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19年はここでの2着を足掛かりとしたロジャーバローズが12番人気で日本ダービーを制覇し、それ以前にもキズナ、トーセンホマレボシ、サトノラーゼンなど本番で活躍する馬がしばしば輩出されている。優先出走権はないものの、日本ダービーへ向け重要な役割を持つ。1.間隔はゆったりめの方が良い 中3週以内の馬は近10年(中京開催の2回も含む)で[4-3-2-50]と勝ち馬も連対馬も出してはいるが、率としては複勝率で15.3%とあまり良くはない。対して中4~8週の馬は[4-4-6-44]で複勝率24.1%、中9週以上の馬は[2-3-2-15]で複勝率31.8%。2.前走4角位置に注目 差しが決まりやすく、先行馬は苦戦しがち。前走の4角が1番手だった馬は[0-0-1-12]で、2番手だった馬も[0-1-2-29]と明らかに苦戦傾向だ。3.未勝利勝ち直後は通用しにくい 前走が未勝利だった馬は[0-0-0-27]と近10年で馬券に全く絡めていない。基本的には消しと考えて良いだろう。最も勝ち馬が多いのは1勝クラスを勝った馬で10年で6勝している。ただ、率でいうと前走GIIIの馬が最も良く、狙いとしてはこれが一番だろう。 プレリュードシチーは中22週と休み明けになるが、間隔をとった方が良いレースでゆったりとしたローテーションは理想的。前走の京都2歳Sは、その後の各馬の成績を見るとレベルが高く、2着のこの馬は相当強い。脚質的にも向いていて、ここは勝ち負けに持ち込める。
2024.04.30
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約5カ月ぶりのハンデはあるもののデビュー以来、堅実な走りを見せているプレリュードシチー。折り合いには不安はなく距離延長は問題なし。過去のレース内容から、ここでも好勝負は必至だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■5/4(土) 京都新聞杯(3歳・GII・京都芝2200m) プレリュードシチーはレースセンスがあり勝負根性にも優れている。前走は京都2歳Sで2着だが、勝ち馬のシンエンペラーはその後、ホープフルSと弥生賞で2着。皐月賞でも5着と上位入線。その他、京成杯を勝ったダノンデサイル、弥生賞勝ちのコスモキュランダ、アーリントンCを勝ったディスペランツァなどがいたレースで高レベルだった。血統的にも父ハービンジャーで母の父がメイショウサムソンと長丁場はもってこい。重賞初制覇を期待したい。鞍上は幸英明騎手。 インザモーメントは一気の距離延長となった前走のアザレア賞で中団から抜け出し、後続に2馬身半差と決定的な差をつけて勝利。昨年のホープフルSでの敗戦後に立て直して着実にパワーアップ。前走のレースぶりから京都の2200mはプラスになるはずで、このメンバーでも好勝負が可能。鞍上は鮫島克駿騎手。 その他、前走は大外枠で終始外々を回らされるロスが応えたが、2戦2勝の京都コースで巻き返しが期待されるアドマイヤテラ、今回と同じ条件を勝っているヴェローチェエラ、GI朝日杯FSで小差の4着と健闘したジューンテイク、初戦のレースぶりから距離延長が吉と出そうなウエストナウなどが賞金加算を狙う。発走は15時35分。実績上位のヨーホーレイクが久々に勝利をもぎ取る/新潟大賞典の見どころ 前走は強敵相手に2年2カ月ぶりで挑み3着と見せ場十分のレースをしたヨーホーレイク。あのエフフォーリア、タイトルホルダー世代で皐月賞と日本ダービーでも小差の戦いをした実力馬。GIIIなら大威張りだ。予定している主な有力馬は次の通り。■5/5(日) 新潟大賞典(4歳以上・GIII・新潟芝2000m) 屈腱炎で2年2カ月の休養を余儀なくされながら、復帰戦となった金鯱賞で3着と好走したヨーホーレイク。上位に離されてのゴールとはいえ長期休養明けを考えれば上々の内容だろう。GIレースはホープフルS、皐月賞、日本ダービーに出走して、いずれも大きく負けておらずポテンシャルの高さは間違いない。久々の勝利を期待したい。鞍上は荻野極騎手 環境の変化も影響したレーベンスティールの前走香港ヴァーズは参考外。セントライト記念の覇者で皐月賞馬ソールオリエンスを負かしているが、その勝ちっぷりは見事で外から力強く抜け出し、上がりも最速。こちらもまたGIIIなら能力上位の存在で、巻き返しは必至。鞍上は津村明秀騎手。 その他、ここにきて2連勝と地力強化が目覚ましいリフレーミング、昇級戦になるがこちらもまた力をつけているキングズパレス、昨年のこのレースを勝った新潟巧者カラテ。太目残りを叩かれて良化しているヤマニンサルバム、オープン初戦の前走で2着だったデビットバローズなどが、激戦ムードのハンデ戦に名を連ねる。発走は15時20分。ベストの距離に戻るジャンタルマンタルがG1・2勝目を狙う/NHKマイルCの見どころ 朝日杯FSの勝ち馬ジャンタルマンタルは皐月賞が小差の3着だが、スピードが勝ったタイプということを考えれば距離が長かった2000mで大健闘。早々とマイル路線への転向とここへの勝負気配は大きなものを感じる。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■5/5(日) NHKマイルカップ(3歳・牡牝・GI・東京芝1600m) ジャンタルマンタルはレースセンスとスピードが武器。前走の皐月賞では真っ向勝負で挑んで僅差の3着。メイショウタバルの大逃げでハイペースとなった展開のなか、それに続く位置取りで苦しくなりながら粘った心肺機能は大したもの。デビューから無傷3連勝でGIを勝った素質馬。マイルに戻りGI・2勝目となるか。鞍上は川田将雅騎手。 アスコリピチェーノもまた無傷の3連勝でGIの阪神JFを制した2歳女王。前走で初めて黒星を喫したが、勝負どころから4角での捌きに苦労して踏み遅れた分の差。それでも2着確保が高性能の証し。スムーズに立ち回れれば、こちらがGI・2勝目を挙げる可能性も十分。鞍上は未定。 ゴンバデカーブースはホープフルSを感冒で取り消したが、サウジアラビアRCの勝ちっぷりから、能力は相当高い。喉頭蓋エントラップメントの手術明けでぶっつけのレースになるが、無傷3連勝での戴冠となるか。鞍上はJ.モレイラ騎手。 その他、鋭い決め手でニュージーランドTを制したエコロブルーム、そのエコロブルームをシンザン記念で負かしたノーブルロジャー、前走ファルコンSで強烈な末脚を発揮し改めて能力の高さを示したダノンマッキンリー、ひと叩きされて上昇中の素質馬ボンドガールなどが3歳マイル王を狙う。発走は15時40分。
2024.04.29
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28日、京都競馬場で行われた第169回天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)は、道中は好位につけ、最後の直線で先頭に立って後続を突き放した菱田裕二騎手騎乗の1番人気テーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)が、後方から猛然と追い上げた5番人気ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分14秒2(良)。 さらに1/2馬身差の3着に6番人気ディープボンド(牡7、栗東・大久保龍志厩舎)が入った。なお、2番人気ドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関知人厩舎)は15着に、3番人気サリエラ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)は12着に終わった。 勝ったテーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ、その父マンハッタンカフェという血統。ダイヤモンドS、阪神大賞典に続く長距離重賞3連勝でGI初制覇を果たした。鞍上の菱田裕二騎手、本馬を管理する岡田稲男調教師にとってもこれが初のJRA・GI勝利となった。【天皇賞】1905年に横浜の日本レースクラブが、明治天皇より「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜され創設した「エンペラーズカップ」が前身である。翌年以降は7つの競馬倶楽部で「帝室御賞典競走」が実施されたが、37年の日本競馬会誕生を機に春が阪神、秋が東京に変更。戦争による中断を挟み47年春、「平和賞」で復活し、同年秋から現在の「天皇賞」に改称され、春は京都、秋は東京で開催される。1 テーオーロイヤル 3:14.22 ブローザホーン 23 ディープボンド 1/24 スマートファントム 1/25 ワープスピード 1.1/4単勝14 280円 複勝14 140円 5 250円 6 490円枠連 3-7 1030円 馬連 5-14 1070円馬単 14-5 1450円 3連複 5-6-14 7750円三連単 14-5-6 23960円 ワイド 5-14 400円6-14 1290円 5-6 2470円きょうのこのレース、馬連と3連複にて購入。結果、馬連は的中も3連複ははずれ。
2024.04.28
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27日、東京競馬場で行われた第31回青葉賞(3歳・GII・芝2400m)は、好位追走から直線で外に出して差し切った武豊騎手騎乗の2番人気シュガークン(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、ゴール前で追い上げてきた7番人気ショウナンラプンタ(牡3、栗東・高野友和厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒2(良)。 さらに3/4馬身差の3着に4番人気デュアルウィルダー(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が入った。なお、1番人気ヘデントール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)は8着に、3番人気ウインマクシマム(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)は5着に終わった。 勝ったシュガークンは、父ドゥラメンテ、母シュガーハート、その父サクラバクシンオーという血統。GI・7勝の顕彰馬キタサンブラックの半弟が、兄の主戦だった武豊騎手とのコンビで3連勝を飾り重賞初制覇を果たした。また、本馬及び2着のショウナンラプンタは日本ダービーの優先出走権を獲得した。1 シュガークン 2:24.22 ショウナンラプンタ アタマ3 デュアルウィルダー 3/44 サトノシュトラーセ クビ5 ウインマクシマム アタマ 単勝7 450円 複勝7 190円 15 320円 16 320円枠連 4-8 720円 馬連 7-15 2960円馬単 7-15 4740円 三連複 7-15-16 6630円三連単 7-15-16 38360円 ワイド 7-15 1130円7-16 900円 15-16 1530円ラムジェットが快勝、3連勝で重賞初制覇/ユニコーンS27日、京都競馬場で行われた第29回ユニコーンステークス(3歳・GIII・ダ1900m)は、中団から先団までポジションを上げていって、直線で一気に抜け出した三浦皇成騎手騎乗の3番人気ラムジェット(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)が、2着の5番人気サトノエピック(牡3、美浦・国枝栄厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒6(良)。 さらに1.3/4馬身差の3着に1番人気ミッキーファイト(牡3、美浦・田中博康厩舎)が入った。なお、2番人気ムルソー(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)は5着に終わった。 勝ったラムジェットは、父マジェスティックウォリアー、母ネフェルティティ、その父ゴールドアリュールという血統。寒椿賞、ヒヤシンスSに続く3連勝で重賞初制覇を果たした。また、本馬は東京ダービーの優先出走権を獲得した。1 ラムジェット 1:58.62 サトノエピック 2.1/23 ミッキーファイト 1.3/44 サンライズソレイユ 1.3/45 ムルソー 2単勝5 730円 複勝5 200円 9 250円 4 130円枠連 3-5 2320円 馬連 5-9 3530円馬単 5-9 6800円 3連複 4-5-9 3350円三連単 5-9-4 25330円 ワイド 5-9 1170円4-5 500円 4-9 510円青葉賞・ユニコーンSともに馬連と3連複にて購入。結果、青葉賞は馬連は的中も3連複ははずれ。ユニコーンSは馬連・3連複ともにはずれ。天皇賞(春)のいい加減予想7枠14番テーオーロイヤルから6枠12番ドゥレッツア、1枠1番サリエラ4枠7番タスティエーラ、3枠5番ブローザホーン、2枠4番ワープスピード8枠16番チャックネイト
2024.04.27
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京都は3コーナーに高低差約4mの坂があり、これをどう乗り越えるかが好走のカギを握る。2度通過することになる3200mならなおさらだ。トリッキーなコースであるから、馬の適性はさることながら、乗り役のリードに依る面も大きいはず。つまり、騎手の京都実績を重視して予想するのも一つの手だろう。1.前走4角位置に注目 京都開催だった直近の10回で、前走の4角で1番手だった馬は[1-2-0-10]とあまり活躍しておらず、勝ち切ったのはキタサンブラックのみ。また、4角7番手以下だった馬も[0-3-2-55]で複勝率8.3%しかない。好位から中団までに控える競馬をしてきた馬を狙うのが良さそう。ベストは2番手だ。2.種牡馬系統別の傾向 京都開催だった直近の10回で、勝ち切った10頭はすべて父系がいわゆるサンデーサイレンス系の馬で、2着も9頭がサンデーサイレンス系だった。対して、キングカメハメハが代表的ないわゆるミスタープロスペクター系の馬は、26頭出走するも、馬券圏内に入ったのは1頭もいない。この中には20年3番人気の菊花賞馬キセキ(父ルーラーシップ)や20年2番人気のユーキャンスマイルも含まれている。また、昨年は1番人気のドゥラメンテ産駒タイトルホルダーが4角で競走中止だった。3.騎手の成績 2002~2023年のうち京都で行われた20回に関して騎手別の成績を見てみると、5回以上騎乗した現役騎手で複勝率上位は、上からC.ルメール騎手、武豊騎手、松岡正海騎手、北村友一騎手、横山典弘騎手。今回騎乗予定なのは武豊騎手、横山典弘騎手の2名だ。 サリエラは前走のダイヤモンドSで勝ち馬テーオーロイヤルとタイム差なしの2着。ディープインパクト産駒でサンデーサイレンス系、鞍上には武豊騎手、前走の位置取りも好位からと、好走条件が揃っている。ここは71年ぶりの牝馬優勝も十分。青葉賞のいい加減予想4枠7番シュガークンから5枠9番ヘデントール、5枠10番ウインマクシマム8枠15番ショウナンラプンタ、8枠17番トロヴァトーレ7枠13番マーシャルポイント、8枠16番デュアルウィルダユニコーンSのいい加減予想2枠4番ミッキーファイトから6枠12番ムルソー、3枠5番ラムジェット7枠13番カゼノランナー、5枠9番サトノエピック8枠15番アラレタバシル、4枠8番ラオラシオン
2024.04.26
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今年から南関東の三冠路線が変わってJpnの格付けになったので、それに伴いユニコーンSの時期も施行条件も大幅に変わることになった。これまでのデータは全くの参考外なので、京都ダート1900mのデータや、似たような条件の鳳雛Sを参考に考察していきたい。※京都ダ1900mのデータは2014年1月5日-2024年4月21日を対象としています。1.逃げ馬を中心とした先行馬が圧倒的に優勢 4角3番手以内で勝ち馬の7割近くを占めているように、4角では前にいたいところ。特に4角先頭の馬は勝率30.2%、複勝率も53.1%にのぼり、よほど展開がきつくならない限りは先行馬や早目に動いていける馬主体で組み立てたい。2.ある程度の馬格は欲しい 馬体重の軽い馬が絶対にダメというわけではないが、480kg以上の複勝率25.1%に対して、479kg以下の馬は複勝率18.3%。極端ではないものの、480kg以上の馬格がある馬を中心に買った方が良さそうだ。3.勢いのある馬を狙いたい 似たような時期に似たような条件で行われる鳳雛Sを参考にすると、前走でオープンを戦ってきた馬よりも、1勝クラスを勝ち上がってきた馬に妙味がありそう。強い相手と戦ってきた馬よりは、勢いのある馬の方を狙いたい。 ムルソーは新馬戦で芝の2000mに使われ10着に敗れたが、続くダートの未勝利戦で大差の圧勝。更に前走の1勝クラスでも後続に8馬身差をつけて連勝した。先行力が魅力で、ダートでは底知れぬ強さを見せている。ここも連勝まで十分。
2024.04.25
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24日、大井競馬場で行われた第69回羽田盃(3歳・JpnI・ダ1800m・1着賞金5000万円)は、好位から直線で脚を伸ばした川田将雅騎手騎乗の1番人気アマンテビアンコ(牡3、美浦・宮田敬介厩舎)が、逃げた4番人気アンモシエラ(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒9(不良)。 さらに8馬身差の3着に8番人気フロインフォッサル(牡3、船橋・山下貴之厩舎)が入った。なお、2番人気ブルーサン(牡3、栗東・川村禎彦厩舎)は8着に、3番人気ハビレ(牡3、美浦・武井亮厩舎)は4着に終わった。 勝ったアマンテビアンコは、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン、その父クロフネという血統。母は08年関東オークスなど重賞3勝を挙げた。また、いとこに21年桜花賞などGI・3勝を挙げたソダシ、23年スプリンターズSを勝ったママコチャがいる。前走の雲取賞ではスタート直後に躓いたこともあり前を捕まえ切れなかったが、ここは好位から運んで見事押し切り、重賞初制覇となった。1 アマンテビアンコ 1:53.92 アンモシエラ 13 フロインフォッサル 84 バビレ 1/25 ムットクルフェ 3単勝4 210円 複勝4 120円 1 200円 5 670円馬連 1-4 850円 馬単 4-1 1230円 三連複 1-4-5 17270円三連単 4-1-5 45190円 ワイド 1-4 290円 4-5 1560円1-5 5600円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は的中も三連複ははずれ。
2024.04.24
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2着までに日本ダービーの優先出走権が与えられるトライアル。重賞に昇格した1994年以降で1頭も本番での勝ち馬は出ておらず、同舞台で行われる前哨戦としては本番とのつながりが薄い印象はあるが、2着馬は6頭出ており決して通用しないというわけではない。1.後半の脚を使えるか 過去10回で4角3番手以内から3着以内に好走したのは3頭だけ。また、過去10回の勝ち馬10頭のうち9頭は前走上がり2位以内の末脚を使っており、上位の末脚を使える馬が活躍傾向にある。2.一気の距離延長は苦戦 過去10回で、前走1800m以下の距離を走っていた馬は[1-1-2-39]で複勝率9.3%。相応のスタミナが要求される2400mであるから、一気の距離延長は中々通用しない。3.未勝利勝ち直後は通用しにくい 一昨年は未勝利を勝ち上がったばかりのプラダリアが勝利したが、前走未勝利の馬が勝利したのは重賞昇格後では初のことだった。前走が1勝クラスだったり、重賞を走ってきた馬を中心に考えるのが良さそう。 ショウナンラプンタは距離延長の前走ゆきやなぎ賞で上がり3ハロン33秒4の末脚を繰り出して1着。強い相手と戦ってきたキャリアもあり、ここに入ると力上位。レースの質にもピッタリの印象で、ここは勝ち負けに持ち込めそうだ。
2024.04.23
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京都2歳Sこそ自分の形で運べず崩れたパワーホールだが、続く共同通信杯ですぐさま巻き返し。戦ってきたメンバーが強く、ここも好勝負必至。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/27(土) 青葉賞(3歳・GII・東京芝2400m) パワーホール(牡3、栗東・昆貢厩舎)は共同通信杯で3着。上位2頭の決め手に屈したものの潜在能力の高さを示した。その上位2頭は周知の通りで、皐月賞で1・3着。その他デビュー戦では後にリステッド競走を勝ったキャプテシーを撃破、札幌2歳Sでは2着と重賞制覇は目前。勝てば日本ダービーでも面白い存在となる。鞍上は田辺裕信騎手。 デュアルウィルダー(牡3、美浦・堀宣行厩舎)の初戦は経験馬相手に上がり最速を駆使して3着と健闘。勝ち馬が好位から運び、2着馬は先行して粘り通したように前に行った組が上位を占めたなかで、中団から鋭く伸びた。続く2戦目で初勝利を挙げたが、デビュー戦とは異なりハナに行って後続を5馬身突き放す圧勝劇。非常に学習能力の高い馬でポテンシャルは相当。距離延長も不安なくここも好勝負が可能だ。鞍上はJ.モレイラ騎手。 その他、兄がキタサンブラックという良血シュガークン(牡3、栗東・清水久詞厩舎)、先行力が武器で今の先行有利の馬場が魅力のシュバルツクーゲル(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)、血統的に距離延長で更にパフォーマンスを発揮しそうなコスモブッドレア(牡3、美浦・小野次郎厩舎)、今回と同じ舞台を勝っているウインマクシマム(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)などが日本ダービーへの優先出走権の獲得に向けて鎬を削る。発走は15時45分。怒涛の末脚でアラレタバシルが強敵を一蹴するか/ユニコーンSの見どころ ダート路線に変更後、堅実無比の成績を収めているアラレタバシルの末脚は強烈で、どんなレース展開でも苦にしない。連対率100%も優秀で、ここも上位争いは必至。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/27(土) ユニコーンS(3歳・GIII・京都ダート1900m) アラレタバシル(牡3、美浦・根本康広厩舎)は鞍上との呼吸がぴったりで、ダートは4戦2勝2着2回と超堅実。前半の進みはもうひとつでもエンジンがかかってからの末脚には目を見張るものがある。距離は初めてだが、後半勝負の馬だけにむしろ好材料。前走はオープンの伏竜Sで勝ち馬からアタマ差の2着で、ここでは実績も上位。京都コースも経験済みで人馬ともども重賞初制覇が期待される。鞍上は野中悠太郎騎手。 ムルソー(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)は初戦こそ芝で敗れたが、ダートに転じた2走はともに圧勝。まだまだ底知れぬ強さだ。この条件でも勝っていて、3連勝で一気にダート路線の主役に躍り出るか。鞍上は川田将雅騎手。 その他、地方の交流重賞を勝ったブルーサンを負かした実績のあるミッキーファイト(牡3、美浦・田中博康厩舎)、逃げ差し自在のサトノエピック(牡3、美浦・国枝栄厩舎)、距離延長が鍵も決め手鋭いラムジェット(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)、伏竜Sで自ら動いて4着と粘ったラオラシオン(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)、先行力が武器で直線平坦の京都に替わって更にパフォーマンスを上げそうなスナークラファエロ(牡3、栗東・野中賢二厩舎)なども好走の圏内。発走は15時35分。G1・2勝目に向けてドゥレッツアが万全/天皇賞(春)の見どころ 休み明けの前走もしっかりと2着を確保したドゥレッツァ。勝ち馬には離されてのものだが、道中はスムーズさを欠いたことを考えれば酌量の余地がある。菊花賞馬で京都へのコース替わり、距離延長は臨むところだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/28(日) 天皇賞(春)(4歳以上・GI・京都芝3200m) 前走の金鯱賞は動きたいところで動けなかったドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関知人厩舎)だが、立て直してからの伸び脚はさすがGI馬といったところ。勝ち馬のプログノーシスは中京コース巧者で、あのイクイノックスとも張り合った強者だった。その馬に真っ向勝負しての2着なら上等だろう。前走をひと叩きして型通り良化し、目標のこの大舞台へ。3歳春のクラシックに出られなかった分、余力と成長力が十分でGI2勝目を奪取する。鞍上は戸崎圭太騎手。 2年前のこのレースで3着と好走しているテーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)だが、その後、めきめきと成長を遂げて前走の阪神大賞典で2着に5馬身差をつける圧勝。前々走は辛勝とはいえ、トップハンデを背負ってのもので充実一途だ。この中間の追い切りでもパートナーが入念に感触を掴む念の入れよう。初めての京都コースになるが、直線平坦のコースはむしろ好都合で大金星を挙げることも可能だ。鞍上は菱田裕二騎手。 その他、前走の敗因が不明確だが巻き返しが期待されるダービー馬タスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)、昨年の菊花賞5着で良馬場なら一変が可能なサヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)、そのサヴォーナを2走前の日経新春杯で負かしているブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)、前走AJCCで重賞初制覇したチャックネイト(セ6、美浦・堀宣行厩舎)も侮れない。発走は15時40分。
2024.04.22
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21日、東京競馬場で行われた第59回フローラステークス(3歳・牝・GII・芝2000m)は、道中は中団の前を追走、直線で追い比べから抜け出した横山武史騎手騎乗の2番人気アドマイヤベル(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)が、好位から脚を伸ばした6番人気ラヴァンダ(牝3、栗東・中村直也厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒0(良)。 さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気カニキュル(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)が入った。なお、1番人気バロネッサ(牝3、美浦・田中博康厩舎)は7着に、3番人気クリスマスパレード(牝3、美浦・加藤士津八厩舎)は4着に終わった。 勝ったアドマイヤベルは、父スワーヴリチャード、母ベルアリュールII、その父Numerousという血統。重賞初制覇を果たし、2着のラヴァンダとともにオークスの優先出走権を獲得した。1 アドマイヤベル 1:59.02 ラヴァンダ 13 カニキュル 1.1/44 クリスマスパレード ハナ5 トロピカルティー クビ単勝8 400円 複勝8 150円 3 280円 13 260円枠連 3-5 1270円 馬連 3-8 2450円馬単 8-3 3910円 三連複 3-8-13 6500円三連単 8-3-13 29750円 ワイド 3-8 850円8-13 670円 3-13 1580円ソウルラッシュが突き抜け2度目のV/マイラーズC 21日、京都競馬場で行われた第55回マイラーズカップ(4歳上・GII・芝1600m)は、中団追走から直線で突き抜けた団野大成騎手騎乗の1番人気ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が、同じく中団から脚を伸ばした2番人気セリフォス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒5(稍重)。 さらに1/2馬身差の3着に6番人気ニホンピロキーフ(牡4、栗東・大橋勇樹厩舎)が入った。なお、3番人気トランキリテ(牡5、栗東・松永幹夫厩舎)は7着に終わった。 勝ったソウルラッシュは、父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、その父マンハッタンカフェという血統。松山弘平騎手の落馬負傷のため急遽乗り替わりとなった団野大成騎手とのコンビで、2022年に続く2度目のマイラーズC制覇を果たした。また、本馬はこの勝利で安田記念の優先出走権を獲得した。1 ソウルラッシュ 1:32.52 セリフォス 1.3/43 二ホンピロキーフ 1/24 エアロロノア 1.1/25 ソーヴァリアント 1.1/2単勝14 240円 複勝14 120円 3 140円 9 310円枠連 2-7 380円 馬連 3-14 400円 馬単 14-3 710円 三連複 3-9-14 2070円三連単 14-3-9 6280円 ワイド 3-14 190円9-14 690円 3-9 760円フローラS・マイラーズCともに馬連と三連複にて購入。結果、フローラSは上位人気の4頭ボックスにして2着馬を切ってしまい馬連・三連複ともにばれ。マイラーズCは馬連・三連複ともに的中。
2024.04.21
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20日、福島競馬場で行われた第21回福島牝馬ステークス(4歳上・牝・GIII・芝1800m)は、道中は好位につけ、直線で一旦詰まる形になるも外に出して差し切った岩田望来騎手騎乗の1番人気コスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)が、好位から先に抜け出した8番人気フィールシンパシー(牝5、美浦・小島茂之厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒9(良)。 さらに1馬身差の3着に5番人気ウインピクシス(牝5、美浦・上原博之厩舎)が入った。なお、2番人気グランベルナデット(牝4、美浦・大竹正博厩舎)は11着に終わった。また、3番人気シンリョクカ(牝4、美浦・竹内正洋厩舎)は落馬のため競走を中止した。 勝ったコスタボニータは、父イスラボニータ、母レディイン、その父Kendorという血統。重賞初勝利を飾り、ヴィクトリアマイルの優先出走権を獲得した。1 コスタボニータ 1:46.92 フィールドシンパシー クビ3 ウインピクシス 14 ピンクジン 1.1/45 エリカヴィータ クビ単勝1 440円 複勝1 170円 14 370円 8 270円枠連 1-7 1620円 馬連 1-14 3240円 馬単 1-14 5210円三連複 1-8-14 8880円 三連単 1-14-8 51640円ワイド 1-14 1110円 1-8 680円 8-14 2270円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は1着3着ではずれ。三連複もはずれ。フローラSのいい加減予想5枠8番アドマイヤベルから1枠1番バロネッサ、8枠14番クリスマスパレード4枠6番トロピカルティー、8枠13番カニキュル、3枠4番エルフストラック3枠3番ラヴァンダマイラーズCのいい加減予想7枠14番ソウルラッシュから2枠3番セリフォス、5枠10番コンペティトール4枠8番トランキリテ、7枠13番セッション、5枠9番二ホンピロキーフ1枠1番トゥードジボン
2024.04.20
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京都で行われていた12~20年と新装・第一弾だった10回を振り返ると、直線平坦の開幕週ということからスピードが要求され、上がりは32秒台、レースタイムは1分31秒台になることも珍しくない。リニューアル直後の昨年もシュネルマイスターの勝ちタイムが1分31秒5で上がり3Fは32.9秒。傾向は大きく変わっていないだろう。1.逃げ切りは難しい 京都開催だった過去10回で、逃げて勝ったのは12年のシルポートのみ。京都は3角から下りのコースで、逃げ馬は脚の使いどころが難しい面があり、平坦だからと言って重賞メンバーでの逃げ切りは容易ではない。2.前走もマイルは苦戦傾向 京都開催だった10回で、前走が1400mだった馬は連対率38.5%、前走が1800~2000mだった馬は連対率28.0%なのに対し、前走がマイルだった馬は連対率7.3%。距離変更となる馬の方が活躍傾向。3.スピード優勢な若い馬が活躍 京都開催だった10回で、4歳馬は[3-5-2-34]で複勝率22.7%、5歳馬は[5-1-6-24]で複勝率33.3%なのに対し、6歳馬は[1-1-1-27]で複勝率10.0%、7歳以上は[1-3-1-31]で複勝率13.9%。軸に関しては、スピードのある若い馬をチョイスするのが良さそう。 ニホンピロキーフは4歳馬で、前走は2000mの関門橋Sを勝っている。脚質的にも好位で運べ、キタサンブラック産駒なら京都の開幕週でも対応できそうだ。マイルも2勝クラスを勝っていて守備範囲。ここは相手が一気に強くなるが、一発を期待したい。福島牝馬Sのいい加減予想1枠1番コスタボニータから6枠11番タガノパッション8枠16番グランベルナデット、8枠15番シンリョクカ5枠10番キミノナハマリア、4枠8番ウインピクシス7枠13番ライトクォンタム
2024.04.19
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18日、浦和競馬場で行われた第62回しらさぎ賞(4歳上・重賞・ダ1400m・1着賞金1200万円)は、好位から脚を伸ばした和田譲治騎手騎乗の2番人気ツーシャドー(牝5、浦和・小澤宏次厩舎)が、好位の後ろから直線で内を突いて伸びた9番人気サダムスキャット(牝7、船橋・稲益貴弘厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒2(良)。 さらにアタマ差の3着に1番人気ジゼル(牝5、船橋・山中尊徳厩舎)が入った。なお、3番人気ボヌールバローズ(牝4、大井・福永敏厩舎)は4着に終わった。 勝ったツーシャドーは、父ダノンレジェンド、母ブラックショコラ、その父サウスヴィグラスという血統。通算10勝目が初重賞制覇となった。1 ツーシャドー 1:27.22 サダムスキャット 23 ジゼル アタマ4 ボヌールバローズ 1/25 ジュネス 2単勝5 490円 複勝5 140円 2 710円 8 110円枠連 2-5 114620円 馬連 2-5 11150円枠単 5-2 19900円 馬単 5-2 23540円三連複 2-5-8 5060円 三連単 5-2-8 59520円ワイド 2-5 2100円 5-8 200円 2-8 1430円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。
2024.04.18
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今年もそうだが、メンバーの多くが1勝馬ということも珍しくないが、それでもユーバーレーベン、ウインマリリン、モズカッチャン、チェッキーノ、デニムアンドルビー、サンテミリオンなど、オークスでも活躍する馬がしばしば現れている。本番を展望する上で見逃せない一戦だ。1.距離延長組が活躍 過去10回で距離延長の馬は[7-8-8-93]で複勝率19.8%。対して、同距離の馬は[2-2-2-39]で複勝率13.3%。距離的に短縮で臨んでくる馬は少ないが、開幕週のスピード勝負ということもあり、今回が延長となる馬の方が優勢だ。2.未勝利上がりは通用しにくい 過去10回で、前走が重賞だった馬が複勝率25.5%、前走が1勝クラスだった馬が複勝率16.9%で、前走が未勝利だった馬は複勝率11.8%。3歳の春にもなると、未勝利勝ち直後の馬が、既に上のクラスを走っている馬相手にいきなり互角以上に渡り合えるケースは多くない。3.妙味は先行馬 昨年は7番人気のゴールデンハインドが逃げ切り。一昨年も前残りの競馬となり、4角2番手で回ったシンシアウィッシュが9番人気で3着。また、21年は4角2番手だったスライリーが14番人気で2着に激走した。昨年、2番人気で5着だったドゥムーランのように、特に近年に関しては追い込みが不発となり、先行した伏兵が台頭することが多くなっている。 エルフストラックは前走のフラワーCで逃げて5着。まだ1勝馬だが、ここに入ると力上位と言えるだろう。距離も未勝利勝ちが2000m。勝ち切れないが、相手なりに走れるところもあり、ここは勝ち負けを期待したい。しらさぎ賞のいい加減予想6枠8番ジゼルから5枠5番ツーシャドー、8枠12番ボヌールバローズ7枠10番カラフルキューブ、8枠11番サーフズアップ、3枠3番ジュネス6枠7番リコシェ
2024.04.17
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ヴィクトリアマイルへのステップレースという役割があり、1着馬には優先出走権が与えられる。ローカルの牝馬限定戦らしく荒れやすいレースで、過去10回で3着以内に入った延べ30頭中、実に7頭は10番人気以下だった。1.4歳馬に妙味なし 過去10回で、4歳馬は[2-4-2-44]で複勝率15.4%、複勝回収率51%と妙味が薄い。対して、5歳馬は[5-6-4-44]で複勝率25.4%、複勝回収率175%、6歳馬は[2-0-4-22]で複勝率21.4%の複勝回収率147%。2.距離延長組は苦戦 過去10回で、前走からの距離延長となる馬は[0-0-5-36]で複勝率12.2%と苦戦傾向。同距離の中山牝馬S組が中心となる一戦だが、それ以外のローテーションから食い込んでくるとすれば、距離延長組より短縮組の方が好走の見込みが高い。なお、距離短縮組は[3-2-2-18]で複勝率28.0%、複勝回収率311%。3.差しが決まる 昨年はステラリアが15頭立ての4角6番手から、一昨年はアナザーリリックが16頭立ての4角9番手から、20年もフェアリーポルカが16頭立ての4角9番手から、19年はデンコウアンジュが10頭立ての4角6番手から、18年はキンショーユキヒメが12頭立ての4角9番手から、17年はウキヨノカゼが16頭立ての4角11番手から差し切って勝利した。近年は最後の直線で形勢が変わるケースがほとんど。 エリカヴィータは前走の愛知杯が10着に敗れているが、3歳時にはフローラSを勝ち、前々走のディセンバーSでは復調気配を見せていた。ここに入ればチャンスは十分で、相性の良い5歳馬で差し馬、距離短縮と好走材料が揃った。狙いたい。
2024.04.16
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常に上位争いしているコスタボニータは立ち回りや展開ひとつで重賞を獲れるところまで来ている。福島コースは初めてだが、器用さがあって、坂の緩いコースは歓迎。ここも好勝負は可能だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/20(土) 福島牝馬S(4歳上・牝・GIII・福島芝1800m) コスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)の前走・中山牝馬Sは、この馬のいつものポジションに比べると少し後ろ。逃げ、先行、好位の馬たちが掲示板の上位に多かったことを考えると位置取りの差が出た。本来はもう少し前で競馬ができる器用さがあり、小回りで坂の緩い福島は初めてだが、むしろうってつけの舞台と言える。牝馬同士のローカル重賞なら期待十分だ。鞍上は岩田望来騎手 グランベルナデット(牝4、美浦・大竹正博厩舎)は腸炎から復帰後、なかなかいい結果が出なかったが、ようやく本来の行きっぷりを取り戻して3勝クラスを勝利。元々、忘れな草賞を勝っている実力馬。こちらも初めての福島コースとなるが、前に行ける脚があって不安はない。連勝の可能性も十分だ。鞍上は横山武史騎手。 その他、福島コースを得意としているウインピクシス(牝5、美浦・上原博之厩舎)。小柄で長距離輸送が鍵も3歳時に牝馬限定の重賞で上位争いを演じていたラリュエル(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)、シンザン記念の勝ち馬ライトクオンタム(牝4、栗東・武幸四郎厩舎)、ハイペースになった際はタガノパッション(牝6、栗東・武幸四郎厩舎)の末脚も脅威だ。発走は15時25分。成長著しいバロネッサの連勝に期待/フローラSの見どころ 3戦目で一転して先行策。一戦毎の学習能力を示しているバロネッサ。以前あった粗削りな面が解消されて前走は正攻法の競馬で勝利。難なく折り合いもついたように距離延長は問題ない。ここも好レースだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/21(日) フローラS(3歳・牝・GII・東京芝2000m) バロネッサ(牝3、美浦・田中博康厩舎)は3戦目でようやく初勝利を挙げたが、ゲート難が改善されて実に綺麗な競馬。牝馬らしからぬ雄大な馬格の持ち主で、前走のレースぶりから2000メートルは守備範囲。突出した馬も不在で、兄はホープフルSを勝ったドゥラエレーデという良血。ここでも見劣らない。鞍上は津村明秀騎手。 クリスマスパレード(牝3、美浦・加藤士津八厩舎)は中山コースしか経験がないが、2000mからデビューして、前走は2200mを勝利。明らかにオークスを意識した使い方だ。初めての東京コースとなるが、開幕週で先行有利の馬場は好都合。軽快な動きを見せており態勢も万全だ。鞍上は石川裕紀人騎手。 その他、京成杯2着、皐月賞4着と好走したアーバンシックに百日草特別で3着があるアドマイヤベル(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)、前走で重賞レースを小差と健闘したマルコタージュ(牝3、美浦・小島茂之厩舎)、この時期の3歳馬としては豊富なキャリアを持つコスモディナー(牝3、美浦・伊藤伸一厩舎)、前走で後のスプリングS2・3着馬に接戦したトロピカルティー(牝3、美浦・林徹厩舎)が虎視眈々とオークスの優先出走権を狙う。発走は15時45分。コレぺティトールの勢いを支持/マイラーズCの見どころ 前走でようやく重賞ウィナーの仲間入り。GIIになって更に相手強化だが、鞍上が手の内に入れて好態勢。確かに相手は強くなるが、コレペティトールの充実ぶりは本物で3連勝も十分だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/21(日) マイラーズC(4歳上・GII・京都芝1600m) コレペティトール(牡4、栗東・中竹和也厩舎)は共同通信杯こそ7着と冴えなかったが、その他は掲示板を確保しているように相手なりに走るタイプ。GIウィナーも出走して楽ではないが、ここに来ての充実ぶりは目覚ましい。前走で京都コースを勝っており再度、同舞台で連勝を狙う。鞍上は岩田康誠騎手。 セリフォス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)は約1年半、勝ち星を挙げられていないが、マイルCSを勝ち、香港マイルでも接戦のレースを演じている。休み明けになるが、溌剌とした動きを披露して仕上がりは良好。久々の勝利となるか。鞍上は川田将雅騎手。 その他、海外遠征帰りも先週の追い切りの動きが軽快だった実績上位のソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)、2走前が躓いて不完全燃焼だったソーヴァリアント(牡6、美浦・大竹正博厩舎)、京都コースが鍵も末脚鋭いボルザコフスキー(牡5、栗東・清水久詞厩舎)、重賞で常に見せ場十分のセッション(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)、力つけたトランキリテ(牡5、栗東・松永幹夫厩舎)も圏内。発走は15時35分。
2024.04.15
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14日、中山競馬場で行われた第84回皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、好位追走から直線の追い比べを制した戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、中団から脚を伸ばした7番人気コスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒1(良、コースレコード)。ラブリーデイが15年中山金杯で記録したレコードタイムを0.7秒更新した。 さらに1/2馬身差の3着に3番人気ジャンタルマンタル(牡3、栗東・高野友和厩舎)が入った。なお、1番人気レガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は6着に終わった。 勝ったジャスティンミラノは、父キズナ、母マーゴットディド、その父Exceed And Excelという血統。新馬戦、共同通信杯に続く3連勝で、史上21頭目となる無敗の皐月賞制覇を果たした。また、本馬には6日のレース中の落馬事故により10日に亡くなった藤岡康太騎手が追い切りをつけており、今回も1・2週前に康太騎手が追い切りを行っていた。【皐月賞】「最も速い馬が勝つ」とも称されるクラシック3冠の第1戦。英2000ギニーを基に1939年「横浜農林省賞典4歳呼馬競走」として創設された。当初は横浜競馬場(根岸競馬場)の1850mだったが、東京での開催を経て、49年に中山へと舞台が変わり「皐月賞」に改称。50年には2000mに変更され現在に至る。1 ジャスティンミラノ 1:57.12 コスモキュランダ クビ3 ジャンタルマンタル 1/24 アーバンシック 1.1/25 シンエンペラー クビ単勝13 480円 複勝13 220円 12 390円 8 220円枠連 6-7 1890円 馬連 12-13 3550円 馬単 13-12 5570円三連複 8-12-13 5940円 三連単 13-12-8 29240円ワイド 12-13 1460円 8-13 610円 8-12 1620円ミッキーヌチバナが重賞初V、太宰啓介騎手は約8年ぶりの重賞勝利/アンタレスS 14日、阪神競馬場で行われた第29回アンタレスステークス(4歳上・GIII・ダ1800m)は、中団追走から直線で各馬を差し切った太宰啓介騎手騎乗の5番人気ミッキーヌチバナ(牡6、栗東・高橋亮厩舎)が、2番手追走から一旦は抜け出した3番人気スレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒2(良)。 さらに1.1/2馬身差の3着に1番人気ハギノアレグリアス(牡7、栗東・四位洋文厩舎)が入った。なお、2番人気ヴィクティファルス(セ6、栗東・池添学厩舎)は14着に終わった。 勝ったミッキーヌチバナは、父ダノンレジェンド、母ヌチバナ、その父キングカメハメハという血統。東海S7着から巻き返して重賞初制覇を果たした。本馬の父ダノンレジェンドにとってもこれが産駒のJRA重賞初勝利。また、鞍上の太宰啓介騎手は2016年5月の平安S以来、約8年ぶりの重賞勝利となった。1 ミッキーヌチバナ 1:51.22 スレイマン クビ3 ハギノアレグリアス 1.1/24 トウセツ 55 サヴァ クビ単勝10 890円 複勝10 230円 16 200円 1 130円枠連 5-8 1690円 馬連 10-16 2420円 馬単 10-16 5530円三連複 1-10-16 2390円 三連単 10-16-1 21610円ワイド 10-16 760円 1-10 480円 1-16 410円皐月賞・アンタレスSともに馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。
2024.04.14
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13日、阪神競馬場で行われた第33回アーリントンカップ(3歳・GIII・芝1600m)は、中団追走から直線で一気に各馬を差し切ったJ.モレイラ騎手騎乗の1番人気ディスペランツァ(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、好位追走から脚を伸ばした15番人気アレンジャー(牡3、栗東・昆貢厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。 さらにハナ差の3着に4番人気チャンネルトンネル(牡3、栗東・福永祐一厩舎)が入った。なお、2番人気ジュンヴァンケット(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は8着に、3番人気シヴァース(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は9着に終わった。 勝ったディスペランツァは、父ルーラーシップ、母ルパン2、その父Medaglia d'Oroという血統。前走の1勝クラスからの連勝で重賞初制覇を果たした。本馬及び2着のアレンジャー、3着のチャンネルトンネルはNHKマイルCの優先出走権を獲得。また、鞍上のJ.モレイラ騎手は4月6日の阪神牝馬S、7日の桜花賞に続く開催3日連続の重賞制覇となった。1 ディスペランツァ 1:34.12 アレンジャー 1/23 チャンネルトンネル ハナ4 ワールズエンド 1/25 ポッドテオ 1.1/4単勝3 320円 複勝3 160円 2 1960円 7 220円枠連 1-2 2460円 馬連 2-3 24930円馬単 3-2 37350円 三連複 2-3-7 35950円三連単 3-2-7 211800円 ワイド 2-3 6980円3-7 450円 2-7 9400円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は1着3着で惜敗。三連複もはずれ。皐月賞のいい加減予想5枠10番レガレイラから7枠13番ジャスティンミラノ7枠14番シンエンペラー、4枠8番ジャンタルマンタル1枠2番メイショウタバル、5枠9番アーバンシック6枠12番コスモキュランダアンタレスSのいい加減予想1枠1番ハギノアレグリアスから2枠3番ヴィクティファルス4枠8番テーオードレフォン、8枠16番スレイマン5枠10番ミッキーヌチバナ、1枠2番ダノンマデイラ3枠6番ホウオウルーレット
2024.04.13
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かつては弥生賞をはじめとしたトライアルレースに有力馬が集まっていたが、近年はローテーションの多様化によって、直接対決の機会がないまま本番を迎えることも多くなった。勝負付けが済んでおらず人気は割れがちだ。今年もホープフルSを制して直接ここへ臨む牝馬のレガレイラなど、多様なローテーションで臨んでくる馬が集結した。1.より短い距離の実績が必要 過去10回の勝ち馬のうち、昨年のソールオリエンス以外の9頭は、それ以前に芝1800mのオープン以上のレースで連対した実績があった。昨年は馬場状態が悪く、外伸びが顕著だったので例外とも考えられる。近年の皐月賞は良馬場ならば勝ちタイムが1分58秒前後のスピードレースになることも珍しくなく、2000m以上にしか実績のない馬は流れに乗り損ねてしまいがち。2.前走2着以内が中心 過去10回の勝ち馬はすべて前走2着以上だった。2着馬も、10頭中9頭は前走2着以上だった。前走3着以下だった馬は[0-1-2-60]で複勝率4.8%しかない。3.差し一辺倒だと厳しい 中央場所の中では直線の短い中山なだけあって、末脚が強烈な馬でもここでは差し損ねてしまいがち。昨年はソールオリエンスが4角17番手からごぼう抜きという結果だったが、今年はそこまで馬場が悪くなっていない。一昨年は1番人気のドウデュースが4角14番手から追い込むも3着まで。他にも、18年1番人気のワグネリアン、17年2番人気のスワーヴリチャード、15年1番人気のサトノクラウンらは「差して届かず」というパターンで敗れている。 メイショウタバルは毎日杯で、休み明けだったとはいえシンザン記念を圧勝したノーブルロジャーを6馬身ちぎった。グングン力を付けている。ここはさらにメンバーが強くなるが、今の勢いなら通用しても良い。4連勝での戴冠を期待したい。アーリントンCのいい加減予想2枠3番ディスペランツァから7枠13番ジュンヴァンケット3枠5番シヴァース、4枠7番チャンネルトンネル、8枠15番オフトレイル1枠1番ポッドテオ、5枠9番ワールズエンド
2024.04.12
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ダート路線では上半期の大一番である帝王賞に向けての出発点と位置づけられるレース。以前は京都の開幕週に行われていたが、12年にマイラーズCと入れ替わる形で阪神に移ってきた。直線に坂がある阪神に替わったことで、より底力が要求されるようになっている。1.長い距離をこなすスタミナが問われる 過去10回で、前走から距離短縮となる馬は[7-5-2-37]で複勝率27.5%、前走も1800mだった馬は[3-4-8-73]で複勝率17.0%なのに対し、前走から距離延長となる馬は[0-1-0-19]で複勝率5.0%。底力が問われる条件であるから、距離延長ローテは苦戦傾向。2.前走の4角位置に注目 過去10回の勝ち馬はいずれも、前走の4コーナーを4番手以内で回っていた。22年の勝ち馬オメガパフューム、20年のウェスタールンドなど追い込みで勝つ馬もしばしば出ているレースではあるが、前走で終始後方に控えていた馬が台頭する余地は大きくない。3.前走好走馬が強い 過去10回で、前走1着だった馬は[6-3-2-21]で複勝率34.4%、前走2着馬は[1-5-3-10]で複勝率47.4%と好成績。また、前走3着馬は複勝率36.4%、前走4着馬は複勝率25.0%と悪くない。対して、前走5着以下は[1-0-3-84]で複勝率4.5%。 ハギノアレグリアスは休み明けの前走ダイオライト記念で3着。敗れはしたが、前に付けてレースを運ぶ新しい一面が見られた。ここは相手関係が楽になり、距離短縮のローテーションも理想的。人気になりそうだが、応えて押し切れそうだ。
2024.04.11
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10日、大井競馬場で行われた第35回東京スプリント(4歳上・JpnIII・ダ1200m・1着賞金3000万円)は、好位から直線で脚を伸ばした西啓太騎手騎乗の5番人気ジャスティン(牡8、大井・坂井英光厩舎)が、中団から直線で内を捌いて伸びた3番人気クロジシジョー(牡5、栗東・岡田稲男厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒3(重)。 さらに2馬身差の3着に1番人気テイエムトッキュウ(牡6、栗東・木原一良厩舎)が入った。 勝ったジャスティンは、父オルフェーヴル、母シナスタジア、その父Gone Westという血統。20年にも同レースを勝っていて、重賞はこれで4勝目。西啓太騎手と坂井英光調教師はともにダートグレード初制覇。前日のブリリアントCに続き、同じ騎手と調教師の組み合わせで連夜の重賞勝利となった。1 ジャスティン 1:12.32 クロジシジヨー 23 テイエムトッキュウ 24 ヘリオス 1.1/45 ギャルダル 1.1/4単勝9 1440円 複勝9 290円 8 170円 10 130円枠連 5-6 570円 馬連 8-9 3290円 枠単 6-5 950円馬単 9-8 10570円 三連複 8-9-10 2920円三連単 9-8-10 41990円 ワイド 8-9 830円 9-10 610円8-10 360円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。最終レースも馬連と三連複にて購入。結果、こちらは馬連・三連複ともに的中。
2024.04.10
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9日、大井競馬場で行われた第7回ブリリアントC(4歳上・重賞・ダ1800m・1着賞金1500万円)は、中団から早めに好位へ取り付き、直線で脚を伸ばした西啓太騎手騎乗の2番人気サヨノネイチヤ(牡5、大井・坂井英光厩舎)が、好位から4角手前で先頭に立った1番人気ヒーローコール(牡4、浦和・小久保智厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒5(不良)。 さらに1馬身差の3着に5番人気ナンセイホワイト(牡4、大井・米田英世厩舎)が入った。なお、3番人気ランリョウオー(牡6、浦和・小久保智厩舎)は10着に終わった。 勝ったサヨノネイチヤは、父ダノンレジェンド、母オムスビ、その父オレハマッテルゼという血統。これで6連勝、重賞は前走の勝島王冠に続き2勝目となった。1 サヨノネイチャ 1:55.52 ヒーローコール 1.1/43 ナンセイホワイト 14 マンダリンヒーロー 3.1/25 コパノジャッキー 2単勝10 270円 複勝10 120円 6 140円 12 260円枠連 5-7 430円 馬連 6-10 440円 枠単 7-5 800円馬単 10-6 870円 三連複 6-10-12 1260円三連単 10-6-12 5540円 ワイド 6-10 240円 10-12 520円6-12 550円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連・三連複ともに的中。
2024.04.09
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きさらぎ賞は掲示板上位4頭が同タイムという接戦。その中で3着だったシヴァースは差し決着の流れで唯一、前で競馬をして粘り込んだ。小柄ながら勝負根性に秀でている。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/13(土) アーリトンカップ(3歳・GIII・阪神芝1600m) シヴァース(牡3、栗東・友道康夫厩舎)はキャリア一戦で臨んだきさらぎ賞でハナ差3着だが、展開を考えれば非常に優秀な内容。負けはしたが、悲観する内容ではない。父母併せてGI・8勝という良血馬。勝って堂々とオープン入りを果たす。鞍上は川田将雅騎手騎手 オフトレイル(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)の前走は京都の内回りで、前で運んでいた馬たちが上位を占めるなかで、後方から鋭く追い込んでの勝利。あの勝ちっぷりなら阪神外回りは歓迎材料だろう。決め手は鋭く好勝負は必至。鞍上は武豊騎手。 その他、ホープフルSでも見せ場を作り、初めてのマイル戦だった前走が圧巻の勝利だったディスペランツァ(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)、距離短縮で末脚に更に磨きがかかりそうなチャンネルトンネル(牡3、栗東・福永祐一厩舎)、初戦の勝ちっぷりが驚愕で浅いキャリアでもポテンシャルは見劣らないジュンヴァンケット(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、堅実駆けのタガノデュード(牡3、栗東・宮徹厩舎)、ポッドテオ(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)も相手なりのタイプで怖い存在だ。発走は15時30分。ダート適正高いヴィクティファルスが中心/アンタレスSの見どころ 前走が3着とはいえ初めてのダート重賞ということ考えれば上々の出来だったヴィクティファルス。休み明けだが中間の動きから仕上がりは良好。ここも好勝負が可能だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/14(日) アンタレスステークス(4歳上・GIII・阪神ダート1800m) ヴィクティファルス(セ6、栗東・池添学厩舎)はクラシック三冠全てに出走した強者。共同通信杯で2着だが、勝ち馬はエフフォーリアで3着馬はシャフリヤールだった。6歳になるが、大事に使われており、まだまだ馬体は若い。去勢の効果もここにきて馴染んだ印象があり、ダート路線変更後に復活。2走前に初ダートで負かしたタイセイドレフォンはレパードS2着で平安Sでも4着。ダートのキャリアは浅くともここ2戦の内容から割り引く必要はない。勝ち負け必至だ ハギノアレグリアス(牡7、栗東・四位洋文厩舎)の成績は安定感抜群。近走も大崩れなく走っており、帝王賞、チャンピオンズCこそ馬券圏内を外したが、それでも小差。GIIIなら好勝負必至。鞍上は岩田望来騎手。 その他、競馬が巧みなテーオードレフォン(牡5、栗東・梅田智之厩舎)、前走が内で窮屈になって不完全燃焼だったミッキーヌチバナ(牡6、栗東・高橋亮厩舎)、ここに来て充実してきたスレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎)、ダート路線転向後の成績が目覚ましいダノンマデイラ(牡6、栗東・茶木太樹厩舎)などが虎視眈々。発走は15時30分。紅一点レガレイラが強豪牡馬たちを撃破するか/皐月賞の見どころ キャリア3戦、全てのレースにおいて上がり最速をマークと切れ味一級品のレガレイラ。C.ルメール騎手の落馬負傷による戦線離脱で鞍上が未確定なのは気になるが、将来性豊かで牡馬相手に2つ目のGIを奪取だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/14(日) 皐月賞(3歳・牡牝・GI・中山芝2000m) レガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)の前走はゲート内で落ち着きがなく出遅れ。腹を括って後方に位置していたが、勝負どころから馬群を縫うように進み4角では大外へ。そこからグングンと加速して差し切る強い勝利だった。皐月賞と同じ条件を勝っているのは強みで、牡馬顔負けの勝負根性も兼ね備えている。搭載エンジンも高性能で76年ぶりの牝馬による皐月賞制覇に挑む。鞍上は未定。 ジャンタルマンタル(牡3、栗東・高野友和厩舎)は3連勝で朝日杯FSを勝利。ゲートの出が上手でレースセンス抜群。器用にいい位置が取れて、そこから繰り出す末脚には目を見張るものがある。前走は惜しくも2着で4連勝とはならなかったが、前有利が極端な馬場で、前に行った馬を捕え損ねたもので悲観するものではない。ここも上位争いは必至だ。鞍上は川田将雅騎手。 ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は新馬、共同通信杯と無傷の2連勝。前に行けて自分で競馬が作れる脚質から初めての中山も問題なく、ジャンタルマンタルを破っていることからも素材上位と言えよう。無傷3連勝での戴冠を目指す。鞍上は戸崎圭太騎手。 その他、まだ粗削りながら豪快な末脚が身上のアーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)、自在なレースぶりで弥生賞を勝ったコスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)、ホープフルSでレガレイラに小差のシンエンペラー(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)なども上位を窺う。発走は15時40分。
2024.04.08
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7日、阪神競馬場で行われた第84回桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、中団追走から直線で突き抜けたJ.モレイラ騎手騎乗の2番人気ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が、同じく中団から脚を伸ばした1番人気アスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(良)。 さらにクビ差の3着に7番人気ライトバック(牝3、栗東・茶木太樹厩舎)が入った。なお、3番人気クイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)は8着に終わった。 勝ったステレンボッシュは、父エピファネイア、母ブルークランズ、その父ルーラーシップという血統。昨年の阪神JFではアスコリピチェーノにクビ差及ばずの2着だったが、ここでその雪辱を果たしクラシックタイトルを手にした。【桜花賞】イギリスの1000ギニーに範をとり、最もスピードのある優秀な牝馬を選定、および繁殖牝馬を発掘するためのレースとして、1939年に創設された重賞競走。5大クラシックの第一弾として行われている。1 ステレンボッシュ 1:32.22 アスコリピチェーノ 3/43 ライトバック クビ4 スウィープフィート 1/25 エトヴプレ クビ単勝12 430円 複勝12 150円 9 140円 11 340円枠連 5-6 560円 馬連 9-12 620円 馬単 12-9 1240円三連複 9-11-12 3260円 三連単 12-9-11 11470円ワイド 9-12 280円 11-12 970円 9-11 940円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は的中も三連複ははずれ。
2024.04.07
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6日、中山競馬場で行われた第42回ニュージーランドトロフィー(3歳・牡牝・GII・芝1600m)は、好位追走から直線での追い比べを制した横山武史騎手騎乗の3番人気エコロブルーム(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)が、最内を突いて脚を伸ばした1番人気ボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(稍重)。 さらにアタマ差の3着に9番人気ユキノロイヤル(牡3、美浦・小野次郎厩舎)が入った。なお、2番人気キャプテンシー(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)は16着に終わった。 勝ったエコロブルームは、父ダイワメジャー、母シュガーショック、その父Candy Rideという血統。未勝利を勝って挑んだシンザン記念で2着に入り、続くここでも力を見せて重賞初制覇を果たした。また、本馬及び2着のボンドガール、3着のユキノロイヤルはNHKマイルCの優先出走権を獲得した。1 エコロブルーム 1:34.42 ボンドガール 3/43 ユキノロイヤル アタマ4 カズミクラーシュ 1/25 ドリーミングアップ 1/2単勝7 470円 複勝7 180円 3 170円 4 760円枠連 2-4 900円 馬連 3-7 870円 馬単 7-3 2110円三連複 3-4-7 11050円 三連単 7-3-4 48790円ワイド 3-7 390円 4-7 2480円 3-4 2620円マスクトディーヴァが断然人気に応え重賞2勝目/阪神牝馬S 6日、阪神競馬場で行われた第67回阪神牝馬ステークス(4歳上・牝・GII・芝1600m)は、好位追走から直線で抜け出したJ.モレイラ騎手騎乗の1番人気マスクトディーヴァ(牝4、栗東・辻野泰之厩舎)が、外から追い上げてきた4番人気ウンブライル(牝4、美浦・木村哲也厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒0(良)。 さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気モリアーナ(牝4、美浦・武藤善則厩舎)が入った。なお、2番人気ドゥアイズ(牝4、栗東・庄野靖志厩舎)は5着に終わった。 勝ったマスクトディーヴァは、父ルーラーシップ、母マスクオフ、その父ディープインパクトという血統。前走の東京新聞杯では出遅れもあって6着に敗れたが、ここで見事巻き返し重賞2勝目を挙げた。また、本馬はこの勝利でヴィクトリアマイルの優先出走権を獲得した。1 マスクトディーヴァ 1:33.02 ウンブライル 1/23 モリアーナ 1.1/44 シングザットソング ハナ5 ドゥアイズ 3/4単勝1 170円 複勝1 110円 9 210円 6 190円枠連 1-7 880円 馬連 1-9 870円 馬単 1-9 1050円三連複 1-6-9 2220円 三連単 1-9-6 5890円ワイド 1-9 370円 1-6 350円 6-9 940円ニュージーランドT・阪神牝馬Sともに馬連と三連複にて購入。結果、どちらも馬連は的中も三連複ははずれ。桜花賞のいい加減予想5枠9番アスコリピチェーノから6枠12番ステレンボッシュ、1枠2番クイーンズウォーク4枠8番コラソンビート、8枠18番チェルヴィニア、4枠7番スウィープフィート6枠11番ライトバック
2024.04.06
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有力どころは阪神JFやチューリップ賞で既に対戦していることも多く、桜花賞での人気は主にそれらの結果をもとに形成されていく。しかし、コース改修以降の17回で1番人気4勝に対し2番人気は6勝と、1番人気の信頼度はそこまで高くない。また、阪神JF勝ち馬は4勝、チューリップ賞勝ち馬は2勝のみであり、前哨戦で敗れていた馬が逆転勝利を飾ったり、別路線を歩んできた馬が一気の戴冠を果たすケースの方が多い。昨年のリバティアイランドのような絶対的存在がいない今年は、こちらのケースに属する可能性が高い。1.フレッシュな馬 過去10回で、それまでのキャリアが5戦以内だった馬は[9-10-9-106]で複勝率20.9%と好走馬の大半を占めるのに対し、6戦以上だった馬は[1-0-1-41]で複勝率4.7%。既に豊富なキャリアを重ねている馬は狙いにくい一戦。2.前走重賞好走組が中心 過去10回で連対した20頭中、17頭は前走重賞で3着以内の実績を残しており、前走オープン・リステッド組で3着以内に好走したのは20年1着のデアリングタクトだけ。上で述べたように、王道路線を勝利してきた馬が勝つケースはあまり多くないものの、重賞初挑戦での激走や、凡走から変わり身を見せてくる、というケースもまた多くない。3.前走控えていた馬 過去10回で、前走の4角を先頭で回っていた馬は[1-1-0-14]で複勝率12.5%と苦戦傾向。また、4角2番手だった馬も[1-0-0-20]で複勝率4.8%にとどまる。3番手だった馬は[1-1-1-14]で複勝率17.6%あるため、一概に先行不利とは言えないが、直線の長い阪神マイルなだけあって、前走でも控えて末脚を使う競馬をしてきた馬の方が活躍傾向にはある。 アスコリピチェーノはデビューから無傷の3連勝で阪神JFを制覇。言うまでもなく能力が高く、休み明けのここでも最上位と言える。初戦は後方から33.3秒の上がりで差し切っていて切れもあり、ある程度のポジションをとる競馬もできる。ここも勝ち負けに持ち込める。ニュージーランドTのいい加減予想2枠3番ボンドガールから6枠11番キャプテンシー、4枠7番エコロブルーム3枠5番ルージュスエルテ、1枠1番カズミクラーシュ8枠15番スパークリシャール、7枠14番オーサムストローク阪神牝馬Sのいい加減予想1枠1番マスクトディーヴァから6枠7番ドゥアイズ、6枠6番モリアーナ7枠9番ウンブライル、8枠11番ライラック、8枠10番モズゴールドバレル5枠5番シングザットソング
2024.04.05
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ヴィクトリアマイルの前哨戦で、16年から1600mに変更された。阪神芝1600mは牝馬クラシックに向けた重要レースがたびたび行われる条件。桜花賞に対するチューリップ賞がそうであるように、好メンバーが集まる前哨戦として定着しつつある。1.先行力が求められる 前哨戦らしいスローペースになり、前残りの競馬になることが多いレース。条件変更以降の8回で、4角3番手以内だった馬は[4-4-1-18]で複勝率33.3%なのに対し、4角5番手以下の馬は[4-4-5-60]で複勝率17.8%。少頭数の今年もこの傾向が強そうだ。2.近年は凡走からの巻き返しが多い 以前は前走1着馬が強いという傾向があったが、近年は前走敗れた馬の激走もみられる。昨年は前走オープンで2桁着順だったサウンドビバーチェが勝ち、京都牝馬Sで15着だったサブライムアンセムが2着。一昨年も前走オープンで2桁着順だったメイショウミモザが勝利し、愛知杯で11着だったアンドヴァラナウトが2着。その他にも、20年は有馬記念で15着だったスカーレットカラーが2着。19年は前走中山牝馬Sで14着だったミッキーチャームが4番人気で1着に好走した。3.穴は距離延長組 過去8回で、前走から距離短縮となる馬は[3-5-3-28]で複勝率28.2%なのに対し、距離延長となる馬は[3-2-2-23]で複勝率23.3%。好走率で見れば距離短縮組に分がある。しかし、複勝回収率に関しては、距離短縮組が92%なのに対し、距離延長組は207%と後者が断然だ。一昨年9番人気1着のメイショウミモザをはじめ、20年11番人気で3着のディメンシオン、19年12番人気で2着のアマルフィコーストなど距離延長組は変わり身もしばしば。 モズゴールドバレルは前走が休み明けの京都牝馬Sで8着。今回は距離延長になるが、むしろマイルが得意な馬。歓迎材料だろう。ここは先行馬が他におらず、この馬の単騎逃げも十分。逃げ切りを期待したい。
2024.04.04
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3日、川崎競馬場で行われた第73回川崎記念(4歳上・JpnI・ダ2100m・1着賞金1億円)は、逃げた吉原寛人騎手騎乗の7番人気ライトウォーリア(牡7、川崎・内田勝義厩舎)が、後方3番手から追い込んだ5番人気グランブリッジ(牝5、栗東・新谷功一厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分15秒5(重)。 さらにハナ差の3着に4番人気アイコンテーラー(牝6、栗東・河内洋厩舎)が入った。なお、1番人気セラフィックコール(牡4、栗東・寺島良厩舎)は好位の内で追走するも直線で伸びず5着に、2番人気グロリアムンディ(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)は9着に、3番人気ノットゥルノ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は6着に終わった。 勝ったライトウォーリアは、父マジェスティックウォリアー、母スペクトロライト、その父ディープインパクトという血統。マイペースの逃げから4角でアイコンテーラーに並びかけられ一度は前に出られたが、直線でもう一度盛り返し、見事JRA勢を撃破してJpnI初制覇となった。重賞はこれで4勝目。1 ライトウォーリア 2:15.52 グランブリッジ アタマ3 アイコンテーラー ハナ4 ディクテオン 15 セラフィックコール 3単勝10 3710円 複勝10 510円 8 360円 7 260円枠連 7-8 5780円 馬連 8-10 11910円枠単 8-7 12370円 馬単 10-8 35540円三連複 7-8-10 14330円 三連単 10-8-7 246620円ワイド 8-10 2230円 7-10 1420円 7-8 1030円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。12Rの馬連だけ的中。
2024.04.03
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2日、川崎競馬場で行われた第27回クラウンC(3歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1500万円)は、好位から直線で脚を伸ばした森泰斗騎手騎乗の1番人気シシュフォス(牡3、船橋・佐藤裕太厩舎)が、それをマークするように進んだ5番人気アムクラージュ(牡3、浦和・藤原智行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒4(稍重)。 さらに3馬身差の3着に3番人気アジアミッション(牡3、川崎・山崎裕也厩舎)が入った。なお、2番人気ゴールデンブザー(牡3、大井・宗形竹見厩舎)は7着に終わった。 勝ったシシュフォスは、父アポロソニック、母アポロユッキー、その父アポロキングダムという血統。人気に応えて、前走から連勝で重賞は初制覇。6月5日(水)に行われる東京ダービーへの優先出走権を獲得した。1 シシュフォス 1:44.42 アムクラージュ 1.1/23 アジアミッション 34 ツキシロ 1/25 ライゾマティクス クビ単勝2 250円 複勝2 140円 3 280円 5 170円枠連 2-3 1920円 馬連 2-3 1450円枠単 2-3 2700円 馬単 2-3 2220円三連複 2-3-5 2200円 三連単 2-3-5 9160円ワイド 2-3 650円 2-5 390円 3-5 710円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は人気1~4番人気のボックスではずれ。三連複は1~4番人気ボックスに2-3-5を足して的中。最終レースも馬連と三連複にて購入。結果、馬連は立て目で的中。三連複はガチガチ1番人気で的中。
2024.04.02
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デビュー以来、安定した成績を残しているキャプテンシーは、ここにきて2連勝と充実したレースぶり。戦法にも幅を増して勢いがある。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/6(土) ニュージーランドT(3歳・GII・中山芝1600m) キャプテンシーはデビューから3戦連続して2着と勝ち切れないレースが続いたが、2走前にスピードを生かしてハナに行く競馬で初勝利を挙げると、続くジュニアCでも、同じようにスピードを生かす競馬で連勝。勝ちタイムも速く、古馬オープンのニューイヤーSとも遜色なかった。そこで2着だったチャンネルトンネルは、その後スプリングSで上位に入線。3着のポッドテオは3歳1勝クラスを勝ってオープン入りを果たしたように、レベルも高かった。ここも連勝を伸ばして、一気にNHKマイルCに突き進む。鞍上はM.デムーロ騎手 オーサムストロークは朝日杯FSで惨敗だが、他馬と接触してリズムを崩す競馬。いつもとは勝手の違うレースとなって不完全燃焼。参考外と言えよう。3走前に初勝利を挙げた舞台がここで、しかも2着馬を突き放す圧勝劇だった。本来の先行策が取れれば勝ち負けになる。鞍上は田辺裕信騎手。 その他、惜しくも桜花賞への切符を逃すも未勝利、1勝クラスと楽勝だったルージュスエルテ。抜群のレースセンスの持ち主で、1勝クラスを勝ってオープンに昇級したケイケイを2走前に負かしているエコロブルーム、中山マイル2戦2勝とコース相性の良いユキノロイヤルなども上位を狙う。発走は15時45分。いざG1獲りへ、マスクトディーヴァが巻き返す/阪神牝馬Sの見どころ前走は人気を裏切った形になってしまったマスクトディーヴァだが、出遅れて外を回るロスがあってのコンマ4秒差なら酌量の余地がある。今回は鞍上にJ.モレイラ騎手を配して必勝態勢だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/6(土) 阪神牝馬S(4歳以上・牝・GII・阪神芝1600m) マスクトディーヴァは3歳牝馬のGI戦線は秋華賞のみ出走だが、あの牝馬三冠に輝いたリバティアイランドに迫ったように、素質の高さを見せている。その前のローズSでは、後にエリザベス女王杯を勝ったブレイディヴェーグを負かしている。前走もロスがあっての敗戦だが、初めてのマイル戦だったことを考えれば悪くはない。距離の慣れが見込める今回は巻き返しが必至だ。鞍上はJ.モレイラ騎手。 ウンブライルはブリンカーを着用後、集中力がアップして重賞で好走したが、前走は9着に敗退。ただ、骨折休養で9カ月ぶりだったことを考えれば悪くない。全兄がGI馬ステルヴィオという良血。長期ブランク明けを使った上積みは大きく、今度は怖い存在だ。鞍上は未定。 その他、牝馬三冠に出走して最高着順が桜花賞の5着。ここ2戦はマイルに戻して好走しているドゥアイズ、前走が古馬の牡馬を相手に健闘したモリアーナ、牝馬同士の重賞なら見劣らないライラック、決め手鋭いテンハッピーローズも虎視眈々。発走は15時35分。前走の惜敗を糧に成長したステレンボッシュがG1奪取だ/桜花賞の見どころ 前走が負けて強しの競馬だったステレンボッシュ。いつもよりポジションが後ろになったが、それでも鋭い脚を披露して連対とポテンシャルの高さを見せつけた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■4/7(日) 桜花賞(3歳・牝・GI・阪神芝1600m) 阪神JFで2着惜敗だったステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)だが、4戦目にして初めてフルゲートという多頭数競馬を経験。負けはしたが、上がりは最速で際立つ末脚を見せた。中間の調整は栗東に滞在して入念。古馬オープン馬に胸を借りる併せ馬では先着と抜群の動きで態勢は万全だ。アパパネ、アーモンドアイで桜花賞を2勝している国枝栄厩舎の所属馬。桜花賞3勝目も十分射程圏。鞍上はJ.モレイラ騎手。 クイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)はクイーンCの優勝馬。鋭い決め手の持ち主で、キャリア3戦全てで上がり最速だ。兄はGI馬のグレナディアガーズという良血。折り合いさえスムーズならチャンスも十分。鞍上は川田将雅騎手。 アスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)は無傷の3連勝で阪神JFを制覇。ここはそれ以来のレースになるが、栗東滞在で調整されており態勢万全。2歳女王の力を見せ付け、GI2勝目となるか。鞍上は北村宏司騎手。 その他、桜花賞TRのチューリップ賞でごぼう抜きを決めたスウィープフィート(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)、トモの不安で阪神JFを回避したが素質高いチェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)、重賞で連続好走のコラソンビート(牝3、美浦・加藤士津八厩舎)、抽選対象も前述のチェルヴィニア、コラソンビートを負かしたボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)、エルフィンSを勝ったライトバック(牝3、栗東・茶木太樹厩舎)など激戦が予想される。発走は15時40分。
2024.04.01
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