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家主が帰ってきて相方に話しているのを聞いた。家主は政治談義が好きなようで、時には人事と思えない程熱中する。もっと小生らのことを真剣に考えて欲しいのが。前々から林の中に小生と老母のための見張り小屋を作る予定になっているのだが、まだ実現せず。「与党の大統領候補が私は変ったといっているが、フランス人は信用するかな?前回の欧州憲法の国民投票では事前の世論調査では賛成派が勝つようにいっていたが、実際は惨敗した。社会党のセゴレン女史に集中攻撃が始まっているが、一般のフランス人の反応は?」、「貴方の思っている一般のフランス人と実際はかなり違っているのでは」、「しかし、この現大統領の任期中の今までの選挙ではすべて革新系が多数を獲得しているから、今回の大統領選挙だけ急に保守系が勝つとは思えないがなあ、それに何十年も政治畑で生きていた50を過ぎた男が《私は変った》といっても真実味に欠けるなあ」とまだまだ続き、折角の週末が短くなってしまい、小生たちとも外に出かけず、相変わらず春の計画だけはいつものように「よし、温室のような小さな小屋を作ろう、3月の初めころには何とか始めよう」と相方に投げかけるが返答は「????」なし。その前に先ず小生らの小屋を作って欲しいのだが。
2007.01.28
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家主が帰ってきました。「雪が降り大変だったが、いつもの仕事のように後味はよくないなあ」「来月にはまたでかける」、「この日曜日にはでかける」と相方に予定を説明し、「来月の初めのこの日は居ない」と言うやいなや、相方の顔色が変り、「私の研修日なのよ」、「ああ、うっかりしてた」。家主はまた大事な約束を忘れていたのである。相方の研修を勧めたのは家主であり「研修の日はすべてブロックするから」と固い約束をして、喜ばしていたのである。家主はよく善意で約束をして、仕事が忙しいのか、手帳に予定表を記入すればよいのに、パソコンにすべて頼っているのである。一時はPDAや携帯電話に入れていたのであるが、例によってすぐにあきらめ、パソコンの前に居ない時は不確かな記憶に頼っていたのである。それで昨夜から相方の機嫌がよくなく、「二日連続で日中来てもらうのはかまわないが、雪がふったり道路が凍結したらこれなくなる」。「いや、仕事の日は朝3時か4時に出かけて、終われば日帰りをするから」とかなり実現不可能なことでその場を逃げようとしている。小生は家主の約束を真剣に信用する方もいけないと思う。家主の娘は子供の時にディズニーランドに連れて行く約束をいまだ実現されていない。それで、ある日「この前仕事で行ったが、ディズニーランドの前に素晴らしいヨーロッパ一のブランドアウトレットショップがあるから一回行って見るか」と娘に言い、「何年待てばいいのかな」と返答されている。
2007.01.27
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また最近大変寒くなり、老母などは外にでるのがおっくうになり、ドアが開くなり小生が跳び出ても、ドア越しに外をながめすぐに自分の籠に入るのである。家主が居ないので、外に出る機会が少ないのと、零下数度という寒さで林の動物達の気配はまったくなく、何かうつ病にかからないかと心配である。しかし相方の話では明日の午後に家主が帰ってくるとのことで、小生大変満足、待ち遠しい一日である。家主はかなり遠出をしているらしく、、来週の後半からはまた長く家に閉じこもると言っているようであるが、小生期待せず。家主が居ないとストーブに火が入らず、冷え込みますが、小生は相方の膝上で夜なべを過ごします。家主が居ると「ソファの上でいいのかなあ?」と小生に問いかけますが、相方が「いいの、いいの」と小生の頭を撫でます。家主は「どちらの言うことを聞くのかな?」とさも重大な問題のように問いますが、小生はいつもの通り小生を困らして喜んでいるのが分かっているので、家主の顔をじっと眺め「ウーゥ(毎晩同じことを言わないで)」とつぶやき、そのまま頭を相方の膝に置き寝入ります。
2007.01.26
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家主のことについて尋ねられた方が居られたので、小生の知り限りでで紹介します。小生の生まれる前には老母が家主のお気に入りで、スーパーマーケットまでつれて行かれ、広大な駐車場や、カート一杯の食料品、いろいろな車の中で待っている仲間など老母はよく話をします。老母の話によると、家主はこの国で生まれたのではなく、時々その親類がやってきたのを覚えており、当時は殆ど週末しか家におらず、いろいろな地方に出かけ、家に居る時はトラクターで芝生狩りをしたり、庭の中の小屋は家主がすべて夏の休暇中に作ったとのことである。小生の誕生後から、最近はあまり留守にはせず、パソコンの前にいるか、日曜大工をしている家主しか見ないが、小生や家主、居候などには大きな声でどなるが、相方によると「しつけをまったく知らない」そうである。そう言えば、一旦庭にでれば、自由に動き回れるのである。これが相方だとすぐに林の方に行かないとしかられるのである。手入れされた庭の樹や花を痛めたり、小便で枯らしたりするためらしい。とにかく、小生によく話しかけ、時々分けのわからない質問をして困らせるのである。「どうしようか?どうしたらいいか?どう思う?」と言って小生の両腕を持って聞くのである。かなり真剣に考えているようであるが、小生は例によって「ウーゥ」と答えると、「そうやろ、やっぱり、お前は賢い」といって満足するのである。それを見ていた老母は「昔から全然進歩しとらんな」とつぶやく。
2007.01.22
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週末に家主が帰ってくると相方に電話があった。小生は昨夜の嵐が心配であった。イギリスでは大変な被害を与え、フランスでも地方によっては時速180キロの暴風が吹き荒れたそうである。こちらでもかなり強い風で、老母と外にでかけても、小生は風雨が強いのですぐに家にもどるのだが、老母はいつもの習慣を変えず、林の中の小屋の周辺でハリネズミや野鼠、リスなどの匂い跡を調査しつづけるのである。家主の機嫌の良い時はそのまま自由に外の散策を続けられるのだが、虫の居所が悪いと大きな声で老母をどなりつけることになる。しかし老母は耳が遠くなっているため、あるいは聞こえないふりをして小屋の周りの散策を続けるのである。小生はこのような老母の独立心を尊敬しているのだが、家主の手前、さも老母を連れ帰しに行くような態度で入り口のところで老母の方を心配そうに眺める。家主の「つれて来い」との命令に、小生はとぼとぼと小屋の方に向かい老母に「そろそろ帰りますか?」と言うと「今日は機嫌が悪そうやから、もう1回呼んだら帰ろう」との返事が返ってくるのである。
2007.01.19
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フランスでは今、富裕税(ISF)が話題になっています。1989年に導入され、個人が所有する財産が76万ユーロ(約1億円)を越えると、課税されます。2005年度は40万の家庭がこの税金を払っています。話題になっているのは、社会党の大統領候補のセゴレン・ロワイヤルとその伴侶がこの税金を昨年から払っていたということを発表しました。これはインターネットで与党の議員が富裕税を払わないために、家族不動産会社を通して税対策をしているとネットに流したため、本人はその財産を公表しました。それに続き殆どの候補者が財産の公表を始めました。フランス人の労働者の70%は1500ユーロ(約23万円)程度の月給であることで、低所得階層が選挙の鍵を握ることから、世論調査でも与党の候補者が少し優勢になってきましたが、4月21日までの第一次選挙まではまだまだ、いろいろな暴露合戦になりそう。国の政治をするためにはどのような能力が必要なのでしょうか?
2007.01.19
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家主が久しぶりに仕事にでかけました。数日前から忙しそうにしていたが、今朝車で出かけていったのである。小生は昨年から「仕事がたまっているから、来年初めは家にいることになる」の言葉を信じていたのである。家主はしばしばこのような宣言をするが、相方も、子供達も全く反応を示さず、いつもの通りで、いづれにしてもまたすぐ出かけるに違いないと思っている。しかし、小生はしばらくは家主と野外での散歩や、林の中でのハリネズミや野ネズミのハントなどを楽しみにしていたのだ。家主の言葉を信じるのは今や小生のみとなったのであろうか? Simple Lifeと叫んでいた家主であるが、先日家に来た冴えない服を着た室内の写真を取りまくっていた人たちと何やら「会社を買いに行く」とかで、「ちょっと手伝うだけだから、すぐに帰ってくる」といそいそと出かけたのである。そのために相方の年老いた両親が小生たちの散歩に出かけてくるのである。小生は余計な手伝いはせずにもっと庭の整備や小生たちの快適な生活を護って欲しいのである。待ち遠しい春が近づいているのであるから。Simple Lifeとは???
2007.01.18
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居候から便りが来ました。上のシャトーの写真をつけてきましたが、家主によると、これは居候の家ではないとのことです。最初はこの写真を見て、老母と小生はびっくりし、やっぱり何となく高貴なところがあったなあと。居候の冗談にすっかり乗ってしまいました。家主は「元気そうにしてるな」と懐かしそうで、ちょっと淋しそうでもありました。小生も家中が静かになり、その内に家主も仕事に出かける様子なので、あと2週間ぐらいは耳の遠くなってきた老母の面倒を小生が見なければならないことになりそうです。
2007.01.17
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日本がクリスマスに死刑を執行したことをフランスのメディアは取り上げています。欧州は死刑に反対することを明確に声明しています。日本の法律では死刑が認められていますが死刑賛否はいろいろ論議されるべきでしょうが、この執行日が偶然クリスマスになったのか、それとも世界のキリスト教信者に与えるショックには無関心なのか、不可思議としか思えず、国際感覚に乏しいのか、それとも故意に死刑に対する論議を活発にするためなのか??? そう言えばイラクのサダムフセインがイスラムの聖なる日に死刑執行されましたが、日本は国連安全常任国になるために各国に協力を要請している国なのです。協力の要請を受けた国々は殆どがキリスト教の国なのです????
2007.01.16
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「フランス人はプライドが高いと言われていますが」「今や情報通信が発達した時代では、各国の個人差の方が国民性の違いよりも大きいのでは」と家主が答えているのを側で聞いていた。めったに見せないよそ行きの顔で、当たり前のことをさも難しそうに、「やはりこの国の学校では自分の考えていることを如何に表現し、他の人の意見を以下に批判、評価するかということを教えていますからね」「まあおしゃべりの人は多いですね、だから、やはり言葉やコミュニケーションに対する感覚が違ってくるのでしょうね」「よく聞くことすが、プライドが高くて英語を知っていても話さないとか」「昔、おそらく30年、40年前のフランスでしょうね。今では若い人は英語ができなければ、日本でいう大企業には入れないし、文化自体がアメリカナイズされています。ファーストフードや冷凍食品の消費が普通になり、ワインの消費量が年々減少し、テレビではアメリカの番組が人気になっています。しかし、政治はまだまだ、フランス独自の道を示し、社会福祉政策が重要な要素になっています」 と話はじめると止まらなくなるの家主のタチの悪いところで、相手の思惑も無視して続けている。 時々小生の顔をチラチラみては、「幸いにもお前は考えていることを言わないな」と安心している様子であった。
2007.01.16
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居候が家主の少し淋しそうな様子が、幸いにも見えないのか、大喜びでスポーツカーの前座席の下に飛び乗って帰りました。小生も少し感傷的になったが、また2月に厄介になるとのことで楽しみである。それまでは、家主は夜になると居候を膝の上に乗せ、居候はさも天下をとったかのように、頭を家主の胸に押し付け寝入る姿を小生に見せつける夜が続いたのである。相方は「ほら、やっかみでいらいらしているよ」、「いや、よく分かっているよ」と小生の凝視を無視する。「自分の家の子供の前で隣の子供を膝上で可愛がっているのと同じことよ」と言われていたのである。
2007.01.16
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フランスの与党UMPの大会で大統領候補が正式に決定されました。数ヶ月前から、いや数年前から選挙運動を行っている現内務大臣のニコラ・サルコジ氏です。 社会党の大統領候補決定の選挙と違い、他の立候補者はなく、98%以上の党員の投票を獲得しました。そのスローガンも発表されました。「Ensemble tout devient possible(全員ですべてが可能になる)」。しかし、世論調査では75%のフランス人は彼は大統領になりうるが、51%の人が彼に危惧を感じているとも答えています。これから如何に与党支持者だけではなく、あらゆる階層の人々を説得するという本当の選挙運動が始まります。一方社会党のセゴレン・ロワイヤル女史は向こう100日間、国民にその新しい政治の方法を訴える運動に入りました。いよいよ3月の正式な大統領立候補、第一次選挙、5月初めの第二次選挙までフランスは選挙一色になります。
2007.01.15
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しばらくして、家主は小生の答えの「ウーゥ」に満足したのであろうか、ボンジュールと発音させるのはあきらめたようである。Bonjourはフランス語の中でも小生達には大変発音が難しいのである。だいたいBonはボンではなく、Boの後に鼻音がつづくのである。鼻音といってもよく言われているように鼻から声を通すのではなく、殆どは口から声がで、わずかな部分が鼻にかかる程度で、そのあとのJouは舌先の三分の一あたりを上口に軽くつけるようにして、口を少し突き出して、息をだすと摩擦する空気の流れの音がでる。Rのフランス語の発音は地域によって違うが、標準のフランス語では喉の奥を空気でかするように、鳩の鳴き声のようにだすのである。これらの発音をマスターするのは特に母音や子音が少ない言語の人たちには最初は難しい。それを家主は小生に教えようとしていたのである。小生が口をとがらせることや、舌先を上口にどうしてつけることができるのか?最近はやっと家主も分かったようで、毎朝の挨拶には「ウーゥ」というと「トレビエン(よっしゃ)」が返ってくる。家主もボンジュールを同じ人に一日何回も言わないことが分かってきたのであろう。
2007.01.14
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家主はこれは「人間の言葉を話す学者犬です」と親しいものにはよく言っている。小生がまだ6ヶ月ぐらいの頃から毎朝、家主は「ボンジュール」と小生 の両腕をつかみ「言ってみな、ボンジュール」と繰り返し、小生が呆れて何もいえないと「うーん、まだやな、もうちょっとやな」と。家主には珍しくこの挨拶 は1年以上続いた。小生も最初は、冗談であろうと思い、そのうちにあきらめるであろうと、寝起きの家主の顔を眺めていたが、1年を越えてもまだまだ続ける ので、このままでは何とかしないと一日の最初がすっきりしないとに或る日気づき、「ウーゥ」と軽く答えたのである。家主の反応は「やっ、よし、もうすこし や」と大喜びで、相方に見せようともう一度「ボンジュール」と言ったが、小生は「同じ日に二度目のボンジュールは言わない」とマジマジと家主の顔を覗き 込んだ。
2007.01.13
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フランスの大統領選挙の一次投票は4月末にあり、3月に正式に立候補者が決定しますが、今フランスのテレビは毎日のように各候補者のニュースが流れています。公約がどんどんでてきます。何十年も政治で食べてきた人が、今までと違った素晴らしいフランスの将来を描き、人気をあげるためには恥をいとまず。フランスの過去30年の右派左派の%は殆どかわらず、選挙の鍵を握るのは極右の15%以上にもなる選挙層を狙わないと勝てないことから、その層への極端、単純な理論で票取りに走ります。しかし、当選してしまうと、現実と直面にし、中庸な政策に戻ります。いづれにしても、一番注目されているのは果たして女性の大統領が実現するかどうかということです。皆様どうおもわれますか?
2007.01.12
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家主は数年前に何をおもったか、野菜作りを始めたのである。庭の一部をフェンスで囲い、例によって計画だけはおおらかに、手入れができるかできないかは考えないで、野菜の専業農家を目指すようにつくったのである。小生と老母は新しい開拓地ができたのと、囲いの中の一部の残っている藪(家主はチェーンソーが修理次第すぐになくしていまうといっていたが)にどうもハリネズミや何かのモグラの棲家がありそうなので、家主が囲いの扉を開けると、一斉にこの藪に向かって突進するのであった。しばらくの間はイチゴが少し植っていたが、小生らがその横で小便するのを相方が見つけ、「野生の狐や色々な動物が入ってくるし、病気ももっているらしいから、中世の修道院にあるように畑を上げて作り直さないと、獲れたものは食べれないよ」と小生らのことは一切言及せず、家主に計画の練り直しを勧めたのである。家主は狐や野生の動物の病気のことは知っていたらしく、珍しく「よし、来年の天気のよい時にやろうか」とあっさり、畑の計画は延期されたのである。その後は小生らの快適な狩猟の場所となっている。「今春には手入れをはじめるぞ」と家主は相方に今朝も言っていたが、相方の返事は「一つの囲いだけでまず始めたら」と幸いにも菜園計画はまだまだ実現されそうもない。中世の修道院にある菜園
2007.01.11
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家主はセールのことが気になるらしく、この近くの町じゃたいしたものもなく、次に何時パリに行くことになっているのかとカレンダーをしきりに 眺めている。小生などはすべて身の回りのものは整っており、住居はここの家主が大喜びで、老母と1階すべての占拠を許可しているので、あとはアトピーにな らないような食事さえ用意してくれれば言うことなしなのだが。居候が初めて来た時は家主は居候のバーバリーのベルトと、コートを見て、「こんなもん、何処 に売っとんねん。ハイカラな犬やな」と時代遅れの言葉で、小生らへのとまどいを隠していた。しかし、すぐに居候の家主が帰ると、すぐにベルトやコートなど はすべて剥ぎ取り、台所裏のダンボール箱にほりこんで、「なかなか、面白そうな顔つきやな」。これで居候も必要なものは小生たちと同じになり、共同生活が 始められるというもの。家主は自分の必要なものがよく分かっておらず、物を買う前にどうも「買えるか、買えないか」としか考えず、「必要か、必要でない か」は一切頭の中に無いらしい。自分の買ったものを忘れて、特にパソコンの付属品などは同じものを何回も買うという、記憶喪失あるいはアルザイマーにか かったのではないかと心配させることも時々。相方に見つかると都合の悪いものはすべて、仕事部屋の物置に詰め込んでおり、「あの箱一杯のコード類使わない なら捨てたら?」と言われ、「いや、またいつ必要となるかわからんから」と思いがけない所の「必要論」で逃げるのだが、老母の2回の手術には率先して、 センターに連れて行ってくれ、後で「パソコンが2台は買えたな」とすっかり「満足げ?」の家主。
2007.01.11
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昨日からフランスではセール(Soldeソルドと言います)が始まった。4から6週間続くそうで、政府が厳しくその期間を決めているので、それ以外の時期は一切Soldeの言葉は使用できず、時にPromotionとかLiquidation(在庫一掃バーゲン投売り)などがあります。セールは普 段の販売品と同じものでなくてはならず、セール前に政府の検査官が値段を調査して回るようで、もしセール用の製品に入れ替えると罰金が課されるとか。だか ら本当に普段の商品が安くなり、50%や時には80%割り引きなども見られます。
2007.01.11
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1ヶ月経っても、小生の皮膚の荒れは治らず、家主は「食べ物なんか関係あるもんか、あのセンターは商売のために高いものを売りつけて」と。小生はこちらの方が何やら色々な味がして、食欲が進むのだが、買った1袋はもう空になっている。今までは仲間と違って殆ど好き嫌いが無く、ミカン、りんご、ニンジンなど家主が食べるものはすべて食べ、家に来る人を驚かしていた。「しかし、3ヶ月続けないと効果がないとドクターが言ってたんでしょう」と相方は新たにセンターに家主を買いに行かせようとヤンワリと出方を見る。「今までのスーパーの袋の中にバランス快適バージョンというのがあるから、それを試してみよう」と相方の意向をいつもの通り無視。結局、元戻りで前とあまり変わらない食事になったが、小生は「いづれにしても主食と思っていないから」と一向に構わず、今までと変らない様子で食べ「やっぱり喜んで食べとるで」と家主を喜ばす。
2007.01.10
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去年の夏前に小生の片耳の一部の毛が落ち始めた。当初は家主は「野草の何かにかぶれたのだろう、しばらくすれば自然に治るだろう」と例によって楽観的というか無関心な態度。相方は「それにしても、今まで何もなかったのに」と少し心配顔で、小生の毛の落ちた部分を見つめる。そのそばで家主がゴリゴリとその部分を汚い手でさわってきた。相方に「やめなさい、痛がってるでしょう」と言われても、「いや、この部分は何も感じないよ」と触り続けた。最初は小生は、顔を後ろに引いて我慢していたが、家主がますます詳細に皮膚の荒れたところ観察しはじめたので、首を振り、相方の膝に避難しようとしたが、家主は耳を持って離さないので、遂に「痛い!」と叫んでしまった。これでまた相方のデリケートのなさが相方に指摘され、「アニマルドクターセンターに連れて行った方がいいかも」と言われ、家主はしぶしぶ合意したのである。「アニマルドクターセンター」とは何ぞや?以前から町の小さな診察所に時々つれて行かれ、注射をされたのを覚えているが、うす汚いテーブルの上で、相方としゃべり続ける白衣の男が「まづ、三ヵ月後、その後1年、3年と続けてください」と小生の健康手帳に書き込んでいた。しかしこのセンターは大きな建物で、受付には小生が見たこともない綺麗な毛並みの仲間の写真で飾られた光輝く大きな袋が棚に並んでいる。匂いからすると、食べ物らしい。家主は女性のドクターの前で、質問に答えられず困惑しているようである。「狂犬の予防注射をしますか?、強制ではないんですが、歳は幾つですか?食事はどのようなものを?いつごろから症状が?品種は?」。家主は「ああ、雑種です」。「テリアとラブラドールの掛け合わせですね」とさすがにスペシャリストはすぐに小生の生い立ちを見抜いたのである。それに比べて家主は「雑種」とは。 「いつもスーパーのドッグフードの袋を買っています」。「同じものでも、製造を変更して、そのためにアレルギーになることがあります。安価なフードにはよくあります」。家主は腹の中では「何を?安いことなんかあるか」と思いながらもじっと我慢。「センターのフードがありますから、先ず1ヶ月続けて様子をみてください」。「どれぐらい続けると分かりますかね?」。「3ヶ月ぐらい見ないと実際の効果はわかりません」。 遂に、家主は黙って、抵抗できずに、大きな雑誌のグラビアのような袋に入ったものを1袋買わされたのである。相方は「そうかもね、まあ1ヶ月だけ見てみましょう」と楽観的。「えらい高いで、こんなものいつものと変らんで」と勿論家主は不満気味。
2007.01.09
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小生の家主の親戚でアニマルドクターの現在は研究者となっている人が昨日、家主に言っているのを横で聞いてしまった。「ボーダーコリーは子供の時から教え込むと少なくとも人間の言葉が400程わかると言われています」、家主は真剣に感心し、「ほー、たいしたもんだね、それはすごい、内のこれ(小生のこと、持ち前の礼儀知らずの家主)も学者犬で随分わかるがそこまでは」と、答えていた。内の家主は全く我々のことが分かっていないらしい。小生は400どころか、家主が支離滅裂な訳の分からないことを言わなくても、そのパソコンの前から離れない後ろ姿と、時々小生を振り返って見る本人が何処にいるのかと思わせるような、飛んでいる顔つきだけで家主の思いが分かるのである。 よろしく
2007.01.08
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フランスのパリにルーブル美術館があり、毎年750万人ほどの入場者があるらしい。最近、アラブ首長国のアブダビにそのルーブル アブダビの建設プロジェクトが話題になっている。アラブ首長国との契約で、ルーブル美術館の名前と学芸員の技術指導、作品の貸与などが対象となっているらしい。アブダビにはすでにニューヨークのグッゲンハイム美術館も予定されている。5億ユーロぐらいの契約金らしいが、ルーブル美術館の学芸員はこのプロジェクトに反対しているという。美術館の使命と文化に対する考え方の違いであろうか、世界中にルーブル美術館ができることになると、モナリザは忙しくなり、パリに居る時が少なくなり、年中飛行機の中でビジネスマンのように世界を飛び回るのだろうか?果たしたダビンチはこの世界の「進歩」を想像したのだろうか?
2007.01.08
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居候の犬生のことを知りたい人があったので、すこし小生の分かっている限りでお話します。居候は実は家主の子供(といっても家主よりも背が高いが)のところに引き取られた居候だったのです。もともとは離れ島で年寄りおばあさんと住んでいたのですが、このおばあさんが一人暮らしで、親戚のものがベッドで息絶えたおばあさんを見つけたのは死後数日後でした。ということは居候は数日間は亡くなったおばあさんの家で一匹ぽっちで過ごしていたのだ。家族は全員都会暮らしで、一軒家に住み慣れていた居候はなかなか都会に馴染まれず、家主の子供のアパート住まいでは、一日中寝ていたそうである。夏の休暇に小生の家主の家に来て、元気を取り戻したのか、林の色々な匂いに目覚めたのか、もともとは居候の仲間達は狩猟に使われているとのこと(先週家に来た木こりのお兄さんがイノシシ狩りに使い、イノシシに噛み付いたら離れないとか家主に語っていました)で、小生達より野生の動物の匂いには敏感なようです。そういえば小生の老母もテリア系(家主は雑種だとドクターの前で言っていましたが、混血と言ってほしかった)でやはり狩猟が得意なので、お互いに最初はソリが合わなかったのかも。しかし内の老母はだれと仲がいいのかなあ?
2007.01.07
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目が見えない、義眼の居候です。でも最近は元気になり、小生らと一緒に動き回っていますが、家主の家には椅子が多く、テーブルの下に彼のマットがあるので、最初のころは慎重に動いていたのが、最近はあまり急いですぐに椅子にぶつかります。小生の老母とはどうも相性が悪いらしく、家主たちが居ない時は廊下に隔離されます。というのも二度ほど乱血の騒ぎを起こし、最初は小生が疑われましたが、すぐに家主は老母の耳も傷ついているのを見て、小生の疑惑は晴れました。今は仲間として、共同生活をしていますが、年をとっているのか、朝夕はすぐに廊下に一人でこもりたがります。まだ雪景色は知らないので、外につれて出るのがたのしみです。
2007.01.07
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今冬は暖冬らしく、昨年から殆ど雪も降らず、この週末も雨模様。朝外に出してもらっても、ぬかるみを通っていまうので、足が(人間様の倍)濡れて、家にもどると泥足でタイルの床を汚すので相方にしかられるが、家主は時々何を思ったのか入り口のマットの上に小生を座らせ、しばらくして足の汚れがとれると「よし(小生は翻訳犬なので勿論仏語で)」といって小生を家にいれるのであるが、必ずしも毎回でなく、家主が忙しく仕事している時はパソコンの前に叫ぶだけで、振り向きもしないのである。小生の老母などは、聞こえないふりをして、堂々と自分のマットに戻り壁側を向いて知らん顔をする。やはり年季の入ったものはちがうと関心する次第。それにしても雪上を駆け巡りたいなあ。陽がさすとこのように。
2007.01.06
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家主はおくればせの年始に出かけました。仕事がたまっているのに、週末になんとか、などといっていますが、この調子だとまた、日曜日は一日中パソコンの前にすわっていることに。相方にはあきらめられているようで、まともな週末を過ごしたことがないといわれています。小生らも天気がよければ外にイヌ暴れしたいのだが、どうも雨模様の週末に。
2007.01.06
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今年のフランスの年賀メイルは合計約1400万通に達したそうで、ヨーロッパでは最高の部類にはいるとか、ADSLと言うのが普及したそうである。そういえば去年は小生たちの年であったが、家主も新年メイルを一生懸命つくっていたが、小生の肖像権を無視し、小生の素晴らしい夏高原での姿をいじっていたのであるが、どうもリタッチソフトが使いきれないらしく、人間どもは赤目にうつるらしいが、小生のは緑になったらしく、ブツブツいいいながら、結局リタッチできずにあきらめたようである。ここの家主はいろいろアイデアはあるのであるが、実行する段にすぐにできないと放棄するという、なんとも小生たちには考えれない性格である。小生などは林でリスを見つけると、樹の上に上るまで追っかけ、下で降りてくるのをまつのであるが、その時にまた家主がリスを追ってはいけないと、分けの分からないことを言って小生たちを追い払うのである。とにかく、ことしはイノシシ(中国では豚年らしい)だが、イノシシは奥の畑に夜、家族連れでくるが、幸いにも家主はまだナイスショットができない。ことしのメイルもこれでなしになったようである。
2007.01.05
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昨日この国の大統領が新年の挨拶をエリーゼ宮でおこなったのだが、その中に企業に対する5年計画の減税案があり、ビックリ。大統領選挙は4月末に第一次選挙があるのだが、社会党のセゴレン・ロワイヤルと与党のニコラ・サルコジが正式に立候補しているが、現大統領はいまだその意思を示していないが、12年近くもつづけて、最後にこのような案を示すとは?世論調査ではこの二人の一騎打ちになりそう。それにつけても、任期最後に5年計画とは?小生、ワンとも信じられない。
2007.01.05
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やっととりました。これが小生の老母です。すこし耳が遠くなり、視力も弱ってきていますが、食欲だけはいっぱい。
2007.01.05
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昨日は小生と老母は快適に外で半日過ごしました。居候は外に首をだすと、すぐにまた家の中にもどりマットの上でぐったり。家主はどうもストーブの薪がなくなったらしく、半日薪を丸鋸の機械で切って納屋に運んでいた。この機械が厄介なもので、一応安全装置がついていたらしいが、こわれたのか、そのまま使っているので、小生が見ても刃がそのまま回転しているのが見えるので、呼ばれても小生は近くへは寄らず、 遠くから知らないふりで時々変な音がするとチラッと家主に気づかれないように見ている。この間はどうも家主の革の手袋を切ったらしく、機械を止め真っ青になっていた。この話は頭の上がらない相方には一切内緒のようなので、よろしく。この頃、この国はさわがしくなり、どうも近いうちに大統領選挙というのがあるらしい。テレビで何やら静かに話すかなり別嬪がでたり、騒がしい小柄のさえない男が毎日何か話しているようである。ホームレスが最近騒いでいるようで、小生の仲間にはホームレスの同伴者が多く、人事とは思えなく、時々ニュースを見ていると、ホームレスのテント村までできているとのこと。小生の仲間などもこのテントに入っているのであろうか。それに比べて小生やわが老母、居候などは幸せものと言えよう。毎日自由に外に出かけられないとか、食事が足りないとか、夜テレビの音がうるさいとか愚痴を言っているが。家主はまた仕事が入ったようで、明日の朝は外出なしとなりそう。先ほど家主の息子より電話があり、玄関に置く靴棚をつくってくれとのこと。家主はいろいろなものを作るのが好きで、林の中の小屋に道具類を入れ、作業場にしている。そこで作業する時は小生らも外で自由に走り回れるので、またしばらくは外で遊べる。しかし時々、車で出かける場合は、家の中に閉じ込められ、大変退屈するのである。その時には、ストーブの横においてある古新聞(古いといっても2、3日まえの新聞で、相方はまだ読んでいないので、家主はいつもしかられている。)に目を通している。Le MondeやLiberationなどで、最近はどの新聞もトレンドばかりに走り、掘り下げた記事がなく、購読数が減少するのも当然。Leberationなどは破産寸前になっているらしい。家主が帰って、床上の新聞を指さし「これは何だ」と小生に向かって怒鳴るのである。まったく小生の退屈していたことが分かっていないのである。しかし相方は「誰もいないからさびしいのだよ、まだ子供だねー」とやさしい。
2007.01.04
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正月の三が日が終わるようですが、家主の相方がなにやら、裁判所の児童担当判事のところで研修とかで、仕事初めがはやくなったので、家主だけが相変わらずパソコンの前で朝早くからキーをたたいています。児童虐待などではなく、家主には動物虐待の刑罰を教えるべき。今日もおそらく、朝夕一回ぐらいしか、外にだしてもられないことになるかも、パソコンの前から動きそうになさそうだし、朝早く起きたせいで、暗いうちに外に出されたので、真っ暗じゃ、居候以外は気が晴れない一日に。家主は日本語には数字に万単位があるが、フランス語にはないので、その説明を客にメイルをしているようで、今日はあまり機嫌がよさそうでなし。今日は珍しく居候は毎朝のトイレを林でしなかったので、後でまた外につれていかなくてはならんとブツブツつぶやいている。これで我々も外に出られるかも。よくやった、よくがまんしたな、居候。
2007.01.03
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店子がプロジェクトでいそがしくなって放浪しているようなので、私、隠居が続けます。老母と居候の3人で、充実した内容で今年はがんばりますので、よろしく 昨年末の注文をやっと仕上げおくりました。やっぱりTRADOSの威力で半分ほどは以前の訳と同じ楽々。翻訳メモリーソフトも随分おおくなってきましたが、一番安いのはなんといってもwordfastです、簡単な仕事には便利かも。すべて日本語は問題なし。昨年より、盲目の剛毛テッケルの居候が我が家を占拠し、わたしの老母はますますボケてきました。3人世帯で、ますます朝夕の散歩が難しく、家主の機嫌のいい時は長く散歩できますが、雨風で寒い時はドアを開けるだけで、すべてセルフサービスでやれと冷たい仕打ち。近いうちにデジタルカメラで母と居候を取り、紹介しますが、なかなか思うように並んでくれず、私、学者犬としてもまだナイスショットは成功せず。このごろは午後5時で真っ暗ですが、私と母は暗いとすこしこまりますが、居候は一向に構わず、散歩できます。家主が雨戸をしめるようなので、この機会に夜の前に外に出かけます。ではまた明日
2007.01.02
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