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静岡県のお客様から5連のボウウィンドウの窓の木が腐ったとのご相談を頂きました。輸入サッシは、ハード(Hurd)社製のアルミクラッド木製サッシ。横に開く竪辷り窓で、ケースメントと呼ばれる窓の建具(障子)の下枠の木が雨漏れで腐ってしまったようです。写真が窓を開けた様子ですが、ケースメントサッシのオペレーターアームが走るガイドレールが完全に下枠から外れています。腐った黒い木くずも至る所に散乱していて、手も付けられない状態なのかも知れません。交換用の建具自体はメーカーに新しいものを作ってもらえると思いますが、建具に付いている脱着式の木製格子は既に製造中止となっていますし、新しい建具の形状が古い既存のものと若干違っていると思いますから、既存の格子を流用することは難しいと思います。そうなると、新しい建具は格子なしのものを調達してその状態で使用するか、ペアガラスに白い格子を内蔵させて作ってもらうかの二択になりますが、お客様はボウウィンドウの他のサッシとデザインを合わせる為に、内蔵型の格子の建具を希望されました。ただ、建具だけでなく、開閉金物のオペレーターやブラケット、ガイドレールやウィンドウヒンジといったものが錆びて使えないなんてこともあるかも知れません。念の為、そういった部材も一緒に調達しておいた方がいいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.30
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神奈川県のお客様からご依頼を頂いておりました輸入サッシのロックレバーが入荷しました。輸入サッシは、古いミルガード(Milgard)社製のアルミサッシ。ミルガードと言えば、現在樹脂サッシの方がメジャーですが、以前はペアガラスのアルミサッシが主流でした。その当時使われていたロックレバーが写真のものですが、非常に古いサッシに使用されていたものなので、なかなか入手が難しいものでした。このロックレバーは、オーニングサッシと呼ばれる下側が外へ開いていく窓と横側が外に開いていくケースメントサッシの両方に使われていました。写真のように、このロックレバーは開き勝手が左右あって、それぞれご指定頂いた開き勝手のものを手に入れました。その数は、左右合わせて14本。新築から相当年月が経って、家中の窓の殆どがダメになったのではないかと思います。また、このロックレバーで一緒に調達して欲しいと相談を頂くのが、取付け用の短いビスです。ご覧のように非常に短いものの為、緩むとすぐに外れてどこかへ行ってしまう可能性が高いビスのようで、なくしたから一緒に欲しいと言われます。これもインチで作られた特殊なビスな為、国内で見付けることが非常に難しいようですから、私たちホームメイドは、ご希望あればレバーと一緒に手配をするようにしております。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.29
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宮城県のお客様からのご依頼で、輸入サッシの網戸を一から作り直しています。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のケースメントサッシ。それも、幅70cm x 高さ1.2m程度の大きなものを4枚作るというものです。マーヴィンの網戸部品は特殊な為、同じものを入手するのは困難ですが、ほぼ同じ寸法のものを流用して製作することは可能です。ただ、マーヴィンの網戸はコーナー材が特殊な為、網戸用のアルミフレームを斜め45度にカットしないと取付けが出来ないばかりか、コーナー部分が少し飛び出していて、そういう部分も再現しないといけません。そういう形状をしたコーナー材はあるのですが、網戸全体の寸法取りをするのが結構面倒なんですよね。写真は、アメリカから入荷した網戸用のアルミフレームですが、長いものは2.4mもあります。これを金属用のカッターで切って、長さを整えた上で組み上げます。組み上げる前に、フレームの白い塗装が僅かに剥げた部分を塗装し直して、網戸を固定する為のスクリーンピンを装着する穴も明けないといけません。これも位置が予め指定されていますから、穴を明け間違えたら大変です。輸入の網戸なんて簡単に安く出来るとお考えの方も多いかも知れませんが、一からオーダーで作るとなると、下手をすればサッシを購入するくらいの費用が掛かるかも知れませんよ。まあ、お金を心配するより、オーダーメイドで作ってくれる専門家を探す方が大変だと思いますけどね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.28
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名古屋市の輸入住宅にお邪魔して、サッシやドアの様々なメンテナンスをしてきました。輸入サッシはメーカー不明ですが、形状からするとクレストライン(Crestline)社製のアルミクラッド木製サッシではないかと推察されます。写真は、バランサーのバネが外れて窓の開閉が出来なくなったダブルハングの側枠(サイドジャム)です。樹脂で出来た部分の溝の中にバランサーのバネが入っていて、その力で重い建具(障子)を開閉させるのですが、両サイドのバネのうち片方が外れてしまい、うまく窓を開けることが出来ません。そこで、このサイドジャムを外してバネを正しい位置に装着し直したのですが、防水の為にサイドジャムと下枠との間にあったガスケットと呼ばれるウレタン材がボロボロになっていました。ガスケットは、サイドジャムの上端と下端にそれぞれ取り付けられ、サイドジャムと上枠との隙間及びサイドジャムと下枠との隙間から雨水が中に入らないようにする役目を果たしています。これがないと、樹脂製のサイドジャムの下地である木製のサッシ枠の方まで水が浸入してしまい、サッシ枠そのものを腐らせてしまう危険があります。普通の職人さんは、ガスケットが劣化していても材料を持ち合わせていませんから、そのままにしておくか、逆に古いガスケットを取り払ってしまいます。私たち ホームメイドは、交換用の輸入ガスケットも万一の為に準備していますから、サイドジャムの脱着の際は新しいものに交換するようにしています。こうした気遣いは見積に反映していない作業ですが、アルミクラッドの輸入サッシを防水する為には必修の工事です。(尚、アンダーセンのダブルハングは、こうしたガスケットを用いないようになっていますので、例外となります)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.27
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大分県のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のハンドルの入手が出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)社製の樹脂サッシ。既にカナダの製造メーカーはなくなってしまい、国内で部材を取り扱いする輸入資材の会社もありません。写真がそのドアハンドルの屋外側ですが、真っ白だったものが紫外線にやられて黄色く黄ばんで劣化が進んでいるようです。このハンドルは室内側から長いビスで取り付けられているのですが、恐らくハンドルのビス穴部分のプラスチックが割れて、ビスが外れてしまったのではないかと思います。ですから、主な原因はハンドルそのものの劣化だろうと推測出来るのですが、それ以外にも原因があったのではないかとも考えています。それは、取付けビスが緩んでハンドルがグラグラした状況で、使用を続けていたのではないかというものです。毎日開閉するドアですから、長い間使い続けるとハンドルに負荷が掛かり取付けビスが徐々に外れてくるということはよくあることです。ただ、このハンドルの取付けビスは、室内側からフタをされていて見えなくなっているのです。勿論フタを取ればビスが見えるのですが、プラスチックのフタは結構きつく取り付けられていて、フタそのものを壊さないと外れないようになっています。ですから、取付けビスが緩んできていても、フタを外すことを躊躇してそのまま使い続けてしまうということが考えられます。ビスが緩んでハンドルがグラグラした状態では、どうしてもビスの取付け部分やハンドル自体がガタガタしてしまい、何れかが割れてしまうリスクが生じるかも知れません。ドアの建て起こしや開閉の調整やロック部分の調整も定期的に必要ですが、取付けビスの締め直しといった簡単なメンテナンスも侮ってはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.26
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大阪府のお客様からスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハンドルに不具合があるので、交換したいとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ローウェン(Loewen)社製のアルミクラッド木製サッシ。緑色の焼き付け塗装がされた高級感のある掃出しサッシですが、屋外側のハンドルのビスがなくなって、穴が明いた状態になっています。通常、屋外側のハンドルは、侵入者が外せないようにメクラビスで固定されています。つまり、室内側からプラスドライバーでビスを外さないと、外側からはハンドルが外せないという形です。写真でも、ハンドルの下の方のビスはそのような形状をしているのが分かりますね。今回、上側のメクラビスの頭が飛んでしまい、室内側のビスが固定出来ない状況になっています。こういう場合、メクラビスだけを調達すれば直ると思われるかも知れませんが、こうしたビスはハンドルとセットで売られていて、ビスだけ単体で買うことは出来ません。また、この外ハンドルはデザインが同じものは販売されておらず、互換性のある違うデザインのハンドルしか手に入りません。室内側のハンドルは同じ形状のもので、外側だけ少しデザインが変わったものになりますが、ちゃんと交換出来れば、変わらぬ防犯性や使い勝手を確保出来るので、ご了解を頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.25
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東京都のお客様から、ドアノブ(ドアレバー)が壊れたので、交換したいとの問い合わせを頂きました。輸入のドアレバーは、クイックセット(Kwikset)のコモンウェルス。90年代はツーレーンというシリーズのドアレバーが主流でしたが、90年代後半からはこのコモンウェルスが採用されていました。ただ、このコモンウェルスも数年前に製造が中止されていて、アメリカを含めて国内でも入手することが出来なくなっています。今回相談頂いたこのドアレバーは、付属のドアラッチがドライブインラッチと呼ばれる古いタイプのラッチだった為、一般で販売されている製品のフェースプレート付きのラッチではこのドアには取付けが出来ない状況です。そこで、お客様は私共にドライブインラッチ付きのドアレバーを調達出来ないかということで連絡を頂いたようです。コモンウェルスのデザインでは調達は難しいですが、現行のクイックセットの製品でもエレガントな金色のドアレバーはありますから、そういったものをご提案しようと考えております。勿論、ドアラッチは、ドライブインラッチです。ドアレバー(ドアノブ)も消耗品ですから、この機会に家中のドアレバーを新しいデザインのものに交換して、統一感と新鮮味のあるおうちにしてみては如何でしょうか。アメリカのドアノブは、取付け穴の大きさや取付け位置が統一されていますから、30年経ってもドアを交換することなく、ドアノブのみの交換でメンテナンスが可能です。だから、欧米の家は100年経っても住み続けられるんですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.23
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東京のお客様から、輸入のオーニングサッシ(窓の下側が外に開いていく窓)の開閉金物を調達して欲しいとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)社製のアルミクラッド木製サッシ。写真からすると、幅も広く非常に大きな窓であることが推察されます。ですから、開閉金物のアーム・オペレーターも大型のものが使われている感じがします。マーヴィンは国内市場から撤退してしまいましたから、窓メーカーから直接交換部材を調達することは出来ませんが、汎用部材なので海外の部品メーカーから購入することは可能です。お客様は私共から入手した交換部材を、東京の業者さんにお願いして取付けてもらうとおっしゃっていますが、部材の取り寄せも出来ないような業者さんが結構大変なオペレーターの交換作業を行えるのでしょうか?ものはお客様支給で、リスクばかりの交換作業だけを安い金額で請け負ってくれるお人好しの業者さんて、ほんといるのでしょうか?また、破損したということは、それなりに何らかの原因があるということですから、そうした原因を突き止めて調整してやる必要もあります。そういうことは専門家でしか出来ないようにも思いますし、オペレーターの交換をするにはサッシの繊細な木枠を外さないといけないので、壊さないように木枠を脱着させる技術や経験があるのかどうか分かりません。ましてや、写真からすると2階に設置された窓のようですから、外から誰かが作業をサポートするということが出来ない状況のようです。お客様が考えている以上に部材の交換が大変なオーニングサッシであることを理解してから、知識や経験のある専門家にお任せすることをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.22
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こちらの上げ下げ窓の不具合も、大分県のお客様からの相談です。輸入サッシは、インシュレート(Insulate)社製のシングルハング。窓は閉まった状態ですが、下窓の脇に納まっているはずのバランサーが、建具の上に飛び出してきています。こうしたトラブルは、バランサーのバネや吊りヒモが劣化して外れてしまった場合に起こります。また、こうなってしまうと、バランサーの力を利用して重い建具を開けるということが出来ませんから、窓の開け閉めが出来なくなります。バランサーは15年程度で定期的に交換すべき消耗品ですが、多くの人は壊れるまで全くその存在すら知りません。窓が開けられなくなって、バランサーがこのように露出して初めて事の重大さに気付くのですが、新築した住宅メーカーもどうやって直すのか皆目見当が付かないばかりか、会社自体なくなっていて相談先すら見付けられないというお客様が殆どです。適切な交換部材を調達するにはバランサーの仕様や周辺部品の状態を確認する必要がありますが、調査・確認を行った上で適切に修理・交換を行えば、何事もなかったかのように元通りに窓を開けられるようになります。どうやったら安く修理出来るかを考えるのではなく、如何に完璧に直せる専門家を見付けられるかに重点を置くべきかも知れません。私たちだって、いつまでこのサービスを続けられるのか、先のことは分かりませんからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.21
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大分県のお客様から窓やドアについて複数の不具合をご相談頂きました。いくつかありますので、今回は壁の中にドアを引き込むポケットドアのトラブルをご覧頂きます。写真はそのポケットドアですが、ドア上にあるドア枠との隙間が左右で違っているのが分かりますでしょうか。右手が壁の中に引き込まれる方で、左手側が側枠にドアが当たる方です。これだけドアが下がって傾いていると、ドアの左手側の下端が床に擦ってドアの開閉が相当しづらくなっているものと思います。また、ドアが傾いていることで、ドア枠にドアがピッタリ当たらず、やはりドアの戸当たり部分に斜めに隙間が空いているものと思います。この原因は、ドアを上で吊っているレール金物が緩んでいることが考えられます。ただ、写真でお分かりの通り、上枠内の金物は隙間から僅かに見えるだけで、どうなっているか素人では分からないと思います。勿論、どうやってそれを直すのか、お客様は皆目見当が付かないはずです。(知識がない人が適当に作業すると、修理が出来ないばかりか、破損させたりドアがレールから脱落したりしますので注意して下さい)修理や調整をすれば、ポケットドアは元通り楽に使えるようになりますが、メンテナンスには相応の知識や特殊工具が必要ですから、専門家に依頼して直してもらうことが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.20
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兵庫県のお客様から輸入上げ下げ窓のペアガラスの中がボロボロになってきたとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂製シングルハングサッシ。写真をご覧頂くと分かりますが、ガラスとガラスの間にあるスペーサーと呼ばれる部分が無数にひび割れしていて、全体的に酷く錆びています。この原因は、外からの雨水がガラスの周囲から入り込み、建具(障子)内にそれが溜ってしまい、最終的にスペーサーを徐々に劣化させた為です。こういう場合、ペアガラスの2枚のガラスをそのまま再利用して、スペーサーだけを新しいものに交換して直せるとお考えの方がいらっしゃるかも知れません。でも、ペアガラス内は湿気が入らないようにしなければなりませんし、ガラス自体も曇ったり傷が付いたりしていますから、ガラスメーカーは修理出来たとしても保証することはありませんし、そもそも保証出来ないものをお金を取って修理することをしてくれません。(万一クレームが発生したら、その責任や費用を負担する方が大変です)ですから、不具合のあるペアガラスは、ペアガラスそのものを新しく交換する以外には直せないのです。ただ、輸入サッシのガラス押え(押縁)を外すには慎重な作業と道具が必要ですし、ペアガラスはインチ単位で作られている為、新たなガラスを製作してくれるメーカーも限られます。当然、ペアガラスを窓に入れる際は、雨水が将来入らないように対策をすることも必要ですから、私共のような交換が出来る専門家は少ない状況です。お客さまは私の提案を検討するということですが、既に検討の余地は残されていないかも知れません。早急に家中の窓の修理が必要な状況です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.19
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大阪府のお客様から、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のハンドルが手に入らないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)社製の樹脂サッシ。写真が壊れたハンドルですが、通常よく壊れたとご相談のある室内側ではなく屋外側のハンドルが割れて、使えなくなっています。ロックレバーも大丈夫なようですから珍しいトラブルですが、結構丈夫な樹脂で出来たハンドルが、このように黄色くなって割れてしまうというのは、やはり長年太陽の光と熱に曝されて、紫外線で樹脂が劣化したのが原因ではないかと思います。ヴァイスロイ自体は既に会社がありませんが、交換部材はいくつか部品メーカーから調達することは可能です。今回は室内側にトラブルがないということですから、鍵の問題やドアの建て起こしや開閉の問題を調整する必要はないかも知れません。であれば、単純にハンドルのみを交換して、修理完了となると思います。30年近く経ったものかも知れませんが、輸入サッシなら交換部材はまだまだ入手可能です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.17
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大阪府のお客様の輸入住宅に取り付ける交換用の建具の防水作業を行っています。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング。建具の周囲の木枠が細身で繊細な為、ナローラインと呼ばれているようです。20年以上経つ既存の建具の木枠が、雨漏りで腐ってきた為、建具を新しいものに交換することとなりました。写真は、メーカーから送られてきた新しい建具の屋外側です。通常の輸入住宅メーカーだと、室内側の木部をニスのような防水性のないもので塗装するだけで窓枠に建具を装着してしまいますが、私たちは木部を屋外用の防水塗料 パラペイントのティンバーケアで念入りに塗装した後、建具の外部もガラスの周囲や僅かに隙間が空いているような箇所に防水材を施工します。北米で作られたサッシは、作りが雑なところもあって、雨が入りそうな場所がいくつか見受けられます。そういう箇所を窓に装着する前に見つけ出し、予め防水対策をしておくのが私たち ホームメイドです。せっかく建具を新しくしても、10年後にまた建具が腐ってしまっては、お客様が可哀そうです。勿論、10年もすれば施工した会社も責任や保証はないのが普通ですから、全てお客様の負担でまた交換せざるを得ません。そんなことが極力ないようにする為にこうした作業を行うのですが、値段ばかり気にするお客様は、私たちの仕事で判断せずに金額で判断するかも知れません。安物買いの銭失いとならぬように、気を付けて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.15
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大阪府のお客様のおうちに持って行く窓の飾り格子を白く塗装しました。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製ナローライン・シリーズのダブルハングサッシ。木部が腐った窓の建具を交換する際、装着されていた樹脂製の飾り格子を取り外して、窓に装着する新しい建具に付け替えるのですが、古いプラスチックですから、取り外す際に格子の取付け部分が欠けてしまうことがよくあります。そこで、古い格子が壊れた際の予備として、新しいタイプの飾り格子を用意します。古いものは白い樹脂で出来ていますが、新しいものは無塗装の木製格子ですから、他の古いサッシと合わせる為に白く塗装をする必要があります。そこで、今回取付け前に塗装を行った様子が、こちらです。白く塗ってしまうと、木製なのか樹脂製なのか、写真では分かりませんが、新しい格子は取付け部分の先に丸いナイロン製のキャップ(ストッパー)が付いていて、それがバネで引っ込んだり格子から飛び出したりするようになっています。古い樹脂製の格子は先が尖った形状になっていましたから、外す際に尖った細い部分が欠けてしまうリスクがあるのですが、新しいものは先を動かせば脱着が比較的簡単ですから破損する恐れはあまりありません。飾り格子の端が欠けて外れそうになっているお客様も多いと思いますが、是非ご相談頂いて新しい仕様の格子に取り替えては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.14
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名古屋市のお客様から引き違いサッシ又は上げ下げ窓用と思われるクレセント・ロックの入手が出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入サッシは、アルパイン(Alpine)社製の樹脂サッシ。お客様からこちらの写真を頂きましたが、ロックレバーやそれと連動する回転フックが完全に欠損しています。ロックの受け金物については、回転フックによる傷はあるものの使えないレベルまでにはなっていない感じがします。ただ、こうした傷や本体の欠損は、窓の建て起こしの問題によって鍵が掛からない状況にも係わらず無理にロックし続けたことが原因です。幸いこのクレセント・ロックは、海外の部品メーカーから調達することは出来ますが、単純にこれを交換したからと言って原因を解決した訳ではありませんから、また破損することは目に見えています。新しいものに交換するのと同時に、鍵が軽く掛かるようにするためにはどのようにサッシの建具を調整すべきか、ちゃんと考えることが大切です。でなければ、新しいものに交換しても、完璧に修理することは難しいのではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.13
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輸入の古いアルミサッシの鍵部品を交換したいというご相談を頂きました。窓は、ミルガード(Milgard)のオーニングサッシ(下側が外に開いていく窓)。写真のように、ロックレバーが2つ付いているタイプですが、現在ミルガードは樹脂サッシのみを製造していて、アルミサッシの製造はありません。こういう場合、交換用の修理部品は手に入らないのかと思われがちですが、私たちは部品メーカーから超アッツすることが可能です。ただ、このロックレバーは、形状が似ていても実際には大きさが違うものがいくつか存在しますから、注文の際は注意が必要です。本体は鋳物で出来ていますから、相当無理に鍵を掛けない限り破損することはありませんが、ロックのストッパー部分が樹脂で出来ていますから、この部分が長く使っていると割れたり千切れたりしてきます。その寿命はおおよそ15~20年。それくらいになったら、消耗部品として交換すべきなんですが、家の部材は一生壊れないという誤った考えを持ったお客様もいらっしゃいます。ですから、まだ使えると思い、その後修理のタイミングを逃してしまって、最終的には施工した住宅メーカーもメンテナンス不可とさじを投げてきます。そうならない為にも、交換可能な時はすぐに交換することが大切ですし、そういったメンテナンスをしてくれる専門業者を見付けておくことも重要です。今回は、ロックレバー以外にも取付け用の短いビスも欲しいというご依頼を頂きました。ビスなんて大したことはないと考えるかも知れませんが、インチで作られた特殊な長さのビスですから、日本で手に入れることはほぼ不可能です。それを無理矢理センチ単位のビスで代替しようものなら、取付け穴が広がってしまったり、ビスが思うように入らず飛び出したりしてロック出来ないなんてことになるかも知れません。特殊な輸入部品だけでなく輸入の取付けビスまでも、私たちは調べて手に入れることを行います。それは、輸入住宅について日頃から研究・調査を怠らないから出来ること。施工についても、他の業者さんが出来ないことでも、きれいにそして通常以上の施工精度で行うことを常に心掛けています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.11
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先日から引き続き、曇ったペアガラスの交換を行っている愛知県の輸入住宅。全部で大小6枚のガラス交換をしなければならなかったのですが、昨日残っていた4枚を無事に交換出来ました。サッシは、ミルガード(Milgard)の輸入樹脂サッシ。写真は、2連になった上げ下げ窓のシングルハングサッシですが、片方は上窓、もう片方は下窓建具のペアガラスに内部結露が発生していました。ガラスの周囲のスペーサーにはたくさんのクラック(割れ)が入っており、そこから雨水や湿気がペアガラスの中に浸入してきたのが原因です。今回も新しいペアガラスは遮熱型のLOW-E断熱ガラスを採用していますから、屋外からの熱をシャットアウトするだけでなく、太陽光の紫外線もカットします。普通の国産サッシであれば、建具枠にガラスを入れるだけだと思いますが、輸入サッシのペアガラスは建具枠に専用の輸入防水テープで固定しなければなりません。でなければ、建具の周囲からまた雨水が入ってしまい、せっかくのペアガラスが将来曇ってしまうリスクが発生します。勿論、防水テープの張り方も雨が入らないようなやり方(手順)がありますので、張る順番を気にせず適当に作業をすることは問題です。また、防水テープも経年劣化を起しますから、テープを保護しながらガラスを更に防水する為にガラスの周囲を防水処理しなければなりません。そして、最後にガラス押え(押縁)を枠に装着するのですが、これも慎重に作業をしないとせっかくのガラスを割ってしまったり、押縁自体を折ってしまったりしますので、修理のハードルは結構高いかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.10
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昨日、マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)のダブルハング用バランサー等が入荷してきました。全部で40本を超える数ですが、これら全てを1軒のおうちで使用します。マーヴィンが日本から撤退してしまってから随分時間が経ちましたが、インテグリティを含めてサッシ用部品はほぼ手に入らないといった状況です。調達ルートがある私たち ホームメイドでは、多少時間が掛かっていますがこのようにたくさんの部材を手に入れることが可能です。ここのおうちの窓はダブルハングサッシが殆どで、窓が10ヶ所以上ある状況ですから、こうなるのも不思議ではありません。ただ、複数のものをこれだけ大量にオーダーすると、アメリカの部材メーカーの方は出荷担当がよく間違えを起こします。今回もその御多分には漏れず、いくつかの部材で数量や仕様の異なるものが送られてきました。よくあることですから然程問題にはしませんが、普通の日本の業者ならこれを見た瞬間パニックを起こしてどうしようということになるかも知れません。私たちはすぐに部材メーカーに英語のメールで連絡を入れて、入荷してきた部材の内訳や数量を知らせると共に、オーダーした内容との違いを詳しく案内して、足りないものの再手配をお願いしました。輸入住宅の修理部材を自前で調達するということは、こういうことが苦もなくやれなければなりませんので、仕事のハードルは高いかも知れません。また、商品に対する知識や経験がないと、入荷した部材が正しいものか、間違ったものかも分かりませんから、経験がない人が手を出すことはリスクしかないと思います。お客様には調達した部材に間違いがあった旨すぐに伝えて、もう少しお待ち頂くようにお願いしましたが、こうした案内をしておけば、状況も理解出来るし予定もある程度覚悟が出来るので、私たちに対する安心感も違うはずです。輸入住宅ブームの際におうちを建てたお客様は、メンテナンスをどうしたらいいのか心配していらっしゃる方も多いと思いますが、価格こそ上がったにせよ今の処調達出来るものは多いですから、修理したいというものは早めに相談して直しておかれることをお勧めします。だって、私たちだっていつまでこの仕事をやれるか分からないですし、部材だって調達出来なくなるものが多くなってくるかも知れませんから・・輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.08
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愛知県のお客様から、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のガラスが割れたとのご相談を頂きました。写真をよく見ると、ガラスとガラスの間の金属スペーサーも錆びているようですから、ペアガラスは内部結露を起こしていたのかも知れません。(金属スペーサーの表面には、たくさんのひび割れもあります)サッシ・メーカーはよく分からないということですが、FIX(ハメ殺し)側の幅80cm x 高さ180cmという大きなペアガラスが装着されているようです。割れたのはペアガラスの外側のガラスだけですから、室内側のガラスによって雨風の侵入の恐れはありません。ただ、このままでは防犯の観点や断熱性能でも問題がありますので、早めに直すに越したことはありません。しかしながら、ペアガラスというものは、2枚あるガラスのうち1枚だけが割れてもペアガラスそのものを交換する必要があります。また、ペアガラスに飾り格子が内蔵されている場合、新しいペアガラスに入っている格子と既存のペアガラスに入っている格子で形状やサイズ、配置が異なるということで、ハメ殺しドアの方だけでなく可動側ドアの方も同じガラスメーカーのものに交換する必要があります。勿論、ペアガラスは全て強化ガラスが使われていますので、費用も重さも結構なものとなることは否めません。因みに、今回の強化ペアガラスは、恐らくドア1枚当たり60kg以上になるのではないかと考えております。掃出しサッシの2枚あるペアガラスの1枚の外側ガラスだけが割れたというトラブルですが、それをきれいに直すとなると大変な手間と知識が必要になるのです。また、単にガラスを交換するだけでなく、防水及び気密を保つ為の施工も追加で行いますから、将来の不具合も最小限となるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.07
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名古屋市のお客様から、スウェーデン製のサッシの取っ手が取れてしまうという相談を頂きました。窓メーカーは不明ですが、ハンドルには「SP」というロゴのような表記が見受けられます。この窓は下の方から開いていくオーニングと呼ばれるサッシですが、写真のハンドルの状態では鍵が解除されて窓を開けることが可能です。ただ、このハンドルが根元から抜けてしまうという状況だと、ハンドルを持って窓を閉めるという操作が出来ませんから、使い勝手が少々よくありません。それでも何とか工夫をして窓を閉めることが出来るようですので、その状態でハンドルを水平にすると両サイドからカンヌキ(デッドボルト)が飛び出して鍵が掛かる感じです。とは言え、やっぱり不用心ですから、ちゃんと直しておきたいのは人情です。現在、スウェーデンの部品メーカーに問い合わせをしていますが、こうしたハンドルはどの窓メーカーでも結構使われているみたいですから、仕様・寸法さえ合えば、調達出来るように思います。ただ、このハンドルを1本だけ輸入するとなると、商品代よりも輸入経費の方が高く付いてしまうと思いますので、その点は仕方ないですね。このハンドルは台座部分を含めて一体型の製品ですが、ハンドルを引っ張ったり押したりして長く使っていると、経年劣化してハンドルが抜けてしまうというトラブルは発生してしまうかも知れません。ハンドルを交換すれば、今後の窓の使用にも問題はありませんから、少し予備のハンドルも調達して将来の破損に備えることも大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.06
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少し前に玄関ドアのドア枠が腐ってきたので、部分的に腐らない材質のドア枠で交換したというブログ記事を書かせて頂きましたが、修理作業の途中の写真だけで完成した後の写真をお見せしていませんでした。そこで、今日はそこの部分の写真をご覧頂こうと思います。ドアの敷居から20cmくらいの場所までの腐っていた木枠を切り取って、そこに樹脂を練り込んで製造された腐らない枠材を加工して取り替えました。塗装も、防水性や吸放湿性のあるカナダの水性塗料 パラペイントを塗りました。よく見ると、木のドア枠とのつなぎ目が分かるかも知れませんが、足元ですのでほぼ気にならないレベルかと思います。勿論、敷居の下の方まで腐らないドア枠を差し込んでいますから、雨水がその部分に溜まったとしても、全く問題はないと思います。玄関ドアだけでなく勝手口ドアも、ドア枠に雨が染みて腐って困っているというお客様も多いと思いますが、私たち ホームメイドなら将来も安心な補修が可能です。シロアリ被害などで酷いことにならないうちに、ちゃんとした修理を行うようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.05
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愛知県にある輸入住宅ですが、お客様からビルトイン・ガレージのドアに取り付けてある大きなバネが切れてしまったというご相談を頂きました。写真がそのバネですが、ドア上にあってこれが巻き戻る力を利用して、重いドアを持ち上げる機能を果たします。このバネをトーションスプリングと呼ぶのですが、木製のガレージドアと比べてスチール製のドアは比較的軽いのか、電動オープナーの力でも何とかドアが持ち上がるといった状態です。ですから、ドアを開閉するには問題がないように見えますが、オープナーはオーバースライダーのドアを前後に移動させるという役目を果たすだけで、重いドアを引き上げるという機能は想定されておりません。つまり、この状態は電動オープナーにとっては、オーバースペックという状況で、オープナーへの負担は非常に大きなものとなっております。この状態を長く続けていると、そのうちオープナーにも不具合が発生し、トーションスプリングだけでなく電動オープナーも交換しなければならなくなりますから、その費用負担は結構な額になるはずです。ですから、もしこうした状態でガレージドアをお使いの方がいらしたら、出来るだけ早くトーションスプリングを新しいものに交換して、オープナーに負荷を掛けないような状況に戻してやることが大切です。勿論、そういった一連の作業の際は、ドアのバランス調整や他の関連部材の調子をチェックすることも忘れないで下さい。ガレージドアは5年程度で定期的に点検し、15年程度でトーションスプリングや電動オープナーを交換していくことで、長く快適にお使い頂けます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.03
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昨日、愛知県のお客様の輸入住宅で、輸入サッシのペアガラスをいくつか交換させて頂きました。写真は、2階にある台形出窓(ベイ・ウィンドウ)の中央のガラスを新しいものに入れ替えた様子です。窓は、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシで、ペアガラスの厚みも2cm以上、また一辺の長さが1mもある非常に大きなガラスです。これだけ大きくて重いペアガラスだと、2階に持っていくだけでも大変ですし、何かに引っ掛けてしまえば割れる恐れもあるので、非常にリスキーな作業です。今回ガラス交換をする原因は、サッシ枠とガラスとの境い目から雨が中に浸入したことと、ガラスを接着しているスペーサーが劣化して穴が明いたことです。ペアガラスの底に雨水が溜まり、その水や湿気がスペーサーの穴からペアガラスの中に入り込んで、内部結露を起こしたりガラスが曇って汚れたりしてしまいました。これを放置しておけば、そのうちガラスの接着が失われ、ペアガラスがそれぞれ動き出して最悪脱落する危険性も存在します。そうならない為に、私たちは事前にペアガラスを採寸調査し、断熱性の高いLOW-E遮熱ガラスを準備しました。写真では、まだガラス押え(押縁)を取り付ける前で、ガラスの周囲に黒いスペーサーの部分があるのが分かります。押縁材を取り付けた後、最後に外足場を使って、屋外側のガラスの周囲に防水処理を施します。勿論、ガラスをサッシに固定する為に、接着性のある輸入の防水テープをガラスの周囲に隙間なく回してありますから、ダブルで防水対策を行っています。(実は、新築の際に取付けた状態では、屋外側のガラスの周囲に防水処理は行われていませんから、私たちの仕事は念入りで丁寧なものとなります)あと、この外足場を利用して、他のサッシも全て防水処理を施しますし、気密パッキン材も交換する予定です。言われなければそこまでしない業者さんが多いと思いますが、私たちは自分たちが納得出来る状態にするまで、手を抜くつもりはありません。曇ったペアガラスが、透き通るようにきれいになるなんて、ほんと気持ちいいですよね。ただ、それにしても暑い!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.09.02
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