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何かのギフトでもらった充電式のドリルドライバーが動かなくなったのでそこそこの商品をAmazonで買ったが、中国製とあってかビットが弱く、すぐにすり減ってしまう。またビットの咥えが浅くてそこらで売っている物が使えない。友人がマキタのドライバを持っているがこれは力も強く、いいなと思っていたが、とにかく高い。充電器も電池も高い。そんな時にwishのCMが入ってきた。マキタのドリルが4000円ほど(円換算)で買えると言う。しかも電池・充電器が付属するそうな。本当かなと思いながら注文してみた。まあ、違う物でもちゃんと回って、汎用のビットが使えればいい訳である。2週間ほどで届いた。確かにマキタのロゴは入っている。電池も充電器もついているが純正ものではない。ちょっと怪訝に思ったが、とにかく18Vでトルクもある。まあ使えるからいいかと思っていたが、ホームセンターで見ると電極の形が全く異なり、電池の互換性はないことが分かった。銭を失った訳ではないが、もちろん国内で保証は効かない。回る限り使えばいいわけだが、結局価格で勝負しようとロゴを盗用か流用した商品かなと思う。Wishの扱う商品がみんなこうだとは言わないが、安い物にはそれだけの何かがあると言うことだ。30年ほど前にアメリカから個人輸入でいくつかコンピュータ周辺機器を買ったが、さすがにこんな物はなかった。世界の工場と言うが、品質的には(信義的にというべきか)まだ要注意と言うことかな。
2021年06月30日
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前立腺摘出から1ヶ月になる。手術創もだいぶ落ち着いてきた。ただ中腰の姿勢になると尿漏れが起きやすいように思う。自転車に乗るのはあまりよくないらしいが、ちょっと出かける時には身軽で良い。道のでこぼこを通過する時、腰を浮かすが、そこから戻した時によく起こるような気がする。まあ、パッドをきちんと着けておけばズボンを濡らすようなことはない。目下20ccのものを使っているが、日に3回くらい取り替えれば事足りる。臭いの点はまあ風呂でよく洗うしかないが、まあ辛抱の範囲だろう。今日は出産ではないけれど1ヶ月検診と言うところ。血液検査もされ、前立腺ガンのマーカーであるPSAも測られた。手術前に4.0であったのが0.2になっているので数値としてはまずまずらしい。「少し肝臓の数値が悪いですが、まあ突発値とも言えます」「お酒も構いませんよ」実は投薬中はやめておいた方がよいかと思い、1ヶ月禁酒していたが、実は父の日に娘がくれたのが1本ある。「膀胱の状態も問題ありませんね」まあ順調に回復しているようだ。「ところで摘出した前立腺は見ましたか?」女房から聞かされているだけですが、と答えると「じゃあ見てもらっときましょう」とディスプレイに出てきたが、ずいぶん見かけが汚い。「ホルマリンに浸けているのでだいぶ色は変わっています。もっと赤いです」で、ガンの病巣が数ヶ所あったそうだ。何らかの方法で断層撮影したのだろうと思うが、病巣の一つは表面に露出していたと言う。「取り残している可能性は否定できません」そりゃあそうだろう。膜で直腸とくっついているのだから、ごっそりと大きめに取ることは直腸を傷つけることになる。外科手術のリスクだ。「ここから再発するかも知れませんが、放射線とかホルモン療法とかが考えられます」DNAレベルのエラーだ。再発か、転移か、別のところに出来るガンか。生きている限り何でも起こり得る。分子生物学を少しかじっていれば「生きている限りガン化は起こり得る。」ことぐらいは理解できる。神経内科の先生が「人間、寿命で死ぬか病気で死ぬかのどっちかで、医者は寿命で死ぬことの確率を上げているだけだ」と言っていたが、そんな心境。帰って娘と女房にその話をすると、娘は孫を捕まえて、「私も新品作ったし」まだ育てる仕事があるが、時間軸の中で見れば「生まれ、育ち、子供を作って死んで行く」のをあっけらかんととらえている。見送ってくれる者がいればそれが一番の幸福かもな、と思った次第。また1ヶ月後に検診を受ける。
2021年06月29日
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ありがたいようなありがたくないような梅雨空、雨が降るぞ降るぞと言いながらなかなか降らない。もともと雨は少ないところとは言え、肩透かしみたいなことが多い。雷の音はするが冷やかし程度の雨も数多い。ま、それはそれで助かる面もある。選択に不自由しないから。幸い、もっと山に近い方では十分に降ってくれるので農業に差し支えることはない。・・・とここまで書いたら雨音が聞こえるようになった。今日は気温も湿度も高くて蒸し暑かったが、雨が降りだすと一気に冷えてくる。1時間ばかりで雨音は止んだ。なかなか思うようには降ってくれない。メロンの種を蒔き、オクラの苗も植えて水やりをしたが、今日は雨を当てにしていた。天気は思うようにはなってくれない。
2021年06月28日
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老人クラブの連合会長から「風鈴を駅に吊るすので集合せよ」との号令がかかったものだから、雨を心配しながら駅に行って見たら、何と自治会やら民推協やらPTAやらで50人も集まっている。若いのもいるからこれは出番はないなと思っていたら、やはり脚立に登るのはPTA役員、右が短いとか左に傾いているとかと口うるさいのは高齢者である。「口ばかりは減らない」と普段自虐的にほざいてはいるが、実際にそうだった。年寄りは身体は動かないが批判や小言には長けている。それでもコロナ以来、久しぶりの地域をあげての作業は楽しいものらしい。私はこの手の事業はどちらかと言えばあまり興味がないのだが、幼なじみに会って「おう、どうしてる?」「まあまあやな」およそ会話とも言えないが、顔を見るだけでほっとするところはある。「コロナ以来集まることがないからなあ」と口々に言うが、長年コーラスで定期的に仲間と会う私にはあまり響かない。この駅舎は階上になっているが、下のホームから吹いてくる風でいい音を立てていた。駅の風鈴と言えば、学生時代に行った岩手県の花巻駅のうるさいほどに吊られた南部鉄の風鈴を思い出す。この駅の100倍くらい吊られていたような・・・駅のホームをうずめていた。
2021年06月27日
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小学校の多目的ホールを借りて練習しているが、なぜか規制が解かれるのはいつも日曜。規制を始めるのは何かもっと適当に決めている気がするが。水曜の夜に練習をしている我が合唱団は使用許可を学校が出してくれるまでアクションはできない。それが月曜の夕方メールで知らされる。「では今度の練習をどうするか」話し合う日がないので苦労する。団員も未だ電話しか使わない人からLINEバリバリの人、メールアドレスなんか忘れちゃった人、いろんな人がいるのでその人に合った方法でしか連絡が出来ない。「LINEグループ」でいいじゃん」いやいや、簡単に言ってくれるなよ。規制の始めの基準はあっても、終了予定をカレンダーであらかじめ決めるのは絶対おかしい。「なんでその日なの?」で、終われそうかどうかって言うのはもう少し早く判断されるはず。日曜に判断を出すことの合理的な根拠はないと思うが。まあ練習が始められるのは嬉しいけど。
2021年06月26日
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畑のトマトにクモが巣をかけていた。周囲にうっすらと普通の網を張っているが、真ん中の方だけ何やらデザインが違う。これで餌をおびき寄せるのか分からないが。ここまで割と雨が少なく、高温が続いてトマトはよく育っている。こっちはトマトの花。マクロ撮影で焦点深度が浅くなっているので、明るいのを良いことにかなり絞り込んだがまだ甘い。深度合成とやらが出来るマシンを使って見たいものだが。カメラの底なし沼・・・
2021年06月25日
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刈り取った後の処分に困るのも雑草だ。農耕地内の適当なところにおいて、まず乾燥させなきゃいけない。生の水分を含んだものは重く、この時期の温度ではしんどい。まあそんな温度であるからこそ比較的簡単に乾くのだが。乾いたああとは本当は焼却処分にしたい。種から虫から一遍に始末できるが、近ごろは野焼きの禁止で、美味くない。結局木の剪定のバッグに混ぜ込んで誤魔化すか家庭の普通ごみとして処分することになる。趣旨から言えば野焼きを農業従事者に限り許可してもらうのがカーボンニュートラルに最も近い。土に戻しても、結局微生物が二酸化炭素を作りながら空気中に排出するだろう。虫の卵や種子が断ち切れるおまけがつくだけでも大きい。厄介なのは密告者。報告があると警察・消防は調べに行かなきゃいけないそうだ。そして事情を聞きながし。容疑者の思いはなかなか伝わらない。畑の中で雑草を焼くのに不安な要素がそんなにあるかなあ。
2021年06月25日
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刈り取った後の処分に困るのも雑草だ。農耕地内の適当なところにおいて、まず乾燥させなきゃいけない。生の水分を含んだものは重く、この時期の温度ではしんどい。まあそんな温度であるからこそ比較的簡単に乾くのだが。乾いたああとは本当は焼却処分にしたい。種から虫から一遍に始末できるが、近ごろは野焼きの禁止で、美味くない。結局木の剪定のバッグに混ぜ込んで誤魔化すか家庭の普通ごみとして処分することになる。趣旨から言えば野焼きを農業従事者に限り許可してもらうのがカーボンニュートラルに最も近い。土に戻しても、結局微生物が二酸化炭素を作りながら空気中に排出するだろう。虫の卵や種子が断ち切れるおまけがつくだけでも大きい。厄介なのは密告者。報告があると警察・消防は調べに行かなきゃいけないそうだ。そして事情を聞きながし。容疑者の思いはなかなか伝わらない。畑の中で雑草を焼くのに不安な要素がそんなにあるかなあ。
2021年06月24日
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小池知事、疲労回復のため公務を離れるとのこと。体調不良ではどうしようもないから復調に務めてもらいたいが、菅首相と悪くない対立関係にあったのがこのところは鳴りを潜めているように思う。兵庫県はまず順調?にコロナ新規感染者を減らしているように見えるが、東京は下げ止まりか微増とも見える。政府とJOCはオリンピックを客を入れて強行するようだが、感染症の収束が見えないままやるのが、如何に危険か理解していないようだ。専門家の意見もいわゆる「勝手つんぼ」で、利用できるところは利用、都合の悪いところには聞く耳持たずで、まことに見苦しい。その点、丸川大臣の「スポンサー第一」の論理はまことに分かりやすい。またひとときではあったが、「会場内は飲酒OK」も分かりやすい。この位内情を明らかにしてくれれば、主催者がとる行動理論が明らかになってくる。また7月の日本が酷暑であってとてもじゃないが屋外競技に不向きなことは誰の目にも明らかなのに「温暖な時節である」とか、「事故を起こした原発は完全にコントロールされている」なんて嘘っぱちを吐いた背景がどうなのかも垣間見えて来る。どこを見ても都民ファーストとは言えるまい。小池氏は政局の見極めが卓越しているのかも知れない。今のところは「御身ファースト」か。東京64がなつかしく思い出される。2020が嘘でかためられたオリンピックにならないかと心配しながら。
2021年06月23日
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稲作をやっていたら草刈り機は必須アイテムなのだが、うちの畑ではまだ不要かなと思っていた。今年はよく雑草が伸びる時期に手術入院したものだから、草に溢れている。ジャガイモとタマネギは何とか収穫したので次はキウリとかトマトとかピーマン、メロンなど夏野菜になるが、収穫で空いたところに早くも雑草が・・・邪魔になってくるとバリカンで刈っていたが、しゃがんでの作業も実はしんどい。近所のホームセンターが3万ほどで電動の草刈り機を広告に出している。うーん、これに頼ろうかな。しんどい姿勢の作業がだんだん増えてきた。年と言うことかな。明日にでも見に行ってみようか。買っておけばエンジンもののようにプラグがかぶったりしてかかり難いなんてトラブルはないだろう。子供の代にでも贈れるかも知れない。考えてみれば父の残した道具で私も何によらずDIYしている。雑草はいつでも生えてくるものだし。もう10年すれば孫1号は高校生。ひょっとしたら使ってくれるかも知れない。
2021年06月22日
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ちょっとしんどいかなと思いながら契約した保険に今助かっている。無論ガンにかかるまでほとんど負担ばかりでリターンはなかった訳で、やめようかなと何度か思ったが、女房のやりくりで何とか続いてきた。退職して年金生活になってからの病院への支出と言うのはなかなか効いてくる。単位が結構大きい病気であるのと、食費など健康保険の対象にないものが結構出てくるのである。高額医療費の制度で青天井と言うことはないが、家計を圧迫する要因だ。通院に対しては補填がされないので入院だけが対象だ。が、これだけでもずいぶん助かる。女房は乳がんの温存で女性ホルモンの抑制剤を飲んでいるが、最近70才になって事故負担が2割になったと言う。これが結構高いんだそうだが、ジェネリックでいくらか下がり、高齢者でまた安くなったと喜んでいるが、そもそも病気にならない方が本来だろう。
2021年06月21日
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久々によく晴れたのでカメラを持ち出した。はやりものの紫陽花。少し年季がはいって萼がいたんできている。意外とこっちの方がきれいかな。やっぱりマクロ撮影が趣味だ。松の若葉みどり摘みは5月にやって、若い芽を育てるために大きく伸びた冬芽を切って行く。フォーカスしている白い夏芽が育ってきた。引き抜かないように回りに古い葉も残しているが、今後片づける。うまくいったと悦に入る。松は本当に手がかかる。緑は心をいやしてもくれるが。松の緑はこの時期、一番美しいと思う。
2021年06月20日
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mailplaneというのはgmail専用とも言えるメールソフトだが、1週間ほど前から動きが変になり、受信メールが全く表示されない状態になった。バッジだけはついており、受信は出来ているようだ。他のデバイスではきちんと受信できている。一旦止めて再起動しても状況は変わらない。ふとツールバーを操作したら、メニューの中に「リセット・再起動」と言うのがある。初めて見るコマンドだったが、実行すると見事によみがえった。長年(10年以上になるかも知れない)使っていると使う機能しか覚えない。このソフト、有料だが最近サポートを終了すると言うメールが届いた。ちょっと残念な知らせである。
2021年06月19日
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東京オリパラが来月になってきた。1964年東京大会の時は10月で本当に良い天気の画面だった。中学1年生だった私は確か部活動をやっていて、開会式は帰ってからTVで見たように思う。バレーボール女子の決勝は中継で観たが、他はあまり記憶がない。当時の東京都知事が誰だったかも覚えていないが、今回よりは盛り上がっていたように思う。今回は、開催権とか中止するとか実施するとかはIOCが決めること、だとか「中止なんてあり得ない」だとかもうどこが権限と責任を持つのかがあいまいなまま、なし崩し的に実施が決まっているようで、戸惑いを感じる。まあ東京からは600km以上も離れているので事実上どうでもいいのだが、コロナ蔓延の時だけに選手や観客の健康が危険にさらされないかと心配だ。ウイルスはとにかく変異が早い。今のところトゲトゲのm-RNAを免疫系に認識させて抗体を作る訳だが、接種の進んでいる国でも変異株に感染する事態が急増していると言う。一時はやったXファクターがあるのかどうか知らないが、遺伝的要素に対処する方法は別に考える方がいいと考える。「40億人が見ている」の根拠、きわめて情緒的。40億人に感染状況を見せることでもある。私、責任者じゃないからね〜の大合唱が聞こえる気がする。必要で都合の良い言葉だけを採用される専門家と都合の良いように解釈する政治家。これはダメでしょう。
2021年06月18日
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梅雨らしい空になった。気温上がらず、湿気ばかり。この時期の花と言えばアジサイだが、あえて違うものを。パッションフルーツ 時計草とも言うらしい。そして南天の花。
2021年06月18日
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降りしきる雨の中、かかりつけの小さな医者で接種を受けた。予約の時には行列が出来ていたが、今日は嘘のように人が少ない。少し予定時間より早めに行ったが、どうということもなく受け付けてくれた。 いつもはほとんどドクター1人だが、今日は防護服に身を固めたナースが2人もついた。羽交い締めにされるかと思うほど。看護師を前に椅子に座り、ドクターが後ろに回って注射をすると言う、いつもとは違う配置。いつもなら、「はい、肩出して」で注射器を持ってくる。注射は針を刺す時が一番いたく、注入はあっという間に終わった。毎年のインフルエンザの方が薬液が多いせいか、同じ筋肉注射でもずしりと痛い気がする。15分様子を見て、次回の日時を確認して終わり。次は七夕、7/7だが、ちょうど老人会長会の会議になっている。「10分くらい遅れるかも知れんけど」「大丈夫です〜」ん〜かなり融通は利くようだ。約12時間後、風呂にはいったが特に何もなし。次回が楽しみ。
2021年06月16日
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亡父がなくなって20年ばかりになるが、不動産は私が継ぐことで簡単に決まった。田舎の長男坊だ。父はいつごろ手に入れたものか、K社の株式を持っている。これがたったの14株。毎年配当が100円前後為替で届くのだが、ハンコも株券もさっぱり分からないので、兄弟には「ほっとこか」で年ばかりたった。昨年末からのガンの入院で、私もさすがに自分が身体の自由が利かなくなった時、或いは死んだらどうなるかと言うことも考え始めた。相続と言うのは代が下がれば下がるほど相続人が増えて行く。放っておいたら、こんな少額の株でも面倒なことになる。ここらで私一人に集中しておく方がよいかと考えた。4人兄弟だが姉と妹には子供がない。弟はなくなり、2人の子がいる。今なら権利者は住まいも明らかだ。亡父の名前で通知が届くのはまあ辛抱できても、息子の立場では祖父になる。祖父の宛て名で郵便を受け取ったら「この位整理しとけよ!」というだろう。そんな事情を話すと、係は「ハンコも株券もなくても相続できるが、今後の取引を考えると株を買い増しして最低単位の100株にしておくと取引がスムーズになる」という。ネットで確認してもそんな風に書いてある。昔に聞いた1000株なんてちょっと手を出せないが、100株くらいならなんとかなりそうだ。かくて今、手続き書類を収集している。
2021年06月15日
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尾篭な話で恐縮だが、前立腺の摘出をすると、どうしても尿漏れは避けて通れない話になる。個人差が非常に大きいらしく、他人の話が参考になることは少ないらしい。と言うことはこのブログも役に立たない可能性が高い訳だが、まあ低いながらもあたらないこともないことになる。前立腺ガンは年々増えていると言うからひょっとしたら誰かの役に立つかも知れない。男性ならば最後に尿道に残った尿をピッと飛ばす感覚は分かるだろうが、私の場合はあれがジワーッと出て行く感覚である。女性の場合は分からないが、立ち上がった拍子やくしゃみで出ることがあると言う女房の話だ。私も何かの加減で腹圧がかかった時に出るように思う。量的にはたぶん1−2ml程度だろうと思う。(ホールピペット感覚・実際には圧をかけて出すものではない)だから何もなければズボンが濡れてしまう。で、パッドに頼るしかない訳だが、これが少量から中量/多量とあるのでいったいどれを買ったらいいのやら分からない、と言うのは経験者の話だ。手術前の身ではほとんど見当がつかない。看護師と話しても、お互い理解の出来ない話だ。摘出手術を受けるものとして話せば、どうせ手術の直後にはおしめを当てられ、尿カテーテルを入れられてしまうのである。紙パンツで対応すればそれで済む。カテーテルをはずされても、入院中はそのまま紙パンツを続ければいい。その段階で漏れ量とタイミングを覚えて行けばいい。どんな動きの時にどのくらい出るかをトイレの中で観察すればいいことだ。紙パンツ、思ったよりはるかに快適だった。同室者には駄々漏れの人もいたので(カテーテルで尿バッグに溜まる状態を見ればよく分かるが、尿は常に出来ているもの。膀胱にたまるまで骨盤底筋を使って止められなければ、駄々漏れと言うことになる)紙パンツと尿パッドの併用もある。退院後は、特に外出の時にはパッドのお世話にならざるを得ない。よく吸収するとは言え、やはり匂う(気がする)。特に気温が上がってくるとアンモニアに変わってくるはずだ。洋式トイレをしっかり探しておく必要がある。今まで世話になった小便器は、パッドが口を塞いでしまうので、使えないと思った方が良い。無理をすれば引っ張り出せないこともないだろうが、長時間もぞもぞやっている不審者のレッテルを貼られるのがオチだ。前を濡らす確率も高いから、十分トレーニングを積んでからにすることをお勧めする。尿パッドはパンツに貼り付けて使うが、かなり広範囲に粘着材がついている。捨てる時にはトイレットペーパーで包み、他にくっつかないようにしておくのがマナーかと思う。
2021年06月14日
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梅雨らしい空になった。気温上がらず、湿気ばかり。この時期の花と言えばアジサイだが、あえて違うものを。パッションフルーツ 時計草とも言うらしい。そして南天の花。
2021年06月12日
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手術後の生活は肉体にきびしいほうがいいのか、優しい方が良いのか、思案のところ。病院内では動け動けだが、初めは痛かった。ダヴィンチ手術のあくる日にゴルフに行ったなどと言う記事がどこかにあったが、あれは絶対フェイクだ。さて、引っこ抜いたタマネギがある。根を切り、皮をむいて長期保存に備える。30個ばかり作ったら、少し手術の傷が痛くなってきた。やはりどんな姿勢にしても腹筋は使うものらしい。多少痛くても再生につながるならば動いた方がよかろう。尿のちょい漏れは突然やって来る。「ん??」と言う感じで、じわーっとと言うところだろうか。パッドを1日に2−3回交換が必要だ。この手術ならではの後遺症。その後配りものの配達を自転車で。何となく前立腺があったところが痛むような気もするが、ここは筋肉ではないから鍛えようもないか。縫合が抜けると言うことも考え難いが。
2021年06月10日
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前立腺ガンの顛末、始まりは健康診断のPSAだった。この値が高くなるとガンの疑いが濃くなるのだが、私の場合、しきい値である4だった。単位はppmである。PSA検査って、誤差はどのくらいなのかをまず疑った。ppmと言うのは100万分の1で、分析精度はどのくらいなのかと言うことだ。しかし、これは同時に行った内視鏡による大腸検査でがんが見つかったことにより、「他にガン組織があっても不思議ではない」と考え直して、PSAの再検査はやめて、大腸のガンを切除して体調が落ち着いてから、MRIによる検査に切り替えた。見事にシグナルがあり、可能性が高いと言うことで生検に進む。ここでガンの確定結果が出た。放射線を40日にわたって照射するのと10日ほどの入院で切除とどちらを選ぶか聞かれ、40日も拘束されてはたまらないと思い、切除を選んだ。初めて体にメスを入れる訳で、何とも言えない気分。そして手術に堪えられる体力があるかの検査を受け、一応のgoサインが出た。いわゆるダヴィンチ手術。手術前2日に入院しほぼ全ての部門(手術室、ICU、栄養士、麻酔医)スタッフが説明に来てくれて「確かに聞いて理解した」のサインを求められた。リスクの話が中心である。言った、聞いてないの対応のためか。手術前には娘と妻がきてくれた。前立腺は恥骨の内側にあり、直腸とも近く、また膀胱の出口にあるので尿道の管と共に途中で切り、膀胱と縫い合わせる、というのが手術の内容だ。腹筋の裏に手を入れる訳である。全身麻酔から覚めたのは気を失ってから5時間後だった。へその上に直線的に5つの手術創が出来、どう動いても痛くて身動きが取れない。腹筋に穴を開けて、縫合している訳だからどんな運動にも使う腹筋が痛いのは当然。ICUで眠れない、どのくらい寝たのか分からない1夜を過ごす。左の動脈に針が指してあり、血圧を検出している。これは初めての経験だ。ICUを離れる時に抜いてもらったが、強く圧迫されて止血のバンドを巻かれた。いつもの静脈の止血とはえらい差だ。尿カテーテルが入れられて常に排尿状態だから寝る前でも水は飲み放題。尿バッグを持ち歩かねばならないので不自由この上ない。また動けないから看護師に体を拭いてもらい、股間も洗ってもらう訳で、この年でもやはり恥ずかしい。泌尿器の病気にはなりたくないと思った。まあ年を取れば子供に返ると言うが、孫が8ヶ月、その域に入ったかと納得するしかない。5日目にカテーテルを抜かれた。何と、自分の尿道に入っていたのはドングリほどの大きさのあるノズル。自分の尿道からあんな太いのが入るかと驚いた。更に驚いたのは、5日間も垂れ流しの状態だと、排尿のしかたを忘れてしまうらしい。むやみに力を入れてもじょぼじょぼと力なく垂れるだけ。今後どうなるのかと心配するが、何日かすると飛ばせるようになった。前立腺摘出で一番困るのが尿漏れだが、これは膀胱の括約筋と、前立腺の2ヶ所で排尿をコントロールしているため、男性では漏れが少ないが、女性では膀胱の括約筋だけで止めているので何かの拍子に緩むと漏れてくる。手術後は構造が女性と同じようになるため、漏れも起きるが、その状態は個人により非常に差があるそうだ。私はほとんど漏れないと思っていたが、ベッドから立ち上がる時にすーっと出て行くのが分かり、「これか」と思った次第。たぶん2mlくらいのものではないかと思う。この時点では紙パンツで過ごす方が安全だ。同室になったある男性は2ヶ月後の今もかなりの漏れがあると言う。退院後は尿漏れパッドをパンツの内側に貼り付けて対応することになる。これをどうやって貼り付けるのが良いのか、色々やってみたが、結局履いたパンツを下ろす時に内側がでるようひっくり返し、そこに貼り付けるのが一番のようである。外出時には洋式トイレを探しておいた方が自由が利く。立って排尿はやめておいた方が身のためと思っている。(私の場合)術後2日目になると痛みも引いてきて、力の入れ方、抜き方も分かってくる。
2021年06月09日
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最近ブラウザにつまらぬ広告がしつこく表示されて非常に邪魔だった。こちらの意志とは関係なしに表示されて腹が立ってきた。退院した勢いでこのマルウェアウイルスを摘出?する気になって、さてどんなワクチンにするか?macは比較的ウイルスに強いと言われてはいるものの、どこからでもその気になれば入り口はある。それどころか、MackeeperとかMaccleanerなんて如何にもウイルス駆逐ソフトのような名前で侵入してくるものさえある。webで調べて、integoというサプライヤーのVirusBarrierというのがまずまず高評価なのでインストールしてみたが、なにせ10年選手のMac,スキャンに時間がかかるので着け放しで寝てしまい、翌日見たら、あやしいファイルがピックアップしてある。全部消して再起動したら、見事に表示されなくなった。自分の体もガンに取りつかれていたが、Macもだいぶ侵略されていた。
2021年06月08日
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背中の発疹の薬が見つかり、どうやら退院することが出来た。入院中に3kgばかり痩せたことになる。まあ普段の過食の証だろうが、この際食べる量を夜から昼にシフトして改善したいと思う。病院の栄養士によれば饅頭一つ食べるのも、昼と夜で全く意味が変わる。昼ならばすぐにエネルギーとして消費してしまうところ、夜に食べたら蓄積に回る。(かくて腹が出る)高齢になると腹に脂肪がついても波打って、みっとも良いものではない。ダヴィンチ手術で傷跡が点々となっているから、スポット溶接かリベットのごとき状態だ。さて、2週間ほど家を留守にして帰ってみれば夏草の成長、正直いやになる。文句を言ってもしようがないから明日から対応するしかない。家に帰って、もう一つの課題は前立腺摘出による尿のちょい漏れである。パンツに付けるパッドを買わねばならない。今までの実績?であれば20mlも吸収してくれれば間に合いそうである。確かポリアクリル酸の誘導体だった。8ヶ月になる孫娘と同じくらい?のレベルに戻った訳だ。同じ商品でも店によって100円くらいの差がある。小用を足すのに立ったまま出来るか?を実験してみたが、やむを得ない時はパッドを横にどけて出来ないこともないが、どうも座式のトイレを使う方が無難なようである。ちょい漏れで止まるので、後は量的なものを判断し、どっちにするかを考えるのが実際的かな。
2021年06月07日
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病院とはあまり深い仲にはなりたくないものだが、一度入院となればできるだけスタッフとは仲良くなっておいた方がいいだろう。 前立腺全摘後の尿漏れがほぼないということで、「骨盤底筋をよほど鍛えてたんですか?」と看護師に聞かれて、実はコーラスをやっていて、50年前から声楽の先生に言われ続けたのが ケツの穴を締めろ だったんですよ、と答えると「えー!私も高校で歌ってました」 こういう話題で繋がると誠にありがたく、何かと世話を焼いてくれる。他診療科への案内だとかシャワーの準備にも便宜を図ってくれた。彼女の出身校は姫路地方の強豪であった。おまけに今音楽祭実行委員会で交流のある友人に師事していたという。 思わぬところで出会いがあるものだ。
2021年06月06日
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兵庫県で二重変異の塩基配列を持つコロナウイルスが見つかったというが、日本型と呼んでも差し支えあるまい。環境次第でどうにでも変異するのがウイルスというものだ。先ごろ「国の名前をつけるのはまずいから、アルファ、ベータのギリシャ文字で行こう」ということになったらしいが、その範囲で変異が収まるとは限らない。アルファ1とか2とか枝番号がくっつかねばいいが。 こんな中でオリンピックをやるのか、その意義は、と御用学者の尾身会長が声をあげたのも無理はない。やる気満々のIOC委員だが、彼ら、或いは選手達が受けた接種で得られた抗体がハイブリドーマに有効であるかは全く未知のことだ。「普通の」神経なら開催はするべきでないと考えるだろう。 政治家達は「弁えろ」という方向に走っているが、微生物の汚染の怖さは「無差別」である。接触感染が基本だが、アスリートや運営スタッフが全員無事ならそれは奇跡というべきだ。 我々の生物界における存在自体が奇跡のかたまりみたいなものだが、パンデミックはそれを根底からひっくり返せる。 今回の開催は極めて情緒的だ。科学の目から見れば実に危ういこと。一億総火の玉は一億総感染源でもある。 それでも国際運動会をやるとしたら、その理由は間違いなく「カネ」だろう。
2021年06月05日
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夜中の2時。尿意を感じて目覚め、トイレに行く。排尿の時に使う筋肉というか力の入れ方が何か違和感を感じている。手術前は勢いよく飛び出していたのが何かジョボジョボ間の後に力を加えてやっと出るように思う。 そして朝。立ち上がろうとした時に少量漏れるのがわかった。女房が「くしゃみの拍子に出ることがあるよ」といってたのはたぶんこtrだな。女性では珍しいことではないらしい。しかし自分にとってはちょっとショック。紙パンツのおかげでそれ以上の被害はないが。 ふと「寝たきりになったらどうしよう?」と考えてしまった。アスピレーターでバケツの水を回して吸引するか?世話はできるだけかけたくないし、仮に自分が介護の側にまわったらどうする? 介護のことというと自分がされる時のことを考えていること自体甘えではないか。なるようにしかならないが、先のことはわからない。なった時に考えるしかないな。
2021年06月04日
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自分の体調が落ち着いてくるとだんだん環境への不満が持ち上がってくる。 同室者のイビキ、騒音(多分ドライヤーか何か、回転系の音)、5時前から始まるおばちゃん達の廊下会議。 私はごく静かに眠っているつもりだがひょっとしたら寝言を言ってるかもしれないし、人の事は非難しないほうが無難だ。看護師さん達はおそらく「あの人に言ってよ」の矢面に立たされているに違いない。 空調のファンの音か、静かな時にダクトとの共鳴音が変化して聴こえることがある。シーミソの繰り返しのように。こうなると結構騒音を楽しむことになる。 腹を立てるよりはこの方が平和だな。飽きて寝てしまうし。9時就寝は確かに早い。
2021年06月03日
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尿がきれいになったのでスケジュール通りカテーテルを外してもらい、晴れてヒモに繋がれた状態に別れを告げることができた。尿道に入っていたのはどんぐりほどの大きさのノズルというんだろうか、アンカーというべきか。よくあんな大きなものが入るんだなと変な感心。 ワイヤレスというよりはチューブレスというべきかもしれないが、私にとっては縛られているのに変わりはない。 5日ぶりのシャワーは実に気持ちがいい。 自由に歩き回れるのがありがたい。ステップのタイミングが合わなくてヨロケもしたがまずは普通の生活の再スタートが切れた。 とはいえ丸1日は尿の計量を申しわたされている。 後の課題は失禁だな。特に就寝中。
2021年06月02日
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前立腺の摘出ということは排泄器の女性化ということらしい。尿失禁の可能性大とは知らされていたが、要は膀胱の括約筋と前立腺のダブルのバルブがあるために男性は尿漏れが少ないのだが、前立腺がなくなると膀胱の括約筋だけで止めなければならない。 まさに「女性化」するのだ。女房にこの話をすると「まあ生理みたいなもんやと思っといたら?」まあ女性はその上に出産という大仕事があるわけだが。それに生理現象であることは確かだ。 どのくらい漏れるのかは見当がつかないなあと看護師と話していたら、同室の男性が話にわって入り、「ワシはダダ漏れで困っとるんや」聞けば頻尿の大家?らしい。できるだけ大きいのを用意しておけという。1回が150mlの排泄で何回分と書いてあるから、などと指導?してくれた。 後で主治医にそのことを話すと、「あの人とは病気が違うので」という返事だが、寝ている間は全く見当がつかないので紙パンツだけは購入した。 寝ている間は尿量も減るので時間の割には溜まっていないのはわかるが、数値的にはつかんでいない。家に帰ったら防水シートのお世話になるかも、といささか戦々恐々である。 明日、カテーテル抜去とのことで慌てた次第。
2021年06月01日
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