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横山塾で「楽しく聞ける社会保険の話」というテーマで講演することになった。横山先生の教え子の方も北海高校となんの関係もない方も、老若男女とわず、参加してくださいね。横山塾は社会貢献を目的とする集まりで、毎回、様々な人々がくる。特に第三部の立食パーティー(名刺交換会)で話せる方々の顔ぶれは凄い。地元の政財界の有名人が多い。横山先生の人脈は元教師という枠組みを遥かに超えている。社会貢献について学びたい方、営業したい方、ただ美味いものが食いたい方、久しぶりに横山先生の御尊顔を拝したいという方々も、どしどし参加していただきたい。参加希望の方は松尾までご連絡くださいね日時 平成26年11月25日(火)18:00~21:00場所 札幌プリンスホテル 国際館パミール 札幌市中央区南2条西11丁目 ☎011-241-1111内容 【第1部】 社会保険労務士 松尾大生『楽しく聞ける社会保険』【第2部】 横山英記塾長による講話 (予定) 【第3部】 参加者懇親会横山塾事務局 札幌市豊平区中の島1条10丁目10-3 ☎/FAX 011-557-4607 HP http://www.genkisya.or.jp会費 6,000円(ディナービュッフェ付) ※ 当日会場にてお支払いただきます。
2014.10.30
俺は馬鹿だからこの三年間でキャッシュカードを三回落とした。三回とも警察や銀行から連絡がきて、戻ってきた。拾ってくれた人が届けてくれたからだ。俺は日本人が世界のリーダーシップをとるしかない、と心から思う。落とし物が戻ってくる確率の一番たかい国がリーダーシップとるべきだ。世界の最貧国に近い国でも核を持つ時代。暴力による統治が不可能になったことを意味する。鉄砲があればおれみたいに非力な男でもヒクソングレーシーを狙撃できる。習えば、だが。科学というものは、絶対に進歩するから、自宅の部屋で核兵器を造っちゃうやつも出るかもしれない。貧乏学生が自宅の部屋で核兵器をつくったら、大国と互角の交渉をしかねない。暴力による統治は核の登場で不可能になりつつあるし、経済により支配も、百円ショップに代表されるモノアマリ現状により、不可能になりつつある。サラリーマンという名の奴隷にならずとも、100均でたいがい、買えちゃうんだ。車がほしいぞ、と思えば、中古車をくれる人はたくさんいる。俺のロゴもらいもんだ。だから、この七十年間、アメリカさんの金融マフィアがやってきたような力づくの世界統治はさすがに通らなくなってきている。じゃあ、アメリカに変わって世界のリーダーシップをとるとしたら、それはモラリズムによる統治となるだろう。日本がリーダーシップをとるしかない、ということはそういうこと。
2014.10.30
最近、アジトの近くの、 「円山Luna」 という居酒屋に出入りしている。 アジトからチャリで一分くらいでいけるオシャレな居酒屋で、ママの酒井めぐみさんも料理上手な美人かつ話題の豊富な人だし、客層もマンションのオーナーさん、ミュージシャン、木彫り師さんと、多様で面白いから、行っている。 マツオは物心ついてから、 「変なん奴」 「変な人」 の扱いなんだ。 円山ルナでも、既にそういう扱いみたいだ。 しかし……。 今日、ママの酒井さんに、 「ルナとはどういう意味ですか」 と尋ねたところ、 「月です」 とご回答いただけた。 『そうか、……。月だったんだ。月の下ならば、俺みたいな変なやつでも居場所はあるかもしれないのは、道理だ。確かに隣にいるオッサン連中もかなり変な人が多い……』 と考えていられた。 円山ルナから帰還すると、顧問先のテレビのコマーシャルで全国的に有名な会社の社長から、メールが来ていたから、メールでしばらく会話していた。 『なぜ市井のゴミクズみたいなエロいだけの俺みたいな男と、この人は昔からの仲間とはいえ関わってくるんだろう』 と、こんな俺でも疑問に思っていた。そうしてアジトの居間でアンチエイジングの敵であるタバコ(わかば)をふかしながら思念を巡らせているうちに結論が出た。 『変な人だからだよ、マツオくん。お前が変な奴で珍しいから、こうやって関わってきてくれるんだよ』 と。 そういえば最近、よくメールの交換やスカイプで話している例のアダルトチルドレンの自助グループをやっている萩原さん(仮名・四十代・噂によると美人)も、なぜか俺に関わってくれた人のひとりだ。 「あなたの友達のいないところ、病んだところが大好きです」 と、俺は昔の恋人に言ったらしい。そのブログを読み、萩原さんはその愛し方に有り難くも感銘を受けてくれた。 今日は、そのことも、 「有り難いな……」 と、尻を掻きながら、呟いていた。 すると偶然だろうか。 思い立ってたまたまやってみたフェイスブックのアプリの占いで、 「女性があなたを好きになる理由」 というのがあって、 「俺のどういう部分がモテるのかな? ひひひ、ひ」 と、スケベ心まる出で興味津々やってみた。 回答は、 「自分のコンプレックスを愛してくれるところ」 と、出たから軽く驚いていた。 『そうか、女性はコンプレックスを愛されるとマジになるのか。そうして、相手の長所より短所を愛でる俺の特質は、モテる要素だったのか。そうか、そうだったのか、萩原さん、気づかせてくれてありがとう』 と感謝していた。 そこを論理化できたならば、俺は変な奴なら変な奴なりに、モテるようになるだろう、と確信できた。 論理化できたら、再現可能性が高まるのは科学の常識である。 とはいえ、過去の恋人の野生児キリンちゃん(仮名・まだ三十代・友達がいない美人)を好きになったときは、本当にそこを好きになった。 俺は自分が変なやつだからか、同類あい哀れむなのか、とにかく、「変な奴」が好きである。 老若男女問わず変な所しか心から愛せない部分がある。 スカイプでよく話している東京のヒッピーの伊○さんは、物凄く変な人だし、伊○さんの友達のリ○さんは最近はなしていないが、敏腕の事業家で従業員を何人も使っているのに、打ちとけたらこんなことを述べていた。 「わたし、本当は乙女座の方からきた宇宙人なんです。使命を帯びて地球で色々と活動し、調査しています」 と。 ヒッピーの伊○さんは○藤さんで宇宙人のリトさんを一生懸命に口説いていたし、リトさんはリトさんで、 「伊○さんのようなSMマニアの方の生態も調査対象になるので調教を受けてみます」 と述べていた。 そうかと思ったらサウジアラビアの、 「日本に旅行してダンゴを食べるのが夢」 と述べる富豪の娘さんも絡んでくるし、よくスカイプしているネットミュージシャンの宮○さんの悩みは誤解を招くから詳しくは書かないが、もの凄い……。一言で言えば股関のモノが奇形なのか生まれつきデカすぎて常時、脳貧血の恐怖の中を生きている男。つまり可愛い子に反応すると脳貧血になりやすいん……。 要するに俺は変な奴じゃないと愛せない……。 萩原さんも、かなり、変なやつ。 コミュ症らしいが、そこは同じアルコール家族の中でそだった俺だから、普通よりはよくわかる。 萩原さんも友達が居なくて心を病んでいる。 俺に言わせてもらえば、 「友達がいなく心を病んでいるからこそ、嘘がなく正直」 と感じられるんだが、本人は相当にシ、ン、ド、イらしいんだ。ま、当たり前だが……。 「感情鈍麻が著しいんです」 と萩原さんは述べるも、それも俺の経験から言えば、 「感情鈍麻してまで守りたいクリアな部分があるからですよ」 と、俺は内心呟いていた。クリアじゃないと魚が餌にかかるみたいに、アルコールやアルコールにまつわる下品なコトガラに適応しちゃうんから。 俺の場合はたぶん、そのクリアな部分を守るために学習障害で養護学校に小学校二年と中学校二年の時に推薦を受けたんだと、今になり、わかる。 「無意識での自己防衛の計算だったんだ」 と、わかるようになってきた。 さて、今日かこうと思ったのは、さっき、くだんの有名企業の社長にメールで話した内容でもあり、この萩原さんに宛てた「愛の信徒」の確信をつく内容でもあるのだよ。 萩原さん、世界とはどういうものだろう? 俺は三年前の9月に、妻と別居して祖母の残してくれた通称「便所小屋」と呼ばれる大便器の壊れた小屋のソファーの上で銀行の通帳カード印鑑を無くして、餓死しかけていた。 あのときに、俺は明らかに古人が述べるような神秘体験をした。 あれから三年、この三年間はあの時に「わかった」ことを言葉にするために、ネットサーフィンや読書を死ぬほどやったんだ。 まず、あの体験の翌朝、皮膚ガンみたいに酷かった全身のアトピー性皮膚炎がすっかり消えていた。 電話で話していた友人の谷本(仮名・大学のクラスメート・当時四十代男性・変人)からは、 「お前、話し方がぜんぜんちがうぞ」 と言われたから、自分の呼吸に意識をむけてみると完全に複式呼吸になっていた。 その翌年の春から自分はアンチエイジング治療を始めて、周囲が驚くほど若返った。 初めて書くが、三年前のあの時の体験に、仏典にいうところの、 「更に寿命を賜る」 というコンセプト・価値も含まれていたんだ、と確信している。だから最適なアンチエイジングの方法が「引き寄せ」られて具現化した。 あれから、様々にその体験ありきで、俺は弱い頭の変人なりにインターネットや本で、この三年間、みっちり勉強した。 偏見を持たず幸福の科学や、銀座マルカンの斎藤一人さんのテープやインドの聖典のブァカバットギータまで、読んだ。 そうして分かったことを、これから書く。 それは勉強したからわかったんじゃなく、餓死しかけて、体重もたぶん50キロ代前半まで落ちたときに分かったことなんだ。ちなみに身長は180だから、あのときは風呂屋の鏡をみて、 「まるで細木を組み合わせたみたいに痩せている。異常だ」 と驚いた頃に得た価値だった。 たぶん、あんな変な体験は、もう、そんなに起こらないと思う。 つまり……。 これは世の中の流行りの引き寄せの法則と同じ理論になるかもしれないが、 「心が変われば全部かわる」 とか、 「わかる、と、かわるは等しい」 とか、いざって時に人間はどう変わるか、どう活路を見つけるべきなのかってことなんだ。 その前提として、最近の物理学の流行りの平行宇宙や多元宇宙の考え方がある。 考え方と書いたが最近の研究ではパラレルワールドというのは数学的に立証された規定事実だというんだ。 そこなんだよ、萩原さん……。 過去も未来も無限に枝分かれして、あらゆる可能性の空間が実在している。 よく成功法則の本とかよむと、 「考え方で未来はきまる。願望は実現する」 とか、いうじゃん。 たぶん萩原さんも読んだことあるだろうけど、マーフィーだのナポレオンヒルだのアメリカの戦後ブームの例の積極的発想法。 しかし積極的発想法では、なぜ思いが具現化するか、理論的に筋の通る説明をしている人は誰もいなかったじゃん。 そこを俺は一応、筋を通して説明できるようになったんだ。 つまり、 ●未来は思いによって作られるんじゃなく、あらゆる可能性は未来に向かって無限大に別々の空間でそれぞれに展開されているが、今の意識をどこの未来に飛ばすかは、今の意識や選択で決まる と、言えば筋道はたつでしょう? 前回、前々回の話の流れからいうと、 脳=パソコン本体 現象世界=モニターに映し出される映像 魂=パソコンを操作している人間 ……もちろん、このパソコンはあらゆる可能性を秘めながら無限大にモニターを持っていて、無限大の可能性をモニターに映し出してきたし、これからも、モニターは無限大に増幅して、あらゆる可能性を映し出していく。 般若心経じゃないが、物質なんて、本当は無い、ただのモニターのホログラムだからそんなことができるんだよ、たぶん。 そうじゃないとさすがのグレートスピリットも、やがてエネルギーが途絶えるでしょうが? 萩原さん、あなたは、 「自分が蘇るようなことは絶対にない」 と、潜在的に固く信じているかもしれない。 しかし、あらゆる可能性が瞬間瞬間に実現して平行して存在しているのが最近の科学では立証されて、宇宙と宇宙の重量の測定まで進んでいる。 絶対に脱獄できない牢屋があるとする。 萩原さん、あなたはそこに捕らわれている囚人だとする。 絶対に脱獄できない牢屋だが、例えば一年後の可能性の世界では萩原さんは守備よく、脱獄して、結婚して幸せにくらしている世界も必ずあるみたいなんだよね。 そこに今の意識の周波数をあわせれば、脱獄できるんだ……。 もちろん、俺も最近、輪郭がつかめてきただけ。 なにせマジで頭の悪い変人だから、まだまだだけど、そこいをもっと合理的に説明できるように頑張るつもりなんだ。 ……何をいいたいかというと、ここからが確信なんだが、驚いたことに、あらゆる過去も現在も未来も、脳が創ってきたんだべさ、ということなんだ。 きめ細かに言えば、操作している萩原さん自身がいて、パソコンと、パコンに接続された無限大の数のモニターと、それだけの世界……。 「マツオ、ただの変人を通り過ぎて、お前それじゃあキチガイだべや」 と言われそうだが、三年前の体験をふまえて色々と勉強した結果、まあ、そういうことになっちゃったんだ。 じゃあ、萩原さんも含め、ま、俺も含めて、どうやったら、より良い未来に意識を飛ばせるか、なんだけど、結論から先にいうと、 ●願望がかなって大成功している未来にいくように、脳に命令する そりゃそうなんだけど、具体的には、 となると銀座マルカンの斎藤ひとりさんが述べるように、 ●自分がうまくいかないのは、おかしい と思うことみたいなんだ。 「願望をかなえたいとおもったら、願望が実現した未来の視点から、ありがとうと感謝すること」 この手のコンセプトは昔から繰り返し聞いてきたのさ。 しかし、意味するところがわからなかったんだよ、萩原さん……。 脳は、ひとりごとすら情報として拾うらしい。そうして誤解することがあるという、とフェイスブックとSkype仲間のモリ○ンさんは、本で読んだ情報としてコメントくれたんだ、前回か前々回……。 萩原さん、つまり未来に視点をおいて感謝することが、一番、脳は誤解してくれるみたいなんだ。 だから最近おれは、 「いやあ、百億円入ったよ。みてくれこの残高。ハーレムにも飽きた。これも、過去のあのつらい体験がいきた。なにもかにもにも、なんせかんせ感謝だ」 などと平気で呟いて いる。(つづく)
2014.10.27
アダルトチルドレンの自助グループをやっている萩原さん(仮名、女性)とのSkypeやメールでの対話は続いている。 メールがきて、 「松尾さんの二年くらい前までのブログは読んでいましたが、それ以前の大昔のブログは読んでいなかったから、まとめて読んでいるところです」 と、言われた。 喜ばしいことだ。 俺は自分が受け止められると、善悪とわず、相手を大好きになる。 それは誰でもある心理だと思う。 俺の場合も、そうなんだ。 萩原さんはこうも述べていた。 「昔、松尾さんが大好きだった彼女に言った言葉に興味を持ちました。 『あなたの友達の一人もいないところ、病んだところが大好きです』 というマッツさんが過去に女性に言った言葉を読んで、そんな愛され方もあるのか、と、驚きました。希望がもてました」 それを聞いて、おれは萩原さんという女性がいったいどれだけ自己評価が低いのか、裏返しに再認識できた。 俺が過去に、 「あなたの友達がいないところ、病んだところが大好きだ」 といった女の子は、別のところで書いた野生児麒麟ちゃんだ。 キリンちゃんからは、いまでも時々、電話がくる。 キリンちゃんももう、三十代後半になった。 キリンちゃんのお父さんは、酒乱でアル中だった。 萩原さんのお父さんも確かそんなふうだったと聞いている。 そうして、ウチの父も若い時は酷い酒乱だったんだ。 キリンちゃんの場合、三十歳代の後半でロシア人の血が入った長身の美人だから、男から、もてる。 よく電話がきて、彼女は自分の玩具を自慢する女の子みたいに、 「○○さんは法学部 の教授で○○さんは、サッカー選手、アメリカ人のミスター○○はただ英語をみにつけるために付き合っているし、政治家の○○さんは、色々な情報を得るために交際しているし、ポチ(彼女は俺をポチと呼ぶ)あのね、私、近頃わかったのよ。お金よりいまは情報の世の中だって。カネなら持ってるから、もういらないのよ。いまは情報なの」 などと、言うんだ。 「…………」 俺は黙り込むしかなくなる。 キリンちゃんの父親の生い立ちや酒乱の逸話は、あまりにもスケールがデカいというか、言うなれば悲惨すぎるから、ここでは書くまい……。 何をいいたいかというと、とんでもない酒乱の家で育った子はどんな人間になるか、いや、 「どんなふうになってどう乗り越えていけばいいのか」 という流れを考えていた。 ここで思考実験。 人間の心を前回は、パソコンと操作する人間の関係に例えてみた。 今度は森に例えてみる。 ここに、森がある。 森は生態系の多様性の原理に支配されており、様々な生命がくらしていた。 森をまったくの更地にしたい人がいて、十回も二十回もガソリンを撒いて、森の全部の生命を完膚なきまでに白い灰に返した。タネすらも一粒もない、もとの森。 そうなんだ。 アルコール家族の中でくらした子供は、十回も二十回も、いや、二万回も二億回も、繰り返し毎日、心にガソリンを撒かれて焼かれてきた。 それはキリンちゃんも萩原さんも同じだったし、俺も構造は、そこにある。 既に人間らしい感情など、ない。 萩原さんは、こう述べていた。 「蘇生の余地がないんです。蘇生のためにはリソースが必要ですが、リソースそのものが僅かばかりも、私にはないんです」 と。 それを聞いて俺は友人の谷本(仮名)がよく言っている言葉を思い出した。 谷本の家はオヤジが酒乱ではなかったが、エリート公務員であった。 二十世紀のエリートは、実際は検索エンジンのような規格品が求められたから、悪く言えばほんとに自己評価が低い。 エリートの多くは、徹底的に自分を殺して規格品にすることで、自分が誰かすら過去のデータから推測するしかないし、相手が自分の子供であれ、ロボット化しようとするし、相対的な関係でしか自己確認できないのか、家庭では徹底的に自分の子供を潰す人が多い。 谷本も毎日オヤジに、 「お前は馬鹿だ。お前はアホだ」 と、オヤジさんの自己確認の餌に使われてきた、と、彼はいう。 「俺の心は炒られ続けた豆みたいなもんなんだ。繰り返し繰り返し、両親に炒られてきた。だから、生きた豆なんか一粒も残っていないんだよ」 と。 アダルトチルドレンという森にもアル中という森にも、気がついたら、植物は焼き尽くされたし、生きた豆すらなくっている。 いや、違うんだ。 ほんとは生きた何かが残っているから苦しいのかもしれない。 ほんとに焼き尽くされたら、苦しむことすらなくなるはずだ。 さて、貴方は森だ。 どうやって蘇生する? 俺という人間は、二十歳くらいの頃から、 「俺は廃墟だ」 と建物になぞらえて感じたり、 「俺は石だ。石のように水気がまったくない」 と、感じてきた。 しかし……。 これは自分の信念なんだが、どんな人間にも、いや無機質の物体にすら、心はあると信じている。 人間の意識構造とはどういうものかというと、天台大師の理論に基づくが、つまり、地球と似ていると思う。 中心に核というか溶岩があり、その上に様々な層が重なり、地表に我々は住んでいる。 それと同じで、貴方という森は確かに焼かれた。 もう生きた豆すら、ない……としてもだ……。 「たしかに森は焼かれた。しかし、森がオノレだと信じてきた信念を崩すために、生まれる前の貴方が予定してきた潜在的な想定内の出来事だったのではないか? 事実、この森を焼き尽くしたヒトの顔をよく思い出せ。貴方自身の顔だったではないか?」 自分が森だと信じて森の蘇生を望んでいるから、 「リソースすらまったくない」 と嘆き絶望するのではないか、と思う。 それは前回述べたように、持ち主の存在を忘れたパソコンが自分自身を主人だと思い込んでいるように、 脳=自分 という誤解が出発点にあるのだと思う。 もちろん、こう書いているのは、俺自身、こういうことをもっと深めてしりたいからで、分からないからこそ、書いているんだ。 俺は未熟な人間だからこぞ 「分からないことは分からないままにしておく」 などと大人の判断はできないんだよ。 萩原さん、実際の貴方はパソコンではなく持ち主そのものであったし、森に例えると森のつもりで苦しんできたが、本当のところ、森を織りなす大地であり、海とも繋がっているし、地下のマグマとも繋がっている。 萩原さん、貴方の中のマグマは地球のマグマと違い、自分の意思があるから、呼べば、求めずして、噴火してきて、山になるだろう。 森を復活させたいという思いこみを捨てて、山になり、温泉地帯になるもよし、ルルドの泉すら出していこう。 萩原さん、奇跡の水を出し始めたとき、近隣の動植物は、寄ってくるし、草木も戻る。 そう、焼き尽くされる前の森より遥かに多様な美しい森ができる。 あちら側の「本当の自分自身」がやってくるときの感じって、あちら側から岩盤を叩き割ってやってくる感じなんだ。 これはソクラテスのいう産婆術かもしれない。 脳にできることは、主人の魂が出やすい環境づくりをすることにつきると思う。 パソコンにできることも、たまには自分でモニターの電源をきってパソコン本体で考えてまることだ。 森にできることは、マントルに呼びかけることだろう。 色々な例えをだしたが、三つの例えに共通するのは、本末転倒な考えを捨てて欲しい、ということだ。 萩原さんの脳は萩原さんの一部だが萩原さんそのものじゃない。 パソコンのモニターに映ってきたデータが萩原さんではなく、持ち主の方が本当の萩原さんだ。 森が萩原さんではなく、地球が萩原さんなのだ。 こうした、逆さまな認識ゆえに、みんな苦しんできた。 まず、この逆さまな認識を改めることだろう。 俺もまだまだ未熟者だ。 ハンパもんだ。 しかし、これからも頑張ります。
2014.10.23
社労士を二十五年やってきて、基本的に、1+1=2ということがわかってない経営者が悲惨な目にあうのをずいぶん見てきた。財務の話じゃないんだ。コミュニケーションの話なんだ。お客さんとも業者さんとの関係でも、お互いに一人前の人間だから、1+1=2なんだ。それがコミュニケーションの基本の基本。ところが未熟な経営者は、自分は三人前にも四人前にも考えちゃう。とくにお金が絡むと八割はそうなる。1+1であるハズの取引を、内心、1+3とか、1+4と、想像を絶するほど、世界の果てまで自分中心に考えられる超能力をもっているんだ。「自分は取引相手より得をして当たり前」と考えるから、「うちの社員は○○な部分がダメなんだよね」と何を勘違いしているのか、労働者をマジに自分の持ち物みたいに考えている経営者は、絶対に同じ考えてでは事業が二十年以上つづかないよ。また、業者にたいしても、自然に、「うちで使っている○○」と、使っているという言葉も、俺は嫌で嫌でたまらなかった。「ウチで頼んでいる清掃業者」とか、「うちで頼んでいる税理士」とか言えばいいべさ?まあ、言葉は本人の自由だから、なんと言ってもいいんだが、「この人は1+1が2の人ではないだろうね」と、俺は感じてしまうんだ。1+1は2じゃなくて、3とか4の人は、1+1が2じゃないと、「お前がちゃんとやらないから」「金はらっているのに」とはじまるんだ。他の考えがあるのもわかるけど、この、●自己中という特質が、失敗を繰り返す人々に、ほぼ例外なく共通する性質だった。おれもまた25年社労士をやって、自分がいかに自己中か理解できた。自己中な経営者たちを観察することでしか、たぶんわからなかったから、こういう半生をおくってきたんだろう。自分のウンコは臭くないし香しいものだが、他人のウンコは汚いのである。「僕のウンチはこんなに可愛いんだよ。ほらね? 社労士さん、可愛いでしょう?」と汚いウンチをさんざん差し出されて、「そうか、そうだったのか、俺のウンチも汚かったんだ……」と、3ヶ月まえにようやく分かった。
2014.10.13
「このブログ、まあ読みたい人は勝手に読めばいい。 どうせ俺みたいな自己中の頭も弱い腐れオヤジのタワゴトなど、誰も読まないであろう。 読む人がいたら、たぶん、俺と同じ変わり者だろう。 変わり者どうし、ま、同類あい哀れむで、気軽に読んでくださいね」 ……そんなスタンスで書いてきた。 「だいたい、あまり読む人はいない、いや、ほとんど読む人はいないだろう」 と、信じて書いてきた。 しかし、こないだも登場したアダルトチルドレンの自助グループを主催されている萩原さん(仮名・女性)に俺は言われた。 「更新するたびに読んでいます。どうして毎日更新しないんですか。凄く面白いのに」 と。 俺は変人だから、メッタに誉められたりする人じゃない。 だからこそ、たまに誉めてくれる人が現れると、素っ裸で電信柱に登ってもいいような気分になるんであ~る。 だから今日も萩原さんという女性に話しかけるつもりで書いていこう。 話はかわるが、今夜はずっと、いや、日付が変わり深夜になるまで、YouTubeで斎藤一人さんのテープを繰り返し聴いていた。 もちろん、こんなブログより、斎藤一人さんのテープを聴いた方がいい。 それはそれとして、今日の斎藤一人さんのテープの内容は、 「おかしい」 というテーマだった。 こないだ萩原さんが登場したブログにもかいたが、人間は、こういうものではないか、つまり、ネットに例えると 魂=操作する人間 脳=パソコン 現実=モニターに映るデータや映像 この流れの中で今日、斎藤一人さんのテープを聴いていて非常に合点がいく部分があったから、書き留めておく。 斎藤一人さんいわく、 「脳は持ち主を守ろうとするのではなく、自分を守ろうとすることがわかってきた」 という点だ。 その内容については、どうせならば斎藤一人さんからテープで直接きいた方がいい。 このブログの最後にそのYouTubeをつけておくから、是非ともきいてください。 自分は、脳とはネットに例えるとパソコンみたいなものではないか、と書いた。 本当にそう思えてならないのだ。 つまり、実際のパソコンよりもたぶん、数億倍かける数億倍かける数億倍も高度なものだと思うが、機械は機械なんだ、と、思う。 我々にいま、起こっている現象は、 ●持ち主の存在を忘れたパソコンが、モニターに映るデータを現実と思い込み、その現実に過剰に適応しようとした結果陥った苦悩、 と解釈しているんだ。 家庭や学校を例にとると、やっぱり過剰適応の末にロボット化した親や教師が、古いデータを再現するように、子供を自分と同じロボットにしていこうとする抗いがたいシステムの同調性圧力がある。 くだんの萩原さんという女性が最初に自分にアクセスしてきたのは、実はスカイプの有料相談であった。 彼女は、自分が職場で行っている振る舞いの背非を、 「松尾さんなりの考えでどう思うか、意見をききたい」 と述べてきた。 自分の考えは、職場には職場の掟があるわけだから、サラリーマンである以上、最低限の掟には従わないとならない、という面白くないものだった。 萩原さんは物凄く真面目なひとだから、もちろん、職場で社会常識(!)からみて間違えたことなどしていなかった。 だから自分は、当たり前の回答しかできなかった。 時間的制約もあったのだ。 俺もグズで間抜けな変人の割に、幼少より実に真面目な子だった。 毎日、クラスの仲間からバカ松尾と呼ばれているのに、毎日真面目に学校にかよっていた。 法律がどうであれ、いま考えると、小さい子をあれだけバカにしてプライドをズタズタにする学校という場所に、義理立てして毎日みずから通うなんの必然性もなかったと思う。 萩原さんに負けないくらい真面目なヒトだったから、真面目な人間がどうなるか、パターンとしてはよく分かるのだ。 実際のパソコンと違って、遥かに高度であるはずにも関わらず、この人間の脳というパソコンは、あるキーワードに反応するみたいなんだよね。 それが斎藤一人さんのいう、 「おかしい」 というキーワードなんだ。 例えばおれからみると萩原さんみたいに、頭がよくて真面目で、優しい女性が、荒廃した家庭環境ゆえに、成人してずいぶんと経過しているのに、未だにアダルトチルドレンの自助グループの言葉で言えば、インナーセルフとかインナーチャイルドが出てこないのは、おかしい、と思う……。 斎藤一人さんの例えで言えば、 「俺にはお姉さんがいるが、お姉さんは賢いし、この俺より早くうまれて余計に生きてるんだから、おれなんかより金がないのはオカシイと考えればいいんだよ」 と、述べていた。 つまり、一種の自己暗示なんだろうが、斎藤一人さん流の、この、 ●オカシイ という四文字は絶妙なんだ。 例えば、大相撲の横綱と小学生が相撲をとったら、横綱が負けるわけがない。 それが、脳というのは非常にずるがしこく楽をすることを考えがちだから、脳を横綱だとすると、 「小学生に相撲で勝てるわけがない。負けておけば間違いない」 などと、勝手に解釈して、本当は横綱であるにも関わらず、負けつづけてきたんだ。 「お前は横綱じゃないか。誰かに小学生には勝てないと刷り込まれたのかもしれないが、お前が小学生に相撲でまけるのは、おかしい」 と、脳に伝えれば、 「え? おかしいの? ヤバい、バレた。もう負けるのはやめよう」 と脳は判断するみたいなんだよね。 人間とは何か、というと古今東西の哲学の共通認識が示すようにスピリットだから、 脳=自分 という考え方がそもそもおかしいわけ。 おかしい! ただのパソコンの癖に持ち主の意向に反して厚かましくも自分で変なデータをモニターに映していること自体が、あつかましいし、お、か、し、い……。 「自分なんてだめな人間だ」 と思い込む権利がそもそも脳にはないし、脳は人間ですらない。 脳は脳ではないか? 証拠に、脳科学というジャンルがあるようにある程度、即物的に分解できるじゃないか。 脳はホルマリンづけにもなっているじゃないか? 魂は分解も観察もできないものだ。 魂はホルマリンづけにもならない。 例えば、 「私には、○○な面もあれば、○○な面もある」 と考えているとしたら、それは、私でもなんでもなく脳だ。 「自分の欠点は○○、自分の長所は○○」 と、俺もよく自己分析するが、くどいようだが、それは、自分じゃなく脳の解釈だ。 インナーセルフに欠点などあるはずがない。 分類も整理も忘却もない……。 脳はなるべく、 ●楽をしたい から、変に自己規定して、オートマチックで自動的に動こうとするみたいだ。 変な自己規定とは、持ち主の許可もなく自分に、 ●劣等感 と ●優越感 という2つの電極を与えて自ら恐怖という電流で、小さな箱車のなかで自己完結しようとする。 現実のパソコンより脳は遥かにずる賢い……。 「おかしいべや。お前は、勝手に悲惨な現実や苦悩ばかりをモニターに映し出してきたが、お前には持ち主がいるんだから、そったらこと勝手に映し出して、あつかましいことに『仕方ないんです』だなんて、訳知り顔になってる権利もなにもない! お前がつくってきた現実だべや」 と、言いたい。 俺のパソコンは自分が持ち主だと思い込み、勝手にデータ映し出して遊んでいる。 「私はもうだめです。私なんて頭が悪いから」 とかなんとか色々とずる賢い能書きをたれているから、俺は、ログオフしている間に、モニターに映った映像に適応するというパソコンの癖を利用して、様々な映像を映してやった。 現に人間の夜にみる夢とはそんなメッセージであると思う。 パソコンは眠っていてもずる賢いから、俺はモニターにエロ動画やお化け屋敷を映し出しては、はやく気づくように、エロ動画の姉ちゃんやお化け屋敷の幽霊に、たれまくまでもたせて、 「分かれわかれ」 と、間接的にメッセージを伝えてきたが、このパソコンはとにかく、ずる賢いから、観た夢を起動した途端に消去するようなことまでやってきた。 実際に俺いまでも、朝、夢をみたあと、よく忘れるんだ。 それは、本当は、 頭が悪いから忘れるんじゃなく、脳が、 「松尾は自分でクルクルパーだと思い込んでいるから、その思い込みを利用して、忘れたことにさせてやろう」 と計略が成功した証にすぎないんだ。 脳は最高級の詐欺師のように、権謀術数が得意だし、松下幸之助より取引が上手だから、みんな自分の脳の罠にはまってしまった……。 「それは、おかしいべや。いい加減ししろ」 と命じてやると、脳は今度は、カラダに不調が出るようにして、俺の場合はアトピーだったが、 「ほらな? かゆいべ? かゆいと感じるお前はほら、やっぱりストレスの強いだめなやつ」 とまた、騙そうとしたり、横綱の例で言えば、モニターに一時、身長が五メートルもある巨大小学生を登場させて、 「ほらな? 小学生にだって勝てないべ?」 と、納得させて洗脳しようとすらしてくる。 それもこれも自分が楽をしたい、ぬくぬくしたいだけという小汚い衝動ゆえに、脳はここ数千年、我々を支配しようとしてきた。 どこの世界にパソコンに支配される人間がいるか? 飼い犬の子犬をかってきたら、いつの間にか主人になって、あなたの配偶者に、犬が、机の上に足を投げ出し、 「茶もってこい。金いれろ」 といっているようなもので、絶対に、お、か、し、い。 つづく
2014.10.10
人生、思い通りにいかない……。思い通りになったなら、オイラいま頃、世界征服してハーレムで暮らしていたはずだ。人生、思い通りになったなら、たぶん、いま、生きてなかっただろう。まてよ……。実は全部思い通りになってきたんだよ。思い通りになった挙げ句、五十歳を過ぎてアパート暮らしの腐れオヤジになってしまった。。半世紀いきて一つだけ気がついたこと。深い部分の自分、インナーセルフは、この軽薄きわまりない表面上の自分が常に最高に学べる「場」を選択してきてくれた。感謝感激雨アラレちゃんである。しかし、……。そろそろ貧しさにも疲れた。大した貧しさじゃない。世の中には富を求めているのに、俺より貧しい方々はたくさんいる。低空飛行なりに安定した貧乏を捨てるときがきた。失うものの大きさを考えている。全部、計算しつくして起動するときがきたような気がする。全ては、思い通りになってきた。思い通りに、アルコール依存症になれた。思い通りに、病院の薬物の中毒にもなれた。思い通りに、離婚できた。思い通りに餓死しかけた。思い通りに、失恋ばかりの半世紀だった。思い通りに、求めたものは、全部、えられなかった。しかし、本当の自分自身の深い願いは全部、実現した。
2014.10.09
身の回りのありありとしたリアリティーの方が、隠された真実よりも大切だ。しかし、身の回りのリアリティーをないがしろにして、隠された真実を追求し、それが信念になってしまっている人々があまりにも多い。隠された真実を追求するならば、まずは、稼ぐ、真面目に働く、ちゃんと恋人をつくり家庭を築く、子供や年寄りを大切にする、信号は守る、……そうったことがちゃんとできてから追求するべきだ。実際は、稼げない、異性にもてない、社会性が弱い、隠された真実を信念にしないとプライドが保てない、などの理由で隠された真実を錦の御旗にしている方々がほとんどだ。そうじゃない。現実はいかなる場合も肯定しなくちゃならんのだ。現実肯定ありきの陰謀論も家畜論も、歓迎する。まるで鎖につながれていた家畜が鎖が外れた途端に運動暴発しているような現象が見受けられる。隠された真実を知っていることで、あなたの人間的な位は、まったく変わらないのだ。ところがほとんどの人々は、俺を含めてだが、●隠された真実をしったことで、偉くなった気になっているのだ。反省しなくちゃならない。
2014.10.08
ゲーバーで、オカマさんに、「私のタイプよ」と、言われるのは、俺のみたところ、九割はセールストークだ。だから、「俺ってオカマにもてるんだよね」と言う男はおおいが、それはほとんど勘違いだと思うよ。俺は若いときから、オカマさん、ゲイさん、ホモさんから明らかに異常にモテる。せがまれて何回もデートしたり、職場や母親にまで電話をかけられ、お袋から、「あんなお化けみたいな声のひととは、お付き合いやめなさい」と、言われたほどだ。最近ではSkypeで世界のホモが、アクセスしてきて、チンコだされたり、チン毛を見せられたり、もう本当に、冗談じゃない。俺は根っからの女ずきなのに、なぜこんなにホモから熱い視線を浴びるのか、わからない。ホモにアプローチされる十分の1でも本物の女性から迫られたら、どんなに素晴らしいだろう、と思う。しかし女性からのアプローチは皆無だ。ゲイバーやホモバーなどもむかしは面白がって行っていた。いまはいっていない。ホモってなに考えているんだろう?いや実際のホモやゲイやオカマは、それぞれに様々みたいだね。だからなおさら怖いわ。予測できないから……。俺は特別、男らしいタイプじゃないし、ジャニーズみたいな美形でもない。ホモが俺のどこがいいのかわかれば、同じ手法をホンモノの女にも使えるはずなんだ。……たぶん、だけど、俺はホモとかオカマさんに一切、性的な興味示さないから、だからこそ、好かれるのかもしれない。もともと性的興味は0%だし、ね。ってことは、女にも、性的興味をまったく見せなければ、モテるかな?そうか、わかったよ。俺は女性に対して異常に性的関心がありすぎるから、ガイジンの女にまで嫌われるんだろうね。これからは、嘘でも、「おれ、セックスしませんから」みたいな顔で接したらいいんだよ。
2014.10.06
リアルでもネットでも、俺は因縁つけてくるのが癖になってるやつとは案外スパッと縁を断つことにしている。三回くらいまでは、我慢することもあるが、四回つづいたら永遠に続くという解釈をしている。根拠は中国の古典だ。他人に因縁つけるのが癖になってるやつって、たぶん本人なりの成功体験があるんだ。その心中を考えると、あまりのいぎたなさにムシズが走る。中学生とか高校生じゃないんだからさ……。他人に因縁つけるのが癖になってるやつって、まず顔でわかる。誰だってしかめっ面のやつに、平等に親切にする義理なんてない。何かと色々と苦しいのは本人の問題だし、コンビニの店員とか、ホテルや銀行のフロントの人たちは関係ないんだ。いつもニコニコして魅力的なひとには、俺だって思わず親切にしたくなるよ。「好きでしかめっ面してるんじゃない。自分だってニコニコ爽やかにしていたい。だけどこんなことされたり、あんなことされたら、黙っちゃいられない。自分は間違ったことをしていない」と、言われそうだ。そんなときは、「おかしいだろ? 統計的に考えて、なぜあんただけが、平均よりずっと、ひどい目にばかりあうんだ? 考えられる原因は2つ。あんたの解釈に原因があるか、そういう加害者をあんたが創りだしているからではないか?」と、言うと、まだ頭のいいひとは、「そうかもしれない」と応えるが、「違う。本当にそうなんだ」と述べる人々は、まだ小さな劣等感と優越感の箱車の中の住人なんだろうね。いまだ、カゴの中の鳥。ここまで書いてきて思うんだ。「マツオくん、実際の生活の中で、お前もずいぶんと、他人に因縁をつけてきたではないか。因縁の専門家であるヤクザ屋さんとすら、お前は過去に因縁のなすりつけあいをやってきたではないか。もうそういうことはやめるんだ」と。友よ、我もいまだ、カゴの中の鳥なれば。
2014.10.03
「インナーチャイルドとか、インナーセルフとか、どうやったら出てくるか、理屈は本で読んで知っているんです。しかし、具体的になにをどうすればいいか、私には分からないんです」と、Skypeの向こう側でアダルトチルドレンの自助グループを主催されている萩原さん(仮名)は、言った。たしかに、そこなんだよね、問題は。例えば古今東西の宗教では、インナーセルフなりハイヤーセルフにいたる道は数多く、説かれているが……。俺なんかは変人だから、本で読んだ知識じゃ納得できないんだ。だから、ヘンテコリンな自分に合った解決策は、常に探して実践してこなかったら、生きてこれなかったんだ。ウチのオヤジは名前を松尾つよし、と呼ぶ小学校のセンセであった人で、たくさん本を書いている。その本の中にも書いてあった体験談だが、ウチのオヤジは、小さいときから、ドモリだったんだ。オヤジはドモリを治すために、様々な工夫をした。言葉が出ないとか、ドモリの原因のストレスを、まばたきに分散したみたいなんだよね。ギョロっと、軽く目の玉を動かすことによってドモリを克服できたみたいなんだ。なぜ目の玉をギョロリとうねらせたら、言葉が出るのか、それは本人にしか分からない仕組みなんだろう。いや、その仕組みはたぶん、本人にも分からないだろう。しかしオヤジは、人前で講演する仕事で84歳になった今も一風かわった教育評論家として、生きている。今日、実は、俺が取締役をやっている経営コンサルタント会社に遊びにいったんだ。そこのセンセに俺は訊かれたんだ。「松尾さん、世間を見渡すと、小さい事業者はみんな、とてもやっていけていないように見えるんだが、実際はどうやって生きているんだろう?」と。俺は話した。「先生、そこに一律の法則なんて無いよ。みんなギリギリのところで、自分の売り方の仕組みをみつけて、なんとか凌いでいるんだから」実際に、われわれ小商いをやっている人間って、金もちにしても、貧乏にしても、ウチのオヤジが目玉をギョロつかせることでドモリを克服したように、人には真似できない何かで今も存続しているんだ。それは社労士を25年やってきて本当に痛感する部分である。インナーセルフとかハイヤーセルフとか、「本当の自分自身」とか、言い方はなんでもいいんだが、そこに至る道筋も実は同じことなんだよね。あまり高いところからモノは言いたくないんだが、俺なりの変な高みは確かに経験した。あなたなりの変な高みもまた、必ずある筈なんだよ。魂は平等だから。人間には、オノレと似たものを作る習性って、あるっしょ?車なんかの例で言えば、ヘッドライトは目だし、エンジンは心臓、燃料タンクなどは内臓で、後輪前輪は、手や足、フレームは胴体で、とね。「オカマほられた」という言葉があるくらいのもので、後ろは尻なんだ。パソコンというものがある。人間は深い部分ですら、自己を再現するんだな、と近頃つくづくと思う。離婚してから三年になるが、この三年間は、本当におれは、ネットサーフィンから、学んだ。それは大学生の五年間に、アドバルーンの見張りをやりながら学んだ情報量より、おおきかった。1日にわずかばかりの仕事をしている時間以外は、喰う寝る時間を除いて、ほとんどネットサーフィンをしていた、と言ってもいいほどだったんだ。パソコンを通して学んだ一番の気づき……。ここからは例え話になるが、俺がいて、目の前にパソコンがあり、ネットの海の色々な情報や動画を、毎日、モニターでみている……。魂と脳と具体的な現実を、パソコンを例に説明できるようになったんだ。魂が俺。パソコンが脳。モニターに映る情報が現実。俺は毎日、パソコンをやっている。ところがパソコンの方は、俺のキーボードやマウスの操作で広大なネットの海をみてきた癖に、俺がいるにもかかわらず、パソコンそのものを、自分だと勘違いするようになった。パソコンは、ネットの海と繋がってはいるが、結局は、キーボードなどの操作で俺が動かしてきたのに、俺の方を忘れて、自分のモニターに映るネットの海を現実だと思い込み、その仮想現実に過度に適応しているうちに、自分は自分だ、操作している俺なんかいない、と勘違いしてしまったんだよ。しかしながら、パソコンはしょせんは機械であり、人間が操作しないと、電源すら入らないし、バージョンアップもアップグレードもアップデートも初期化もできない。われわれが生きているこの現実とは何か?まあ変人の戯言くらいに考えてくれていいんだが、操作している人間と、パソコンと、バーチャルリアリティの三点セットが、実際の現実というものだと思う。どれが欠けても成り立たない本当のリアリティ。実際のオレサマは、アジトの快適な居間で年がら年中、半裸で日本茶のみながら、ぬくぬくしているわけなんだよ。YouTubeやココニコ動画で、物凄く怖い映画や、もの凄く楽しい映画をみたりする。地球が絶滅する映画をみることもあるよね。しかし、当たり前なんだが、バーチャルな世界で何があったとしても、俺は俺で年がら年中、快適な部屋で欠伸しながら尻を掻いたりしているんだよ。パソコンをやる理由はその時によって様々だが、動機の大元は次の三点だ。●楽しみたい●役立つ情報を得たい●感動したいそんなとこだべさ。今はこうして、ブログを書いているが、これも、●自分が楽しむため●役立てるため●感動をシェアするためこの三点に動機は帰結すると思う。そこでアダルトチルドレンの自助グループの指導者の萩原さんの質問に対する回答に話は戻るが、人間に操作されてきたという事実を忘れたパソコンには、バーチャルリアリティという偽物の現実しか見えていないから、火事の動画をみては本当の火事だと思い込むし、お化けの動画に恐怖して、成功法則の動画をみては、感動して、……要するに、疲れ果ててしまっているんだよね。思考実験を一席……。突然だが、私は、Windows7である。生まれてからこの方、たくさんの情報や動画をみてきた。数々のことを学び、また、ワードというツールで数々くの文章を書いてきた。名前は、レノボという。私はそういうパソコンだ。私は私だ。様々な経験をしてきたが、どれもこれも私を形成してくれた宝である。それなのに、この空虚感はなんなんだろう?近頃は、エネルギーすら、足りない気がする。なぜなんだろう?思考実験終了。つまり、あなたのパソコンが壊れかけている。原因はメモリー以上にデータを蓄積したためかもしれないし、単に型が古くなったためかもしれない。あなたは、言うことを聞かない重たいパソコンに通常は、リカバリーをかけたり、クリーニングをしたりデフラグとか、ダウンロードとか、様々に対処するだろう。そこで最初の質問に帰る。「どうやったら、インナーセルフとかインナーチャイルドとかに気づけるのでしょうか」というのは、パソコンの例で言えば、重くなったパソコン自身が、自分で自分を治そうとしているに等しい。レノボくん(シンクパットくんでもなんでもいいんだが)は、バーチャルリアリティの中から、何か問題解決の方策をダウンロードしようとするが、ちがうべさ?情報が蓄積されすぎたから、重くなっているのに、更に情報を蓄積して解決しようとしている時点で間違いだべさ。それが、今、人間が陥っている根源の間違いであることに、気づいた。レノボくんが本当はやるべきことは、余計なことをしないで、持ち主の人間に気がつくことである。点滅でもなんでもいいから、具合が悪いことを持ち主に伝えて託すしかない。そうしないと、持ち主である俺もあなたも、最終的には電源を落とすか、それでもダメなら最後は新しいパソコンを買い換えるしかなくなるではないか?この関係、持ち主の人間とは魂。パソコンとは脳。現実とはバーチャルリアリティ、モニターに映る様々な映像である。持ち主はモニターに映る映像や情報がキーボードの操作やマウスの操作でいかようにも変わることを知っている。当たり前。それが、持ち主の存在を忘れたパソコンは、モニターに映る世界こそが全部だから、疲れてオーバーヒートしちゃうんだね。そうなったときに、一番困っているのは、実はパソコンくんじゃなく、持ち主の方なんだ。俺という人間も永らく、持ち主の存在を忘れたパソコンだった。俺は俺で、ウチのオヤジが目玉をギョロつかせることで、ドモリを克服したように、ヘンテコリンなパソコンである俺なりのやり方で、持ち主の存在を認めることができた。今は自分がパソコンなのか持ち主なのか、区別すらなくなってきている。萩原さんに一つ提言するとしたら、解決策は、自分を小さくして託すことだと言わざるを得ない。具体的には、あまり食べないで祈る時間を作ること。現実の人間の脳はパソコンなんかの何億倍も精巧にできているだろうから、一概に言えないし、簡単ではないが、初期化、という言葉は人間にも当てはまるだろうね。初期化とは祈りかもしれない。人間は自分が祈っているうちに、本当の自分自身が遥か前からやっぱり祈っていてくれたことに気づけるものだ、と体験した。俺には俺なりの初期化のテクニックがあるが、そこに触れると非常に誤解を招く。なせならば日本の伝統的な宗教のシステムを実践したからだ。だから、よほど、真剣に救われたい人にしか、教えられないのです。
2014.10.02
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