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息子は起立性になったけれど、小学校、中学校と学校の先生に恵まれていたと思う。小学校のときの女性のO担任と養護教諭。学校に行けなくなった息子のことを親身に心配してくれた。小学校の修学旅行の清水寺で健康になる水を飲めばよかったと息子が涙目でつぶやいたという話をしたとき涙を流してくれたのには私がびっくりした。中学の三年間お世話になった新任のA先生。僕は教職課程の講義で起立性調節障害という病気を最初に習いましたと言ってくれ、わざわざそのときの教授にもう一度話しを聞いてきてくれたよい先生だ。そして今の適応教室のI先生。勉強の遅れが不安でいっぱいの息子の不安が少しでもなくなるように息子が適応教室に行ける日は時間をかけて教えてくれている。そんな先生ばかりに恵まれていてあたりまえのように自然に受け止めていたけど、そうではなくて変な先生もいるんだとあらためて知る事件があった。息子は一応K市の昼間定時の高校を前期に受けることになっている。そこの説明会にはすでに一回息子と一緒に出かけている。もし前期がだめだった場合、(可能性は高い。倍率は二倍だし、受験当日朝起きられない可能性もたくさんある。)後期ももう一回同じところを受けることにしていた。でも数日前適応教室のI先生が後期はK市の定時制ではなくT市の定時制にしてはどうかと提案してくれた。最近調子が悪くて休みがちの息子にとってT市の定時制の方が入ってからの勉強がゆっくり進むからいいのではないかという。そのT市の定時制の説明会が土曜日(明日)にあるから行きましょうとプリントをコピーしてくれた。そのプリントにはできれば出席する場合には連絡をと書いてあったので昨日電話してみた。でも実はそのプリントは学校あてのもので個人あてではなかったのだった。電話をすると教頭先生らしき人が出た。「出欠は中学校でまとめて連絡してもらうことになってすでにfaxで各中学校からいただいています。」(そうだったんだ。)「今度の土曜なので今からだと名簿は間に合いませんよ。」(名簿にチェックするらしい。別に説明を聞くだけだから名簿がなくてもいいのだけどな)「もうすでにたくさんの方がくることになっていますから。」(なんか冷たい言い方だなあ。こんなに直前になってこなくてもいいって感じを受ける)一番びっくりしたのは、息子も行くつもりでいるが体調が悪くて私だけ出席するかもしれませんと言うと「生徒さんのための説明会なので保護者だけ来てもらってもしかたないですよ。」(がつ~~ん、あきらかに今からだときてほしくないのだ)今日適応教室に行ったときにI先生に私だけ行っても意味ないみたいですと伝えると「あの教頭は!」と怒っていた。「予想通りの対応だ。」とも言っていた。前にもそんなことがあったようだった。結局I先生の勧めもあって明日私ひとりでも説明会に行くことにした。杓子定規な先生、変な先生っているんだな~。ふと息子が高校に入ってお休みの連絡をするとき、こんな先生に伝えるのはやだなと感じてしまった。そんなこんなことがあった昨日のあとでいった今日のサポート校の説明会。優しい対応で私はこっちの先生の方が好きだ~~。だめだ。すべては息子が決めるんだった~~~
January 29, 2010
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昨日は大阪医大での診察の日だった。娘も大阪に用事があったので今回は家族4人全員で初めて大阪に出かけた。家族4人で遠出するのはひさしぶり。ほとんどしゃべってるのは私と娘。さすがにしゃべり疲れて途中でうとうとしてしまった。病院では今回は待ち時間も少なく予約時間からそれほど遅れずに診てもらえた。T先生の話は息子が受験まじかなのでそれに関することが多かった。受験に関しては耳の痛いことも聞いてきた。今の体調に合ったところを選ばないと中退している子もたくさんいるとのこと。中退に心身ともにショックを受けて長い期間立ち直れない子もいるとも聞いた。息子の体調、、、いったんははっきりとよくなってきたのに、大きな後退の波を今は感じている。本人も夏から心身ともにとても落ち着いていたのに、先週週末はひさしぶりに大きく荒れていた。思うようにならない体調にいらいらが止まらなくなるのだと思う。T先生に半年ぶりくらいに「くそばばあ」が出ましたと言うと、なぜかうれしそうな顔をする。気持ちを溜めこまず、発散できることはいいことだと考えているのだろうか。普段は感情を表に現すことは少なく、優しい息子。あれほど溜めこまず、私のように常に言いたいこといっていれば、爆発することもないのに。進路は単位制の昼間定時の高校を選んだ息子。でも毎日行けるのか、体調によって休みが続いてしまって学校に行きづらくならないか、いろいろ考えると心配の種はつきない。それに朝6時台に起きて受験にのぞまなくてはならないのは不可能な気もしてきた。サポート校の方が今の息子の体調に合っているのかもしれない。説明会に行ってこなくちゃ。情報だけを渡して後は決めるのはすべて息子だけれど。さあ、心配ばかりしてないで楽しいことを考えようっと。あ~今日は保護者会もあり、仕事も9時過ぎまで~(泣)来週こそは映画でも一人外食でも何でもして元気になるぞ~~!
January 28, 2010
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先週金曜ものすごく落ち込んでプチ家出を決行した。何もかももうやだ~って思うことがある。息子の調子が悪く、ここ最近ずっと朝起きられない。嫌味が思わずでてしまう。仕事でいやなことがある。旦那の口調が気に入らない。娘の行動が気になり小言が止まらない。結局何もかもいやだ~って思うのは自分の気持ちに余裕がなくて、どんどん自分が嫌な自分になっているから。人間だから、いつも気持ちを明るく笑顔でなんていられない。花を買ってきたり、わんこに癒されたりするだけではおさまりそうでなかった、、、のでプチ家出を決行した。家族に笑顔をみせるため、一人でやりたいことをパーとやろうと思った。私は普段めったに一人では外食もしないし、映画も一人では見たこともない。でも今回はまず映画を見ようと映画館に向かった。平日いきなり行くと値段もそれなりにする。3Dでアバターを見ようと思ったら、2100円もする。ここでまた主婦根性が出てしまう。今日はパーとやろうと思ったのに。落ち込んでいることの一つにお金のことがあった。普段しまりや(悪く言えばケチ)の私は10円でも20円でも安いものを買う。金銭面の価値感は旦那に似てると今までは思っていた。この新年ものすごくお金のいることが二つできた。両方とも貯金を崩さなくちゃいけない。けちけち星人の私にとってはつらいことなのだ。もうひとつ落ち込んだ理由にいざ貯金を下ろそうと思ったら、大切な銀行印が見当たらない。私自身はどこにも動かした記憶はないのだけれど、たまたまその引き出しを年末に整理整頓していたことを知っている旦那は私がどこかにやったような言い方をする。これにも納得がいかなかった。一方娘。去年の夏に下宿から自宅通いに。年末から年始そして成人式までいったい何回友達と会っていただろう。カラオケ、居酒屋、ランチ、、、終電過ぎて帰ることもめずらしくない、お金はたまらないはずだよね。お金のいる理由のひとつは娘は来年、休学して留学を決めたからだ。旦那は反対もせず、あたりまえのような感じだけどそれでいいのか?アメリカ駐在中に私が大学に行きたいと言った時旦那は「主婦になって行かなくてはいいんじゃないの」って反対したくせに。(結局独身のころの貯金を使って行ったけど)留学を経験する。友達と会って人とのつながりを大切にする。それってとても大切なことじゃないのと娘に言われる。実際そうだ。何も言い返せない。でも親はどこまで子供にやってあげればいいのだろう。こんなふうに考えないで東京の大学に行っている娘のために月数十万の仕送りをしている親もいる。新年に会った教え子。その子はそれに加えて二度留学するらしい。私みたいには考えないで子供たちのために一生懸命働く母もいるのだ。テニススクールのアシスタントのバイトをしている娘。おこずかいを貯めるのもやっとなくらい。女の子だからお化粧、ヘア、洋服、、、といろいろ使うのもわかる。でも下宿したいといったら、すぐさせてもらって、留学したいと思ったらそれも反対なくさせてもらって、、、なんか違うんじゃないかと思う私はやっぱりけちけち星人なのかもしれない。結局金曜日のプチ家出は映画はやめて、普段行けないところで外食した。一人で野菜をたっぷりお皿にのせて、イチゴにチョコレートをたっぷりつけてバニラアイスを二杯おかわりしてきた。チョコレートのにおいで気分も少し落ち着いた。これで息子と笑顔で話せるようになるといいな。PS.銀行印は結局旦那が使った後、娘が気づかず他の書類と一緒に自分の部屋に持って行ってしまっていた。よかった。自分が無意識のうちにどこかにやってしまうようなボケが始まったしまったかもとひどく落ち込んでいたから。いっぱい書いたら、さっぱりした~~今度落ち込んだら水曜日にアバターに行くぞ~(水曜は女性は1300円) 娘の成人式(右側が娘)
January 13, 2010
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2010年になった。21世紀になってもう10年経ったんだ。時はあっという間に過ぎていく。今という時を大切にして生きていかないといけないと新年を迎えて思う。ブログを始めてもう3年、息子が起立性を発症して一カ月で始めたブログ。苦しい気持ち、焦る気持ちをどこかで吐き出すことが必要だった。最近は自分の過去のブログを読み返すことがよくある。自分の価値観が少しずつ変わっていくところがおもしろい。最初は学校をとても意識していた。それがどんどん変わっていく。今大事なものは何なのか、自分にとっての息子にとっての幸せは何なのか、懸命に探している自分。その過程で学んだことも多かったと思う。今少し元気になってきた息子に欲が出始めたことを過去の自分と比べて反省したりしている。あの日々は息子の笑顔だけをのぞんでいたのに。学んだことも時とともに人間忘れてしまうのか。読んでて他にもたくさん気づいた。忘れないように新年の始めに大切なことを書きとめておこうと思う。○行き詰った時、つらい時は発想転換をすること。生き方はひとつじゃないんだし、ゴールへ向かう道はいくつもあるんだから。○笑うこと。笑うと免疫力が増えるから、健康になれる。家族もうれしそう。母親は笑うと家族の太陽になれるのかもしれない。○家族のつながり。時には家族の中で傷つけあったり、苦しんだりすることもある。でもその中でみんな成長いけるのだ。居ごごちのいい家族でいるためにはちょっとだけ相手に対して優しい気持ちを持ち、感謝の気持ちを持てばいいのかなと思う。○人と人とのつながり。苦しんでいる人、悩んでいる人に優しい気持ちで寄り添ってあげる。優しさの隣にも幸せはあると思う。○そして最後に子供が病気になったとしても、親も子も幸せを見つけられるということ。こうして息子の病気を通して、ブログを通して学んだことを忘れないように今年も生きていこう。常に感動する心を忘れず、良い本をたくさん読んで、年齢なんて忘れていこうっと(笑)最後に今日の相田みつをのカレンダーより「しあわせはいつも自分のこころがきめる」
January 6, 2010
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