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青森県立美術館に行く。ひっろーい敷地に、外も中も真っ白な建物。真っ白すぎて目が痛い。トイレも真っ白。見えにくい。これってバリアフリーに反しているような気がする…。やたら広くて迷路みたいで、へとへとになった。シャトルバスで2分の三内丸山遺跡へ。ひっろーい敷地に、やたら豪華な遺跡紹介施設(無料!)。そして復元された竪穴式住居の数々。最初は円錐状に丸太を組んだだけだったものが、梁を渡すことによって茅葺き屋根が地面に落ちたみたいな格好の家になり、柱が立って高床式になる。なるほど~、家はこうやって発展したのか。
2007年04月29日
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城マニアの夫の希望で、桜の弘前城を見に行く。晴天に恵まれ、心配していた桜も五分咲き(場所によっては満開)。弘前城の天守自体は小さくて、城マニアには不服だったようであるが、天守から見る岩木山は白い雪をいただいて雄大に美しく、これだけでも飛行機飛ばして見に来た甲斐があったと思った。染織マニアの私の希望で、弘前こぎん研究所へ。土産物屋で売っているワンポイントじゃなくて、麻布全体を埋め尽くす幾何学模様に感動。本来は野良着の肩などを補強するための刺し子。びっしりと埋められた「面」こそが、こぎんの本来の美しさであり迫力なのだ。垂涎せんばかりに作品を眺めていたら、夫が言った。「その模様、今着ているカーディガンにそっくりだね。」お気に入りのバルトニット、確かに雰囲気が似ているかも。
2007年04月28日
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同僚とクラブクアトロへ中村中のライブを見に行く。 http://www.nakamura-ataru.jp/ いったいどんな客層なんだろうと思っていたが、案の定50代60代 のおじさんおばさんから10代の少年少女まで、とりどりだった。 ステージの前に椅子席が設置されているのは異例だそうだ。客層に合 わせているのか。 1曲目は「駆け足の生き様」、そして「汚れた下着」。 すばらしい声と歌唱力に鳥肌。 さわれそうなぐらい立体感のある、しなやかで透き通って強靱な声。 途中で詩を朗読するところがあったが、明瞭な発音と感情の乗せ方が役者 のようであった。 この人は舞台もできるねえ。ミュージカルとかやってほしいねえ。 色物扱いしないで大成させてやってほしいねえ。 「ありがとうってすてきな言葉。皆がそう思えばもっと住みやすい世界 になると思う」って、心が優しい。 なので、「リンゴ売り」(♪私を一晩買って♪)なんて歌を歌っても 湿っぽくならないのだろう。 「情念」は歌っているけど、「怨念」にはならないから聞 きやすいのかもしれない。 まるで70年代歌謡曲な感じの「未練通り」のサビがあんまり昔っぽいので大喜 びしていたら、 10歳年下の同僚に「笑い過ぎですよ…」とたしなめられた。
2007年04月26日
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金刀比羅宮に参詣する。2004年に奥書院が公開された時来たことがあるが、まーひっどい大雨で、石段が滝みたいになって、しかも125年ぶりのご開帳だから人出がすごくて、本宮まで転ばずにたどりつけたのが奇跡みたいだった。で、今回はそのリベンジ。桜はとうに散っていたが、人の手入らぬ神の杜は、木の気が多くて清々しい。本宮までは道の半分、しんどいのはその先で、奥社までたどりつくのはなかなか骨が折れた。扇千景と藤十郎寄進の玉垣も見つけた。昨日金丸座で見かけた着物姿の人たちが、着物のまま石段を奥社まで上がってきていたのでびっくりした。本宮に戻るとちょうどお田植え神事のための行列がお旅所に向けて出発するところ。なんだか行列にくっつくようにして山を下りることになった。普段は締め切っている鞘橋も、神事のために開放されていて渡ることができた。地酒だの灸まんだの両手に持ちきれないほどの土産を抱えて帰宅。
2007年04月15日
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四国こんぴら歌舞伎を見に行く。さぞかしにぎわっていることと思いきや、駅前も商店街も閑散としている。金丸座はテレビで見たことがあったが、確かに狭い。いちばん後ろの席だったが、よく見えた。扇千景と中村壱太郎が見に来ていた。●第二部●「傾城反魂香」土佐将監閑居の場翫雀の吃又最高。感動した。うまくしゃべれない口惜しさ、命を懸けて絵を描いたあとの放心、師に認められた嬉しさ。笑いと切なさを人生のように織り交ぜる、近松の世界を余すところなく表現していた。「さあ、突け。殺せ」というもっともシリアスな場面で、「ちゅけ!」としか発音できない吃りの又平。舌足らずな言い方が、かえって胸を締めつける。うまい。藤十郎が風邪でも引いていたのか声が出ず、おとくのしゃべりがイマイチで、又平との落差が際立たなかったのは残念。でも夫婦愛の情感は見事だったし、筋を通す中にも弟子への愛が見える土佐将監(竹三郎)もよかった。できない兄貴分を配慮する修理之助(亀鶴)もなかなか。チョイ役で扇雀が雅楽之助、若侍役がきれい~♪「お目見得 ご挨拶」坂田藤十郎1人による口上。金丸座には、扇雀時代に来たきりで、鴈治郎の間は来てなかったらしい。金刀比羅宮に鴈治郎名で玉垣を寄進していたが、台風で倒れたので、「藤十郎」名で寄進しなおしたそうだ。「男女道成寺」愛之助の女形を初めて見たが、美しかった…。(T_T)朧月夜の桜というかパウダースノーというか、ふわーっとした色気が漂っている。茫然と見とれていたら、あっというまに終わってしまった。役の上では「狂言師左近が女装して白拍子桜子に化けて踊っていたのが、冠が取れて男だとばれちゃったので、今度は男の衣装に着替えて踊る」ということになっている。「男だとばれる」ところでは、振袖にチョンマゲという妙な格好になり、「ばれちゃーしょうがない」と裾をまくって引っ込む。関西人の血を存分に発揮した演技で、可笑しい。次は狂言師の衣装で鞠つきなど軽やかな踊り。さらに美しい花模様の衣装に着替えて孝太郎と恋する男女の踊り。愛之助の魅力満載の、宝石箱のような舞台であった。はーめろめろ。夫は初歌舞伎だったが、寝ずにがんばった。えらい。
2007年04月14日
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浪花花形歌舞伎を見に行く。●第二部「雨の五郎」片岡進之介が1人で踊る。…お稽古が終わってないのに舞台に乗っちゃダメです。「色彩間苅豆 かさね」(いろもようちょっとかりまめ)孝太郎と愛之助の舞踊劇。水も滴る与右衛門(愛之助)もいいが、おばけになってからの孝太郎がすごかった。「リング」よりコワイ。孝太郎は、ふつーのお姫さまやお嬢様より、ちょっと訳ありの役の方が面白いなあ。「曾根崎心中」藤十郎の当たり役お初を、20年ぶりに扇雀がやる。藤十郎の「キャピッ♪」としたお初に比べて、やや大人っぽい感じ。声がいいのがいいなあ。出色は亀鶴の九平次。「天狗」の時もよかったが、憎たらしい敵役のハマること。声が通って演技がモダン。この人は現代劇でもいけるやろ。新感線あたりに客演して芸幅を広げてほしいわあ。●第三部「夏祭浪花鑑」(なつまつりなにわかがみ)愛之助の団七九郎兵衛。去年の夏に藤十郎の団七を見たが、それに比べるとずいぶん若くフレッシュな感じ(当然か)。花道左の壁際の席だったので、見得を切るのがよく見えた。床屋に入る前の、牢から出たばかりのむさくるしい団七が可笑しい。百日髷はともかく、眉毛はそんなに伸びませんから!!!薪車の磯之丞が、なんともいえず頼りなく上品でよかった。竹三郎が「曾根崎心中」の平野屋久右衛門でも気を吐いていたが、やはり女形がいい。おつぎサイコー。1階最後列に藤十郎と扇千景が見に来ていたが、泥場の前に帰ってしまった。息子の出番がすんだらええのんかい。楽日のこととて、アンコール。愛之助がいったん出てお辞儀をしたが、それでもスタンディングオベーションが続いて再度幕が開く。「もう先輩方は皆帰ってしまって…」とちょっとおろおろ。最後は「大阪締め」でお開き。ラヴリン、お疲れさま。
2007年04月08日
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文楽ファンの同僚と国立文楽劇場へ。●第1部●『玉藻前曦袂』(たまものまえあさひのたもと)姉妹のお姫さまが出てくる。まったく同じ顔と衣装なので区別がつかない。いくら赤姫でも、2人出る時は着物を変えてやってほしい。『心中宵庚申』(しんじゅうよいごうしん)意地悪な姑がいるばっかりに、好き合った夫婦なのに(不倫でも浮気でも何でもないのに)心中する話。離縁の「去る」と、「庚申」の「申」を掛けているのだろうか。台詞回しが面白く、近松は野田秀樹みたいだなあと…逆か。心中物には珍しく、夫・半兵衛はしっかり者。心中場面が恐ろしくリアルだった。夫に刺されてもなかなか死なずにもだえ苦しむ妻・お千代。ぶるぶる震える手が、空をつかむ指先が、苦悶を告げる。さすがは簑助人間国宝。腹かっさばいても死にきれず、喉をかき切り最後の力を振り絞り、お千代を抱きしめ果てる半兵衛。『失楽園』も真っ青な。●第2部●『粂仙人吉野花王』(くめせんにんよしのざくら)歌舞伎『鳴神』からの翻案。悪い仙人が竜神を閉じこめたため世間は旱魃。その仙術を破るため、美女を派遣し色仕掛け。裾からのぞいた女の足首に気を失い、美女のマウス・トゥー・マウスで息を吹き返した仙人は、「結婚してっ」と迫るのだった。…男ってやつは…。『加賀見山旧錦絵』(かがみやまこきょうのにしきえ)珍しく女性が主役のお話。いじめ殺された主人の仇を召使いのお初が討つ!決めポーズから立ち回りから、ほぼ男!宿下がりのお女中のために3月に上演されていた(年に一度のお休みが3月だから)というが、えらい勇ましいもんを見てはったんやな~。今日も11時から20:30まで劇場に缶詰め。明日は3時から21時まで劇場に缶詰め予定。
2007年04月07日
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東洋陶磁美術館のイベント「ナイト・ミュージアム」へ行く。 明日から開催される特別展「美の求道者・安宅英一の眼 安宅コレクション」を 解説付きで観覧する。 まずは館長講演。「45分では語り尽くせませんが」、最初は穏やかな口調だった 白髪の館長は、次第に熱を帯び歯に衣着せぬ調子になっていく。 「これだけの名品ぞろいの展覧は、世界を探しても他にありません! 故宮博物院にもありません!」 「蒐集するのにも審美眼がいるが、鑑賞する側にも相応の知性が求められる。 昨今は誰でも分かるマンガのようなアートがはやっているようですが。 また『骨董』と称して葡萄棚の破片だの桶の留め輪などに『味がある』なんて。 しかも公立美術館で展示しているんですよ」 「前回の『鍋島』は誰が見ても美しいものでした。観客動員数も多かった。 今回の展示は確かに地味だが、わかる人にはわかる。 見に来た人の半分は『ふーん』で帰るだろうが、残り半分、そのまた半分、 さらにその半分ぐらいは展示品の前で動けなくなるはずだ」 「この展示を見て何も思わないようなら、それは…」 そこまで言われては。 次に学芸員さんに連れられて解説をしてもらいながら展示品を鑑賞。 高麗青磁が可憐に美しい。 それにしてもなんで朝鮮の陶器はあんなに歪んでいるのだろうか。 景徳鎮などの完璧な磁器を見慣れると、不思議な感じがする。 今回はコレクションの中の国宝2点を並べて展示。 阪神淡路大震災以来、2点を一度に出展することはなかったというから、貴重。 立派な図録と卓上カレンダー、一筆箋のおみやげ付き。 通常の入館料は800円だそうだから、イベント代3000円でもまあ、元は取 れましたかな。
2007年04月06日
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今日は風が冷たかった。 会社の近所の神社の桜が満開。 携帯で写真を撮っていたら、あちらこちらで携帯カメラのシャッターの音。
2007年04月03日
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