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どっかの民放の歴史クイズ番組で、家定が篤姫に南蛮菓子(カステイラ)を作って食べさせるというエピソードを見ました。しかも、篤姫のふるさと薩摩の名産である黒糖を使って。家定の心遣いに篤姫も感激するという心温まるお話でしたが、大河でも取り上げられるということは、実話に基づく話なのかもしれませんね。今回は、黒糖ではなく蜂蜜カステイラ(憶測!)のようでしたが。夫の趣味の手作りお菓子をほおばり、二人差し向かいで炬燵に入って語らう。お家がらみの話で、ちょっとこじれる。やっぱり夫が焼いてくれたお餅をほおばりながら、仲直りする。夜、布団を並べて、たわいも無い会話を交わし、じゃれあったりして笑いあう。ごくごく普通の、夫婦の時間。私が篤姫でも、この時間がどうか少しでも長く長く続きますように、と願うでしょう。私が家定だったら、残り少ない自分の命のある限り、少しでも長くこんな時間を持ちたいと切望するでしょう。皆の予想に反して、心を深く通わせるようになったこの一組の夫婦を、もっともっと観ていたいとは、このドラマを見てる誰もが思うこと。薩摩の父上も幾島も、将軍継嗣問題なんて忘れてくれないかな、と願わずにいられません。あと2回くらいで、家定がこの世を去ってしまうことを思うと、ここ数回のこの2人を見るだけで、じんわり涙腺がゆるんでしまいます。このドラマ、篤姫を中心とした女性メインの話なので仕方ないのかもしれませんが、脇の男性たちにちょっと説得力がないのが物足りない点かもしれません。特に、西郷は(この時代の武士としては当たり前なのかもしれませんが)頭の中は殿様(斉彬様)のことでいっぱいで、ただの腰ぎんちゃくかよ!と言いたくなることも。斉彬は、その後の日本のことを見据えて行動していたのだろうけど、果たしてその信念がちゃんと西郷たちにも伝わっていたのか、少し怪しいと思うのです。その後薩摩がどのように幕末を突き進んでいったのかを観ると、やはり「狭い日本のことしか考えていなかったのでは」と思えてしまいます。それぞれの国が、それぞれの国を尊重しあう世になれば良いと思う・・・という篤姫の言葉に、「それが分からぬバカが多いのだ」とため息混じりにつぶやいた家定。彼がうつけの振りをしたくなったのも、分からなくもない気がするのです。そして、今の世界も、その時と実はそう進歩していないように思えます。全然関係ないけど、「新選組!」で山南さんが切腹したのも夏頃。家定もまもなくこの世を去ります。堺雅人は大河ドラマは夏までしか出られないのでしょうか!?1年中通しで彼を見られる大河ドラマをぜひ作っていただきたい!2010年の坂本龍馬は・・・ちょっとキャラ違いすぎですか?中岡慎太郎あたり、いかがでしょう?それかいっそ、勝海舟。だめ?殺されちゃったり、夭折したりしない役で是非大河に!!!
2008年06月29日
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ここ2回で思ったのは、「新選組!」でも似たような場面を見たな~、ということ。前回、尚五郎が「日本が大きく変わろうとしている大事なときに、自分はこんなところで何をやっているんだろう」と、大久保を相手につぶやくシーン。父の道場を継ぎ、妻も娶った近藤勇が全く同じことを言っていましたね。今回、熊本からの帰り道、複雑な思いを抱えた大久保と江戸へ行く西郷が、薩摩と江戸へ向かう二股に別れた道を歩いていくシーン。かっちゃんとトシが、やはり多摩と江戸への分かれ道を歩いていったシーンと良く似ています。別に、「篤姫」のスタッフがそれを意識したわけではないと思うのですが、違う立場で対立する男たちがそれぞれ実は同じ思いを抱いていたというのは、幕末という時代をよく象徴しているように思います。大久保と西郷の、その後の生き方、立ち位置の違いをも暗示しているようなシーンもまた、近藤と土方の違いにも通じるものがあるように思います。穿った見方かもしれませんが。とは言うものの、主役は篤姫。もうね、篤姫と家定のラブストーリー(?)から目が離せませんよ。幾島も、もちろん斉彬もひたすら一橋慶喜を次期将軍に!とプッシュし続けるわけですが、このところの慶喜を見ていると「なんでこんな人を押してるわけ??」と、こっちで見てると思っちゃうわけです。なんだか裏がありそうで、何考えてるか分からなくて、篤姫じゃなくても「そうまでして父上からの密命を達しなければならないのだろうか?」と思ってしまうのです。いいじゃん、次の将軍なんて誰でも。いや、むしろいっそのこと今大政奉還しちゃって、家定と篤姫は心穏やかに過ごせば良いではないか!と、言いたくなります。そのことで、どうやら次回は家定と篤姫の間に微妙な空気が流れてしまうようですし・・・。しかし、家定と篤姫を引き裂くために「代わりと言ってはなんですが・・・」と連れてこられたお志賀の悔しさって、ちょっと計り知れないですよね。それまでは、正室がいても、自分が一番上様の近くにいたという自負があったはずですから。ところで、上様が突然御台所のご寝所へやってくるっていうのは、その時代の大奥的にはあり得る話なのでしょうか?そうでないとしても、とてもロマンチックな場面です。「そなたがおらぬと、まるでこの世から色が消えてしまったようじゃ。」上様・・・それが「愛」なのですよ(涙)いいなあ、堺雅人。時々、山南さんスマイルと重なることがありますが、家定には山南のような「影の部分」が少ないような気がします。この「家定スマイル」も、もうそんなに長くは見られないかと思うと実に寂しい・・・。
2008年06月22日
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みなとみらいホール指揮:パーヴォ・ヤルヴィ曲目:ブラームス 交響曲第3番 ブラームス 交響曲第1番日本でのブラームスチクルスの最終日でした。パーヴォ・ヤルヴィというとドイツ・カンマーフィルとのベートーヴェンの交響曲のCDを数枚持っています。しつこくなく、どっちかというとスピード感のある「新しいベートーヴェン」という印象です。が、今日のブラームスは全く違います。テンポ設定もやや遅めにするところも多かったし、ベートーヴェンに比べてずっと情緒的でドラマチック。オケの違いもあるとは思いますが、ヤルヴィのベートーヴェンの交響曲の捉え方と、ブラームスの交響曲の捉え方の違いなんだと思います。ベートーヴェンは、交響曲をひとつの建築物、構造物のように、しかも良質の厳選された材質としっかりした土台で造り上げたという印象があります。一方、ブラームスは構造の精密さではベートーヴェンにひけをとらないものの、更に人間臭い感情や情念のようなものを、その中に練りこんでる感じがします。でも、あくまで哲学的。ロシア系だと、もっと演歌っぽくなるように思います。それを今回のヤルヴィは表現しているように思いました。フランクフルトのサウンドは、曲に込めたブラームスの思いを表現するに最も相応しいのでは、と思わせる深い響きがありました。下から上まで倍音がびりびり鳴ってる感覚、空気までも振動させる感じが、はっきり言ってクセになります。鳥肌が立つような演奏って、なかなか聴けるものではないですが、これはほんとに数年に一度の体験でした。ブラームスが大好きで、どんな演奏を聴いてもなかなかしっくりくるものがなく、いつもちょっとがっかりすることが多かったのですが、今回の演奏は今まで聴いたブラームスの交響曲の中ではベストワンです。こんなことなら、2番、4番も聴きたかった!数年前に、小澤が指揮するウイーンフィルのブラームスプログラムを聴いたことがあり、その時は確かに良い演奏だったな、と思ったのですが、(その時は「ハイドンの主題による変奏曲」が素晴らしかったです)すっかり上書きされてしまいました。それにしても、素晴らしい演奏を聴いたときって、どんな言葉を使っても表現できないですね。ま、私の表現力が乏しいのだから、仕方ないんですけど。今後も、パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルトのコンビには注目ですね。
2008年06月08日
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公開初日に観に行くなんて初めてです・・・。すごく期待して、というわけではなく、今日映画観に行こうと思って、観たいのがたまたまこれだったと・・・。いろいろ書くとネタバレになりますが、普通に面白い映画ではあります。会場もあちこちで爆笑してました。佐藤浩市にコメディをやらせるっていうのが、とにかく素晴らしい!「有頂天ホテル」を観た時、「この人、コメディやったら面白いかも・・・」と思ったのですが、それはずばり的中でした。今後、「本人大真面目なのに、笑える」役のオファーが増えるかもしれません。楽しみです。付き人が小日向さんっていうのも、あまりにぴったりで・・・(笑個人的には、ギャングの寺島進が良かったし、歌姫・深津絵里(歌、うまいね!)もよろしかったです。とにかく、三谷幸喜のキャスティングセンスは、やはりぴかイチですね。とは言うものの。「有頂天ホテル」の方が面白いと思うし、一番面白いのは監督第1作「ラジオの時間」だと思います。舞台ほどではないけど、むしろ「笑の大学」の方が良いのでは?とさえ思います。原因は、三谷幸喜のメディア露出が多すぎたこと。この日も、出かける直前の「王様のブランチ」で見た場面で、「ああ、あの場面ね。こうなるのよね。」っていうのが分かってしまい、面白さ3割減・・・。とにかく、三谷幸喜がテレビに出るたびに流れる映画の1シーンがすでに頭にインプットされているため、新鮮な面白さに欠けてしまいました。むしろ、こんなに宣伝しないほうが良かったのでは?とさえ思えます。もう宣伝しなくても、「三谷幸喜」の名前だけで十分観客は動員できるのですから。自分でネタばらしてどうするよ!?それと、豪華すぎるキャスト・・・。それぞれのキャラ設定も細かくて結構面白いのだけど、三谷得意の群像劇としての深さもなくて、ただたくさんのスターを並べてみただけになってしまってて、もったいないです。おそらく、三谷作品(テレビ、舞台も含めて)をあまり観てない人にとっては、その面白さもよくわからないだろうし。ちょっと、内輪ウケなところも多いのです。ディープな三谷ファンには物足りないかもしれないけど、そうでない人にとっては新鮮に面白いと思うので、たくさんの人に見て欲しいと思います。「”マジックアワー”を逃してしまった時はどうすれば良いのか」に対する、高瀬允(柳澤愼一)の答えは、しみじみしました。当たり前のことなんだけどね。ところで、パンフレットで「中井貴一主演でコメディを作ってみたい」みたいなことを書いてましたが、それはぜひ観たいですね。それと、コメディではなくちょっとシリアスなドラマや映画も作ってみてはどうでしょうか?三谷さん!
2008年06月07日
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ベートーヴェンの交響曲の中で、一番好きな曲です。ついに、オケの本番で演奏することができました。出来はともかく、ひたすら楽しかった!なんか、この曲やったら、もうオケはいいや・・・と思わなくもなく。次回の曲も決まってますが、いまいち盛り上がりません。まあ、本番終了直後なので、次のことなんて考えられないというのもありますが。それでも、練習が始まると、現実と向き合わなくちゃならなくなるんですけど。しかも、苦手なロシアもの・・・。う~む。
2008年06月01日
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