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2015.11.23
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カテゴリ: SF
アイアンマン2-1



監督 ジョン・ファブロー
出演 ロバート・ダウニーJr. グウィネス・パルトロー ミッキー・ローク
   ドン・チードル スカーレット・ヨハンソン

 昔僕は“怪獣博士”でした。(前に書いたかな?)仮面ライダーシリーズやウルトラマンシリーズが大好きでした。(リアルタイムで観ていたのは、「仮面ライダーV3」「帰ってきたウルトラマン」からですが。)だから、アメコミヒーローもののアメリカ映画も大好物です。「X-MEN」や「スパイダーマン」(サム・ライミ版)や「バットマン」(クリストファー・ノーラン版)については、このブログで散々語っているので、みなさんご存じでしょうが、実は、「アイアンマン」も好きです。

 トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)が自らアイアンマンであると公表してから半年後、さらに改良を加えたアーマーを纏って世界各地で起こる紛争を鎮圧し続け、世界平和のために貢献しようとするトニーでしたが、アイアンマン・アーマーを兵器として見なされ、政府から引き渡しを求められてしまいます。トニーは断固として要求を拒否しますが、彼の体はアーク・リアクターの動力源“パラジウム”が放出する毒素に蝕まれつつあったのです。
 トニーは命あるうちに使命を全うすべく、スターク・インダストリーズ社長の座を秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)に譲り、新たな秘書としてナタリー・ラッシュマン(スカーレット・ヨハンソン)を迎え入れます。そして、後世にテクノロジーを伝える博覧会“スターク・エキスポ”を盛大に開催します。
 そんな中、かつてトニーの父ハワードとアーク・リアクターの共同研究をしていた科学者、アントン・ヴァンコが他界します。彼は米国在住時にスパイ容疑で逮捕・追放され、それ以降ずっと貧困生活を余儀なくされていたのです。アントンの息子のイワン(ミッキー・ローク)はスターク家を逆恨みし、自らの手で小型のアーク・リアクターを作り上げ、それを動力源として動く武器を開発し、モナコGPに参加中のトニーを急襲します。
 携帯型アーマーを装着したトニーによって撃退され、イワンは収監されますが、事件はアイアンマンと同等のテクノロジーが他に存在することを世間に知らしめ、「トニー・スターク1人で世界を守れるのか」「政府にアーマーを渡せば良かったのではないか」という世論が巻き起こってきます。

 一方、スターク・インダストリーズのライバルであるハマー・インダストリーズ社長、ジャスティン・ハマーは、裏で手を回してイワンを脱獄させていました。ハマーは目の敵であるトニーの技術力を凌駕し、優れた科学者でもあるイワンを雇い、自らの兵器ラインを拡張させ、政府との軍事提携を掌握しようと目論んでいたのです。

アイアンマン2-2

 パラジウムの出す毒素って?とか、アーク・リアクターの共同研究者って前作では全く触れられてなかったけど、とか、ローディ、そのアーマーの押収方法はないだろう、などなど、いろいろとツッコミどころはあるでしょうが、前作の時に言っているように、こういった娯楽作品に余計なツッコミは野暮でしょう。
 ということで、1点だけ思ったことを書かせていただきます。

 それは、今回の悪役、先代スターク社長と共同研究でアーク・リアクターを生み出していながら、不遇のうちに亡くなったアントン・ヴァンコの息子、イワン・ヴァンコ役のミッキー・ロークについてです。
 「ドミノ」「レスラー」の時に語ったように、かつては鼻につく色男でしたが、今は渋マッチョなおじさんとして非常にいい味を出しているミッキー・ロークですが、この映画でも登場場面から、その只者ではない存在感で、大物ぶりを見せています。
 そして、なんといっても、自家製のアーク・リアクターを装着し、両手の長い電磁ムチを武器に、モナコGPを襲撃するシーンはド迫力で見ごたえ十分です。「今回の悪役はとんでもない大物だぞ、アイアンマンどうやって倒すんだ?」と、期待感充分です。
 しかし、その後が行けません。結末に関することなので、詳しくは語りませんが、まあ、ヒーローものなので悪役がやっつけられることは当たり前ですが、そのやられ方が何というか、華々しいデモンストレーションで登場してきた割には、あまりにもあっけなかった感じで、「あれっ、これで終わり???」って感じなのが非常に残念でした。
 せっかく当代随一の悪役にぴったりの俳優を起用していながら、それはないだろうと、がっかりしてしまったということです。(なんか、「レスラー」で思いがけず泣かされて以来、すっかりお気に入り俳優になっています。昔は大っ嫌いだったのにね。)

アイアンマン2-3

 ということで、尻すぼみな結末にちょっとがっかりさせられながらも、やっぱり一流のエンターテイメントとして、楽しめる作品を今回は紹介しました。
 あっ、後、トニーの親友ローディ役が前作のテレンス・ハワードから、ドン・チードルに交代して、イケメン度が若干下がった(若干だよ若干)ところも少し不満でしたね。(といっても、ドン・チードルも結構好きな役者さんです。「クラッシュ」や「ミッション・トゥ・マーズ」で、けっこういい演技見せていましたよね。)
 ところで、僕の子どもの頃、「宇宙忍者ゴームズ」という邦題(今考えるとすごいダサいね。)で、日本でも放送されていたアメリカ産のアニメで有名(僕の中で)な、「ファンタスティック・フォー」が完全リニューアル(リブート版というらしい。)されて、このほど公開されましたね。これって、あれですかね、彼らも「アベンジャーズ」のメンバーに加えようという構想があって、そうなると前のキャストのままだと、“キャプテン・アメリカ”と“火の玉ボーイ”(正しくは“ヒューマン・トーチ”と言うらしい。)が被るからですかね。





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Last updated  2015.12.11 17:45:40
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