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個人でビジネスを始めたからといって、すぐに自分の意識、考え方、行動が個人事業のモードになる、なんていうことはありません。むしろ、ほとんどの人が、会社員時代のその会社にいる感覚で、仕事をしてしまいます。・会社の看板・仕事の金額・仕事のやり方・休みの取り方などなどです。詳しく説明すると長くなるので、1つだけ例をあげると、前の会社の看板で商売していたことに気付かず、自分の看板を持ち上げられず商売にならない、というケースはよく見受けられます。独立したからには、すべてのやり方を詳細に検討しなければならないのですが、その中でも一番やっかいなのが、仕事の方法よりも「サラリーマン根性」ではないか、と思われます。会社員時代には、さまざまな制約があり、うまくいかないことが多々ありますよね。そうすると、「上司が悪い」「制度が悪い」「○○が悪い」とか文句を言うこと、何かのせいにするという姿勢が、「サラリーマン根性」として習慣になっていきます。会社員時代は、それでも給料がもらえるので、居酒屋でボヤいていれば済んでしまうものです。ところが、こういった姿勢は、独立してもなかなか抜けないものです。特に会社員生活が長いほど染み付いています。ただ、決定的に違うのは、給料がもらえない、ということなのです。
2004.04.30
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私のいる業界の人ならば、会社員であれ個人事業であれ、外注を使いこなして1人前と私は思っています。会社員であれば、社内スタッフが手いっぱいの時には、外注のスタッフが必要になってきますし、個人で始めれば、誰かと組むことは、ますます多くなります。私の場合は、プランニングプロデューサーとか、プランニングディレクターという立場で仕事をすることが多いので、だれかと組むことは必然的に多くなります。ライターやデザイナーという職種であっても、外注を使いこなすディレクションの能力があれば、自分のできない領域の仕事もできるようになるので、仕事の領域が広がることになります。ところが、外注を使いこなす、といっても、外注される側の人は、技術、ノウハウ、性格、癖、もちろんいろいろですから、仕事の出し方もその人に合わせるということになりますので、一概にこういうやり方がよい、というわけにもいきません。仕事を発注する側の問題点としては、以下のようなコトが挙げられます。・外注先にきちんと考え方、方向性などを説明できない・仕事を任せたので、あとはやってくれるのが当たり前と思っている・納品品質を求めるレベルまで調整できないなどなどです。金銭面、内容面、スケジュール調整、タスク管理など、自分がやるのと違ったさまざまな労力がかかるものですから、やらなくなってしまう方も大勢いらっしゃいます。外注を使うことはけっこう難しいものなのです。しかしながら、外注を使いこなすことによって、自分の能力、キャパ、ノウハウが格段に上がりますので、身につけて損になることはありません。逆にこの能力がないと独立も難しい、と言えるかもしれません。いろいろな会社の方を見ていると、外注スタッフをうまく使いこなせる人は、実に少ないです。仕事だけではなく、人との付き合いが楽しくなったり、コミュニケーション技術が上達するなど、人としての魅力が増すことにもつながっていきます。
2004.04.29
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当たり前のようにGWは、故郷の群馬県高崎市に帰ってきましたが、目に付いたのは、ユーズド本、CD、DVDのショップの多さ・・・。こんなに多かったっけ?カミさんと子供、妹と子供、おばあさんが、群馬サファリワールドに行くということで、クルマの定員オーバーになった私は、ちょうどよい機会なので古本屋めぐりをしてみました。市街をぐるっと回るように走っている環状線の富士書店、ほんだらけ、ブックオフに行ってみましたが、自転車で回れる範囲だけでも、あと3店ありました。各店は、個性はあるのですが、富士書店→マンガ、アダルト関係充実ほんだらけ→小説、ビジネス書まで充実でしょうか。店としてはブックオフにいきおいが感じられました。特質すべきは、・明るい店舗の中で、古本とは思えないほど本がきれい・一定期間売れなかった100円コーナーが充実(ハードカバー4000円の本が100円)富士書店、ほんだらけは古本屋という感じがして、おもしろそうな本もなかったのですが、ブックオフに行ったら、一定期間内で100円になっていない400円中公新書「戦略的思考の技術」を購入してしまいました。一定期間過ぎていないそのコーナーは、新鮮な感じが出ています。そもそもブックオフの場合、本の価値は、そんなことでは割り切れないはずなのに、強引に、カンタンに賞味期限で割り切ってしまうところが、良いか悪いかはおいといても、訴求力を高めているんですよね。なんか、他古本屋に比べてると、ブックオフのビジネススタイルにより個性的なものが感じられた古本屋めぐりでした。
2004.04.28
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こんなことを言うのはマズイのかもしれませんが、私がどうも好きになれない有名企業が、マクドナルドとソニーです。先日、藤田田さんがお亡くなりになった後、マスコミや2チャンネルを見ていると、藤田田さんの人となり、経営なり、歴史なりについて、記事、記述をたくさん拝見しました。これらを読んでいたら、今まで深くも考えていませんでしたが、なぜ私がマックが嫌いなのかがわかったような気がしました。同時にそれは、私がソニーをキライな理由と通じるものがある、と思ったのであります。書かれていることが真実かどうかはわかりませんが、それは、あながち間違いではない、と感じられるものです。私が惹かれる藤田田さんについての言説は、「ハンバーガーなど食べたことがない」「ハンバーガーなど人が食うものではない、と言った」「あんなもんでも子どものうちから食べれば受け入れられる」などの言説です。私が多分マックをはじめて食べたのは、高校時代で以来20年以上経っていますが、その間、たまには食べる機会に恵まれますが、「うまい」と思ったことは一度もありませんし、自分からお店に行ったことも一度もありません。先ほどの藤田田さんの言説がホントかどうかもわかりませんが、本当だとしたら、経営者がそう思っているモノが、そもそもうまいはずありませんよね。なら、マックの目指すモノはナンなのでしょうか?食文化への貢献というのは当たりませんよね。ビジネス的に成功すること。あるいは、もっとベタに金儲け。何でしょうか?私にはわかりません。とりあえず、置いておきましょう。あとソニーです。最初のボーナスで買ったものは、ソニーの今ななき?ミニコンポ「リバティー」です。そのあと、そのカセットの小ささが魅力的だった「8ミリビデオデッキ」を買い、発売されたばかりのCDウオークマンも買いましたっけ。他にも買ったものはあるかもしれませんが、上3つは、割と早く壊れました。ソニーはマーケティングが一流の企業といわれ、そのデザイン性の高さは、ヘビーなファンが数多くいらっしゃいます。その製品開発の領域においては、他社が決してやらない、まさにソニーでしかできない、という製品を開発、発表しています。その製品のオリジナリティとデザイン性の高さというのが、ソニーブランドの特性であっても、すぐに壊れる製品であっては、そもそもメーカーとしての何か、一番大切なコトが欠落している、としか思えないのです。逆に、私などは、製品としての体裁がないのに、デザインとマーケティングで騙してる、というようにさえ感じてしまう。余計デザインや表現のうまさが鼻についてしまいます。ここまでくると、マクドナルドとソニーに共通してる何か--は、おのずとわかるかと思います。だが、それでも、ビジネスは立派以上に成立する!
2004.04.27
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プロデューサーやディレクターであれば、そのプロジェクトの内容は理解しているはずなので、本来ならばプランナーの書いた企画書であっても、自分でプレゼンできるはずです。私が書いた企画書でプレゼンをする場合、もちろんほとんどのケースでは私がプレしますが、たまにはフォロー役に回ることがあります。そうした場合、大抵感じるのが、やっぱり自分でプレするほうがいいな、というコトです。その理由は、決して私のほうがプレが上手ということではなく、書いたコト以外に、背景にある考え方があったり、プランのバリーエーションがあったり、というようなことがあるからです。しかしながら、適切なプレゼンターは、書いた人に優位性はあるものの、ごくまれに、私が書いた以上のコトを付加して、私がやる以上に、うまくプレしてしまう人がいます。とあるIT系の有名コンサルの方が、私の企画書でプレしたときがまさにそれで、さすがだな~、やっぱりすごいんだな、なんて感心してしまったことも実際ありました。実は、これはプレだけの話ではなくて、例えばイラストレーターが自分で思った以上に、書いたイラストをデザイナーがうまく使ってくれたとか、ということと同じことです。もっとわかりやすく言えば、料理人が素材を活かした料理を作るとか。他人を活かす仕事の仕方、これをできる人こそが、プロフェッショナルな人なのかもしれません。
2004.04.26
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両方とも無料で使わせてもらっているのに、図々しくも私がレフェリーで判定させてもらいます。勝負はノックアウトでもTKOでもなく、僅差でありますが、判定で楽天の勝ちでしょうか?以前にも書きましたが、よりコミュニケーション性が感じられるほうがおもしろい、というのが審査基準です。判定で楽天がポイントを取ったところ---すなわちコミュニケーション性が感じられる点は、・アクセスログがついているので、どのくらいの人がアクセスしているかが数字的にわかる・楽天日記にログインしているアクセスユーザーがわかる・記事に書きこんでくれる人が多いという点です。ライブドアは1日いくつの記事でも書きこめる、トラックバックが付いている、というメリットはありますが、今の段階では、私にとっては機能的に弱い気がします。心情的には企業規模からも楽天よりライブドアを応援したい気もしますが、両方とも、よい点、悪い点はあるので、ほとんど同じ内容を投稿している状況で、当分2つを使い続けてみます。という見方をしてみると、大きなお世話かもしれませんが、ライブドアの有料メニューにある、アクセスログ機能ぐらいは、無料バージョンに付けたほうがいいのでは?
2004.04.25
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この記事読みましたが、オカモトのコンドーム売上が何割減とか結構インパクトありました。企業活動は、基本的には人のニーズに応えるコトであり、ニーズとはもっとベタないい方をすれば、欲望、欲求のコトであります。その欲望、欲求が、オカモトの売上ベースで何割減ということは、かなり具体的な数字として現れているにしても、当然、全体消費の傾向としてもでてくるわけですよね。環境問題から循環型社会への移行として消費が落ちるというのは納得できるとしても、欲望減退の結果としての経済活動の停滞という現象は、もっと恐い感じがします。人は本能が壊れた動物とか、古くは「パンツをはいたサル」とか言われていましたが、もう現代は、本能的な部分がかなり急速に深刻なレベルまで、破壊されている、という状況なのでしょうか?コカコーラのビンは女性の身体のセンであるとか、という話を持ち出すまでもなく、誰もが見れるTVCMでさえ、法律的には問題のない範囲でありますが、かなり刺激的な表現がなされています。私のようなもっとベタベタなレベルで、企業と人とのコミュニケーションをテーマとした仕事をやっている者にとって、欲望、欲求のない、反応のない人が増えることは、まさに死活問題になりえます、っていう話どころではないですね。
2004.04.24
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私はいろいろな人と仕事をしていますが、この人は、上司から、あるいは誰かから、仕事上の訓練を継続的に受けたことがあるかどうか、が気になることがあります。訓練を継続的に受けたことがない人は、私が見る限り、仕事をこなせる領域が狭いので、なんとなくわかるのです。なぜ、そうなるかと言えば、誰も教育・訓練をしてくれないから自分でやるしかないので、自分なりにいろいろと工夫してみますが、ひとつの成功パターンが見つかると、自分の得意技として、ラクだし、手っ取り早いので、そのパターンでしか仕事をしなくなるからです。そして、そのパターンで何年も仕事をしていると、そのパターンで成功しなくなった時がたいへんです。それ以外のパターンを身に付けられなくなっていますし、過去の成功体験にしがみつくので、ダメと思っていてもそのパターンをやりつづけるからです。訓練を受けたことのない人は、訓練を受けていないデメリットを自覚していないものです。しかしながら、実は就職して上司に恵まれる、オンザジョブトレーニングなどがしっかりしているよい訓練を受けられる立場に置かれる人は、私が見る限り稀有です。ほとんどの人がほったらかしにされています。余談ですが、ある会社の若手などは、誰も教えてくれないものですから、必要以上に、私のことをアテにしたりしています。だから自分でその対策も立てておかないといけないのです。対策としては、ひとつの成功パターンが見つかったとしても、それに固執することもなく、もっとよい方法ややり方を常に探索する、という姿勢と実践でしょうか。
2004.04.23
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子どもをターゲットにした企画やプロモーションを行うとき、一番意識してしまうのは、やはりマクドナルドです。昔ならお菓子のグリコのキャラメルとそのおまけが、子どもにとって絶大なロイヤリティがありました。今は子どもの世界もポケモン、ハム太郎、アンパンマン、ディズニーなどなど、大人の世界同様に多様化が進んでおり、グリコの力はあまりにも小さくなりました。子どもにとって、昔ほどの圧倒的なシェアは占めているモノはないものの、王者はやはりマックでしょう。その要因はここでは詳しくは述べませんが、一言で言うなら、子どもとその母親そしてその友達をも巻き込む戦略と戦術と言えるでしょうか。そういった子どもたちに君臨しているマックですが、それも長いこと続いており、藤田田も引退したこともあり、そろそろ終わりになってもいいのではないか!なんて考えながら、子ども向けの小さな企画をしております。マックを打倒する何か、ないかなあ・・・
2004.04.22
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日記一覧で自分の興味のあるテーマの中のタイトルは、ちょっとした時間があるときにクリックしてみるものですが、それがその相手のサイトの「アクセス記録表示」に名前ごと表示されている、ということは、この日記サイトを使用している人なら誰でも知っています。この機能、みなさん気になりませんか?私は、操作メニューの中で1番気になります。知らない人のサイトをアクセスするとき、私のサイトにアクセスくれた人の名前をクリックしたとき---その相手のサイトに行ったことが相手にわかることを、私はいつも意識してしまいます。それはなぜでしょうか?某コミュニケーションポータルにも、その機能はありましたが、オークションやショッピングリスト機能ではなく、それこそが楽天日記の個性になるかもしれません。アクセスする経緯としては、これほどの日記サイトの数の中から、タイトルを見てクリックしてくれた人は、私が書いたコトに興味がある人だから、その人のサイトには、私の興味の引くものがあるに違いない、と思うことは当然の考えです。で、実際アクセスしてみたら、案の定、おもしろいことが書いてある---また来てみようということになります。そうすると相手の操作メニューの「アクセス記録表示」に頻繁に自分の名前が出る、ということになります。これって、どうなのでしょうか?友人ならともかく、何物ともわからない人との“なにものかを共有していること”の不思議さ、不気味さ、あと何だろ・・・、この「アクセス記録表示」機能は、知り合うきっかけとしては、すごい機能ではあります。
2004.04.21
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はやりやトレンドなどはあれど、これほど一斉に各社Blog関連ツールに乗り出すとは・・・!楽天市場→楽天広場ニフティ→ココログライブドア→ライブドアblogその他いろいろ確かに、毎日アクセスさせる→自社サービスへ吸引という、当たり前のビジネスになりますが、どこがポイントになっていくか考えてみましょう。結論を言ってしまうと、コミュニケーション機能とその活用のしやすさにつきる、と思われます。単純に、Blogや日記を書くだけではおもしろくありませんよね。インターネットでは、コミュニケーションを通して、思いがけない出会いや発見があるからこそ、おもしろいのです。今は、どのBlogでもトラックバックやBBS機能がついていますが、それプラスあるいはその機能が、どのくらい楽しいかが勝負になってくる、のではないでしょうか?今のトラックバックは、少し面倒ですね。
2004.04.20
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言うまでもなくハイパーリンクはインターネットの最大の特性ですが、それを1コンテンツレベルで「つながり言葉」によって結びつける機能を顕在化させることで、コミュニティとしての楽しさを提供したのが関心空間でした。もう少し説明すると、もともと関連記事やおすすめ商品などの機能として情報同士をつなげているサイトは結構ありましたが、ただ、ユーザーが自分の意志で、1コンテンツを他コンテンツと結びつける機能を提供したのは関心空間である、と言えるでしょう。その機能は、まさにリアルな人と人との関係性を具体化している、と感じたものです。しかし、・最近のBlogのトラックバックや記事ごとのフォーラム機能・GREE.jpの友達紹介機能やグループ機能などを見ていると、つながり機能の花盛りといった感であります。この“つながり”機能の魅力に惹かれ、いろいろな意味で関心空間ビジネスを手伝ってきた私にとって、このインターネットでの“つながり機能”の拡大現象は、同じものではないにしろ、おいしいところを、みんなに食べられているような少し複雑な気分です。
2004.04.19
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十人十色と言えば「人はそれぞれ違う」という、ごくごく当たり前なことで、マーケティングの世界では、もうかなり前に「一人十色」みたいなことを言われていて、1人の中でも・・・・言わなくてももうわかりますよね。GREE.jpでは「関連グループ」というものがあり、これは、会社から、大学、高校、趣味、資格などなど、あらゆる個人の属性を登録できる機能です。このグループ登録が人によっては数十を超えているのを見ると、「十色」どころか「百色」にもなってしまいます。会社とか地域、趣味とか従来ある区分・分類が、ある規定の大きな境界線だとすれば、このようなグループ属性の多様性が生み出す、新たな小さな境界は、あまりにもインターネット的なものが感じられる機能です。
2004.04.18
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インターネットの世界において、友達紹介機能はインターネットの特性を活用した手法として、今ではどこにでも設置されている機能です。だが、それはこのサイトを紹介するとか、この商品を紹介する、あるいはグリーティングカードを送る、という、いわば一方的な紹介になっています。GREE.jpの友達紹介機能が、それと違っているのは、双方向的なパーソナリティ紹介機能を持っていることです。特徴的なのは、「双方向的」と「パーソナリティ紹介」であることです。「双方向的」とはお互いに紹介し合えるということ。「パーソナリティ紹介」とは文字どおりその個性を紹介することです。このような半分オープンな世界では、なかなか悪いコトは書けないものですが、逆に“友達”のいい面だけ書いてあげることも、お互いに気持ちのいいことです。結構、感動的に書いてもらえることもありますし、普段、お互いのパーソナリティについて言い合うこともないので、こういう見方をしているのか、と感じることもできます。オフラインの“友達”とのオンライン上での付き合いは、相手の新たな発見を見出したりする場合に、Webの価値を感じるものですが、この友達紹介機能はまさにソレですね。
2004.04.17
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最近は、土日、平日夜、家にいても1人の時間などないので、朝夜の電車での移動時間くらいしか、読書の時間はないのですが、最近は電車の中で読書していませんでした。こんなことではいけないと思い、ブランディングの単行本など買って読み始めてみたものの読了しないままです。単純に、読書嫌いでもないことは、昔から本好きな私であるから当たらないし・・・ということでその理由を考えてみました。単行本であれば、電車に乗ったときに、・カバンから本を取り出すのがかさばります・読む時に多少重いので、手が疲れます・しまう時にも、大きいのでガサゴゾしてしまいますなどの理由が考えられます。と考えて、おもしろければ、そんな理由など関係ないはず、と思いました。要は、読まない理由は、本のおもしろさ<本の重さなのです。という時点で、では、ビジネス書はおもしろいか、という問題につきあたります。ビジネス書の大抵は、・稼ぐためにはどういうノウハウがあるかあるいはもっと単純に・こういうノウハウを身に付けろであるから、おもしろくないのです。結論を言ってしまえば、抽象的ですが、ビジネスとは、価値をリレーションするもの、でなければならず、その価値をリレーションするとは、どういうことか、を語らなければならない、そのことが書いてないからおもしろくない、と言えそうです。
2004.04.16
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アルファ版が公開されてから約1ヶ月約1万人登録の時点で、私のところにも、GREE.jpの紹介がきたので、私も業界の片隅にはいるということでしょうか?ところで「ソーシャルネットワーキングサービス」は、今、Web業界では一番旬な言葉ではあると思っているので、友達招待で、Webの仕事をしている人中心に、3日の間に58人誘ってみました。この手の招待をしてみることは結構好きで、どのくらいの人、どの人が反応するかを見るのは楽しいものです。なぜかというと、その人のWebに対する姿勢みたいなものを、感じることができるからです。いつも感じることは、Web業界にいたとしても、Webのことに興味のある人はあまりにも少ないということ。みなさん、サラリーマンしてるんですね。付き合いだけで登録してくれる人というのは、なんとなくわかります。新しいコトやモノに興味にない人は、この手のサービスに数回誘って、あとで実際会った時に、なにげに聞くとわかります。結局、今回登録してくれた人は、今のところ11/58人。意外に多いかも(^_^)
2004.04.15
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個人事業に限らずビジネスコンセプトは重要だと思いますが、個人事業がビジネスとしてうまくいくかどうかは、ビジネスコンセプトで決まる、と思います。「ビジネスコンセプト」とは、自分が仕事をする上での一番根っこにある部分、と言ったらいいでしょうか。ビジネスとして「うまくいってる」かどうかは、食べていけなくても自己満足が高ければ、「うまくいってる」という判断もできますし、今は長い投資時期なのでこれをガマンすれば見返りが大きく、遠くない将来「うまくいってる」ことになる、という判断もありますので難しいところがありますが、その辺の価値判断はとりあえずおいておきます。私の身の回りを見る限り、個人事業のビジネスコンセプトは以下のような分類になるようです。1、好きなことを仕事にしたい2、自分の持っている技術で勝負してみたい3、社会貢献したい4、自己表現したい5、金儲けしたい6、なんとなく数的には1、2が一番多く、私もこの中に含まれます。それなりのノウハウやテクニックを持ち、よい顧客がいれば、当面は食べていけるでしょう。3は例えばインターネットで生活を変えるとか、環境や福祉で貢献するなどのテーマを持ち、社会的問題を解決しようとするタイプです。この場合はさまざまな難関が立ちはだかりますが、最後には強い動機を持ち続けられるかの問題になってくる、と思われます。4のタイプは、少数派ではありますが、うまくいくことが少ないように見受けられます。それはビジネスをするということより、自己表現を行うことが優先されてしまうからです。これは、ある意味本人のこだわりでもあり、すべて一概に悪いコトとも言い切れない部分もあるのですが、それがビジネスとして成立する作業内容と作業量、予算など、いろいろな条件が投資することをはるかに超えてしまい、なおかつ見込みが成立しない場合でも、やり続ける場合です。5のタイプは、結構多いタイプです。儲けるコトを優先しますから、儲かるネタ、話、人にすぐ飛びつき、結局何も得るモノがない、というパターンです。その中でなぜか何回かよいコトがあると、過去の成功パターンに余計しがみつくので、最悪のパターンになります。要は自分が何をしたいかわからない、ビジネスコンセプトがないという方です。6は問題外なのでおいときます。こうやって書くと、よくないパターンにはならない、なんて思いますが、実は誰でも結構はまりやすいパターンです。
2004.04.14
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社長の最大の不幸は“誰も文句や意見を言う人がいないこと”、と、以前、会社員時代の私の上司が言っていたものです。誰も意見など言わないことが、何年も、場合によっては何十年も続くから、考え方や方向性が間違っていたしても本人にはわからないし、時にはビジネス的に大変な問題も起こり得る、というわけです。少し前にテレビでダイエー中内創業社長が、お店回りをしていた映像などを見ていたときに、大勢の取り巻きに囲まれているこの人に、文句や意見など言う人などいないんだろうな・・・なんて感じたものでした。ところで、私はと言えば、誰にでも結構文句や意見を言ってしまいます。「そんなやり方ではダメ」が多いのですが、「やる気があるの?」とか、「何もわかっていない」とか、本質的な文句を言ってしまうタイプが私です。もちろん、それはそれを言うことによって、ビジネスパートナーとして相手のためになるし、またパートナーシップを深める方法として、私としてはやっているつもりです。仕事のやり方としてお互いの意見を徹底的に言い合って、プロジェクトを練り上げて成功させるという方法もあり、対立的な意見であれ、それはよいことだと思うのです。とは思っていても、最近感じるのは、文句や意見を受け付けないタイプの人が多くなってきたかな、ということです。日本社会は、昔から「和を尊ぶ」とか「言わなくてもわかる」とかいった集団協調タイプの社会だと思いますが、にもかかわらず、この受け付けないタイプの人が、多くなっているように感じるのです。企業にしろ個人にしろ、クレームや意見などを聞いて受け入れ、自分なりにどう対応するか、そして何を実践するかを通してしか、新たなステップに行けないと思うのです。誰か、私に文句や意見を言ってください。
2004.04.12
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まぐまぐなどのメールマガジン配信システムは、個人が無料で不特定多数の人に、メールを通して自分の好きなテーマで、好きな内容で配信できる、まさに画期的なツールでした(です)。私も個人事業をテーマとしたメールマガジンを発刊し、数千人ものユーザーがいたこともあり、そのすごさを実感したものです。そのすごさが、私をこの業界へシフトさせた、要因にもなりました。ただ、メールマガジンの場合、隔週や月刊にしても、定期的に発行していると、作業的な負荷はけっこうあり、それプラス心ない読者からは、文句や配信解除の申し出などもあり、発行する気持ちをなえさせる行為を受けることもありました。ということで、上も踏まえていきなり、結論として、メールマガジンの問題点を挙げてみます。・定期刊行の作業負荷は大変であり、特に無料で続けている場合、自分なりのメリットや強い動機付けが必要。・プッシュ型(読者に届ける)のツールであり、内容がある一定以上のレベルを要求されるし、読者によっては、ムリに読まされている感がでてしまうことがある。という、2つの大きな問題点があります。では、Blogは上の問題点に関してどうでしょうか?・自分の好きな時に、好きなように書けばよい・読者が好きな時にアクセスすればよい。ということで、上の2つの問題は回避されているように思われます。加えて、メールマガジンを配信するより、Blogを更新するほうがカンタンです。まだ、Blogも使い始めたばかりで印象レベルでしか言えませんが、個人情報発信ツールとして、メールマガジン以上に可能性はあるのではないでしょうか?
2004.04.11
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娘が小学校の入学式の日だというのに、夕飯に何か特別なモノを食べよう、という発想が出てこないのは、男親のせいであるからでしょうか?このテの話しにマメな男親がいるということは、容易に想像できるので、そうではなく、仕事のコトで頭がいっぱいだから、ということにしておきましょう。(ぜんぜん理由になっていませんね(^^;)余談であるが、1クラス34名のうち、入学式に男親は13名きておりました。感覚的にはかなり多い気がします。みんな仕事休んでいるのでしょうか?ところで、カミさんは、娘に「何が食べたい」と聞くと、「おすし」と答えるので、カミさんと私で、買ってくるか、食べにいくか迷った結果、娘の記念日を祝うことを思いもつかなかった私の責任を感じてお寿司を食べにいくことにしました。家の近くの個人商店のお寿司屋さんは、閉店してしまったので、クルマで10分ぐらいのところにあるチェーン店のデカねたで売っている「海鮮三崎港」に行きました。で、思ったのですが、我が家と同じように考えて来ているお客は、当然いるわけで(実際娘の幼稚園時代の同級生は祖父母連れできていた)結構混んでいる。でも、私が見た限り、カウンター、厨房ですしを握る人3人、ホールは途中まで1人しかいなく、とても注文をさばききれない状況。せっかく記念日にきたのに、料理や飲み物が注文してもなかなか来ない状況でした。地域に根ざした飲食店なら、当然、このような記念日に対応していなければいけないはずなのに、という問題を感じました。
2004.04.10
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先日お客様から預った重要な品をCVSから宅急便で送ろうとしたところ、店員から内容物は「いくらですか?」と聞かれて困りました。原価は大したことなのですが、紛失されたら、代替品はなく、お客様情報が含まれるため、値段など付けようがないからです。紛失なんてとんでもない!ということで、なぜか聞くと「30万以上は保証できない」ということらしいのです。私は、宅配便で今送るしかないし、郵便局よりもまだ信頼性はあると思ってるので、そのまま送ることにしましたが、あまり感じていなかった不安を呼び起こされてしまいました。紛失などの事故は増えているのだろうか?宅配便からすれば、責任範囲の明示という、顧客サービスの姿勢なのだろうが、他の宅配便企業からは、そんなこと聞かれたことないので、その企業の事故が多いということなのでしょうか?「届けることの責任」は、宅配サービスのそもそもの基本でありながら、その責任の範囲が、640円に対する30万円というのもバランスの問題とは思うのですが、何か釈然としないものは感じますね。
2004.04.09
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冷凍食品は、どこかしら人工的な味覚がするものですが、それでも「これはうまい!」と感じる商品に時たま出会います。「これはうまい!」と感じた冷凍食品は、他の食品以上に、食べたい欲求に駆られ、(麻薬効果があるのでしょうか)しばらく食べ続けたのち、突然ある日から全然食べなくなる、という特性を持っている、と思われます。前が味の素の餃子でしたが、ニチレイ「ハッシュドポテト」は、しばらくぶりに、私にとって「これはうまい!」と感じたものです。いつまで続くくでしょう?http://www.nichirei.co.jp/food/new_details/4902130318047.html
2004.04.08
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都心のさぬきうどんチェーン店は、昼どきにもなるとサラリーマンが列を作って並んでいます。まだ、結構繁盛してるんですね!ところで、我が家の近くには、さぬきうどんチェーンのロードサイドタイプのお店が少し前にできたので、先日、日曜日の夕飯で家族で(カミさんとこども2人)で行ってみました。ここは、前はどこのチェーン店だったか忘れてしまったが、4人テーブルが多くなっているので家族連れが当選ながらターゲット。内装は、ちょっと殺風景な気がしますね。私はぶっかけうどんを頼み、4人で飲み物、テンプラ、うどんなどを含めて約1800円ぐらい。まあ、安いといえば安いのですが・・・。私はついでにかけうどんも食べてみました。ぶっかけも、かけも一番気になったのが、うどんの温度。私的にはぬる過ぎ。もっとあつあつがいいです。家族4人で、休日の夕食に食べるさぬきうどんは、ちょっと寂しいかな、という気がしました。休日でも、昼間ならいいかもしれません。
2004.04.07
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人材活用の話で、ABCマートは優秀なアルバイト店員をうまく活用、お店を回しているという番組をテレビでやっていました。ABCマートには、年間何千人もの応募がくるそうで、その中から、新陳代謝がいかに激しくても、アルバイト要員に困ることはない、というような内容でした。企業の効率的な運営という視点からは、そういった人材活用は当然としても、企業の社会的価値という視点で見ると、ある疑問を感じてしまいます。そこには「人材育成」という視点の問題のほかに、気になるのはアルバイトを辞めた人たち、あるいはアルバイトに採用されなかった人たちのABCマート離れです。こういった人たちは、ABCマートの靴を買うのでしょうか?それが数百人、数千人のレベルになれば大したボリュームになります。若者をターゲットにしながら、人材活用という点から、ABCマートの靴を買わない人を増やすやり方は、企業にとって諸刃の剣になるような気がします。
2004.04.06
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