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昨日の日記で初日に両替えでだまされたと書いた。とんだ災難できっと意気消沈しただろう、と読んでくださる方は思っただろう。とんでもない。インドネシア大好き。筍のようにどんどん成長しているジャカルタ。とんでもなく汚いところと日本と全然変わらないビルの中と、巨大な洗濯機の渦の中の衣類のようにごちゃ混ぜになった街ジャカルタはとっても魅力的でわくわくする街だった。もちろんまた行きたい。さて本題戻って2日目。私の娘と同じ年の若くて美人な友人は有能なエンジニアなので単身赴任で来ている会社に朝、アパートから出勤して行った。私のお迎えの車は9時。その時刻にその日付き合ってくれる私のインドネシア語の先生のお姉さんフェリさんが姪御さんのララさんを連れてアパートにやって来た。密かに、習ったインドネシア語を話すチャンスだとほくそ笑んだ私であったが、初対面の挨拶から2人ともよどみない英語で話し始めた。負けた。これで今日の会話は英語に決定させられた。インドネシアには26以上もの州が存在し、当のインドネシア人達もわからないほどその州が増え続けているらしい。そしてそれぞれの文化も言葉も時には宗教も違う。そしてもちろん民族衣装もまるで違う。その民族衣装の模様の大多数はバティックと呼ばれるその地方独特の模様を持つろうけつ染めなのである。自分の学生時代の専攻が家政科だったからだろうか。民族衣装とか布の模様とかにすごく興味を覚えるウサギ。バティックの宝庫であるインドネシアでこれを追い求めない手はない。今回の旅のテーマはバティック。もちろん友人にも、2日目に案内してもらうフェリさんにも、自分の行きたい所を事前にfacebookで伝えてあった。先ずは下勉強のために、運転手さんにバティック博物館に連れて行ってもらう。ソロ地方のバティック、ジョクジャカルタ地方のバティック、バンドゥンバティック、織物のイカット等、ほれぼれするような布の芸術がゆったりと展示されている。博物館にはアメリカ人のグループがいるのみ。昔懐かしい日本のろうけつ染めに良く似た懐かしい藍色のろうけつや文様も有った。そういえば、この頃日本でろうけつ染め見ないなあ。昔は風呂敷とかいろいろなところに有った気がするのに。ふるさとを探すような気持で私のインドネシアバティックの旅が始まった。その日は金曜日。ジャカルタではバティックデーなのである。出来る限りバティックを着ましょうデー。スタイル抜群の友人もその日の朝、ジャカルタで買ったという素敵なバティックワンピースを着て出社したのだった。そんな日に出会ってラッキー。運転手さんも、街行く若者も、暴走バイクのお兄ちゃんも、レストランにいるジルバブ(イスラムの被り物)をかぶったご婦人も、みなバティックを着ているじゃないか。バティック博物館を出ても、町中がバティック博物館。博物館にいた猫の模様までバティックに見えてきた。そんなわけないか。
August 31, 2012
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ジャカルタに行く前、インドネシア人の友人たちが声をそろえて「すりには気を付けろ、1人では歩くな、だまされるな」という。十分気を付けなければと心に固く誓って到着したジャカルタ空港。そのアパートに泊めてくれるという若い友人が事細かにジャカルタ到着後の入国手続きを教えてくれていた。降機後、空港内をイミグレーションに向かって人々の後を付いて歩く。インドネシア人がまっすぐ進んでいく途中で何人かが両側に別れて行った。「ははあ、ここで外国人はビザを買うんだ」と、そのロープで仕切った列に並んでいると、何人かが時々、パラパラとロープを持ち上げてくぐり、元来た方に戻るじゃないか。良く見るとさっき歩いた少し手前にVISAを買うカウンターが有った。「そうか、先買わなきゃ」私もロープくぐって米ドル25$でビザを買って、またロープの列に戻った。ハンコを押してもらってVISAの受付完了。途中一人の係官がさっとパスポート見てOKと言った。「あれ? イミグレーションパスしていいの?今のがそう?何にも聞かれなかったし」心配のあまり空港職員に聞いた。「大丈夫です。もう通りました。次はかばんのピックアップです」と案内してくれた。ぼろい!思わずうなる程のごちゃごちゃした場所にターンテーブルが並び、私の荷物はもう並んで置いて有った。それを持って関税へ。税関は何処?外国人が皆うろうろ。職員がお客全員からせっせと申告書類を集めるが誰にも何も聞かない。書類さえ見ない。そんなんで良いの。そのすぐ横にまたエックス線の荷物検査。だれが係員かもわからない。入国に必要なのだろうか。戸惑いながら荷物を乗せる。待て待て、ここでわいろを要求されることもって書いてあった。気を付けよう。ここでエックス線のゴム蛇腹の先で急いで荷物を拾わないと盗まれることが有ると書いてあった。気を付けなきゃ。頭の中を必死でガイドブックの文章が駆け巡る。ショルダーを乗せ、スーツケースをターンテーブルに乗せようと奮闘していると「大きすぎるから乗せなくていい」と言われた。じゃあ何の為のエックス線検査じゃ。関税無事通過。さあ、インドネシアやってこい!戦いに挑むような高揚感で出口を出ると人々は右か左に分かれて行った。ここは何処の空港もほぼ同じ風景。違うのは真正面に宝くじ売り場のような小さなブースが15ほど並んで、それぞれ2人組の人が中から。おいでおいでと手招きしている。招き猫じゃあ有るまいし、いや招き猫か。ここが両替え?絶対怪しい。でもここしか見つからない。そして正直そうな女性2人のブースを選んでお金を替えた。日本のお金は強い。たった何枚かでもすごくたくさんの現地札になって戻ってくる。それをものすごい速さで女性が数える。不信な目を向ける私に、もう一度目にもとまらぬ速さで数えてお札をよこした。「レシート頂戴」手元にもらった名刺より小さいレシート、印刷が薄くて良く見えない。ガイドブックにはここで猫ババされるから数えろと有る。だけどここは出口で待っているたくさんの人の目にしっかり曝される場所。私がそのお金をどこに仕舞うかもわかってしまう。こんなところでまごまご数えていられない。一抹の不安を覚えるも(一抹なってもんじゃ無いけど)数えるのを諦めて、急いでバックにしまい、出口で友人が手配しておいてくれた、私の名前を書いた紙を持つドライバーさんに巡り会った。にこにこしたドライバーさん、空港を出て、道路の脇で車を取って来るから待てという。心細そうに見られないように、心の中を隠して毅然と立っている間にも、「タクシー待ってるの? 荷物手伝おうか?」寄って来る人が・・・。どんなに隠したって、おばあさんのひとり旅、「不安です。心細いです。」というお札が顔にでかでかと貼ってあるに違いない。替えたばかりのルピアを入れた、たすき掛けのバックをぐっとお腹の前に引き寄せた。大都会ジャカルタの街をドライバーさんの車で友人の会社にたどり着き、友人の顔を見たとたん、顔に貼りついた不安お札が、ぱらぱらと剥がれ落ちるのを感じた。先ずはたどり着いた。良かった。写真は到着した夜連れて行ってもらった、現地駐在員の奥様達が良くいくというしゃれたレストラン。庭園や離れのパーティールームも有るクマン地区の素敵なレストラン。手前のテーブル上は木のドアをまねたメニュー。夜、友人のアパートのキングサイズベットの上で両替えしたお金を数えたら、やっぱりね。日本円で4,000円も少ない。教訓 空港でお金は最小限に替える。お金は市中で両替えがベスト。他の外国とはまるで反対で、空港敷地内であるからと信用しては絶対いけない。初めての国の現地通貨を数えるのには慣れる時間が必要なのだ。そして、おばちゃんを信用してはいけない。女性のいるブースだから大丈夫なんて甘い。女はしたたかなのである。
August 29, 2012
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日本に住むインドネシア人のカティさんから突然電話がかかって来た。「明日時間ある?私の家でお昼一緒に食べる どうですか?」旅行前だし、いろいろ野暮用も有ったけど、折角のお誘いなのでカティさんの家に出かけて来た。参加者はカティさん、私のインドネシア語の先生のノビさん、そして新しいインドネシア人のお友達2人。お料理はカティさんが用意したラマダン明けに特別に食べるというお祝いのインドネシアカレーとカンビン(羊)のシチュー、牛肉の料理(名前を忘れた)、ターメリックのインドネシアチラシ寿司風。そしてデザート。くだものにピーナツや唐辛子、黒砂糖などスパイスを入れたソースを石臼で作りながら、果物に付けて床に座って手で食べる。なぜかパイナップル、ナシ、に混じってきゅうりが・・・。イスラムではラマダンが明けると食べて食べて、盛大にお祭りするのだった。では、今日から成田に前泊して、今回は4泊6日という短い期間ですが、そのインドネシアに行って来ます。友人たちが口をそろえて、東京と同じ巨大都市で、掏りにはくれぐれも気を付けるようにと言うジャカルタがどんなものか見てきます。
August 22, 2012
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先週の日曜日、江ノ電江の島駅で鎌倉に住む妹と待ち合わせして、インドネシアの踊りを見に行って来た。江の島のてっぺんてどうしてあんなに遠いんだろう。あまりの人でひっくり返るんじゃないかと思うほどの乗客でいっぱいになった江ノ電で鎌倉から江の島まで行った。15分ほど。駅から商店街を海岸まで歩いた。海で遊ぶ人たちや若者たちがいっぱい行き交う日曜日。10分。浜も、海もいっぱいの片瀬海岸から端を渡って江の島まで。10分身動き出来ない程の人混みを坂を登りながら江の島の商店街を抜けた。エスカレーターを乗り継いでてっぺんへ着いた。20分着いた途端音楽が聞こえて来て、バリ民謡の踊り手たちが踊りながら会場に向かうのに出くわした。ラッキー。ナシゴレンを食べて、たぶんジャカルタでは食べないと思う屋台の氷を食べた。小さい頃、お祭りでも絶対屋台のものを買ってくれなかった異常にきれい好きな父と、中国でお腹を壊した経験から、大都会ロンドンでさえも絶対テイクアウトのものは食べない夫の顔が脳裏を瞬間よぎったけど、関係ない関係ない。おいしかった。インドネシアな一日。
August 16, 2012
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毎日暑い暑いと言っているうちに一日があっという間に過ぎて行く。世の中夏休みだというのに、ここの所ちょっと忙しいウサギ。自分のページのコメント返しを書いて、コメント頂いた方のページを訪問してポチしてコメント残して。おや、もうお昼の時間。そんなわけでちょっとの間、自分のページののコメント返しは後回しになるかもしれません。ページ訪問の方でのコメント残しを優先させてください。******************昨夜出張の夫から、「はい、ウサギさんにお土産」とスナックを手渡された。飛行機に乗る出張の時はいつもこれをくれる。何のことはない、機内でもらったただのスナックだ。「欲しいだろうと思って、食べないで持って帰ったんだからね」「はいはい、ありがとうございます」と子供のように手を出してもらう。「この箱は?」フィナンシェとパウンドケーキとマドレーヌ「それ意外とおいしかったよ」うん?月曜日の出張の時のお土産ははスナックだけだった。ということはその時は夫が食べちゃったということ?こんなただのお土産でごまかされているウサギなのである。
August 13, 2012
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直前まで手違いでインビテーションカードが送られてこなかったり、それがやっと来たと思ったら今度は一緒に招待されている友人の招待状が欠席の友人のところに届いてしまったり、すったもんだのあげく何とか今日、友人と一緒にパーティーに出席して来た。書かれていたドレスコードは「ビジネススーツ」、女性は何を着たらいいんだ?長そでは暑いしなあ、買った時は履けたのにこのスカート履けないしなあと、ベットの上に候補の服を広げてファッションショーを繰り広げたあげく、結局先日スーザンさんの時に着たワンピースに落ち着いた。涼しいのが一番。靴だけは足場の悪い会場ですっ転んでけがするといけないので、中ヒールで。友人のインビテーションカードが再送間に合わないから一緒に入れと主賓に指示された通り、私の招待状で名簿に名前は無かったけれど、第1関門クリア。送迎バスに乗り込んで来たチェックにも、バックからID出そうともたもたしているうちに出さずにクリアー。そして式典会場入り口。着席エスコートで、当然友人の名はリストにないのが分かっているから、カードは見せずに「わたし達招待状は有るけどリストに無かったのよ」と過去形の使い方を間違えながらも言われる前に申告して、手間取っている前の組を追い抜いてエスコートしてもらった。式典にいたのは1,000人弱だったろうか。式典、そしてレセプション。今日招いてくれた主賓に挨拶しようと思っても、みんながしたい。列を作っている。やっと隙を見つけて挨拶をして、後はひたすら食べる。でもね、何十分の一かにカットされたセレモニーケーキ、私の口の肥えたブログ友さん達が食べたらひっくり返ること請け合い。頭がきーーんとなる程の甘さ。食べている途中で、友人は急いでドリンクをもらいに行った。興味津々、わかってはいるけどいつも食べちゃうのよねこれ。こわいもの見たさ(食べたさ?)・・・。
August 11, 2012
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楽天の機能が変わってから、何人かの古くからのブログの友人が楽天から他に移動して行った。楽天に居れば更新されると連絡が来るが、他のブログはともすると訪問を忘れがちになる。私のブログを訪れてもらって、はたと気が付くことが有る。大切な友達なのである。FacebookやTwitterに今までブログでしていたことを移動して行ったブロ友さんもいる。私はこの3つを使い分けてはいるが、他の2つも登録しているから、ブログ休止中の友人たちとも繋がっている。大事にしたい友達なのである。私は、夏の家に行くと必ずと言っていいほど訪れるところが有る。フォトミュージアム。自分で撮る写真はちっともうまく撮れないのに、人の写真を見るのが大好き。その写真が魅力でブログ友達になった人たちも何人かいる。秘境ばかり訪れて簡単には見られない世界を私に見せてくれる人、日本や世界の動物を撮る写真作家。美しい日本の風景を写真から教えてくれる人。残念ながら皆楽天から移動してしまって、ツイッターでその更新を知るようになった。そんなブロ友さんの1人が9月になったら写真展を開く。私は今から楽しみにしているのである。今頃は休暇でバリにいるであろう彼女のお土産写真を楽しみにしている。なかなかうまく撮れない食べ物の写真。高原で買ったビーツを入れたボルシチ。入れ過ぎて真っ赤になってしまった。
August 9, 2012
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金曜日例のスーザンさんのウェルカムパーティを主宰したお役所から突然電話がかかって来た。「日曜日空いていますか?日曜からの彼女のホームステイの家庭が急に家族で出かけるので、昼間一日相手してもらえないでしょうか」スーザンさんが再び我が家にやって来た。前夜も招待席で地元の花火大会を観覧したようだし、いろんなところで歓迎パーティをしてもらって少しお疲れのようなので、あちこち案内せずに我が家でゆっくりのんびり夕方まで過ごしてもらった。お茶を飲んで、夫が作ったお昼を食べて、夫のケーキを食べて、そしてただひたすら、ひたすら喋って過ごした。前に来た時と同じ、10時半から、お役所の人が再びお迎えに来る5時半までの、6時間英語ヒヤリングマラソンであった。話が面白い面白い。ボーイフレンドのピーターさんの家の自分がしている改造計画の様子が、漫才を聞いているようでおかしい。「彼のロックガーデンの計画地図を書いて、どこに何を植えるか、きちんと計画して植木屋に行ったのに、ピーターが、これも欲しい、これも買おうって、めちゃめちゃ買っちゃうから、計画が台無し」「家の外を回っていく半地下をワインセラーに改造したの。家の中からたくさんのワインを、玄関出て、庭回って、地下行って、また家に入って、ワイン抱えて・・・・」身振り手振りで話が尽きない。ピーターさんの話、カナリア諸島クルージングの話、イングランド南部の歴史の話、すっかり事情通になってしまった私であった。さて、最後の話題は完結しないままお役所の人に拉致されてホストファミリー宅に向かったけれど、我が家で興味津々だったのはロチェスターにはいないという蝉の話。「ここはすごく静か」と彼女が言う我が庭で、わんわん鳴いていた蝉。8年土の中で8日の命だと言ったら「咬まないのか」とか「土の中でハリネズミに食べられないのか」とかその時だけは質問攻めであった。ハリネズミなんて、と思ったが、ピーターラビットの世界には出て来るのねえ。今日土から出た抜け殻を庭から持ってきて見せると、 ↓ 怪獣の写真だと言ってイギリスまでお持ち帰り。
August 6, 2012
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以前同じようなタイトルで書いたから、今日はその2.だけどタイトルと違って全然深刻なまじめな話ではない。ドキドキするから、小心者の私はテレビのオリンピック観戦は好きじゃないのだ。いつもは結果が出てからテレビのニュースでオリンピックを見る。でも今日は街の地図がすべて頭の中に叩き込まれているロンドン市内の女子マラソン。見知ったロンドンの街歩きのつもりでスタートから、テレビ観戦していた。そこに電話がかかってきた。「今、モニュメントのそばで日の丸持って観戦しているけど、通過した選手が速すぎてどれが日本選手か分からなかった。今、先頭はどこ走っている?日本選手は何番目?」長女からの電話であった。テレビのカメラが追っているのは先頭の選手。日本の選手もどの辺に誰がいるかテレビのカメラ目線だから日本にいるこちらには簡単にわかる。「今、ビッグベン(いやエリザベスタワーに変わったんだった)通過。日本選手の先頭は23番目を走っている木崎さん」私が伝える。同じところを3回も回る周回マラソンだから、2週目は日本人選手をキャッチできたかな。横で「そんなことで国際電話もったいないだろう」と笑いながら呆れる夫。体操個人戦の観戦写真を娘のツイッターから無断で盗んできた。今日は朝10から5時半まで英語ヒヤリングマラソンだった。理由は明日の日記で。
August 5, 2012
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実はパーティが苦手なのである。自宅で開くパーティは好きだ。何人来ても平気。家に入れれば何十人(大げさ)でも料理は作れる。家に来た人は初対面の人でも普通に話せるし打ち解ける自信はある。外国人であっても。私が苦手なのは、きれいな服を着て、知らない人がたくさんいるちょっと堅苦しいパーティへおよばれした時。一昨夜、踵の高い靴を履いて、ワンピースを着てそんなパーティへ出席して来た。一人で。主催はお役所、場所はお寺。お寺だと侮るなかれ、パーティ前の待合室で主賓が到着まで歓談。(そうは言っても90%初対面打ち解けてなど・・)役目で駆り出されたのだろう、これもちょっと心細げな顔見知りのお役所の男性と端っこで話す。主賓の到着後、各自挨拶をして本堂へ移動する。ご本尊の前で主賓の挨拶と主催者と住職の挨拶。そしてまた廊下を移動して、2間ぶち抜けの大きな部屋で30人ほどの立食パーティだった。私は主賓とお役所の人しか知らない。若い大学生が何人かいたので自然そちらのグループに加わった。お寺の奥さんやお手伝いの人がかいがいしく動いてサービスしてくれた。ライトアップした鯉の泳ぐ日本庭園を用意された下駄をはいて茶室を案内してもらったりして入れ替わり歓談して行くうちには、だんだん若い人たちと打ち解けて行ったけれど、やっぱり檀家さんが固まっている方にはちょっと入りずらい。主賓の来日目的がこのお寺と繋がりが有るのだ。主賓はイギリス、メドウェイ市の元市長のスーザンさん。相変わらず早口の英語で立て板に水のようにイギリス英語で話していた。もうずっとずっと前、肩や胸にいっぱい勲章が付いた色とりどりの各国の制服を着た人たちの英語ばっかりのパーティに招待されたことが有った。私はホストファミリーとしての参加だったけれど、あの時のアウェイ感は忘れられない。今回はスーザンさんは我が家には泊まらない。だからホストファミリーではない。主賓の友人として呼ばれたのかな。スーザンさんにメドウェイを案内してもらった時から、半年ぶりに会って話せてうれしかったけれど、わたしにはやっぱりちょっと緊張するパーティだった。こういうパーティは苦手だなと、来た時と同じように、久しぶりのヒールを引きずって帰ったのであった。なんでかき氷の写真かというと、昨日コメダで食べたかき氷、昨年のあの円盤型宇宙船と今年は違っていたのである。あれは評判悪かったんだろうなあ。やっぱりかき氷はふわふわってしていなくちゃあ。http://plaza.rakuten.co.jp/nihongowotukao/diary/201108050000/
August 3, 2012
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