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昨年はご訪問、コメント頂きましてありがとうございました。今年もよろしくお願い致します。2013年が明るい一年になりますように!
2012年12月31日
ソロモンの偽証(第2部)第1部を読み始めてからというもの、ず~~っと寝不足です…でも止められないんです…お休みで良かったです… 第2部ですが・・・学校内裁判を開くため、藤野涼子が立ち上がります。判事、検事、弁護人、陪審員のすべてを中学生が務めるのです。そして被告人は大出俊次。大出の弁護人は、他校の生徒で柏木卓也の友人・神原和彦。この神原くんというのがすごい中学生でして、頭がきれること、きれること。そしてどこか「ワケあり」なんですね。「責任があるんです」ってどういうこと? 第1部の重苦しい雰囲気から一転。証人を探し、証拠を固め、誰もが中学生とは思えない活躍です。 (中学生だからできるのかも)一人一人の描写が丁寧過ぎるくらい丁寧、“ここ、前にも読んだ”という記述も何回か出てきますが、それを全然感じさせない筆力はさすが宮部さんと言うしかありません。もともと法廷モノが大好きなので、一気に引きこまれてしまいました。もちろん通常の裁判とは違いますが、どんな法廷が展開されるのか、第3部がとても楽しみです。神原くんもすごいけど、廷吏のヤマシンこと山崎くん、君もすごいよ!【内容情報】(「BOOK」データベースより)騒動の渦中にいるくせに僕たちは何も知ろうといなかった。けど、彼女は起ちあがった。校舎を覆う悪意を拭い去ろう。裁判でしか真実は見えてこない!彼女の覚悟は僕たちを揺さぶり、学校側の壁が崩れ始めた…気がつけば、走り出していた。不安と圧力の中、教師を敵に回してー他校から名乗りを上げた弁護人。その手捌きに僕たちは戦慄した。彼は史上最強の中学生か、それともダビデの使徒かー。開廷の迫る中で浮上した第三の影、そしてまたしても犠牲者が…僕たちはこの裁判を守れるのか!?
2012年12月30日

義男の空(volume.6(青年編))第15回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に入選、おめでとうございます!!今までは高橋義男先生と患者さん&その家族との間に視点が置かれていましたが、この6巻は、新人看護師さんの視点で話が進んでいきます。医師間の治療方針の対立、患者さん家族が抱える問題、病気と闘っているお子さんの気持ち、それを見守る親御さんの気持ち・・・何度読んでも、やるせなさ、切なさで胸が詰まります。後半は中学生(12歳)の義男少年のお話。転校した中学校にいたのは、今だったら絶対問題になるような先生で…【著者からのコメント】漫画「義男の空」発刊にあたって「高橋義男」という、実在する一人の医師がいます。彼は現在、北海道にて脳神経外科医として活躍し、今も多くの子供達を救いつづけています。医師としてのその功績や歴史、そしてたくさんの患者に慕われる人間としての魅力に惹かれ、彼の漫画を描こうと思い立ちました。エアーダイブは、漫画という媒体を通じて感動を贈りたいという志を抱き、日々技術の研鑚に励んでいます。今回、高橋先生の漫画を描くことで、例えば、読み終えた子供達が「こんな人間になりたい」と思うような、例えば、医師を目指す方が「こんな医師になりたい」と思うような、心に残る何かを伝えられたらなら、創り手としてこんなに嬉しいことはありません。創り手の創造する喜びが、読み手の満足につながり、そこからさらに社会へプラスの波紋を広げていくー大きな喜びの循環を、みなで作り出してゆきたい。そのような願いを込めて、「義男の空」の発刊を決定致しました。この物語を一人でも多くの人に伝えたい。 【出版社からのコメント】■■『義男の空』6巻のあらすじ■■海の見える病院に赴任した新人看護婦。そこは、重度の患者が多く入院している小児専門の病院だった。新人看護婦が目の当たりにする医療の現場。医療従事者同士のすれちがう治療方針。戸惑いながらも過ぎていく日々の中、ひとつの家族がどうすることも出来ない現実に直面した時、夕日に染まる病棟に、ある歌が響き渡った----。そして、12歳の義男は、新たな中学校への転入を余儀なくされる。さらに、引越し後間もなくして父の転勤が決まり、義男と姉の和子、二人きりの生活が始まる...。慣れない環境の下、彼に訪れた心の変化とは?
2012年12月28日
Do Da Dancin’ヴェネチア国際編(12)わたくし、今まで鯛子ちゃん、大好きでした。でも、この巻の彼女は何なんだ?三上くんのカバンの中のリボンがかかった可愛らしい箱を“チョコレート!!”だと思って勝手に開けちゃったり、その中味がチョコじゃなくて指輪だったもんだから、「それ わたしにくれる気?」とドキドキしちゃったり。人のカバンの中を勝手に漁るのもどうかと思うけど、(消毒薬を借りるつもりだったにしてもさ)わざわざ包装された箱を開けるか、普通??そんなことお構いなしで、自分がもらう気でいるなんて厚かましいですよ、鯛子ちゃん。いくら道に迷ったところを助けてくれたといっても、それが感じが良さそうで、おまけに自分の熱烈ファンだったとしても、会ったばかりの知らない男性(日本人)をホテルの部屋へ入れるか、普通??そこを三上くんに見られて怒られるんだけど、それに対して逆ギレ。険悪な雰囲気になってしまって。。。そこでまた出たよ、悪い病気が・・・「こんなんじゃ 踊れない」なら踊るなっ!!この期に及んでそんなこと言ってるようじゃ、金賞なんて絶対無理!(「こんなんじゃ 踊れない」って言いだしては持ち直し、 また「踊れない」って言っては立ち上がり、の繰り返し。 12巻まで読んできたこっちの身にもなってくれ。)コンクールの1次・2次審査があるのですが、肝心の踊りの場面が数ページしかありません。これ、バレエマンガじゃなかった?真理さん&アントニオも出場してるし、新世代のプリマといわれるオーレリア・アレンっていうすごい人(ちょっと何かありそうな・・・)も出て来たのに…もっと彼女たちの踊りを堪能したいですよ。オーレリアを筆頭に、二ールとか、鏑木さんとか、ちょっと魅力的な新顔が登場しているのにもったいない。鯛子と三上のぐだぐだはもういいです。(鯛子も鯛子だけど、三上くんってこんな甘っちょろいオトコだった?)一度読めばもう充分。☆ひとつ。【内容紹介】世界中から一流のダンサーたちが集う、クラシックバレエ大会・ヴェネチア国際コンクールがついに始まった! 金賞を取ればワールド・ツアーへの参加が約束されるこの大会には、何やら裏の事情があるらしい!? そうとは知らず予選に向け、気持ちを奮い立たせていく鯛子だが…。
2012年12月26日
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ソロモンの偽証(第1部)1990年代の東京下町の公立中学校が舞台です。クリスマスの朝、2年生の柏木卓也が死体で発見されます。一か月前、同じ2年生の大出たち不良グループともめてから、不登校だった柏木卓也。自殺ということで落ち着くかにみえた時、犯人を目撃したという「告発状」が届きます。翻弄される学校関係者。そして「告発状」がマスコミに漏れ、新たな犠牲者が・・・第1部だけで700ページを超える長さ。枕になりそうなくらい分厚い・・・これが第2部、第3部と続くんですか・・・でも、読み始めたらそんな気持ちもどこかへ消えていきました。登場人物の心情描写が上手い!柏木卓也の死の波紋が静かに広がっていくにつれて、それぞれの家族が抱える闇が浮き彫りになり、誰もが(中学生でも)持っているドス黒い感情がどんどん大きくなって、やがて表出していく様が見事に表現されています。大人たちはそれぞれの思惑で、柏木卓也の死を終結させようとします。何も知らされない生徒達の間には、憶測と悪意に満ちた噂が充満していきます。そんな中、柏木卓也のクラスメート・藤野涼子は「真実を知りたい」と立ち上がるのですが、いったい何をするつもりなのでしょう。気になる第2部へ続きます。余談ですが…不良グループの陰険で凄惨ないじめ、“あの親にしてこの子あり”のモンスターペアレンツ、保身に走る学校側、荒れまくる保護者集会などなど。読んでいて「大津いじめ事件」を思い出しました。この小説は「大津いじめ事件」のはるか前、2002年から連載が始まっています。まるで時代を先読みしているようです。余談ですが、その2・・・クリスマスなのに、決して明るいとは言えない本を読んでいる私・・・奇しくも事件が起こったのはクリスマス。これも何かのご縁ですね(←いやいや、そんなことはないと思うよ・・・)【内容情報】(「BOOK」データベースより)クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落としたー。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人。学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。学校に仕掛けられた史上最強のミステリー。
2012年12月25日

明日はクリスマス・イヴ。リラックマ&コリラックマもクリスマス・ヴァージョンです。そしてどこにでも顔を出したがるにゃんこ2号。楽天サンタさんからのプレゼント!いつも当たりは1ポイントだったのにこんなこともあるんですね。サンタさん、ありがとう!にゃんこの療法食を買わせていただきました。
2012年12月23日
猫なんかよんでもこない。 “そうそう、そうなのよ! ほんとに呼んでもきてくれないのよ!”猫を飼った人なら納得のタイトル。表紙はつぶらな瞳の黒にゃんこ、それも見返り。これが本屋さんに平積みされていたら、猫好きさんは絶対スルーできないでしょう…いや~、上手いタイトルつけたもんです。タイトルと黒にゃんこから、ほのぼの癒し系猫マンガだと思ったのですが、ちょっと(かなり)違いました。もともと猫がキライだった元プロボクサーの作者と、二匹の猫(オスのクロとメスのチン子)との距離感が新鮮です。不器用な“オレ”と無邪気な2匹の仔猫。気持ちが緩むのがわかります。ただ、クロの最期のお話は、読んでいてやるせなくなってしまいました。ボクシングの夢が断たれてしまった作者は、クロにチャンピオン(ボス)になって欲しいと思い、去勢手術をしないままでいます。そして、ケンカがもとでネコエイズを発症、クロは死んでしまいます。獣医師の再三の忠告を無視した自分を責める作者。ペットを看取った時、「あの時~しておけば…」という後悔と自責の念にかられた人も多いと思いますが、私もその一人です。猫を飼っていたら絶対に避けられない辛いこと、普段忘れている(忘れようとしている)ことを、目の前に突きつけられる思いがしました。いつか必ずやってくるその時まで、今傍らに寄り添っているこの小さな命を慈しんでいこうと思います。これは、大事なことを再確認されてくれる稀有な猫マンガです。【内容紹介】『クロ號』の杉作の最新作!ほんとうにあった、猫と男の物語。ブアイソウな黒猫と暮らすことになった、プロボクサーのオレ。猫なんか大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、オレを頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。ブキヨウさにニヤニヤ、ゆるゆるなごんで、最後にホロリ。深くしみいる、大人の実録猫マンガ。
2012年12月22日
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた山中先生の篤実な人柄、研究に対する真摯な姿勢が随所に滲み出ています。二部構成になっていて、四分の三をしめる第一部は自伝と、「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」。iPS細胞に関しての専門的な内容がわかりやすく説明されています。この部分を読むと山中先生の偉業がわかります(なんとなく…)。第二部は緑慎也さんによるインタビュー。iPS細胞研究についてはもちろん、「アメリカ後うつ病」だった辛い時期のことや、京都大学iPS細胞研究所(CiRA サイラ)の所長として研究支援者たちの雇用問題も語っています。最後の数行はとても感動的です。 iPS細胞の最初の文字を小文字にしたのは、 当時流行していた“iPod”にあやかったからだそうです。【内容紹介】■祝・ノーベル賞受賞! 唯一の自伝。 はじめて明かした、研究人生とiPS細胞のすべて決して、エリートではなかった。「ジャマナカ」と馬鹿にされ、臨床医をあきらめた挫折からはじまった、僕の研究――。■「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」ぼくは医師であるということにいまでも強い誇りを持っています。臨床医としてはほとんど役に立たなかったけれど、医師になったからには、最期は人の役に立って死にたいと思っています。父にもう一度会う前に、是非、iPS細胞の医学応用を実現させたいのです(本文より)■読みやすい語り口で、中学生から読める父は町工場の経営者/高校柔道部から受験勉強に邁進/「ジャマナカ」と蔑まれた研修医時代/臨床医としての限界/はじめての実験/求人広告に手当たり次第応募/オスマウスが妊娠?/帰国/「アメリカ後うつ病」にかかる/新入生争奪戦/遺伝子を二四個まで絞り込んだ!/論文捏造スキャンダルの陰で/再生医療の可能性/病気の原因解明と創薬 (本書の内容より) 【著者情報】(「BOOK」データベースより)山中伸弥(ヤマナカシンヤ)1962年大阪市生まれ。神戸大学医学部卒業、大阪市立大学大学院医学研究科修了(博士)。米国グラッドストーン研究所博士研究員を経て、96年大阪市立大学医学部助手、99年奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター助教授、2003年同教授、04年京都大学再生医科学研究所教授、08年京都大学物質ー細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長、10年4月から京都大学iPS細胞研究所所長。胚性幹細胞(ES細胞)と異なり、受精卵を用いずにさまざまな組織に分化する可能性を持つ人工多能性幹(iPS)細胞をマウスの皮膚細胞から作り出すことに成功、新たな研究領域の開拓者となる。同じ方法で07年ヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作り出すことにも成功した緑慎也(ミドリシンヤ)1976年大阪市生まれ。出版社勤務、月刊誌記者を経てフリーに。科学技術を中心に取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2012年12月19日

今朝起きたら、木々が綺麗に雪化粧していました。ベランダからの雪景色。この後の重労働(雪かき)をしばし忘れ、少しの間眺めていました。庭は一面真っ白ですが、家の中ではシャコバサボテンやシクラメンが元気に花を咲かせてくれています。白い花が咲くシャコバサボテン。他に赤いシャコバサボテンもあるのですが、一足先に花が終わってしまいました・・・紅白のシャコバサボテンは〇十年以上育てているので、茎が木質化しています。そこで、葉摘みをした時に取った茎節をさして増やしたものが上の画像です。中心に薄くピンクが入った白花がキレイ。赤・白花に次いでわが家にやってきたオレンジのシャコバサボテン。大好きなビタミンカラー。冬にはもってこいの色ですね。ぼやけていてすみません・・・このシクラメンも元気が出る花色です。暑い夏は休眠するらしいのですが、夏でも冬でも咲いています。可愛いタネもできますが、株が弱るのでとるようにしています。先日、雪をかきわけながら庭の果樹や桜に石灰硫黄合剤を散布しました。これで雪解けまで庭仕事はお休みです。
2012年12月16日

冬はにゃんこ2号にとってちょっと危ない季節。なぜなら下部尿路疾患になりやすいからです。去年のちょうど今頃、2週間病院通いをしました。注射、点滴、投薬、導尿・・・ 食欲もなくなり、7.6キロあった体重も7.0キロに減少。一時は最悪のことも考えました。ですが、なんとか年内に回復し、元気にお正月を迎えることができました。それから療法食に切り替えて1年。この冬はなんとか乗り切ってほしいです。 *下部尿路疾患についてはこちらをどうぞ。 去年のことなどとっくに忘れ去っているような清々しい表情!まる過ぎるでしょ…(肥満もよくないみたいだけど、 うちに来た時からこの大きさ・・・ ノラネコ時代、何を食べていたんだい?)一方、10月に15歳になったにゃんこ1号。血液検査の結果、腎臓の数値がよくないということでこちらも療法食になりました。ところがこの療法食、たんぱく質を抑えたものでどうも美味しくないようなんです。まったく口をつけてくれません。いろいろ試してやっとお好みのフードを発見!一安心です。ベランダに出たはいいけど、外はあまりにも寒かった・・・すぐさまご帰宅。なかなか写真を撮らせてくれない1号、今回は足跡だけ。
2012年12月14日
卒業東野圭吾さんのデビュー2作目にして、加賀恭一郎シリーズの第1作です。1986年講談社から刊行された単行本は『卒業―雪月花殺人ゲーム』という題でした(私が読んだのはこちら)。その後改題されて、『卒業』となりました。加賀が大学4年生の時に事件は起こります。仲間の一人牧村祥子が、入居している女性専用アパートの自室で、死体となって発見されます。現場の状況から自殺ではないかと思われるのですが、その後の捜査で他殺の可能性も出てきます。ただ、アパートの部屋は窓にもドアにも鍵がかかっており、またアパートの入口には厳しい管理人がいて、人の出入りを監視していました。他殺だとしたら、犯人はどこから侵入したのか?それからまもなく、加賀達の恩師・南沢雅子の誕生日を祝う茶会の席で金井波香が毒殺されます。仲間が何人もいるなかで、どうやって毒を飲ませることができたのか?初めの事件は密室、2番目は雪月花之式のトリック。本格的なミステリィです。(雪月花之式とは、裏千家茶道の修練のためのひとつ 。 文中に図付きで詳しい説明がありますが、これがなかなか複雑で… 読んでいるうちに頭が痛くなります・・・)事件は解明されるものの、ちょっとした疑問が残ります。(これを書いてしまうと犯人がばれてしまうので自粛します。)事件より、大学生の加賀の言動に注目しながら読みました。冒頭でいきなりプロポーズしてるし・・・(高校からの友人・相原沙都子にプロポーズ。 それでいて、“返事はいらない、ただ気持ちを伝えたかっただけ”。 ん~~、加賀さん!)どうして教師を目指したのか、(大学卒業後教師になったものの辞めて、その後警察官になる。)、父親との関係など、新鮮な(?)加賀恭一郎を堪能できます。【内容紹介】7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?【内容(「BOOK」データベースより)】大学4年の秋。就職、恋愛に楽しく忙しい仲よし7人組・その中の一人、祥子がアパートの自室で死んだ。部屋は密室。自殺か、他殺か!?残された赤い日記帳を手掛りに、死の謎を追及する友人たち。だが、第二の全く異常な事件が起って…。錯綜する謎に挑戦する、心やさしき大学生・加賀恭一郎。卓抜な着想と緊密な構成で、現代学生のフィーリングを見事に描いた、長篇ミステリーの傑作。
2012年12月13日
爆笑! 英語コミックエッセイ 日本人のちょっとヘンな英語拙いながらも頑張って話している人の間違いを笑う(それも爆笑する)という感覚が、私には全く理解できません。語学に限らず、今勉強中の人が間違えるのは当たり前。間違いや勘違いを明るく笑い飛ばして、“さぁ、前に進もう!”という意味でタイトルに「爆笑」という言葉を入れたのかもしれませんが、どこからもそんな明るさは伝わってきませんでした。ここに出てくるネイティブの人(著者含む)からは、他人(この場合はノンネイティブの人)への思いやりや優しさといったものが微塵も感じられません。コミュニケーションは言葉だけに頼ったものではなく、仕草や表情、その場の雰囲気等々も含まれると思います。「Could you call me taxi? 」と「Could you call me a taxi? 」では全然意味が違ってきますが、話の流れで相手が何を言いたいかわかると思うんですよね。間違いを訂正することなく、ただ大笑いっていうのは甚だ失礼です。この本に書かれていることが実際にあったら、英語を話すことが怖くなってしまうのではないでしょうか?その反対に「なにくそっ!!」と奮起する人もいるかもしれません。それを狙ってあえて「爆笑」しているのであれば、そういう指導方法もあるんだなぁと思いますが・・・(すみません、ここら辺かなり嫌味っぽいですね…)
2012年12月12日
桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活表紙とタイトルに偽りあり!!表紙に燦然と輝く(?)文学青年+“スタイリッシュ”というタイトルにまんまと騙されてしまいました・・・ 不覚・・・読み始めてびっくり。文学青年とは程遠い・・・ 遠過ぎる・・・スタイリッシュって、どこが・・・?下流大学に勤務する桑潟幸一准教授(クワコー)のダメっぷりが半端ないです。そこまで自分を虐めなくても・・・と思うくらいの自虐っぷり。あまりのとほほ加減に可哀そうをはるかに通り越し、清々しささえ感じます。そのクワコーに文芸部の女子大生たちが絡み、事件を解決するというのが本書です。ミステリィ仕立てですが、事件はな~んてことないものばかりです。クワコーと女子大生たちのドタバタが面白いので、さらっと楽しむのにはうってつけの一冊だと思います。でも、私はこの1冊でもういいかな…(クワコーの自虐の歌と、女子大生の脈絡のない会話に疲れました。)【内容情報】(「BOOK」データベースより)日本一下流の大学教師は今日もまた自虐の詩をうたう。【目次】(「BOOK」データベースより)呪われた研究室/盗まれた手紙/森娘の秘密
2012年12月10日
HUNTER×HUNTER(31)何回か読み返して、“あ~、なるほど!”と思うマンガってそうそうないと思う。そんなマンガのひとつが『HUNTER×HUNTER』です。31巻は、ハンター協会の次期会長選挙の話とキルアがゴンを助けるため、幽閉されている弟(妹?)・アルカを連れ出そうとする話が交互に展開されます。ここからネタバレありますのでご注意下さい。ついに登場したアルカ!この能力がまたすごいっ!(というか怖い!)簡単にいうと“アルカの「おねだり」を3つ叶えると、どんな「お願い」でも叶えてもらうことができる”キルアはアルカにゴンの除念をしてもらおうとします。ただ、この能力、いろいろやっかいでして(それがアルカが幽閉されている理由なのですが)、・どでかい「お願い」をした後の「おねだり」はとても難しいものになる。・4回「おねだり」を失敗したら、命で償わなければならない。 命を失うのが二人の場合、「失敗した人」と「その最愛の人」が死ぬ。 二人より多い場合、「失敗した人」と「その最愛の人」はもちろん 「『失敗した人』と長い時間を共に過ごした人」順に死ぬ。アルカがゴンを助けた後の「おねだり」は当然どでかいものになるはず。その「尻ぬぐい」をキルア自身がする場合をイルミは案じます。「おねだり」が失敗したら、キルアをはじめゾルディック家の人はもちろん全滅です。そこでイルミはヒソカに協力を求めるのですが・・・腹に一物もつ人たちがわらわら出てきて、なんともいい感じです。アルカの能力にはまだまだわからないところがあるし、それに加え、アルカは男? 女?キルアを「お兄ちゃん」と呼ぶのはアルカ、「キルア」と呼ぶのはナニカということだけど、それって??今回、キルアのとうちゃん・シルバの出番が多く、ちらっと若かりし頃の姿も出てきて、大満足!初登場の執事さんもインパクト大で、本当にゾルディック家の人達って飽きないなぁ。懐かしい門番(守衛さん?)のお二人も久しぶりに出てくるし、ゴトーは相変わらずキルアに甘いし。しかし、ゴトー・・・【内容紹介】ネテロが託した次期会長選挙が始まった。副会長・パリストンの攪乱で荒れる選挙戦。一方、重体のゴンを救いたいキルアは、幽閉されている家族・アルカの力を借りるために実家へ戻る。そのアルカの能力とは!?
2012年12月07日
12月はなんだか気忙しいですね。“師走”というのもうなずけます。来年1月発売予定コミックの詳細はこちらからどうぞ!01/04 白泉社 花よりも花の如く 11 成田 美名子 ¥42001/04 白泉社 夏目友人帳 15 緑川 ゆき ¥42001/11 講談社 となりの怪物くん 11 ろびこ ¥45001/18 白泉社 オトメン(乙男) 17 菅野 文 ¥42001/18 白泉社 オトメン(乙男) 18(完) 菅野 文 ¥42001/18 白泉社 いつでもお天気気分 6 羅川 真里茂 ¥42001/25 集英社 君に届け 18 椎名 軽穂 ¥42001/25 集英社 王妃マルゴ 1 萩尾 望都 書籍扱01/下 平凡社 SWAN -白鳥- モスクワ編 3 有吉 京子 ¥660一年に一冊のお楽しみといったら『花咲ける青少年 特別編』、『リアル』、そして・・・『SWAN -白鳥- モスクワ編』!! ついに発売です!!羅川さんの『いつでもお天気気分』も久しぶりです。あ、『花よりも花の如く』もそうですね。・・・はて、どこまで話が進んでましたっけ?・・・またまた復習が必要です。こんな復習だったらいくらでもできちゃうから不思議です。『オトメン(乙男)』が完結ですね。それも2冊同時発売。来月に備え、頑張ってポイントGETします!
2012年12月05日
下山の思想敗戦後、経済大国となった日本。この小さな国が、半世紀の間に奇跡的ともいえる成長を遂げたのですが、登りつめた後に待っているのは「下る」ということ。「下る」という言葉にはマイナスイメージがつきまといます。・・・が、“「下山」とは諦めの行動でなく、新たな山頂に登る前のプロセス”で、“敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか”と述べられています。ただ、その“実り多き「下山」”とはどんなものか、新たに登ろうとする山頂とは何なのか、具体的なことは何も書かれていません。読み進めていっても内容が深まるどころか、同じ話の繰り返しが続き、『ノスタルジーのすすめ』にいたっては、下山と何の関係があるのでしょうか。タイトルに魅かれてこの本を手にとったのですが、「思想」とあるからにはもっと深い言及があるのだろうと期待していました。正直、“どこかに掲載されたエッセイをとりあえずまとめて一冊の本にしました”という感じがしました。(日刊ゲンダイの連載コラム『流されゆく日々』に掲載されたエッセイを まとめたエッセイ集らしいです。)大事なことは、自分で考えなさいということですね。【内容情報】(「BOOK」データベースより)どんなに深い絶望からも人は起ちあがらざるを得ない。すでに半世紀も前に、海も空も大地も農薬と核に汚染され、それでも草木は根づき私たちは生きてきた。しかし、と著者はここで問う。再生の目標はどこにあるのか。再び世界の経済大国をめざす道はない。敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか、と。「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ、という鮮烈な世界観が展望なき現在に光を当てる。成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想。【目次】(「BOOK」データベースより)いま下山の時代に(下るという大事なプロセス/下山しながら見えるもの ほか)/下山する人々(法然とフランチェスコ/平安末期に流行した今様 ほか)/いま死と病いを考える(この世で絶対的な真実/病人大国日本の憂鬱 ほか)/大震災のあとで(言葉もなく、おろおろと/下山途中の生き地獄 ほか)/ノスタルジーのすすめ(「時には昔の話を」のとき/古い記憶の再生装置 ほか)
2012年12月04日
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