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2014.09.30
俺は外見的な詐欺の限界に挑戦すると以前、述べた。そこで今回は、理想の日本人の身長と体重と体脂肪率を、福山雅治の公表データーで、確かめてみた。福山雅治公表データー。●身長 180センチメートル●体重 65.4キログラム●体脂肪率 10.9パーセント……これを自分のデーターと比べてみると、やはり負けているのがわかる。松尾は、背を伸ばす体操のかいがあり、身長はなんとかギリギリで180になった。体重は今、68.7キログラム。そして体脂肪率が19パーセント。(内臓脂肪10.5が痛い)「五十歳にしては理想の体格ではないか? 自慢してるのかバカやろう!」と怒鳴られそうだが、違うんだ。俺は最終的にはアラブの石油王の娘を騙すことを足がかりとする世界征服を目標としているから、まだまだ甘いんだよね。そこで福山雅治を超える目標の体格を設定したい。●身長 181センチ●体重 64.4●体脂肪率 9.9……これだ。頑張るぞ!ちなみに身長を伸ばす効果的なストレッチを発見したから、そのうち、動画でアップするね。たぶん、一年で誰でも五センチは伸びると思う
2014.09.30
雷なる夜更けに 亡き人の 若い日の 面影つらなって 夜の闇に浮かんでる 遠い日々の暮らしが わだかまる路面の光にに思い出のように またたいてる
2014.09.11
「松尾さんは、国体とはなんだと思いますか」 と、先日、フェイスブックの友達に尋ねられたから、ブログという形式で書いてみたいと思う。 質問は、靖国神社惨敗が是か非か、という流れから発せられたものであった。 靖国。 自分の考えは、 「神社は嫌いだけれども、国に尽くした人々のために表敬訪問して、法華経をよみたい。靖国を否定するような奴は、国体について語るな」 そんな趣旨だった。 自分は毎年、お盆になると墓参りに行っている。 墓に、先祖の骨は眠っているが、先祖の霊が宿っているなどとは考えてはいない。 しかし、行っている。 なぜかというと、一年に一回、故人を思い出し、既存の風習に従うのを、自分は佳しとしているからだ。 潜在的には、システムの習わしを、自分の為のツールとして使わせていただいているのだが、具体的には、 「当たり前のこと」 ……だから、行っている、という雰囲気が的確だと思う。 靖国についての自分の発言を墓に置き換えていうならば、 「墓参りもしないような奴が、家族の在り方について語るな」 と、なると思う。 ヤクザ者が冠婚葬祭の時は一般市民よりも真摯になるように、おれみたいなハミダシ者に限って、そういうことを重視している面は強い。 そんなこんな、フェイスブックでの質問があってから、 「じゃあ、国体ってなんだべ?」 と、ここ数日、国体について、仕事中の車の中や、散歩の街並みの途上、うっすらと考えていた。 ●国体 学校の教科書みたいな話をする気はないが、自分は高等学校で、政治経済や倫理の教師だった時代があるけれど、モンテスキューやプラトンの国家についての考え方を踏襲する気はない。 最初に述べたいのは、現象論について明確な信念がないと、国の定義や政体の向かうべき方向、異なる政体の共通のコンセプトを導き出すのは不可能だと感じた点だ。 国とは何か? 国の在り方とはなにか? まず、国体に関わる部分での自分の現象論の引き出しを開けると、 「森羅万象は意思ゆえに成り立っている。意思とは人の奥深いエネルギーの場である」 人が現実には、最近の科学の成果では、 「有機的な機械」 ではなく、 「エネルギーのフィールドが肉体を規定した状態」 それが人であるという。 例えばチンパンジーとヒトのゲノムは、ほぼ同じなのに、形状は似て非なるものがある。 例えば同じ材質で造った家でも、様々な形があるように、チンパンジーと人間も、エネルギー場が違うから、別々の個体になっているというのだ。 自分の認識は、つまり、 ●肉体が魂をもっているんじゃない。魂が肉体をもっているのだ。 と、いうことであった。 この点はシステムの刷り込みを受けてきた人々には、本当に理解しずらいと思う。 こないだ、Skypeで話した女性は、 「もう何年も朝おきると、自分がやりきれなくて原因不明の切なさが迫ってきて、毎朝、枕を濡らしてきた」 と、述べてきた。 現代人の様々な悩みの本源は、その所有関係(!)の取り違えから来ていると思う。 東洋では近代まで比較的、魂=肉体という考え方があったが、ニュートンやデカルト仕込みの西洋流の機械論が入ってきてから、我々は本当におかしくなってしまった。 はっきり言えば、このリニアモーターカーがリアルに運行されている時代に、我々の国家や個々人の肉体にまつわる認識の仕方は、蒸気機関車以下なのだ。 言っておくが、俺は学問のある人間じゃない。 誤解しないで欲しいんだが、頭のよい人々が、あまりに西洋流のニュートンやデカルトの考え方に洗脳されて道理に合うことを考えられなくなっているから、俺のような市井の腐れオヤジが自分の考えを述べているに過ぎない。 何をいいたいかというと、一人の人間も、一国もまた、同じエネルギー場だということだ。 人体を例にとるならば、例えば、松尾大生には、松尾大生のエネルギー場が存在する。 トーラスでもいい。 自然界のあらゆるものは、そういう自己組織化システムにより成り立っているという。 自己組織化システム(トーラス)により生成されているエネルギーの場が人間である、と信じている。 いまの科学の最先端でも、たぶん、そういう認識になってきているみたいだ。 また、ポログラム理論じゃないが、例えば、磁石は細かく分断しても大きさの異なる最初の磁石と同じ磁石になる。 俺はだから、悩める一人の日本人のエネルギー場を解析できたなら、国全体のエネルギー場も、解析できるだろう、と思考実験しているが、まだエネルギー場を観測できる装置はないみたい。 心理学で言えば国の元になる考え方は、もちろ、あの民族的無意識というやつだ。 まず人体ありきで人間が存在しているんじゃなく、エネルギー場に規定された人体、と考えているわけだから、国家もまた、集合的無意識に規定されて具現化していると、思う。 ニュートンやデカルト流の洗脳教育をうけてきたヒトにとっては、 「肉体という、突き詰めれば分子と分子の衝突によってできた肉体の中に指令機関の脳があり」 わたし=脳 と、真面目に、とらえているから、全部ぶれてくる。 なんか罠にはめられたらみたいだな……。 トルストイが「人生論」で述べたように、そういう、動物的個我を自分だと思っている人間は、やがて避けられない自己の死を解決できない。 「霊の誕生」を待たないと、あらゆる問題は解決しない、とトルストイは表現していた。 プラトンの「イデア論」を自分はよく例に出す。 人間も、肉体ではなくイデアならぬ、エネルギー場であったのだ。 一個の人間を国家とすると、臓器にはそれぞれの臓器のエネルギーフィールドがあり、その集合が肉体をなしている。 臓器は臓器で、実際は細胞により成り立っている。 細胞には細胞のエネルギーフィールドがあると思う。 人体を自然界と関連づける思想はよく聞く。 モナリザの背景もそうだったし、人体と、この惑星もまた、臓器は山、血管は川、目は太陽と月、体液は海、というように、対応しているのだという。 俺には当然と思われる考え方なんだが、ニュートンやデカルトに洗脳された人々には、わけがわからないだろうが勘弁してくれ。 仏教では、身土不二、などという。 地球を人体だとすると当然のことながら、すべては対応していると思う。 地球にとって国家とは臓器のようなものだろうか、それとも、国家の臓器が惑星なのかもしれない……。 どちらにしても物質的な現象というものは、エネルギーフィールドをより解釈して幅広くエネルギーフィールドに即して具現化していく宿命、いや、使命があると信じているんだ。 例えば昔の机は単純だったが、この数十年で様々に高度な機能の机が出てきた。 机、というエネルギーフィールドの持てる可能性を現実の机たちは、最大に引き出そうと、進化してきた。 日本人には日本人の地球や宇宙に連なるエネルギーフィールドがあると思うのだ。 可能性を最大級に花咲かせるという使命は否応なく実現されると思う。 もしかすると、いまの国家の概念を飛び出してもいいのだと考える。 未来のことは分からない。 しかし、人体でいえば肝臓のことに心臓が口を出すべきじゃないし、肺と食道や胃と腸は、……なんでもいいが、影響は与えあうのは当然だが、口だしはいけないね。 そういうことを靖国に関しては隣のエネルギーフィールドが開花と逆方向の保身のために言ってきてきいる。 方便でもなんでもいいがいまは靖国を肯定するときだと思う。 そうしないとバランスがとれないと思うのだ。 自国の歴史を否定する教育をうけていきてきた我々には、そういう揺り返しが必要だと思っている。 しかし、自分の利益のために靖国を利用するようなやつも目につくみたいだ。 あくまでも日本人のエネルギーフィールドを高めて、日本人の可能性を開花させるツールとして靖国を肯定している。 靖国の英霊が靖国だけにいるとはかぎらない。 北海道開拓の現場にも、いたと思う。 祀られているいないじゃない。 じゃ国につくしたヒトが全部いないから靖国は全部、間違いだろうか? 国家の在り方といえども、結局はひとりの人間の一念により映し出されたものだとすれば、バランスが取れて完成に向かう方向そのものが、正しい国家の選択肢であり、国の形だと思います
2014.09.10
中国もアメリカ合衆国も朝鮮もロシアも、日本という敵国ゆえになりたっているアイデンティティを感じる。特に中国は悪い日本人を追い出した、という偽の実績で中国共産党が自国民を支配しようとしている。実際は日本軍といい勝負をしたのは蒋介石軍だったわけだし、南京事件の捏造は南京の南京大虐殺記念館の中国人の館長すら、「政治的捏造」と認めるほどである。この、「他者を否定しないと成り立たないアイデンティティ」という病気がいま、国内外で狂犬病のように流行っている。人間って、魂から隔絶した生き方をしていると、どうしても相対的な関係からしか自己確認できないから、どうしても、自分より劣ったものを差別したり、強いものに被害者意識で優位に立とうとするしか、自己が成り立たないんだ。それは個人の問題でもあり、国際社会の問題でもある。韓国人の国民としてのアイデンティティは、「日本人に苛められた被害者としての栄光」であるから、実際は日本人は朝鮮のインフラ整備をして疫病などで伸びるはずのなかった人口を数段伸ばしたわけだが、韓国では、リアルにはいなかった性奴隷などにより国体を保とうとしている。ある意味、世の中は被害者ほど強いポジションはないわけだから、正攻法で日本を抜けせなかったから、一番タチの悪い被害者としての栄光のポジションで優位に立ちたい心理なんだろう。中国人と韓国人を一緒にしたくはないが、そういった被害者としてのマーケティング、アイデンティティづくりをしてそれを進化させようとするうちは、そりゃ魂の発露じゃないからこれ以上発展するわけがない。被害者としての売り方の仕組みづくり=被害者マーケティングは、使用する人間の首を一番しめる禁じ手だと思う。ロシアはロシアで、原点はロシア革命にあるが、「日本にまけたニコライ皇帝は転覆されて当たり前だった」という認識はロシア人全般に根強くあるような気がする。ひいてはいまのラスプーチンの政権の元の元の存在資格も、日本に負けた皇帝を転覆させた政権からの委譲、という正当性の論理が一部にはあると思う。国家権力には、論理的な正当性が必要なのだ。そうしていまの日本政府の正当性の根拠とは、大ざっぱに言えば二発の原子爆弾ではないだろうか?二発の原子爆弾が落とされて、終戦、公職追放、空いた席をアメリカにおもねるのが上手な下郎人足のような奴らが取った正当性じゃあアメリカ合衆国という国のアイデンティティはどうか、というと、調べたところ、アメリカ合衆国という新しい移民の国が初めて一丸となって国家らしきアイデンティティを自覚できたのは真珠湾攻撃からであるらしい。それは現在のアメリカ合衆国の自由や平等、民主主義という偽のスローガンと同じくらいにアイデンティティの確立に役立っているアメリカ合衆国の国民的な事件であっただろう。しかし実際はどうであったのか。戦後の占領軍のウォーギルトインフォメーションプログラム等の洗脳、日本人骨ねき計画から主にネットの力で近年目覚めた若者たちの共通の認識では、あれは日露戦争後のオレンジ計画からはじまってハルノートに帰結する最後の八カ年計画でルーズベルトにより日本人が真珠湾に招き寄せられてしまった、はめられた、というのが、どうやら真実であったと、いまのネットのインテリ層はみんなわかってきている。しかし、アメリカ合衆国もまた、「真珠湾を忘れるな」という変なスローガンがアイデンティティにからめこまれているから中国や朝鮮と同じように、絶対に真珠湾の真実を国体の中枢は認められないはずだ。認めないどころか、調べてみようとも、国体としては、しない、できない。話は変わるが数年Skypeで社労士としての産業カウンセリングの一環としての心理カウンセリングをやった感想。別にSkypeの例を出すまでもなく、むかしから、「大道すたれて仁義あり」の言葉通り、魂の発露を失った奴らというものは、主体性なり寄りどころがないから、礼儀作法だのマナーだのに異常にこだわることでしか自信の序列を確認できないという構造を痛感してきた。これも例にだして悪いが、最近、フェイブックでシェアされているから必然的に読んでしまったんだが、あの自称キチガイ医者さんの文章の特長でもある。キチガイ医者さんは、情報力のない大衆を一括して愚民だとか、あげくの果てにグーミンというムーミンとかけたような下劣な呼称で貶めているが、それがどうもあの若者の場合、「啓蒙」に動機があるとは思えないのだ。彼もまたベビーフェイスのムーミンみたいな体型の青年だが、受験戦争のエリートなのか、どうも、他人をバカにしないと成り立たないアイデンティティを感じる。Skypeのカウンセリングでキチガイ医者くんのファンで自分はダメな愚民だと真剣に悩んで鬱になっている方と話したキチガイ医者くんを例に出して悪かったが、これはいまの国際政治の構造でもあり、ミクロでは個人の問題、……とくにわが国の場合受験エリートの問題でもあるからだ。偏差値で徹底的に選別されるし、そこには魂も主体性もないから、いまのエリートは、「自分よりバカを当て馬にしないと自分が賢いと認識できない」のだ。もちろん、全部でなく傾向性を述べているんだが、最近みかける代表例がくだんのグーミン大好きムーミンくんだったわけである。船瀬先生の場合は、似たタイプだが、絶対に執拗に他人や大衆をバカにしたりはしない。船瀬先生は、時々のぞかせる笑顔がホントに可愛らしく、「この人は魂とつながっているな」と思わせてくれるんだが、ムーミンの場合は目が素で笑っていないし、ただ機械的に発言しているようにしか見えない。言っていることも、誰かが述べたことを繰り返しているだけか当たり前のことしか言わない。結局、多くの受験エリートは基本的に思考力を奪われているから、創意ある発言ができないのだ。ムーミンの言っていることは一応、正しいだけに、損だとも思うし、こういった、「誰かを否定しないと成り立たないアイデンティティ」それこそが、ムーミンがグーミンと繰り返している大衆の愚の構成要素であるから、当のムーミンがグーミンを啓蒙などできるはずがない。ムーミンにできるのは、情報の伝達だけだ。だから彼の専門外の文章は本当に文章になっていないし、文体すらない。個人に適用される方程式が国際政治にもあてはまるという、このホログラム理論的考え方をどうお考えになるであろうか。これは国際紛争の心理的な構成要素でもあれば、名もないメンヘラさんの構造でもある。啓蒙活動している方ですらムーミンのように傷ついた患者さんを作り出している。ムーミンからの感情伝染で鬱になった方を励ますのに自分は苦労してみて、そういった構造について少しわかった。ところが国際政治の中で日本人とはどういう人々かというと、他国をバカにしたり当て馬にしなくても日本人でいられる人々なのである。そう考えるときに日本人として生まれていきて本当に良かったと感じている。
2014.09.06
あなたは、頭蓋骨の中に蓄積された経験や知識を自分と誤解していきている。そういうふうにアイデンティティを保ってもいいんだと、学校で教わったし、本来の赤ん坊の頃の自己から遊離した自己でありながら、それを赤ん坊の頃から継続する自分だと、勘違いして適応し、その適応を寄りどころとする自負心や、変な矜持が更にあなたを機械化人間へと貶めてきた。あなたは有能な人であるから、「この予定はこなしたが次はこれを置いておいて前回保留にしたあの件を今日はこなして、昼は中華を食べたから夜は和食にするが、最近嫁と飯を食っていなかったから、久しぶりに六時には帰宅して嫁と日本テレビかフジテレビのあのドラマをみて、九時からは野球の録画を見なければならない。なぜかというと明日、訪問予定の金多さんは野球が好きだから話題づくりのために野球は是非とも必要だし、そうだ、寝る前にゴルフクラブも磨かないとならないが妻に迫られたら諦めるしかない」などと、綿密に考えて(!)システムの中をつつがなくつつがなく生きている。そういうのが正しいとあなたは家庭でも学校でも社会万般で学んできたし、要するに他の選択肢がなかったのだ、と、言うのだろうか?自分はあなたに言いたい。「あんなことをやってしまったのは、悪い友人がいたからで、好きでもない受験勉強に精を出しすぎてクイズに反応するだけのようなワークブックの中でしか生きられないような頭脳になってしまったのは、がり勉を強要した親や教師がわるかったわけだし、風俗で女の子に過剰サービスを求めて出入り禁止になったあの件についても、あなたにあの日、あんなストレスを与えた部長が悪かったにちがいない。そう、あなただけは常にただしかった。あなただけが正義であった。全部他人が悪かったのだ。酒を飲むようになったのも、あなたの大学の近くにあったあの歓楽街の存在が原因であった」と。「お前のために言ってやってるんだよ」と、今日も職場や家庭で部下や子供に説教したのも、部下や子供に粗相があったから。絶対にあなた自身の心の空洞からくるストレスを埋めるために部下や子供をカモにしたのではないし、あなたが酒の席でまで部下や上司の仕事ぶりを責めるのは、絶対にだれかをバカにしないと自己を保てない空虚なあなた自身の機械性によるものではなかったんだから、そうだ、そうしてビールがいい具合に回ってきたんだから、それそろ眠りについて明日からまた苦虫を潰した顔で満員電車に乗って、自動的に生きるしか、あなたは自分の悟りがないと、誰かに教えこまれたわけだから、そうやって一生、誰かを当て馬にしないと自己確認できない生き方を極めた方がよろしいのではないだろうか?弱い人間だ。あなただって弱い人間なのに、身も心もすり潰してギリギリでやってきたんだ。だからもっと弱くて根性のない人間は虐めてもいいわけだし、あなたは受験や通勤や会社の過剰労働に耐えてきたんだから、一万円のソープランドでソープ嬢にイマラチオをやってしまってゲロを吐かせて出入り禁止にされたのも、あのソープの店長がバカなやつで、きっと学歴もまともな会社に入ったこともないやつだったからにきまっている。あなたにとって、おおよそ判断基準とは、「自分にとって得ならば善」「自分にとって損ならば悪」という明快で素晴らしい尺度しかないのはわかっているし、なぜならばあなたは、あんなに頑なに拒んでいたNHKの受信料の支払いを外務員から、「庭の手入れのセンスが良い」と誉められただけで、折れて契約してしまったではないか?あなたはヤクルトなんか大嫌いな癖に、毎朝、職場にくるおばちゃんからヤクルトを買うのは、胃腸に乳酸菌がよいと知っているからでなく、「あの商品の担当の方だったんですね。うちでも使っているんですよ。特にあなたのアイデアのあの部分が家族みんなのお気に入りだし、それは部長さんにも話したことあるのよ。ありがとね」と言われたからだったではないか?あなたは冠婚葬祭の席で久しぶりにあった従兄弟や家族に酔って絡むが、それは決してあなたが空しいだけの分裂した自己しかなく、誰かに劣等感のポジションを再確認させるか、優越感のポジションを褒め称えるかしかする能力がないわけじゃなく、きっとあなたはあなたが酔ってからんだ人々の幸福を、「心のそこから、あんたのことを思っていっているんだ!」と、あの日あなたが従兄弟に述べたように、あなただけは一時の暇もなく一族郎党、会社の全社員の幸せを祈ってきたからに他ならない。あなたは素晴らしい人だ。あなただけが素晴らしい人だった。それなのにあなたの心にさしたその空しさはなんなんだ?自分は本当にあなたのようになりたかった。罠だとわかっていながら、餌に食いつく魚はたぶん、釣り人の胃袋にはいる自分の宿命を使命だと、大観しているから、パクっとできた。あなたは学校や職場や運動部のパン喰い競争に常に全力疾走してきたトップランナーだった。パン喰い競争のパンの中には常に人間の頭を狂わせる毒が入っていたが、あなたは大局的に、みんなのために犠牲になれるポジションを選ぶような器の大きな人だった。けして目先の餌に食いついてきただけの罠にはめられただけの人生じゃなかった。「あなたのような偉大な聖人になりたかったです」と、自分は思う。本当にあなたになりたかったんだ。兵隊になれなかった自分が哀しい
2014.09.02

2014.09.01
嫁と別れてから、毎年、一回は生死をさまようようなことがあった。最初は便所部屋を汚してキャッシュカードと通帳を紛失して、ショウミ餓死しかけた。それが2011年。翌年2012年には、虫歯が原因の感染症になり、体温計が壊れるくらい熱が出た。2013年には、記録的な瀕死状態はなかったが、今年2014年には、アトピー性皮膚炎が悪化して、死にかけたわけじゃないが、「自分はこのまま死ねかもしれない」と、いまは考えている。そのアトピー性皮膚炎も改善されてきた。俺は瀕死状態になるたびに、ここ数年、何かかにかを「発見」して強くなれたような気がする。最初は、2011年に餓死しかけた時に、本当の自分自身とはエネルギーの塊であった、と気づいた。そのエネルギーゆえに自分は餓死しなかった。エネルギーには様々な種類がある、というか、エネルギーは様々な価値になりうる。更に寿命を賜る、と法華経にあるが、自分は2012年からアンチエイジング治療を開始して、若返りを果たした。心、……本当の自分自身のエネルギーは常に一定なのだろうが、肉体面の自分は常にあまり幸せになろうとしないから、露骨な抵抗を示すのかな、と思う。それが今回のアトピー性皮膚炎かもしれないと、考えている。ミソギ、とか好転反応であった、と。時代は大きく変わっていく。人間って、時代にあわなくても、潜在意識の計算なのか、最も自分の価値を発揮できる時代に最初から適応して生まれてくるのだと、信じている。俺は五十歳だが、たぶん自分の本当の価値を発揮できるのは、少なくとも100歳を過ぎてからだ、と、これは真剣に信じているんだ。前人未到の時代にはいってきたから、心身のバージョンアップも、過去に例のないものとなるだろう。ちなみにいま、ジョギングしながら、徒歩で休み休み、この文章を書いているんだ。いま、大通り公園のハズレを旧アジトにむかってあるいている。潔く潔癖で純潔であれ、魂、と車の流れを歩道から覗きながら、その光の束の濁流に、思いを馳せていた。高架を電車がなにかの燃えかすのように、青やオレンジに光りながら、音を立てて遠く去っていった。「蘇れ魂!」と、本当の自分自身に意識を据えてみると、目も一点に座るのだ。いま、植物園むかいの歩道にさしかかった。自分は札幌西年金事務所の塀に腰掛けた。
2014.09.01
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