2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全8件 (8件中 1-8件目)
1
以前から数学の1次関数を教えるのが嫌でした。まず最初のところからして気に入りませんでした。例えば変化の割合=yの増加量/xの増加量とりあえず覚えよう。みたいな解き方。例えばyの増加量を求めなさい。という問題で変化の割合 × xの増加量 =yの増加量という解き方。物凄く暗記に頼っていて仕組みがまったく理解させてあげられないという苛立ちを感じていました。そんな時はいつも「グラフを描くようになったら分かってくるから今の内は我慢して暗記してね。」と言って逃げていましたが最初のところを教える苛立ちは毎年のように続きました。そもそも変化の割合ってなんやねん?切片ってなんやねん?仕組みも分からずなんのイメージも湧かずただただ機械的に解いているだけ…一番苛立つのは僕の持っている関数のイメージを生徒にシンクロさせることができていないことでした。そういう苛立ちがつのって今年からは自分の伝えたいことはたとえそれが、多少難しい説明になったとしても絶対に説明してやろうと決めました。「まず変化の割合というのは単位量であること。例えば水槽に、はじめから3リットル水が入っている。そこに水を入れる蛇口があって1分間に水を2リットルずつ水を入れていく。x分たったときの水槽の水の量をyリットルとしたときyをxの式で表してごらん。y = 2x + 3という式になるよね。この「2」が変化の割合だよ。1分間あたりのたまる水の量。いいかい。「1分間あたり」なんだよ。この蛇口があれば2分で4リットル増えるし3分で6リットル増えるよね。つまり1分あたりにしてみたら2リットルずつ増えているわけだよね。1分間あたりのたまる水の量…単位量だよね。これさえ分かっていれば時間x分をかければ増える水の量は出てくるね。くどいようだけど2リットル/分なんだから。これさえ分かっていれば時間x分をかければ増える水の量が出るんだよ。分かりやすくグラフにしてみるね。覚えておいてね。関数というものはね。表なんて、どうだっていいんだ。すべてグラフで考えていくもんだよ。関数が分かっている人はね。どんな簡単な問題であったとしてもね。なんとなくだけどグラフをイメージしているもんなんだよ。ちょっと複雑に感じる問題があったらね。そこに紙とかあったらとりあえずグラフに描いてみてその問題の状況をグラフで理解しようとするんだよ。つまりね。関数というのはね。グラフなんだよ。ということでいきなりだけどグラフに描いてみるよ…」という感じで説明をしました。変化の割合 × xの増加量 =yの増加量の問題もすべてグラフで説明しましたし、変域の問題や文章問題も頭の中でイメージできるようになるまではグラフに描いてもらうようにしました。確かにまわりくどい説明のような気がする。けれど、自分のなかでは以前の簡潔で無機質な説明よりも良かったと判断しています。なぜなら関数における全ての問題においてグラフをイメージして解くという普遍的な考え方を引き出せることを一番重視しているからです。多少、まわりくどかろうとその成果のために常に発信していかないと生徒には伝わらないと思うのです。伝えたいことは何なんか。それがハッキリしているのであればたとえそれが生徒にとって難しいことであったとしてももっと簡単な方法で解ける方法があったとしても自分のなかで、それが確信的に伝えるべきものであるならば情熱をもって伝えていくべきだと思う。また、自分のなかで伝えたいことが確信的であればあるほどその情熱は失われることはないように感じます。その情熱を感じれることが講師としての自分の意義を感じれることに繋がっているように思います。
Aug 26, 2006
漫画を通じてなのですが「夜回り先生」を知って物凄く感動しました。塾は受験という要素しかないかもしれませんがおなじ教育という現場に身に置くものとして非常に刺激を受けました。HPで見た漫画を読んで涙が出ました。子供たちには何の責任もないんだと言ってるような気がした。僕達大人がしっかり彼らを支えていかなきゃならないそんなメッセージが込められているような気がしました。ただ子供たちのために強い信念を持って頑張っている人たちがいると知ることで僕も頑張らねばと思いました。
Aug 14, 2006
今から7年くらい前のことです。テレビの特集でアニメ映画監督である宮崎駿監督がサハラ砂漠にあるカップジュビー飛行場まで南仏からプロペラ飛行機で訪れる番組を観たことがあります。その飛行場は「星の王子さま」で知られるサンテクジュペリが飛行場長を務めたことで知られていて何もない砂漠での孤独な生活が影響して星の王子さまが生まれたのだそうです。宮崎監督がようやくたどり着いて見たその飛行場はもう砂に埋もれてしまって廃墟となっていました。けれどその光景は映像を通して観ても本当に美しかった。海と砂と空本当にそれしかない世界を前にしてサンテクジュペリが体験した感覚を一瞬のうちに理解し、共有できた監督は子供のように泣いていました。泣きながらつぶやいた監督の言葉が忘れられません。「サンテクジュペリに一番影響受けたんですよ、僕は」宮崎監督が追い求めて、表現してきたものがここにあったのだと思った。それを確かめることができて涙が止まらなかったのだと思う。ネットを通じて知ったんですが宮崎監督はこの旅を経験することによってたぶん死ぬまで映画を作り続ける意志が芽生えたそうです。何かの情熱に突き動かされて人は行動に出るんだと思う。周りからは理解されなかったり馬鹿にされたりすることもある。さらに、自分自身で考えてみてもある面では論理的ではないことは分かっている。けれど、最後に信じるのは自分自身の直感なんだと思う。今まで生きてきて自分自身が何ができるかどうあっても自分自身が結局何を求めてしまうのか。そういうものを全部ひっくるめた判断こそが直感なんだと思う。
Aug 13, 2006
学生講師を使うことになんの問題があるのだろうか。確かに、ベテラン講師に比べると経験という点では圧倒的に劣るかもしれない。ベテラン講師というのはいくつかの修羅場を通り越しています。そういう経験を踏むたびに絶対に成長している。それが強さだと思う。その点、学生講師はそういう経験を踏んでいないだけにまだまだ甘いといわれる。負けないのはたぶん若さと情熱と体力だけだと思う。けれどベテラン講師と言われる人たちも昔は学生講師だったりします。経験なんてなくて、あるのはただ情熱と若さと体力だけだったはずです。思い出すと僕もそんな感じで塾に本気で就職しようと思って採用試験の模擬授業のとき黒板に板書しながら黒板に向かって一生懸命、授業をしていました。「えーっと、君は誰に向けて授業をしているのかな?」「中3の受験生を想定しています。」「いや、そうじゃなくて、君は黒板に向かって授業をしているじゃないか…」そんな僕でも心のどこかではベテランを追い越してやるぞって気持ちがあったのを覚えています。今こうして若い講師たちをみていると本気で負けられない。授業が始まったら僕は経営者ではなく講師です。気合の入っていない授業だけはしたくないと思う。きっと講師の人たちだって似たような心境だと思う。プロの講師も教員も誰だって最初は素人だった。けれど、色々と経験をしながら乗り越えていく中で何らかの指導法というものを身につけているように思う。僕も講師である以上もっと良い教え方はないのか常に考えています。諦めず、へこたれず何がなんでもぶら下がってやるつもりで授業の現場に生き残っていきたい。
Aug 9, 2006
講習会のおかげで毎日、ほとんど休みなく授業がつまっています。そのせいか、いつもよりも自分のパワーが、少し薄まっているように感じる。そんなとき自分の情熱が冷めてしまったのではないかと不安になる。けれど、たくさんの生徒を指導できるということはいい勉強にもなります。本当に、生徒がどう伸びるかは異なっている。僕自身はこう教えたいという願望はあるにしても生徒たちが千差万別である以上その教え方、接し方も微妙に変化させる必要があります。生徒たちはそれぞれに違っていて微妙な変化を要求される。同じ生徒であっても、1ヶ月前とはかなり異なっている場合もある。ならば、それを察知するためには何が必要なのだろうか。それはただ生徒に迎合するということではありません。逆に生徒の気持ちを突っぱねてただ自分の授業に徹するということでもありません。そういうのもコミコミでひとりひとりに対し、どうアプローチして成績を伸ばしていくかです。けれどぶれないためにもひとつだけ絶対に変えてはいけないものがあるとしたら生徒を思う気持ちだと思います。それがなければ、かならずどこかで問題が生じていてしかもそれに気付くことはできません。その気持ちがなくなってしまったらどんなに能力のある講師であっても去るべきなのだと考えます。最近のIの言葉が心に残っている。「最近、塾講師のドキュメンタリー番組観たんですけど生徒を伸ばすのは自分だって思ってやらなくちゃいけないらしいんですよ。だから、自分の力で自分の生徒を絶対伸ばしてやろうって思うんですよ…」本当にそう思う。それと同時に勤めていたときの先輩講師だったK先生の言葉も思い出す。「仕事というのはね。だいたい3年目に辞める人が多いんだ。仕事の内容もだいたい分かるようになってきてその職場での、これからのこともだいたい分かってきて飽きてしまうんだ。」受験というのは毎年毎年繰り返し。そういうのに飽きてきてしまっていつしか情熱も失ってしまうんじゃないだろうか。けれどIなんかとこうして同じ教室で授業なんかをしているととても幸せなことのように思える。彼の授業は気合いが入っている。受験を終え、その次のステージを目指す過程で塾という場で、一生懸命に講師として指導に当たってくれている。そういうものはこの仕事の醍醐味のひとつだと思う。たとえ、受験を終えて再び出会うことがなかったとしても受験に合格したことで、その子の自己実現の道に近づくことができているのならこの仕事はやっぱり価値があると思う。だから情熱は尽きることはありません。合格後の輝かしい未来をイメージして自分を奮い立たせて頑張っていきたいと思います。
Aug 7, 2006
中2のYさんから理科の自由研究「電気の歴史」について何を書いたらいいのかを質問されました。電気の発展に貢献した偉人たちの功績をレポートのまとめてくることが課題です。そこで僕がまず頭に浮かんだ人物が「エジソン」でした。ただちょっとベタかなぁと思ってそのほかの候補としてはじめて電池を発見した「ボルタ」電磁誘導を発見した「ファラデー」でした。とりあえず、その3名についてネットで調べてきて金曜日にその子と打ち合わせをしました。ちょうど講師でお世話になっているK先生も参加してくれました。K先生は面白い人です。理系バリバリの道を進んでいて最近、ふとした風景の中でもエネルギーの流れが見えるようになってきているそうです。「ベタなところでエジソンの電球でいこうと思うんですよ。」「えーー。エジソンは科学者って感じじゃないですからねー。やっぱりボルタでしょう。ボルタ電池の欠点を改良したダニエル電池ができて…最近の注目の燃料電池につないでさらに私の考える理想の電池で締めましょうよ。」「はははっ。熱いですね!で、その理想の電池ってどんなですか?」「例えばシール電池ってどうですか。ケータイにピッって貼ると使えるみたいな。めっちゃ便利やと思うんですけど」「それいいっすね。やっぱ電池かな?」Yさんは、まだ中2の化学分野も習っていないのでボルタ電池の仕組みについて話をしました。一生懸命、聴いてくれていました。夜も遅かったので、分極の前まで説明をしました。個人的にはエジソンでいこうと思っていました。それは彼が残した業績以上にその生き方やそれにまつわるエピソードに共感したからです。また理科的にもフィラメントについて書いていけば中2で習った電気の内容で十分に理解できるからです。どちらになるか分かりませんが決めるのは僕じゃなくYさん自身です。電池とエジソンその両方について打ち合わせしていきたいと思います。
Aug 5, 2006
元同僚のK先生の言葉を思い出す。「授業研修ってあるじゃないですか。僕はあれって無駄とは言わないですけどあまり興味ないんですよ。よく○〇先生の授業は良いからよく研究するようにって言われて見るんですけど正直いって僕には〇〇先生の授業は真似できない。授業はいいと思うんですよ。けれどそれは〇〇先生だからできるんであって僕の授業とは違うわけですから…」僕もある部分では同感した、心に残っている言葉です。確かに、「こう教えなさい」と押し付けられたのならうまくいかないと思います。そこに共感がなければいつまでたっても違和感が残ってストレスを抱え込んでしまうからです。けれど共感があれば話は別です。その人の指導に自然と取り込まれていってその人が求める授業をさらに成長させるでしょう。講師である以上今までの勉強の成功体験そして指導の成功体験を通じて自分の授業とは何なのかを常に模索し、獲得していくものです。どうやったらもっと効率よくテストに向けて定着させれることができるのか。その自問自答のなかで他の講師の授業からヒントを得ることができたのなら自然と取り入れられ、さらに成長できるのではないでしょうか。答えは案外、近くにあるけれど真剣に追い求めていないと、見過ごしてしまいます。勉強も同じだと思います。まずは向上しようという意志が大切です。その意志がなければどんなに素晴らしい指導を受けたとしても完璧には理解できないと思います。真剣に追い求めていく過程のなかですばらしい指導や考え方、または頑張る姿勢…そういうものに出合ったとき自分に足りなかったものが何なのか初めて気付かされるように思います。講師として追い求めている生徒に出会いたいです。そうでなければ、何も始まらないとさえ思っています。
Aug 2, 2006
講師のU君に訊ねました。「なんで生徒を怒らへんの?」「怒ると涙が出てくるんですよ」分かる気がします。怒ると怒っている自分自身が悲しくなってきます。できれば怒らなくて物事が進んでいけばいいと思う。僕は自分の授業の時は自分の指導の信念に重きを置いています。だから、怒らなければいけないときはガミガミガミガミ怒ります。けれど、怒るたびに憂鬱な気分になっていました。できれば穏便に事がすすめばいいと思います。怒る前に改善できるところを整備していければ余計なストレスを抱え込まなくてもいい。怒る前に何か他に策はないのか考えていこうと思います。
Aug 1, 2006
全8件 (8件中 1-8件目)
1