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数日前、なにげなくwowowで「「スチュアート・リトル2」を観た。主人公は、スチュアートというネズミ。ある日、スチュアートは大失敗をやらかしてしまい、落ち込む。そのスチュアートに対して、リトル家のお父さんが、次のような話をする。「スチュアート、「silver lining 銀の裏地」って知ってるかい?雨の日の雲って、どんよりと暗い色をしているだろう。だけど、それは地上から見た場合の話だ。雲の裏側、つまり、雲より高いところから見たらね、太陽の光を受けて、白銀色に輝いているんだ。雨雲に“銀の裏地”があるように、どんな悲しい出来事や失敗にも必ず明るいプラスの面があるんだよ」なにげなく観た映画だったのに、今の自分の心にすごく響いてきた。生きているといろんなことがある。なかなか治らない息子の病気。時には一歩も前に進んでないような気がする、もしかしたら、この季節後退しているかもしれないって思うこともある。でもそれは一つの視点から見たことで、違う面から見れば必ず、「銀の裏地」がある。今は息子の病気にいったい何の意味があるんだろうって思うこともある。でも今わからなくても今できることをやっていけば、いつか意味がわかると思う。「銀の裏地」、、、(逆境の中に射す)希望の光、明るい見通し 辞書よりおとついの土曜日に「ハリーポッター」の完結編の洋書が届いた。chapter 7でこの「silver lining」が出てきた。17歳のハリーの誕生日にジニーが何をあげようか悩んだあと言う言葉。「何が役に立つか、大きすぎても旅(ヴォルデモートとの戦いの)持っていけないし。」“There's the silver lining I've been looking for."「私が探してたのは“希望の光”なの。」と言って、ハリーにあげたのは物ではなくkiss☆でした。なんとロンがドアを開けてしまったので短い希望の光でした。ハリーかわいそう。(笑)
July 23, 2007
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高3の娘が数日前、いつものように遅く帰ってきたあと、私に「おかあさん、スピコンに出ることにした。」と言う。スピコンは英語のスピーチコンテストのことだ。受験モードに入っていたと思っていたので少し驚いたけど、娘は好きなことがあるとがんばれる性格。「協力するね。」と答えておいた。学校では先生に何回も確かめられたらしい。高3なのに時間はあるか、できるかって。娘の学校は進学校なので高3で手をあげる子は例年いないらしい。娘の高校は今年から新しく一年生に国際科ができたらしい。そこから出てくる子が今年はたくさんいるだろう。まずは校内から三人選ばれて東三河大会に出場。そこで優勝すると県大会まであるらしい。去年、テニスで忙しい中、「地雷」についてのスピーチで東三河大会まででた娘。ほとんど練習する時間がなかった去年に比べ、今年はもっとがんばれると娘ははりきっている。驚いたのはスピーチの内容だった。日本語で要約したものを渡された。息子のことだった。「私の家は平和な家庭だったけど、突然の弟の病気で変わってしまった。自分が11月にテニスで優勝しても、両親は心からは喜んでくれてないようで悲しかった。起立性調節障害という病気はすぐに治るものではなく、弟は友達との関わりもなくなってしまった。少しずつ元気になってきた弟を見て、もっとがんばれば学校に行けるのではと思ったり、なまけているだけ、根性がないだけと疑ったこともあった。あることがきっかけで弟の気持ちに寄り添えるようになった。今は家族全員、弟の病気を認め合って、支えあって明るくなっている。」こんなふうに思っていたんだっていうところもあって正直、驚いた。娘もいろいろ弟に対して考えていたのだ。文の中に母の落ち込む姿を見たときの自分の気持ちも書いてあって胸が熱くなった。この日本語を英語のスピーチの原稿にするため、この2,3日仕事の合間をぬってがんばった。娘のためというより、自分のためといったほうが近い気がする。昨日の夜中にやっと原稿が出来上がった。娘がスピーチをがんばってくれれば、スピーチを聞いてくれた人が起立性調節障害という病気のことを知ってくれるかもしれない。そんな願いこめて娘の原稿を600語の英文にした。題名は「Laughing Again」(笑いを再び)です。
July 20, 2007
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昨日遅くに大阪から帰ってきた。今回はポリグラフ検査が10日の朝早くからあったので、9,10,11日の二泊三日の日程。夫は会社から今週は勤続25周年のお休みをもらい、準備万端。同僚の中にはこのお休みで海外旅行をする人も少なくないみたい。ポリグラフは起立性調節障害のタイプを調べる検査。息子は体位性頻脈症候群だった。起立したときに血圧はそれほど低くはならないのだけれど、著しい心拍増加がある種類のもの。息子自身にも田中先生から説明があって、自分の病気のことを知ることができたのがよかったと思う。二日目はいよいよ、田中先生の診察。ここまで来る道のりは長かった。ブログでIku*さんやmixiのshokoさん、tontonさんのお話をたくさん聞いていたので「三つの言葉」の話などスムーズにわかった。田中先生と実際練習してみたけれど、実行するのはなかなかむずかしそう。でも先生に少なくとも努力はしてくださいねと言われたのでがんばってみようと思う。息子の今の状態を見て、先生は2年はかかるだろうと言われた。でも聞きたかった「絶対に治る」の言葉もしっかり言ってくださったし、元気と勇気をもらった気がする。ブログの中でいろいろ先輩たちに教えてもらったことと今までの経験で、私自身が明るくしていると病気にもよい気がすると先生に言うと、「なかなかそう思える母は少ないよ。」とお褒めの言葉をいただいてますます元気がでた。これもブログ仲間のおかげです。ほんとに感謝してます。元気のでてきた私だけど、やっぱりずっと元気なわけじゃなくて息子の状態で私の気持ちの浮き沈みもある。そんなときがお父さんの出番ですと田中先生に言われた夫。お父さんはお母さんがいつも元気になれるように努力してくださいとのこと。田中先生はやっぱりいい先生だ~一番身近にいる母が辛くなるのをよくわかってくれてるなって感じた。帰りの車の中でさっそく夫はワンワンパラダイス(犬と泊まれる宿)の会員権を買って旅行をすることにしようと言う。共通の旅行という趣味を満喫して私を元気にさせようとするため?でもそれって夫の楽しみのような気がする、、、まあいいか、、、夫も田中先生の話を聞いて安心して元気になれたと思う。
July 12, 2007
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「ビリーズブートキャンプ」を初めて一週間が過ぎ、二回どおりめの二日目に入った。ということはやり始めて9日間たったことになる。「やせた?」と聞かれたら、「ぜんぜん体重減ってない。」というのが正直なところ。逆にのどが渇くし、ごはんもおいしくて体重は増えてしまった。せっかく5月から食事制限で5,5キロくらい減ったのにまた4,5キロ~5キロ減になってしまった。先日友達がやりた~いというので持っていったが、「きつくて、速くてできな~いよぉ。」「よくこれ続いてるね。」ってあきれられてしまった。確かにきついけど、ビリーの英語の励ましでなぜかがんばれちゃう。一回どおりめはビリーズバンド(ゴム)を持ってはとてもできなかったけど、今は持ってやっている。体重は増えたけど、体脂肪が23%から21%までさがった。五年前11キロやせる前は32%あったからそれに比べるとずいぶん減ったと思う。二の腕の脂肪のなかに小さな力瘤ができた。足も最近元気一杯でいつも歩きた~いって言ってる感じ。筋肉がつくと精神が明るくなるとビデオの中のダンベルの先生が言っていた。ほんとにそうだと実感する。息子が朝起きてくる前にやってる私。たまにまだやっているときに息子が起きてくるときがある。「一緒にやる??」って誘うと「そんなのできたら学校行けてるし、、、」と言われてしまった。確かに、、、。しばらくは息子は週末の夕方の散歩で体力つけていくのが精一杯だろうな~。 ビリーをやり始めたころは不思議そうに私の足を見ていたku-chan。今は慣れて私がやってる間、隣でお気に入りのピカチューのぬいぐるみで遊んでる。
July 7, 2007
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この暑さ、蒸し暑さで「だるいだるい」が始まった息子。最初のころのように朝から晩まで寝てるということはないが、やはり辛そう。だるそうなので先週の週末はいつものように犬を連れて散歩にはいけないかなって思った。でもふらふらしながらもどこかへ行きたいと言う。5時過ぎてから「子どもの国」に行くことにした。駐車場に着くと結構子供づれで来ている人が多い。でも今から帰ろうって人ばかり。人工芝生そり(?)はだれも人がいなくて貸切状態だった。スカートだった私も誰もいないからそりに乗って息子と一緒に楽しんだ。実は息子は病気になる前の去年の今頃、男の子ばかり10人で電車でこの「こどもの国」に来たことがある。そのときもほとんど人はいなくて楽しく遊べたそうだ。ぽつぽつとこの道を駅からずっと歩いてきたんだよとか、思い出を話してくれる。少し前まで友達のこと、学校のことはいっさい辛くていえなかった息子。私が「病気になる前に楽しい思い出がちょっとはあってよかったね。」というと息子は「ちょっとじゃないよ、たくさんある。」と言い返してきた。5,6年生の時はほとんど毎日学校が終わると友達と遊んでいた息子。自転車でけっこう遠くまで遊びに行っていた。違う学校の子とカードゲームで遊んだことだってあると言う。小学校のアルバムと文集がやっとできてとりにいった。そこにも笑顔の息子がいっぱいいた。友達とじゃれながら笑う。照れながらピースサイン。おちゃらけて友達三人とウルトラマンのシュワッチの格好。どれもこれも楽しかった思い出が写っていた。思い出にひたってると私も息子も思わず涙がたまってくる。でも思い出だけにひたってちゃだめだと思う。今の状況で少しでも楽しく過ごせるようにしなくちゃ。いいことなんて一つもない起立性調節障害だけど、ただなんとなく過ぎていた生活から、あらためて家族の絆の大切さ、健康の大切さ、今この瞬間を精一杯生きる大切さを教えてくれたいい機会になったと思う。さあ、明日はビリーの7日目だ。元気一杯に笑顔ですごせるといいな。みんなにも私の元気さ、飛んでいけ~ そりを持って坂を登る息子。看板の下の白いのはmilk(犬) だれもいない滑り台
July 4, 2007
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