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皆さん超~お久しぶりでございます★先日、もう無理&買い替えをも考えたPCが奇跡的?に復活 しました!しかも、よりによってクソ忙しい時&必要な時に・・・て時、こんなことは起こるのね 発端は10月のピエモンテへの旅行を控えた頃、ダンナに頼まれてローンを借りている銀行に送るために、家の契約書などをスキャンした時・・・スキャンしたものを開けて確認しようとしたら、 固まった どうにもこうにもできず強制終了→再起動すると、昔に私を青ざめさせたブルー の画面が!!ま、そこは慌てず、その昔この画面が出た時に電話で助けてくれた、PCに超詳しいパッフルちゃんの旦那さんの指示をメモってあったので、それを取り出し、“前はこれで助かったしぃ~”と余裕で作業を行ったものの・・・元に戻らず 再度パッフルちゃんに電話で助けを求め、旦那さんも親切にいろいろ指示してくれたのだけど、今回ばかりはそう簡単にいかない模様。前回はウィルスにやられたっぽかったけど、今回はもともと容量の大半が埋まってたのにさらにスキャンした画像でハードディスクに致命傷を与えたらしい!旦那さんはこれまた親切に一度見てくれると言うので、うちのダンナ経由でお宅へ持ち込みハードディスクの清掃をしてもらい直ったかと思うと稼動1時間でまた固まり、 再起不能に。旦那さんが忙しくてすぐ見れないけど、ハードディスクがいかれてるだけだから解体して交換したら良いと言うけれど、素人の私がPC解体するなんて・・・しかし、仕事関係でネットが必要だし、ネットはフィレンツェでなんとかできるものの仕事関係の請求書をエクセル早く作って送付しないとお給料もらえない のに、ネット屋ではネットは日本語使えるのにエクセルでは使えなかったり、ネット上で書いた分をコピペして何とかしようとしても、システムが英語で勝手が違いすぎて時間もかかってお金もかかるし・・・ううむ・・・そんな時、ダンナが省内でPC講座をしている同僚に話したら見てくれると言うので彼にお願いしたところ、データは一部保存できなかったものの彼のスペアのハードディスクを入れてもらって見事復活!!!一時修理屋に出すか(見るだけで50ユーロ、データ保存・HD交換で最低200ユーロはかかると言われた)イタリアで日本語対応してるのを新しく買うか・・・と半ば覚悟していたのに結局ハードディスクの実費のみ♪♪しかも容量倍だし♪♪結論:やっぱ持つべきはPC に詳しい知り合い!!・・・じゃなくって 今回は幸い大半が助かったとはいえ、データのバックアップは頻繁にとり(って毎回言ってるけど)保存して更新しないような写真などの不要なデータはハードディスクから削除して酷使しないようにする!!しかし、結構PC使うから4年とはいえ、PC寿命としてはもう限界と言われたので、来年日本に帰る時は購入を考えないといけないかもな・・・ ↑ まだまだ忙しくて過去ネタ更新できませんが ・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.11.29
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仕事とはいえ、今回は久しぶり&行った事のない教会や美術館に行く事ができて、何気に満喫♪ 美術系は結構ウトい私・・・有名所は抑えるけどあとはひたすら笑うツボを探すか感覚的にエエなぁ~ と思ったものが好き・・・てな感じです Caravaggioは名前を知ってるくらいだったので、準備ではミニアート本2冊でお勉強。人物的にも絵画的にも結構私好み こうして一応下知識もつけて行ったので、実際に作品を見た時も何も知らずに見る時より数倍楽しめました 初日、まずは 巡礼の聖母 のあるサンタゴスティーノ教会 へ。祭壇に向かって左の一番後にあります。ここは普段照明は消えていて硬貨(寄付金)を入れて照明のボタンを押すんだけど、照明がついたとたんに、すぅっと浮き上がる聖母の姿がとても美しかった。 続いては サンルイージディフランチェージ教会。サンタゴスティーノ教会至近で、こちらも初訪問。 この教会は名前通りフランスの教会で、電話で問い合わせた時も仏語で出るし、表示も仏語が頭。周りにも仏語の本屋などもあり、ちょっとしたフランス街になっています。 ここは記者さんがメインに扱う作品の 聖マタイの召命、 聖マタイと天使 、 聖マタイの殉教 が祭壇左側の礼拝堂にあって、ここは硬貨を入れると一定の時間照明がつくという方式でしたが、たくさん人がいたので絶えず照明がついていました。 本で見た時もそう思ったけど、カラヴァッジョの宗教画はどうも私の宗教画のイメージじゃない。私のイメージは、中世のぺタッとした金ピカのか、ルネサンス期の丹精に美しく彩られもの。一方、カラヴァッジョのは生々しく描写された対象が暗闇に浮き上がり、何ともまぁドラマチックで、主題の“瞬間”を絵の中に封じ込めた感じ。 それは美化された神聖さではなく、当時は教会から拒否されたり不敬であると論争を巻き起こしたりしたそうですが、本では、当時の 反宗教改革=清貧 に戻る精神を見事に表現しているとあり、私も他の宗教画よりも何か神聖なものを感じました。 書き直しさせられた作品も何作かあり、聖マタイと天使も実は2作目。本で見た一作目は、聖マタイが農民臭い男性で横を向いて足を組んでるのですが礼拝堂でミサの時、この足が聖職者の頭を蹴ってるように見えるからダメ出しされたそう。行って見てみると、なかなかそれは一理ある! その後は徒歩で観光もしつつ、サンタマリアデルポポロ教会へ。 祭壇左の礼拝堂に、 聖ペテロの磔刑 と 聖パウロの回心 が左右に配置されています。 写真にないですが、礼拝堂正面にはルネサンス期の色鮮やかな絵が配置されていて、記者さんとも何故この両脇の絵をカラヴァッジョに委託したのか と話したほど違和感がありました。 2日目は予約不可なヴァチカン美術館に開館の1時間前に出かけました・・・が!やはり長蛇の列 シーズンオフとはいえ10時半~12時半(閉館は13時半)ってどない 幸い、11時すぎには中に入る事ができました。 まずはヴァチカン絵画館から。来るの4回目だけど、本で見てもどこにカラヴァッジョの作品があったかも思い出せない。この絵画館で一番有名なのはやはりラファエロだから? ラファエロの絵は優美だなぁ~と思うけど、感覚的にビビッ とこない・・・ファンの方すみません カラヴァッジョの キリスト降架 は絵画館の最後の方にありました。昨日見た作品よりもイマイチ感動薄いのは何で と思ってたけど今考えれば、教会の中の薄暗い場所と比べて部屋が明るかったので、特徴的な光と影のタッチ、それによって表現される劇的さが伝わらなかったのかな? 何気に印象深かったのは、絵画館出口近くにあった 地上の楽園 。土産屋でもこの作品のポスターやスカーフなんかも見たから、人気あるのかも。 絵画館を後にしても、さすがヴァチカン博物館、見所が多すぎ~興味のないところは飛ばしか早足で駆け抜け、ラファエロの間へ。 すごいなぁ、うまいなぁと思うけど、やはり個人的には好みじゃないかなぁ。幸運だったのは、修復の作業を目の前で見られた事!出口付近で人がたくさんいたので長くは見られなかったけれど、初めて見て感動 修復師さん、あれだけ人に見られて一糸乱れるって事はないんかな?いつもは早足で通り過ぎていた近代作品部門は今回ゆっくり見ました。記者さん曰く、この部門だけで立派に美術館ができそうなほど素晴らしいのですが、大半の観光客はシスティーナ礼拝堂を目指して 足早に去っていきました ←前回までの私 その後は、いつ見ても感動のシスティーナ礼拝堂。感覚勝負(?)の私がいつもビビビ と来るのは ミケランジェロ で、この礼拝堂に入る時は、いつもドキドキ します。翌日 サンピエトロ寺院 に行っても、やはり感動したのはミケランジェロの ピエタ 。絵画も好きだけど、一番すごいのはやはり彫刻!博物館を出たのは13時すぎで、まずは15時予約の ボルゲーゼ美術館 にバスで向かい、公園内のバールで手早く昼食を済ませ、広い公園内を迷いながら時間前に何とかたどり着きました。 館内は写真不可だったので写真なしですが、ここには6作品があります。果物籠を持つ少年 ※貸し出し中で見れず 、 病めるバッコス、蛇の聖母、 聖ヨハネ、執筆する聖ヒエロニムス、ゴリアテの首を持つダビデ ローマで殺人を犯し斬首刑を言い渡され逃亡していたカラヴァッジョ、生首のゴリアテに自分の姿を書き出した“ゴリアテの首を持つダビデ”が印象的でした。 ナポリでは、先にインタビューでその後作品鑑賞。まずは ピオディモンテミーゼリコルディア教会 の 慈悲の七つの行い 。が、教会はなんと修復で閉鎖中!幸いにも併設の博物館2階から祭壇中央にあるこの作品を見る事ができました。 この作品を本で見た時、おっぱいを大人にあげている女性にびっくり しかも娘と父!解説を読むと、1597年の教理問答書にある慈悲の七つの行い:死者の埋葬・囚人の慰問・食物の施与・衣服の施与・病気の治癒・巡礼者の歓待・飲物の施与を忠実に表現しているらしい・・・が、しかし、教会全体を見てないとはいえ、主祭壇に据えるのは勇気のいる作品で近代に至っても論争があったのも分かる衝撃の作品でした。 作品は → こちら 続いては、私も初めてのカポディモンテ美術館へ。偶然“カラヴァッジョからピカソまで”という企画展開催中で見ごたえがありました。旧王宮の建物は大きく、 キリストの笞打ち はいつ出てんの?て感じだったけど、いくつも間が続く一番奥から遠くからでも輝いて見えて、すぐにアレ!と分かったのが感動 作品は → こちらカラヴァッジョの旅の最後は、彼の最後の作品でもある 聖オルソラの殉教 。聖人の後ろ、聖人が刺された剣が一緒に突き刺さったかのような男は自画像だとか。彼の晩年(享年39歳)の逃亡先のマルタ島やシチリアの作風はさらに暗く光ももの悲しく悲壮なシーンを映し出すように変わっている。それは単なる作風の変化なのか、それとも死刑に怯えつつ逃亡生活に疲れた結果なのか・・・なんて思いをはせてしまいました。 ↑ 久々に美術を堪能!・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.11.15
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こうしてSPIZZICOのピザをほうばってるうちにあっという間に1時間半。私にとっては結婚式で来伊した両親と来た4年ぶりのナポリに到着!ホテルの送迎は終了してて“ナポリでタクシー”乗らなアカン! という試練が待ってたけどぼられもせず、普通道で160kmで飛ばされたりもせず、ふっつぅ~にホテルまで着きました。(10年前に日本から旅行に来た時に↑やられ、友人は泣いて しまいました)翌日は、インタビュー相手である教授を訪ねて、ナポリ大学へ。ホテル送迎車からは信号なしと同じ&クラクション鳴りまくりの相変わらずな姿を堪能、送迎場所からから徒歩で大学の校舎を探す時は、親切なナポリの人達に囲まれてあれやこれやとたくさん助けてもらってここでもナポリを実感。で、やっとのことで目当ての校舎を探し当てたら・・・“○×△~!?”・・・ナポリ弁バリバリの受付のおっちゃんの言ってる事がさっぱり分からんかった けど、教授の名前が出たため、はい、ととりあえず答えたらついてくるように言われる。行き着く先は、教室。 ・・・教授、思いっきり授業、いや口答試験の真っ最中 “じゃあ、君たちちょっと待っててね”と言い残して出てくる教授、エエんでしょうか~ ま、大学の教授なんてそんなものである。私がフィレンツェ大学で初めてテストを受けた時、200人はいる授業なのに、口答試験の予約はなく当日来ればいいよ、いつもこれでスム~ズに行くからと教授に言われ、半分疑いつつ少し早めに行ってみると・・・すでに教授室の前に長蛇の列。皆廊下や階段に座っておしゃべりや勉強をしている。聞いたら、ドアに予約表があって皆そこに名前を書くと言うではないか!!教授はそんな事教えてくれなかったと言うと、“教授は何も知らないのよ、にっちもさっちもいかないから生徒が表作ってやってるのよ”・・・だそうな。ま、そりゃそうや。私は68番、しかしその表を見て教授も今日はここまで明日はここまでと区切ってくれればいいのにそんな事もしてくれないので念のため毎日通って待つ羽目となる。で、何故区切れないのか分かったのは・・・先生、毎日来る時間ばらばらで、時に11時出勤。13時にお昼に言ったかと思えば16:30帰ってくる・・・おいおいおいおいおいおい・・・・・・結局私が試験を受けられたのは、4日目の晩でした(爆)そんな事を思い出しつつ、生徒にも悪いので早速インタビューにかかる。前日の反省を生かしさりげなく横入りしつつ、また教授も少しは気を使ってくれてか、時折間をおいて話してくれる・・・のも最初の15分、後は前日の先生と同じく、記者さんが質問する間もなく彼のあつ~い 講義!?が続き、最後は教授が近年出したCaravaggioの死についての新説を語る、語る、語り・・・“でも学会ってぇのは閉鎖的なもんだから、新しいもんを認めるどころか 腫れ物に触るかのように全く知らないフリをするんだよ!!”・・・と最後は愚痴だったり まぁそういうお話を聞けるのも楽しいっちゃあ楽しいんやけど。しかし、“ちょっと待ってて”と言って教室を後にしてから1時間以上経つと、さすがに生徒がちらほらやって来だした。“あのぅ~、この質問だけさせてください”“あのぅ~、明日の予定は・・・”“あのぅ~、資料の確認だけ・・”なのに、教授はこの新説を打ち出した本をプレゼントしたいからと戸棚中を探しまくりないかと思えば、出版社の連絡先を教えるからと今度は連絡先を探しまくり・・・記者さんは別にお願いしてないんやけど、意地でもこの本を読んでほしいみたいでおかしかった 2時間近くになろう頃、廊下にも待っている人が増えてきて、さすがにここで打ち止め。私達は大学から近いであろうピオディモンテミーゼリコルディア教会に行き、そこからバスでカポディモンテ美術館へ。ここでは偶然にも“カラヴァッジョからピカソまで”という企画展をやっており世界からも著名な画家の作品が来てて、ただでさえ広いのに更に時間を費やしてしまった。見学後美術館のバールで遅い昼食を済ませ(でもピザとアランチーノを抑えときました)、そこからは銀行めぐり 。記者さんのトラベラーズチェックを両替したいのだけど、できる所とできない所があって大通り沿いを転々・・・銀行が閉まる3時45分頃に、大きい銀行に入り、いけた!と思ったら、上限があって全額はできない。違う銀行ならできると言うのでさらにもう1軒・・・外からは閉まっていたけど、出る人が入れてくれたので、そこで全額両替ができたのだけど、さらに 駆け足でもう1軒。というのも教授が教えてくれたこの銀行には、カラヴァッジョ最後の作品が残されているのである。見せて下さいと言えば見せてくれるよ、と言われていたのに、何も言わずとも立派な小美術館になっていた。急ぎで見学を済ませたら、もう私の帰宅するユーロスターまで時間が少ないのでホテルへもタクシーで飛ばし(ここでもタクシーの兄ちゃんすっ飛ばしてくれました!)荷物を引き取って4日間お世話になった記者さんとも残念ながら慌しくお別れ。私の中でのいろんな反省や後悔とは裏腹に、私のおかげで良い取材&見たいものが全部見れたとおっしゃってくれた記者さん、これが社交辞令でない事、2年前と同じくこれが縁でまた違うお仕事が頂ける事を願いつつ、今度は家族の待つフィレンツェ行きのユーロスター に飛び乗る。何ちゃら回線の故障とやらで一時ストップした影響で、フィレンツェへは30分遅れで到着。 ミニ得情報 Trenitaliaでは、ユーロスター&インターシティが遅延の場合は、ユーロスターなら50%、インターシティなら30%分の返金(厳密に言うと次回の切符購入に使用するチケット)があります。1ヶ月以内に申請、利用は半年以内。但し定期には使用不可 ← ダンナ怒ってました ホームでダンナが待っていてくれ、4日ぶりの待望のマニーノとの再会は・・・1日の時なら、私の顔を見た瞬間に飛びついてくるのだけど、今回は長かったので嬉しそうにしながらも何か変な、恥ずかしがったような感じですぐそばに寄って来ない。耐え切れずに私が抱っこしてあげたら・・・そこからは全く離してくれなかった けど私も疲れたので歯を磨いて着替えたらマニーノと一緒にベッドへ一直線。この4日1人で寝てたから、マニーノときゅっと一緒に寝るのが一段と心地よかった・・・ ↑ 美術鑑賞編に続きます・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.11.15
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嬉しい悲鳴で忙しかった秋の仕事の締めくくりは、初の出張 でした。10月半ばの日記にも書いた、Caravaggioの取材でローマとナポリ!こうしてフィレンツェでもなく宿泊や食事代も負担してまでご指名を頂いて大変光栄でした ・・・が、本番に波乱 があったんです・・・出張まで4日前となったある日、昼頃に携帯 がなる。“シニョーラクミコ?私、○○氏のアシスタントをしているものですが・・・”あの気のよい、ローマの歴史大家のアシスタントからだった。いや~な予感は的中し・・・“先生がインタビューのアポを忘れてたので、 日を変えられませんか?” ・・・でたよ・・・先生は気のよい人じゃなくって・・・ただの・・・ただの・・・ただの調子のエエおっさんやった!!“あ、あのいつに変更できるんでしょうか・・・”と動揺を抑えつつ聞いてみると“14日の午後、3時とか4時とか”14日は時間は未定とはいえこの日はナポリに移動なので“じゃ3時にして下さい”と言うと“いや・・・飛行機は1時半にフィウミチーノ(ローマの空港)着だから念のために4時に”・・・て、ローマにもおらんのかい!!そういや思い出した。アポをとった電話で、“11月頭は展覧会の仕事でイギリスにいるんだ、12日希望? 8日は○○博士の誕生日でパーティするからまだイギリスだけど、12日は月曜だよね? 帰ってる、帰ってる!OK~OK~♪”・・・て、帰ってないやないかい!!!いないんだから仕方なしにアポを変え、急いで出発間際の記者さんに連絡したけれど、はぁ~ なんでイタリア人てばこんなにアホなんやろか・・・しかし不幸中の幸いは、最初の電話の時に君の連絡先も教えてと言われ、教えておいた事、そして実際にちゃんと電話がかかてきた事!これって結構珍しい。アホ扱いせずに、イタリア人もなかなかやるやないか と褒めてやるべきなのか??:::::記者の方は想像とおり穏やかな方で、時間が経つにつれ家族や趣味の話などもしてメインのインタビューが初日から3日目のナポリに経つ直前にずれこんだおかげでCaravaggioの作品のある教会や美術館を見たり、美味しいもの を食べさせて頂いてこれでお給料をもらって申し訳ないと思ってしまうほど私も楽しんだ。そして3日目、ナポリ行きのユーロスターを7時半頃に予約して、念の為に荷物を駅に預け、時間前には先生の自宅近くで記者さんがメインで取り扱う作品のある教会で再度作品を見る。自宅はナヴォーナ広場の近く(さすが大家なだけある)で住所も知っていたけど、具体的な場所を聞くのと、もし早く着いてれば始めさせてもらおうと3時半頃に携帯に電話すると“いや、まだ着いてないよ。約束何時だっけ?4時?4時半くらいになるかな?”・・・相変わらず口調は超フレンドリ~なのだが、これが今回は逆に頭にくる ま、それはさておき、4時半になり、やっとの事で狭い路地から先生の家を探し当てすんごい美術コレクションにびびりながらもインタビューを始める。謙遜して、個別のインタビューはちょっと・・・と言っていたヴァチカン古文書官の方も来て頂けた。しかし、先生、記者の方が前フリを話しただけなのに、もうそれからしゃべるしゃべる・・・いつもの悩みどころは、イタリア人の大半は通訳を入れる間を無視する(ちゅうか全く気づいてない)ので、何とかメモりながらもやばいと思ったら思いっきり止めさせて頂く。なのに、通訳してる最中にもまたかぶってしゃべるしゃべる・・・私も大変だけど、記者さんも大変だ。しかし、全く止める猶予もくれずかなりしゃべられた後に、記者さんが興味を持っていない内容とはいえ、全部メモもとれきれなかったのもあって“はしょりますが・・・”と言ってしまったのは大失敗。言ったのも悪いし、本来、通訳としてはどんな理由あれどはしょってはいけないのでは?記者さんはそれで良いですよ、という感じだったけど、ちょっと後悔しました。気がつくとすでに6時を回っている。しかもここはローマ。バス の勝手も分からないし、駅で荷物も引き取らないといけない。電車は逃せないので、まだまだしゃべり続ける先生をちょっとほうっておき、記者さんに“質問があればした方がいいですよ”と助け舟をだし、何とか聞きたいことは一応は聞けたし、そろそろ退散しないと・・・って時に、いちいち自分のコレクションを披露し始めた。有名画家の本物ですごいはすごいけど、もうええちゅうねん!!と思ったその時、奥の寝室の壁にある小さいカーテンを開けたら・・・なんとCaravaggioの本物が!!!これには記者の方も大興奮して、先生に絵の傍らに座ってもらいパシャパシャ 写真撮影。あ、それでは失礼します、ありがとうございました!と挨拶をすると、“え~行っちゃうの?一緒にメシ でもって思ってたのにぃ”・・・誰のせいやと思っとんねん!!と頭をはたきたい勢いを抑えつつ、ダッシュで家を飛び出し、大通りに出てバスの切符を買い、来るバス来るバスの運転手に“駅行く?”と聞きまくる。もう6時半なのに!と焦り出した瞬間、“TERMINI”と書いたバスが来たので乗り込み駅の中も小走り移動し荷物を引き取り終わったら、7時15分頃。はぁ~ 何とかなった・・・と一安心し、駅構内のSPIZZICOでピザセットを買い列車に乗る。ホンマはナポリ本場のピザやったのぃ と半分肩を下ろしながら電車に揺られるのであった・・・ ↑ ナポリ編に続きます・・・ぽちっと応援よろしく♪
2007.11.14
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お久しぶりです!只今ピエモンテ旅行の最終地NOVARAにいます♪食い倒れという目的もすでに達成し、ブログのお友達にも会い、超満喫しております~結婚式、フェラーリのイベントでの通訳、旅行など更新したいことはたくさんあるのですが・・・PCがぶっ壊れました直るか買うかどちらになるか分かりませんがしばらく更新できないと思いますが、しばらく待ってて下さ~い・・・
2007.11.03
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