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春の朝 ひっそり咲きし木蓮の 紫やさし涙こぼるる二年にて 住みし家には売り旗の 風にゆられて影さびしけり作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.30
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胸いっぱい 若草色を吸い込んで 若葉後押し老爺に気炎チョキチョキと 日向ぼっこの縁側で 爪きる爺の皴笑いけりよもぎ摘み 春縁側で草餅を 爺ひと口で孫はらはらと 作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.27
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新緑の 奥の本殿 新しきナスの苗 元気のなきが 売れ残り作:風香 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.23
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漫画家のつげ義春が逝った。2026年3月3日、誤嚥性肺炎のため、享年八十八。とうとうこの日が来てしまった。 つげ義春といえば、『沼』『紅い花』『ねじ式』など、雑誌「ガロ」時代の純文学的な香りを放つ短編群が広く知られている。だが私自身は、貸本漫画の末期に描かれた『おばけ煙突』『古本と少女』、あるいは白土三平を模した忍者ものや時代劇に、より強く惹かれてきた。 つげは怠け者だったのか、それとも欲がなかったのか。五十歳を迎える前に筆を置き、その後は過去作の再刊による印税で暮らしていたようである。ただ、もしかすると「ラーメン屋の屋根の上で見た夢を、締め切りに追われてヤケクソで描いた」と、つげ自身が語った『ねじ式』が、思いがけず“芸術漫画”として祭り上げられたことが、純真でシャイな彼には重荷となり、過大な期待に耐えきれず筆を折ったのではないだろうか……。そんな想像さえしてしまう。 すでに四十年近く漫画から遠ざかっていた以上、今さら「偉大な漫画家を失い残念だ」と取り繕ってみても、どこか空々しいだろう。 それでも、私が愛読してきた手塚治虫、白土三平、横山光輝、藤子不二雄、水木しげる、楳図かずお、さいとう・たかを、ジョージ秋山、辰巳ヨシヒロ————その誰もがすでに鬼籍に入り、つげ義春だけが最後の砦として残っていた。 だからこそ、彼の死は「昭和漫画の終焉」を告げる鐘のように響き、どうしようもなく寂しいのである……。作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.20
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迷い来て 何処彷徨う70路 春ゆらゆらと 雲路にまかせ友もまた 悩んできたか春巡り 毀れ桜の 追憶の道春巡り 花びらの中鬱消えて あったかいなあ うきうきするなあ作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.17
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シッダールタ 苦悩かかえて旅に出る 自分を探し愛を探してシッダールタとゴーヴインダ 胸刺さる地響きのよな二人の叫び作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.14
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青嵐受け 闘えり東京タワー新緑の 映りし頬の 幼さよ作:風香 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.10
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丘に立ち 展望図の遠き山々 隠るるほどに 我も年ふる大雨の あしたの園に染井吉野 紺碧仰ぎて 花をとどめる作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.06
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スマホもない時代の電車、単行本を読むのが楽しみの車内だった。<野獣死すべし>の息つく暇のなくスリル・スピード感に満ちた文庫本を手放せなくて仕事をほっぽりだし、山手線を二周して読み切ったことがある。 現実社会ではありえないストーリーなのに、なぜか、読後感は暗いトンネルを抜け出たようにすっきりし、パワーと熱情が溢れてくるのだ。 さぼった仕事などすぐに挽回できたのだ。大藪春彦の小説群は落ち込んだ時のバイブルであった。読書というより、鬱退治の起爆剤だった。 立ち込める硝煙、一匹の野望に満ちた雄豹の容赦ない怒り、と残忍な笑い。血に飢えた野獣、不屈の野望、邪魔な奴は殺し、男の内臓が露出し、鮮血がほとばしる、銃と車と金と女と復讐、息詰まるアクション、悪どい社会の膿に歯向かう壮絶なバイオレンス・アクション 弱者が現実逃避し、現実社会ではありえないストーリーの小説の世界に入り込み、伊達邦彦になったつもりで没頭してしまうのだ。 稀有なハードボイルド作家の大藪春彦の作品のタイトルに惹かれて次々と単行本を読み漁った。女房に言われた、「大藪春彦に痺れっぱなしだ」「そりゃあ、大変だわ、病院に行かなくちゃ」 一匹の野望に満ちた雄豹の壮烈なロマン、優雅にして鋼のように強靭で鞭のように撓(しな)る肉体とストイックな精神を持ち、孤独な影を引きずっている。弱者が憧れる男の象徴だ。銃と車と女と暴力の若きアウトローの冷酷かつ孤高な男の生き様に惹かれてしまったのだ。 全部読んだわけではないが、ハードボイルドに染まり、拳銃と車と金と女と孤独な影を引きずる若きローンウルフが主人公の大藪春彦の作品郡の題目をみてみよう。タイトルだけ見ても見事なハードボイルドそのものだ。 <野獣死すべし>、 伊達邦彦、松田優作主演で映画 <汚れた英雄 >レーサーの栄光と狂気を書いた、北野昌夫 草刈正雄主演で映画公開。 <蘇る金狼 >自らの野望の為には、殺害も辞さない非情で残忍な男。朝倉哲也、松田優作主演で映画 『復讐の弾道』『血の罠』黒豹の鎮魂歌「血の来訪者、」孤狼の掟、復讐の掟 男の掟、非情の掟、骨肉の掟、処刑の掟、輪殺の掟俺に墓はいらない、暴力列島、東名高速に死す、曠野に死す 狼は暁を駆ける、獣たちの墓標、狼は罠に向かう、狼は復讐を誓う、獣たちの黙示録、輪殺の掟、処刑軍団、処刑戦士、非情の女豹、女豹の掟、蘇える女豹、戦場の狩人、謀略の滑走路、地獄からの生還、血と背徳の序曲、 死の円舞曲、灼けた野望の舞踊曲 猛き情熱の狂想曲、無法街の死、みな殺しの歌 凶銃ワルサーP38、ウィンチェスターM70、獣を見る目で俺を見るな、血の挑戦、野獣都市、非情の標的、死はわが友、戦いの肖像、孤狼は挫けず、血まみれの野獣、絶望の挑戦者、唇に微笑 心に拳銃、俺の血は俺が拭く 凶獣の罠、餓狼の弾痕、狼の追跡、復讐のシナリオ、諜報局破壊班員、野獣死すべし、無法街の死、みな殺しの歌、ベトナム秘密指令、若き獅子の最期、探偵事務所23、凶銃ルーガー08、戻り道はない、偽ドルを追え、野獣都市、蘇える金狼、最後の銃声、恥知らずの街、静かなる殺し屋、けものの真夜中、禿鷹のバラード、獣を見る目で俺を見るな、裏切りの夜、野獣の爪痕、血の罠、特務工作員01、孤狼の掟、野獣の行くべき道はない、心に獣の狂気を持て、絶望の挑戦者、血の来訪者、機銃の裁き戦いの肖像、汚れた英雄、汚れたパトカー、血まみれの野獣、男の掟、孤狼は挫けず、唇に微笑 心に拳銃、不屈の野獣、奴に手錠を…、復讐の掟、俺の血は俺が拭く、長く熱い復讐、黒豹の鎮魂歌、非情の掟、骨肉の掟、破壊指令No.1、処刑の掟、獣たちの墓標、狼は罠に向かう、狼は復讐を誓う、傭兵たちの挽歌、死はわが友、復讐の弾道、輪殺の掟 いったい大藪春彦という作者はこの小説群の中で何人殺したのだろうか。自己顕示欲に駆られた単純無軌道の暴力小説でしかない、などと云う批判も浴びているが、単純で退屈な日常を過ごし、平凡な未来しか描けない、 社会の仕組みの閉塞状況に埋もれている若者が風穴を穿(うが)つべく、暴力的手段を行使してでも這い上がろうとする主人公に惹きつけられのは至極句理解できるし、非情な男を援護したくなるのだ。 主人公の彼らは、みな強烈なストイシズムで、屈強な体力と旺盛な食欲・性欲に溢れているが、その行動原理には反権力、反国家、反組織、反体制の思想が脈々と流れてもいるのだ。ちなみに、大藪春彦は太宰治の作品を高く評価していたそうだが、なんとなくわかるような気もしないではない。 老体にも、青春の怒りと情熱よ再び蘇れ! バアーン! I miss you、伊達邦彦 ワイルドターキーを嗜みながら今宵も大藪作品を再読している。作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。 にほんブログ村
2026.04.02
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