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本日のワインはカルミニャーノ・リゼルヴァ1995年、生産者はピアッジャです。カルミニャーノD.O.C.G.といえば、サンジョベーゼ主体には間違いないのでしょうが、今の規定で50%以上、カベルネ・ソーヴィニョンかフランで10~20%やらなんやら、カナイオーロがなんやら・・・と難しい。ましてや、この時代のヤツは何が何%なのか調べようとしたらできるかもしれんけど、ちょっとしんどいので止め、です。さて、感想です。茶色混じったガーネット色。グラスからは、土、インク、そしてほんのりとバラにちょっと青さも。口に含むと、プルーン、野生のザクロ、ちょっと血っぽいイメージです。バラのドライフラワー、朝露に濡れた草、グローブなどの東洋系のスパイス。タンニンは細かく溶け込み、酸は豊かでとても円やかになってきているが、わずかに参加したニュアンスも感じられます。余韻も長くて、とても美味しかった。好みから言えば、もうちょっとだけ早く飲んでいた方がよかったかな。でも、枯れた感じが好きな方はもうちょっと。
2013.12.30
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本日のワインは、ロゴノーヴォ2010年、生産者はロゴノーヴォです。畑はカステルジョコンドということで、バリバリのモンタルチーノ地域。しかも、売り文句では、かのルーチェの隣の畑。それなのにセパージュはサンジョヴェーゼ54%、メルロ24%、シラー8%、サグランティーノ7%、プティ・ヴェルド7%とのことです。サンジョベーゼは、グロッソなのかそうでないのかは不明。さて、感想です。濃厚な色合いの紅紫。グラスからはスミレの香りが漂ってきます。口に含むと、プルーンや黒すぐりな果実味がします。パンチのあるワインで、白・赤・黒のミックス胡椒、カカオやチョコレートやインクも明瞭に感じられます。パワーとエレガントさは感じますが、土っぽさはあまりなく、なんとなくモンタルチーノとは思えない造りとなっています。とはいえ、3千円しないワインとしてはとても飲み応えがあります。
2013.12.23
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本日のワインは、バルバレスコ・スアーニャ2010年、生産者はカッシーナ・ゲルチーナです。シリーズ、バルバレスコ安旨探索の巻きです。こちらのバルバレスコも1,680円位だったと思います。さて、感想です。色合いはダークガーネット、バルバレスコらしく透明感は高いです。グラスからはチョコレート、カカオ、セメダインに青い野菜。口に含むと、野生のグミやザクロ、干し葡萄など。果実味・酸・タンニンのバランスは結構好みですが、野菜を連想する青さとえぐみが若干感じられ、そのあたりに耐性のある方次第で美味しいワイン、ちょっとイマイチの評価が分かれるかも。まぁ、この価格だったらいいかな、と思います。
2013.12.19
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本日のワインは、ロッソ・ディ・モンタルチーノ2010年、生産者はマルケザート・デリ・アレラミーチです。サンジョベーゼ・グロッソ100%です。安旨?シリーズ、今回のチャレンジはギリギリ千円台のロッソ・ディ・モンタルチーノです。さて、感想です。香りは若々しいチェリーと杏などの赤系の果実。少し青いところもあるけど旨味もしっかりで、酸もキレイ。サンジョベーゼ・グロッソっぽい土っぽさはあまり感じないけど、1980円の価格は魅力的だと思います。
2013.12.15
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本日のワインはザ・カラカル2011年、生産者はニースリングスホフといいまして南アフリカ共和国の生産者です。りりた♀のお土産で、カラカルというのはアフリカに生息する「哺乳綱食肉目ネコ科カラカル属に分類されるネコ」です。エチケッタのハネてるやつですね。なぜ「ネコ」かというと、同生産者のシリーズに「ショートストーリー・コレクション」というラインナップがありまして、それがこのワイナリにまつわる逸話のひとつ(ワイナリの自然な生物圏への努力がこの美しいネコを戻らせた・・・)により命名されたからのようです。セパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、マルベック、カベルネ・フランです。さて、感想です。非常に深く暗いルビー色。グラスからは、チョコレートやバラ、そしてハーブ香。そしてモロ、ブラックベリーやブラックカラントの果実味。かなり濃く厚みのある果実です。そしてまぁ、この年になるといい加減濃いワインが辛くなるんですが酸がとても円やかで、しかも妙に躍動感なんかがあり結構楽しめたワインとなりました。現地で1,600円位だったそうですが、3,000円クラスのおいしさは持っていたと思います。あと、この南アフリカのお土産は、スソもののソーヴィニョン、あと南アフリカの最貴品種ピノタージュがあります。楽しみ楽しみ。
2013.12.10
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本日のワインは窓辺クレーレ2012年、生産者は四恩醸造です。オレンジや赤は飲んだことがあったけど、こちらは初めてです。マスカット・ベリーA100%で醸造されています。さて、感想です。暗めのストロベリーカラー、オレンジがかっています。ん、グラスからは最初少し発酵臭がしましたが、すぐおとなしい花の香りに。口に含むとマラスキーノチェリーやフランボワーズをちょっと甘くしてきゅっと凝縮させたような味わい。凝縮といっても重さではなく、密度があるという方向です。セロリなどの青っぽさとトマトっぽい酸味もきれいで、どこか野菜を感じさせるとても飲みやすいワインでした。
2013.12.08
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本日のワインは、ワー・ドリームス(Were Dreams,now it is just wine!)2000年、生産者はイエルマンです。昔の名前は、Where the Dreams have no end.でした。96年からこの名前になりました。今では、"W.... Dreams ... ......"なのだとか。ドットの意味は不明なのですが、Where Dreams can happen.という説があるようです。セパージュはシャルドネ主体らしいですが、わずかな他の品種は極秘とされています。さて、感想です。明るめの黄金色。グラスからは、バナナや白桃なフルーティな香りがします。口に含むとやはり白桃、それからちょっと蜂蜜や杏、金柑の香りも。2000年とは思えない程若々しいです。アルコール感もしっかりあり、口の中で柔らかく揮発していく感じがします。かなり円やかな飲み口なので、そのあたりが熟成っぽいのかな。後味のラムネっぽい感じがすきですね。美味しいです。
2013.12.05
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