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本日のワインは、アイ・スーマ バルベーラ・ダスティ1989年、生産者はブライダです。89年はピエモンテ80年代の最優良年。随分前に飲んだ、ガヤのソリティルディンも素晴らしかった覚えがあります。わくわくしながらの開栓です。さて、感想です。深い色合いのガーネット色、エッジが茶色がかっています。グラスからは、ヨード、ローズウッドやハーブ香など。口に含むと、おぉベルベッティ!そして非常に熟した・・・というか腐りかけのプルーンやスモモの果実味、加えて赤寄りの色々な果実を煮詰めたニュアンスもあります。舌の上に甘味がキチンと乗っているいる感じがいいですね。最初、若干酸化気味で弱々しかな、と感じた酸もしっかり粘り腰。さすが優良年って感じでした。いまでもこんなに美味しいのだから、最盛期は凄かっただろうなぁ・・・。ちょっとヤバかったです・・・。
2013.09.26
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本日のワインはサンセール2011年、生産者はドメーヌ・デュ・ノゼです。どちらのショップか失念しましたが、初めて見るサンセール・ブランだったので購入しました。ソービニョン・ブラン100%です。さて、感想です。生の白葡萄やグレープフルーツジュースそのままのフレッシュさが感じられます。他には青りんごや洋梨などの果実味、そしてミネラルと白胡椒。フレッシュで美味しいのだけどシンプルで大味、繊細さに欠けると思います。その分、食事との相性はいいのではないかと思います。帆立のカルパッチョやソテーなどの魚介と合わせるといいのではないでしょうか。二千円台半ば、価格相応だと思います。
2013.09.23
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本日は日本酒です。高山で造り酒屋さんで試飲させてもらって購入したのが、この「吟醸ひやおろし・花酵母造り」です。蔵では、おちょこを100円で購入し、冷蔵棚に置かれている12種類のお酒をゆっくり比較試飲できます。その中で一番好みであったこの「ひやおろし」を買って帰りました。すごく円やかで口当たりが良く、かつ奥行きのある味わいでした。1500円位だったかな、コスパ高いです。
2013.09.18
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本日のワインは、エトナロッソ・カルデラーラ・ソッターナ2011年、生産者はテッレ・ネレです。シチリアはエトナ火山麓のワインで、ネレッロ・マスカレーゼ98%、ネレッロ・カプッチョ2%のセパージュとなっています。今回は畑名入りのワインですが、同蔵のベースワインは、毎年ウチのコスパ大賞最有力候補の一本で二千円ちょっとながら、とても果実味豊かでかつエレガントなワインです。さて、感想です。エッジが紫かかったダークルビー。グラスからは甘草などのハーブ香が漂ってきます。口に含むと、プラムやダークチェリー等の果実味ですが、むしろ青っぽさや漢方の様なニュアンスのハーブ香を強く感じます。味わいは、やはりハーブ入りのリキュールやシェリー酒。それを非常に細やかなタンニン(特に二日目は超シルキー)がみっちりと全体を囲っています。旨み成分は十分にあるし、ワインとしての深みもあるけれど、華やかな花や果物等の果実味重視の方からすると、ちょっと方向が違うかな、と思います。
2013.09.16
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本日のワインはドゥブル2005年、生産者はフェウディ・ディ・サン・グレゴリオです。カンパーニャ州の大規模生産者で、このブログでは何度も取り上げているワイン・・・だったかな。2007年にワイナリーを訪問しており、熟成中のこのワインを実際に見てると思うので、思い入れが深いワインです。発売当時はジャック・セロスとのコラボレーションということで大々的に取り上げられたワインですが、最近ば売れ残っているのか廉価販売が目立ちますので、ちょっと寂しいかな。さて、感想です。かなり淡めのオレンジ色。泡はかなり大人しめだけど、1、2点において細やかな泡がずっと立ち上っています。グラスから零れてくる香りはパイナップル、黄桃。口に含むと、先の香りにみかん、ネーブル、そして杏の香り。他には、干しイチジクやマンゴーなど、トロピカルフルーツのニュアンスが感じられます。しっかりとした味わいなのだけど、きめ細やかな果実と酸が同居している状態は、飲んでいてとても気持ちが良い。今が、ベストなような気がします。購入価格は2千円切り、ありえない価格だと思います。2980円でも買うのではないかな。
2013.09.12
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本日のワインは、バルコ・レアーレ・ディ・カルミニャーノ2009年、生産者イル・サッソーロです。セパージュは、サンジョベーゼ80%、カベルネソーヴィニョン15%、カナイオーロ5%となっています。ワイン名の「バルコ・レアーレ・ディ・カルミニャーノ(D.O.C.)」とは「カルミニャーノ(D.O.C.G.)」の弟分的な位置づけになっています。さて、感想です。ムラサキがかった中程度の濃さのルビー色。グラスからは紫の花の香りが零れてきます。口に含むと、ブラックカラントやチェリーの果実味に加えスパイシーさやハーブ感が出てきています。そんなに特徴的なワインとは思いませんが、果実味の豊かさとタンニンの少しの苦味っぽさが良い感じに出ていて、いい感じにカベルネソービニョンが効いているな、と思います。千円台後半の価格帯ですが、十分2千円オーバーのクオリティを持っていると思います。
2013.09.07
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本日のワインは、ヴィーニャ・デル・フェウド1997年、生産者はフェッリーネです。最近赤は3本続きでトスカーナ、すぐ飲みセラーの中もボルドー以外の赤はすべてトスカーナだったので、ほったらかしセラーから掘り出してきました。こちら、イタリアのかかと、プーリア州のワインでセパージュはプリミティーボ34%、マルヴァジア・ネラ33%、オッタビアネッロ33%(フランスでいうサンソー)。さて、感想です。僅かにくすんだガーネット色、エッジは焦げ茶色になっています。濃縮プルーン、ブラックベリーやオレンジピールなど、果実味はまだ十分残っています。しかし頂点は過ぎてゆっくり下り坂に差し掛かっているイメージです。コーヒーやエスプレッソの仄かな香りが、すこし枯れたニュアンスと相まってとても良い余韻になっています。二日目、粘度が増してブランデーの様な香りが増してきています。十分美味しいです。
2013.09.01
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