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傷みがひどく大がかりな手術を施したYAMAHA No.90ですが、作業中に思わぬ発見がありました。 中に貼ってあるラベル。背板を剥がす前から気付いていたのですが、2重になっています。なんでこんなブサイクな事を?気になったのでちょっと水をつけて透かしてみました。すると! !! なんとNo.80の文字が!これは一体どういう事でしょうか?私はヤマハの資料ページを見て以来、No.90はNo.80の後継ではないかと考えていました。価格も近いですし、使われている材木も同じ。生産開始年はNo.80が1963年4月、No.90は1966年1月。終了年は不明ですが、この時代に発売された他のウクレレの生産期間は約3年でです。以上の点から自分なりに考えてみました。No.80の生産終了が決定(多分値上げに伴うもの)しNo.90の生産へ移行した頃既にNo.80としてある程度(少なくともペグ穴を開ける直前)まで組み立てられていた物があったのではないか、と。ボティーの仕様に変わりはないのでそのまま製造を続け、出来上がったら既に貼り付け済みの旧ラベルの上へ新しいのをペタリ・・・あくまで当て推量ですが、十分あり得そうです。恐らくこのウクレレはその過渡期に製作された1本なのではないかと考えています。 ・・・全くの妄想でした。No.80と90は同時期に発売されていました、カタログに並んで写ってましたので↑のような事は絶対にないとは言えませんが考え難いです。恐らく単なるラベルの貼り間違えでしょう ;^^) 偶然手に入れたウクレレに意外な謎が隠されており、リペア以外にも楽しめた1本でした。
2013.04.27
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内部の補修(&お遊び)を終え、背板を接着しました。残るは外側です。ボディー全体に軽くペーパーを当てて表面を整えます。 裏側は接着部を念入りに。角はわざと丸くしました。 ↑は綺麗に貼れた所。背板を剥がす時に傷めた箇所↓は 隙間が空いたので埋めています。 トップの角に欠けがあります。ささくれを整え木を貼ると綺麗に仕上がりますが 面倒なのでいつものパテで埋めちゃいます。多少色が違いますが、気にしない。 サウンドホールの欠損部もちょっと明るくなっちゃいましたがあちこちに傷みがある事ですし、もうこれで良しとします。 フレットをスチールウールで磨きます。くすみが取れてとっても綺麗に。 残るはヘッドですが・・・ここをどうするかでずっと悩んでました。ボディーの色落としをした段階で色は付けずに塗る事を決めていたんですが、ここにはロゴマークがあります。出来ればそのまま残したいですが、はたしてそううまくいくかどうか。ダメ元で文字部をマスキングし剥離剤を塗ってみました ・・・が、見事に失敗しました。諦めて全部落とします。更にもう一つ問題が。ペグが1つ足りないので新しい物を付けなければいけないのですが、ヘッドの穴が異様に小さいのです。通常のペグはブッシュ(ポストとヘッドの間にかませる丸い部品)をヘッドの穴に打ち込んで固定する構造なのですが、オリジナルペグはただのワッシャ―です。 全然違っています。 その為ヘッド穴径≒ポスト径で穴が狭く、加工しないと新しいペグを取付けできません。慌ててリーマーを買いに行き、穴を広げました。 これで加工は全て終わりました、残るは塗装のみです。前述の通り、色は付けずにクリア塗装のみとしました。グロスにすると傷が目立つのでフラット仕上げにします。 弦を張って完成。 修理前は濃いブラウンだったので、印象ががらっと変わりました。トップは古びた感じが程よく残っています。サイドはメイプルの杢目が鮮やか。 背板。こちらは杢というよりムラといった感じ。 サウンドホールの欠け部分は塗装したら 色が濃くなってあまり目立たなくなりました。 ヘッドにはタトゥーシールで作ったロゴを貼り付けました。 タトゥーシールは印刷面側が接着面になっている為、文字を反転させて印刷しなければいけません。うっかり反転指定を忘れてプリントしてしまう事もしばしば。また、シールが非常に薄いので貼り付ける時に力を入れ過ぎるとうにょ~んと伸びてしまいます。やってしまいました。まっすぐ貼れずにあちこち歪んでいます。でもやり直しは簡単にできるので、とりあえずはこれでよしとします。 そしてペグ。以前ギアペグに替えたAla Moana UK-160Pの物を取り付けました。しかしここでまたも問題が。ヘッドが今時のウクレレより薄く、ネジを限界まで締め込んでもペグが固定されません。これはまずい、と急きょ 手持ちの六角ナットを間に挟みました。これがまた偶然サイズがピッタリで、ヘッドへの固定はもちろん留め具の凹みにもぴったりはまって動きません。 更にワッシャ―の役目もしてくれて微調整がし易くなりました・・・怪我の功名とはまさにこの事。では音を鳴らしてみましょう。なにせ手に入れた時はボロボロだったので、ちゃんと音を出すのは今回が初めてだったりします。どれどれ・・・おお!?小柄なボディーに似合わない大きな音で鳴ってくれます。 全身が振動して音を増幅している感じです。音質はスプルース+メイプルという材のせいか、ギターっぽいカラッとした感じです。作られてから50年以上経っている点も少なからず音に影響を与えている事でしょう。 さて。無事に修理も終わり、いつもならここで記事はめでたくおしまいなのですが・・・実は古レレスキーにとってはちょっとした発見がありました。 次回はそれをご紹介。
2013.04.26
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ブレーシングの接着が済んだら次は背板の割れ修理です。前回はマホガニーの(名で売られていたそれっぽい)平棒を貼りましたが、今回はパッチを当ててみる事にします。使ったのは桧の平棒。1辺8ミリ位の正方形に切り出し、やや間を開けて貼り付けます。 割れにパッチの対角線を合わせて貼ります。こうすると割れが広がらなくて良いのだとか。ささくれを取る為ブレーシングの角を削ったのですが、その際うっかり余計な力をかけてしまって完全に割れちゃいました。 全部で10枚、ちょっと分厚い気もしますが気にしない。 接着剤が乾いたら ペーパーをかけて表面を均します。元から割れていた部分は消せませんでしたが、自分で割ってしまった所は綺麗に繋がりました。 トップ強化と遊びを兼ねて ブレーシングを追加してみました。効果の程は不明。 ついでに元からあったブレーシングを波型に削りました。もちろん効果の程は不明。 サウンドホールの欠けをパッチの端材で埋めました。 これで内部の修理と加工は全て終わりました。表板の塗装を落として背板を貼り付けます。前回は糸でくくりつけましたがうまくいかなかったので 輪ゴムでがんじがらめにしました。輪ゴムの方が滑り難いので作業しやすかったです。 この状態で接着剤が乾くまで放置します。
2013.04.25
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あらかた写真を撮り終わった所で修理にかかります。まずはブレーシングとバックの割れを治す為に背板を外します。以前と同じく外と中から水でニカワをふやかせて、剥がれた箇所からカッターを入れて少しずつ、慌てず急がず慎重に・・・ やったつもりでしたが、結構ライニングが背板についてきちゃいました。まあ戻す時にくっついてくれれば問題ないので気にしない事にします。ちなみにNo.170のようなシリアル表示はどこにもありませんでした。 ブレーシングの外れ具合を確認。 てっきり側板から外れた側が浮いていると思っていたのですが、反対側がやられていました。 しかも木目に直交して割れています。木目に沿って割れているのはよく見かけますが・・・なんとも不思議。 側板を見ると数字が書かれています。が、何を表してるのか不明。 あちこちに 鉛筆で位置決めの印が書き込まれています。 何気にブリッジ裏の補強材は表面が山なりに削られています。 エンドブロック前の矢印。 「ネックはあっち側だよ」って事? いや、さすがにそれは分かるでしょ。 ブレーシングは割れた部分にタイトボンドを塗ってクリップで挟み接着します。箱を開けてしまえばこの作業は非常に楽ちんです。開けずに接着する時の困難さと言ったらもう・・・特に今回のように背板ブリッジ下あたりに取り付けられているのが外れていたりすると泣きたくなります。
2013.04.24
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先日紹介しましたヤマハNo.170がなかなかの物だったので、がぜんヤマハ古レレへの興味が増しました。No.80を求めて三千里・・・が、依然手に入らず。とはいえニアピンというか至近弾は当てたりしています。No.170に続いて手に入れたのがこちら、No.90です。「番号が10多いけどこれも結構いいモデルなんじゃないかな?」と思い、購入する事に。ヤマハのウクレレ、セカンドゲットだぜ! ヤマハのサイトデータによるとこのモデルは1966年1月から生産が開始されています。終了年月は不明です。価格は2,000円。材はトップが松、サイド&バックがカエデ。先日のNo.170と同じです。ただしその他の材は不詳となっており、イマイチはっきりしません。 しかし・・・これは。お世辞にも綺麗とは言えません。というよりかなり傷んでそう。ざっと見ただけでも塗装の剥がれ、打痕があちこちに見受けられます。サウンドホール周辺。周りには細かい打痕が多数。ロゼッタ内の塗装が剥げ、全体的にボディー内へ向かって落ち込んでいます。 更に1弦付近には欠損も。 更に更に、中層部が朽ちたかのようにえぐれています。ロゼッタは樹脂製なので多少経年による収縮はあるものの、しっかりとしています。 ヘッド。塗装剥がれや打痕は言わずもがな、ペグが1つ足りません。ここで目に止まったのがペグのつまみ(ボタン)。 よくある楕円形ではなく、ギブソンのギターによく見られるキーストーンシェイプになっています。おしゃれですね。パーツ数は少ないですがヘッドとボタンの間に厚手の金属ワッシャ―が入っており、スムーズに回るよう工夫されています。直接擦り付けないのでヘッドにも優しいです。つくづく足りない事が残念です。 ロゴもかなり傷んでいます。 ナット。この時代の物は木製が圧倒的に多いのですが、こちらはボーン製です。ちょっぴり高級っぽいですね。 背板に大きなクラックが一本。割れてから相当の時間が経っているのか、大きな隙間が空いています。これだけ大きく破損していると、ブレーシングも確実に外れているでしょう。 また、クラックから右側が側板から剥がれています。更に側板もエンドブロックから少し剥がれている様子。これはもうやるしかないですね、開腹手術。 ・・・と。その前に先日のNo.170と並べて記念撮影。 ボディーシルエット他、各部のデザインが結構違います。
2013.04.23
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楽器でヤマハといえばピアノやギターが有名ですね。でもごく僅か、スポット的にではありますがウクレレも製造しています。ネットで検索して最も多くヒットする古レレはNo.80というモデルで、とても評判が高いです。しかしそれ故に人気も高く、なかなか手頃な物がありません。何度か手に入れ損なっているうちに目に止まったのがNo.170というモデル。「聞いた事ないけど90も番号数多いし結構いいモデルなんじゃないかな?」と思い、入手する事に。ヤマハのウクレレ、初ゲットだぜ!多少くたびれてはいますが、状態は良さそうです。ヤマハのHP資料によりますと、これは1960~63年に生産されたモデルで表板は松、側・裏板はカエデ。今風に言えばトップはスプルース、サイド&バックがメイプルですね。オール単板です。ネックはシナ、ブリッジがラワンで指板はオノオレ(斧が折れるほど硬い木、という意味で付いた名前だそうです)となっています。当時の売価は1,700円です。ちなみに1963年3月よりNo.220が2,200円で発売されていますがデザイン、各部木材の仕様が全く同じ。ナンバーの数が価格を表しているので、単に値上げに伴ってナンバーが変わっただけなのでしょう。 ※後にNo.220を入手し、この推測が間違いであったことが判明します。 ヘッド。 埃まみれで多少塗装剥がれはありますが、打痕もありません。メーカーロゴが剥げてしまっているのが残念。ペグは勿論木製。削り残しやささくれもなく、丁寧な作りです。 ナットも端の塗装が欠けているだけで傷みは少ないです。ちょっと溝が浅いですね。 フィンガーボード。フレット周りが白いですが、これはパイナップルナのような塗装の白濁ではなく埃です。ポジションマークはパーロイドで5、7、10、12フレットに打ち込まれています。12フレットモデルの最終フレットにマークが付いているのは珍しいですね。 特徴的なエンド部。断面に筋が見えますがこれは削り痕で、合板ではありません。 ブリッジはオーソドックスな四角い形。白いのはワックスの拭き残しでしょうか? 1弦溝の上部が欠損しています。弦がすっぽ抜けた時に持って行かれちゃったのでしょう。2重に結び目を作ってかろうじて引っ掛かっている状態です。 ラベルは楕円形で、おなじみの音叉を3本合わせたマークが印刷されています。 ネック側のブロックにシリアルナンバーが。こ、この番号は・・・あだ名は「ヤクちゃん」に決定ですね(笑) ブレーシングは裏表に2本の計4本。背板の片側だけ外れていました。 以上、気になる破損はブリッジとブレーシング1箇所で比較的ダメージは軽めでした。 では全体を清掃し、破損個所を修理しましょう。 ブレーシングの剥がれはタイトボンドを塗った後、割り箸をつっかい棒にして背板に押し付けます(すみません、写真撮り忘れていました)。 今回の目玉(?)ブリッジの欠損修復。エポキシパテを詰め込んで成形し、それっぽく導管の筋を入れ 疑似色に調色したラッカー塗料を塗ります。 ちょっと失敗しました、改めて塗り直します。 はいこれでオーケー、よほど近づいてしげしげ見ないと分かりません。 塗料が乾いたら弦を張って終了。 汚れを落とし、細かい塗装剥がれをレタッチしただけで随分と綺麗になりました。やや細めのボディーですが、よく鳴ってくれます。 今回使用したエポキシパテはこちら。軽量で比較的柔らかく、硬化後の加工も容易で木との相性が良いです。模型店やホビーコーナーのある大手電気店等で手に入ります。ウェーブ・エポキシパテ(軽量タイプ)
2013.04.22
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念願叶って手に入れたパイナップルナ、昨日は外側をざっと観察しました。今日はちょっぴり中を見てみます。ラベル。モデルNo.は18とあります。 しかしこれに関しては全くの謎です。私の知る限りでは1から700まで、様々な番号があります。「ESTALISHED」・・・「ESTABLISHED」のスペルミスでしょうか。外側がこれだけ傷んでいると、内部も無事ではない可能性が高いです。一番危ぶまれるのがブレーシング(力木)。裏表に2本ずつ、全部で4本貼り付けられています。 いきなりラベル横の剥がれが目に止まりました。 反対側も浮いています。さらに奥、やはり 背板側が浮いています。ここはなんと、ライニングを持ち上げて外れていました。背板は程度の差こそありますが、大抵微妙に丸みを持たせて作られています。なので必然的に端に負担がかかります。それが年月が経つにつれ接着剤が劣化し、接着力が弱まって張力に負けて外れてしまうんですね。今までに手に入れた木ペグ時代の古レレは大抵どこかしら1箇所は外れていました。なのでたとえ「美品」と書かれていても、ここの不具合だけはあると考えた方がいいと思います。これで大体の状態は把握できました。では修理にかかりましょう。 ・ ・ ・ と、本来ならここでずらずらと修理中の写真が並ぶのですが・・・今回は濁ったクリア塗装を剥がすのに夢中になっちゃいまして、ほとんど途中画像を撮っていません。 唯一撮っていたのが 「あーこんな所に隙間が空いとるわ」と撮っておいた1枚だけ。 コッテコテの塗料がなかなか落とせず四苦八苦した為、まるっきり失念していました(笑)まあ作業自体は塗装を剥いでブレーシング接着、再塗装の後フレット磨きと定番の物ばかりなので今回はなくてもいいですね。 ヘッド以外を塗り直した所で最後の山場、エンブレムの修復です。デカールで作り直しできれば濁った塗料も落とせる上に綺麗に仕上がるんですが、通常のプリンターではゴールドは印刷できません。疑似色でごまかす事も出来ますが、ここは妥協したくありません。 なので欠けてしまった部分を手塗りで補います。手持ちの塗料を調色し、何回かに分けて色を乗せていきます。 はい、できあがりました。アップで見ると少し粗かったり剥がれた部分との段差があったりしますが、ぱっと見には分からない所まで直せました。 そしてエンブレム周りを塗装し弦を張って修復終了。無色のニスを塗りましたので、以前より色は薄くなっています。材に色が染み込んでいるので、あまり強くヤスリ掛けしなければ元の色を残せます。特にLUNAは化粧板の薄い合板なので、執拗なヤスリ掛けは禁物です。 あれだけあった側面の白濁も かなり除去する事ができました。しかし経年劣化か、側板が少しへこんで皺の寄っていた箇所がありその部分は全て除去する事ができませんでした。さっきも書きましたがLUNAの化粧板は薄いのでヤスリ掛けで無理ができません。ちょっと心残りなのがネック。きちんと面取りされておらず、あちこち部分的にへこんでいます。かなりヤスリ掛けして均しましたがへこんだ部分の塗料が取れず、 マダラになってしまいました。ほとんど色落ちするほど削り込んだのですが。塗装の腕が上がって均一に色付けできるようになったら塗り直しする・・・かも。 さきほど作業中のエンブレムのアップを上げましたが全体は こうなりました。当初はエンブレムのみ直す予定でしたがどうにもトップ面の濁りが気になったので、エンブレム周りをマスキングし古い塗装を落としています。多少塗装の段差とエンブレム周りにやや白味が残りましたが、それでも随分と見栄えがよくなりました。 弦を張り、いよいよ音出しですが・・・あれ?思ったより音が小さく細いです。以前オーバーホールしたNO.350と同じかちょっと弱いような・・・もっともあっちはブリッジ周りを強化したので遠慮なくフロロカーボンの弦を張っていますのでそのせいかもしれません。私は古レレには負担を掛けないよう、GHSのクリアナイロン弦を張る事にしています。1音高いアメリカンチューニング用の弦ですのでレギュラーチューニングで張るとその分テンションが下がり、ウクレレに掛ける負担を軽減する事ができます。 最近は結構なペースで増えてきているのでちょっとお得な複数セットを購入しています。 ghs strings「10 Clear Nylon×3セット」Standard Ukulele【送料無料】
2013.04.21
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初めて買ったウクレレがLUNA だったせいか、このブランドには特に思い入れ(執着?)があります。古くから作られていただけあってバリエーションが多く、同じ品番でも作られた時期によっては仕様が全く別物だったりと、興味も尽きません。 そんな中でやっとこ手に入れました、パイナップル型! ウクレレといえばひょうたん型、というのが世間の一般的な認識。なのでパイナップル型の生産数はぐっと少なく、古レレでは見かける事も稀です。アコースティック楽器はボディーの形が音量・音質に大きく影響を与えます。このタイプはひょうたん型より音量が大きく、音質が太いように感じます(手持ちのUK-160とUK-160Pで比較した感想です)。 さてこのパイナップルナ、遠目には綺麗に見えますが保存環境が良くなかったようであちこちに塗料の白濁が見られます。 側面。 向かって右側は比較的綺麗ですが左側に広面積に亘って白濁が見られ、綺麗な木目が残念な事になってしまっています。 トップにも塗料が垂れて厚くなった箇所に濁りが。指板に目を向けると フレット周りにびっしり。弦を外すとよく分かります。 見事なまでに濁ってますね。ネック。 ボディーとは反対の、右側がシマシマに。ナット周り。 まるで木工ボンドのよう。 ジョイント部付近も 濁りと浮きでこんなになっています。ヘッドも木目が見えなくなるぐらい濁ってます。トップ面も 他の箇所ほどではありませんが、うっすら濁っています。LUNA最大の特徴であるエンブレムも一部剥がれと色褪せがあります。 なかなか直し甲斐がありそうです。(続く)
2013.04.20
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いつものようにオークションを眺めていると、聞いた事のないメーカーのウクレレが出品されていました。グロス塗装もピカピカでちっとも古そうに見えません。でも全然知らないメーカーだったので興味を持ちました。ずっとウォッチしていましたが入札される気配もないので終了間際に入札、そのまま落札できました。それがこれ。 ナカシマというメーカーのウクレレです。目立った傷もなく、一見状態は良いように見えます。はたしてどのような物なのか・・・細部を見てみましょう。 フィンガーボード。 綺麗な木目のローズウッドです。しっかりとグロス塗装されています。 ポジションマークは本物の貝ですが 埋め込みではなく貼り付けです。上からガッチリクリア塗料が乗っています。縁の黒いのはバインディングではなく塗りです。それでも手が込んでるなー、などと思いつつエンド部に目を移すと・・・塗装が途切れており、 思いっきり合板な断面が顔を出しています。 おまけにボディーと隙間が空いています・・・ありゃま。 ナットの方に目を向けると、これがまた 見事な積層合板。しかも削りっ放しで、トップに僅かに突き板が残っている状態。こうしてアップで見るとクリア塗装もコテコテ塗りで泡が混じってますね。にしてもこれ、 ちょっとおいしそう。ケーキのような、栗まんじゅうのような(笑)なんか憎めません。 ロゼッタとラベル。 ロゼッタは一見豪華そうですが、デカールでした。ラベルは多色刷りでカラフル、シリーズナンバーも打たれています・・・変な所で本格的。サウンドホールは切りっ放しでささくれまくってます、材は勿論合板。 ヘッドは至ってシンプル。 何の飾りもありません。クリーニングの際外して分かったのですが、ペグはアルミ製でした。 そしてブリッジ。 さすがにここは合板ではありませんでした。ボディーには位置決めの鉛筆書きがそのまま残って・・・って、ずれてるやん(笑) サドル樹脂製・・・なのはいいとして、なんと円柱型。弦を外したらポロっと落ちました。 経年劣化でひょごひょごになっています。 ブリッジの真中に一本、ネジが打ち込まれています。 かなりぞんざいな打ち方だったので後付けかと思いきや、オリジナルのようです。 といいますのも、状態を見る為にブリッジを外してみたのですが 何と、接着されていませんでした。一見接着剤のように見える物はクリア塗料です。どうやらコテコテに塗った塗料が乾かないうちにネジ留めして、塗料に接着剤を兼ねさせていた様子・・・そりゃそんな留め方をすれば位置もずれますよ、鉛筆書きが見えている訳です。しかも半乾きの時にずれたから 1弦側にシワが寄っちゃってます(笑) このように、かなり残念な造りの一品でした。せめて音がいいなら救いようがあるんですが、こちらも残念な事にボディーの合板が厚すぎて全く響きません。ちなみに内部に力木は一本も入ってませんでした・・・補強の必要もない程頑丈な板、というわけです(笑)ワンコインで落とせたのでなんとか笑って済ませる事ができましたが、 高額で落札していたらかなり後悔していたでしょうね。でもこのナカシマという会社、良い物も作っているようです。先日もっと薄汚れたシンプルなデザインの物が出品されていましたが、そちらはこのウクレレが十数本買えるぐらいの価格で落札されていました。 というわけで、「楽器は見た目で判断しちゃダメ」という教訓を得た一本でした。 新品チョイキズ超特価【タイムセール】Ibanez 《アイバニーズ》 UEW20SME新工場生産になりクオリティも向上!【タイムセール】Ibanez 《アイバニーズ》 UEW30RWE
2013.04.19
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前回紹介しましたNo.60、けっこう残念な物だったので、改めてもう1本入手する事にしました。今度はもう少し今時のFamousらしいデザインの物を格安で・・・というわけで手に入れたのがこれ。 FU-150。今時のFamousとほとんど変わらない外観です。 調べた所、ボディーにはブビンガという赤味の強い木材が使われています。もちろん合板。画像はクリーニング直後に撮った物なので弦とサドルがありませんが、ちゃんと付属しています(あとソフトケースと予備弦も)。ちなみにサドルは木でした。 ヘッド。マークが入っているだけで大きく印象は変わりますね。 丸みを帯びた飾り文字がアーチ状に配置され、その下にマーク。Famousの旧ロゴです。 現行品は横一線のFender風フォントで、マークはその上に付けられています。ペグはさすがに廉価品なので少々動きは渋いですが、きちんとネジを締めて調節してやればちゃんとチューニングできます。 ラベルはまっ金々。 カマカを意識しているのでしょうか。ただの金色の紙ですが、視覚効果は大きいです。シリアルナンバーはありません。 このマーク、当初ろくに見てなかったので巴の太鼓だと思っていましたが改めて見ると円の中は音符ですね。デザインの参考にはしたのかな、などと勝手に考えています。 指板。ごくオーソドックスなローズウッドですね。 エンドの { 部も切りっ放しではなく斜めに面取りされています。フレットも綺麗に打たれエッジの処理も申し分ありません。さすが長年楽器を作っているメーカーです。 ナットはプラ製ローズウッド。 ブリッジ。ここもローズウッドが使われているかと思いきや、別の木材ですね。 ボディーと一緒に塗装されているのですが、弦をはめ込む側が少し剥離しちゃってます。弦の張力によるものですが、こういった場合注意すべき点が。一つはブリッジの剥離。ボディーと隙間ができると、いずれ弦の力でブリッジがふっ飛びます。ネジ留めしてあればそういった問題は起きにくいですが、皆無ではありません。もう一つは表板のトップ落ち。聞きなれない言葉ですね、トップ落ちとは何なのかというと。表板はとても薄い上サウンドホールがある為、強い力で引っ張られると多かれ少なかれ変形します。材が弱いと特に顕著に現れ、ブリッジからエンド側は膨らみサウンドホール側はへこみます(右横から見ると~な感じ)。当然ブリッジも前傾し、ピッチも狂います。このウクレレも定規を当てるとサウンドホールに向かってへこみが出ていました。これを矯正するには裏側に力木を貼り付け強化する必要があります。力木の本数は多いほど強くなりますが、その分表板の振動を妨げ、音が小さくなってしまいます。あれこれ考えた結果、表板のど真ん中にサウンドホール近くの力木からボディーエンドにかけて5ミリ角のマホガニー材を1本、貼り付けることにしました。1本なので完全に直りはしないでしょうが、無いよりはずっとましです。 ・・・と。言葉で書くと簡単ですが、分解せずに内部に手を加えるのは結構難しいです。なにせサウンドホールに手が入りません。鏡を入れてタイトボンドを塗った角材をペタッと貼り付けある程度乾いた所でクランプで固定し・・・すべて手さぐりでの作業です。 分かり難いですが、鏡に映った赤い線が補強した力木です。貼り付ける前にテコの原理で表板を持ち上げたので ちょっと塗装が浮いてしまいましたがまあ気にしない方向で。 これでこのウクレレのリペアは終わりです。比較的新しい物なので力木の剥離もなく、外側の傷みも大きな物は無かったのでこれ以外はクリーニングだけで済みました。 修理も終ったので弦を張ります って、既に上の画像でちらほら写っていますが。KALAの赤ナイロン巻き弦セットを張ってみました。2・3弦が巻き弦になっています。1・4弦に比べて濁った感じで横筋が見えますね。 弾いてみた印象としては、1・4弦は普通のナイロン弦なのですが、巻き弦は明らかに伸びが長いです。「ポォ~~ン・・・」という、Low-Gの金属巻き弦に近い響きです。 オールナイロンの巻き弦というのは面白くはあるのですが、通常弦とのサスティーン差が大きく、トータルバランスがとれてないような気がしました。スケールの短いソプラノだから尚更そう感じるんでしょうね。テナークラスだと違和感解消されるのかな・・・。(伏線) 数量限定特価!!KALA/ウクレレ弦/KRS ソプラノセット
2013.04.18
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さてこのFamousNo.60、ブリッジを貼り付け弦を張りしっかり接着されているかを確認したあと数日間天井から吊って放置していました。そしてある時、外出の為着替えていたのですが・・・トレーナーに手を通し腕を大きく持ち上げた時におもいっきりぶつけてしまい、直後に「ドンガラミョ~ン」と音が。『あちゃ~、落っことしちゃった・・・傷付かなかったかな、真下のギター』などと思いつつ頭を出して足元を見ると 見事にボディーとネックが泣き別れていました。幸い、ギターにはぶつからなかったようで一安心(笑)それにしても見事に分離しちゃってますね、普通は接着部にヒビが入るくらいでここまで綺麗に外れたりしません。破損部を見てみると・・・ !? ! ! ダボもほぞ切りもなく、ただ接着してあるだけ。おまけに側板をステープルで留めてあります(ネック側には錆の型が)。もちろん接着もされていますが、楽器の造りじゃありませんね。さて、こいつをどう直すか・・・。材も造りもいい物ではないので穴開けて固定棒を挿すのもめんどくさいし・・・結局タイトボンドで貼り直すだけにしました。 貼り付いた所でニスを塗り、フレットを磨いてはい終了。 とても綺麗に剥がれていたので 跡も残りませんでした。ブリッジをいじる為に塗装落としをした表板ですが、どうやらやや赤みがかったものだったらしく、艶消しクリアだけでは塗装を残したロゼッタの中と外で 微妙に色が違っちゃいました。 まあほとんど目立たないし、これ以上手を入れる甲斐もない代物なので、これで終わりにしました。 以上、初Famousでしたが・・・完全に選択を誤りましたね。こいつはFamousの名が付いているだけの他のウクレレです。 この失敗を踏まえて次回はちゃんとFamousしてるFamousを手に入れようと誓ったのでした・・・おしまい。
2013.04.17
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その名の通り国産で最も有名なブランド、Famousです。 ベストセラーウクレレだけあって手の出しやすい安心ブランドなんですが・・・私はLunaから入ったのと、ブランド名が気に入らなくて敬遠していました。自分で「有名」だなんて、奥ゆかしさがないなあ・・・みたいな。 また、2万も出せば単板モデルが手に入る今のご時世、合板に魅力を感じなかったという事もあります。 しかし食わず嫌いもいけないと思い、オークションで手頃な価格の物を物色し手に入れたのがこれ、 No.60です。根性曲がってますねー、Famousを知りたいと言いながら手に入れたのはかなり古いモデル。おまけに出品者の説明文には『キワヤに問い合わせたら「台湾の工場で作らせたけど出来が悪いので数年でやめた」との事』と書かれていました。なんともアレなモデルです。そのせいでしょうか、No.60にはデザイン違いの物が存在します。もっと茶色くてボデイーに黒いバインディングらしきものがあります(後日塗装である事を確認)。私の手に仕入れたモデルはFamous以外のブランド名でも生産されていたようです、全く同じ形、同じデザインのラベルで名前だけ違う物をオークションでたまに見かけます。※「SAMKO」でした。 ではどんな物か見てみましょう。 ボディーはマホガニー系の合板、ネックは不明。ヘッド裏のアゴ部分が大きく削られています。この点は使い易そう。 指板も材は不明。フレットは真鍮のようです。エンド部(〈)が斜めに削られている点は好感持てます、が・・・これも合板なんですよね、断面が美しくないです。弦高も高いです。おまけに12フレットが弦の中心に来ていますのでハイフレットに行くほど音がシャープします。こりゃブリッジずらさないと使い物になりません。どうりで短期間で生産終了させたはずです。 ヘッド。 何の飾りもありません、いたってシンプル。ナットは樹脂のようですが、 これがまたなんともお粗末な溝切り。中古品なので前のオーナーさんが手を加えた可能性もありますが、新品エレキギターでこんなになった物を見た事がありますのでオリジナルの可能性も捨てきれません。 ペグ。廉価モデルなのでグレードの低い物を予想はしていましたが・・・紙のワッシャ―が挟まれています、いやはや。 サウンドホール周り。ロゼッタは2本線のペイント。継ぎ目ではっきりと太さが違ってます。尚、古い国産ウクレレにはこういった塗りロゼッタが多く見られます。 そして弦高不良&音痴の原因、ブリッジ。高い! 横から見るとコの字型で、接着面積が広い分強度は増しますがその分高くなってしまったようです・・・このままではダメです、まともな音が出ません。接着強度を落とさず弦高を下げたい・・・さんざん悩んだ結果、こうなりました。フロイドローズ風ブリッジ!指板側に向け斜めに削って接着面積を稼ぎ、かつ弦高も下がるという一石二鳥の荒業。ヒップアップスタイルがかっこいいです(自画自賛)。もちろん見た目だけで、あんな立派な機能はありません。 ただ斜めに削るだけでは弦を掛ける部分が上がってサドルに弦が乗ってくれないので弦溝を長めに切り、サドル付近から出すようにしています。取り付け位置を3ミリほど下げたのでブリッジを剥がした跡が見えてしまいます。それを隠すため、以前購入したマホガニー板を貼り付けました。あとは剥がした表板の塗装を済ませれば終わりですが・・・この後トラブル発生!その顛末は後日という事で。
2013.04.16
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ではお掃除を始めましょう。いきなり強力な洗剤を使うのは怖いので、ガラスクリーナーで拭きます。 汚れを落とす力はさほどでもありませんが、それでも雑巾が真っ黒になりました。塗装に異常がない事を確認し、より強力なクリーナーで拭いていきます。クリーナーの拭き取りが終わると汚れのこびりついていたボディーに光沢が甦ってきました。 ヘッドのシール周りの黒ずみもかなり落ちました。 はっきり見えなかった木目もこの通り。 指板やナットも綺麗になりました。 ナットの溝がまっ平らに切られてますね。 これはさすがによろしくないので後で弦高調整の際に丸く削りました。 指板にも光沢が戻ってきました。国産の古レレは指板も塗装されている物が多いです。 ここで気が付いたのですが、指板の12フレットまでとそれ以降(ボディーに乗っている部分)とで違和感が・・・ 木目や色が繋がっていません。ネック取り付け時に折っちゃってここだけ別の物を貼り付けちゃったんでしょうかね? 現在では考えられないおおらかさですね。 ※この後幾つか同社のウクレレを見ましたが、同様の造りの物が いくつもありした。どうやらわざわざ指板を2つに分けて 作っていたようです。 今回はほとんどクリーニングのみにとどまりました。が、この後私の手元にはこの程度ではおさまらないツワモノ達が続々と集結して来たのでした・・・
2013.04.06
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4カ月以上ぶりのご無沙汰です。 ブログは随分とサボっていますがウクレレ熱は未だ冷めやらず・・・むしろヒートアップしています。 この頃は古い国産ウクレレのレストアなんかをやっています。以前古いLUNAがなんとか形になったのでそれで味をしめた、ともいいます(笑) というわけでこれからはそのあたりの事をちょいちょいアップしていこうかな~、などと考えています。 ではまずはこちら。 スズキバイオリン社のウクレレです。※訂正。こちらはスズキバイオリン製造(名古屋スズキ)の製品でした。 スズキバイオリンといえば日本のバイオリン製造のトップメーカーですが、バイオリン以外にも色々と弦楽器を作っています。 マンドリンも有名ですね。ウクレレは1927年から71年まで作っていたようですが、あまり本腰を入れていたようではありません。とはいえさこはやはり楽器メーカー、楽器としてのツボはしっかりと押さえて作られています。 それでは各部を見てみましょう 。まずはヘッド。 トップはよくある王冠型ですが、そこからネックへ続くラインが角のないなめらかな曲線になっています。ペグは木製。現在の金属製に比べると扱いにくいですが、今のウクレレに無い温もりを感じます。ロゴは・・・シール。 縁に汚れがたまってはっきりと形が分かります。転写ロゴよりずっと見劣りしますが、これも味という事で。 ボディー内のラベル。今の時代いくらネットに無数の情報が転がっているとはいえ、これがないと情報収集もままなりません。 「S」がぐるっと回ったマークが見えます。これがヘッドロゴに使われているモデルもあります。結構派手な色使いで、はみ出た赤がまたいい味を出しています。 No.125はメーカーの情報によると1963~68年に作られたモデル。という事はアラファイですね(笑)定価1200円です。 ロゼッタは樹脂の埋め込みです。経年劣化で軟化剤が抜けたのか、表板よりくぼんでいます。 フィンガーボード。材は不明、ローズウッドやメイプルではないようです。 ポジションマークは白い樹脂の埋め込み。フレットはブラスでしょうか、切ってから打ち込まれているようで、断面や指板端までのマージンもまちまちです。 ナットは木製。古い国産ウクレレではごく普通の仕様です。 ブリッジはもちろんですがサドルも木です。同じ材ですが一体ではなく別々に作られています。弦の張力に負けて外れないようネジ留めされており、樹脂のドットで隠されています。今時のウクレレでは特に低価格帯の物によく見られます(PL法対策も兼ねているのでしょう)が、この時代にもそういった配慮がされた物があるとは思いませんでした。 塗装はラッカーのようです。至る所に ウェザーチェック(ヒビ)が 入って います・・・ う~ん、シブい。 しかし残念な事にソフトケースのビニールに含まれる可塑剤に侵されてあちこちが溶けてしまっています。これは消したい所ですが、それをするとウェザーチェックも消えてしまうのでさんざん悩んだ末消さない事にしました。綺麗な同型器が手に入ったらその時に消す事にします。 一通り調べましたが塗装以外は要修理個所もなさそうなので、汚れを落とすだけで使えそうです。 ちょっと残念なような(笑)
2013.04.05
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