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月野 かぐや

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2006年10月18日
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カテゴリ: できごと
こないだ、久しぶりにニューヨークに行ってきた。第二弾。

大学時代の友人が、今はハーレムに住んでいる。


「恐くない?」と聞かれることもあるけれど
常に自分の周囲に気を配り、
夜遅くは一人でうろうろしないようにし(特に女性の場合)
常に目的地に向って(いるかのように)さっさと歩き
いかにもやばそうな集団や人のいるところからはさっさと遠ざかるようにしていれば
全然平気で
そもそも、これぐらいのこと、どこにいたって普段から心がけなきゃならないことだ。



でも、ハーレムにいることで
やっぱり思わぬ文化的体験や、懐かしい体験ができて面白い。

一つには、今友人の住んでいるあたりには
マルコム・エックスの始めたモスク がある。
ここは、大学のときに
フィールドワークの一環として、一学期間、毎週通い
そこや、その周辺の状況に関する歴史などの本も読み漁ったところなので
私にとっては思い出深いところ。


ちょうど今回通りかかったときには
アザーンと呼ばれる祈りへの呼びかけ が行われていて、聞きほれた。

ハーレムでは、ちょっと音量が小さいようだったけど

いろいろあるのでしょう。

あのモスクは
イスラム圏から輸入された通り一遍のイスラム教のモスクではなくて、
現地の人たちの人種闘争なんかと関係した、
けっこう複雑な歴史を持ったモスク。

「ネーション・オブ・イスラム」 のモスクだった時代から深く関わりあっていて
スンニ派イスラム教 に改宗したときをも通して
ずっとつきあってきていた イマーム(違うんだけど、牧師のような人) にモスクの人口構成とかについて聞いたときの、複雑な表情が思い浮かぶ。
あそこは、一時期ものすごい注目されて
いろいろと心無いことや、当人達にとっては心外であることを書かれたりもしたようだし
こじんまりとしたところなのに、大変だと思う。


イスラム教圏に住んだことのある人は
必ず「あの祈りの呼びかけが美しくて・・・」と言うのだけれど
本当にそう。

そして、その呼び声を聞いたときに
私には、ユダヤ教のおごそかでもあり、一種にぎやかでもある祈りの様子も思い浮かび
イスラム教の祈りへの呼びかけと
ユダヤ教の祈りの風景が
一緒に見れる・聞けるのが一番だなぁ~~と思った。

自分がお祈りをしている間にアザーンの声が鳴り響き
その心地よい音に身を任せながら
自分は自分の祈りの声に身をまた預けてゆく・・・
なんて、とっても風情があって、素敵そうじゃない、なんて思う。

(実際エルサレムの嘆きの壁周辺では、体験できるんだけど。)

風景的にもとてもそぐうと思う。

昨日今日始まったことではないけれど、
両宗教の確執がここまで世界的に激しい状態は
非常に残念なことだと思う。


ユダヤ教やユダヤ人を知る日本人の間では
ユダヤ教はキリスト教と等しく思われてるふしがあるように私には感じられることが多いのだけど
実際はユダヤ教とイスラム教の共通点のほうがよっぽど多いと思うしね。

私としては、イメージ的にユダヤ教が
「エスニックなキリスト教」的扱いを受けている感じがするのがけっこう嫌だったりするんだよね。


私的には、キリスト教よりは、イスラム教によっぽど親近感を持ってたりする。
自分の宗教観とかなり関係があるのだけど。


マスジード・マルコム・シャバーズ・モスク の脇を歩きながら、
そんな感慨にふけったりした。

ぷちっ。







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最終更新日  2012年04月06日 19時24分35秒
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