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父の話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20161016.htmlある日、初めて自分の携帯に特養施設から電話がかかってきました。前日に38.5度の高熱を出したので、病院に連れて行くからご家族の方も来てくれ、とのこと。いつもは母にまず連絡がいくのですが、たまたま母の携帯がつながらなかったということで、私の方にかけたのだそうです。私は急いで病院へと向かいました。前の老健を含めて10年、施設から直接私に電話がかかってきたことなどなかったものですから、受けた瞬間かなり驚きましたが、とりあえず最悪な話ではありませんでした。ただ、その直後に私も母の携帯にかけてみると繋がらなかったので、母は母で何かあったのかと思うと心配になりました。と言うのも、実はその二週間前にも私は同じ病院に来ていたのです。母が心臓が苦しくなったということで。それが連想されたので、そちらも気になったのですが、幸い何事もありませんでした。結局母はたまたま用事があって今回電話に出られなかっただけで、やがて留守電に気付いて病院にやってきました。ちなみに先に母の付き添いで来た際の診察の待ち時間は計3時間半で、今回も5時間。40歳の私は脂の乗った一番働き盛りの世代に入りますが、それがこれだけの時間を無駄に費やさないといけないという生産性の低下、また医療費の増加がこの国の病巣でもあるように感じました。それで肝心の父の様子ですが、病院で診察前に会った時には案外ケロッとしていました。高熱ということからかなりしんどい感じなのか・・・と思いましたが、特にこれまでと様子は変わらない印象。特に辛そうな感じはありません。一応現段階で熱は36.5℃にまで下がってきたとのこと。それで診察を受けたのですが、結果は肺炎。どうも食事に関わる環境の変化に対応できず、誤嚥を起こしてしまったのが原因のようでした。そして遂には痰が絡んで食事も全く食べられなくなったのだとか。周りの人は「その施設の対応が悪いのではないか」と言っていましたが、私や母は施設毎に介護士さんの余裕も変わってきますし、このような事態になってしまったのも仕方が無いと思っていました。本来は我々が介護すべきところでもありますから。(つづく)
2016年10月26日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,240円~相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。朝方発表された9月貿易収支が予想を上回る黒字だったことを受けて、一旦はプラス圏で始まった株価も円高方向への振れから前日終値水準まで押し戻される動き。ただその後は6中全会開催にもかかわらず人民元安が止まらない中でも、しっかり値を保ったことで徐々に買い安心感が広まりました。後場はプラス圏に切り返すと前場高値を上回り。先週末より後場の方がわずかに動くようにはなっていますが、閑散小動きには変わりなく。売買高は14時半現在で11億株台と引き続き低調。投資判断は「やや買い」。今日本は非常に落ち着いた相場状況にあります。私も含めて日銀のETF買いは市場から流動性を奪うという批判ばかり皆しますけれど、物事には両面性があり「それの何がいけないの?」という意見があっても然るべきですね。流動性が無くたって株価が上がれば良いんだ・・・という意見も一つの真なり。そもそも世界的に見て各国共に大統領選挙や決算などを控えて薄商いなので、本当に日銀のせいなのか、という点も改めて検証してみる必要があるのかも知れません。ともあれ流動性が無い中でスルスル下がって行ってしまうとこんなにも悲しいことはありませんが、その場合幸い嫌われ役である日銀が買ってくれます。ですから足元でアメリカ株がやや安定性を欠いた動きをしていますが(決算シーズンに入ってることでもあり)、日本株は非常に安定的で穏やかな感じです。元々10月はミューチュアルファンドの決算が多いことから荒れやすい米国株ですが、今のところそこまで大きな変動はありません。退屈ですが、それは一つ平和ぼけなのかも知れません。しっかりしている背景はやはり外国人買いの継続であると言って良いでしょう。まずは過去の話になりますが、投資主体別売買動向では外国人が先週現物を1131億円買い越し。先物も636億円の買い越しということで、10月は2週連続の買いとなっています。それを日本勢が売りに回るという構図。先々週は4日立ち会いでほぼ横ばいの週でもありましたが、内情としてはこんな形のようです。また地域別の売買状況が発表されましたが、9月だけで欧州の投資家が1兆円超の売り越し。対して北米や中国はそれぞれ1000億円程度と、非常に差がハッキリしています。http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL20H7X_Q6A021C1000000/欧州勢と言えばオイルマネーですが、3月も1兆円超の売り越しを記録していました。今回はそれ以来の大きさとのこと。そんなオイルマネーの投資余力は、足元の原油価格の戻りだけでなく、サウジの1.8兆円相当の起債や、アラムコの上場による資金調達など、サウジにまた資金が集まることで投資余力が増すものと考えられます。ちなみにオイルマネーと言っても単に中東だけではありません。運用資産100兆円と言われる世界最大の機関投資家であるノルウェー政府年金基金もオイルマネーではありますけれど、ここも株式の保有比率を6割→7割に引き上げると報じられました。足元世界的に債券で利回りが取れない中、リスク資産に手を出して利回りを稼いでいこうという魂胆です。http://www.nikkei.com/article/DGXMZO08537820Z11C16A0000000/何で外国人がまた日本を買ってくるのか、という点に関しては、物価が上がりそうなこと(円安観測、原油高、台風による食品高など)、また足元でにわかに高まってきた永田町の1月解散期待や安倍政権の長期化があると思われます。やはり外国人は安定政権が好きなので、アメリカよりもヨーロッパ各国よりも安定している日本は消去法的にも選好されるだろうと思われます(中国も安定政権?)。また、ここから出てくる決算にも期待感が持たれます。足元で出てくる決算は日米共に総じて予想を上回る内容のものです。言い換えれば事前予想がきつかった分、悪材料の出尽くしに繋がっています。アメリカの方は既にPERが高く買われているのが恐いのですが、何とか決算を通じて多少PERの低下は期待できそうです。日本の方は、先兵として飛び出した安川電機(6506)の決算は減収減益継続。ただ利益面は計画を大きく上回る着地とはなりました。通期売上見通しを若干減額修正したものの、利益面は変更無し。これを受けて7月の時と同様、減益決算ながらも強い動きが出ました。これが日本電産(6594)やファナック(6954)などに良いパスを回せれば良いのですが。チャート的に考えると、TOPIXに関しては7連敗した9/15を底に切り返してきていますし、やはり記録的な連敗、連勝というのは相場のターニングポイントとなる素質があります。ドル円チャートは9/27~10/6までの間に8連騰となっています。正直その後の伸びは弱いのですが、これが結果的にドル円100円に戻ることを拒否しているような形になっていると考えられそうです。今年の価格帯出来高を見ると、大体16500円~17000円の価格帯が大きく、その節を抜けてきたという点は自信が持てます。為替が103円台でここまで伸びたというのは大きく、これで104円に戻れば更に上値追いが強まるとみられます。新興市場も「やや買い」。本日は高安マチマチ。マザーズの方はそーせいG(4565)が先週末買われた反動もあって軟調となり、指数を押し下げました。ただ引き続き東証1部が安定している反面動かない中、新興市場を仕込みやすいターンに入ってきたのかなと思っています。【ポートフォリオ銘柄】DMS(9782)は反発。本日は例えばランドコンピューター(3924)やGFA(8783)といった流動性の薄い小型株でここまで買われてきた銘柄が軒並み大きく売られる動きが出ましたが、同社はしっかりしています。高値圏で売りが一巡すれば、再度上値追いの動きがリスタートすると思います。要注目。みずほFG(8411)は続落。先般日本国債10年もの新発債が昨年9月以来取引が成立しなかったことが話題になりましたが、日銀が買わなくなったら誰も買わなくなった、ということになっています。その後債券価格はじり安基調。http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101900853&g=eco昔であれば「すわ、日本政府が資金調達出来なくなって大変だ」ということでしたが、短期債は引き続き日銀が買いますし、10年債の価格が下がる→長期金利が上がるということで、いわゆる金利の「スティープ化」が実現できるという点では良いことなのかも知れません。そうすると金融機関や保険会社などにとっては利ざや獲得の機会が生まれますね。そうやって市場原理に即して買い手が現れるまで、金利は上がり続けることになります。債券保有価格の目減りが業績を押し下げる、という意見もありますが、以前に比べて割合はだいぶ落としていますし、新発で買ったものに関しては償還まで持っていれば損は無いわけですからね(マイナス金利のものは別ですが)。9月の金融政策決定会合以後メガバンク株はとにかく弱く、あまつさえ9月安値水準すら割り込んで推移しています。特に10月に入ってからは朝方やや買われて始まる→後場売られて陰線のパターンがずっと続いてきました。地合が良い日も弱い動きが続いていました。一方で案外年初来高値を更新している地銀(北越銀行(8325)や清水銀行(8364)など)も結構あるんですよね。アメリカの金融株もなんだかんだで好決算が続いており(MMF新規制による扱い手数料の拡大や、Brexitによるイギリスでの資金移動などやや後ろ向きのトレーディングの結果ではありますが)、ドイツ銀行に関してはもう皆気にしなくなっていますし、イタリアの銀行に関しても大型合併の話が進んでいます。そろそろ世界的な金融株の反転攻勢があっても良いと思うのですが。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-17/OF5YVX6TTDS401・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年10月24日
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父の話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20161016.html特養はやはりと言いますか、老健よりもワンランク上の要介護者が多いものですから、こういう言い方はちょっと皮肉かも知れませんが、皆生気がありません。食堂に集められた人達を見ていると、大声で同じ事を何度も繰り返す人、無表情のまま口に次々と流動食を流し込まれる人、車いすに座ったまま苦しそうな顔で眠っている人ばかり。正直見ているこちらの気持ちも沈みます。「お父さんは頭がしっかりされている分、こういった環境に自分が置かれてしまったことにショックを受けているのかも知れない」と母。そもそも10年変わらずに続いた環境から変化してしまったことも、年老いた身体には大きなショックだったでしょうけれど、こればかりはどうしようもありません。前の老健施設では就寝までの日中の半分はベッドの上で休んでいる時間がありましたが、特養の方は施設の方針もあって、基本父はいつも食堂で車いすに座っていました。その分父は辛そうで、いつも不機嫌そうな顔をしていました。確かに寝てばかりいると身体が弱くなりますから荒療治的な感じもありますが、恐らくは食堂に全員集めておいた方が管理しやすいという運営側の事情もあるのだと思いました。実際、食事の時間は各テーブルに6人ほどの入所者が集められ、一つのテーブルに介助者は一人。主に自分でスプーンを持つことのできない患者に付きっきりでしたから、職員にとって食堂は修羅場です。元々加速度的に父が弱っていたせいもありますが、その疲れもあるのか、父の生気も周囲の人達同様に衰えていくのが感じられました。車いすを自力でこがせようとしても、わずか10数メートルの移動に10分近くかかります。リハビリの意味もあるわけなので、敢えて私と母は手を貸さないように見守っていましたが、力が入らないので車いすがゆりかごのように同じ場所を行ったり来たり。問題の痰に関しては、自分で痰を切ることができない場合に吸引してもらうことができるようにはなりました。ただその頻度も次第に増え、また実際に痰を吸引してもらうと掃除機を喉に突っ込んでいるようなものですから、端から見ると咳き込んで苦しそうな表情を浮かべていました。それを見ていると、気持ちが益々落ち込んできました。(つづく)
2016年10月23日
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2016年10月22日
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父の話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20161016.htmlその後、私と母はケアマネージャーや現場の介護士さん、栄養士さんなどから立て続けにヒアリングを受けました。前の老健からは紙一枚で父に対する注意点などは引き継がれているようでしたが、詳細はまた家族から聞き出す必要があるとのこと。これまで老健に居た時は、母は週に2、3度父の元に通っていて、私も仕事がありますから週1ペースで通っていました。正直、施設の中では一番家族が寄り添っていた方だという自負があります。そうは言うものの、ここ10年父と長い時間を過ごしていたのは老健の介護士さんだったわけで、なかなか我々だけでは状態が掴みきれない部分もありました。そして話の最後にケアマネージャーから一枚の紙を渡されました。それは「状態が今よりも悪化した場合の対応について」という家族に対するアンケート。こういう状態になったらどうするか、というものが5項目くらいに分かれていましたが、つまりは「延命治療をするか、しないか」というものでした。私は以前から延命治療には反対でした。母は「お父さんがどんな状態であっても生きていてくれるのが私の支え」と言っていましたが、私は父の気持ちを思うとなかなかそうは思えませんでした。ずっと病院のベッドの上にいて、ただご飯を与えられ、ぼんやりとテレビを見続ける毎日。父は10年間ずっとそんな日々を過ごしてきました。私は自分がそうなったらと考えると正直ゾッとします。自分は何のために生きているのだろうと思わざるを得ないでしょう。であれば正直ボケてしまった方がいっそのこと楽です。自分は何をやっているかわからない。家族も多少距離を置いて割切って接することができるかも知れない。しかし幸か不幸か、父は頭はしっかりしていたのです。高次脳機能障害ですから単語が結び付かず、例えば私を含めた親族の名前を間違う(取り違う)ことが多々ありました。ただ記憶などはしっかりしていましたし、毎日新聞を読んで時事問題などには精通していたので、むしろ母よりも物忘れがありません。ですから余計に辛かったと思うのです。実際父は「手術をしなければ良かった」と言っていました。普通に生活していれば事故に遭ったり、突然発作に見舞われて命を落とすことがあるかも知れません。しかし身動きが取れずにベッドの上にいる生活は、嫌でも自殺することができない。毎日体調がきちんと管理され、病の兆候が出たらすぐに薬が処方される。ゆっくりゆっくり身体の機能が低下し、死へのソフトランディングに向かうことを体感しながら生きていかないといけないのです。これはある種終身刑よりも辛い日々かも知れません。ご飯を食べて体操を兼ねたレクリエーションを受ける以外、何もすることがないのですから。そんな父親のことを思うと「早く楽にしてやりたい」と思っていました。とは言っても、当然私が何か直接的に手を下すわけにはいきません。ですから私はせめて延命治療に関しては反対でした。単なる医療費の無駄遣いとも思いますし。「このアンケートはあくまでアンケートですから、実際にそのような状態になった場合は改めてご家族のご意思を確認致します。もし何らかの事情でご家族と連絡がとれない場合のものです。ですから難しく考えないでください」ということだったので、母にも「アンケートだからとりあえず延命治療はしないということで」と言い聞かせて、延命治療はしない方に○を付けて提出しました。(つづく)
2016年10月20日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,240円~相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYは原油価格の落ち着きやNetflixなど個別企業の決算が良かったことでしっかり。ただドル円は104円を割り込んで円高で戻ってきました。それを受けた日経平均は朝方こそ売りが先行。ただ概ね前日終値を挟んだ膠着状態が続きました。一方、為替が円高方向に進んでいくものの、特に大きく反応しませんでした。11時に出てきた中国のGDPを含む各種指標が概ね予想通りの着地だったことから安心感が拡がり、前引けにかけてはしっかり。一時17000円に乗せる場面がありました。ただ後場はその17000円の上値の重さを感じる展開に。ここから昨日のように引けにかけて買い戻しの動きが強まるかどうかに注目です。売買高は13時半現在で10億株台と引き続き低調。投資判断は「やや買い」。地合は少しずつではありますが、前に前に進んでいる印象があります。先週SQという節目を無事通過。形としてはSQ値が底を支える良い流れとなっています。外国人投資家の日本株回帰を感じさせる雰囲気があります。証拠の一つが金曜に発表された投資主体別売買動向。先々週外国人投資家が現物株を2805億円の買い越しと実に6週ぶりの買い転換。加えて先物は3898億円の大幅な買い越しとなっています。先週は地合もわずかにマイナスになったので2週連続の買い越しになるかどうかは微妙ですけれど、10月に入ってからまず大きな基調の変化が感じられます。証拠の二つ目がドル建て日経平均の下落。下落しているのに外国人買いか、と言われそうですが、ドル円が円安に振れて円建ての日経平均が上がっているというのは、為替ヘッジ付きで外国人が日本株を買ってきている証拠でもあります。実際には8月に天井を付けてそこから下がってきていますが、印象としては9月の権利落ち辺りからより顕著になってきています。http://finance.businessnewsline.com/market/chart/1010.html証拠の三つ目が先に挙げたファーストリテイリング(9983)やソフトバンクG(9984)、ファナック(6954)といった売買単価が高くて値がさの日経平均指数寄与度の高い銘柄が買われ出したこと。足元で低空飛行を続ける裁定買い算と合わせて、また証拠二つ目とも重なりますが、先物主導で買われる展開になりつつあるように見えます。ただこれらに関しては確かに日銀が買うETF(設備投資やJPX400も含めて)の構成比率が高い銘柄であることから、日銀による買い支え(あるいはそれを見込んだ先回りの買い)もあるとは思います。また、日中の先物の出来高を見ると、実は日経平均よりもTOPIX先物の方が出来ている格好で、9月の日銀金融政策決定会合においてETFの買い入れを日経平均重視→TOPIX重視に変えて以降その傾向が強まっています。「日本はデフレが続いているじゃないか。ユニクロも値上げを止めたし、外食産業も安さをウリにしたところが業績を伸ばしている。何故外国人が日本株を買うのか?」という疑問はそうですね。ただ足元では原油価格の上昇、また今年の台風の影響で最近は野菜の値上がりが市中の話題になっており、加えて円安方向に進みそうですから、どうも物価は上がる可能性が強まっています。「その物価の上がり方は悪い上がり方。決して需要が強いから上がっているわけではない」確かにその通りです。でも多分外国人が日本を見た時に、一々そんな小さいところまで分析していますかね?我々が中国のCPIを見て「前月より○ポイント改善」とニュースが出た時に、アルゴ取引も入って株価は好反応を示していると思います。もう一つ最近思う誤謬が「高値更新銘柄が増えている」ということ。実は9月中間権利落ちで今回150社超の株式併合・分割がありました。そのため、あくまで機械的に判定されて高値・安値更新銘柄が増えています(情報提供端末にもよりますが、一般的に時系列が分断されるため)。上述したように9月権利落ち後、相場が上がっているので、どちらかと言えば高値更新銘柄が(名目的に)増えています。これも実は外国人投資家が見た時に「日本株調子良いんじゃね?」と思わせる要素になっていると思われます。http://nikkei225jp.com/data/new.html私が思うに、我々日本人は日本の真実を知り過ぎているので、にわかに目の前の株高を受け入れられないのではないでしょうか。身近に体感できる銘柄が上がっている理由がわからない時もありますね。私自身の例で言えば、地元に多いクスリのアオキ(3398)が何故こんな大相場になっているのかわからない部分がありました。確かに良いお店で店員の教育も行き届いています。ただドラッグストアは乱立していて、明らかに供給過多だと思うんですよね。多分我々が思っている未来予想図は間違っていないのでしょう。町のアチコチには老人施設があふれかえり、消費税は上がらないけれど社会保険料は年々着実に上がっている。一方、電通(4324)の過労死問題のように、未来のある若者が消耗し、自殺を選ぶ。高齢者は伸び率の無い年金に対して恐れを抱き消費抑制を強める一方、若者はもう必要なものはシェアすれば良い、マンガも音楽も何でもネットで探せば必要な部分だけ無料で手に入るという価値観が根付いていて、大量消費はあり得ない。減らせない借金を何とかするため、日銀は国民から金利や配当を奪う施策(マイナス金利、ETF買い)を続ける。こんなことでこの国が良くなるなんて誰も信じられない。首相は所信表明演説で「未来」という言葉を18回使いましたが、その言葉を連呼する程、より安っぽさが浮かび上がる。ただ、それは恐らく我々の見方と株式市場の見方の時間軸のズレの問題です。今の株価は20年、30年の未来を見込んでいません。せいぜい来年、再来年までの未来の業績です。それが恐らく今個人投資家がずっと売り越しを続けている理由であり、外国人が買い越しに転じてきた理由の大きな部分だろうと思います。(無論、それ以外にも各々の懐事情はあるでしょう)新興市場も「やや買い」。本日は両指数共にしっかり。東証1部の方が17000円の節目に上値を押されて身動きが取り辛い中、動きやすい小型株が優位の流れになっています。特に東証2部指数は指数寄与度の大きいシャープ(6753)が好業績観測で急騰したことで上放れの動きになっています。特に下落率の方を見ても大して下がっていない(2%台程度)なので、余計にリスクをとりやすい環境にある感じです。【ポートフォリオ銘柄】売りポートフォリオの大東建託(1878)は続伸。月曜引けで通期見通しの上方修正と増配を発表。先に日経新聞から出ていた観測報道も上回る着地だったことから、ポジティブサプライズとなっています。うーん、しぶといですね。空売り比率も高いですし、今買い挙げているファーストリテイリング(9983)やキーエンス(6861)のように、売買単価が高い分、個人投資家のやれやれ売りが出ないことが上がりやすい要因となっています。ただ受注の月次動向で良い数字が出ても反応しなくなってきており、買い戻しの勢いが途絶えれば、再度下落基調に戻るとみています。ちなみに、大東建託向けにセキュリティカメラを納入しているあいHD(3076)が大幅高。こちらの方がチャート形状も煮詰まり感から上放れの動きが出ていて、まだ評価できると思います。昨日寄り付きより買いポーフォリオ入れとなったアニコムHD(8715)は続伸。ようやく下げ止まりの動きになりました。本日は同社と合弁で再生医療事業を手がける富士フイルムHD(4901)がiPS細胞を効率的に作成する技術の特許を取得というこで買われました。この新分野の成長にも期待ですね。【注目銘柄】ファーストブラザーズ(3454)は大幅高。こちらは昨日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。東証1部指定替えが決定したことにより来月末のTOPIX算入期待感から買われ、年初来高値更新の動きになっています。現状無配ですが東証1部上場記念配は十分期待されますし、11月決算銘柄ですから、ここからもし記念配の決定があれば更に上放れると思われます。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年10月19日
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父の話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20161016.html実は以前から老健側から「特養の方に移って欲しい」と言われてはいました。あまり長期間同じ施設には置いてもらえないので。なので、家から近いとある特養に申し込んではありました。ところがご存じのように介護施設はものすごく入居希望者が多いことから、3年程前に申し込んだ段階で「今は大体30番目から40番目くらいの間での順番待ちでしょうかね」と言われていました。また、介護できる家族の有無、患者を含めた様々な状態、介護度などを総合的に勘案し、優先順位の高い人から申し込みが来ると順番は平然と抜かされてしまいます。そのため既に老健に入ってる父の優先順位は低い位置付けでした。なので老健でも仕方無く継続して置いてもらっていた、という事情がありました。ところがいよいよ痰が切れない身体になってきたものですから、老健のケアマネージャーの強い押しもあって、急遽その特養への入所が決まりました。荷物をまとめて長年お世話になった職員さんに別れを告げると、我が家の車は車いすごと乗せられる福祉車両でしたから、父と母を乗せて次にお世話になる特養施設へと自分達で向かいました。今思い返せば、これが親子3人での最後のドライブになりました。10分にも満たないわずかなドライブでしたけれど。新しい施設に着くと、まずは施設長やケアマネージャーなど、7人ほどの職員さんと共に簡単な入所式が行われました。お互い挨拶をして、父も正直ほとんど聞き取れない声でしたが自分の名前を名乗りました。入所式を終えると、まずは部屋に案内してもらいました。正直先の老健よりは古い建物でしたが、全般的に清潔感はありました。個室になっていて料金はやや高かったのですが、そのうち空きが出たら安い二人部屋に移れるということでした。「とにかくこちらで最期まで面倒みさせてもらいます」ということでしたが、結果的には1ヶ月も満たない短い付き合いになるのでした。(つづく)
2016年10月18日
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2016年10月17日
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ようやく去年の冬のニューヨーク話も無事終わりましたが、それから一年経ったところで人生でも大きな出来事がありました。それが8月20日の父の死です。先日ようやく四十九日と納骨が終わり、一区切り付きました。ちょっと個人的な記録の意味合いなどもあって、今度はしばらく父の話にお付き合いください。まず時系列として10年前に遡ります。丁度このブログを開始した年の冬のことになりますが、当時私は東京で証券各社に勤めていまして、ある日実家の母から電話がありました。「お父さんが雪で転んで頭を打って、手術をしなければいけなくなった」とのこと。結局2度手術をして、父の命には別状が無かったものの、術後に高次脳機能障害と診断されました。当時71歳だった父は以来ずっとベッドの上で暮らすことに。間もなく老健施設に移ると、食事の時だけは車いすに移乗させてもらって食べ、それ以外の大半はベッドで寝てテレビをずっと見ているだけという生活が続いていました。年老いた母一人に父の面倒を任せるのは酷だということで私も証券会社を辞し、地元で試行錯誤しながら結局自宅でもできる現在の仕事にたどり着いています。父は極めて異例でもありますが、同じ老健施設に10年置いてもらうことができました。その間、私は父が寝たきりだと残りの人生面白く無いだろうと思い、連日施設に通いながら何とか父の身体を持ち上げて支えながら立たせていると、多少筋肉を取り戻し、やがて歩行器を使いながらであれば数十メートル程度歩くことができるようになりました。その後も何とか家に戻って生活したいと、施設の方でリハビリを続けていました。結果、一時期は夏の間だけ自宅に戻って暮らすということも出来たのですが、10年の間でわずかに二夏だけ。今度は母が心臓のバイパス手術を受けて身体が弱ってしまい、家で父の介護ができなくなってしまいした。そうなると父もリハビリの目標を失うと言いますか。次第に歩く距離も減ってきて、スピードも遅くなり。遂に足が痛いと言って歩かなくなったのが昨年の秋頃。それから加速度的に父は弱っていきました。精神的にも参ったようで、鬱病に近い状態になり、何事にも反応も鈍くなりました。今までは介護士さん一人の介助があれば車いすへの移乗もトイレも出来たのですが、二人がかりでの世話が必要になり、車いすもより介護が必要な人のものに。当初3だった介護度も、遂には最大の5にまで引き上げられてしまいました。そんな状態ですから、次第にご飯も喉を通らなくなり。1時間半ほどかけてご飯を食べ、痰も詰まりがちになって、自分でなかなか痰を切ることができなくなってきました。歩けなくなってからわずか半年ほどで急速に弱っていく父を見て、つくづく「歩く」ことは人間にとって大切なことなのだと思い知らされました。患者の痰が詰まった時、病院など医療機関ではノズルで痰を吸引します。ただ老健なので一般の介護士にはそれができません。ですから父は10年近く置いてもらって在籍期間では最長老でしたが、その老健では遂に面倒が見きれなくなり、特養施設に移ることになりました。それが5月の終わりのことでした。(つづく)
2016年10月16日
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2016年10月15日
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一年近く続いたNY話もいよいよファイナルです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20161006.htmlユナイテッド航空は意外に個人的に観たい映画が充実していました。14時間のフライトの間に「007」「エイプリルフールズ」「イニシエーション・ラブ」などを立て続けに鑑賞。洋画は日本語が無いので、英語がわからないと苦労しますけれど(ーー;)そうこうしているうちに、遂にトイレに行きたくなってきました。ある程度我慢しましたが、もう限界(~_~;)そうしておもむろに立ち上がると、隣の若い中国人カップルはささっと立ち上がってくれて、私に通路を空けてくれます。いやー、エコノミークラスの大変さは世界の共通認識。譲り合いの精神が出来上がっています。感謝感謝(^_^)/妙に感動したので、持って行ったアメリカでも人気のお菓子「ハイチュウ」をあげようかと思いましたが、余計なお世話かと思って止めました(^_^;そんなこんなで計3回くらいトイレに行きましたが、一度も嫌な思いをせずに済みました。ユナイテッド航空の機内食に関しては「あまり美味しくない」という話でしたが、まあ私は特に気になりませんでした。CAさんも対応は普通だったと思います。そんなこんなで無事成田空港に着陸。日本に帰国しました。帰りは行きと同様に高速バスで東京駅まで行って、そこから新幹線で富山へ。ホテルを出てから丸一日移動に費やしてヘトヘトに(~_~;)ただ師匠やAさんに助けられながらも、無事初めてのニューヨークツアーは大満足に、そして色々な成果をもたらしながらも終えることができました。とにかく英語を勉強して、一人で完璧な旅行にできるように精進したいと思います【完】
2016年10月14日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,240円~相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。前日のNYは注目された9月のFOMC議事録の内容が公表されたものの、特段利上げ時期に関する見方に変化が無かったことから高安マチマチ。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ドル円は104円台を回復してきましたが、影響は限定的でした。その後17000円台回復を目指す動きもありましたが、中国人民元安が下げ止まらないこと、また11時に発表された中国の貿易収支が予想よりも弱かったことから、一気に1円近く円高方向に振れる展開に。前引け段階の下げ幅では後場日銀ETF買いが期待できないレベルだったため一段安。14:15現在の売買高は12億株台と低調。投資判断は「やや買い」。遂にアメリカ大統領選挙まで一ヶ月を切り、第二回目のテレビ討論会の泥仕合の結果、クリントン氏勝利と見た有権者が57%、トランプ氏が同35%となった模様。今回は一般人の質問を受けるという趣旨の討論会ですから、大統領の対応力が問われる形でしたが、トランプ氏側の「不適切な」過去が次々と暴露され一層ダークなイメージに拍車がかかっています。ただ最近どうも嫌な予感がしています。クリントン有利の報道が出れば出る程不安になると言いますか。アメリカのマスコミは100社中100社がクリントン支持派です。なので、出てくるニュースも当然クリントンサイドにバイアスの傾いたものしか出てこないと考えるのが自然です。http://news.goo.ne.jp/topstories/world/164/d73c9b398a24a9836253b5ef354b4d11.html以前オバマ大統領が立候補した時「Yes,we can」という日本人にも耳心地の良いキャッチフレーズがありました。今回トランプ氏には「Make America great again」という、保守的なold thinkingの人々にとって耳心地の良いフレーズがあります。一方、クリントン氏そんなキャッチフレーズがあるか?・・・と言われると、特に思いつきません。これは結構大きな差だとも思います。結局昔からどの世界も既存勢力と新興勢力との綱引きです。昔が良かった、今が良いという人VS今に不満があり、(良いことも悪いことも関わらず)変革しようとする人々。株式市場だってそうですね。既存株主VS売ろう、買おうとする人々。昔の鉄鋼株などのOld economy VS ネットや新興市場などなど。トランプ氏のフレーズは、懐古主義の古いアメリカ人にとっては非常に気持ち良く賛同できるものになっているのが今回の最大の武器とも思います。株式市場的に問題なのは、万一のトランプ大統領誕生リスクを織り込んでいないこと。私の中では10月はそれを織り込み始める時期と考えていましたが、テレビ討論会を経て、益々クリントン大統領誕生の方に株式市場は傾いてリスクオンの状況になりました。方向性としては正しく思う一方、うーん、これで万一トランプ氏勝利になると、織り込んでいない分、かなりの暴落が待っているようにも思います。Brexitショックはまず上回るでしょうね。日経平均先物の制限値幅などから一日で12%くらいの暴落は想定しないといけません。ただ市場の良いところは、不確実なリスクに対応する術はある、ということ。予測できないことと、それに対応しようとするリスク管理力とは別個のものです。なので大統領選挙直前にはオプションをやっている人なら日経平均のプットや先物の売り、現物株のみで勝負するならポジションを一旦は軽くするか、もしくは日経ダブルインバース(1357)や国際のETFVIX(1552)辺りを保険として買っておくべきだろうとは思います。私の中での現在のメインシナリオは、そうは言ってもクリントン氏勝利→リスクオンで1年近い上昇相場(以前書いたように24000円を目指す波動)になると今のところ考えています。ただそのシナリオの場合、1年後にはこの「中央銀行バブルの破裂」→クリントン政権第一期の任期が終わるまで下落基調で、奇しくも2020年の東京オリンピックに向けて日経平均も半減と考えています。一方、万一トランプ氏が大統領になった場合、その中央銀行バブルの崩壊が1年分前倒しとなると思っています。つまりどっちになったとしても、足元過剰に買われている世界同時株高は、遅かれ早かれ一旦暴落を迎えるとは思います。トランプ氏がなったら何故崩壊するかといえば、今更言うまでも無いかも知れませんけれど、最も大きい点はこの足元のバブルを作っている現在の中央銀行を否定しているわけですから、当然逆戻り現象が生じるということです。そういう背景がありますから、株価が上がっても「持たざるリスク」というのは台頭し難い感じになっています。それが今の相場の閉塞感でもあり、もし本当に10月の好スタートからドンドン買われるというのであれば、もっと日経レバレッジETF(1570)などがガンガン買われて出来高を増やしてもおかしくないはずです。ただいつまでも「リスクに備えろ」では、じゃあ一体いつになったら買えるんだ?ということになりますから、ざっくり言えば「大きく下がり始めるまで買ってみたら?」というのがあります。今はメインシナリオで想定しているように、今後一年間でリーマンショック以降の上昇相場の集大成、最後っ屁のような上げがあると思っているので、そこの値幅は取りに行きたいというのが中心軸です。足元で大きな援護射撃となったのは原油高。これでオイルマネーが再度落ち着きを取り戻し、日本株を現金化する必要に迫られなくなりました。また、9月まで外国人は過去最大となる6兆円売却してきましたが、見方を変えれば「外国人がこれだけ売ってきたのであれば、今後は買い余力に繋がるのでは?」という思惑も働きます。また、日銀によるマイナス金利も深掘りの必要が無くなります。先般黒田総裁が「現状追加緩和の必要性は無い」と発言しましたが、結局足元で原油価格が上がってきたら、自動的に物価も上がるから、更なる金融緩和の必要が無いでしょ?という背景があったと思われます。以前であれば追加緩和は株高に反応しましたが、今では相手にされていないのはご存じの通り。金曜はSQがありますが、先般のメジャーSQすら盛り上がらなかったので、今回もほぼ無風な感じになるのではないかと思います。むしろ案外注目なのが金曜夜のアメリカ9月小売売上高。最近これの善し悪しが結構アメリカ株を動かすので、個人的にはここの着地は気にしています。ただ既に9月FOMCも終えて、次の利上げタイミングである12FOMCまでは時間的距離がありますから、それ程影響は無いかも知れませんね。新興市場も「やや買い」。本日は高安マチマチ。マザーズは引き続き直近IPO銘柄などは強いですが、ミクシィ(2121)やCYBERDYNE(7779)と言った指数寄与度の高い銘柄が足を引っ張る格好。決算発表シーズンがある程度通過するまでは、例年通りこういった動きが続くのだろうと思います。【ポートフォリオ銘柄】DMS(9792)は大幅高。昨日「SD export」で協業しているラクーン(3031)が「北米やオーストラリアの小売店舗の登録数が増え、SD export登録ショップが1万件突破」と昨日昼にIR発表。それを好感する動きがちゃんと同社に出てきました。昨日の段階では無反応でしたが、一日過ぎて注目された格好。これでようやくスイッチが入った感じですし、全体相場に膠着感が続く中、超軽量級の小型株が乱舞していますから、地合に乗った感じです。PBRは0.5倍で配当利回りも2%超。本業の物流事業も好調で、流動性の向上から見直されれば適正な価格まで買い上げられると思います。キーエンス(6861)は反発。昨日まで連日で最高値更新の動きになっていますが、本日は及ばず。それでも案外高値圏をしっかりキープしています。超売り長銘柄ですから、下落相場耐性がありますね。自社製品の提案力が強く、それを背景にした高利益率が売り方を黙らせています。引き続き高値追いの動きに期待。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年10月13日
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一年近く続いたNY話もいよいよ佳境です。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20161006.html帰りの便はユナイテッド航空のエコノミー。待っているとアナウンスが流れ「キャンセル待ちが発生しているので、もし翌日の便に振り替えてくれる方がおられましたら800ドル相当のホテル代と食事券をお出しします」とのこと。個人的には魅力的な提案ではありましたが、一人だと心細いですし、愛する妻が日本で待っていますしね(?)そんなわけでドル箱路線のニューヨーク-成田便は超満員。搭乗開始数十分前だと言うのに、皆ズラーっと列に並んでいます(-。-;)私は正直「座席も決まっているし、皆並ばなくてもちゃんと乗れるのになんでそんな前から並ぶのか?」と、既に並んでいるAさんに問うと「荷物の場所を確保しないといけないから」と。私はイマイチピンときていませんでしたが、その後実際に搭乗してわかりました。遅れて乗ると、もう手荷物棚がいっぱいなんですね。やや嫌味なことを言えば、私国際線でエコノミー使わない派なので、ようやく合点がいきました。行きの便もエコノミーでしたが、その際はそんなに感じませんでしたけど。私の手荷物が入る隙間が残っていません( ̄Д ̄;;CAさんの助けを借りてどうにかこうにか詰め込むと、無事座席に着くことができました。そして帰りも窓際。景色を見られるのは有り難いですが、またお隣さん建ちの協力がないとトイレに行くのが難しい席です。行きの便はお隣さん達は日本人だったのですが、今回は中国系の若いカップル。うーん、ちゃんと言葉が通じるのでしょうか?(-。-;)そんな私の不安を乗せながら、飛行機は離陸体勢に入ってやがて無事離陸。窓から段々と離れていくアメリカを見ながらセンチメンタルな気持ちに浸りつつ。さらばニューヨーク。また遭う日まで。(つづく)
2016年10月12日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,240円~相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYはロシアのプーチン大統領がOPECの減産に協力する意向を示したことで原油が上昇し、それに合わせてエネルギー関連株が強含み。またサムスンのGalaxy Note7発火による敵失でAppleが上昇したことで、総じてしっかり。ドイツ銀行がアメリカ司法省との減額交渉が合意せずと伝わり、一時5%超の下落になったものの、結局2.5%のプラスで終わったことも安心感に繋がりました。それを受けた日経平均は朝方買いが先行。ドル円が103円台後半まで回復してきたことも支援材料になりました。早々に17000円台に乗せると、その後もジワジワと上値追いの動きが続きました。1億株の自己株式消却を発表したソフトバンクG(9984)の急騰も指数を後押し。日経平均の方が上昇率が大きくなりました。ただ後場は利食い売りが優勢に。ドル円が104円台に乗せるも伸びきれず、引けではかろうじて17000円台をキープするに止まりました。売買高は16億株台、売買代金は1.8兆円台と低調。投資判断は「やや買い」。本日もしっかりした動きになっており、遂に節目の17000円も回復。10月に入ってから強い動きが続いています。ただ気になるのは「前場しか動かない」日が続いていること。先月の権利落ち以後、前場にヒョロヒョロと買われた(もしくは売られた)後は、後場はヨコヨコなんですよね。本日も後場の値幅は50円未満。買い手不在の状況が続いていると言えますし、逆に言えば前場に売買しているのは誰でしょう?ドル建ての日経平均を見ると、権利落ち以降下がっています。基本GPIFなどを中心とした国内勢が買っているのなら、為替ヘッジなどは付けないでしょうから、ドル建ての日経平均は上がるはず。となると、外国人が例年通り10月に入ってきてから買ってきているのかなという感触もあります。寄り前の外資系証券の注文動向でも、今月に入ってから買い越しが目立ちますしね。で、一般的に欧州勢(またはそこの顧客のオイルマネー)は営業時間的にも後場から入り込んできやすいですし、先週は中国系は国慶節でお休みでしたから、そう考えるとアメリカ系が買ってきているのかなという推察になります。日本だけでなく、世界的には長期金利の上昇が続いています。結局、日本の金利が上がるスピード以上にアメリカやドイツの長期金利が上がっているから為替の円安圧力が強まっている→それで円買いポジションの縮小を迫られている、というのがどうも今の円安の構図のようです。また、先日は損保ジャパンとアサヒビールによる海外企業の巨額買収の話も日経一面で報じられましたが、こういった実需的な資金の海外移動も円安トレンドに弾みを付けている様子。こうして見てみると、全般的にかなり良い流れが出来上がった感じがします。日本だけの感覚で言えば権利落ち後、世界的には原油価格の増産凍結がサプライズで決まってから新たな局面が始まったような感覚でもあります。ただ足元は確かに良いとして、先々には一度ふるい落としの急落があって、そこから上がっていくとみています。問題はそのふるい落としがどのタイミングで、そしてどれくらいの規模になるかというところですが、とりあえず今週発生することは無さそうです。一応頭の片隅で気にはしていたモンテ・パスキの空売り解禁に関してほとんど影響が無い様子ですし、ドイツ銀行も結局しっかり。もうヨーロッパの金融危機を煽るのも諦めたのではないでしょうか。そうなってくると、ふるい落としのタイミングはアメリカ大統領選挙の手前。もう少し日が近づいてきたり、事前調査でどういう結果になるかで左右されるかも知れません。今のところクリントン氏優位で進んでいますが、まだ不安の種は尽きません。雇用統計の数字に関しては原油価格が戻ってきてシェール関連の仕事が増えることから良い数字になるのではないか・・・と言っていましたが、ADP雇用統計と共に良くなかったですね。また外しました。ただそんなに悪い数字でないですし、韓進海運破綻の話もありましたから、まあ誤差の範囲内だったとは思います。なので市場の反応も特に大きな反応は見せていません。個人的には引き続き12月の利上げはほぼ確実にあるだろうと思っています。今回雇用統計は良くなかっただけであって悪かったわけでもないですし、ISMの数字が製造業・非製造業共に良かったので、アメリカ経済の好調を否定するものではありません。ただ足元スルスルと100円→104円まで円安に傾いた動きは、一旦また100円を目指す円高になるかも知れません。例年10月中旬まで円高傾向が強く、そう簡単に問屋は卸さず、ドンドン円安に流れるものではなさそうです。なので、結局アメリカに主導権を持って行かれていることがわかります。つまりアメリカが利上げするか否かだけで為替が上下して、日銀が追加緩和するか否かはほとんど関係がない。そういう意味では本来主権があるはずの日本の中央銀行は、何をやっても結局アメリカが利上げしてくれない限り円高局面が続くことになります。ですからマイナス金利の深掘りにもう意味が無い(むしろ弊害がある)、物価高に影響が薄いという結論に至るのが自然に思われます。ただ形だけでもファイティングポーズを示す必要はあるかも知れません。一方、全般的に為替の薄商いが目立ちます。特にポンドの方は31年ぶりの安値水準となったことで買い板が薄く、7日の朝(8時頃)と夜(19時頃)に二度も急落する場面がありました。共にストップロス狙いの仕掛けもあると思いますが、こういう動きになってしまうこと自体が問題とも言えます。幸いと言いますか、先般より為替に対して影響度合いが小さくなってきていたので、7日の日本株の動きには朝方のポンド急落の影響はほとんどありませんでした。もっとも海外の株式市場にも影響はありませんでしたし、イギリスにいたってはむしろポンド安が歓迎されて買われています。EU離脱の話も進む中、全く悲観されていないことはとにかく世界の株式市場にとってはプラスです。(大損したのはFXユーザーのみ?)他方、人民元も本日6年ぶりの安値を更新の動き。世界最大の基軸通貨アメリカの動きが各国で気にされ、そしてまた通貨安戦争が始まりそうな気配もあります。新興市場も「やや買い」。本日は高安マチマチ。マザーズは直近IPO銘柄などは強かったですけれど、指数にはまだ組み込まれていないため指数としてはマイナスでした。それ以外の主力株は円安を背景にした1部銘柄への資金回帰の動きが色濃く出た格好。例年新興市場が上がり出すのは10月の終わり頃からですから、ちょっとそこまでは個別勝負というところでしょうか。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続落。連休中に黒田総裁が「現状追加緩和の必要性は無い」と発言し、また上述したようにドイツ銀行の問題が特段材料視されなくなってきたことから、今日は銀行株も買われるだろう・・・と思ったものの、完全にどっちらけな展開でした。引けにかけてメガバンク揃ってのマイナスに。なまじ全体相場が強いので日銀のETF買いが発動されない→ETF組成に必要な玉が買われない、という点が、今の銀行株全般の弱さに繋がっている面もあります。もっと外国人の資金が「日本株を持たざるリスク」を認識してガンガン買ってきてくれないと、やれやれ売りが上値を押さえ込む流れになりそうです。キーエンス(6861)は反落。先週末無事TOPIXコア30への採用が決まり、とりあえず本日のところは高値更新後に出尽くしの売り優勢。まあこの辺りは仕方無いですね。一旦74000円辺りまでの下げを見て、そこからは月末の実需買いに向けた戻りが出てくる展開を想定。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年10月11日
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2016年10月09日
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一年近く続いたNY話もいよいよ佳境です。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20161006.htmlニューアーク国際空港でCAさんに教わりながら自動チェックイン端末でチェックインを済ませると、出国審査の長い長い列に並びます。アメリカは特にテロに対する警戒感からTSA(アメリカ運輸保安局)のチェックが厳しく、空港で待ち時間が長いことで有名ではあります。特に前週にパリでテロが起こったばかりでしたから、その警戒感はひとしきりでした。ただ、思ったよりはスムーズに列は流れ、無事出国審査が済みました。次は所持品検査の番。ベルトを含む一切の金属類を外すと、全身3Dスキャンの探知機の中に入ります。うわー、なんか近未来的で格好いい!・・・なんて言っている場合ではないですね(^_^;ともあれ無事所持品検査も終えると、あとは飛行機の出発までラウンジに座って一休み・・・しようと思って、航空券を見てハタと気付いたことがあります。それは座席指定をしていなかったこと。どうも自動チェックインで上手く指定できなかったようです。え、もう出国手続き済ませてしまったのにどうしよう(゜o゜;)英語ができない私の代わりにAさんが係員に聞いてみると、サービスカウンターがあるのでそこで指定できるよ、とのこと。ホッと一安心。やっぱり英語ができないと、こんなことも聞けないので、トラブルがあった時大変ですね。帰国したらちゃんと英語を勉強しようと思いました。それでサービスカウンターに並んで受け付けのお姉さんに航空券を見せながら「座席を決めてない」と片言で伝えると、何とか通じました。それで無事座席指定も完了。あとは飛行機の出発まで色々な土産物屋を眺めながら過ごしました。(つづく)
2016年10月08日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,240円~相場が続く限りチャンスは無限大。一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日のNYは高安マチマチ。新規失業保険申請件数の月平均が43年ぶりの低水準となったことが好感されたものの、週末の雇用統計を意識する展開。ただドル円は104円台に突入してきました。それを受けた日経平均は朝方売りが先行。寄り前にポンドが急落したことで、リスク回避の円高に振れました。その後も円高が重石になり、3連休や雇用統計を控えて様子見気分が蔓延。前引け時点で弱かった分、後場には日銀によるETF買いが期待されるものの、あまり反応は見られません。13:45段階での売買高は10億株台と閑散。投資判断は「やや買い」。昨日財務省発表の対外対内証券売買契約状況によると、先週9月最終週の外国人投資家は株式を2517億円の買い越しでした。ところが引けに発表された東証の投資主体別売買動向では現物を1887億円の売り越し。一方先物は3168億円と一段と大きな売りになっています。一応、財務省の発表するものは日本全体に対する数字で、東証の発表するものは市場を通して行われたもの。つまり財務省のものは非上場のものや、市場外で例えば外国人が日本企業を買収した分が上乗せされます。9月末は中間期末ということもあって、確かにそういう部分は出やすいかも知れません。ただ現物だけで差し引き4000億円以上も差が出るような、巨額の買収などがあったのかなぁ?というのが正直な感想です。とにかく投資家的には後者の東証が発表するものの方が重要です。となると、結局外国人投資家の売りは止まず、今年9ヶ月だけで6兆円以上の売りを出してきました。統計開始の82年以来最大ということで、やれやれ、よくもまあ売ってくるものですね。じゃあそんな外国人がどうやったら戻ってくるか。むむむ。難しい問いです。本当は先般の日銀金融政策決定会合がいいきっかけになる可能性があったのに、黒田さんがマイナス金利の深掘りを示唆し、みすみすボールをサイドに蹴り出してしまいました。そうなってくるとファンダメンタルズ的な変化のきっかけで。次の決算シーズンである10月下旬まではチャンスが無いのかも知れません。それまでは何とか日銀様によるETF買いに頼るのみ。ファンダメンタルズがアテにならないなら需給面で。裁定買い残や信用買い残の少なさは先般も説明した通り。ただこれらはあくまで戻り売りが出辛いという材料でしかないですね。もう一つあるのは為替の短期筋のポジション。足元で円買いポジションは4月以来の最高水準に迫ってきています。こちらも半年のリズムで動いていますが、4月の際もピークを付けてからしばらく買い戻しで5円程円安になりました。残念ながらトレンドを大きくひっくり返す力は無かったですが、需給だけだとこの辺りが限界かも知れません。http://zai.diamond.jp/list/fxmarket/imm足元もやはり限界水準まで積みあがった短期円買いポジションの巻き戻しが起こっています。アメリカのISMの数字が製造業・非製造業共に良かったことで、処分売りに迫られている格好。アメリカISMの好調は12月利上げに向けてまた一段と足場を固めたような一打になりました。ドル円は一気に104円の節目に到達する流れとなっています。為替が円安に向くようであれば、それだけで日本株の利益率は大きく変化してきますし、外国人から見た日本株の割安感も変わってきます。決算前ですから、これから決算と同時に出てくる先行きに対して信憑性が増してくるという点でも重要です。なので、足元は為替の反応が鈍くなってきましたが、この為替の変調というところが目先のポイントかも知れません。一方、その余波を受けてポンドドルは1985年以来の安値水準に。イギリスの製造業はそれで良いのかも知れませんが、イギリスに手を出している企業にとっては逆風です。ただ、案外そのイギリスの影響を受けるはずの企業の株価は、足元ではしっかりしています。例えばポールトゥウィン・ピットクルーHD(3657)。あまりイギリスというのはピンとこないかも知れませんが、昨年イギリスに3拠点設けました。それもあって中間期も足を引っ張られた形(上方修正しましたが、イギリスのポンド安が無ければもっと良かったと社長談)。ただ決算後は株価が伸びてきています。また、竹内製作所(6432)もイギリスのウエイトの大きい会社ですが、こちらも中間決算は絶好調なくらいに良かったです。結局警戒して売られていた分の反動が決算の数字を見て安心感に繋がる、またはイギリス経済は実はポンド安で潤っている、という部分があるのかも知れません。ちなみに全然イギリスとは別個の話ですが、出尽くしで安心感に繋がったのが小野薬品(4528)。例の高額医薬品「オプジーボ」は臨時の薬価改定が行われ、最悪シナリオよりも引き下げが小さかった、もしくはハッキリした数字が出て来たことに対するあく抜け感が、本来の悪材料を大幅高に繋げました。まあ株ってそんなもんですね。話を全体相場に戻しまして、日銀金融政策決定会合後の高値である16800円を上回ってきましたから、現状買い余力の20%→30%程度まで買いポジションを増やしても良いレベルではあると考えています。更に一段階買い判断を引き上げるには、9/5の戻り高値17156円を上回った時。足元のチャート的にはMACDの好転、一目均衡表の雲が下支えになっていることからしっかりしています。10月の下半期入りから外国人が買ってきた、と言っても説得力があるような感じにはなっています。ただ最大の懸念はやはりアメリカ大統領選挙ですね。クリントンさんの支持率が上がっているのはリスクオンに繋がって良いですけれど、昨年のギリシャ、今年のイギリス、そして先般のコロンビアの国民投票それぞれ事前の調査結果と逆に着地しているんですよね。国民一人一人の感情というものが、理性を上回り、その集合体が世界に混乱をもたらすようになってきている印象です。ですから、これからどんなにトランプ氏が討論会でボロを出して支持率が落ちたとしても、その都度リスクオンの動きは出るかも知れませんが、選挙直前にはリスク回避の動きが出て結構きつめの下げになるとは思います。ともあれ急落するにしても、今からドンドン株価が上がって、結果的に今の水準よりも下がらないのであれば、今買っても良いという道理にはなるんですけれど。この最大の不安材料が、喉に引っかかる小骨となっています。今晩の雇用統計は良くても悪くても、そんなに大した問題ではないと思います。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に軟調。ただ指数にはまだ組み込まれていない直近IPO銘柄は引き続き元気でした。東証1部がこれだけ動かないのであれば、値動きの良いところに短期資金が集まるのは道理ですね。ただ来週くらいになってくると、少しずつ東証1部に商いが戻ってくることで、逆の目が出てくるのではないかと思います。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反落。ドイツ銀行問題が特段材料視されなくなったこと、また世界的な長期金利の上昇も銀行株の利ざや改善期待に繋がり、昨日までは底堅い動きが続きました。ただ本日のところは雇用統計や連休を前に警戒感が出る状態。先般日銀金融政策決定会合で決まった事柄はやはり10月から適用されるということで、日本国債の買いオペが減額されました。それで大体長期金利の下値が-0.1%辺りまで来ると日銀は買いオペを減らすという方向性が見えてきたので、この辺りが当面の下支えラインになると見られます。昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったキーエンス(6861)は続伸。為替の円安進捗を受けて本日も無事上場来高値更新となりました。他方、日証金ベースでの貸株はドンドン増えているので、売り方の買い戻しが今後も期待できる展開になっています。本日引け後の日経コア30入れ替えで、無事同社が組み込まれるかどうか。・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2016年10月07日
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50回で終わらなかったNY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160624.html翌朝。帰り支度を整えると、一緒に帰るAさんとロビーで待ち合わせ。清算を済ませると、ニューヨークの拠点を跡にします。帰りはニューアーク・リバティー国際空港から成田へ。個人的にはエアポートバスで行けば安くて済むから良いと思ったのですが(25ドルくらい)、Aさんは「不安なのでタクシーが良い」とのこと。また、そもそもホテルが結構良いホテルだったので、清算が済んだらポーターの方が問答無用でイエローキャブを呼び止めにいき、荷物を載せてしまいました。やがてイエローキャブが発車。郊外に向けてマンハッタンの街を走り抜けていきました。車窓から朝から忙しく人が動き回る大都会を眺めながら、大都会とお別れです(T△T)ある交差点で信号が赤になり、イエローキャブが停車しました。すると突然隣に座っていたAさんのドアが開かれて、同時にAさんが「キャー!!(××)」と大きな悲鳴を挙げます。私と運転手が驚いてAさんの方を見やると、韓国系の若い女性が手にスタバのコーヒーを持ちながら、我々と同じくらい驚いていました。Aさんは強盗が襲ってきたと思って悲鳴を挙げましたが、その女性はイエローキャブが空車だと思って後部座席のドアを開けた様子。「Sorry!」と言いながらドアを閉めました。その後Aさんは興奮したように運転手と話していましたが、私は今更ながら「あぁ、日本ではそんな心配はまずしなくて良いけれど、アメリカの場合は強盗の可能性もあるんだなぁ」と気付きました。ニューヨークの去り際なのに(;^_^Aその後は特に何事も起こらず、ニューアーク国際空港に無事到着。大体1時間くらいで、料金はチップ込みの100ドル。ネットで見る限り70ドルくらいということでしたが、ホテルでモタモタして10数分待たせたので、その分上乗せされたのかも知れません。やっぱり旅慣れていないと色々損しますねorz(つづく)
2016年10月06日
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2016年10月05日
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まだ終わっていないNY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160624.htmlチャイナタウンをぶらぶらしていると、ある小さな何の変哲も無い(むしろちょっと小汚い)お店の前に行列が。師匠が中をうかがうと、どうもこの辺りで有名なアイスクリーム屋さんのようでした。女子力の高い師匠とAさんは興味津々で行列に並びます。私は海外の甘いものはちょっと味が重いので遠慮。列から離れて見守っていました。一口だけいただきましたが、思った程どぎつい味ではなく美味しかったです。それからチャイナタウンに隣接したリトル・イタリーにも少し足を踏み入れてみました。こちらはイタリア人が集まって出来た街。中国の隣がイタリアだなんて、世界地図を無視した不思議な感じがあります。それはともかく、リトル・イタリーでは直接お店には入りませんでしたが、オープンカフェが立ち並んで、昼間に来たらイタリアンな感じが満点なのでしょう。一通り夜の散策を終えると、我々は地下鉄に乗ってグランドセントラル駅まで戻り、駅をブラブラ。Aさんがお土産にお酒を買って帰りたいということで駅ナカを散策していました。私もついでにお土産を探そうとブラブラしていると、ある路面店でチョコを売っているのが目にとまりました。小さな一口サイズのチョコが9個入っていて、小箱に収められたものがキレイに並んでいました。「あー、やっぱりチョコならかさばらないし良いな」と思って値段を見ると96ドルとあります。あー、1000円かー、高いなー・・・と思ってよくよく考え見てると、1万円超じゃないですか(;゜ロ゜)ギャギャ!一粒1000円以上するチョコレートかよ!!どこかのブランドの商品かも知れませんが、それにしても本当にニューヨークの物価高過ぎです。相変わらずニューヨークの物価の高さに驚かされながら、歩いてホテルに戻りました。実は師匠とはここでお別れ。同じホテルには泊まりますが、我々は翌日の朝に、師匠は少し遅めの飛行機で別々に日本に帰ることになっていました。師匠にはこれまで散々お世話になったことを謝し、また日本で再会する約束をして別れました。そうしてニューヨーク最終日の夜はふけていきました。(つづく)
2016年10月04日
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2016年10月03日
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まだ終わっていないNY話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160624.htmlエレベーターが1階に到着すると、私は猛ダッシュでホテルに戻りました(;゜ロ゜)とか言いながら、エントランスに飾られていたクリスマスツリーはしっかりパチリ。幸いエンパイア・ステート・ビルからホテルまではそんなに距離が無かったので、5分程走れば到着しました。結果、無事集合時間には間に合いましたが、途中すれ違ったニューヨーカーは汗だくな私を見て、皆怪訝そうな表情。とにかく3人揃って夕食に出発。夕飯はチャイナタウンで師匠がごちそうしてくれるということでした。まずはグランドセントラル駅に移動して、そこから地下鉄でCanal Street駅に移動します。所要時間は大体15分程度。Canal Street駅から地上に出て、少し進むとあちこちに漢字が並び、赤色の基調が増え、雰囲気や臭いが先ほどまでとは一変します。中国人が集まってできた街、チャイナタウンに到着です。ただ、実はチャイナタウンで中華を食べるのも面白く無い、ということで、我々はベトナム料理を選択。師匠がこの辺りで美味しいと評判のベトナム料理店「Nha Trang One(ナ・トラン・ワン)」に連れて行ってくれました。チャーハンやら春巻きやらフォーやら、それぞれベトナム料理でハズレの無いものを注文。あとはベトナムのビールで乾杯します。どれもこれも美味しいですね(^_^)/また、ビールもやっぱり現地のものが一番料理に合うような気がします。それ以外に私はとにかく何でも初めてのものを体験したいので、カエルの足の唐揚げを注文。初物は寿命が75日伸びるとも言いますしね(若干意味が違う)。Aさんは「私は結構です・・・」ということで、私と師匠だけで食べました。肝心のお味に関しては・・・まあ、美味しかったです。鶏肉のような感じなので、何も聞かされずに食べれば鶏肉だと思って食べられるでしょうけれど、であればわざわざカエルの足を食べなくても良いとも言えます。なので、判定としては敢えて今後冒険することはないかな、という感じですね。↓カエルの足の唐揚げ男性のウェイターさんはやはりベトナムの方っぽく、全般的にアントニオ猪木を小さくしたような風貌で「どう?美味しい?」と英語で聞いてきました。私はthumbs upで「いいね」とジェスチャー。ウェイターさんは満足そうに頷いて、立ち去っていきました。全般的には美味しかったですし、師匠におごってもらったので実際はわかりませんが安かったそうです。お腹いっぱいになった我々は、腹ごなしにそのまま夜のチャイナタウンを少し散歩しました。(つづく)
2016年10月02日
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2016年10月01日
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