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東京のアルテミスSが創設されたのをはじめ、同週の京王杯2歳S、翌週のデイリー杯2歳Sにメンバーが分散することもあって頭数は落ち着くことが多かったが、今年は17頭がエントリーしてきた。近年ダノンファンタジー、レシステンシアらGI馬をはじめ活躍馬が多く出ており、先を占う上で見逃せないレース。1.距離短縮組の好走が多い 過去10回のファンタジーSで、距離延長組は[5-3-2-39]で複勝率20.4%、前走も1400mだった馬は[1-4-4-41]で複勝率18.0%なのに対し、距離短縮組は[4-3-4-17]で複勝率39.3%もある。2.前走1勝クラスに妙味無し 過去10回で、前走が1勝クラスだった馬は[1-3-0-14]で複勝率22.2%、複勝回収率も43%。前走オープン特別の馬も[0-2-4-23]と好走馬は出るものの勝ち馬は出ていない。前走が新馬、未勝利、重賞の馬を買いたい。3.ゆったり間隔をとってきた馬 過去10回で、前走からのレース間隔が中4~8週の馬は[6-4-2-41]で複勝率22.6%。中9週以上の馬は[3-4-5-23]で複勝率34.3%。対して、中3週以内は[1-2-3-33]で複勝率15.4%。間隔をとって、ここを目標にきている馬が有利。 ウォーターエアリーは新馬戦2着の後1500mの未勝利戦を勝利。そこから中9週のローテーションでここへ臨む。好走条件に当てはまっていて、そこまで人気もしなさそう。妙味十分で、ここで狙いたい。
2024.10.31
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30日、船橋競馬場で行われた第70回平和賞(2歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1800万円)は、好位から直線で脚を伸ばした石川倭騎手騎乗の1番人気ウィルオレオール(牡2、北海道・小国博行厩舎)が、2番手からいったんは抜け出した4番人気ガバナビリティー(牡2、船橋・佐藤裕太厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒6(重)。 さらに5馬身差の3着に5番人気プレミアムハンド(牡2、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、2番人気アッカーマン(牡2、船橋・川島正一厩舎)は4着に、3番人気キングミニスター(牡2、北海道・田中淳司厩舎)は6着に終わった。 勝ったウィルオレオールは、父レッドベルジュール、母カゼノボレロ、その父フサイチコンコルドという血統。前走のブルーサファイア特別に続き連勝。重賞初制覇となった。1 ウィルオレオール 1:44.62 ガバナビリティー クビ3 プレミアムハンド 54 アッカーマン 15 オニアシ アタマ単勝7 170円 複勝7 110円 5 210円 8 280円枠連 5-7 1670円 馬連 5-7 1390円 枠単 7-5 2450円馬単 7-5 2220円 三連複 5-7-8 4100円三連単 7-5-8 13370円 ワイド 5-7 430円 7-8 560円5-8 1510円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。
2024.10.30
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朝日杯FSへ向けての前哨戦だが、2歳戦で唯一の短距離GIIということで、スプリンターを目指していく若駒たちにとっての数少ない目標レースという意味合いもある。夏の短距離戦から参戦してくる馬、マイル路線から挑んでくる馬の力量比較が難しく、人気薄の台頭も少なくない。1.間隔のあいている馬に注目 過去10回で、前走から中9週以上だった馬は[4-5-2-20]で複勝率35.5%、複勝回収率も110%と優秀な数字を残している。また、中4~8週だった馬も[5-4-5-39]で複勝率26.4%。対して、中3週以内の臨戦は[1-1-3-45]で複勝率10.0%。2.キャリア数の少ない馬 過去10回の連対馬20頭はすべてキャリア3戦以内だった。キャリア4戦以上の馬は[0-0-2-24]とほとんど好走できていない。3.前走が重賞の馬 過去10回で前走が重賞だった馬は[5-4-2-22]で複勝率33.3%、単勝回収率153%、複勝回収率も104%と非常に優秀な成績。素直にここから勝負したい。 ヤンキーバローズはキャリア2戦で、前走の函館2歳Sから中15週。ここでの好走条件を全てクリアしている。脚質などから距離延長も東京コースに替わるのもプラス材料だろう。ここでの重賞制覇を期待したい。
2024.10.29
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好位につける機動力、追ってからの反応もしっかりしている、ここでの唯一の重賞勝ち馬エイシンワンド。ここも持ち味を生かして重賞2勝目を奪取する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■11/2(土) 京王杯2歳S(2歳・GII・東京芝1400m) エイシンワンド(牡2、栗東・大久保龍志厩舎)の初戦は、若干出負けするもその後は果敢に位置を取り、後半は折り合いもついて楽な手応えでしっかり伸びた。2戦目は最後に詰め寄られたが、道悪で内にモタれながらということを考えれば着差以上に強い内容だった。馬場状態は不問、距離延長、直線の長い東京で更にパフォーマンスが高まる。鞍上は幸英明騎手。 勝ち馬の決め手に屈したが、直線では一旦先頭に立って踏ん張った、前走のサウジアラビアRCが優秀だったマイネルチケット(牡2、栗東・宮徹厩舎)。東京マイルの稍重馬場で1分33秒台なら上出来。母エントリーチケットも早い時期から活躍したように血統背景も魅力だ。鞍上は戸崎圭太騎手。 その他、未勝利の身だが新馬、重賞でエイシンワンドの2着と好走しているクラスペディア(牡2、栗東・河嶋宏樹厩舎)、直線の長い東京コースに替わって持ち味が生きるヤンキーバローズ(牡2、栗東・上村洋行厩舎)、この舞台で勝っている強みがあるレモンバーム(牝2、美浦・嘉藤貴行厩舎)、前走が楽勝だったヒシアマン(牡2、美浦・堀宣行厩舎)、距離短縮でスピードを生かせるシンフォーエバー(牡2、栗東・森秀行厩舎)などが熾烈な戦いを繰り広げる。発走は15時35分。末脚抜群のカワキタマナレアが重賞初制覇だ/ファンタジーSの見どころ 華奢な体つきから繰り出す瞬発力には目を見張るものがあるカワキタマナレア。直線が長く、更に持ち味を生かせる条件で3連勝だ。主な有力馬は次の通り。■11/2(土) ファンタジーS(2歳・牝・GIII・京都芝1400m) 2戦ともにゲートの出がひと息で後ろからの競馬だが、直線は他馬をごぼう抜き。まだ粗削りな競馬だが、勝負根性を備えるカワキタマナレア(牝2、栗東・杉山佳明厩舎)。小回りの札幌の短距離戦で見せた末脚は圧巻で、能力も非凡。過去のレースぶりから京都外回り、距離延長と条件は好転と見て期待したい。鞍上は鮫島克駿騎手。 前々走でカワキタマナレアの末脚に屈したが、前走のりんどう賞できっちり勝利。しかもそれまでとは違った形で勝てたことは収穫だったヴーレヴー(牝2、栗東・武幸四郎厩舎)。競馬の幅が広がり、今回と同じ条件で勝っている強みもある。逆転候補の1頭だ。鞍上はA.シュタルケ騎手。 その他、重賞で健闘したカルプスペルシュ(牝2、栗東・石坂公一厩舎)、競馬の形に自在性があるスリールミニョン(牝2、栗東・高橋康之厩舎)、いいスピードの持ち主ダンツエラン(牝2、栗東・本田優厩舎)、長くいい脚を使うウォーターエアリー(牝2、栗東・高柳大輔厩舎)、キャリア1戦だが競馬センス光るラヴェンデル(牝2、栗東・吉村圭司厩舎)などが顔を揃える。発走は15時45分。鉄砲駆けするクロミナンスが主力/AR共和国杯の見どころ ここ3戦、重賞で堅実な走りを見せているクロミナンス。休み明けは走るタイプで仕上がりも順調。初重賞制覇のときがきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■11/3(日) アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・東京芝2500m) 3度の骨折や脚部不安などで7歳にしては、キャリアは浅いが、その分、馬体はまだまだフレッシュなクロミナンス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)。昨秋にオープンに昇格後は、重賞戦線で安定感のあるレースをしているように、今年に入って充実期を迎えている。今回と同舞台の目黒記念でも勝ち馬と同タイムの3着と大健闘。それ以来のレースとなるが、休み明けは滅法走るタイプで不安はない。鞍上は戸崎圭太騎手。 セレシオン(牡5、栗東・友道康夫厩舎)も過去に長期休養を余儀なくされて出世が遅れているが、今夏はレコード決着となった関越Sで3着と好走すると、直後の新潟記念では勝ち馬とハナ差2着と目を見張る競馬を披露。東京コースはプリンシパルS以来だが、ここ3戦で上がり最速をマークしているように舞台は合うはずで今の充実ぶりならチャンスは十分だ。鞍上は荻野極騎手。 その他、昨年の菊花賞と今年の天皇賞(春)で健闘しているサヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)、長期ブランク明けをひと叩きしたミクソロジー(牡5、栗東・辻野泰之厩舎)、昨年と2年前のアルゼンチン共和国杯で好走しているマイネルウィルトス(牡8、栗東・宮徹厩舎)、今夏、札幌でOP連勝と勢いがある皐月賞5着馬ショウナンバシット(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が混戦の長距離レースを争う。発走は15時35分。休み明けでもミトノオーの実力を信頼/みやこSの見どころ きついマークにあって終い失速のエルムSでも5着と健闘したミトノオー。この中間は立て直しを図って態勢は整っている。主な有力馬は次の通り。■11/3(日) みやこS(3歳上・GIII・京都ダ1800m) 前走のエルムSは徹底マークに遭ってプレッシャーがきつかったミトノオー(牡4、美浦・牧光二厩舎)。それでもきっちりと掲示板は確保して能力の高さを再認識。2走前の平安SではチャンピオンズCで3着と好走していた強者ハピを完封している。そのときと同じ京都コース、しかも1800mになれば逃げ切りが濃厚だ。鞍上は松山弘平騎手。 GIフェブラリーSでは冴えなかったが、それ以外は安定感抜群のオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)。前走も休み明けの上に59キロという過酷な斤量を背負っていたことを考えれば優秀な内容と言える。京都コースは東海Sで2着、前々走の三宮Sでは後続を7馬身突き放したように実績十分で好勝負が可能だ。鞍上は藤岡佑介騎手。 その他、上位に離されたとはいえ、ジャパンダートクラシックで上位に食い込んだサンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、京都ダートは初めてだが、むしろ機動力を生かせそうなドゥラエレーデ(牡4、栗東・池添学厩舎)、実績上位のプロミストウォリア(牡7、栗東・野中賢二厩舎)、重賞初挑戦の前走で健闘したロコポルティ(牡6、栗東・西園正都厩舎)、末脚堅実なハピ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)が上位をうかがう。発走は15時45分。
2024.10.28
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27日、東京競馬場で行われた第170回天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)は、後方待機から直線で外から一気に各馬を差し切った武豊騎手騎乗の2番人気ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、好位から脚を伸ばした9番人気タスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒3(良)。 さらに1/2馬身差の3着に8番人気ホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武厩舎)が入った。なお、1番人気リバティアイランド(牝4、栗東・中内田充正厩舎)は13着に、3番人気レーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)は8着に終わった。 勝ったドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、その父Vindicationという血統。昨年はレース当日のアクシデントで武豊騎手が乗り替わりとなり結果も7着に終わったが、その無念を見事晴らした。これで21年朝日杯FS・22年日本ダービー・23年有馬記念に続いて4年連続でGIを制覇。牡馬による2・3・4・5歳の4年連続JRA・GI制覇は史上初。牝馬も含めるとメジロドーベル、ウオッカ、ブエナビスタに続き4頭目の記録となった。武豊騎手は天皇賞(秋)7勝目で、自身の最多勝利記録を更新した。【天皇賞(秋)】1905年5月6日に横浜の日本レースクラブが、当時の明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたことにより創設した「エンペラーズカップ」が前身とされる。春秋の天皇賞はともに芝3200mで行われていたが、秋は84年から現在の芝2000mに短縮。クラシックを戦ってきた3歳馬と、歴戦の古馬が激突することが多く、毎年豪華メンバーで争われる。1 ドウデュース 1:57.32 タスティエーラ 1.1/43 ホウオウビスケッツ 1/24 ジャスティンパレス クビ5 マテンロウスカイ クビ単勝7 380円 複勝7 200円 4 1020円 9 1000円枠連 3-4 3240円 馬連 4-7 9660円馬単 7-4 13560円 三連複 4-7-9 102180円三連単 7-4-9 397100円 ワイド 4-7 3000円7-9 2980円 4-9 18280円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。
2024.10.27
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26日、東京競馬場で行われた第13回アルテミスステークス(2歳・牝・GIII・芝1600m)は、好位のインから直線で抜け出したC.ルメール騎手騎乗の3番人気ブラウンラチェット(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が、逃げ粘った7番人気ミストレス(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。 さらにアタマ差の3着に2番人気ショウナンザナドゥ(牝2、栗東・松下武士厩舎)が入った。なお、1番人気カムニャック(牝2、栗東・友道康夫厩舎)は6着に終わった。 勝ったブラウンラチェットは、父キズナ、母フォエヴァーダーリング、その父Congratsという血統。半兄にジャパンダートクラシックなど重賞5勝のフォーエバーヤングがいる。9月の新馬戦(中山)に続く無傷の2連勝で重賞初制覇を飾った。1 ブラウンラチェット 1:33.82 ミストレス 1.1/43 ショウナンザナドゥ アタマ4 シホリーン クビ5 マイエレメント ハナ単勝2 470円 複勝2 180円 1 420円 8 180円枠連 1-2 4200円 馬連 1-2 4380円 馬単 2-1 6260円三連複 1-2-8 6510円 三連単 2-1-8 42370円ワイド 1-2 1420円 2-8 510円 1-8 1280円3歳馬ダノンマッキンリーが差し切り重賞2勝目/スワンS 26日、京都競馬場で行われた第67回スワンステークス(3歳上・GII・芝1400m)は、道中は中団後方につけ、直線で外から一気に各馬を差し切った松山弘平騎手騎乗の5番人気ダノンマッキンリー(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)が、道中最後方から猛然と追い上げた6番人気オフトレイル(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分20秒5(良)。 さらにクビ差の3着に13番人気トゥラヴェスーラ(牡9、栗東・高橋康之厩舎)が入った。なお、1番人気クランフォード(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)は13着に、2番人気スズハローム(牡4、栗東・牧田和弥厩舎)は15着に、3番人気アグリ(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)は10着に終わった。 勝ったダノンマッキンリーは、父モーリス、母ホームカミングクイーン、その父Holy Roman Emperorという血統。近3走は着外に敗れていたが、得意の1400mで巻き返し重賞2勝目を挙げた。また、本馬はこの勝利でマイルCSの優先出走権を獲得した。1 ダノンマッキンリー 1:20.52 オフトレイル クビ3 トゥラヴェスーラ クビ 4 ノーブルロジャー 15 シングザットソング クビ単勝17 1090円 複勝17 400円 6 390円 5 990円枠連 3-8 5680円 馬連 6-17 8530円 馬単 17-6 15560円三連複 5-6-17 195370円 三連単 17-6-8 836070円ワイド 6-17 2780円 5-17 9770円 5-6 8380円アルテミスS・スワンSともに馬連と三連複にて購入。結果、どちらのレースもはずれ。天皇賞(秋)のいい加減予想7枠12番リバティアイランドから4枠7番ドウデュース、8枠14番レーベンスティール1枠1番べラジオオペラ、6枠11番ジャスティンパレス、4枠6番ソールオリエンス6枠10番ダノンベルーガ
2024.10.26
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昨年はイクイノックスが異次元のレコード勝ち、一昨年はパンサラッサの大逃げとイクイノックスの異次元の末脚、21年はエフフォーリア、コントレイル、グランアレグリアの三強対決、19・20年は最強馬アーモンドアイの連覇など、毎年のように記憶に残る熱戦が繰り広げられているレース。今年に関しても、三冠牝馬リバティアイランド、GI・3勝馬ドウデュースらGI馬6頭が揃っており、近年に劣らない名勝負を期待できそうだ。1.差し馬が台頭 14年1着のスピルバーグ、15年2着のステファノス、16年2着のリアルスティール、20年2着のフィエールマン、昨年2着ジャスティンパレスなど、4角10番手付近からの追い込みで人気以上に走る馬が多いレース。過去10回で4角3番手以内から優勝したのは、不良馬場だった17年のキタサンブラックと昨年のイクイノックスだけ。2.休み明けが通用 過去10回で、中9週以上で出走してきた馬が[7-9-5-49]で複勝率30.0%なのに対して、中8週以下での出走となった馬は[3-1-5-72]で複勝率11.1%。これから続いていくGI戦線を見据えて間隔を空けて臨んでくる馬も少なくないが、休み明けだからと言って割り引く必要は特にない。3.前走着順に注目 過去10回で3着以内に入った延べ30頭のうち、実に22頭は前走で3着以内だった。軸を選ぶ場合は、前走好走馬を順当に評価するのが良さそう。 リバティアイランドは昨年の三冠牝馬で、ジャパンCでもイクイノックスに敗れたものの2着と好走。ここでは確実にトップクラスの存在。上記すべての条件を満たしていて、死角という死角はない。GI・5勝目は濃厚とも言える。アルテミスSのいい加減予想8枠10番カムニャックから7枠8番ショウナンザナドゥ2枠2番ブラウンラチェット、3枠3番マイエレメント、4枠4番シホリーン5枠5番ミリオンローズ、1枠1番ミストレススワンSのいい加減予想4枠8番スズハロームから2枠4番クランフォード、7枠14番アグリ5枠9番ウインカーネリアン、3枠6番オフトレイル6枠12番ダノンスコーピオン、8枠17番ダノンマッキンリー
2024.10.25
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関東エリアにおける阪神JFへのステップ重賞。過去の連対馬から、昨年のチェルヴィニアをはじめアユサン、レッツゴードンキ、メジャーエンブレム、リスグラシュー、ラッキーライラック、ソダシ、サークルオブライフ、リバティアイランドと後のGIホースが多く輩出されており重要度が高い。1.中距離タイプの種牡馬に注目 14年に9番人気で勝利したココロノアイはステイゴールド産駒で、15年に12番人気で勝利したデンコウアンジュはメイショウサムソン産駒。他も、ハーツクライ、オルフェーヴル、ディープインパクト、エピファネイア、キタサンブラック、そして昨年のハービンジャーなど中距離で活躍馬を出しやすい種牡馬の産駒が活躍する傾向にある。2.差し・追い込み有利 一昨年は4角9番手のラヴェルが追い込みを決め、21年は4角8番手からサークルオブライフが追い込みを決めた。また、19年は9頭立ての8番手からリアアメリアが差し切り勝ちを収め、18年は4角13番手からシェーングランツが差し切った。さらに15年には、後に逃げ切りでGIを2勝するメジャーエンブレムをデンコウアンジュが4角11番手から差し切った。3.前走上がりに注目 過去10回の成績を前走上がり順位別で見てみると、上がりが1位だった馬は[7-7-3-41]で複勝率29.3%、2位は[3-1-3-21]で複勝率25.0%、3位は[0-1-2-12]で複勝率20.0%だが、4・5位は[0-1-1-11]で複勝率15.4%、6位以下は[0-0-1-19]で複勝率5.0%。 カムニャックはブラックタイド産駒で芝2000mの新馬戦を上がり最速で差し切って勝利。このレースには適性が高そうで、能力も申し分ないだろう。ここは堅実と捉えたい。
2024.10.24
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23日、浦和競馬場で行われた第34回埼玉新聞栄冠賞(3歳上・重賞・ダ2000m・1着賞金1300万円)は、好位から3角で先頭に並びかけ直線で抜け出した森泰斗騎手騎乗の1番人気ナニハサテオキ(牡5、浦和・平山真希厩舎)が、中団から脚を伸ばした4番人気ユアヒストリー(牡6、船橋・山下貴之厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分09秒1(良)。 さらに1/2馬身差の3着に5番人気パワーブローキング(牡5、船橋・佐藤裕太厩舎)が入った。なお、2番人気ラッキードリーム(牡6、大井・坂井英光厩舎)は10着に、3番人気ヒーローコール(牡4、浦和・小久保智厩舎)は4着に終わった。 勝ったナニハサテオキは、父ジャングルポケット、母ファーマジェンヌ、その父プリサイスエンドという血統。2走前のフリオーソレジェンドCで重賞初制覇。前走の日本テレビ盃では中央の一線級相手に4着と健闘していた。ここでは力の違いを見せつけ、重賞2勝目を挙げた。1 ナニハサテオキ 2:09.12 ユアヒストリー 2.1/23 パワーブローキング 1/24 ヒーローコール 15 アイブランコ アタマ 単勝2 130円 複勝2 100円 6 200円 3 270円枠連 2-6 770円 馬連 2-6 850円 枠単 2-6 1020円 馬単 2-6 1000円三連複 2-3-6 2350円 三連単 2-6-3 5930円ワイド 2-6 270円 2-3 400円 3-6 1380円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は的中も三連複ははずれ。
2024.10.23
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マイルCSの前哨戦であると同時に、スプリンターズSからの間隔も中3週と適当なので、スプリント路線を主戦場にする馬たちによる秋の目標レースという側面も持つ。各馬の適性も思惑も様々なので、20年は単勝140倍超のカツジが勝利、昨年は10番人気のウイングレイテストが勝利、一昨年は2桁人気馬が2・3着に激走するなど中々すんなりとは決着しないレースになっている。1.前走GI組が強い 過去10回で、前走がGIだった馬は[4-4-4-31]で複勝率27.9%。次に勝ち馬が多い前走GIIIの馬は[3-1-3-35]で複勝率16.7%なので、好走率は圧倒的に前走GI組が高い。2.間隔は開きすぎずゆったりが良い 前走からの間隔が中9週から24週の馬は[4-5-7-37]で複勝率30.2%と最も成績が良い。次に良いのは[4-1-2-33]で複勝率17.5%の中4-8週。詰め過ぎても開きすぎてもここからは成績が下がる。3.距離短縮組が優勢 直近10回で、今回が距離延長となる馬は複勝率10.5%、前走も1400mだった馬は複勝率17.6%なのに対し、距離短縮組は複勝率25.0%。 ウインカーネリアンは前走が安田記念で14着と惨敗しているが、今回が距離短縮で中20週。上記の好走条件は満たしている。実績もここでは上位で、好走確率は高そうだ。
2024.10.22
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初戦は鞍上も後ろを振り向く余裕すらあったブラウンラチェット。将来有望と思える走りを披露して好素材をアピール。重賞奪取も容易い。主な有力馬は次の通り。■10/26(土) アルテミスS(2歳・牝・GIII・東京芝1600m) ブラウンラチェット(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)は兄がダート交流GIレースの勝ち馬でUAE・サウジの両ダービーを連勝したフォーエバーヤングという良血。自身は芝でデビューだが、スッと好位につけて折り合いも良く、勝負どころからじわじわと進出して直線は突き放す一方。テン良し、中良し、終い良し、と正に優等生のようなレースぶりだった。その内容から広い東京コースで更にパフォーマンスが上がる可能性は大きく、ここも期待できる。鞍上はC.ルメール騎手。 カムニャック(牝2、栗東・友道康夫厩舎)の初戦も大物感を漂わせる勝ちっぷり。前半は後方寄りに位置していたが、じわりと外々を回って前へ進出。直線に向くと鞍上が軽く促しただけで先頭に立ち、そのまま押し切る強いレースだった。この馬の素質も高く好勝負は必至だ。 その他、初戦が圧巻だったマイエレメント(牝2、栗東・福永祐一厩舎)、大型馬ながら有り余るスピードを見せつけたミストレス(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)、春の東京で初戦勝ちを飾ったミリオンローズ(牝2、美浦・萩原清厩舎)、姉が重賞勝ち馬のショウナンザナドゥ(牝2、栗東・松下武士厩舎)などが重賞初制覇を狙う。発走は15時45分。飛ぶ鳥を落とす勢いのクランフォードが連勝街道まっしぐら/スワンSの見どころ 今回と同じ1400mで4勝を挙げているクランフォード。重賞初挑戦だが、スピード能力は互角以上のものがあり、ここでどんな競馬をするか注目だ。主な有力馬は次の通り。■10/26(土) スワンS(3歳上・GII・京都芝1400m) 昇級戦となった前走の豊明Sは辛勝だったが、ハイペースの2番手を追走して渋太い粘り腰を発揮したクランフォード(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)。2走前の瀬田特別、3走前の条件戦ではスローペースで圧勝しているようにペースを問わない点は強み。新馬戦で朝日杯FSの3着馬タガノエルピーダに肉薄していたように、重賞上位常連馬との戦いになるが、ヒケは取らない。鞍上は西村淳也騎手。 前走の安田記念では本来の姿を見せられなかったウインカーネリアン(牡7、美浦・鹿戸雄一厩舎)だが、昨年の東京新聞杯では後にマイルCSを勝つナミュールを完封しているように実績上位。中間は立て直しを図り、追い日は鞍上が跨って入念に調整されている。初めての京都となるが、先行して押し切るタイプだけに直線が平坦のコースは打って付けで、巻き返しは容易だ。鞍上は三浦皇成騎手。 その他、ここ2戦、重賞で小差のレースを演じているスズハローム(牡4、栗東・牧田和弥厩舎)、1400mで実績十分のダノンマッキンリー(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)、末脚鋭いアグリ(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)、スプリンターズSの2着馬トウシンマカオを2歳時に負かしているキングエルメス(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)、近走が案外だが、2年前のNHKマイルCの覇者ダノンスコーピオン(牡5、栗東・福永祐一厩舎)などが上位を狙う。発走は15時35分。女傑リバティアイランドの底力を支持/天皇賞(秋)の見どころ メンバー中ただ1頭の牝馬だが、実力上位のリバティアイランドに注目。GI・5勝目を狙って満を持して東上。態勢も整っており好勝負必至だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■10/27(日) 天皇賞(秋)(3歳上・GI・東京芝2000m) 初めて連対を外した前走のドバイシーマクラシックだが、海外遠征で小差の3着なら悲観する内容ではなく、むしろ能力を再認識できたリバティアイランド(牝4、栗東・中内田充正厩舎)。昨年は3歳牝馬三冠奪取、初めての古馬の強力メンバー相手となったジャパンCでもイクイノックスの2着と好走して女傑ぶりをアピール。破壊力満点の末脚で、今回も勝ち負けは必至だ。鞍上は川田将雅騎手。 ベラジオオペラ(牡4、栗東・上村洋行厩舎)も皐月賞以外は安定した走り。元々、デビューから3連勝した素質馬で、日本ダービーでも小差の4着。古馬になってから更にパワーアップして大阪杯でGI初制覇。そして前走の宝塚記念でも好位から渋太く粘り込んで3着と確実に地力強化している。こちらも順調な仕上がりを見せており態勢は万全だ。鞍上は横山和生騎手。 その他、GI・3勝のドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)、昨年のダービー馬で皐月賞・菊花賞も2着と健闘したタスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)、昨年のセントライト記念で皐月賞馬を破って、古馬になってからここに来て連勝と勢いに乗るレーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)、着実に成長しているホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武厩舎)、札幌記念の覇者ノースブリッジ(牡6、美浦・奥村武厩舎)、昨年の皐月賞馬ソールオリエンス(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)などが虎視眈々。発走は15時45分。
2024.10.21
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20日、京都競馬場で行われた第85回菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、中団から先団に取りついていって直線で突き抜けたC.ルメール騎手騎乗の2番人気アーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)が、後方からポジションを上げて直線でも脚を伸ばした4番人気ヘデントール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分04秒1(良)。 さらにハナ差の3着に7番人気アドマイヤテラ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、1番人気ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)は6着に、3番人気コスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)は14着に終わった。 勝ったアーバンシックは、父スワーヴリチャード、母エッジースタイル、その父ハービンジャーという血統。春は皐月賞で4着に入るも日本ダービーで11着と敗退したが、秋初戦のセントライト記念で重賞初制覇を飾り、この3冠最後の舞台で大輪を咲かせた。鞍上のC.ルメール騎手は先週の秋華賞に続くGI連勝、昨年のドゥレッツァに続く菊花賞連覇を達成。武井亮調教師はGI初制覇となった。【菊花賞】イギリスのセントレジャーに範をとり、1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬競走」として創設された重賞。48年より現在の名称となった。皐月賞と日本ダービーに続く3歳クラシック三冠の最終関門。「最も強い馬が勝つ」と言われており、3000mの距離を乗り切るスピードとスタミナが要求される。1 アーバンシック 3:04.12 ヘデントール 2.1/23 アドマイヤテラ ハナ4 ショウナンラプンタ クビ5 ビザンチンドリーム クビ単勝13 370円 複勝13 160円 16 240円 17 470円枠連 7-8 760円 馬連 13-16 1180円馬単 13-16 2000円 三連複 13-16-17 5200円三連単 13-16-17 19390円 ワイド 13-16 490円13-17 1070円 16-17 1640円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は的中も三連複ははずれ。
2024.10.20
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19日、東京競馬場で行われた第27回富士ステークス(3歳上・GII・芝1600m)は、中団追走から直線で各馬を差し切った戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ジュンブロッサム(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、馬群の間から一旦は抜けた1番人気ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒1(良)。 さらに1.1/4馬身差の3着に9番人気ロジリオン(牡3、美浦・古賀慎明厩舎)が入った。なお、2番人気セリフォス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)は4着に、3番人気レッドモンレーヴ(牡5、美浦・蛯名正義厩舎)は9着に終わった。 勝ったジュンブロッサムは、父ワールドエース、母エンプレスティアラ、その父クロフネという血統。前走の関屋記念は出遅れもあって3着だったが、ここで待望の重賞初制覇を果たした。父ワールドエースにとってもこれが産駒のJRA重賞初勝利。また、ジュンブロッサムはこの勝利でマイルCSの優先出走権を獲得した。1 ジュンブロッサム 1:32.12 ソウルラッシュ 13 ロジリオン 1.1/44 セリフォス 15 バルサムノート クビ単勝16 720円 複勝16 220円 11 150円 14 480円枠連 6-8 790円 馬連 11-16 1390円 馬単 16-11 3180円三連複 11-14-16 7030円 三連単 16-11-14 38240円ワイド 11-16 540円 14-16 1990円 11-14 1200円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は的中も三連複ははずれ。菊花賞のいい加減予想2枠4番ダノンデサイルから7枠13番アーバンシック、5枠9番コスモキュランダ8枠16番ヘデントール、5枠10番メイショウタバル、1枠1番ピースワンデュック6枠11番メイショウラプンタ
2024.10.19
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クラシック三冠の最終戦。使用される京都芝3000mは3コーナー付近にある急こう配のアップダウンを2回通るトリッキーな条件であり、出走各馬は3000mという未知の距離を走り切るスタミナに加え、道中をうまくやり過ごす折り合いや立ち回りの巧さも高いレベルで要求される。1.凡走からの巻き返しは困難 過去10回で、前走6着以下だった馬は1勝しかしておらず、2着も1回だけ。前走凡走した馬がここで巻き返す余地は大きくないと言える。2.ほど良い馬格の馬が有利 過去10回のうち、8勝が馬体重460kg-499kgのゾーン。これより重い馬や軽い馬よりも複勝率などが大幅に良い。特殊な条件だけに、様々な要素が要求されるため、骨格などのバランスも要求されるからだろう。3.軸は継続騎乗の馬から 過去10回で、前走と同騎手だった馬の成績が[8-6-8-99]で複勝率18.2%なのに対し、乗り替わりの馬の成績は[2-4-2-50]で複勝率13.8%。また、乗り替わりで勝った2頭のうち、初騎乗だったのは18年フィエールマンのルメール騎手だけだった。京都の長丁場という難しい条件において、乗り替わりがプラスに働くケースは多くない。 メリオーレムは前走の神戸新聞杯で5着。一気のメンバー強化で勝ち切れなかったが、内容としては悪くなかった。2走前の勝ちっぷりを見ると距離延長はプラスに働きそうだ。馬格も程よく、鞍上も前回と同じ川田将雅騎手。ここは一気の戴冠も十分ありそうだ。富士Sのいい加減予想6枠11番ソウルラッシュから4枠7番セリフォス、5枠9番レッドモンレーヴ8枠16番ジュンブロッサム、2枠4番ゴンバデカーブース3枠6番ジェイパームス、8枠15番パラレルヴィジョン
2024.10.18
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マイルCSの前哨戦で、2020年にGIIに格上げされた。過去10回で3着以内に入った延べ30頭中8頭は前走10着以下であり、春に凡走して以来の休み明けとなる馬や、秋初戦を叩いた馬が変わり身を見せてくることも珍しくない。1.若い馬が中心 過去10回の成績を年齢別で見てみると、7歳以上の馬は[0-0-0-12]で馬券に絡んでいない。6歳馬についても[0-1-0-27]で複勝率3.6%。対して、3歳馬は[4-1-2-28]で複勝率20.0%、4歳馬は[5-5-2-19]で複勝率38.7%、5歳馬は[1-3-6-34]で複勝率22.7%。6歳以上は割り引いて考えた方が良さそう。2.前走4角位置に注目 過去10回で、前走4角1-2番手だった馬は[0-1-0-17]で複勝率5.6%しかない。対して、前走4角13番手以下は[4-3-0-14]で複勝率33.3%。このレースは後半の末脚勝負になることが多く、控える競馬をしてきた馬の方が活躍傾向にある。3.距離延長は苦戦 過去10回で、前走から距離延長で臨んできた馬は[0-0-0-11]と馬券圏内に絡んでいない。対して、同じマイルを使われてきている馬は[7-7-6-69]で複勝率22.5%。 3歳馬ゴンバデカーブースは東京マイルで重賞勝ちと実績も十分。控えて末脚を伸ばすタイプで、ここは条件的にも合っている。昨年のサウジアラビアRCでボンドガールなどを並ぶ間もなく差し切った末脚なら、ここは歴戦の古馬相手でも勝ち負けに持ち込める。
2024.10.17
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16日、大井競馬場で行われた第31回マイルグランプリ(3歳上・重賞・ダ1600m・1着賞金2500万円)は、好位から脚を伸ばした矢野貴之騎手騎乗の1番人気スマイルウィ(牡7、船橋・張田京厩舎)が、中団から脚を伸ばした3番人気ムエックス(牡6、船橋・張田京厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒9(良)。 さらにクビ差の3着に5番人気アランバローズ(牡6、船橋・林正人厩舎)が入った。なお、2番人気フォーヴィスム(牡6、川崎・内田勝義厩舎)は5着に終わった。 勝ったスマイルウィは、父エスポワールシチー、母アップライジング、その父コマンズという血統。前走のオーバルスプリントでJRA勢を撃破し、勢いに乗ってここも連勝。これが重賞8勝目となった。1 スマイルウィ 1:40.92 ムエックス 1.1/43 アランバローズ クビ4 ナンセイホワイト 1.1/45 フォーヴィスム クビ単勝16 280円 複勝16 140円 1 160円 12 290円枠連 1-8 580円 馬連 1-16 760円 枠単 8-1 1070円 馬単 16-1 1360円三連複 1-12-16 2720円 三連単 16-1-12 8580円ワイド 1-16 370円 12-16 670円 1-12 970円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連・三連複ともに的中。
2024.10.16
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マイルCSの前哨戦で、一昨年のセリフォス、昨年のナミュールと2年連続でここからマイルCSを勝っている。今年はどの馬が勝ってマイルCS制覇に王手をかけるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■10/19(土) 富士S(3歳上・GII・東京芝1600m) 昨年のマイルCSは前哨戦が使えず直行となって結果が出なかったセリフォス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)だが、2年前は大外から鋭い脚を駆使して一気の差し切りと、鮮やかな勝利。その他、GI戦線で常に上位に食い込んでいるように能力はピカイチ。今回はそのとき以来の富士Sからの始動。近年より順調度で上回り、必勝態勢が整った。鞍上は藤岡佑介騎手。 以前はセリフォスに力及ばず、惜敗のレースが続いていたソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)だが、近年は先着と地力は拮抗している。未だGIでの勝ち星はないが、2年前のマイルCSでは0.3秒差の4着だったが、昨年の同レースではナミュールにクビ差の2着。そして今年の安田記念では3着と確実に地力強化している。初GI奪取に向けて視界良好といったレースを期待したい。鞍上は団野大成騎手。 その他、前走でようやく重賞初制覇したアルナシーム(牡5、栗東・橋口慎介厩舎)。NHKマイルCで4着と好走し、秋華賞2着と健闘したボンドガールをサウジアラビアRCで完封したゴンバデカーブース(牡3、美浦・堀宣行厩舎)、重賞で相手強化も東京で4勝を挙げているジェイパームス(セ4、美浦・堀宣行厩舎)、決め手鋭いレッドモンレーヴ(牡5、美浦・蛯名正義厩舎)、機動力で勝負するパラレルヴィジョン(牡5、美浦・国枝栄厩舎)などが直線の長い府中を駆ける。発走は15時45分。持久力豊富なメイショウタバルが最後の一冠を狙う/菊花賞の見どころ 神戸新聞杯ではうまくマイペースに持ち込み、持ち味のスタミナを生かしたメイショウタバル。春のクラシック戦線では不本意な形だったが、元々は毎日杯を勝っている実力馬。トライアルを順当に勝利して、3歳最後のクラシックをものにする。主な有力馬は次の通り。■10/20(日) 菊花賞(3歳・牡牝・GI・京都芝3000m) テンションが高く自らハイペースを誘発した皐月賞とは打って変わって、前走の神戸新聞杯ではうまくマイペースで運んで、きっちりと勝利を挙げたメイショウタバル(牡3、栗東・石橋守厩舎)。春からの精神面の成長は顕著で最後の3歳クラシックに向けて視界は良好だ。父は菊花賞馬ゴールドシップで距離延長は好材料。春の鬱憤を晴らす。鞍上は浜中俊騎手。 前走からのぶっつけとなるダービー馬ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)だが、スローペースでも難なく折り合ったように距離延長は問題ない。皐月賞は競走除外だが、ダービーできっちり巻き返し完勝。ここに向けて入念な調整で先週の追い切りも好時計で圧巻。仕上がりに不安はなく二冠制覇なるか。鞍上は横山典弘騎手。 その他、春からの成長が著しいアーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)、持久力勝負なら見劣らないコスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)、差す競馬でも好結果が出た上がり馬ピースワンデュック(牡3、美浦・大竹正博厩舎)、素質が開花した印象のヘデントール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)、長くいい脚を使うショウナンラプンタ(牡3、栗東・高野友和厩舎)などが、3歳最後のクラシックに向けて虎視眈々。発走は15時40分。
2024.10.15
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14日、東京競馬場で行われた第72回府中牝馬ステークス(3歳上・牝・GII・芝1800m)は、中団後方から直線で突き抜けたC.ルメール騎手騎乗の2番人気ブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)が、後方から追い上げた10番人気シンティレーション(牝5、美浦・池上昌和厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒7(良)。 さらに1/2馬身差の3着に1番人気マスクトディーヴァ(牝4、栗東・辻野泰之厩舎)が入った。なお、3番人気モリアーナ(牝4、美浦・武藤善則厩舎)は8着に終わった。 勝ったブレイディヴェーグは、父ロードカナロア、母インナーアージ、その父ディープインパクトという血統。昨年のエリザベス女王杯を制した後は脚部不安などで長期の休養に入っていたが、復帰戦のここでGI馬の貫禄を見せつけた。また、本馬はこの勝利でエリザベス女王杯の優先出走権を獲得した。1 ブレイディヴェーグ 1:44.72 シンティレーション 1.1/43 マスクトディーヴァ 1/24 フィアスプライド 3/45 ルージュリナージュ 3/4単勝5 360円 複勝5 150円 10 520円 6 120円枠連 3-6 2650円 馬連 5-10 6790円 馬単 5-10 8270円三連複 5-6-10 4090円 三連単 5-10-6 29330円ワイド 5-10 1910円 5-6 240円 6-10 1280円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連・三連複ともにはずれ。
2024.10.14
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13日、京都競馬場で行われた第29回秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)は、中団追走から直線で馬群を割って突き抜けたC.ルメール騎手騎乗の1番人気チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、後方から追い上げた5番人気ボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒1(良)。 さらに1/2馬身差の3着に2番人気ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が入った。なお、3番人気クイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)は15着に終わった。 勝ったチェルヴィニアは、父ハービンジャー、母チェッキーノ、その父キングカメハメハという血統。春は桜花賞で13着に敗れるも、オークスで巻き返して戴冠。それ以来のぶっつけ本番となったこの秋華賞でも力を見せて2冠に輝いた。鞍上のC.ルメール騎手は17年ディアドラ、18年アーモンドアイに続く秋華賞3勝目(武豊騎手、岩田康誠騎手に並ぶ最多タイ)。【秋華賞】1996年に創設された3歳牝馬限定の重賞競走。95年まで桜花賞とオークスに続く牝馬三冠最後の競走はエリザベス女王杯だったが、同競走の出走馬資格が3歳以上牝馬となったことに伴い、新たに三冠を締めくくるレースとして設けられた。秋華とは中国の詩人である杜甫や張衡が文字通り「あきのはな」として詩中で用いた言葉である。1 チェルヴィニア 1:57.12 ボンドガール 1.3/43 ステレンボッシュ 1/24 ラヴァンダ 3/45 クリスマスパレード ハナ単勝5 230円 複勝5 120円 10 290円 14 140円枠連 3-6 880円 馬連 5-10 2200円 馬単 5-10 2880円 三連複 5-10-14 2230円三連単 5-10-14 11970円 ワイド 5-10 750円5-14 230円 10-14 900円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連・三連複ともに的中。府中牝馬Sのいい加減予想4枠6番マスクトディーヴァから3枠5番ブレイディヴェーグ1枠1番ハーパー、3枠4番モリアーナ、4枠7番フィアスプライド5枠8番コスタボニータ、7枠12番コンクシェル
2024.10.13
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10月13日に京都競馬場で行われる第29回秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)の前日オッズがJRAより発表された。 単勝オッズ1番人気には、オークス馬チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が支持された。 続いての2番人気は桜花賞馬でオークス2着のステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)、3番人気は前哨戦のローズSを快勝したクイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)となった。 以下、紫苑S2着からここへ臨むミアネーロ(牝3、美浦・林徹厩舎)、重賞未勝利も常に上位を争うボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)、紫苑Sをレコード勝ちしたクリスマスパレード(牝3、美浦・加藤士津八厩舎)と続いている。各馬の単勝オッズは以下の通り。 左から馬番、馬名、オッズ05 チェルヴィニア 2.914 ステレンボッシュ 3.303 クイーンズウォーク 8.002 ミアネーロ 10.110 ボンドガール 13.313 クリスマスパレード 16.711 ランスオブクイーン 18.508 コガネノソラ 19.304 タガノエルピーダ 22.215 セキトバイースト 35.009 アドマイヤベル 39.207 チルカーノ 48.806 ラビットアイ 90.001 ホーエリート 100.212 ラヴァンダ 106.1 その他、馬連は05-14が4.4倍、馬単は05-14が6.6倍、3連複は03-05-14が7.6倍、3連単は05-14-03が22.7倍でそれぞれ1番人気となっている。秋華賞のいい加減予想3枠5番チェルヴィニアから8枠14番ステレンボッシュ、2枠3番クイーンズウォーク2枠2番ミアネーロ、6枠10番ボンドガール、7枠13番クリスマスパレード6枠11番ランスオブクイーン
2024.10.12
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現役最強ダートマイラーの呼び声高いレモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)が、マイルチャンピオンシップ南部杯(3歳上・JpnI・ダ1600m)で連覇に挑む。 レモンポップは父Lemon Drop Kid、母Unreachable、母の父Giant's Causewayの血統。米でG1を5勝し、00年に米最優秀古牡馬に選ばれた父の22歳時の産駒となる。一方の母系も素晴らしく、祖母の全兄は名種牡馬のデインヒル。4代母の半兄には世界の血統表を塗り替えた20世紀のスーパーサイアー・ノーザンダンサー(Northern Dancer)の名前がある。 ここまで16戦11勝。怪我のために出世が遅れたが、昨年のフェブラリーSでGI初制覇。その後、海外では2度の大敗を喫したものの、国内に限れば南部杯、チャンピオンズC、さきたま杯とGI&JpnIを4連勝中。とりわけ昨年の南部杯では逃げて後続を突き放し、次走でJBCスプリントを制するイグナイターに2秒0もの大差をつけた。ダートマイル路線では国内最強と断言していい。 今回も好メンバーではあるが、焦点は勝ちっぷりに尽きる。84年のグレード制導入以降、GI&JpnIでの大差ちは00年のダービーグランプリのレギュラーメンバー(2秒1差)、昨年の南部杯のレモンポップの2例のみ。レモンポップが今年も大差で勝てば、史上初のGI&JpnIにおける2回目の大差勝ちとなる。2年連続の衝撃Vとなるか。その走りから目が離せない。
2024.10.11
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エリザベス女王杯へのステップレース。かつては本番との関連性はあまり高くなかったが、2011年にGII昇格して以降は出走メンバーのレベルが上昇。それに伴って本番での活躍頭数も増加している。1.距離短縮組は苦戦傾向 過去10回に関して、前走から距離短縮で挑んだ馬は[1-1-2-28]で複勝率12.5%。昨年3番人気で10着のシンリョクカ、一昨年1番人気で2着のソダシ、20年に1番人気で5着のラヴズオンリーユーなど人気を裏切ってしまうケースもしばしばみられる。2.前走オープン特別に妙味あり 前走がオープン特別だった馬(OP・L)は[3-1-0-11]で単勝回収率が391%ある。前走がGIIIだった馬は[5-6-5-58]で最も勝ち数が多いが、勝率は6.8%にとどまり、単勝回収率も41%と妙味はない。3.中4~8週に妙味あり 過去10回で前走とのレース間隔が4~8週の馬は[5-3-3-33]で勝率11.4%、単勝回収率172%。中4週以内は4件で馬券に絡んでいない。中9週~24週は[5-6-7-65]で勝率6.0%、単勝回収率70%、25週以上の馬は[0-1-0-5]と勝っていない。 アスコルティアーモはここで唯一の前走がオープン特別の馬。その前走は関越Sで1番人気に支持されながら9着。いかにも休み明けという内容だった。そこまでは2連勝で、ひと叩きされた今回は一気の変わり身があっても良い。巻き返しでの重賞制覇を期待したい。
2024.10.10
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9日、川崎競馬場で行われた第23回鎌倉記念(2歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1500万円)は、逃げた町田直希騎手騎乗の1番人気ベアバッキューン(牡2、川崎・鈴木義久厩舎)が、2番手から粘り込んだ2番人気ミランミラン(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)に大差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒3(不良)。 さらに2.1/2馬身差の3着に3番人気ケンシレインボー(牡2、船橋・佐藤裕太厩舎)が入った。 勝ったベアバッキューンは、父モズアスコット、母ゴールドマッシモ、その父ネオユニヴァースという血統。これで無傷の4連勝。重賞は前走の若武者賞に続き2勝目となった。1 ベアバッキューン 1:44.32 ミランミラン 大差3 ケンシンレインボー 2.1/24 ゴールドモーニン 85 ジャガーノート アタマ単勝6 110円 複勝6 100円 5 140円 馬連 5-6 230円 馬単 6-5 300円三連複 1-5-6 250円 三連単 6-5-1 640円ワイド 5-6 130円 1-6 150円 1-5 300円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、ガチガチの結果でどちらも的中。
2024.10.09
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3歳牝馬路線の最終決戦。牝馬三冠のうち唯一内回りコースで行われること、ひと夏を越して新勢力が台頭してくることから、春のオークスまでの序列が当てはまりにくい難解な一戦になる。1.世代GIで唯一内回り 2歳時の阪神JF含め、桜花賞、オークスと世代牝馬限定GIは直線が長く広いコースで行わていくが、秋華賞に関しては内回り。それまでの王道路線とは異なる適性が求められる。よって、同じ内回り2000mで行われる紫苑S組や前走ローカル組が実績上位馬に詰め寄ったり、逆転することも珍しくない。2.前走掲示板が最低条件 過去10回で3着以内となった30頭の内、前走6着以下だったのは1頭のみ。それに該当する17年のモズカッチャンも3着止まりだった。17年2番人気で13着のファンディーナは前走6着、16年2番人気で4着のジュエラーは前走11着、14年2番人気で6着のレッドリヴェールは前走6着など、それ以前の活躍によって人気に推された馬も前走成績が悪いと苦戦する傾向。3.オークスからの直行でも問題ない 前走レースを見てみると、オークスからの直行組は[5-1-2-16]で勝率20.8%。人気馬が多いが、それでも単勝回収率が81%あるように、直行でも割り引く必要はないだろう。ただし、オークス組も前述したように好走していなければならない。オークス馬の直行は[3-0-1-1]で勝率60%。前走がオークス2・3着の馬もそれぞれ1勝ずつ挙げていて、これらについても信頼したいところだ。 オークスからの直行は1・2・9着馬の3頭。中でも妙味はステレンボッシュの方にある。オークスは窮屈なレースになったのに、チェルヴィニアとは勝負付けが済んだかのような扱い。差はないし、ここは勝ち切れてもおかしくはない。妙味十分。
2024.10.08
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前走のローズSを一叩きして確実な良化を見せるクイーンズウォーク。中団で折り合って直線は大外から抜群の末脚を披露した前走でポテンシャルの高さを再認識。春の二冠の鬱憤を晴らすべく視界は良好だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■10/13(日) 秋華賞(3歳・牝・GI・京都芝2000m) クイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)は3歳牝馬の王道路線を歩み続けて、春の二冠の桜花賞とオークスは敗戦。とは言え、0.6秒差、0.4秒差と健闘。着実に差は詰めており悲観する内容ではない。秋緒戦を迎えた前走のローズSは序盤こそ多少の力みがあって頭の高いところを見せていたが、次第に折り合って直線に向くと外から鋭い伸び脚を発揮。GI・ホープフルSの勝ち馬で皐月賞、日本ダービーと健闘したレガレイラらを完封した。兄は朝日杯FSを制したグレナディアガーズという良血で最後の二冠を制する。鞍上は川田将雅騎手。 チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は直線の不利で力を発揮できずに消化不良の競馬で終わった桜花賞の敗戦を糧に、オークスでは桜花賞馬ステレンボッシュを大外から差し切り勝ち。自在性があってどんな展開にも対応できる強みがある。オークス以来となるが先週の追い切りで抜群の動きを披露して態勢は万全。二冠奪取も夢ではない。鞍上はC.ルメール騎手。 その他、オークスでは馬群の中で窮屈な走りになってしまったがそれでも2着を死守したステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)、走りに安定感があって初めての重賞でも2着と好走したチェレスタ(牝3、栗東・松下武士厩舎)、時計の速い決着で紫苑Sを制したクリスマスパレード(牝3、美浦・加藤士津八厩舎)、軽い斤量だったとは言え、実力のある古馬の牝馬を完封したコガネノソラ(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)、決め手鋭いミアネーロ(牝3、美浦・林徹厩舎)、2歳時にジャンタルマンタルが勝った朝日杯FSで3着と健闘したタガノエルピーダ(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)などが最後の二冠を獲るべく鎬を削る。発走は15時40分。得意距離でマスクトディーヴァが巻き返す/府中牝馬Sの見どころ 人気に応えることができなかった前走のヴィクトリアマイルでのマスクトディーヴァだが、直線で進路を塞がれる不利があってのもの。それでも勝ち馬との差はコンマ2秒差だから恐れ入る。まともに走れれば勝ち負けは必至だ。主な有力馬は次の通り。■10/14(月) 府中牝馬S(3歳上・GII・東京芝1800m) 前走のヴィクトリアマイルでは直線で外から押し込められて、手綱を引っ張るほどの不利があったマスクトディーヴァ(牝4、栗東・辻野泰之厩舎)。そこで勝ち馬テンハッピーローズに先に行かれて約3馬身差はつけられたが、再びエンジン点火で内を突き、終わってみれば0.2秒差まで迫った。高い能力がないと出来ない芸当で勝負根性を兼ね備えている。元々、昨年は秋華賞でリバティアイランドと肉薄の競馬をしているようにGI級の器。今後の大舞台で勝利するためにも、2戦2勝と得意の距離となる今回は負けられない。鞍上は川田将雅騎手。 11カ月ぶりの実戦となるブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)だが、休み明けでも結果を残しているように割り引く必要はない。ローズSではマスクトディーヴァの2着だが、レコード決着で好走しているように時計の速い競馬にも対応可能。昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬で逆転候補の筆頭だ。鞍上はC.ルメール騎手。 その他、ヴィクトリアマイルで2着と好走して、続く安田記念でも小差と健闘したフィアスプライド(牝6、美浦・国枝栄厩舎)、前走のクイーンSは大外枠でロスがあったモリアーナ(牝4、美浦・武藤善則厩舎)、近走はGIで相手が強かったハーパー(牝4、栗東・友道康夫厩舎)、レコード決着の小倉記念で2着と好走したコスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)、前々走は大阪杯、前走はトップハンデで惨敗も広い府中で更に良さそうなミッキーゴージャス(牝4、栗東・安田翔伍厩舎)などが上位を狙う。発走は15時45分。
2024.10.07
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6日、東京競馬場で行われた第75回毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)は、4番手追走から脚を伸ばしてゴール前で差し切ったC.ルメール騎手騎乗の1番人気シックスペンス(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が、逃げ粘った4番人気ホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒1(良)。 さらに3/4馬身差の3着に5番人気エルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が入った。なお、2番人気ローシャムパーク(牡5、美浦・田中博康厩舎)は10着に、3番人気ヨーホーレイク(牡6、栗東・友道康夫厩舎)は7着に終わった。 勝ったシックスペンスは、父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム、その父Twirling Candyという血統。春の日本ダービーでは3番人気に支持されるも9着という結果だったが、秋初戦のここで古馬を破って重賞2勝目を挙げた。また、本馬はこの勝利で天皇賞(秋)の優先出走権を獲得した。1 シックスペンス 1:45.12 ホウオウビスケッツ クビ3 エルトンバローズ 3/4 4 ヤマニンサルバム クビ5 シルトホルン アタマ 単勝11 350円 複勝11 170円 2 220円 14 230円枠連 2-7 900円 馬連 2-11 1780円 馬単 11-2 2620円三連複 2-11-14 4370円 三連単 11-2-14 17060円ワイド 2-11 790円 11-14 750円 2-14 910円シュヴァリエローズが重賞初制覇 1番人気ブローザホーンはシンガリ11着に/京都大賞典 6日、京都競馬場で行われた第59回農林水産省賞典京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)は、中団追走から脚を伸ばしてゴール前の接戦を制した北村友一騎手騎乗の8番人気シュヴァリエローズ(牡6、栗東・清水久詞厩舎)が、好位追走から一旦は先頭に立った4番人気ディープボンド(牡7、栗東・大久保龍志厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分22秒9(良)。 さらに3/4馬身差の3着に11番人気メイショウブレゲ(牡5、栗東・本田優厩舎)が入った。なお、1番人気ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)は11着に、2番人気サトノグランツ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は5着に、3番人気プラダリア(牡5、栗東・池添学厩舎)は7着に終わった。 勝ったシュヴァリエローズは、父ディープインパクト、母ヴィアンローズ、その父Sevres Roseという血統。今春は目黒記念でクビ差の2着と好走。それ以来のレースとなったここで待望の重賞初制覇を果たした。また、本馬はこの勝利で天皇賞(秋)の優先出走権を獲得した。1 シュヴァリエローズ 2:22.92 ディープボンド アタマ3 メイショウブレゲ 3/44 スマートファントム 1/25 サトノグランツ クビ単勝4 2250円 複勝4 510円 7 340円 3 2570円枠連 4-6 4890円 馬連 4-7 9910円 馬単 4-7 25550円三連複 3-4-7 156730円 三連単 4-7-3 1419720円ワイド 4-7 2140円 3-4 22790円 3-7 12660円毎日王冠・京都大賞典ともに馬連と三連複にて購入。結果、毎日王冠は馬連は的中も三連複ははずれ。京都大賞典は馬連・三連複ともにはずれ。
2024.10.06
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5日、東京競馬場で行われた第10回サウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)は、好位から一旦後ろまで下げ、直線で外から一気に各馬を差し切った佐々木大輔騎手騎乗の2番人気アルテヴェローチェ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)が、出遅れ最後方から追い上げた4番人気タイセイカレント(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒0(稍重)。 さらに1/2馬身差の3着に5番人気マイネルチケット(牡2、栗東・宮徹厩舎)が入った。なお、1番人気アルレッキーノ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)は5着に、3番人気フードマン(牡2、栗東・小栗実厩舎)は7着に終わった。 勝ったアルテヴェローチェは、父モーリス、母クルミネイト、その父ディープインパクトという血統。7月の新馬戦(札幌)に続く無傷の2連勝で重賞初制覇を飾った。1 アルテヴェローチェ 1:33.02 タイセイカレント 13 マイネルチケット 1/24 シンフォーエバー アタマ 5 アルレッキーノ クビ単勝1 350円 複勝1 230円 5 480円馬連 1-5 2040円 馬単 1-5 3180円三連複 1-4-5 4470円 三連単 1-5-4 17290円ワイド 1-5 520円 1-4 570円 4-5 1100円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。毎日王冠のいい加減予想6枠9番ローシャムパークから7枠11番シックスペンス7枠12番ヨーホーレイク、2枠2番ホウオウビスケッツ8枠14番エルトンバローズ、5枠7番ダノンエアズロック8枠13番オフトレイル京都大賞典のいい加減予想8枠11番ブローザホーンから1枠1番サトノグランツ、7枠8番プラダリア6枠6番スマートファントム、6枠7番ディープボンド4枠4番シュヴァリエローズ、7枠9番ドクタードリトル
2024.10.05
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天皇賞(秋)、あるいはジャパンCの前哨戦。以前は本命サイドで決着するレースの代名詞のように扱われた時期もあったが、近年は荒れることも珍しくなく、1番人気は16年のキタサンブラックが勝って以降7連敗中だ。1.前走4着以下に敗れた馬 前走着順を見ていくと、過去10回で前走4着以下に敗れている馬は[5-6-7-73]で勝率は5.5%と低いが、単勝回収率は152%と高い。中でも前走4着~9着のゾーンが[4-6-4-39]と好成績で、このあたりに穴候補が潜んでいるだろう。2.前走GIの馬 過去10回で、前走がGIだった馬は[5-6-7-25]で複勝率41.9%と好成績。対して、前走GIIの馬は[0-1-1-27]で複勝率6.9%、前走がGIIIの馬は[3-1-1-27]で複勝率15.6%。春のGIから休み明けで出走してくる馬の成績が良い。3.距離短縮に妙味あり 2400mという距離だけに距離延長の馬が多く、勝ち数を見ても10年で7勝と最も多いが、今回が距離短縮になる馬や同距離の馬に妙味がある。GI天皇賞(春)からくる馬はもちろんだが、19年のドレッドノータスが前走・丹頂S、他にも目黒記念などから臨戦して上位に入線している馬もいるので、注意が必要だ。 スマートファントムは条件戦を連勝していきなり臨んだ天皇賞(春)で4着と好走。能力はかなり高い。ここは距離短縮でもあり、好走条件が揃っている。好走を期待したい。サウジアラビアRCのいい加減予想3枠3番アルレッキーノから1枠1番アルテヴェローチェ4枠4番マイネルチケット、5枠5番タイセイカレント、7枠7番フードマン6枠6番シンフォーエバー、2枠2番ニシノルアノーヴァ
2024.10.04
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3日、大井競馬場で行われた第58回東京盃(3歳上・JpnII・ダ1200m・1着賞金4000万円)は、中団の内で脚を溜めて、直線で中ほどに出して一気に伸びた横山典弘騎手騎乗の4番人気チカッパ(牡3、栗東・中竹和也厩舎)が、好位から脚を伸ばした8番人気マックス(セ7、大井・福永敏厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒3(良)。 さらに1/2馬身差の3着に3番人気シャマル(牡6、栗東・松下武士厩舎)が入った。なお、1番人気イグナイター(牡6、兵庫・新子雅司厩舎)は6着に、2番人気クロジシジョー(牡5、栗東・岡田稲男厩舎)は5着に終わった。 勝ったチカッパは、父リアルスティール、母ユニキャラ、その父Into Mischiefという血統。鞍上の横山典弘騎手とは昨秋以来のコンビとなったが、見事な手綱捌きで快勝。これが重賞2勝目となった。1 チカッパ 1:11.32 マックス 1/23 シャマル 1/24 エンテレケイア 35 クロジシジヨー ハナ単勝6 770円 複勝6 230円 3 680円 10 200円枠連 3-4 2600円 馬連 3-6 21830円枠単 4-3 8360円 馬単 6-3 33040円三連複 3-6-10 21460円 三連単 6-3-10 218210円ワイド 3-6 4130円 6-10 600円 3-10 1870円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。
2024.10.03
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2日、大井競馬場で行われた第26回ジャパンダートクラシック(3歳・JpnI・ダ2000m・1着賞金7000万円)は、2番手から4角で先頭に並びかけた坂井瑠星騎手騎乗の1番人気フォーエバーヤング(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、好位から脚を伸ばした3番人気ミッキーファイト(牡3、美浦・田中博康厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分04秒1(良)。 さらに5馬身差の3着に4番人気サンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が入った。なお、2番人気ラムジェット(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)は4着に終わった。 勝ったフォーエバーヤングは、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、その父Congratsという血統。サウジダービー、UAEダービーを連勝して臨んだケンタッキーダービーでは惜しくも3着だったが、ここではワールドレベルのの豪脚を披露し、見事優勝。これで重賞は5勝目となった。1 フォーエバーヤング 2:04.12 ミッキーファイト 1.1/43 サンライズジパング 54 ラムジェット 15 シンメデージー 3/4単勝1 170円 複勝1 110円 10 150円 12 160円枠連 1-6 640円 馬連 1-10 600円 枠単 1-6 1010円 馬単 1-10 860円三連複 1-10-12 990円 三連単 1-10-12 3150円ワイド 1-10 250円 1-12 230円 10-12 430円きょうのこのレース、硬いのではと三連単と抑えの三連複にて購入。結果、抑えの三連複は的中も三連単ははずれ。東京盃のいい加減予想8枠13番イグナイターから7枠11番クロジシジヨー、6枠10番シャマル4枠6番チカッパ、1枠1番エンテレケイア、7枠12番エートラック3枠4番ヘリオス
2024.10.02
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1日、大井競馬場で行われた第21回レディスプレリュード(3歳上・牝・JpnII・ダ1800m・1着賞金4000万円)は、中団から脚を伸ばした川田将雅騎手騎乗の1番人気グランブリッジ(牝5、栗東・新谷功一厩舎)が、2番手から直線でいったんは抜け出した2番人気アイコンテーラー(牝6、栗東・河内洋厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒2(良)。 さらに3/4馬身差の3着に3番人気アーテルアストレア(牝5、栗東・橋口慎介厩舎)が入った。 勝ったグランブリッジは、父シニスターミニスター、母ディレットリーチェ、その父ダイワメジャーという血統。昨年のエンプレス杯以来勝ち星がなかったが、約1年半ぶりの勝利。これが重賞5勝目となった。1 グランブリッジ 1:53.22 アイコンテーラー アタマ3 アーテルアストレア 3/44 ヴィブラフォン 45 ライオットガール 1単勝3 240円 複勝3 120円 5 130円 馬連 3-5 270円馬単 3-5 600円 三連複 3-5-7 260円三連単 3-5-7 1080円 ワイド 3-5 130円 3-7 140円5-7 180円きょうのこのレース、三連単の人気3頭ボックスと抑えの三連複の4頭ボックスにて購入。結果、どちらも的中。JDCのいい加減予想1枠1番フォーエバーヤングから3枠4番ラムジェット、6枠10番ミッキーファイト7枠12番サンライズジパング、5枠9番サトノエピック、4枠6番サントノーレ2枠3番カシマエスパーダ
2024.10.01
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