;)一方、富山空港の飛行機の乗車率も低下していることで「空港も利用しよう」なんて言われていますが、富山県民は富山に居座るな、ってことですかね(~_~;)(つづく)↓※なお、この前テレビでやっていましたが、富山市は元々国内旅行の行動率日本一だそうです。http://omoshirodougagazou.com/?p=457
2015年06月04日
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2015年06月03日
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そんな私の心配をよそに「はしご登り」は続き、入れ替わり立ち替わり命知らずの猛者どもがハシゴの上に登っては、各々の技を披露しました。段々とエスカレートしてくる技にヒヤヒヤ。しかし皆いつどこで練習しているのやら(ーー;)ともあれ無事皆大成功に終わり、はしご登りも終わると、いよいよ笠木を鳥居に取り付ける段に移ります。笠木の両端に白くて長い布を結びつけ、それを皆で引っ張って持ち上げる態なのですが、実際にはクレーン車が笠木を持ち上げます。まあトン級の重さですから、現代テクノロジーが利用されるのも致し方無いですね(^_^;最後は鳶職の方々がしっかりと鳥居にはめ込んで見事完成(^_^)/~皆で拍手して完成を締めくくりました。市長や関係者の話が続き、最後はようやくその鳥居をくぐってお開きとなりました。というわけで、そんな伊勢神宮のパワーをもらって御利益倍増(?)の射水神社に皆様も是非一度ご参拝ください(^_^)ノちなみに私はこの鳥居が出来る前から毎朝散歩がてらに射水神社に参拝していますが、参拝すると何故か株が下がります(連騰ストップも私のせい?)それでも尚日課を止めないのは、単なる意固地でもありますが・・・(ーー;)
2015年06月02日
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2015年06月01日
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