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監督 平川雄一朗
出演 藤原竜也 有村架純 石田ゆり子 及川光博 鈴木梨央 中川翼
実写映画「僕だけがいない街」を観ました。劇場公開から1年と3か月、何故か地上波初放送していましたので、録画しておいて、今日観ました。
この漫画、前から気になっていたんですが、なかなか手が出なかったのです。しかし、ある時、古本屋で、1~6巻がセットで売っていたのを見つけ、思わず、衝動買いしてしまいました。ちょうど、実写映画化されるというニュースが出始めたころです。家に帰って、6巻を一気に読んで、当然のことながら続きが気になり、7.8巻ももちろん購読して、見事に完結していることに満足したのでした。
なかなか目が出ない漫画家の藤沼悟 ( 藤原竜也 ) は、ピザ屋のアルバイトで生計を立てています。実は悟には悪い事が起こる前の瞬間に戻ることができ、その原因をとりのぞくまでその場面を繰り返すという、特殊能力があり、“リバイバル”と呼んでいました。ある日、ピザの配達中にこの能力“リバイバル”が起こり、小学生をトラック事故から救いますが、悟は対向車にはねられ、入院することになります。この事故から同じピザ屋でアルバイトをする愛梨 ( 有村架純 ) と仲良くなり、田舎の北海道から母親の佐知子 ( 石田ゆり子 ) が上京することになりました。
奇跡的な軽症で退院した悟と佐知子が買い物中にリバイバルが起こり、佐知子が、北海道で 1988 年に起こった女児誘拐殺人事件の真犯人について勘付きます。
しかし、真犯人も佐知子に気付かれたことに気づき、悟が外出中のある日、佐知子を殺害して逃走します。帰宅して、佐知子の死体を発見した悟は犯人を追いかけますが、警察に悟が犯人だと思われてしまいます。
佐知子が死ぬ前に戻りたいと強く念じる悟は今まで経験したことがない時間を遡り、気づけば
1988
年の小学生の頃
(
中川翼
)
に戻っていました。同級生の雛月加代
(
鈴木梨央
)
が殺された事件と佐知子が殺された事件のつながりに気付いた悟は、加代を助けることで佐知子を救えるのではないかと考えます。
映画が作られていたのが、原作がまだ雑誌連載中ということもあり、結末が違うであろうことは、わかっていました。しかし、ネットで多くの方々が語っているように、それはないだろうという結末に、非常にがっかりしました。
映画の4分の3ほど ( 加代が母親の虐待から救われるまで ) の流れはほぼ原作通りです。尺の問題でしょうが、小学校時代の悟の友達関係など、結構な部分の割愛がなされているのですが、それでも話の流れはほぼ原作通りで、漫画原作の実写映画の悲惨な状況にいつも文句たらたらな僕も、「すごいうまく切ってあるなあ。」と感心しながら鑑賞していました。
しかし、だれがどう考えてもバッドエンドな結末、しかも、問題が解決してないのに繰り返しがない、戻る場所が違う、前の流れの中に戻ってない、など、リバイバルのルールを完全無視した、明らかに原作者とは別の人が考えたであろう、ひどい結末で、非常に非常に非常にがっかりしました。 ( 詳しくは語れません。 )
ところで、子役の巧みな演技が不可欠なこの作品、主役の2人は見事でした。
悟役の中川翼君は、体は子ども頭脳は大人という、名探偵コナン状態に、全く違和感を感じさせないさりげない演技に感心しました。
そしてなんといっても、加代役の鈴木梨央ちゃん、母親から虐待を受けている少女の感情をなくした目、虐待された直後に悟に目撃されたときの怒りの表情、口癖の「馬鹿じゃない」の言い方、完璧です。大河ドラマ「八重の桜」
(
幼少期の八重役
)
の時から注目していましたが、末恐ろしい子です。
(
個人的には、ポカリの
CM
の吉田羊との掛け合いが好きです。
)
ということで、なかなかいいぞ、と思わせておいて、残念な結末で結局はがっかりしたというお話でした。
ところで、八代先生役の及川光博の老け顔メーク、違和感バリバリでしたね。というか、 1988 年にアラサーなら、 2006 年は実年齢ぐらいですよね。 1988 年に若作りするだけでいいんじゃない?
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