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昨日行われた「香港国際マラソン2005」ですが、3万人も走ったのに、早朝に行われたせいか、意外に関心が低いようでニュースの扱いも低かったです。下の写真を見てもらえれば、いかに盛大なイベントだったかわかってもらえると思うんですが、ちょっと残念ですね。 本日、昨日走った私の成績がネットで確認することができました。世界共通のシステムなのかどうかわかりませんが、香港では、走るときに下のような計測チップをシューズに取り付けます。コースの所々にこのチップが反応するセンサーが設置されていて、不正防止と走行タイム計測に使用されます。そのおかげで3万人もの参加者全員の順位が個々に確認できる仕組みになっているのですが、すごい処理能力のシステムだなぁと感心してしまいます。 さて、気になる私の順位とタイムですが「ハーフ参加8,600人中2,723位、タイム2時間7分5秒」という結果でした。何かピンとこない微妙な数値なのですが、これを10人で走ったと仮定すると、何と「3位」ということになります。つまり銅メダルです(笑)さて、次なる私の目標は2時間を切ることなのですが、夏の暑さの厳しい香港でのハーフ&フルマラソンは過酷なため、秋まで大会が設定されていません。残念ですが、アマチュアランナーが気温35℃&湿度90%で走ったら、本当に命の関わることになってしまいますから、これも仕方のないことなのかも知れません。秋の再開に合わせて、コツコツ練習を続けていきたいと思います。
2005.02.28
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今日は「香港国際マラソン2005」に参加してきました。天候はギリギリ雨にならなかったという曇天の肌寒い朝でしたが、主催者発表で30,981人が参加という大イベントは、朝6時40分に10kmがスタートし、私が参加したハーフは7時10分のスタートと予定とおり始まりました。何せハーフだけでも8,641人が走りますから、繁華街の真ん中のスタート地点は、異様な興奮に包まれています。10kmのスタートを見ていたら、全員がスタート地点を通り過ぎるのに10分以上かかっていたので、私は、スタート地点近くに陣取って、時間を待っていました。やがてカウントダウンが始まり、7時10分ピッタリにレースが始まりました。片側2車線道路を両方使ってのスタートですが、そこに集まるのは8,000人ですから、転ばないように走るのがやっとですが、なんと気が付くと、わずか5分で1,000人以上に抜かされたのがわかりました(泣)しかし、気を取り直して走り続けることにします。やがて市街地を抜けると、コースは高速道路に移りました。3車線の内、2車線は復路と緊急用に使われていますので、走るのは1車線だけです。ほとんどばらけることなく過密な状態で走ることになりましたが、幅が狭いので抜かす人は、必ずどこか体をぶつけていきます。これは、相当ストレスになりました。5kmに至るまでに、相当順位を落としていたので、頭の中では、もうビリの方だと思っていましたが、折り返し地点を越えると、後方には途切れることになく人々が連なっていました。さすがは8,000人だなぁと痛感しました。ざっとみて、現在の私のポジションは2,000位くらいかもしれないと思うと、段々気分が高揚してきました。気が付くと10kmを越えても、歩くことなく走り続けています。過去2回のハーフで歩くことなく完走したことはありません。もしかすると、このまま歩かずに走り続けられるかもしれないと淡い期待が生まれてきます。しかし、まだまだ先は長く油断はできません。やがて九龍側と香港島を結ぶ海底トンネルが見えてきました。普段は自動車専用なので、人が歩くチャンスはありません。ここを走るのが楽しみの1つであったのですが、なぜかトンネルに入るとランナーが皆大声をあげ叫び始めます。ワーとかウォーとかなんですが、私も釣られて叫んでみました。これは意外に気持ちが良かったです(笑)海底トンネルを抜けると、いよいよゴールのある香港島です。ちょっと感慨深かったのですが、徐々に天候が悪化し、冷たい霧雨と向風が我々を迎えてくれました。正直、これは辛かったですが、疲れた体を逆に冷却する効果を生みました。寒くて頭にきて、絶対歩くもんか!負けるもんか香港!!と逆に意固地な気分になりました。この時点で9時頃となり、沿道にもチラホラ人の姿が見え始め「加油!加油!(ガンバレ!!)」と応援してくれました。その後押しで、高低差の激しい高架道路を登り下りしながらゴールを目指します。やがてゴールであるコンベンションセンターが見え、いよいよラストスパートです。沿道には、ランナーの家族や観光客が手を叩いて応援してくれています。今までは、こういう光景はなかったので、ちょっと嬉しい気分です。そして、ついにゴールが見え、胸を張ってゴールイン!記録は2時間7分46秒と前回とほとんど変わらず…途中歩くことがなかったのに、いつもとほとんど変わらぬタイムでがっかり…でも、ハーフを歩くことなく走り続けられたことは、今後の自信につながるので、とてもとても嬉しかったです!足に疲労のダメージは残りましたが、本当に充実したハーフでした。この調子で経験を積んでいけば、将来的にフルにつながる??かもしれません。楽天を通して、いろいろ応援してくださった皆さん、顔も知らない方々ばかりなのですが、この報告をしたいばかりに頑張りました!本当にありがとうございました!!
2005.02.27
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香港と言えば「天星小輪(スターフェリー)」。と言うことで今日は可愛いスターフェリーを紹介します。(実は、綺麗に写真が撮れたから思い立っただけなのですが…) 有名な路線は「尖沙咀~中環」ラインで、実際に乗船した人も多いと思います。スターフェリーは、2階建てになっていて、それぞれ1等席と2等席に分かれています。2階の1等席(2.2香港ドル)は両端の空調付きの船室があり、1階の2等席(1.7香港ドル)は空調なしの吹きさらしです。 2等席は、照明も薄暗く、いかにもローカルな渡し船という趣と、時々波しぶきがかかったり危険さ(笑)で、香港らしさを味わうにはお勧めなのですが、私は、もう既にさんざん味わったので、何の躊躇もなく2階の空調室に直行です(笑) 乗船時間は7,8分と短いのですが、繁華街を結んでいるので、夜などは夜景が一番綺麗に見えます。写真を撮るには絶好の路線なのですが、交通量の多い場所でもあるので、細かい波が多く微妙に船が揺れるので、撮影はなかなか大変です。 意外に知られていないのが「ホンハム~中環」ラインです。ホンハムは、九龍側の最大規模の住宅地ですので、その通勤の足として利用されています。2等席は使われず1等席(5.3香港ドル)のみですが、乗船時間は約20分もあるので、九龍側と香港島側の両方の景色を楽しみながら、のんびりと一息つくことができます。ホンハムは、下町ですので華やかさはないですが、実際の香港人の生活エリアを味わうことができます。小さなお店をのぞいたり、街市を探索したり、隠れた名料理店を探す旅をしてみるのはいかがでしょうか?地味なエリアですが、意外と人が多く集まる場所で、いつも賑わっています。実は、このホンハムの中層住宅郡ができる前は、広大な造船所エリアでした(ここでスターフェリーは建造されていたのです)。経済の発展と共に造船所は閉鎖されましたが、その記念のためのモニュメントがJUSCOの大きな船形の建物として建設されました。
2005.02.24
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私の会社では、現在スロットカーレーシングが流行しています。有志10人くらいですが、それぞれのマシンを持ち寄り、週に数回レースをしています。今回、私も誘われレース会場に顔を出すことにしました。スロットカーレーシングとは、小型モータを内蔵した手の平に乗る程度のマシンをコントローラで速度調整しながらコントロールして競争する仕組みです。小さい頃に家庭用のコースで遊んだ方も多いと思いますが、本格的な愛好家は世界中にたくさんいて、定期的な国際大会や地方のレースといったマニアの世界が構築されています。 競争させるマシンも2,000円~20,000円と幅広く、デイテールもモデルカー並に精密で驚かされます。なお、価格が高いから早いというわけではなく、いろいろ改造して徐々に早いマシンを作り上げていくというところが大きな魅力になっています。 と言うわけで、私も早速レースカーを購入し参戦しました。コーナーでは、速度を微妙に調整しないと、簡単にコースアウトしてしまうので、操縦は意外と難しく大変です。しかも、私のマシンは、買ったばかりのノーマルですから、多少でも改造した同僚の車には全く太刀打ちできません。この悔しさが次につながり、はまっていくのだと納得できました。1時間位遊びコントロールに慣れてきた頃、3人づつチームを3つ作り30分間の耐久レースを行いました。当然経験不足、改造不足の私のマシンは勝負にならず、コースアウトだけしないように慎重な走りに徹するだけです。その結果、他の仲間のマシンに助けられ、何とか1位を獲得することができ、賞品にフェラーリのロゴの入ったノートをもらいました。次回は、改造したマシンを持ち込みリベンジといきたいですが、残念なことに次回の帰国が未定です。また、そう長く社内のブームが続いているとも思えず、私のチャレンジは叶わないことになりそうです。香港でスロットレーシングをやっているところがあればいいんですけどね(笑)
2005.02.22
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出張で日本に戻って来ました。水曜日に帰るまで日本で過ごします。香港は、数日前まで25℃まで気温が上昇したのですが、最近は、また少し寒くなりました。どちらが本当の天気なのかわかりません。でも、日本は、やはりそれよりも寒かったです。この寒さは懐かしいですが、空港の建物の外に出た瞬間に戻りたくなりました…前も書いたのですが、日本に戻るたびに空気が綺麗だなぁと感じます。今は、東京の日本橋のホテルに泊まっているのですが、買い物で外を歩くと(冷えてるせいもあると思うのですが)、空気が美味しいような気がします。やはり、香港は、相当に空気汚染がヒドイのですね…うーん、香港に長年住んでも身体は大丈夫なんでしょうか(笑)話は全く違いますが、移動でタクシーに乗ったとき、香港に住んでいると運転手さんに言うと「優秀な人もいるんだろうけど、中国人はレベルが低い」というような話をしていました。私は、「香港人も中国人も一生懸命に勉強し向上心が強い。勉強や仕事をしないくせに優越感だけお高い日本は、あと10、20年もすれば確実に追い越される。」と言ったのですが、あまりピンとこないようでした。我々は、常に接してますから、アジアがモノ凄い勢いで追いかけてきてると言うのは実感してるんですけどねー。大方の人の感覚は、同じようなものなんでしょうか??
2005.02.20
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来週の日曜日(27日)にいよいよ香港国際マラソンが開催されます。今日は、事前に参会者にゼッケンや記念品を配布する前夜祭のようなイベントに行ってきました。 会場に近づくと参加者がたくさん集まって列をつくっています。彼ら全員が私のライバルになるわけですね。整列させるスタッフの広東語がわからず適当に並んでいたら、ハーフマラソン参加なのに10km参加者の列に並んでしまっていました。でも、並び直すと時間がかかるので、何とかなるだろうとそのまま並んでいたら、本当に何とかなり無事にゼッケンを受け取ることが出来ました。 今年の参加者数は、主催者発表で10kmが17,435人、ハーフが8,641人、フルが4,842人の合計30,918人と大規模なものになりました(去年より何と6,000人増です!!)九龍側と香港島側、高速道路や海底トンネルまで交通規制して開かれる大イベントですから、記録更新よりも何か雰囲気を楽しみたいなぁという感じです。 私のゼッケン番号は「44744」。よよいのよいよい!という軽いノリでいい番号だと思います。30,000人もいますから探すのは不可能だと思いますが、この番号を付けた死にそうな顔して走るランナーは私ですので、見かけたら是非応援してやってください(笑) 明日から3日ほど日本出張です。寒いんだろうなぁ…
2005.02.19
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本日、kikomataroさんの「うんちゃら日記」で、私のブログを紹介してもらいました。コメント付きで紹介してもらえるなんて…ホントに感激しました!ありがとうございます。来週、 kikomataroさんが香港に旅行されるとのことなので、(御存知かもしれませんが)御礼に私のお気に入りのお店を紹介します(笑)これらのお店は、有名な「蔡瀾美食坊」の中にあります。人によっては「味が落ちた」「行く価値がない」と厳しい評価を受けてしまっているのですが、私達は単純に「美味しい!」と思ってます。大袈裟ですが、将来、帰任するときは「ここに来れなくなる」が一番心残りになるはずです(笑) どのお店も値段が手頃でお腹が膨れるので、日本からの出張者も、みんな満足して帰っていきます。これらの店は、他のサイトでもたくさん紹介されていますので、ここでは私が美味しいと思うモノだけ書いておきます。機会があれば試してみて下さい!春和楼餃子 : 「春和楼餃子(水餃子)」「海空陸餃子麺」鼎泰堂 : 「小龍包」「蝦炒飯」「酸辣湯」詠藜園 : 「坦坦麺(辛)」「五香炒飯」「紅油妙手」「白切肉」&ビール!正斗 : 「粥(プレーン)」「蝦雲呑麺」
2005.02.18
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香港でもお年玉はあります。「利是」というのですが、結婚して独立するまではもらえることになっているようです。また、配る対象も親戚や家族だけでなく、上司が部下にというケースや、マンションの守衛さんに渡したりと、結構幅広く配るのが香港の習慣になってます。渡す金額は、大体10~20香港ドル(約200~300円程度)なのですが、香港の一般的なマンションは30~50階建てが普通ですから、守衛さんなんか結構な額を手にする計算ですよね。なので、いつもは1人なのに、この時期だけ3人位立ってたりして、とてもわかりやすいです。この時期は、街中でもお店やレストランなどが「利是」を配っていることが多いのですが、その中身は、お金でなくて割引券とかチョコレート金貨だったりします。昨日のマックでは、下のようなクーポン券セットをもらいました。 レジでもらう時は、大したモノは入っていないんだろうなぁと思って受け取るのですが、赤と金の派手なポチ袋をもらうと、やはり中身を期待してしまいます(笑)
2005.02.16
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子供達が遊べる遊園地のような博物館が、この「香港科学博物館」です。多岐にわたる(広く浅くという感じの)展示内容になっているのですが、この博物館のいいところは、それぞれの機械や仕組みが実際に手で触って直接確認できるということです。子供達は、実際に触れたり見たりして遊びながら、科学・機械・生物の不思議を学ぶことができます。あまりにも多いアトラクション(展示物ですが…)なので、的を絞って紹介することが出来ないのですが、私が見て面白いなと思ったものを、香港科学博物館(常設展示)にUPしておきましたので、よかったら見てみてください。でも、全然脈絡がないので、あまり期待しないで下さいね(笑)その中でも、個人的に一番面白かったのは、無音室(吸音室)です。外部の音が遮断された薄暗い部屋の通路を歩くのですが、入口から徐々に外の音が聞こえなくなってきます。やがて、全く何も音が聞こえない状態になっていくわけですが、そこで自分が歩いているのか宙に浮いているのかわからない不思議な感覚に襲われました。やはり人間の五感が重要というだけあって、その中の何かが欠けると不安定な状態になるんだなぁというのが実感できました。宇宙飛行士の訓練には、このような部屋に何時間もじっと立って我慢するという訓練があるそうです。話しに聞いたときは、何でもないような気がしたのですが、これは、意外に難しい訓練かも知れません。私だったら、1時間もいられるかどうか?だと思いました。その他にも、人間や動物の骨や内臓がゴロゴロと展示してありますが、どれも怖いと感じさせない、むしろ体の仕組みの不思議が親しみやすく学べる展示で好感がもてました。子供が遊びながらいろいろ学べる科学博物館、いかがでしょうか?お金のかからない遊び場に困っているお父さんお母さんたち、ここはお勧めの穴場ですよ!
2005.02.15
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昨日、好きなことを書いたら面白くて、また書きたくなってしまいました(笑)日記を読んだ私の叔父から、下の画像が送られてきました。今は、博物館の展示物になった「DC-3(VR-HDB)"Betsy"」の飛行勇姿です。でも1955年に退役した割には、何か香港の街が新しいなぁと不思議に思い、ちょっとだけ彼女の歴史を調べてみました。 「Betsy」は、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍C-47輸送機として輸送業務に携わりました。その後、1945年10月6日にキャセイ航空の創立者「ロイ・ファレル」が購入し、南米、中東経由で上海へ移送されます。1946年9月24日、「ロイ・ファレル」と「シドニー・デ・カンツォー」が仕事の拠点を上海から香港に移し、「キャセイパシフィック航空」を登記。同型のVR-HDAと合わせた2機を使って、シドニーからマニラを経由してシンガポールまで羊毛を運び、その帰りに貨物と旅客を輸送するチャーター飛行を始めました。このとき、シドニーから香港に飛ぶ途中、副操縦士のボブ・ラッセルにより「Betsy」と名付けられます。1946年10月23日には、同型機VR-HDAが香港からロンドンまでの長距離飛行を行うなど、徐々に業績を上げていきますが、1955年8月 「Betsy」は、オーストラリアの航空会社に売却されてしまいました。ところが、30年後の1985年になってキャセイの機長「マーティン・ウィリング」がオーストラリアで貨物便の運行に当たっている「ベッツィ」を発見し、それを聞いたキャセイ航空は、このHD-VCBを買い戻し、1940年当時の姿に再塗装して香港に持ち帰ります。そして1986年の創立40周年記念イベントの主役として最後のフライトを行った後、香港科学博物館に寄贈され今に至っています。そう、つまり上の写真は、そのイベントで撮影されたもののようなんですね。実際に見てみたかったですねー!うーん、香港情報のブログなのに、ちょっと個人趣味に走ってしまったようです。では、ここで香港で一番の高級ホテルである「The Peninsula Hong Kong」の画像でも添付しておきましょう。香港に来る有名人は、ほとんどここに泊まります。 やはり飛行機ネタになってしまいました(笑)このホテルは、香港空港からのヘリ輸送もやっているので、そのシャトル便だと思います。幾らかかるかは知りません…
2005.02.14
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最近、私のハンドルネームである「skytrain」の意味を問われることが多くなりました。どうもタイの電車もスカイトレインと言うらしく、それと同じですか?と聞かれるのです。そこで、今日は、ハンドルネームの由来となった「skytrain」を見るために香港科学博物館に行ってきました。下の画像が「DOUGLAS DC-3 (C-47 Skytrain)」です。 これは、キャセイ航空が創業時の1948年~1955年まで使用していた「DC-S(VR-HDB)"Betsy"」です。香港在住者がも多く利用するキャセイ航空は、この1機から始まりました。 1933年に初飛行したDC-1から2年後の1935年に開発された双発プロペラ旅客機です。寝台付きで21名乗りのこの機体は、当時の最新鋭機で、世界中の航空会社から引っ張りだこになります。ところが1939年にヨーロッパで端を発した第二次世界大戦が、この優雅なDC-3を戦時色に染めていき、各国の軍事輸送機として世界の空を飛ぶことになりました。アメリカでは「C-47 Skytrain」、イギリスでは「dakota」、日本では「零式輸送機」と呼ばれ、有名なノルマンディ上陸作戦で空挺部隊も使用していました。(海外ドラマ「BAND OF BROTHERS」では、対空射撃でボコボコ落とされてました…)やがて戦争が終わると、この機体は再び民間航空機として戻ってきます。日本でも全日空を始め、地方の航空会社数社が採用して定期航路を飛ばせ、最終的に1965年まで日本の空を飛んでいました。日本の空からはいなくなってしまいましたが、定期航路やチャーター便をあわせると、現在でも1,000機程度は、世界のどこかの空を飛んでいるそうです。そんなDC-3ですが、私は小さい時から、この味のある機体が大好きでした。実際に搭乗したことはないのですが、ビデオや写真でみるだけでもワクワクします。アメリカ軍が名付けたskytrainは、空飛ぶ貨物列車みたいなイメージだと思うのですが、私は銀河鉄道のような夢のあるイメージでハンドルネームに拝借させてもらってます。機会があれば、是非一度搭乗してみたいと思っています。
2005.02.13
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暑くもなく寒くもない今の時期の散歩にちょうどいいのが「星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)」です。何の遮蔽物もない海の上の散歩道なので、夏の暑い昼間は直射日光にやられます。ご注意下さい(笑) 香港の映画界で活躍した俳優や監督など73名のの手形とサインのプレートが440mほどにわたって並べられています。有名な人では、ジャッキー・チェンやジェット・リーとかがありますが、既に亡くなったブルース・リーやレスリー・チャンなどは、プレートだけでサインもありません。 通りには、数件のお土産屋があるのですが、映画・俳優関連のグッズがほとんどなく、それを期待すると残念な結果になります。プレミア好きの私ですが、ここでは何も買うものがありませんでした。でも、天気がいいときに散歩や休憩するのに最適な場所ですから、のんびりしたい時に訪ねてみてください。
2005.02.12
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雨天が懸念されましたが、『旧正月大花火大会』(シンフォニー・オブ・ライツと夢の共演)が無事に挙行されました。毎年旧正月2日、ビクトリア湾で午後8時から25分間ほど花火大会が行われます。ビクトリア湾は狭いので、すぐ目の前でみる三万発の花火は大迫力です。ただし、それを見物にくる人たちも膨大で、全く身動きできなくなるくらい集まりますので、今年もテレビで観ることにしました。花火をテレビで見るのは無粋かと思われるかもしれません。でも、現場だと騒々しくて表題にあるシンフォニーが聞こえませんので、テレビを通してみれば、ちゃんと音楽とシンクロしてるのがわかるので結構いいです。25分間の中には、いくつかの音楽テーマがあって、それに応じた花火構成になっているのですが、今年は「パッヘルベルのカノン」の時が一番綺麗でした。香港は、年に数回ほどイベントとして花火大会を行います。一度行けば十分という人と毎回欠かさず観にでかけるという人がいます。確かに近くで見ると凄い迫力で圧倒されます。機会があれば、一度くらい観に出かけるのも良いかもしれません。家の窓からもかろうじて花火が見えましたが、あんまりだったのでテレビの画像を載せておきます。雰囲気は伝わりましたか?
2005.02.11
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香港には、日系のスーパーや百貨店がいくつかあります。バブル崩壊後、撤退した企業も多いのですが、「そごう」「三越」「西武」「JUSCO」「ユニー」などが健在です。特にスーパーは、店の雰囲気も品物も日本と同じなので重宝しています。うちの近所には「JUSCO」があるのですが、香港全土で7店舗も展開しています。ただし、品数は豊富なものの、値段は日本と同じと言うわけにはいかず、適当にカゴに放り込むと、会計の時に痛い目にあいます。「JUSCO」は、「吉之島」というサブネームがついており、「かっちーとう」と発音します。タクシーなどでは、ジャスコと言っても通じないことが多いですが、かっちーとうと言えばわかってもらえます。なぜ、「吉之島」なのか?ジャスコの当て字でもないですし、いつも疑問なのですが、一番ひろまっている噂は「社長の名前説」です。でも、本当は、どうなのかわかりません。誰か知っている人がいたら、教えてください。日系スーパーなので、チラシが存在します(気まぐれに新聞に折り込まれていることもあります。)今日は、そのチラシを紹介します。今回は、旧正月記念特売号なので、いつもと雰囲気が違いますが、デザインはあまり変わらないと思います。
2005.02.10
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新年快楽!今年も春節を迎えました。昨日、カウントダウンでもやるのかと思ってテレビをみていたのですが、どこもそんなことはせず、各地の中継を映しているうちに零時を越えてしまってました。下の画像は、願い事が叶うということで有名な「黄大仙」という道教寺院の中継です。参拝した人々が線香をたてようと殺到しています。50cm位ありそうな大きな線香を供える人もいるのですが、手を合わせてお祈りが終わらないうちに、反対側の係員がそれらの線香をバシバシ抜き捨てている姿が印象的でした(笑) 香港では、意外かも知れませんが、爆竹が禁止されています。だから街中は静かです。(でも、ARAMISさんによると、夜中に爆竹の音が聞こえたとの事ですから、隠れて鳴らす輩もいるのかもしれません。)今日だけは、お休みという店も多いです。
2005.02.09
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香港芸術館に「フランス印象派展」を見に行ってきました。 先に言っておきますが、私には絵画の趣味がありません。普段だったら全くに気にかけず通り過ぎるところですが、下記の笛を吹く少年は、教科書で見たことを思い出し、もういい年になったので、実は絵画に興味を持つようになったかも?と思って気まぐれで入場したのです。入場券のシリアル番号から察すると、1日に約1,500人が見に来ている計算になります。香港人は、芸術に興味が薄い(?)と思っていたので、これは少し意外な気がしました。 館内は、大混雑で持物検査も適当です。私はノーチェックで入場しましたが、会場に一歩足を踏み入れて「警備大丈夫なの??」と心配になりました。全ての絵画は、観覧者の視点に合わせた低い位置に、ガラスで覆うことなく剥き出しで壁にかけられています。手前にロープが申し訳程度に張られているだけで、ひょいと手を伸ばせば簡単に絵に届いてしまいます。もちろん警備員はいますが、とても咄嗟の行動には対処できそうもありません…本当に無事に会期が終わることを願っています…さて、絵画鑑賞ですが、結果からいうと、それらの絵から何も啓示は受けませんでした(笑)退屈で、さっと一回りして会場を後にしてしまいました。私の御先祖様には、絵画に造詣が深い人物はいなかったようで、私のDNAには絵画に関する記憶は何も組み込まれていなかったんだと思います。でも、モネ、マネ、セザンヌ、ルノアールなどの有名な絵画が、触れる位の距離で鑑賞できる(筆のタッチがはっきり感じ取れます)滅多にない機会ですので、皆さんも出向いてみてはいかがでしょうか?会期は4月10日(木曜休館)まで、開館時間は午前10時から午後8時まで、大人30香港ドルです。
2005.02.08
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今日は2月7日ですが、旧暦で言うと12月29日にあたり、明日は大晦日になります。私の事務所も先週の金曜日が仕事納めでしたので、今週1週間は正月連休です。日本からの駐在者も、この時期、一時帰国する人が多いのですが、私は、仕事がギリギリまであったので、今回は帰国を見送りました。日本人から見れば、2月にお正月と言われてもピンとこないのですが、街中は、お正月祝賀ムードで盛り上がってきています。考えてみれば、いつも旧正月は帰国していたので、香港で過ごす正月は初めてだということに気が付きました。初めての香港の正月をゆっくり楽しんでみたいと思っています。
2005.02.07
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香港で牛丼の「吉野家」は健在です。日本では、牛肉不足から販売休止になっていますが、香港では、普通に牛丼が食べられます。(個人的には、味もそれほど変わらないと思いますが、吉野家フリークに言わせると、やはり微妙に違うとのことです。)そんな吉野家ですが、1月末にちょっとした騒動をやらかしました。それは、去年の暮れに無料で配っていたカレンダーについてです。まずは、下の画像を見てください。なんの変哲もないカレンダーに見えます。 ところが、このカレンダーに中国のマスコミから批判をあびました。なにが問題なのかというと、ニワトリの胸に、中国国旗「五星紅旗」に似た5つ星をあしらっていることが、国旗や国旗の一部を使った図案を広告などに無許可で使うことを禁じた「国旗法」に違反するというのです。それが、下の問題の画像です。 確かに国旗と受け取れるデザインではあります。作者も、恐らく何の気なしに使ってしまったんだと思います。でも、これが、一部マスコミからは「国旗侮辱だ」と批判が出たくらい大問題なのです。中国で印刷した5,000部は全部回収したそうですが、香港で配っちゃった分は、どうなるんでしょうか?最近、店に行っていないので、わからないのですが、恐らく回収の告知はあったと思います。仕方のないことですが、各月に2枚付いているクーポン券が使えなくなるのも残念です。
2005.02.06
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今日の朝もすごい濃霧です。先日日記に書いた日よりも、もっと濃い霧で、先が全く見えません。比較のために、本当だったら、こういう風景というのも画像に張っておきます。 すぐに解除されると思いますが、交通も少し規制されているようですね。ニュースによれば、香港だけでなく広東省も同様のようです。
2005.02.05
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香港では、国民1人に1枚のIDカードがあります。我々のような駐在組やその家族もIDカードが支給されます。(下はサンプルで私のカードではありません!)外国人は、自国のパスポートとこのIDカードを常に携帯しなければなりません。今日、家内が旧正月を日本で過ごすため、香港空港に向かいました。私も、時間の都合がついたので、荷物運びがてら空港まで見送りに行きました。搭乗時間まで少し時間があったので、空港内のレストランで食事をし、では、そろそろゲートに向かいましょうというときになって、家内がはっと何か気付いた顔をした後、「あー忘れちゃった!」と自分のカバンの中を探し始めました。パスポートはチェックインをした時にありましたし、何を忘れたんだろうと見ていたら、なんと「IDカードを忘れた!」と言うのです!普通は、パスポートと一緒にしておくのですが、滅多に香港外に出ない家内は、別々に保管していたいたと言うのです。IDを持つ人と旅行者では、入国スタンプが違うので、イミグレでは、すぐにわかってしまいます。正直言って、IDを忘れるということは考えたこともなかったので、私には、IDなしでも出国できるのかどうか?知識がありません。それに、飛行機の出発まで1時間を切っており、家に取りに帰る時間もありません。飛行機チケットも往復FIXで変更が出来ないので、もしIDがないことで引っかかると、航空券がパーになってしまいます。そこら辺にいる係員に聞こうと思いましたが、薮蛇になるといけないので、乱暴ですが、そのままイミグレに行かせてしまうことにしました。家内は、不安そうな顔をしていますが、見送りは、そこまで入れないので仕方ありません。覚悟を決めた家内は、トボトボと審査場に入っていきました。もし、また、ここに戻ってきたら航空券は紙切れということになります。不安な数分が過ぎました…数分後、私の携帯がなりました。慌てて電話に出ると「無事に通れた」との連絡でした。家内によると、審査ブースで「IDカードを出して!」と言われたらしいのですが「家に忘れた」と言ったら、「OK」と何のお咎めもなく通してくれたらしいのです。ホント良かったです。香港人が忘れたらどうなるのか?今度確認してみようと思いますが、日本人の皆さんは、IDを忘れても出国できますので、家に取りに戻らなくても大丈夫です!ご安心下さい(笑
2005.02.03
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香港では「殺人アリ」と「髄膜炎」のニュースがメディアを賑わしています。SARS以降、ちょっとした伝染病などでも大きく報道されるようになった香港ですが、大体の場合、その報道は過熱しすぎの印象があります。でも、大騒ぎしても、いつのまにか下火になっていて、あれはどうなったの?と思うことも多いのが実情です。最近のブーム(?)は、表記の2つです。あまり心配しないで、お読み下さい1.殺人アリ「カミアリ」という南米生まれのアリが、最近香港に侵入してきました。このアリは毒をもっていて、これに刺されると激しい痛みやアレルギー症状で死に至る場合もあるそうです。昔、日本でもこんなアリがいるとニュースになった気がしますが、とにかく香港政府も慌ててます。中国本土からの植物検疫強化はもちろんですが、アリクイの輸入を検討しているそうです。何匹のアリクイが投入されるか知りませんが、本当に来たら面白い光景が広がりますね。2.髄膜炎患者増加中中国国内で髄膜炎が流行していて、これまでの数週間で250人以上が感染し、16人が死亡したそうです。これで問題になっているのは、中国当局から香港当局に未だに正式報告がなされていないことです。SARSの時に、速やかな情報開示を約束していたのに、それが相変わらず実行されていないということですね。
2005.02.02
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昨日の続きです。1.ファーストクラス料金課金機KCRには、日本のグリーン車のようなファーストクラスが設定されています。料金は、普通運賃の倍額と結構高いのですが、普通車はとても混むので、いつも使ってしまいます(笑)この機械は、駅のホームに置かれていて、ファーストを使いたい人がオクトパスカード(スイカみたいの)をセンサー部にかざすとピッと料金が引かれる仕組みなっています。料金を払わず車内検札員に見つかると、次の駅で降ろされ、罰金500香港ドルを徴収されてしまいます。これは、結構迫力のある光景ですよ2.自動券売機このタイプの券売機は、少し古い型になってきました。KCR分岐延長等で路線が広がるのと同時に、券売機も更新され始めています。そのうちに新しいタイプが発売されることでしょう。3.KCR「ホンハム駅」の置物「ホンハム駅」は、KCRが「TST-east」まで延伸されたので、基点駅ではなくなってしまいました。その当時の名残の置物だと思います。ホームは下に置かれているので、この置物は駅舎だけです。本物は壁が透明ガラスで覆われていて綺麗な仕様なのですが、この置物だと何か安っぽくなってしまってますね。4.マグカップこれもベタなお土産ですが、お湯を入れると外側に車両が浮かび上がるようになっています。小さいので子供用に最適です。
2005.02.01
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