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みうらじゅん「正しい保健体育 ポケット版」2015年8月第1刷。文春文庫。「正しい保健体育」(理論社)と「正しい保健体育II 結婚編」(イースト・プレス)を1冊にまとめて文庫化。お得。Amazon Primeに映像版があって、お気に入り登録をしていたのだが、いざ見ようとしたら配信が終わっていた。悔しいので元ネタの本を購入。いつものみうらじゅん節が炸裂して、エロいんだか為になる話なのかさっぱりわからない。松崎しげる、野口健、江川達也は写真入りで絶倫の代表として挙げられているが、本人たちの許可はとっているのだろうか。みうらじゅんにはずれなし。今回も笑わせてもらった。
2022/05/27
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山口つばさ「ブルーピリオド (12)」春休み期間が終了して2年に進級。再び芸大内が舞台となって、番外編から本編に戻った雰囲気。大学の指導方法に疑問を抱き始めた八虎は、在野のアート集団「ノーマークス」のイベントに関わったことで、一気にアカデミックとの距離を感じるようになる。これはよくわかる。一分の隙もない緻密な音作りで構築美を形成することに腐心していたジョン・アンダーソンが、ヴァンゲリスとの仕事でそのスポンテイニアスな制作過程に衝撃を受け、それが遂にはイエス脱退に繋がったのに似る、のか?新たな展開は歓迎するが、学生も教員も新しいキャラが続々と登場してカオスに近くなってきた。キャラを使い捨てているかのようで、これはいただけない。
2022/05/24
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TV映画「ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」ハル・アシュビー監督82年米。4月29日放映。粗筋は映画.comより。世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の1981年全米ツアーから、アリゾナ州のサン・デビル・スタジアムでの屋外ショー、ニュージャージー州のメドーランズ・ブレンダン・バーン・アリーナで行われた屋内ショーの模様を収めたライブドキュメンタリー。20台のカメラやヘリコプターを使った上空からの撮影など、さまざまな手法が駆使されたライブドキュメンタリーの傑作を、ツアーから30周年となる2011年、HDリマスター版で新たに劇場公開。ほぼストーンズのライブをそのまま映しているだけ。でも、間違いなく映画。昔は海外のバンドのステージを生で観る機会は滅多になくて、その代わりに各地でフィルム・コンサートが開かれていたが、それを思い出す。
2022/05/22
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四方山貴史「終の退魔師 エンダーガイスター (4)」一人称視点バトルが収録されている巻。これでこの作品の人気に火がついたらしい。魔人との一人称視点バトルが終わると現在の時間軸に戻り、暗殺者が集結し始める。現在判明している暗殺者は、キャッスル兄弟、ヴェスパ、老龍、レッドアイ、フェイス、鵺、爆破犯(プロメテウス)、飛行機の襲撃犯の8名。ただし、爆破犯と飛行機の襲撃犯は雑魚で、爆破犯はすでに殺害された。まだまだ一押し。最高に面白い。
2022/05/21
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TV映画「マッドマックス サンダードーム」ジョージ・ミラー&ジョージ・オギルビー監督85年豪・米。5月15日放映。粗筋は映画.comより。核戦争で荒廃した近未来の地球。物々交換で生活が成り立つ地上世界とその原動力となる豚メタンガスを製造する地下から成っている町、バータータウンに、疲れきったマッド・マックス(メル・ギブソン)が辿りついた。その町を見はらす塔のてっぺんで優雅に暮らす地上世界の首長、アウンティ・エンティティ(ティナ・ターナー)は、屈強な守備隊員たちにマックスを急襲させるが、この“オーディション”を、マックスは見事に突破した。エンティティのメガネにかかったマックスは、この町の地下の国を支配する巨人のプラスター(ポール・ラーソン)と、身長1メートルにも満たないマスター(アンゲロ・ロッシト)の二人から成るマスター・プラスターと闘うことをエンティティから命じられる。町の中央に設けられた競技場、サンダードームで、マックスは敵のマスター・プラスターを組みしくが、仮面の下のプラスターの顔がまだあどけない少年であるのを見てとどめをさつのをとどまった。しかしプラスターは首長の部下の石弓に倒れ、マックスは追放された。数日後、気を失ったマックスは、美しい少女に助けられた。彼女に誘われて辿り着いた地は、緑の楽園で、そこは3歳から16歳までの子供だけで成り立っていた。みんなは、いつか、パイロットのキャプテン・ウォーカーが救いに来てくれると信じており、マックスをウォーカーだと思い込んでしまった。ある日、数人の子供たちが外界への憧れを押えきれずにバータータウンへ旅立ってしまい、マックスは残された子供たちと後を追った。今はマックスの味方となったマスターらと組んでエンティティ一派と死闘をくり広げ、バータータウンは火の海と化すのだった。出演はメル・ギブソン、ティナ・ターナー、ブルース・スペンスら。テレビ東京のBS4Kで放映された吹替版。「2」の大ヒットにより、米国資本で撮られた「3」。鳴り物入りで公開されたことを覚えている。公開後の評価が芳しくなかったことも、よく覚えている。なるほど、これでは評価が低いはず。ほとんど「グーニーズ」。あるいは、「インディー・ジョーンズ」の出来損ない。30年後にメル・ギブソン抜きで「4」(怒りのデス・ロード)が撮られて、絶賛の嵐を浴びることになると、この時点でいったい誰が想像できただろう。
2022/05/20
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ピアノ・レッスン #2-172黄金週間はレッスンそのものが休みで、前回からかなり間が空いた。この間、練習したのは、黄金週間中と当日の2日のみ。黄金週間中は家のアップライトを弾いたが、これは勝手が違って苦戦。調律してないこともある。一方、事務所の電子ピアノでした当日の練習は、例によって絶好調で、2週間くらいピアノに触ってもないのになぜ絶好調なのか、いつもながらよくわからない。そして、レッスンではぜんぜん絶好調ではなくイマイチなのも、いつも通り。ppからppp。さらにそこからff。やはり、それなりの出来。
2022/05/19
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NOMADI / Un Giorno InsiemeKBB / Live 2004HARMONIUM / En TourneeJON ANDERSON / AnimationGILES, GILES & FRIPP / The Cheerful of Giles, Giles & FrippELF / SameDARRYL WAY / Vivaldi's Four Seasons in RockDAVID BOWIE / Hunky DoryDAVID BOWIE / Diamond DogsLITO VITALE / Sobre Miedos. Creencias Y SupersticionesBOTTEGA DELL'ARTE / Dentro
2022/05/18
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佐橋亮「米中対立」副題は「アメリカの戦略転換と分断される世界」。2021年7月初版。同年10月3版。中公新書。著者は昭和53年生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。神奈川大学教授を経て、現在、東京大学東洋文化研究所准教授。1年前は喫緊の課題であった米中問題も、ロシアのウクライナ侵略ですっかり影が薄くなってしまった。それもあってか、ぜんぜん頭に入ってこない。というより、わかりきったことをくどくど書いているだけで、新しい発見が何もない。退屈そのもの。
2022/05/18
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黒澤R「復讐の未亡人 (9)」隣の婆さんの子供時代の回想が始まった。話自体はおもしろいが、ひとつひとつの挿話に決着をつけないまま、次の挿話に移っていくので、混乱する。いつか収束するときが来るのだろうか。
2022/05/18
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これまで、数々の迷言、勘違いで視聴者の度肝を抜いてきた元オセロ松嶋が、「きらきらアフロ」でまたやってくれた。彼女は「風の谷のナウシカ」の「ナウシカ」を、鹿だと思っていた。カモシカやヘラジカと同じように思っていたのだろうか。今回は笑福亭鶴瓶までもが、「俺もそう思てた」だと。鶴瓶は、ジブリは「千と千尋の神隠し」しか観たことがないらしい。かつて、やはり「きらきらアフロ」で、ハリウッド俳優のニコラス・ケイジは「ニコラス刑事」だと(本気で)思っていたと発表して視聴者に衝撃を与えた松嶋ナホミルク、その独特の感性は二児の母となっても変わっていない。
2022/05/18
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TV映画「いぬやしき」佐藤信介監督18年東宝。5月11日放映。粗筋は映画.comより。「GANTZ」の奥浩哉による人気コミックで、テレビアニメ化もされた「いぬやしき」を、木梨憲武&佐藤健主演、「GANTZ」につづき奥作品の実写化を手がける佐藤信介のメガホンで映画化。会社や家族から疎外されている、定年を目前に控えた初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎。医者から末期がんによる余命宣告を受け、虚無感に襲われた犬屋敷は謎の事故に巻き込まれ、機械の体に生まれ変わる。犬屋敷と同じ事故に遭った高校生の獅子神皓も犬屋敷と同様に人間を超越した力を手に入れていた。自分に背く人々を傷つけるためにその力を行使する獅子神。獅子神によって傷つけられた人たちを救うためにその力を使う犬屋敷。強大な力を手に入れた2人の男たちのそれぞれの思いが激しく交錯していく。犬屋敷役を木梨、獅子神役を佐藤が演じるほか、伊勢谷友介、斉藤由貴、本郷奏多、二階堂ふみらが出演。出演は木梨憲武、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、福崎那由他、濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介ら。原作が滅茶苦茶な話なので大して期待もせず見たが、意外ときっちり作ってあって望外の喜び。この監督は、後半グダグダになる「GANTZ」の前半だけを映画化して独自のまとめ方をしていたが、最初からグダグダの「いぬやしき」も上手くまとめた。続編の余地を残そうとしたのか、最後が蛇足になっていたのは残念。佐藤建のキャスティングははまっている。彼はベビーフェースよりも、このようなヒールの方が向いている。対する木梨はイマイチで、原作の犬屋敷はもっと爺さん爺さんしたキャラなので、木梨では強すぎた。本郷奏多は居るだけで安心する。二階堂ふみは無駄遣い。
2022/05/16
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TV映画「モスラ 4K版」本多猪四郎監督61年東宝。5月12日放映。粗筋は映画.comより。南太平洋を航行中の第二玄洋丸は、突発的に発生したA型台風にまこまれて沈没した。船員のうち四人が、放射能の墓場といわれたロリシカ国の水爆実験海域のインファント島で奇跡的に救助され、帰国した。が、意外にも四人は放射汚染症状が全く見られなかった。日東新聞の社会部記者・福田善一郎は、女カメラマンの花村を連れて、核センターに原田原子力博士を訪ねた。船員の一人から無人島と思われたインファント島に原住民が生きていること、さらに原住民が飲ませてくれた赤い汁により、放射能障害はおろか普通以上の体力を取り戻せたことを聞き出した。日本、ロリシカ両国政府の申合わせでインファント島調査隊が結成された。日本側からは原田博士を副隊長に、言語学者中条信一ら有能な学者が参加した。上陸し、密林へ一人入った中条は、毒々しい色彩の吸血植物に襲われた。身長三十センチの小人の美女が彼を救った。小美人の歌うメロディに、中条は「島を荒らさないでほしい」の意味を読みとった。帰国した調査隊は、調査内容を一切発表しなかった。調査隊の事務係だったネルソンが、悪徳興行師としての正体を現わし、再びインファント島に上陸、小美人たちを奪うと、高い入場料で公開した。「モ……ス……ラ」彼女たちの歌うメロディは、テレパシィーによってインファント島の神殿に眠るモスラの卵に伝えられていた。やがて、全身白光色にきらめく巨大な幼虫が生れ、日本の方角の海に消えた。中条は、インファント島の洞窟で発見した碑文の謎を解き、モスラが小美人をさがして日本に来襲するだろうことを予知した。異常な速さで泳ぐモスラにエアゾールの集中攻撃をする大型機編隊。ロケット弾の集中砲火を浴びせる戦闘ジェット機隊。しかし、モスラの相手ではなかった。モスラは遂に東京都心へ現われ、国電やビルは粉砕された。ネルソンは国外脱出を図り、小美人をつれて大型セスナでとびたった。モスラは東京タワーに近づくと、巨大な口腔から糸を吐き始めた。幼虫からサナギへの完全三段変化が開始され、遂に巨大な蛾が現われた。巨大な蛾と化したモスラは小美人を求めてロリシカ国に飛んだ。壊滅する摩天楼。猛威を発揮したモスラは更に小美人を求めて暴れまわっていた。そのころロリシカ国政府に招かれた中条は福田、花村とともにネルソンを追いつめ小美人を取りかえした。一せいに鳴らされた教会の鐘。飛行場に白く書かれた十字架と太陽。それを目あてにモスラは静かに着陸した。かけよる小美人。遠くインファント島目ざして飛びさるモスラを見送りながら、人々は平和を祈るのだった。出演はフランキー堺、香川京子、小泉博、ザ・ピーナッツ、ジェリー伊藤、上原謙、志村喬、平田昭彦、佐原健二、河津清三郎、小杉義男、田島義文ら。日本映画専門チャンネルのピュア4K。VHS以来の鑑賞なので、鮮明に変貌した画質に驚く。ミニチュア特撮は、史上最高傑作の呼び声が高い「ラドン」には一歩譲るが、非常に精巧。特に、幼虫が東京の街をひたすら移動して破壊していく様は、「ラドン」の福岡市街のミニチュアと並び称されてしかるべきものとなっている。また、幼虫の着ぐるみは見るからに生物の外観を擁して、子供の頃に見たときは恐怖心を覚えたくらいであり、モスゴジ以降のテラテラした質感とはまったく異なる。ミニチュアだけではなく、美術も気を吐いており、極彩色の植物群の中にモアイ像のような巨像が立つインファント島は、キンゴジの島をはるかに上回る迫力。そして、その南洋以外の何物でもないはずの島にはなぜかヘレニズム趣味が混在して、ドーリア式の柱の間で小美人が歌うのだった。眩暈がするような光景。シリアスな「ゴジラ」「ラドン」とは違ってコミカルなドラマ部は、賛否両論あるだろう。しかし、「否」は香川京子の魅力で帳消しと考えてもよい。幼虫が東京タワーをへし折って、糸を吐いて繭を作り、成虫となって飛び立つ一連の流れには、涙が出る。
2022/05/14
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此元和津也/P.I.C.S./肋家竹一「オッドタクシー (1)~(4)」原作:此元和津也/P.I.C.S.作画:肋家竹一既刊最新巻は第4巻。次巻で完結予定。2021年4月から6月までテレビ東京系列で放送されたアニメのコミカライズ作品。アニメは未見。第1巻は2021年4月、第4巻は2022年4月、それぞれ初版第1刷。「マンガ沼」で推奨されていたが、登場キャラ全員が動物に擬されているのが引っかかって、しばらく購入を躊躇っていた。今回、意を決して購入。実際に読んでみると、キャラが動物であることはほとんど気にならず、上質のミステリーを堪能できる。とは言っても、動物である必然性は感じられない。セイウチに似たタクシードライバー、ゴリラに似た医者、アルパカに似た看護婦で構わないと思う。最終巻を待たずにアニメを観て結末を知るか、最終巻を読んだ後にアニメを観るべきか、迷うところ。
2022/05/10
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TV映画「ターミネーター 2 4K版」ジェームズ・キャメロン監督91年米。2021年5月24日放映。粗筋は映画.comより。ジェームズ・キャメロン監督による大ヒットSFアクションのシリーズ第2作。前作から10年後の1994年。未来に起こる機械と人類の戦いを知ったサラ・コナーは精神病院に収容され、後に人類のリーダーとなる息子ジョンは里親のもとで不良少年へと成長していた。ある日、未来から2体のターミネーターがやって来る。1体は人工知能スカイネットがジョンを抹殺するために送り込んだ最新モデルT-1000型、そしてもう1体は10年前にサラの命を狙ったターミネーターと同じT-800型で、ジョンを守るため未来の彼自身が送り込んだものだった。前作では悪役だったアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800が、本作では人間の味方として登場。ジョン・コナー役をエドワード・ファーロング、サラ・コナー役を前作に続きリンダ・ハミルトンが務めた。のちに続くシリーズ作品を含めても屈指の人気と評価を誇る一作。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリック、リンダ・ハミルトン、アール・ボーエン、ジョー・モートン、ザンダー・バークレイ、ジャネット・ゴールドスタイン、ドン・スタントン、ダン・スタントン、ディーン・ノリス、ジョエル・クレイマー、ウィリアム・ウィッシャーら。テレビ東京のBS4Kで放映されたもの。吹替版。シュワの吹き替えが玄田哲章ではなく津嘉山正種なので、はじめのうちやや戸惑う。すぐに慣れるが。「エイリアン 2」と双璧をなす、続編のお手本。ガキ(ジョン・コナー)がウザいこと以外、完璧。
2022/05/08
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TV映画「ターミネーター 4K版」ジェームズ・キャメロン監督84年米。2021年5月17日放映。粗筋は映画.comより。未来からやって来た殺人サイボーグと人間たちの戦いを描き、監督ジェームズ・キャメロンと俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの名を一躍世界に轟かせた大ヒットSFアクション。1984年のロサンゼルス。閃光とともに現れた屈強な男が、「サラ・コナー」という同姓同名の女性を相次いで殺害する。同じ名を持つウェイトレスのサラも命を狙われるが、見知らぬ男カイルに間一髪のところで救われる。カイルによると、近い未来に機械と人類の戦争が勃発し、将来サラが産む息子ジョン・コナーが人類のリーダーになるという。そしてサラの命を狙う男は、人工知能スカイネットが歴史を変えるために未来から送り込んだ殺人サイボーグ「ターミネーター」だった。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン、アール・ボーエン、ディック・ミラー、ビル・パクストン、ブライアン・トンプソン、リック・ロソヴィッチら。テレビ東京のBS4Kで放映されたもの。吹替版。解像度が上がった効果はあまり認められなかったが、HDRで画面が明るくなり、夜のシーンをストレスなく見られる。吹き替えはシュワの玄田哲章以外はVHSやDVD、地上波各局での放送といろんなパターンがあって、ここではカイルが小山力也。すなわち、ジャック・バウアー。いつ観ても、何度観ても傑作。
2022/05/07
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TV映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」ジェイク・カスダン監督19年米。4月30日放映。粗筋は映画.comより。テレビゲームの世界に吸い込まれた高校生たちが、本来の姿とかけ離れたゲームキャラクターのアバターになって冒険を繰り広げる姿を描き、大ヒットを記録したアドベンチャー「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編。「ジュマンジ」の冒険をクリアしてから2年。スペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーはそれぞれの進路を歩み、いまは大学生になっていた。しかし、あの時の興奮が忘れられないスペンサーは、破壊したはずのゲーム「ジュマンジ」をこっそり修理し、再びゲームの中に吸い込まれてしまう。スペンサーを救出するため、残った3人も「ジュマンジ」にログインするが、壊れたゲームの世界はバグだらけでキャラの入れ替え設定はめちゃくちゃ。さらに、スペンサーのおじいちゃん達も一緒に吸い込まれていた上に、ジャングルのみならず砂漠、氷山など新たなステージも追加されており……。主演のドウェイン・ジョンソンほか、ジャック・ブラック、カレン・ギラン、ニック・ジョナスらメインキャストも再結集。監督も引き続きジェイク・カスダンが務めた。出演はドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス、オークワフィナ、アレックス・ウルフ、マディソン・アイズマン、ダニー・グローヴァー、ダニー・デヴィートら。アバターの入れ替えと老人2人(グローバー&デビート)の参加で変化をつけて、続編の属性であるマンネリを回避している。黒人と東洋人をひとりずつ入れて、あとは白人という構成は、ここ数年のハリウッドに対する批判へのあからさまなエクスキューズで、何をかいわんや。そしてその東洋人は、見るからに支人。こちらはチャイナ・マネー漬けのハリウッドを象徴するキャスティング。
2022/05/06
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TV映画「トータル・リコール 4K版」ポール・バーホーベン監督90年米。2021年7月5日放映。粗筋は映画.comより。フィリップ・K・ディックの短編小説「追憶売ります」をもとに、ポール・バーホーベン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で描いたSFアクション大作。西暦2084年、地球の植民地となっていた火星では、エネルギー鉱山の採掘を仕切るコーヘイゲンとそれに対抗する反乱分子の小競り合いが続いていた。一方、地球に暮らす肉体労働者のダニエル・クエイドは、毎晩行ったこともない火星の夢を見てうなされていた。夢が気になるクエイドは「火星旅行の記憶を売る」というリコール社のサービスを受けることに。しかし、それをきっかけに今の自分の記憶が植えつけられた偽物であり、本当の自分はコーヘイゲンの片腕の諜報員ハウザーだったと知る。クエイドは真相を知るため火星に旅立つが、真実を隠匿するコーヘイゲンに命を狙われ……。1990年製作・公開。30年を経た2020年11月、4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、レイチェル・ティコティン、シャロン・ストーン、マイケル・アイアンサイド、ロニー・コックス、マーシャル・ベル、ディーン・ノリスら。VHS以来。再視聴の場合、前半を覚えていないことが多いが、今作は前半の印象が強く、後半をまったく覚えていなかった。シュワが火星に行ってからが記憶に残っていない。マイケル・アイアンサイドが出ていたことも忘れていた。「ブレードランナー」よりも後の作品なのに、未来世界の描写が陳腐に見えるのは、「ブレードランナー」におけるシド・ミードの功績が大なのだろう。バーホーベンのグロテスク趣味は、通常の2割~3割増しで強め。
2022/05/05
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雨穴「変な家」2021年7月第1刷。同年8月第5刷。飛鳥新社。作者はウェブライター兼YouTuber。ネット上で発表したものを第1章として、全4章の構成。YouTubeにアップした動画が評判を呼んで、紙媒体で発表された。奇妙な間取りの家を紹介する第1章はともかく、第2章以降の謎解きは強引すぎて興ざめ。そもそも、これでは横溝正史や綾辻行人の長編の粗筋を書いただけのようなもので、小説の態をなしていない。全244頁を30分かそこらで読み終えてしまった。
2022/05/05
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TV映画「シャイニング 4K版」スタンリー・キューブリック監督80年米。2021年5月1日放映。粗筋は映画.comより。スティーブン・キングの小説をスタンリー・キューブリック監督が映画化した名作ホラー。冬の間は豪雪で閉鎖されるホテルの管理人職を得た小説家志望のジャック・トランスは、妻のウェンディーと心霊能力のある息子ダニーとともにホテルへやってくる。そのホテルでは、かつて精神に異常をきたした管理人が家族を惨殺するという事件が起きており、当初は何も気にしていなかったジャックも、次第に邪悪な意思に飲みこまれていく。主演のジャック・ニコルソンがみせる狂気に満ちた怪演は見どころ。高い評価を受けた作品だが、内容が原作とかけ離れたためキングがキューブリック監督を批判したことでも知られる。出演はジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイド、スキャットマン・クロザース、フィリップ・ストーン、ジョセフ・ターケル、トニー・バートン、ヴィヴィアン・キューブリックら。NHK-BS4Kで放映されたもの。VHSで見て以来だが、前半部分の記憶はほぼゼロ。ニコルソンが狂い出してからしか覚えていなかった。はっきり覚えているのは、ニコルソンが斧を持ち出して以後。当時もぜんぜん怖くなかったが、こうして改めて見ても、やはりぜんぜん怖くない。全篇を覆うのは狂気で、恐怖ではない。ニコルソンの狂った演技は鬼気迫るものがある。しかし、怪優の名を恣にするこの人は、登場した瞬間から狂気に駆られているように見えるので、正常時と狂った後との落差が実はあまりないのであった。
2022/05/04
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小梅けいと「戦争は女の顔をしていない (3)」原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ監修:速水螺旋人第2巻で完結したものと思っていたら、第3巻が出た。現実にロシアがウクライナを侵略している今、第3巻を出したのは、意図してなのか偶然なのか。いずれにしても、絶妙のタイミング。
2022/05/04
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TV映画「ブレードランナー ファイナル・カット 4K版」リドリー・スコット監督07年米。2021年2月27日放映。粗筋は映画.comより。SF映画の金字塔「ブレードランナー」を、初公開から25年を迎えた2007年にリドリー・スコット監督自らが再編集とデジタル修正を施してよみがえらせたファイナルカット版。酸性雨で荒廃した2019年のロサンゼルス。人間にそっくりな外見を持つ人造人間「レプリカント」たちが植民地惑星から逃亡してきた。レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカードが追跡を開始するが……。日本でも07年11月に劇場公開され、17年10月にも続編「ブレードランナー 2049」公開を記念して10年ぶりに劇場公開。19年9月にはIMAXシアターで劇場公開される。出演はハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、エドワード・ジェームズ・オルモス、ダリル・ハンナ、ブライオン・ジェームズ、ジョアンナ・キャシディ、ジョセフ・ターケル、ジェームズ・ホンら。1982年劇場公開版から数えて5つのバージョンが存在するらしいが、この「ファイナル・カット」はそのうちの最後に世に出たもののよう。82年版とどこが違うのか、4Kでどうなったのかを確認するつもりで見たのに、驚いたことに82年版をほとんど覚えていなかったので、比較のしようがなかった。デッカードとレイチェルが車で逃げる、最後のシーンがなくなっていることだけはわかったが。結局、デッカードはレプリカントなのか人間なのか、わからず仕舞い。
2022/05/03
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村上たかし「ピノ:PINO」如何なるシチュエーションでも自在に涙を流せる芳根京子は、石川慶監督をして「涙の魔術師」と言わしめたが、読者を確実に泣かせる村上たかしも、やはり「涙の魔術師」。今作でもそれは健在で、吉緒良子の台詞「おやすみピノ」に心を動かされない人間が、この世に存在するとは思えない。中学生のときに読んだ、眉村卓「わがセクソイド」以来、アンドロイドに意思が宿るSFはすべからく好物だが、今作もその例に漏れない。というより、そのジャンルの最高峰に位置する作品のひとつ。
2022/05/02
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TV映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 4K版」ロバート・ゼメキス90年米。2021年5月3日放映。粗筋は映画.comより。前作「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」から直接続くシリーズ3部作の完結編。不慮の事故が発生し、ドクの乗ったデロリアンが1955年から1885年の世界に飛ばされてしまう。その直後、マーティのもとに1885年のドクが出した手紙が届く。ドクの無事を知ったマーティだったが、ふとしたきっかけで70年前のドクは手紙を出した1週間後に死んでしまうことを知る。1955年のドクに協力を求めたマーティは、1885年にタイムスリップ。ドクを死の危機から救うが、デロリアンは故障。ガソリンもない時代にデロリアンを走らせるため、蒸気機関車を利用する手を思いつくが……。1990年製作・公開。2020年12月、35周年を記念して4Kニューマスターの日本語吹き替え版(マーティ=三ツ矢雄二、ドク=穂積隆信の日曜洋画劇場版)および字幕版で上映。出演はマイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、メアリー・スティーンバージェン、リー・トンプソン、エリザベス・シュー、トーマス・F・ウィルソン、フリー、マット・クラーク、ジェームズ・トルカン、ビル・マッキーニーら。やはりNHK-BS4Kで放映されたもの。前作が過去と未来を頻繁に行き来して慌ただしかったからなのか、時代はほぼ1885年に固定されている。結果、ただの西部劇に近くなった。
2022/05/01
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弐瓶勉「人形の国 フルカラー版 (1)~(3)」既刊最新巻は第3巻。ただし、通常版は第9巻まで刊行されてすでに完結している。2017年4月から2021年10月まで「月刊シリウス」(講談社)に連載された。通常版を見ていないので比較できないが、彩色は一部に限られており、これで「フルカラー」を標榜するのはどうかと思う。既存の概念に独自の名前をつけて難解そうに見せる手法は、某作者の自己満足漫画を思い起こさせるが、なんとか自己満足の一歩手前でとどまっている印象。続きを読みたいという欲求がさほど湧かない。
2022/05/01
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押見修造 「血の轍 (13)」前巻の予告通り、新章に突入した。中学生だった静一は36歳となって、東京でひっそりと生活している。唯一繋がっていた父親が66歳で急死して、もはや生きている理由がなくなったと感じる静一だが、納骨で訪れた故郷の墓地で、子連れの吹石と偶然再会。止まっていた時計が再び動き始めるのか。次巻では静子と再会しそうな予感。
2022/05/01
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