全11件 (11件中 1-11件目)
1
★☆★☆ 第6回目開催決定!テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)日時 :5月21日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/372342/馬渕氏の新刊「勝率9割の投資セオリーは存在するか」好評発売中!世間で広く支持されている俗説を、長期にわたったデータを用いて検証が行われています。是非ご一読ください!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━前回更新時からまた随分間が開きました。以前チラッと書いたように引っ越しがあり、それに伴う準備が色々ありまして、ずっとバタバタしていたものですから更新する暇がありませんでした。すみません。それがようやく無事終わって・・・いません。全く甘く見ていましたorz元々我々の荷物が少ないことから、大きい荷物だけ頼んで、後の細々としたものは自家用車で数回往復すれば大丈夫だろう・・・と思い、4月になってから少しずつ使わない荷物から順に運んでいました。ところが、何往復してもきりがなく。荷物の大半は移送完了しましたが、まだ新居の方は雑然としていて、箸の場所すらおぼつかない状態。そして最悪なことに、その疲れもあってこのタイミングで本格的な風邪を引きました(T-T)2日間フラフラになりながら、寝汗を無茶苦茶かきました。これが一番ダメージが大きく、峠は越えたものの未だ喉と鼻がズビズビ。今後引っ越す際は大人しく一切合切業者に頼みます・・・。そんな愚痴からのスタートで、今回は4月の成績発表です。4月は月初から下落が続いたものの、SQを契機に底打ち反転。外国人投資家もようやく買い転換してきたことから、スルスルと値を戻しました。ところが期待された追加緩和が不発で金曜は大幅安。そんな中、私のポートフォリオはどうだったでしょうか?早速検証してみましょう。【買い銘柄】 日本プロロジスリート投資法人(3283)247700円→260600円(19営業日保有 上昇率5.2%)4月は後半からREIT指数が上放れ。ただ2000ポイントを目前にして、結局日銀による追加緩和もREIT購入枠の増加も無かったことから失速しました。それでも下げ幅は限定的になっています。実はこうして見てみると、昨年9月からREIT指数は月後半に買われ、最後の2営業日くらいはちょろっと売られる展開が続いています。分配金狙いの買いが入って、分配金権利落ちで多少売られるというような感じでしょうか。ともあれ同REITも一時1年ぶりの高値を更新する動きがありました。特に今回の熊本での大震災においても、物流の重要性が一段と身にしみる結果になったと思います。そういう時に耐震性も強い高機能の大型物流施設が更に重要性を増します。来月は決算月でもあるので、分配金取り狙いの買いに期待します。DMS(9782)664円→659円(19営業日保有 下落率0.8%)今月マザーズは強い動きを見せましたが、JASDAQの方はそれ程でもありませんでした。で、同社はラクーン(3031)の越境ECサービスである「SD Export」の出荷代行を請け負っています。中国政府は8日から日本製品に対する関税をいよいよ引き上げ、いわゆる爆買いに対して歯止めをかけようとしています。特に今回大きくなったのが高級腕時計などの贅沢品。今年から銀聯カードの使用上限を設定したり、あの手この手で資本の海外流出を防ごうとしています。https://netshop.impress.co.jp/node/2808それに触発されたように、今月は越境EC関連株が軒並み高。分割をきっかけに急騰を始めたジェネレーションパス(3195)(上海の経済特区で行っているネット通販事業にサイトの運営ノウハウを提供)を筆頭に、アウンコンサルティング(2459)(越境EC支援サービスを展開)、Hamee(3134)(越境ECサービスを展開)、ブランジスタ(6176)(海外販売代行サービスを展開)がそれぞれ大幅高となりました。というわけで、越境EC関連株には特に注目をしています。実際に成果が出てくるとまた刺激材料になると思いますから、それぞれ関連株の決算にも注目です。【売り銘柄】キーエンス(6861)4/2より 59630円→67160円(19営業日保有 上昇率11.2%)円高局面での逆風を見込んでのエントリー。ところが中旬から相場が反転し始めると、売り方の買い戻しを巻き込んで急進。また27日の好決算発表を受けて、年初来高値更新となりました。うーん、これは明らかに失敗しましたね。もし7万円を明確に超えてくるようだと昨年の上値抵抗線を上回り、上場来高値更新波動になってきますから、終値ベースで7万円を付けてくるようなら損切りとします。大東建託(1878)4/4より 16300円→15495円(18営業日保有 下落率5.2%)消費増税延期観測によるデメリット株としてエントリー。これに関しては結構良い戻り高値水準での売りエントリーとなって、その後は地合が強含む中でも逆行安となりました。そして金曜の昼には決算を発表。前期着地や今期見通しは四季報予想を下回る水準となりましたが、まあそもそも日銀の0解答を受けた相場急落にかき消されました。そういう意味では絶妙の発表タイミングだったかも知れません。ただ、同時に発表した自社株買いのアナウンスメント効果もかき消されてしまいましたが。いずれにせよ消費増税が出来ないのであれば駆け込み需要は無くなりますし、過剰な節税行為に対する対策の強化なども打ち出される可能性があります。足元でパナマ文書が物議を醸し出しているように、節税行為には厳しい目がありますからね。75日線を割り込んでくると、いよいよ本格的な下落トレンド入りと見られます。ソフトバンクG(9984)4/10より 5660円→5988円(14営業日保有 上昇率5.5%)地合の悪化を見込んで、また自社株買いの効果もそろそろ切れるかと思いエントリー。ところが実際には地合は好転し、自社株買いもほとんど買い余力が残っているということで、連続陽線の好需給が続きました。こちらもエントリータイミングは完全に見誤りました。ただ金曜の追加緩和無しを受けて地合の方は悪化。後場から同社を含めた指数寄与度の高い銘柄が軒並み断続的に売られ、指数を押し下げました。6000円という節目は同社にとっては抵抗力のある価格帯ですが、週明け踏みとどまることができるのかどうか注目です。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると -0.10(%/営業日)という結果が出ました。 計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 4/1終値 16164円→16666円(19営業日 上昇率3.1%) 0.16(%/営業日) TOPIX 4/1終値 1301 →1340 (19営業日 上昇率3.0%) 0.16(%/営業日) 今月はベンチマークに敗北。地合の下落を見込んで売りポートフォリオを増やしたのですが、それらが踏み上げにあってやられました。そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。 KA指数725.8ポイントまた少し後退。5月こそは巻き返しを図ります。そして気になる5月の相場展望ですが、投資判断は「中立」。ただそろそろ「やや売り」くらいにはした方が良いのではないかという感じがしてきました。月替わりで気になってくる事は、株式の需給関係の変調が挙げられます。例年4月は外国人投資家が買い越しやすい時期として有名でもありました。理由ははっきりしませんが、例えばNYダウは過去10年間4月は全勝で、このままいけば恐らく今年もプラスとなります。一説には税金還付による株式市場への資金再流入が起こりやすいとも言われますが、ともあれそのアメリカ市場の好調が外国人買いに繋がるという面はあるでしょう。それが5月になると逆転・・・とまでは言いませんが一服します。直近10年間の5月の外国人投資家による日本株売買動向は6勝4敗と、かろうじて買い越しの方が上回っていますが、09年以降の5月は買い越しと売り越しが交互に続いています。アノマリー的ですが、去年は買い越しだったので今年は・・・。また、先般3/26のブログでも指摘したように、4月の隠れた需給イベントとしてTOPIX調整係数の解除がありました。4月は特に3月期決算銘柄の変更が多いので、需給バランスが変わりやすい時期でもあります。まず調整係数とは何か。詳しくは下記のリンクを参照されるのが正確ではあります。http://www.jpx.co.jp/markets/indices/line-up/files/ref_1_FFW.pdfTOPIXは東証1部上場企業で構成される指数ですが、それを指数化するにあたり、各銘柄毎において時価総額や浮動株比率(経営者や親会社といった固定株主以外の、普段市場に流通しやすい株券の割合)を元にして、係数が定められています。例えば日本郵政(6178)の場合、本当はTOPIXに組み入れるべき比率(株数)は昨年12月末の段階で100%実施してしまうべきなのですが、そうしてしまうと指数に対するインパクトが強すぎて連続性を損なう恐れがあります。そのため、まずは75%分を組み入れて、後日残りの25%を組み入れようという調整が入っています。その残り25%分が「調整を解除」されることによって、4/27引けで組み入れられました。というわけで、対象銘柄には4/27の引け時点で12月末に生じた分の1/3の特殊な買い需要が生じました。これでようやく100%TOPIXに算入されるという流れです。それで今回は郵政3社という時価総額が計14兆円もあるガリバーな銘柄群の調整係数解除がありました。つまりこの郵政3社の組み入れ分が増加→他の銘柄の組み入れ分が減少ということになり、個々の銘柄には広く薄く売り圧力が加わる形になります。実際の影響度合いを正確に推し量ることはできませんが、昨年12月末の郵政3社TOPIX参入以降、相場が崩れたのはご存じの通りです。無論、それは原油価格の下落などによる世界的な株式市場の混乱が主因ではありますが、日本固有の要因としてこの需給バランスの崩れも無視できないと個人的には思っています。その際の1/3規模になりますが、今回も悪影響を与えるでしょう。木曜のNYは日銀の追加緩和が0回答であったことや、時価総額の巨大なAppleの株式を、著名投資家のアイカーン氏が売却したという報道から売られる展開。特に各指数共に引けにかけて売られる流れになりました。ドル円も一時107円台を付け、シカゴ225先物は執筆現在で16250円という水準になっています。アメリカも決算シーズンが終盤にさしかかり、個別企業の決算は予想通りとは言えイマイチ感が台頭しています。一方、日米の金融政策には全く変更が無く、投資家の期待外れ(勝手に期待していただけかも知れませんが)感から、最近あまり聞かれなくなってきた「Sell in May」の言葉がぽつぽつ浮かび始めた感じがあります。引き続きアメリカ頼みの相場展開が続きますが、原油上昇にも反応しなくなってきたアメリカ株に人々が高値警戒感を感じ始めたらどうなるか。少しずつ階段を上るようなチャートを描いてきたところで、下りるハシゴを外されると、ババを掴まされるパニック感から飛び降りる人が続出するのかも知れません。連休前のマザーズ市場もそんな感じでした。今年のゴールデンウィークは日並びが良く、場合によっては10連休の方もおられるようですが、その分日本の市場は海外の動きを織り込み辛くなっています。板が薄いところに円買いを仕掛けられた時、円高に喜ぶ海外旅行者達よ、陰では震えながら連休を過ごす投資家達のことをお忘れなく。お土産の一つでも買ってきてやってくれれば、少しは慰みになるでしょうか。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年04月28日
コメント(0)

昨秋からのNY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160403.htmlAppleストアの旗艦店を跡にすると、次はセントラルパークへと向かいます。前日にハーレムに行く際に通過した中央公園ですね。セントラルパークはマンハッタンのど真ん中に位置し、東京ドーム73個分の広さに相当する3.4平方キロメートル(縦4km×横0.8km)の広大な公園。実は元々自然があったから公園が出来たわけではなく、大都会の真ん中に大きな公園が必要だろうということで、人工的に設計して140年前に造られた公園だということです。それでも非常に自然な感じで湖や広場などが配置され、以来ニューヨーカー憩いの場所として愛され続けています(^^)今回は公園の南側から入っていきます。すると入り口の辺りには多くの馬車が待機していて、信号待ちの観光客に声をかけ、売り込んでいます。1時間弱でセントラルパークをゆっくり巡るコースで36ドル(約4000円)だとか。まあ一人で乗るのも寂しいですし、天気も生憎の小雨模様だったので、とりあえず今回はパスします。肌寒い気候もあって、セントラルパークの人の出入りもまばらでした。まあイチョウの木が黄色く色づいて、少し物悲しげな公園も情緒があって良いものです(^^)そう思いながら奥の方に進んでいくと小高い丘の上に東屋のような場所がありました。そこに中年のアメリカ人男性が一人陣取っています。ただ少し様子が変で、独り言をぶつぶつ言っているような感じ(ーー;)なので少し距離を置いて脇を通り過ぎようとした時、何やら英語でこちらに言葉を投げかけます。私はよくわからないのでそのまま通り過ぎようとしましたが、突然こちらをキッと睨み付けながら怒ったような感じで東屋の塀を乗り越え、私に襲いかかろうとする仕草を見せました。それを見た私は思わず「うぉっ!!(××)」と声上げて後ずさり。それで彼のテリトリーから外れたのか、結局彼はまた元自分が座っていた場所に戻り、何やらまたぶつぶつ繰り返していました(~_~;)やはりこのセントラルパーク、広大な公園特有の事情と言いますか、ホームレスの人が多く居座っていて、かつてはかなり治安も悪かったようです。ただ現在の昼間でもこういうことがありますので、皆様お気を付けを。気を取り直して、とりあえず秋雨にむせぶセントラルパークをさわりの部分だけ堪能し、今日のところは引き返すことにしました。と言うのも、翌日メトロポリタン美術館の見学を予定しており、また来る機会があるので。翌日の方が天気も良さそうですしね。(つづく)
2016年04月17日
コメント(0)
★☆★☆ 第6回目開催決定!テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :5月21日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/372342/馬渕氏の新刊「勝率9割の投資セオリーは存在するか」は4/21発売予定!世間で広く支持されている俗説を、長期にわたったデータを用いて検証が行われています。お楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反落。前日のNYは企業の決算が少しずつ出てくる中で小幅高。年初来高値を更新する動きになりました。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日まで3日間で1000円超上げた反動や、週末にG20やドーハ会合といった大きなイベントを控えて手控えムードが拡がりました。それでも寄り付きを安値に買い戻しの動きが出ると、一時プラス圏に切り返す場面も。その後中国のGDPを始めとする様々な統計が予想を上回って出てくると、瞬間強含む場面がありましたが、上値は追いきれず。後場は警戒感や戻り売りが強まると、引けにかけて売りに押される展開に。そこに買い戻しも入り混じり、結局は小幅安程度で済みました。出来高は20億株弱、売買代金は2兆円台と低調でした。投資判断は「中立」。まずは熊本で非常に大きな地震が発生し、しかも昨晩発生した地震の方が本震であるということで、今も尚立て続けに起こっている様子。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げると共に、周辺地域にお住まいの方は十分お気をつけください。私は地震体験車でしか震度7を体験したことはありませんが、天災は本当に恐ろしいものだと思います。それでも動き続ける株式市場の話に戻りますが、今週は単純に円高が止まった途端、3日間で日経平均は1000円超の急回復。正直500円くらいは戻るかなと思っていましたが、勢いがすさまじかったですね。前回も書いたように、TOPIXの方が先週末に木曜高値を上回って「包み陽線」の形を出して以降売り一巡感が出て、2月のようにSQを月間のボトムとできたような感じです。ただ2月の時と異なるのは、これから決算シーズンが始まるという点(2月中頃は逆に決算がほぼ一巡した時期)。まだ安心はできません。チャート的には元々16000円~17000円、ドル円で108円~111円の水準は滞在日数が少なく価格帯出来高も薄いため、それぞれ簡単に上下しやすいゾーンではありました。金曜はその上限まで戻って限界点だったので反落・・・というのが得意の後講釈。この急騰の間、特に銀行や鉄鋼といった超大型株の急騰が目立ちましたが、こういう買い方は特に外国人投資家の買い方であると言えます。何故なら「とにかく何でも良いから素早く日本株を買おう」ということで、流動性の高く買いやすいところを狙ってきているからです。そして間に合わない分は先物で担保しようということで、先物もガシガシ買ってきます。しかし何故ここにきて急に外国人が日本株買いに目覚めたのか。元々「4月は外国人が買い越しやすい月」とは書いていましたが、正直「決算が始まる前のこのタイミングで?」とも思います。確かにアメリカ株との乖離がとにかく大きく、相場が崩れ始めた12/1を始点としたここまでの下落率は15.8%。対してNYダウは既に12/1の水準を上回ってきています。一方、ドル円の方は11.5%円高が進んでいるので、その分を加味してもまだ4%程の乖離を埋める余地があるとは言えます。金曜のNYはドーハ会合原油増産凍結に向けた産油国の会合)前の様子見ムードから原油価格が下落したこと、またiPhone減産継続報道が出たAppleの株価が下落したことで軟調。ただ下げ幅は小幅に止まりました。一方、ドル円が引け後から1円程円高になったこともあってシカゴ225先物は16675円となっており、月曜の日本株は軟調スタートが予想されます。足元のイベントで特に気になるのがドーハ会合の行方。今週アメリカの原油在庫が予想の+185万バレルを大きく上回る+663.4万バレルと報じられましたが、特段嫌気する向きも無く高値圏をキープしています。この事前の強さ、期待値の高さが先行きの反動安に繋がりそうで不気味です。例え原油価格下落に対する前向きな協調姿勢が出たとしても「出尽くし」感が強まる可能性がありそうです。原油高は本来日本にとってはマイナス材料のはずですが、株式市場としては原油市況と日本株に強い相関性が出ているのも事実です。オイルマネーの流出入に繋がる以外にも、日米の銀行に対する安心感にも繋がります(アメリカはシェール向けの貸出が、日本は商社や海外の資源向けの貸出が大きいため)。ですから逆回転するとまたそれぞれの不安感に繋がります。気になる投資主体別売買動向では、先週ようやく外国人投資家が買い越し。ただわずか326億円の買い越しに止まり、先物は小幅売り越しでした。一方、気になっていた信託銀行はまた1541億円の大幅な買い越し。先週は大きく下がった週ですから、その分買い余地がまた増えたのかも知れません(株価の下落によって保有割合が下がるので)。来週からはいよいよ企業の決算シーズンがスタートします。今回は3月決算企業の本決算が相次ぐわけで、一年で最もホットな決算シーズンが始まります。特に重要なのが来期の業績見通し。円高が今期の企業業績見通しに暗い影を落とすのは間違い無いでしょうけれど、実はもう一つ企業の見通しを暗くするものがあります。それはマイナス金利です。と言うのも、今までは小さいながらも利回りがあったので、従業員の年金を積み立てる退職給付債務は利回りに応じた割引率を設定し、実際に支払う金額よりも少額の積み立てで済んでいました。ところが、マイナス金利となると将来に実際に年金を支払う段階になって、現状よりも積立額が減っている恐れが生じてきます。http://www.nikkei.com/article/DGXLZO98004500T00C16A3DTA000/「じゃあ運用せずにタンス預金にすれば良いじゃないか」・・・というわけには当然いきませんね。それだと大きなところは何千億円というお金を入れる金庫を用意しないといけなくなり、現実的な話ではありません。いずれにせよ、割引率が無くなることで、間違い無く企業の負担は増します。実際既にLIXILG(5938)や大和ハウス(1925)が退職給付債務による巨額の損失計上を発表しており、金曜もNEC(6701)や富士通(6702)と言った人的資源の大きい老舗企業に同様の懸念が拡がっています。こういう背景もあり、どうしても決算シーズンは楽観的に見られません。「それを十分に織り込んでこの水準だ」とも言えますが、前にもパナマ文書の件で示したように、結局きちんと決算が出て(見通しも含めた)具体的な数字が出ていない段階の不安感が株式市場にとっては一番マイナスで、現状完全に織り込みようもありません。ただ、今年はどうも「Sell in May」という言葉を聞きません。皆が忘れた頃が一番危ないような気もします。今週はとりあえず良いとして、来週からまた少し気持ちを引き締めた方が良いと思います。新興市場も「中立」。金曜は両指数共に堅調。特にマザーズの方は高値引けで、07以来の高値水準となってきました。先週の投資主体別売買動向で特に注目されたのが、マザーズ市場に対する外国人投資家の関与度の高さ。先週4月第1週の外国人投資家の買越額が170億円と、3月第4週の38億円、第5週の34億円の買い越しから大幅に拡大しています。7月19日から取引が開始されるマザーズ先物に向けた裁定取引業者の玉仕込みという説もありますが(個人的にはあまり信用していませんが)、これがマザーズ指数の高値追いに大きく寄与していることは間違いなさそうです。そんな中でも金曜はエディア(3935)がIPO。順調に買い気配スタートの初値形成を見せて、市場の雰囲気の強さを裏付けました。ただ引けにかけては売られ陰線に。絶好調の新興市場の中でも銘柄選別が重要なのは言うまでもありません。【ポートフォリオ銘柄】日本プロロジスリート投資法人(3283)は続伸。熊本での大地震を受けて不動産株やREITは軟調な動きが目立ちましたが、九州では佐賀に物流施設を持つ同REITは何とか無事でした。物流系REITの多くは大規模で耐震性能の高い「先進的物流施設」がポートフォリオですから、逆にこういう事態が起きた時に必要とされる物流施設として需要が高まる可能性もあります。必要な方に必要な物資が届くような体制作りは、強い国造りのために必要です。本日の日経でも「物流REITの裾野広がる」と記事が出ており、足元好調なREITの中でも特に物流系REITが注目されているところです。DMS(9782)は反落。前日は越境EC関連株が買われた流れで同社も買われましたが、金曜はあっさり息切れ感が出てしまいました。今週急に越境EC関連株が買われた背景は、中国政府が8日から日本製品に対する関税を引き上げたこと。一方で個人による越境ECに適用してきた税金を廃止し、1度の購入金額上限を倍の2000元に引き上げたとのこと。つまり、中国国内では買いやすくしたということです。先般指摘したジェネレーションパス(3195)の急騰を筆頭に、木曜は越境EC関連株が軒並み高。アウンコンサルティング(2459)(越境EC支援サービスを展開)、Hamee(3134)(越境ECサービスを展開)、ブランジスタ(6176)(海外販売代行サービスを展開)がそれぞれストップ高張り付き。この越境ECという市場の流れはここから更に拡大が見込まれる話であると言えます。私はこの越境ECというものに対してすごく期待しています。売りポートフォリオの大東建託(1878)は続落。引き続き上値切り下げの動きが続いて25日線割れとなりました。足元はチャート的には16500円で三尊天井的な形になってきており、足元は一目均衡表の雲上限に下支えされそうな格好になってきましたが、需給バランスが崩れてきていることで、割り込むのは時間の問題のようにも思えます。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年04月16日
コメント(2)

NY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160403.htmlMoMA一階のお土産屋に立ち寄り、土産物を物色。そろそろ真剣に土産物を買いそろえていかないとまずいモードに入ります。正直、旅行のこれが一番苦痛ですね。折角の旅行の時間を土産物選びに費やさないといけないのはナンセンス。どうせ貰った人もそこまで喜ばないですしね(ーー;)それでもMoMAの土産物屋は一見の価値があります。なかなか面白いアイテムがたくさん揃っていますが、日本のものとしてはユニクロや無印良品が出店しています。確かにアート的なものもたくさんありますからね。個人的に非常に気になったのが3Dペン。3Dプリンタのペンタイプと言いますか、かつてキックスターターという今流行のクラウドファウンディングで開発資金を集めるというもので、200万ドル以上が集まり製品化にこぎ着けたものでした。すごく欲しかったですが価格が100ドル近くします(ーー;)正直最初は面白いかも知れないけれど、実際どれだけ使い道があるのかと冷静に考えると止めました。http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1402/21/news131.htmlちなみにAさんは「回すと色が変わるボールペン」を求めていたそうで、他のMoMAグッズはネット通販でも買えるけれど、これだけは買えないのだとか。というわけで、店内に残っていた3本全て買い占めて帰ったそうです。へぇ~・・・と思っていたら、どうも日本でも買えるみたいですね(^_^;http://store.shopping.yahoo.co.jp/rinkydink/56089.htmlそんなこんなで土産物を物色し終えた私は、一人マンハッタンの街中へと繰り出します。まず、どうしても行きたかったのがトランプ・タワー。そう、今話題の共和党大統領選挙候補者指名争いで下馬評を覆してトップを走る、不動産王ドナルド・トランプ氏が所有するビルです。地上階はグッチなど様々な有名ブランドなどのテナントが軒を連ね、上階はオフィスやマンションとなっており、ビヨンセなどの著名人が数多く暮らしているということで有名です。と言うわけで、警備も厳重であろうことから英語ができない私が一人で入ってみる勇気があろうはずもなく。師匠曰く「趣味が悪い」ビルの外観だけをパチリと撮って記念撮影してきました(^_^;そこから至近距離に、お次の目的地プラザホテルがあります。プラザホテルはあのプラザ合意で有名なホテル。金融の歴史を辿るなら、必ず見ておかないといけませんね。ここから日本は超円高に進む一方、日本投資が活発化してバブルが発生したのですから。その向かい側には、あのAppleの旗艦店があります。実はこの翌日事件が発生するのですが、当然この頃は知る由もありませんでした(~_~;)(つづく)
2016年04月14日
コメント(0)
★☆★☆ 第6回目開催決定!テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :5月21日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/372342/馬渕氏の新刊「勝率9割の投資セオリーは存在するか」は4/21発売予定!世間で広く支持されている俗説を、長期にわたったデータを用いて検証が行われています。お楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYはロシアとサウジの増産凍結報道を受けてWTI先物が一時42ドルを突破し、年初来高値を付けてきたことから安心感が拡がり堅調。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。特にファーストリテイリング(9983)が急激に買い戻されると、指数主導で買い戻しが強まり16000円をあっさりと突破しました。買い一巡後は一旦伸び悩んだものの、人民元レート発表辺りから動意付き、3月の中国輸出が9ヶ月ぶりの前年比プラスとなると一段高。後場もそのままジワジワ買われて一時16400円に達しました。終わってみれば3%近い上昇率に。出来高は22億株台、売買代金は2.3兆円台とやや膨らみました。投資判断は「中立」。先週末から急に相場付きが変わったように戻り歩調が続いています。チャート的にはTOPIXの方が先週末に木曜高値を上回って「包み陽線」の形を出して以降、ひとまず売り一巡感が感じられる形になっています。下値で包み陽線が出ればまずチャート的には底打ちのサインと言え、2月のようにSQを月間のボトムとはできたのかも知れません。イベント的に今週大きなものはありませんが、週末にかけて気になってくるのが先般も指摘した4/17に予定されているドーハ会合(原油増産凍結に向けた産油国の会合)。先述のようにそれを前にして合意が報じられ、足元では原油がしっかりし、それがアメリカ株押し上げ要因となりました。加えて足元でアメリカの原油在庫が大幅に減ったこと、またドル安を好材料にしています。しかし会合前にこれだけ大きく上がってしまうと、むしろその後の反動が気になります。最近気になったのがアメリカの空売り残高が高水準という話。これとボラティリティの低下のミックスによって、アメリカ株は2月以降連続陽線が示現したのだとわかりました。確かにアメリカの投資家も先行きに対して懸念材料が豊富(新大統領や利上げなど)ですから、売り仕掛けようとする動きがあるのは当然ですね。しかし日本は空売り比率が高くて今月前半下がり、アメリカは空売り比率が高くて踏み上げ相場とは全然受け止め方が違います。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-06/O57NT56K50XV01ジワジワ踏み上げ相場が続いている場合、一旦その売り残がまとめて投げられるような大陽線が一本立って、そこから反転下落というのが一番わかりやすい相場の終結と言えます。ですが、そうわかりやすくエンディングを迎えるのは現実的にはなかなか難しいのではないでしょうか。これから始まる第一四半期決算シーズンが、相場の転換点になる可能性は十分あると思います。アメリカ国内相手に商売をしている企業だけならともかく、ヨーロッパ、日本、アジア相手に商売をしている企業の数字は、足元のドル安が一定量の下支えとなるにせよ、やはりお客様の景気動向を無視するわけにはいきません。理性的に考えれば考えるほど、ここから先行きは暗いものに思えます。あと、今問題になっているパナマ文書に関してもご質問を受けました。まずパナマ文書自体の解説に関しては以下のリンクに任せます。昔流行ったウィキリークスみたいなものですね。http://gigazine.net/news/20160406-panama-papers/それを受けた株式市場への影響についてですが、今のところ正直何とも言えません。ここから例えば安倍首相の名前が出てきたりしたら大事になるでしょう。が、今のところ日本やアメリカでの件数は案外少ないので、大物の名前が出る可能性は低そうですが。日本的には今回の事件はマイナンバー推進派にとっては良い話かも知れませんね。(むしろ文春の方が恐い?)どうやら今回一番影響が出そうなのは中国やロシアのようです。実際、中国は当局が情報のシャットアウトに躍起になっています。自分のところにやましいことがなければ、むしろ他国首脳の失策ですから大々的に喧伝できるわけですが、隠すということ自体やましさを証明しているようなもの。そして中国が最も恐れている「不公平感による内部からの政権打倒圧力」に繋がりますから、これは場合によっては大きな波乱を生む種とはなりそうです。http://toyokeizai.net/articles/-/112467ただ、今回の一件が問題となるのは「支持基盤が強い政権が打撃を受ける」ケース。今のところ世界各国で支持基盤が強いのは中国や北朝鮮のような一党独裁国家、あるいは日本くらいです。そう考えると、例えば欧米の著名政治家にそのようなスキャンダルが出たとしても特段嫌気されることはなく、下手をすると政権交代を好感して株価が上がるケースもあるかも知れませんね(ブラジルは正に政権交代期待感が足元の株高を演出しています)。基本は政治家など個々の問題で片付けられると思います。一方、確かに欧州系銀行の経営に対する懸念は大きいかも知れません。当然銀行株の下落は金融不安に繋がりますから、無視はできません。ただ、私が思うのは、嫌気されるのであれば本来今が一番嫌気されます。何故なら株式市場は「不透明感に対する恐怖心」を一番過大評価するからです。例えば東芝(6502)など企業の不正会計があっても「減損1000億円」とか大きな数字が出た際、逆に一気に株価には織り込んでしまうことが多いように、具体的なものが明らかになるとそれだけで落ち着く可能性があります。また、本当にこの一件が銀行各行の大疑獄となるなら、各国共に多少の正義には目を瞑って何とか解釈をねじ曲げてでも一旦軟着陸を目指すと思います。そもそも論で言えば、今回の件は違法ではなく、あくまで個々人のコンプライアンス上の問題ではあります(少なくとも現段階で判明している範囲内では)。なのでこの件に関しては、ここから更にドンドン不安が拡大する類のものではないとは思っています。一方上述したように特に中国で習近平氏その人などといったビッグネームが出てくると衝撃は大きいかも知れません。まあ習近平氏の親族なんかには、昔からそういった話は出ていましたけど。ともかく全く無視はできませんから、今は進捗を注意深く見守る、としか言えませんね。新興市場も「中立」。本日は両指数共に堅調。特にマザーズの方は終値ベースでもしっかりと高値を超えてきて、13年5月以来の高値水準となってきています。7月のマザーズ先物取引開始も意識される時期になってきており、それが一段と買いに拍車をかけている格好。引き続きそーせいG(4565)がしっかりと高値圏をキープする中で、その勢いもなかなか衰えを見せません。【ポートフォリオ銘柄】DMS(9782)は続伸。流動性の薄いこの銘柄にしては本日買われ、一時2月以来の700円に接近する場面がありました。ただ引けにかけて売られ、形としては長い上ひげになりました。まあ流動性が薄いですからそういう日もあるよ、という感じではありますが、例えば最近ジェネレーションパス(3195)が分割発表を契機に大きく買われています。こちらは昨年タイ最大財閥チャロン・ポカパングループ(CPG)の投資会社から約10億円の出資を受け、CPGと伊藤忠商事(8001)などが中国・上海の経済特区で行っているネット通販事業にサイトの運営ノウハウを提供しています。他方、DMSはラクーン(3031)が行っている越境ECサービス「SD Export」と協業し、やはり中国で日本製品がネットで買えるようにお手伝いしています。実は中国政府は8日から日本製品に対する関税をいよいよ引き上げ、いわゆる日本での爆買いに対して歯止めをかけようとしています。特に今回大きくなったのが高級腕時計などの贅沢品。今年から銀聯カードの使用上限を設定したり、あの手この手で資本の海外流出を防ごうとしています。http://www.sankei.com/world/news/160408/wor1604080040-n1.htmlなので日本企業は中国人に対して物を売ろうとする時、中国で販売することが必要になってきます。しかしかつてヤマダ電機(9831)がダメだったように、対中国人向けで大成功を収めたラオックス(8202)も中国での店舗展開から撤退。現地で日本製品を直接売るというのは相当に難しいようです。そうなってくると、日本企業も現地で物を売ろうとした時、直接出店するよりも現地企業の力を借りざるを得ないような感じです。その場合、現地企業へ商品を届ける「SD Export」とDMSが扱う物流サービスは非常に有効ではないかと思います。引き続き割安感が強く、この辺りが数字としてハッキリ出てきた時に正当な評価がされてくるのではないかと思います。売りポートフォリオの大東建託(1878)は続落。とりあえず本日は外需銘柄の買い戻しが強く出る中で、内需系銘柄は売られました。ただ足元は地合がひとまず良くなってきたので、売り銘柄はやや劣勢ですね。正念場。月曜寄り付きから売りポートフォリオとなったソフトバンクG(9984)は続伸。その後もジワジワと買われ、新年度入りからここまで全て陽線という好需給になっています。そして昨日公表された3月末時点での自社株買い入れ率が、枠の約30%ということで、まだ全然自社株買い余力があることが判明しました。うーん、早まりましたかね。ただ引き続き相場の先行きに対する警戒感と、足元でファーストリテイリングが復調してきたことによる指数調整の思惑から、しばらく売りは継続とします。ともあれ陰線を示現してからどうなるか、を見てみたいところです。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年04月13日
コメント(0)

NY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160403.htmlMoMAでは他にも様々な前衛的なアートが続き、3階に下ります。ここには我々が日常で使う物のアート作品が並んでいます。中でも日本人として目を引くのはキッコーマンの醤油瓶。これが海外の人から見るとCoolな曲線なのでしょうね(^_^;もう一つはSONYのウォークマン。当時のSONYは世界を驚かせる作品を世に送り出し、スティーブジョブズが憧れる会社でもありました。当時の輝きは取り戻せるのでしょうか?その他にも「@(アットマーク)」やGoogleマップのピン、ドロンジョ達が押すような赤い自爆ボタンのようなものからゲームのテトリスまで「えっ、こんなものまで!?(゜o゜;)」と驚くありとあらゆるものが「作品」として展示されていました。私が好きなゲーム「塊魂」も実はあるそうで、本当に懐の深い美術館だと思います(^_^;その他2階には映像を使った芸術作品などが展示してあり、東京の地図を使ったアート作品から走馬燈のようなものまで。それらをぐるっと見て回るのに実に3時間近く費やしました。正直、こんなに見応えがあるとは思っていませんでした(^_^;↓孔明が赤壁の戦いで矢を集めたエピソードにちなんだ作品?そうしてようやくロビーに戻って案内用のiPodを返却。免許証を返してもらってお土産屋へ行こう・・・とすると、見覚えのある人が笑顔でこちらに向かって手を挙げてきます。誰かと思えば、たまたま前日ツアーで同行した鎌倉シャツのお二人でした。本日観光して帰るのだとか。二言三言お話をして別れました。(つづく)
2016年04月11日
コメント(0)
★☆★☆ 第6回目開催決定!テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :5月21日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/372342/馬渕氏の新刊「勝率9割の投資セオリーは存在するか」は4/21発売予定!世間で広く支持されている俗説を、長期にわたったデータを用いて検証が行われています。お楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYが弱かったことや為替の円高進捗、また指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)の大幅な下方修正を受けて、朝方から売りが先行。いきなり15500円に接近する流れになりました。その後SQ値が15507円に決まると、そこを下値に切り返しの相場展開に。麻生大臣が「場合によっては必要な措置を取る」と為替介入をほのめかす円高牽制発言や、公的資金による買い支え観測などが相場を下支えしました。そのまま後場はプラス圏に切り返し16000円を回復する場面がありましたが、引けにかけては失速。それでもファーストリテイリングが大幅安となり、一銘柄で150円超の下げ幅となった割には大健闘でした。売買高は25億株台、売買代金は2.5兆円台とSQということもあって膨らみました。投資判断は「中立」。まず先般も書いたように、個人的に4月いっぱいはバタバタしているので、更新は不定期になります。その辺り予めご了承ください。金曜のNYは原油価格の急騰に下支えされて反発。ただ引け間際には一時マイナス圏に沈むなど、全般的には弱い基調でした。それを受けたシカゴ225先物は15835円とほぼ金曜の終値近辺となっています。ドル安が一方で原油には良い影響を与えてはいます。ただ今の地合は原油よりも、日本の場合は特に円高に注目点が集まっているのは明らかです。そもそも原油もあまり長持ちはしないでしょう。4/17のドーハ会合(原油増産凍結に向けた産油国の会合)に向けて高まる期待感は、むしろその後の反動売りの方が恐いです。次々降りかかる懸念材料の豪雨が、様々な好材料が燃え上がる前に降り注ぎ、鎮火してしまいます。ともあれ、金曜の日本株はここまでの下落の鬱憤を晴らすかのごとく根性で切り返し、TOPIXの方は木曜高値を上回って「包み陽線」の形を出してきました。が、個人的には正直トヨタ(7203)やファーストリテイリングといった日本株の代表格が2月の安値を割り込んでいる以上、また足元でドル円が108円割れまで円高が進んだ以上、2月安値を割り込むのは必然と言えるでしょう。そのドル円に関しては、黒田バズーカ2発目の14年10月以来の水準にまでドル円は戻してきました。元々108円~111円辺りは滞在期間が少なかったので、スルスル行ってもおかしくない水準ではありました。改めて何故円高が株価にマイナスなのかと言えば、当然海外で商売している企業にとっては業績悪化要因になるからです。ただ株式市場の場合それ以上に直接的にマイナス要因になるのは外国人投資家の評価額が変わるから。もし円安になると、日本円での株価が変わっていなくても、外国人投資家にしてみれば自動的に資産価値が目減りすることになります。なので、円高となった今、外国人側から見れば特段日本株は大きく下げたわけではありません。ですから容赦なく売れるのです。急速に含み損が大きくなったら、やはり売るに売れなくなってきますからね。結果、外国人投資家の売りは今年だけで5兆円も売り越しています。5兆円も売ったらもう売るものが無いだろう・・・と見せかけて、14年だけで実に15兆円以上買い越していますから、むしろまだまだ売り余力があるという見方の方が適当です。日本株に話を戻すと、空売り比率が1日に42.9%と歴代3位の高水準を付けてから、今月はずっと40%を超え続けています。金曜は今月初めての40%割れとなりましたが、まだ39.9%とギリギリですし、SQで分母が大きくなった(売買代金が増える)という要因もあるので、必ずしも安心はできません。これだけ高水準の状態が続くと、やはり1月相場の再来を意識せざるを得ず、「空売りだから将来の買い戻しが・・・」と安易には言えません。恐らく現物をもっと売りたいと思っているので、先に空売りを入れて、そこから現渡しなどで対応しているものと見られるからです(一日に売れるのは出来高の何分の一までの株数などといったファンド社内の規制があるのでしょう)。指数のチャート的にもMACDやパラボリックが暗転しており、ボリンジャーバンドも-2σが拡大。一目均衡表でも三役逆転の形になってしまいましたし、下落基調は続きそうです。あと最近変わったところと言えば、日銀による新型ETF(設備・人材投資に積極的な銘柄によって組成されたもの)の買い入れが始まり12億円分買われ始めたこと。具体的にどのような銘柄が入っているETFかは明らかになっていませんが、SONY(6758)、ファナック(6954)、キヤノン(7751)という明らかに入ってそうな大型株の他、小型では朝日インテック(7747)、ミスミグループ本社(9962)、FFRI(3692)なども入っているのではないかと予想する証券会社もあるようです。これらのうち小型株には妙味がありそうだな・・・と思って購入開始後の結果と照らし合わせてみましたが、正直ほとんど効果なしですね。SONYは元々買われていたこともあって強かったですが(ドル安、ユーロ高メリット)、それ以外はむしろマイナスの銘柄が目立ちます。ちょっとこの辺りまだハッキリしませんね。まあ元々金額も12億円分しかないので、効き目は弱いかも知れません。もう少し研究してみます。新興市場も「中立」。金曜は両指数共に顕著。特にマザーズの方は主力のそーせいG(4565)が一相場終わった・・・と思われましたが、ファイザーとの合併が破談になって話題になったアイルランドのアラガンと子会社とのパートナーシップ締結で急騰し、2万円台に。それによってマザーズ指数がまた1000ポイントを回復するなど、バイオ祭りが継続する動きになりました。うーん、前回「新年度相場入りとなってマザーズの流れも変わった」と思いましたが、存外しぶといと言いますか。ともあれ、マザーズの場合は流れが変調するとまた一方通行になりますから(信用銘柄が多いことなどが影響)、そろそろ良いところなのではないかと思っています。【ポートフォリオ銘柄】売りポートフォリオのキーエンス(6861)は反落。さすがに地合の悪化を受けて売られ、一時約1ヶ月ぶりの安値水準とはなりました。地合の反発に合わせて陽線は出してきたものの、引き続き円高トレンドに変化が見られない中、75日線の下落に合わせた下落トレンドが続きそうです。5日の寄り付きより売りポートフォリオになった大東建託(1878)も反落。丁度5日には前日に出た月次動向の好調を受けて強く始まったものの、そこから上値の重い展開になっています。3月の年初来高値水準での攻防に。こちらも結局は地合の悪化を受けて、下落圧力は避けられないと思います。そして今回はまた一銘柄売りポートフォリオに加えたい銘柄があります。それはソフトバンクG(9984)です。既に説明する必要も無いくらいにメジャーな通信株ですが、売りとする理由は、まずはそろそろ2月に発表した自社株買いが終わりそうなこと。今回は全然途中経過も開示してくれませんが、その前の昨年8/6に自社株買いを実施した際はわずか6営業日で1200億円を買い切ってしまいました。今回はその4倍以上の額ということで1ヶ月以上は少なくとも効果があると見ていましたが、もう一ヶ月半以上経ちますけれど、まだ終了のアナウンスは出ていません。ひょっとすると前回すぐ買い切ってしまったことを反省して、今回は本当に時間をかけて少しずつ買う作戦に変更したのかも知れません。が、例えそうだとしても、少なくとも市場は先安感を見越して6000円を上値にじり安トレンドになっており、あまり株価を押し上げる効果は無くなってきました。懸念のスプリントの株価は復調傾向にありますが、それはどちらかというとアメリカ株自体が復調してきているからのようにも思えます。私はそろそろアメリカ株が反転下落するリスクを考慮しないといけないのではないかとも思っているので、もしそうなった場合は日米の株価下落を最もダイレクトに受ける銘柄になるとも言えます。アリババ株とかも大量に持っていますからね。自社株買いをしてしまったことで、逆に孫社長によるMBO期待感は無くなったようなものですし、電力自由化開始というイベントも新型iPhone発売というイベントも共に終えました。最近はすっかり聞かなくなりましたが、ソフトバンクエナジーが行う太陽光発電事業も、将来的には買い取り価格の引き下げ方針が明らかになったことはマイナス材料です。その割に先週は強かったのですが、円高局面で相対的に内需系セクターに買い妙味が生まれたこと(ただ同社は海外資産が多く、実質的に円高デメリット株ですが)、またファーストリテイリングの下落が大きかったと思います。と言うのも、ファーストリテイリングが4月に入ってから月次や決算を受けて特に大きく売られましたが、そのままだと指数寄与度が高過ぎるため日経平均がドンドン下がってしまいます。そうなってくると、先物取引をしている業者などにとっては都合の悪い部分も出てきます。なので、その分指数寄与度が高いソフトバンクやファナック(6954)を買うことで、日経平均を調整しようとする力が働きます。先週の地合の中で買われたのは、明らかにその意味合いが強いですね。そういう意味ではKDDI(9433)の売りでも良いと思うのですが、上述したようにそろそろ自社株買いの話も終わるのではないかという感じがしますし、チャート的にも崩れているのでソフトバンクの方で。目標株価は自社株買いの際に開けた窓を埋める4500円に。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年04月10日
コメント(0)

NY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160403.htmlMoMAは10:30~ということで少し遅めの開館となっていました。海外はどこもこんな感じなのでしょうか?とりあえず10時過ぎくらいに到着するように行きました。するとチケット売り場は既にものすごい人混み。ただ案外スムーズに人は流れていき、特段待たずにチケットは買えました。ちなみに気になるお値段は25ドルということで約3000円。むむっ、結構しますね(ーー;)ともあれ既に10:30近くになっていたので、恐らく多少アバウトに早めに入場開始となっていたようで、皆ドンドン中へと入っていっていました。MoMAは6階建てになっていて、入場すると特段見学のルートは無く、自分の好きな階から見て回ることができます。ただ当時は丁度ピカソ彫刻展をやっていたので「ピカソのある4階・5階が混むから先に回った方が良い」とAさんのアドバイス。と言うわけで、上から順に下りてくる作戦に。ところで、MoMAでは無料でiPodを貸し出してくれて、各作品の解説を聞くことができるようになっています。ただ日本語はメジャーな作品しか用意されておらず、大半は英語。借りる際は運転免許証を預ける必要があります。帰りにiPodを返却すると返してくれるシステム。ちなみにMoMAのスマホ用アプリは無料でダウンロードできるので、自分のスマホにダウンロードしても同じです。ただヘッドフォンが無いので大人しく借りました。エレベーターに乗って一気に5階まで上がり、ピカソから見に行きます。館内は広いので「人がごった返して作品がゆっくり見れない」ということはありませんでした。きちんと自分の好きなだけゆっくり作品を見ることができますし、気になる作品はiPodで解説を聞くことができます。あとMoMAも含めて海外の美術館のすごいところは、写真は好きなだけ撮ってOKなところ。日本でも最近少しずつ増えてきましたが、今はSNSなどで口コミを拡散する時代。リアルを求めて実物を観に来たい人はお金を出して観に来るので、むしろドンドン写真を撮って宣伝してもらった方が得策なわけですね。と言うわけで、Aさんとはここで分かれてお互い自由行動。この瞬間からNYに来て初めてホテル外での単独行動になりました。とりあえずヘッドホンで案内を聴きながら歩いていれば誰かに英語で話しかけられる恐れは無さそうなので、防御は完璧(?)。後はゆっくりと時間をかけて作品を眺めながら、ガシガシ写真を撮ってきました。(つづく)以下はその一部。↓ピカソ作のギター。↓作品は真ん中の方です。念のため(^_^;↓ピカソ作の牛。後ろから撮ったわけではありません。
2016年04月08日
コメント(0)
★☆★☆ 第6回目開催決定!テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :5月21日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/372342/馬渕氏の新刊「勝率9割の投資セオリーは存在するか」は4/21発売予定!世間で広く支持されている俗説を、長期にわたったデータを用いて検証が行われています。お楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。金曜のNYは雇用統計を受けて高かったものの、為替が円高に振れたことを背景に日本株は売られてスタートしました。トヨタ(7203)が円高に加えて北米での自動車販売が減少となったことなどから、2月の安値を割り込んで年初来安値更新の動き。ただ日経平均は朝方で売りが一巡すると、その後は買い戻しが強まりプラス転換しました。そこから金曜終値を挟んで一進一退の値動きが続いたものの、ここ最近の傾向通り後場から改めて売られる流れに。再度マイナス圏に沈むと、その後はプラス圏に浮上することはありませんでした。結果、3ヶ月ぶりの5日続落に。売買高は20億株台、売買代金は2兆円台と低調でした。投資判断は「中立」。うーん、個人的にはここ最近「週初は高く、その後下落する」流れが続いていたので、金曜の大幅安の反動もあるし少なくとも今日は高いだろう・・・と思っていたのですが、全くアテが外れました。確かにTOPIXの方はプラスですが、金曜の下落に比べれば誤差レベルのお話。本日もとにかく為替の円高が止みませんでした。ドル円、ユーロ円共に円高歩調が足を大きく引っ張りました。だからトヨタが売られた、というのはわかりますが、一方安値更新銘柄を見ると武田薬品(4502)を始めとする医薬品の主力株が軒並み名前を連ねていますし、下落率ランキングではユナイテッドアローズ(7606)や松屋(8237)を始めとする内需系小売り株も並んでいます。こうなってくるとやはり長期の外国人投資家が引き続き売ってきている、というのは明らかでしょう。問題はこれがいつまで続くのか。ようやく売りが止んで「やれやれ、日本株もこれからアメリカ株に追いつくぞ」と思った矢先にアメリカが転けるということも十分あり得ますから、とにかくこの嫌な流れの変調を見たいところです。今週のイベントは、もう1日に大きいものが軒並み出てしまったため、それ程のものはありません。強いて言えば週末のSQくらいになります。今回オプションの建玉状況を見ると16000円辺りの建玉が多めなので、どちらかと言えば下落圧力が強いと見られます。ただ今回に関してはそこまで決定的に建玉が影響するような感じはありません。そして大きなイベントが無いということは、株も為替も今のトレンドを変化させる力が働かないということでもあります。テクニカル的には、金曜の急落によって3月メジャーSQ値16586円をあっさり割り込んで、3/2の急騰で開けた窓を埋める動きになっています。また価格帯出来高を見ても16000円~16500円は薄いため、元々値ブレが起きやすいゾーンでもありました。ですから、16500円を割り込むと急に下げ足を速めたのもそういった背景が一層強まったものと見られます。チャートもすっかり崩れた格好。日経平均に関しては昨年10月以降月初が安値か高値になっているということで、その流れで行くのであれば本日4/1の安値を割り込んだ瞬間に今月4/1高値16719円を上抜くことはできないのかも知れません。実際、4/1の空売り比率は42.9%とまた高水準で、本日も41.8%と売り方が手を緩めていない感じになっています。4月になったら外国人が買い越しに転じてくるんじゃなかったのか、という恨み節が聞こえてきそうな場面。一応明日辺りまではまだ何とかしぶとく買いが出そうな感じはありますが、明後日はSQ前の水曜ということで売られやすい日でもあります。雇用統計を土日でしっかり織り込んだアメリカ株の動きも見たいですが、案の定為替の円高トレンドも止みそうにないですし、そろそろ売り方向に比重を強めていくべき段階なのかも知れません。最後に雑感ですが、本日の日経に出ていた「商品投資顧問のヘッジファンドがボラティリティが一定水準に達すると資産を自動的に減らす。一気に0にすることもある」という記事がやけに目に付きました。そして彼らの売りがより一層高いボラティリティに繋がり、相場を崩す。昨今の株式市場を象徴しているようでもあります。裏を返せば、アメリカではボラティリティが小さくなった3月に断続的にこれらの買い戻しが入り、連続陽線→再度高値を伺う動きになっているものと思われます。一方日本株の方は3月あれだけ値動きが大人しかったのに、上放れるどころか下放れの波動が出てしまうと、なかなか先行きに対して楽観的なものが持てません。http://nikkei225jp.com/data/vix.html新興市場も「中立」。本日は高安まちまち。マザーズの方は主力のそーせいG(4565)がみずほ証券による目標株価引き上げの動きを受けて復調。そーせい指数とも言われる、そーせいと連動性の高いマザーズ指数も息を吹き返しました。またその他のバイオ株も触発されて強い動き。主力大型株が売られて買い材料の乏しい中で、資金を集めました。ただ個人的には新年度相場入りとなってマザーズの流れも変わったのではないかと考えています。今回の目標株価引き上げも、証券会社の保有分を売り切ろうとするご都合主義的なレポートではないかと勘ぐりたくなるところ。ちょっとここから新規に入っていくのは危険ではないでしょうか。【ポートフォリオ銘柄】日本プロロジスリート投資法人(3283)は反発。本日はREIT市場が2%高と気を吐く展開に。アメリカでダウREIT指数も高値圏を攻めており、雇用統計の良さを受けても利上げ先延ばしが意識され強い動きが続いています。日本のREIT市場もそれに連動する格好。http://chart.sekai-kabuka.com/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%A0%AA%E4%BE%A1/%E3%83%80%E3%82%A6%EF%BC%B2%EF%BC%A5%EF%BC%A9%EF%BC%B4%E6%8C%87%E6%95%B0.html一方、今週号の日経ヴェリタスには「不動産の利回りを示すキャップレートが低下してきている」という記事が出ています。不動産価格の上昇によって分母である取得単価が大きくなり、結果キャップレートの低下が生じているということ。一部バブルの兆候があるというような論調です。ただそれでもマイナス金利下で、金融・商社系のREITは強気で物件の取得を進めているとのこと。実際、REITの利回りの高さがマイナス金利下では妙味があり、勢いが止まることを知りません。そもそも不動産価格が上がれば含み益も増えるので、少なくとも目先は悪い話ではありません。マイナス金利の国債を買うよりは随分論理的でマシと言えるのかも知れませんね。ともあれ新年度になって機関投資家などが高利回りの商品を組み入れようという動きが出る中で、REITが改めて注目を集めることは特段不思議ではありません。好需給を背景にまだ強い動きが続くものと思われます。本日寄り付きより売りポートフォリオ入れとなったキーエンス(6861)は反発。朝方こそ売り先行のスタートとなったものの、結果的に75日線で反発してきた形となっています。ただ流れとしては引き続き円高圧力が強まりそうですし、日本株全般的にも厳しい環境が続くと見ています。しばらく売りホールドで大丈夫でしょう。さて、今回はまた売りポートフォリオに一銘柄加えたい銘柄があります。それは大東建託(1878)です。ずっとずっと上がり続けて上場来高値圏にある銘柄ですが、足元では相続税増税を背景に堅調な業績が一段と評価される格好になっています。私みたいな田舎に住んでいるとアチコチに大東建託のアパートが建っていて「こんな過剰供給で入居者が入るんかな?」と思うのですが、足元の景気回復感もあって確かにそこそこ入居者は確保されているようです。同社のビジネスモデルはアパートの建築に始まり、賃貸仲介、管理まで一貫していますが、最近気付いたのはガス会社も運営しているという点。プロパンガス会社を子会社に持っていて、入居者は全てそのガス会社「ガスパル」に入らないといけないのですけれど、それがまたちょっと高いんですよね。どうもプロパンガスは自由に料金を設定できるので、利益率も高いようです。そんなわけで確かに収益力はあるのですが、今回のポイントとしては消費増税延期が規定路線になりつつあること。もし消費増税が延期になれば、前倒しの駆け込み建築需要は収まるので、まずこういった住居系の建設株にはマイナスです。また政府が消費増税延期を決めると、じゃあその分アテにしていた財源をどう確保するかと考えるでしょう。その際、この相続税対策がやり玉に挙げられるのではないかと思います。安易なサブリース問題は一部で社会問題化しているところもあり、政府としても対応しやすいのではないかと。また四季報の大株主の欄を見ると、外国人投資家が55.2%と過半を占めています。これだけ外国人投資家が売り越している中で今の株価水準であるならば、確かにここから改めて売ってくるといのは逆に考え辛いのかも知れません。ただ逆に外国人投資家がここから買い増しするという余地も小さそうですし、また需給が悪くなると一斉に売ってくる可能性は十分あります。チャート的にも2月、3月と月初高となり、その後横ばいの動きとなっています。今月もそのパターンで行くなら、16000円を上値にした三尊天井が意識され、次第に上値追いがしんどくなっていくのではないかと見ています。予想PERは19.6倍で同業の東建コーポレーション(1766)の14.7倍との比較でも割高。PBRも4.9倍で同2.0倍との比較でも割高です。レオパレス(8848)もPER11.0倍のPBR1.3倍ですから、やはり同業他社の中では割高感が浮き出ています。目標株価は14000円に。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年04月04日
コメント(0)

NY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160224.html翌日。その日は一日フリーとなっていたので、各人自由行動でした。私とAさんはとりあえずニューヨーク近代美術館であるMoMAに行きたい、と思っていたのでMoMAまでは一緒に行こうということに。そしてその後はお互い別個に行動という段取りでした。MoMAは「The Museum of Modern Art」の頭文字をとっており、ニューヨークの近代美術館。私がかつて東京で働いていた際、会社が協賛して東京上野の森美術館で「MoMA展」をやっていたので、当時全く芸術に興味が無い私が「チケット貰えたからタダなら行くか」と行った思い出があります。当時長蛇の列に並んでようやく入り、不思議な芸術が並んでいるのを見て「うーん?」と色々理解できずに出てきた思い出がありました(ーー;)あれから10年以上経過して私も熟成された大人になり(?)、また本場なら何か感ずるところがあるかも知れないということで、改めて行ってみることに(^_^;途中、無印良品の新店が出来ているのを見つけました。翌日からオープンとあったのですが、どうも既に店内は営業していて、お客さんも入り込んでいる様子。Aさんと「初日だから何かもらえるかも」と淡い期待を胸に立ち寄ろう・・・とすると、入り口で女性店員に呼び止められました。どうもその日はプレオープンということで、招待客のみ入れたようでした。http://mid-manhattan.net/muji/ちなみに翌日のオープニングに改めて行きましたが、タグも日本と同じものが付いて、当然と言いますか商品も品揃えもほとんど同じでした。価格はハッキリとは比較できませんでしたが、大体日本と同じくらいに設定されていると思います。オリジナルグッズとしては「5th Avenue」トートバッグがありました。それはともかく、更にしばらく歩いてMoMAに到着しました。すると、道路を挟んで向かい側に、何かしらの行列が並んでいるのが見えました。気になったので行列の先を追ってみると、何かしらの屋台に続いています。イスラム系の料理をテイクアウトできるようでした。そういえば前日ハーレムを案内してくれたガイドさんが「MoMAの近くに美味しいとかなり評判のイスラム系の屋台がある」と教えてくれましたが、どうやらここのようですね。食べたかったのですが、結局スケジュールの都合やお腹の関係上、食べずに戻ってきてしまいました(T-T)(つづく)
2016年04月03日
コメント(0)
★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!! 「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)直近の主な成績 上昇率2/23 ヨネックス(7906) 3680円→4500円 22.3% 2/24 全国保証(7164) 3310円→3695円 11.6%3/1 DLE(3686) 915円→1000円 11.1% 3/16 トプコン(7732) 1400円→1600円 14.3%3/28 JPHD(2749) 350円→394円 14.0% ▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり3,240円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本日は3月の成績発表です。3月は2月の急落から売り一巡感が出て戻し基調でしたが、アメリカ株などが最高値をうかがう中で、円高を背景に17000円を挟んだ横ばい推移がせいぜいでした。そんな中、私のポートフォリオはどうだったでしょうか?早速検証してみましょう。【買い銘柄】 日本プロロジスリート投資法人(3283)239700円→247700円(19営業日保有 上昇率3.3%)REIT市場も3月は概ね横ばい推移。3/22にはREIT指数は1900ポイントを上放れ、昨年1月以来の高値水準を付けましたが、結局足元では力尽きた格好になっています。ともあれ日銀によるマイナス金利導入→現金以外への資産への変換ニーズや高利回り商品への選好から買われる流れが底流にあります。個人的にはNOI利回りの低いラサールロジポート投資法人(3466)以外はそれぞれ長所があるので、どの物流系REITも良いと思いますが、さしあたり一番時価総額の大きい同REITが安定感があって良いとは思います。DMS(9782)678円→664円(19営業日保有 下落率2.1%)JASDAQ市場は比較的強い動きを見せましたが、同社は流動性の低さも裏目にほぼ横ばい。一応配当落ちが15円あったので、実質的にはほぼトントンという感じでしょうか。円高の影響を受け辛い内需新興銘柄なので一定の安定感はあるものの、一方で上昇の推進力が無いのも事実です。市場の落ち着きがまずは先決。タカラバイオ(4974)1114円→1364円(19営業日保有 上昇率19.5%)そーせいG(4565)を牽引役としてバイオ株が強含む中で、同社もしっかり。そうこうしている間に無事東証1部指定替えが決まり、目的を達成したので利食いとしました。大人しく目標株価1500円まで我慢すれば良かったのに我慢できなかったのはいつものご愛敬。いずれにせよマザーズ指数1000ポイントの達成感と年度替わりという点で、新興市場相場も変化点を迎えていると思いますので、良いところで利食いできたとは思っています。京浜急行(9006)1019円→996円(19営業日保有 下落率2.3%)期末優待権利取りの動きなども背景に強い動きを見せましたが、突然業績の大幅な下方修正を発表。上場来初の赤字転落見通しとなりました。ただ減損処理であることから社外への資金流出はなく、株価もすぐに落ち着きを取り戻し1000円復帰。そして予定通り権利付き最終日で無事利食いとなりました。足元では訪日外国人観光客数誘致目標が倍増されましたが、引き続き羽田空港を路線に持つ強みはあると見られます。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると 0.28(%/営業日)という結果が出ました。 計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 3/4終値 17014円→16164円(19営業日 下落率5.0%) -0.27(%/営業日) TOPIX 3/4終値 1375 →1301 (19営業日 下落率5.4%) -0.29(%/営業日) 今月はベンチマークに勝利!この地合の中でREITとタカラバイオの1部昇格が効き、下落銘柄も大したことなかったのが勝因でした。そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。 KA指数741.2ポイント何とか2月のマイナス分をカバーできた格好です。4月も頑張って800ポイントの高値更新を目指します。さて、ブログをサボりすぎてポートフォリオ銘柄が遂に2銘柄しか残ってない状態になったので、ここから新しく追加してポートフォリオを組み立てていきたいと思います。今回は売りのポートフォリオにキーエンス(6861)を追加したいと思います。売買単価が600万円近い銘柄で売り辛いことこの上無いですが、それ故にこれまで高原で放置されてきた感もあり、ここからの円高・相場急落局面における割高銘柄として売りの視点で注目します。FAセンサーなど計測制御機器の大手ファブレスメーカーですが、無借金経営で日本一従業員の給料が高い企業としても有名です。もっとも高収益体質で利益もしっかり出して、従業員にも株主にも優しいのがこの会社の偉いところです。株価が高いのもきちんとした裏付けがあります。今期は変則決算で前期比較がありませんが、この会社の変わっているところはコロコロ決算期を変えること。6月決算にして3ヶ月だけで締めたと思えば、次は9ヶ月決算で結局元の3月決算に戻しています。実は12年度にも同じことをやりました。というのは、法人減税のメリットを先取りする節税目的でやっている様子。投資家にはわかり辛いですが。関西人の気質を感じさせる会社と言えるかも知れません。なので、一昨日で終わった前期は9ヶ月の変則決算+前々期3ヶ月で見るのが正しいと言えます。同社はIRには消極的な会社で、あのファナック(6954)ですら最近体質が株主重視姿勢に向いてきたのに、有価証券報告書にはほとんど要因分析が出ていません。無論、今期見通しなども示していません。というわけで、四季報予想を参考にすると12ヶ月合算で見た前期は共に13.2%の増収・営業増益となっています。続く今期も10%超の増収増益が見込まれています。しかも営業利益率が52%と過半を超えており、超高収益企業です。IRには難があるとして、そんな優良企業に何の問題があるかというと、やはり足元で続く円高に苦しめられるであろうということ。金曜に出た短観でも企業の想定為替レート117.5円ということで、足元112円で推移している為替水準に比べて随分円安方向に楽観的に見られています。同社に関しても逆風であると言えます。いくら高収益企業だろうと、株価水準はそれを織り込んでPERは既に26.5倍。同業のオムロン(6645)の14.1倍との比較では十分割高です。配当利回りも0.3%と、今の市場平均1.9%との比較でも断然低いです。まあ、これまでずっと割高感が享受されてきましたし、大部分の企業が権利落ちを過ぎた直後ということもあって、単に他社比較での割高感だけを拠り所にはできません。チャートを見ると長期的には昨年7月、11月、12月の高値を結ぶ上値抵抗線と、5万円強の下値を結ぶ下値支持線で形成される三角持ち合いにあります。ただ足元では200日線までの全ての移動平均線も下回ってきました。2月の急落以降下値切り上げの動きが続き、一目均衡表の雲上限に下支えされたような格好にはなっていますが、MACDの暗転も目前に迫っており、非常に正念場にあると言えます。このチャート上の崩れは同業のオムロンの他にも三菱電機(6503)、安川電機(6506)などでも見られ、この辺りの崩れに同社も同調するのは時間の問題と見られます。もう一つ注意しなければいけないのが外国人持株比率の高さ。今後の外国人投資家の動向に非常に注意が必要とも言えます。一方、浮動株比率が2.4%ということで、値が一方向に偏りやすいという点にも要注意です。目標株価は5万円に。月曜の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。そして気になる4月の相場展望ですが、投資判断は「中立」に引き下げます。超短期的には月曜は買われる(場合によっては金曜の下げ幅を取り戻す)くらいの動きがあっても不思議ではないと思いますが、引き続き円高基調が上値を削ぐと思います。金曜のNYは注目の雇用統計で非農業部門雇用者数が+21.5万人と予想の+20.5万人を上回ったことからしっかり。ダウは終値ベースで昨年12/4以来の高値水準となり、長期上値抵抗線をブレイクしてきました。ただドル円が111円台に突入する円高となっていることから、シカゴ225先物は16220円ということで、日本株は金曜の急落の反動もほとんど無い感じです。実体経済はアメリカのほぼ一人勝ちの様相を呈しています。3月のNY株は連日小幅な陽線を繰り返して着実に下値を切り上げ、月間で4%近い上昇。対して日本が金曜の急落で下落が決定的となったこととは対照的です。大発会と同じような急落で、4/1はこれで直近5回連続マイナスとなりました。エイプリルフールの嘘ではないことは、本日チャートを遡ってみても明らかです。金曜の下落には諸説あります。日銀短観が悪かったこと、また日本最後の家電の牙城となりつつあるパナソニック(6752)の中期見通し大幅下方修正があったこととされています。ただ大和証券などでは「短観は少し悪い方が政策期待が高まって株価にポジティブ」と事前に言っていたのに、そうは問屋が卸しませんでした。中国のPMIが良かったものの、影響無しの大幅安。ただ安心してください(?)、弱いのは日本だけではありません。ドイツDAXを見るとやはり直近一ヶ月では1万ポイント弱の水準をうろうろしており、ほぼ横ばいです。まあ日本よりマシですが。中国も強いですけれど、こちらは先に急落していた反動もあると言えます。マイナス金利を導入しても、日経平均は結局発表時の水準から1000円近い下げになっており、上値を抑えられた状態が続いています。マイナス金利は株価を上げるためにやったわけではなく、為替を円安に持って行くためにした・・・はずですが、ドル円・ユーロ円共にやはり1月末の追加緩和時と比較して円高方向に振れています。ここで特に注目すべきはユーロドル相場。2/11(世界的な株価のボトムとなった日)と3/17(FOMCの日)で付けたダブルトップを、本日上抜いてドル安が進んでいます。世界で最も流動性の高いユーロドル相場で上値の節を抜いてきたことから、ドル円に関しても2/11と3/17の円高水準111円割れは、ほぼ約束されたようなものだと思われます。従って、短期筋による円買いポジションは差し引き5万枚と歴史的高水準には達しているものの、ここから更に円買いポジションの構築が進むであろうことは覚悟しておく必要がありそうです。とりあえず3月末の為替相場が確定したので、大部分の企業において今期までの決算の数字は固まりました。ただ昨日から始まった今期に関しては、更に一段厳しい円高の世界が待っていると思います。実際、短観での企業の想定為替レートが117.5円。既に6円近い円高になっており、117.5円ベースでも今期減収減益予想となっています。とても明るい未来予想図は描けそうにありません。今は何とかアメリカ高に引っ張られてこの水準を保っていますが、問題は頼みの太い綱であるアメリカが崩れた時。その場合、足元の円高と相乗効果で日本株にはとてつもない売りが降りかかってくると思います。その傾向が見られた場合、即座に投資判断を「売り」転換する用意をしておくべきでしょう。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年04月02日
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1
![]()

![]()