残業人間の野遊び生活
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だいたい5月の連休明けくらいになると、職場から帰宅後、いそいそと運動着に着替え、ジョギングを始めるのが毎年の恒例行事となっている。 いつもその頃に、その年の夏に登るアルプスの山を決めるものだから、それに向けてのトレーニングというわけである。 だが、このトレーニングというのが俺は大嫌いなのである。 走るだけっちゅうのが面白くないし、しんどいだけで全然気持ち良くないではないか。 高校生だった時、1,500走でも、全国の高校生の平均タイムを上回ったことは1回くらいしかない、というくらい長距離が苦手でもある。 でも、ここでさぼると夏にテント担いで山に登る時に、体力不足で大いに後悔するのが分かっているため、やむを得ず走っているのである。 ましてや、年齢を重ねてきて、やはり体力が20代の時より、さらには30代の時より明らかに落ちているのを実感しているのだからなおさらなのである。 そして今年登ろうと思っている山が結構てごわいところで、1日のコースタイムが7時間以上という日が続くのである。 もうあきらめて背水の陣でただ体力を付けるしかない状態というわけだ。 重ね重ね言うが、ほんと、トレーニングは大嫌いなのである。 というわけで、今年もやむを得ず嫌々ながら5月頃から、うちから往復で40分ほど、距離にして片道3キロの往復6キロを走り、その後鉄棒で懸垂して、さらに腹筋、背筋、腕立て伏せなども嫌々ながら、最低でも週1回こなしてきた。 さて、梅雨が明けない、いやこのまま明けずに梅雨前線は太平洋に消えてしまうのじゃないだろうかと思うが、そんなすっきりしない天気の中、いよいよ明朝出発である。 目指すは、南アルプス聖岳・赤石岳。 椹島に1泊置いてから、山中3泊の予定。 しんどくてもいい、ピークで雄大なアルプスの景色がチラ見せ寸止めでもいいから見ることが出来れば、それで満足なのである。 さあ、いよいよ清く正しい俺の夏山タイムのスタートなのである。
2009年07月31日
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