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January 5, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日1月4日(米国東部時間)はカレッジ・フットボールの全米一を決めるオレンジ・ボウルがマイアミのプロプレイヤー・スタジアムで行われ、ランキング1位のUSC(南加大)と2位のオクラホマ大が激突した。

アメリカのカレッジ・フットボールは、プロ顔負けの盛り上がりを見せる。今日のオレンジ・ボウルは、最も視聴者が家にいる時間帯であるプライムタイムの8時から放送されるほどだ。
今年のオレンジ・ボウルは“世紀の対戦”と言われるほど両チームのタレントは揃っていて、メディアも連日のように報道している。


黄色い声援を送るUSCのチア・ガール。質はNFLに見劣りする。


盛り上がるオクラホマのチアガール。USCよりはましだった気も・・

日本では大学スポーツでこのようなは盛り上がりは絶対にないだろう。例えば、大学野球の日本一では観客席はまばら、OBか在校生ぐらいしか応援していない。メディアも大した報道はせず、その大会の名前さえ知られていない。(明治神宮大会?)
特にアメリカン・フットボールは日本ではマイナースポーツだから、そのような大会があることさえ知られていない。(甲子園ボウルか何かだろうか?)

日本では、大学のスポーツより高校のスポーツのほうが人気があるからだろうか。高校野球の甲子園然り、高校サッカーの正月大会と高校生の方に何かと注目が集まる。アメリカでのカレッジ・スポーツの盛り上がりは、日本の高校生のスポーツ大会のようなものと考えれば分かりやすいだろうか。いや、それ以上だ。

甲子園や、正月大会は日本シリーズ、天皇杯などのプロ・スポーツ以上の注目を浴びないが、カレッジ・フットボール、特に今日のオレンジ・ボウルは同日のNBAの試合ネッツ対ウィザーズ、ニックス対キングスより視聴率は明らかにいいだろう。日本でアマチュア・スポーツがプロ・スポーツを視聴率で抜くことはありえないが(五輪は除く。あれはプロに近い)、ここアメリカでは多々ありえることだ。今日のオレンジ・ボウルでは試合前のコイントスに参加したのは“シャック”ことシャキール・オニールだった。シャックがマイアミ・ヒートに所属しているということもあるが、アマのスポーツにプロの選手が顔を見せることはよほど注目されている証拠だ。日本ではありえないことだ。甲子園で清原(巨人)が始球式をすることはまずないだろう。

コイントスにも参加したシャック


ヤンキースからはシェフィールドが


ヒップ・ホップ界からはP・ダディーが


終いにはミッキーまでも観戦。恐るべしカレッジ・フットの人気

ハーフタイム・ショーだってもちろんある。乳ポロリしたジャネット・ジャクソンほどではないが、第1回アメリカンアイドルのチャンピオンのケリークラークソン、ジェシカ・シンプソンの妹のアシュリー・シンプソンなど有名アーティストが登場。演出などは、スーパーボウルも顔負けのほどだった。


アメリカン・アイドルから世に羽ばたいたクラークソン


姉のジェシカは今年のNFL開幕のショーで唄うなど,今年はフットボールと縁のあるシンプソン家

アメリカの盛り上がりとは対照的に、日本でアメリカのカレッジ・フットボールの扱いはひどい。覚えている限りでは、15年前ぐらいは確か正月の三が日の深夜からシュガー・ボウル、ロース・ボウル、オレンジ・ボウルが放送されていたのを覚えている。それもテレビ東京で。そして、最近では視聴率の低下から放送もされていないそうだ。ありえない。


QBでは2003年のハイズマン賞(全米最優秀選手賞)を獲得したホワイト(オクラホマ)と今年のハイズマン・ウィナーのライナートの対決。


今年のハイズマン賞のライナート(USC)


昨年のハイズマン賞のホワイト(オクラホマ)

RBではまだ1年生にもかかわらず今年のハイズマン賞にノミネートされ惜しくも2位で逃したが、“バリー・サンダース(今年殿堂入りしたNFLのスーパースター。オクラホマ大卒)2世”の呼び声高いピーターソン(オクラホマ)、USCからはカレッジ・フットボールで“最も危険なRB”と称され、ハイズマン候補にもなったブッシュ。


スーパー・ルーキーのピーターソン。こいつは必ずNFLで大成する。

これほどハイズマン賞にノミネートされた選手が出場するオレンジ・ボウルは過去に例がない。

ディフェンスでも両チームは強力で、オクラホマは最近の39クオーター(約10試合)でタッチダウンを許していなくて、USCは最近の37クオーター(約9試合)で39ヤード以上のパスを通させていない。いやが応にも盛り上がる。

試合のほうはニューヨーク・ポスト紙の予想では24対20でオクラホマ大の勝利になっていたが、そうはいかなかった。
前半は、オクラホマのQBホワイトが2インターセプトされるなど絶不調。シーズン12試合で1843ヤードを走ったRBピーターソンも、完全にシャットアウトされるなど悪循環に陥った。

USCはQBのライナートがオクラホマのホワイトとは対照的で、3つのターンオーバーを全てタッチダウンに結び付けるなど4タッチダウンパスを奪うなど絶好調。前半を終わって38対10でUSCの18点リード。

後半に入ってもUSCは手を緩めなかった。攻撃陣は17点を加え、守備陣はオクラホマ大の反撃を9点に抑えた。結局55対19でUSCが勝利を収め2年連続で全米一の証であるクリスタル・ボウルを手にした。


勝者に贈られるクリスタルのトロフィー。見よ、この輝きを

MVPにはオレンジ・ボウル記録となる5タッチダウン・パスを決めたUSCのQBライナートが選ばれた。


勝者に恒例のスポーツドリンク・シャワー

今年のオレンジ・ボウルは、USCのオフェンスの活躍に目を奪われがちだったが、ディフェンスの頑張りも見逃せなかった。相手QBにプレッシャーを与え続けたディフェンシブ・ライン、ピーターソンのランをシャットアウトしたラインバッカー、4インターセプトを奪ったセカンダリー。
USCは、オフェンス、ディフェンスどれをとっても王者に相応しい戦いだった。“世紀の対決”と言われるほどの拮抗した試合ではなかったが、USCの圧倒的な強さ、試合を彩るチアガール、プレイの切れ間に必ず演奏するブラスなどを見て十分楽しめる試合だった。 


事あるごとに演奏していたブラス。





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Last updated  January 5, 2005 05:16:14 PM
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