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夫の友だちとゴルフに行く。半年通ったゴルフスクールを卒業(ちっともうまくなってないから「中退」かな…)してから全く練習していなかったので、大層不安であった。案の定ミスショットを連発。しかし午前のショートコースで、「ワンオンチャレンジ」というイベントがあった時。「お一人1000円ずつ賭けて、池越えしてワンオンされたらガラポンくじを引いていただけます」とキャディさん。景品にはゴルフバッグやパターがあると聞き、一同奮起。ところが男3人とも、ラフに池ポチャと散々。「最後の一人、がんばって!」声援を背にティーグラウンドに立つ。絶対ムリ、と思って打ったら見事ベタピン。おおお!私は金がかかるとナイスショットが出るらしい。残念ながらガラポンくじは全員ハズレで「素麺」だったが…。記念すべき初パーを出せた今日のゴルフ場は、バブル期に作られたらしいゴージャスなクラブハウス、花いっぱいでフラットなかわいいグリーン♪贅沢は素敵だなあ。
2007年06月30日
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大雨。久しぶりに夫婦在宅の休日。ゆっくり掃除して、DVDで「女殺油地獄」を見る。河内屋与兵衛、ひどいやつ。仕事もせずに女遊び、借金作って父母妹を足蹴にし、あげく親切にしてくれた人妻を斬り殺す。極悪人~~~~~!!!(ToT)七月大歌舞伎は海老蔵が初役で与兵衛だ。うーむなんとぴったりな。近松の大阪弁さえ上手に言えれば、これほどハマる人もなさそうな。晩ご飯は、久しぶりに夫がタコ焼きの腕をふるってくれた。食後は私のピアノで夫が「ハナミズキ」を歌う練習をした。
2007年06月24日
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松竹座へ、藤山直美・沢田研二主演の「桂春団治」を見に行く。前にNHK「かんさい思い出シアター」で藤山寛美の「桂春団治」を少し見たことがあり、その大阪弁の美しさに陶然としたのだった。で、藤山直美だし、京都出身の沢田研二だし、関西弁については間違いなかろうと思い、期待して見に行った。冒頭、春団治とベテラン落語家の大喧嘩。年配の落語家役の人が、立板に水のごとき素晴らしい大阪弁の啖呵で、誰かしらと思ったらレツゴー長作だった。さすが。彼は劇中で都々逸も披露、艶やかな声と謡いにうっとり。藤山直美は文句なし。笑わせる泣かせる、緩急自在。ジュリーは…やりたいことはわかる。憎みきれないやんちゃ坊、色気もしゃれっ気もある彼がハマり役だというのもわかる。でも、もう一歩。もう一歩、「ジュリー」を捨てて、役者になって。春団治が何よりも芸を愛している、その芸に周りの人が献身する、その「至芸」の在処を感じさせてほしかった。小島慶四郎は出てきただけで拍手。小島秀哉は出番短いがその中に父の愛を十二分に見せる。芸とはこういうものなのだ。そして何より、車夫役の曽我廼家文童!人物の描写といい、可笑しみの中の哀しさ、哀しみの中の可笑しみ、これが新喜劇の真髄や。私が見て感動した藤山寛美のドラマの時の車夫役も彼だったそうな。ああもう一度見たい。美しい大阪弁、しかも言葉遣いでその人の社会階層や教養・人品が皆わかる。それがなくなっていくのは残念やなあ。磨き上げられた言葉も鍛え上げられた芸も、もはや風前の灯なのか。観劇後、「上方浮世絵館」で浮世絵鑑賞。「夏祭浪花鑑」の団七徳兵衛の浴衣が、揃いのチェックじゃなかった。
2007年06月23日
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奈良の染織作家の紹介で、全国植物染織研究会研修会に参加させてもらう。 まずは清水茶わん坂の近藤悠三記念館へ。直径126cm(ギネス)の染付の大皿を触らせてもらった。天然の呉須を使っているから模様に凹凸が出るのだそうだ。大きな皿立てに立てられたお皿に、皆がこわごわ近寄っていると、館長さんは「だいじょうぶ、100kgありますから当たっても倒れません」阪神淡路大震災の時も、位置がずれただけで倒れなかったそうだ。焼成だけで1000万かかったというこの大皿は5枚あり、記念館と、窯元と、京都国立近代美術館と、麻生太郎と、堺の某税理士さんが所有しているという。こんなものを置ける個人宅って…。次に西陣の平野撚糸工房へ。1783年に発明された「八丁式撚糸機」で、御召の強撚糸を作っている。動力こそ水車から電力に変わったものの、調整は職人の経験と勘が頼り。またそれでこそ糸に微妙な「遊び」が生まれ、織り上がったときの風合いがよくなるのだという。機械の回転数をあげると糸が切れるので、生産量に限りがある。最近は御召ブームだが、どれが本物なのか見分けるのは難しいということだった。研修会の後、染織作家さんとお食事。法隆寺宝物館の赤い布の話をしたら、「あれは自分から光ってるよね。布の1cmくらい上を光が浮いてるっていうか…」と私と同じ表現をされたので驚いた。残念ながら私が見たときは蛍光灯だったので、光が立ち上がっているのは見られなかった。藤原織物研究所で見せていただいた茜染めの布から想像して、きっと恐ろしいほどの光が立っていたのに違いない。「その日は1日動悸がして胸が苦しかったわ…」彼女はそれをきっかけに古法染めの世界に入ったのだという。1000年もつ色とオーラ。飛鳥には、どんな人々が住んでいたのだろう。
2007年06月22日
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新人さんが入ったので、会社の女子だけで飲み会(白薔薇の会〔仮称〕)。 仕事は休みを取っていた子も飲み会から参加。 普段は別フロアの人たちとも大いに盛り上がる。 新人さんも入社して3週間とは信じられないほどの馴染みよう。 さすが社長や編集長が何十人の中から選んだだけあって、関西以外の出身 なのに笑いのセンスが違うわい。
2007年06月21日
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新人さんは甲府出身。「甲府ではワインを一升瓶でやり取りするんですよ」へええと皆で感心していたら、帰省の時に買って来てくれた。さっそく冷蔵庫でキリリと冷やして乾杯。グラスになみなみ注ぐ贅沢。京都に出張中の社長から電話がかかってきた。「東京から来たお客さんと京都駅前で食事に行きたいんだけど、いいところ知らない?」今日は晃庵が日本酒焼酎半額デーです、と教えたらほんとに行って、「シメのおうどんがおいしかった」と大喜びだった。晃庵さん、180cm超100kg超の大男が行ったと思いますが、それがウチの社長です。
2007年06月20日
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大阪市主催の「文楽デー」に参加する。去年は先着順にもれ、バックステージツアーに参加できなかったので、今年は受付1時間前に並んだ。早起きのおかげで無事リベンジ。公演最初に住大夫さんのご挨拶があった。かくしゃくたる国宝。古き佳き大阪弁が耳に心地よい。『寿柱立万歳』(ことぶきはしらだてまんざい)現在の漫才のルーツである三河万歳を人形で。鼓と扇子がお決まりの小道具だが、チャンバラトリオのハリセンはこの扇子がルーツだそうだ。お笑いに歴史あり。『解説 文楽へようこそ』文楽鑑賞教室ということで、太夫・三味線・人形の解説がなされる。兄弟そろって男前な三味線の豊澤龍聿さんが、「2月に失恋しました。その心情を三味線で表すと…」と切なく三味線を弾いて涙を誘っていた。『仮名手本忠臣蔵』歌舞伎でよく見る五・六段目なので楽しみにしていた。「二つ玉の段」お爺さんが山賊に襲われて大切な金を盗られる。「お前に恨みはない、金があるから殺すのだ、金こそおまえの敵だ」と山賊はうそぶいて爺さんをなぶり殺し。ひ、ひどい。「身売りの段」歌舞伎ならお軽勘平の夫婦の別れ、最大の見せ場!江戸型の「女房、待てぃ」より上方の「お軽、待ちゃ」の方が好き。で、文楽はどっちだろうと思っていたら、お軽が駕籠に乗せられて行くのに勘平は引き留めませんでした。おいおい。「勘平腹切の段」身の潔白を立てるため、勘平はまず脇差を腹へ突き立て、腰紐で腹を結わえて事情を話す。疑いが晴れて討ち入りの血判状にも連名し、これで気が済んだとさらに腹をぐいぐい切り裂いて悶え死にました。残酷…。儀礼的な形だけの「切腹」ではないので、あえて「腹切りの段」と言うのだそうです。終演後、憧れのバックステージツアーへ。楽屋入口の下駄箱には勘亭流で書いた名札が付けてあり、厳しく序列が決まっているのだという。一番上はもちろん住大夫さん。下の方にはけっこうかわいいスニーカーとか置いてあった。舞台裏はどこでもそうだが、板むき出しで殺風景。お盆の裏もびっくりするぐらいせまかった。お盆に乗る前は塩をまいて祈るそうで、床がざらざらしている。お盆の下のところにパック入りの粗塩が置いてあった。お盆の横のドア(太夫や三味線が大勢出てくるときに使う出入り口)の裏側が、けっこう高いのに階段とかついてなかったが、あれって飛び降りるのかしら。舞台の下手に小道具が置いてあり、人形用の巻物とか編み笠とかあってかわいかった。人形も、主役は人形遣いの楽屋に入れてもらえるが、端役たちは廊下に並べられている。ここにも序列。伝統の世界はキビシイねえ。
2007年06月17日
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着物好きの同僚らと、朝から京都の着物屋さんのバーゲンへ。浴衣ばかりでお目当ての夏着物が少なく、がっかり。烏丸高辻のお店を出て、COCON烏丸でランチ。四条室町の「ほっと衣て」でお値打ちの帯揚げを買い、室町通りを北上。錦の着物屋さんで手描友禅の端切れを買う。三条通りを東進して文化博物館へ。ろうじ店舗の出店で帯締めの端っこを売っており、1本30円と破格だったので買い占める。その近所のデザイナーさんのところへ挨拶に行き、置いてあったアンティーク家具がすてきだとほめたら「近くの骨董屋で買った」というので覗きに行く。同僚がコレクションしているというおちょこを買っていた。三条通りの古着屋などをしばきながら(関西弁:「ウィンドーショッピング」の意)、富小路の便利堂で美術絵葉書の数々にため息。寺町通りを上がって鳩居堂で匂い袋の詰め替えお徳用を買う。休みなしの強行軍でへとへと。「お茶でも飲む?」と誘ってみたが、皆疲れ果てて「もう、帰ります…」。
2007年06月16日
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東京国立博物館に、朝イチで並んで「受胎告知」を見に行く。 さすがに開館前から並んだ甲斐あって、場内にまだ人が混み合っておらず、遠 くからも近くからも眺められて満喫。 色がきれい。 東京国立博物館に来たのは初めてだったので、常設展も珍しく、見始めたら止 まらない。 仏像彫刻部門の「12神将」がよかった。 顔や身体の表情が実に豊かでカッコイイ。 このまま戦隊モノやゲームのキャラに使えるぞ。 法隆寺宝物館に、お目当ての染織品を見に行く。 ぼろぼろの布の切れ端だが、よく考えてみればこんなに生地が傷んでいるのに、 これほど色が鮮やかなのは不思議なことだ。 1000年前の、赤、青、緑。 これも火に照らしてみたら、きっと光が立ち上がるのだろう。 目黒区美術館へ「原マスミ大全集!」を見に行く。 学生時代、エアチェック(死語)した彼の曲を、テープが擦り切れるほど聞 いたものだ。 その後よしもとばななの装画で世に出てびっくり。 実物の絵は、印刷で見るよりはるかに色鮮やかで美しい。 幾重にも塗り重ねられたマチエール。 シュールでいながら、ユーモアがあって温かい。 大喜びで1枚1枚舐めるように見ていたら、歩き疲れた夫がソファ にへたりこんでむくれていた。
2007年06月10日
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夫と江戸東京博物館に行く。 でっかい日本橋と中村座にはびっくり。 複製品ばかりで、本物を見たい向きには不満が残ろうが、実物大の長屋の展示や ミニチュア(双眼鏡で見る)のジオラマはハマる面白さ。 今日は江戸火消しの芝居を見るんだから、と「纏」体験もしてみる。 12kgあるとかで、ものすごく持ちにくかった。 纏が巨大な割に、鳶口は意外と小さい。こんなんで家壊せるんでしょうか。 歌舞伎座夜の部へ。 南座や松竹座に比べると舞台左右の幅が広い。 座席もゆったり。 着物の人もけっこういるが、「お一人さま」が多い感じ。 『元禄忠臣蔵』 動きの少ない科白劇。 イヤホンガイドをつけた夫が目をつむりだす。 二幕三場でようよう仁左衛門と染五郎の丁々発止のやり取りが始まり、目覚めた 夫も「仁左衛門カッコイイ」と。 ラストシーン、若い染五郎の繰り出す素早い槍さばきを、能装束姿で見事仕留 める仁左衛門。 お殿さま、ステキーッ! 『盲長屋梅加賀鳶』 花道に火消し12人が並んでツラネ。 さすがに12人も並ぶと最後尾の吉右衛門さんが揚げ幕ぎりぎり。 愛之助丈は2番目の昼ッ子尾之吉(なんでしょうね、「昼ッ子」って…)。 血気に猛る鳶の中で、一人白面の前髪姿。 かわいー♪ と喜んでいるうちに出番が終わってしまった。 あ、あ、このためにわざわざ東京まで来たのに…。(T_T) 秀太郎さんが珍しく毒婦役。 芝居気たっぷりで見応えはあるけど、 どうしたって「悪人」には見えないなあ。 ワルくて色気のある女形…そうね、春猿さんと海老蔵でどうでしょうか。 『船弁慶』 染五郎が静と知盛。 静、声がヘン…。 染さんは動きの少ないのは不得手なのか? それなら知盛は得意やろう。2月に鬼になってたし。 …と、思ったけどなんかもひとつ迫力に欠けた。 パパは息子のお披露目で手いっぱいなのか? 亀鶴さんが舟人役で出てきて嬉しかった。 踊りの時の手がきれいだったので、舞踊も見てみたいわ。
2007年06月09日
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藤原織物研究所に見学に行く。紫根染めや茜染めの布を見せてもらったが、その美しいことには、文字通り涙が出た。麹塵色の布を白熱灯のもとで見て、初めて「禁色」た るゆえんを理解できた。蛍光灯のもとで見ているのと違い、白熱灯だと色が浮き立って――と いうより、布の上に光がたゆたっているように見えた。茜などはまさしく燃えるようで、鳥肌が立つ。「紫も色が変わるんですよ。月の光だとこんな色、かがり火の下だと こんな色」と説明を受けると、当然ながら電灯のなかった王朝時代の恋が、どんなにか繊細で微妙な色彩に彩られていたかと思うと、ロマンチックでため息が出た。色の波動にやられたのか、家に帰ってからもなんだか、うっとり、ぼーっとしている。本物の持つ力は強い。
2007年06月07日
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退社後、ロッカールームで着物に着替える。着付けのできる同僚のヘルプであっという間。山本能楽堂の「能体験教室」へ。謡の声の出し方、斬り組みの仕方(能にもチャンバラがあるんですね)、希望者への能衣装の着付けなど、たった1000円で内容もりだくさん。コスプレ好き(?)の同僚と「次は絶対一番に手を上げて能衣装を着付けてもらおうね!」と次回体験教室に申し込む。
2007年06月04日
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祖母の四十九日の法要に行く。 幼い頃夏休みの度に訪れた田舎の家は、改めて見直すと小さく見えた。 お土産に伊賀牛を買って帰る。 「こんなにおいしいお肉は大阪じゃ1000円では買えないわ」と義母が大喜 びですき焼きにしてくれた。
2007年06月03日
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K-バレエカンパニーの『海賊』を見に行く。肝心の熊川哲也はケガで休演。『くるみ割り人形』の時のようなめくるめく感動はなかったものの、衣装も踊りも素晴らしく、満足した。男性ダンサーがいっぱいだが、海賊らしい格好であまりもっこりしていないので見やすい。バレエはちょっと歌舞伎に似ている。ドラマより個人技重視。ストーリーとあまり関係のない踊りの見せ場があって、ひたすらくるくる回る。だんだん拍手がわいてきて、「ブラボー!」と声がかかり、ダンサーが拍手に応えてお辞儀をする。歌舞伎で大向こうが声かけるのと一緒ですがな。
2007年06月02日
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今日から入った新人のために、歓迎会を催す。料理は近所のフレンチレストラン(シェフはべらんめえ口調)からケータリング、お酒は「ビール担当」「ワイン担当」「日本酒担当」が買い出し。冗談で言っていた「一人一芸披露」が本気になり、音大出のバイトちゃんがイタリア歌曲を、茶道師範が薄茶の接待、私は一応着物を着て、男性社員による即席漫才。「私、皆さんのような立派な芸は持ってないのですが…」と新人さんが困っていた。いいの仕事をしてくれれば。
2007年06月01日
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