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かなり以前のお話。近くにあったクリーニング屋さん。ある日、ポイント制を導入することに。金額に応じてポイントが貰えて、カードがいっぱいになったら、金券になるらしい。「カード、作りますか?」「あ、はい。お願いします。」「預かっておくこともできますが。」「へ?」なんでも、カードを預けておいて、ポイントが溜まると知らせてくださるらしい。カードを持ち歩くのも大変なので、預かってもらうことに。「じゃあ、お願いします。」「はい、分かりました。」結構まめにクリーニングに出す私は、きっとすぐ溜まりますよ…と言われ。ふむふむ。確かにすぐ、溜まりそう。気を良くした私は、ポイントが溜まるのを楽しみに、クリーニング屋さんへ通う、通う。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月。衣替えのシーズンも過ぎ。かなり溜まっているはずよねえ。でも、クリーニング屋さんは、うんともすんともおっしゃらない。1度聞いてみようかとも思いましたが。でも、溜まったら知らせてくれるということだったし。きっとまだ、カードいっぱいにはなってないのよ。そう思って1年…。そのうち、そのポイントカードのことは、すっかり忘れてしまいました。その後、お引越しをして。最近ふと、思い出してしまったのですよ。そういえばあのポイント。どれくらい溜まっていたのでしょうねえ。
2009.07.31
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少し前のこと。あらゆる雑貨が揃う、とあるお店へ。買い物の目的はゴミ箱。小さなゴミ箱じゃなくって、ベランダに置く蓋付きの大きなもの。何でも揃うお店なので、きっと私が求めているゴミ箱もあるだろうと。…思ったのですが。ああいうお洒落~なお店には、お洒落~なゴミ箱しかないのね。しかも値段が高い。ベランダに置くゴミ箱ごときに、こんなに出せませんわ…と、諦めて。プラプラとお店の中を歩いていると。携帯で話してる女の子の声が、耳に飛び込んできました。「あのね、調味料にはゴキブリが来るから、冷蔵庫で保管するといいらしいよ。」ほうほう。独り暮らしを始めた方でしょうか。でもその考え方………正解です。冷蔵庫に入れておけば、ゴキブリを呼ぶ事はないし…。ただ、コショウなどは小さい虫が湧くので、あまり長期間保管するのはお勧めできませんが。独り暮らしの方は、お米を冷蔵庫に入れておく…なんてことも出来ますよね。お米もうっかりすると、虫が湧いたりするのですよ。きっと電話の彼女。実際に経験した方から、お話を聞かれたのでしょう。随分熱心にお話になっておられました。で、私は結局何も買わずに帰ることに。え?…ゴミ箱?うーんと…インターネットで探して買いましたとさ。
2009.07.29
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大学生の頃。夏休み、とある公共施設でアルバイトをしておりました。アルバイト…といっても、ただ雑用をするだけだったのですが。一緒に来ていたアルバイトのお方、A嬢。学生ではなく社会人。定職にはつかず、あちこちでアルバイトをして生活しているのだそうな。アルバイトを始めて、何日かたった頃。ふと、あることに気が付いて。A嬢、ほぼ1時間ごとに、どこかへ行かれる。いったい、どこへ…。興味津々の私は、ついつい後を付けてしまいました。なんだ…お手洗い。ちょっとガッカリして。中に入ると、A嬢はお化粧直しの真っ最中。そっと後ろを通り抜けようとしたら、呼び止められてしまった。「ちょっと、あなた。」「は、はい。」「あなた、よく真面目にやってられるわねえ。」「へ?」なんでもA嬢、仕事が面白くなくて、1時間ごとにこうして時間を潰しているらしい。ついでに、転々とした職場のお話を聞かせてくださいましたが。「気に入らない上司の湯飲みを、雑巾で拭いた事もあったわよ。」「ほ、ほんとですか…。」爆弾発言の連続で、頭がクラクラしてしまった私。知らぬが……と言いますが。やっぱり知らない方がいいのでしょうねえ、こんなこと。そういえば最近は、“お茶くみ”という役割が無い会社が増えているそうな。まさか、こういう理由で…なわけないですね。
2009.07.27
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最近ちょっと気になっているコマーシャル。 ♪部長 お先に失礼します お手柄横取り ご苦労さまです…♪聞いた事がある方もいらっしゃるでしょうか。リクルートのCMなのですが。アニメが流れるんですけど。アニメよりも、私はこの歌に聞き入ってしまいました。面白いですよね。大爆笑して…その後、思わず頷いてしまいましたわよ。そういうことって、会社だけじゃなくて、生活のあらゆる場面で経験することがあったりして。このコマーシャルが入ると、このところ手を止めて見入ってしまう。お気に入りのコマーシャルなのです。それにしても。あんな場面で、「ご苦労さまです」と言えることに感激してしまったのは、私だけでしょうか…。
2009.07.26
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少し前のこと。お出かけをするのに、小さめのバッグを肩にかけて。玄関を出て少し歩いたところで。「あ、雨降ってる。」面倒よねえ。そう思いながら戻って傘を手にとって。颯爽と歩いていくと。ん?足音が私の後ろからついてくる。しかも、私のすぐ後ろ、ぴったりと。なに?誰?怖くて後ろを見ることもできず。歩く速度を速くして。それでもね。ピッタリついてくるんですよ、その足音。いやーっ、怖いい。エレベーターホールにたどり着くと、あいにくエレベーターは地下一階。しょうがないので立ち止まって。そっと後ろを振り返ると。あ…。あ…?誰もいないし。あれ?いったい何だったの。そう思って、左右を見ると。肩にかけてたバッグから妙な音が。もう一度、左右を…もう一度…。あらまあ、バッグの中の何かが揺れて、そこから聞こえた音だったのだわ。なーんだ。ホラー的なことを考えていたので、ちょっと残念。ガッカリしたまま、エレベーターで下に降りて。外に出ると。あーあ。雨…止んでるし。更にガッカリした私なのでした。
2009.07.24
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買いました。ロクシタンのハンドクリーム。ローズベルベットとチェリーブロッサムの2本です。 小さいサイズで、バッグにもポンっと入れられるんですよ。そして何より魅力的なのは、香りがとってもいいこと。ローズベルベットは言うまでもなく、薔薇の香り。そしてチェリーブロッサムは、桜の香り。一時流行りましたよね。香水代わりにハンドクリーム。ローズベルベットを手に塗ってみると。「おお、いい香り。」香水のようにきつくなくて、アルコール臭くない。「ん?この香りどこかで…。」ああ。そうか。電車の中や人混みの中で、この香り、確かに嗅いだことがある。ハンドクリームだったんだ。香水ではないので、香りはそう長持ちしませんが。ちょっとリッチな気分になります。事あるごとに手を鼻に近づけていたので。もしかしたら、変な人だと思われてしまったかも。そして。パッケージも可愛いんですよ…ほら。
2009.07.22
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ある日のこと。とある喫茶店へ。評判のコーヒーを飲みに行きました。お客さんは誰もいない。カウンターにはマスターらしき男の人が。「いらっしゃいませ。」注文をしようとメニューを見ると。…コーヒーしかない…。コーヒー専門店なので当たり前ではあるのですが。「コーヒーはブラックしか出しません。」「は?」いきなりそう言われて、びっくりしました。なんでもそのお店は、コーヒー豆をひとつひとつ手で厳選するほどのこだわりがあって。誰でも、お砂糖やミルクを入れなくても飲める自信がある…とのこと。そ、そうおっしゃるならば…。「じゃ、じゃあ、ブラックで。」コーヒーを淹れてる間も、マスターのうんちくは途切れることがなく。「はあ、はあ。」そう言いながら聞いているしかないのですね。で…出てきたコーヒーは、確かにお砂糖やミルクを入れなくても飲める。「あ。一口飲まれたら、お砂糖やミルク入れてもいいですよ。」「は、はあ。」そんなこと言われても。あれだけ自信満々に語られて、目の前でミルクを入れることなんて出来ませんわよねえ。結局、美味しいと言われているコーヒーも、本当に美味しかったのか何なのか、よく分からないままお店を出たのでした。
2009.07.21
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先日のこと。買い物を済ませて、家に帰って。何か違う。何か忘れてるような。「あっ。傘、忘れた。」家を出る時は手に持っていたはずの傘が、どこにも見当たらない。「ええっ。どこに忘れてきたの…。」電車に乗った時は持ってたし。降りる時も持ってた。その後、スーパーに行って。両手に袋を提げて…ん?両手?傘はどうした?あらまあ。スーパーに忘れてきたのだわ。疲れて帰ってきたので、取りに行きたくないし。「いいや。明日で。」次の日。スーパーのお姉さんに尋ねたら。親切なことに、お店の奥から持ってきてくださいました。「ああ、よかった。」…でもその傘、実は200円しかしない傘。大切な傘…というわけではないのですが。出かける時は、ついついその傘を持ってしまう。大切な傘は、他にあるのですよ。でもね。いざ出かけようと思うと。どこかに忘れてくるのが嫌で、ついつい200円傘を使ってしまうのです。ここぞという時に、大切な傘を使おうと思っているのですが。ここぞという時って………一体いつ?
2009.07.19
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夏になると、海水浴が何よりの楽しみだった小学生の頃。海…といっても、泳ぐわけではなくて。ただ浮き輪を持ってプカプカ浮いているだけ。日本海は夏でも、ところどころ冷たい海水が入り込んでいて。突然足元が冷たくなって、びっくりすることが。ある日のこと。いつものように、浮き輪でプカプカ浮いていると。少し離れたところで、親子がキャーキャー言ってる。とんでもなく楽しそうだと思って見ていたらば。「助けて…。」ん?かすかだけど、そう聞こえたような。「ふざけてるんじゃないんだ。助けてくれえ。」はい?まさか、溺れてるんじゃ…。おおう。じゃれているのかと思ったら、違うんだ。慌てて、近くにいた大人の人に声を掛けて。何人かの人が集まってきた。浮き輪を投げて…手を繋ぎ合って長い列を作って…。必死でその親子を助けたのです。はあああ、びっくりした。経験のある方は、よくお分かりになると思いますが。海水浴場などでは、溺れている人が分からない。一見、遊んでいるように見えてしまうのですから…ちょっと怖いですね。それからというもの。海へ行く時は必ず浮き輪…というのが決まりになってしまったのです。
2009.07.17
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とある駅。とある電車。階段を下りればすぐ、電車に乗れる。「あっ。」かすかに見える電車の影。間に合うかも…間に合うかも…。でもすぐ前にはひとりの男性が。おそらくその電車に乗る予定ではないのでしょう。余裕のある足取りで。「お兄さん、もう少し早く歩いてくださいませんこと。」と思いながらも、私も慌てる素振りを見せずに。余裕の足取り。乗れるといいな。無理かな、無理かな。階段を下りきったところで、アナウンスが。「はい。電車のドアが閉まります。」ああっ。アウトでしたか。でもね。電車のドアって、閉まる閉まると言いながら、なかなか閉まらないんですよね。実際、私の横にいた女性は、上手く走りこんでしまったし。「私も走るべき?…どうする?」なかなか閉まらないドアを睨みながらそう思っていると。ん?電車の運転手さんと、目が合ってしまった。私をじっと見てるってことは…。この人は乗るかもしれない…って、思われてる?なんだかそこで慌てるのも癪な気がして。「わたくし、乗りませんのよ。」と、すました顔をしてしまった。その途端、電車のドアは閉まって。めでたく発車。あっ…と、ちょっと後悔しながら、チラッと運転手さんを見ると。なんだか…笑われているような気がしたのですが…気のせいですよね。
2009.07.15
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今日は暑いですね。いよいよ夏…でしょうか。これだけ暑いと、ついついタクシーを使いたくなる。で、先日のこと。タクシーに乗って。「○○○○まで、お願いします。」「かしこまりました。」ふー。暑かったあ。これでやっと涼しく…涼し……あれ?窓が開いてる。助手席…あ、運転席も。ええーっ。涼しくないし。ま、まさか。こんなに暑いのに、エアコン入ってないとか…。嘘ーっ。いやいや、かすかに冷たい風が。もしかしたら、運転手さんが寒いのでしょうか。しばらく我慢しておりましたが。やっぱり暑くて、我慢できなくて。「す、すみません。」「はい。」「窓、閉めてもらってもいいでしょうか。」「あ…ああ、はい。」良かった。これでやっと涼しくな…。「こちらでよろしいでしょうか。」ええっ。もう着いちゃったの。涼しくなる…なる…な…ないし。また灼熱地獄よう。はああ。溜息と一緒にタクシーを降りて。うーん。運転手さん、ずっと車の中にいると寒くなるのは分かりますが。外にいた人は、束の間の涼を求めているということを、是非理解していただきたく…。心からお願いしたい…の…ですが…無理…?
2009.07.13
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そろそろ梅雨明けでしょうか。夏になると活躍するサンダル。先日、引っ張り出してきて履いてみました。サンダルを履く時は素足。久し振りに履くサンダルなので、足が慣れない。しかもヒールが高かったので。案の定、暫く履いたら足が痛くなって。「あーあ。」帰って脱いでみたらば、足は水ぶくれだらけ。「これじゃあ、靴も履けない。」でもさすがに、靴を履かないわけにはいかないので。次の日、靴擦れができた場所に、山のような傷テープを。…と思ったのですが。こういう時に限って、欲しいものがないのですよね。「ない…ない、ない、ない。」探しまくって出てきたのは…とある猫のキャラクターの傷テープ。しかも、真っ赤じゃないですか。「げっ。これしかないの…。」ま、いいっか。どうせ靴を履けば隠れるんだし。と、真っ赤な傷テープを両足に貼って。素足のまま、真っ白なパンプスを。「隠れるじゃん。完璧。」少し歩いて、電車に乗って。うーん。何だか前の人の視線が気になる。なんとなく、私の足元を見られているような気がするのですが。錯覚、錯覚。傷テープは完璧に隠れていたはず。気のせい、気のせい。電車を降りて、自分の足元を見て…。「げげっ。見えてる…。」そうなのです。完璧に隠したはずの真っ赤な傷テープは、見事に白いパンプスからはみ出している。ずれたんだわ、ずれたんだわ。嘘ーっ……。慌ててコンビニに飛び込んだ私なのでした。
2009.07.11
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少し前のこと。小雨模様のお天気に、ぶつぶつ文句を言いながら。傘を持って外へ。少し古い傘でしたが、気にせずに。外へ出て、傘を差して。そこまでは何ともなかったのです。普通に差せたのです。「うーん。風が強いなあ。」そう思った途端。どこからともなく突風が…。「おおーっ。」古い傘は風に煽られて、まるでアニメの1シーンのように、ひっくり返って。「あ…あーあ。」見事に骨が曲がってしまいました。とてもそのまま持っていくことはできず。こんなことなら、初めから新しい傘を持てばよかったと後悔しながら、家へ戻って。傘を畳もうとしたのですが…。「おっ。うーん。畳めない。」骨が曲がった傘は、開いたままの状態で。そのままにしておくことも出来ず。力任せに引っ張って畳むと…。「はっ。……嘘。」古い傘の骨がボキボキ折れて、見るも無残な姿に。「何で?さっきまで普通に使ってたのに。」信じられない光景に、しばしの間たたずむ私。「でも、ここまで使えば、傘も本望よね。」有り得ない出来事にショックを覚えながら。そう言って、自分を慰めてみたのでした。
2009.07.10
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先日のこと。とある大学病院に検査入院しているじいさま。朝、電話がありました。「今日、来ますか?」「はい。行きます。」「じゃあ、粉末コーヒーを買って来てくれるかな。」「はいはい。」そんなこと、お安い御用よ。病院の売店で、スティックタイプの粉末コーヒーを購入して。いざ病室へ。「頼まれたもの、置いていきますね。」「ああ、ありがとう。」と、家へ帰ってしばらくして。またまた、じいさまから電話が。「コーヒーが有り難かったよ。」「いえいえ、そんなこと。」「君の気の利いた心遣いに、感謝するよ。」「は…はあ。」…心遣い?…ん?心遣いって…?いやいや。私は頼まれたものを、買って行っただけだし。ちっとも気なんて利いてないし。どういうこと?しばし考えて…。ははーん。どうやらじいさま、自分が頼んだということを忘れてしまったらしい。わざわざ訂正するのもなんなので。感謝のお言葉を、有り難く頂戴いたしましたのよ。
2009.07.07
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とある女子大生のお話。退屈な講義の時間。何気なく講義室にいる方々を眺めていたお方。左前方に座っている方に目をやると。何やらしきりにお書きになっていらっしゃる。そんなに書くことあるのかしら…と思いながら、ボーッと見ておりました。しばらく経って、また同じ講義の時間。前回と同じく、途中で退屈になって、左前方を見ていると。「ん?…」そこには前回と同じ方が座っていて。前回と同じように、しきりにペンを動かしていらっしゃる。でも…何かおかしいのですわよね。前回と同じようで、何かが違う。不思議に思って、じっと見ておりましたら…。「あっ…反対。」そうなのです。前回は確かに右手にペンが握られておりました。でも今回は…。「左手?」どうして…なのかしら。もしかしたら彼女は双子で、今日は違う方が出席してる…とか。うーん。有り得ないミステリーに、わくわくしていると。ペンを持っていた彼女。左手に持っていたペンを、いきなり右手に持ち替えられた。「ええーっ。」見間違いでなければ…。両手でお書きになっていらっしゃるのですわ。「物凄く器用な人だわ。」驚いたそのお方。彼女から目を放すことができませんでした。講義が終わるのを待って、彼女に聞きましたらば。「ああ、両手で書けるように練習したのよ。」「ほう…何故?」どんなミステリアスな理由があるのかしらと、期待に胸を膨らませ。返ってきたお答えは。「疲れたときに便利だから。」ふ…ふーん。なんだか期待外れなお答えに、ちょっとがっかりしてしまったお方なのでした。
2009.07.06
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ある日のこと。愛用の眼鏡のレンズが外れてしまって。「げげっ。」眼鏡を修理してもらうには、眼鏡やさんまで運転しなければいけない。運転するには、眼鏡が必要。私の視力は信じられないほど悪く。眼鏡なしでは、電車に乗るのも怖いのです。「あ、確か予備の眼鏡が。」そうそう。昔の眼鏡がまだ、手元にあったはず。探して、探して。「あっ、あった。」よかった。これで大丈夫…。ん?うわっ。デザイン古いわ、これ。レンズが異様に大きく。フレームもかなり痛んでる。「うーん。これをかけて行くかなあ…。」悩みに悩んだ末。「あ、そういえば。」思い出しました。サングラスに度が付いてるんだった。…で、サングラスをかけて運転することに。レイバングリーンのサングラスをかけて運転する姿って。もしかしたら、避けたくなるような感じだったかも…と、今更ながら思うのでありました。
2009.07.03
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ある日のこと。狭い狭い道路を運転しておりました。片側は家の塀。そしても片側は小さな溝。道路の幅は、2台の車が離合できるギリギリの幅です。いつもは対向車が来ないのを確認して、一気に突っ走るのですが…。その日は運悪く。向こうから対向車が。「がーん。最悪。」仕方がないので減速して左に寄ります。左側には溝があるので、慎重に慎重に。対向車が近づいてきて気付きました。「あ。怖そうなお兄さんがた…。」お乗りになっている車も大きいし。これは下手にすれ違おうとするよりも、止まった方がいいかも。そうなのです。未熟な私がハンドル操作するよりは、相手にお任せした方がよさそう。なので。ぐっと左に寄って停止して。向こうの車がすれ違うのを待っていると。「ん?」ふと対向車が、すれ違いざまにお止まりになった。運転席と運転席の窓が重なり合って。突然相手の窓がスルスルと。ひえーっ。何?何?何があったの?緊張して冷や汗が…。「あの。」「は、はいい。」思わず背筋が伸びます。「タイヤが…。」「は?タ、タイヤ?」「そう。タイヤが溝に落ちそうだから、気いつけて。」「は、はい。…ありがとうございます。」と、そのままブイーンと去って行かれました。「な、なんだ。結構いい人じゃん。」ホッとして発進しましたが。ちょっとだけ手が震えていたことは内緒です。
2009.07.02
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先日のこと。とある電車に乗っていて。運よく座ることができた私。…席が空いている時は、遠慮なく座ることにしています。…とある駅に着いて。どうもその駅は人気のある駅のようで。たくさんの方が、電車を降りていかれました。通路にはほとんど人がいない…。ん?人はいないのだけど…。ん?なぜ?何故か通路のど真ん中に、男性物の傘が一本。何でしょ、あれは。誰か落としてったのかしら。不思議に思ってしばらく見ていましたが、周りの方は誰も取り上げようとしない。ということは、この中の人の物ではないのよねえ。そのまま、電車は次の駅…。傘は相変わらず、通路のど真ん中。あまりじっと見ているのも何なので。窓の外に視線を移して。1秒、2秒。視線を傘に戻すと…。あれっ、ない。へっ、嘘。誰か取り上げた気配もなかったのに。何故か傘が、消えて無くなっている。周りの誰かが手に持っているわけでもなく。えっ、何処へいってしまったの。しばらく周りを見回していましたが。とうとう傘の行方は分からず。まるで狐につままれたような感じのまま、電車を降りたのでした。
2009.07.01
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